JP2010107185A - 保炎又はフラッシュバック事象からノズルを保護するための複数管温度ヒューズ - Google Patents

保炎又はフラッシュバック事象からノズルを保護するための複数管温度ヒューズ Download PDF

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Abstract

【課題】ターボ機械燃焼システムの複数管ノズルを保護するための火炎抑制システムに関する。
【解決手段】タービン(30)エンジン(2)における予混合装置(14)のための保護システムであって、入口部分(46)、出口部分(52)、及び外壁(45)を有し、これらが集合的に燃料送給プレナムを構築する本体(44)と、燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び、該燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体と、少なくとも1つの管体(60)の外部表面上に配置され、少なくとも1つの管体(60)内の燃料点火時に融解して燃料送給開口から少なくとも1つのバイパス開口に燃料を迂回させるようにする材料を含む少なくとも1つの温度ヒューズ(211)とを備える。保護システムによる方法及びタービン(30)エンジン(2)も提供される。
【選択図】 図2

Description

本発明の例示的な実施形態は、ターボ機械燃焼システムの分野に関し、より詳細には、複数管ノズルを保護するための火炎抑制システムに関する。
一般に、ガスタービンエンジンは、熱エネルギーを放出する燃料/空気混合気を燃焼させて、高温のガス流を形成する。高温ガス流は、高温ガス通路を介してタービンに送られる。タービンは、高温のガス流からの熱エネルギーを機械エネルギーに変換し、タービンシャフトを回転させる。シャフトは、ポンプ又は発電機に動力を供給するなど、様々な用途で使用することができる。
ガスタービンでは、燃焼ガス流の温度が上昇するにつれてエンジン効率が高くなる。残念なことに、ガス流がより高温であるほど、発生する窒素酸化物(NOx)すなわちエミッションのレベルが高くなり、このエミッションは、連邦規制及び州規制の両方の適用対象となる。従って、効率的な範囲でガスタービンを運転することと共に、NOxの出力を法律で義務付けられたレベル未満に確実に維持することを注意深くバランス調整する動作が存在する。
低NOxレベルは、燃料と空気との極めて良好な混合を確保して、希薄混合気を燃焼させることによって達成することができる。希薄予混合燃焼器及び希薄直接噴射燃焼器を含む乾式低NOx(DLN)燃焼器などの種々の技術が適切な混合を確保するために使用される。希薄予混合燃焼器を利用するタービンでは、燃料は、反応又は燃焼ゾーンに入れられる前に予混合装置内で空気と予混合される。予混合することによりピーク燃焼温度が低下し、結果としてNOx出力もまた低下する。しかしながら、利用される特定の燃料によっては、予混合により、予混合装置内で自己点火、フラッシュバック及び/又は保炎を引き起こす可能性がある。予混合装置内での自己点火、フラッシュバック及び/又は保炎ケースでは、機械構成部品に損傷を及ぼす可能性があると推測される。こうした状況は、最低でもエミッション並びに燃焼システムの性能に影響を与え、設備の劣化又は破壊を生じることになる可能性がある。
Benjamin Paul Lacy, et al. "A Pre-Mixing Apparatus for a Turbine Engine". Application Serial Number 12/169,865, Filed July 9, 2008.
従って、予混合装置内での自己点火、フラッシュバック及び/又は保炎に関連する問題に対処するための方法及び装置が必要とされている。
1つの実施形態において、本発明は、タービンエンジンにおける予混合装置のための保護システムを提供し、該システムは、入口部分、出口部分、及び外壁を有し、これらが集合的に少なくとも1つの燃料送給プレナムを構築する本体と、少なくとも1つの燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び、少なくとも1つの燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体と、少なくとも1つの管体の外部表面上に配置され、少なくとも1つの管体内の燃料点火時に融解して、燃料送給開口から少なくとも1つのバイパス開口に燃料を迂回させるようにする材料を含む少なくとも1つの温度ヒューズとを備える。
別の実施形態では、本発明は、燃焼室に燃料を送給するための予混合装置の製造方法を提供し、本方法は、入口部分、出口部分、及び外壁を有し且つこれらが集合的に少なくとも1つの燃料送給プレナムを構築する本体と、少なくとも1つの燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び且つ少なくとも1つの燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体とを備えた予混合装置を選択する段階と、予混合装置に少なくとも1つの温度ヒューズを設置するためのヒューズ材料を選択する段階と、少なくとも1つの温度ヒューズを予混合装置の少なくとも1つの管体の外部表面上に配置する段階とを含む。
更に別の実施形態では、本発明は、タービンエンジンを提供し、該タービンエンジンが、少なくとも1つの燃料源と、少なくとも1つの燃焼空気源と、燃料を燃焼空気と混合するための装置とを備え、該装置が、入口部分、出口部分、及び外壁を有し且つこれらが集合的に少なくとも1つの燃料送給プレナムを構築する本体と、少なくとも1つの燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び且つ少なくとも1つの燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体と、少なくとも1つの管体の外部表面上に配置され、少なくとも1つの燃料管体内の燃料点火時に融解して、燃料送給開口から少なくとも1つのバイパス開口に燃料を迂回させるようにする材料を含む少なくとも1つの温度ヒューズとを含む。
本発明の例示的な実施形態に従って構成された燃料送給ノズルを含む例示的なガスタービンエンジンの側断面図。 図1に示すノズルの側面図。 図2のノズルの側断面図。 燃料送給開口が描かれた、ノズルの出口部分の断面斜視図。 保炎事象及びフラッシュバック事象を含む動作上の異常が描かれた、ノズルの別の実施形態の側断面図。 温度ヒューズを付加した図5に描かれ、熱保護システムとしての温度ヒューズの動作の態様を更に示したノズルの部分側断面図。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。 温度ヒューズの別の実施形態。
タービンエンジンの複数管供給噴射装置における保炎及び/又はフラッシュバック保護を提供する方法及び装置が本明細書で開示される。本明細書において本発明の教示の関連状況を提供するために、タービンエンジンの例示的な実施形態及び複数管供給噴射装置の例示的な実施形態の態様が、図1から図4に提供される。
図1は、例示的なガスタービンエンジン2の概略図である。エンジン2は、圧縮機4及び燃焼器組立体8を含む。燃焼器組立体8は、燃焼室12を少なくとも部分的に定める燃焼器組立体壁10を含む。少なくとも1つの予混合装置又はノズル14が、燃焼器組立体壁10を通って延び、燃焼室12に至る。以下でより十分に検討するように、ノズル14は、燃料入口18を介して第1の流体又は燃料と、圧縮機4からの第2の流体又は加圧空気とを受ける。燃料及び加圧空気が混合され、燃焼室12に移行して点火され、高温高圧の燃焼生成物又は空気流を形成する。例示的な実施形態では単一の燃焼器組立体8だけが図示されているが、エンジン2は、複数の燃焼器組立体8を含むことができる。何れの場合においても、エンジン2はまた、タービン30と圧縮機/タービンシャフト34(ロータと呼ばれることもある)とを含む。当該技術分野で既知の方法で、タービン30は、シャフト34に結合されてこれを駆動し、該シャフト34は圧縮機4を駆動する。
作動中、空気は圧縮機4に流入し、加圧されて高圧ガスにされる。高圧ガスは、燃焼器組立体8に送給され、例えばプロセスガス及び/又は合成ガス(シンガス)などの燃料とノズル14内で混合される。燃料/空気又は燃焼可能混合気は燃焼室12に移行されて点火され、高圧高温燃焼ガス流を形成する。或いは、燃焼器組立体8は、限定ではないが天然ガス及び/又は燃料油を含む燃料を燃焼することができる。何れの場合においても、燃焼組立体8は、燃焼ガス流をタービン30に送り、該タービンは、熱エネルギーを機械的回転エネルギーに変換する。
ここで、本発明の例示的な実施形態に従って構成されたノズル14の説明を図2〜4を参照しながら行う。図示のように、ノズル14は、外壁45を有し、第1の流体入口48を含む入口部分46と、燃焼可能混合気が燃焼室12に移行される出口部分52とを定める本体44を含む。ノズル14は更に、その1つが参照符号60で示された、入口部分46と出口部分52との間に延びる複数の流体送給又は混合管体と、以下でより十分に検討するように第1の流体及び/又は他の物質を送給管体60に選択的に送給する複数の流体送給プレナム74、76及び78とを含む。図示の例示的な実施形態では、プレナム74は、出口部分52に近接して配置された第1のプレナムを定め、プレナム76は、ノズル14内に中心に配置された中間プレナムを定め、プレナム78は、入口部分46に近接して配置された第3のプレナムを定める。最後に、ノズル14は、取付けフランジ80を含むように図示されている。取付けフランジ80は、ノズル14を燃焼器組立体壁10に固定するのに利用される。
管体60は、第2の流体及び燃焼可能混合気を燃焼室12に送給するための通路を提供する。1つの管体当たりに1つよりも多い通路を設けることができ、各管体60は、エンジン2の動作要件に応じて様々な角度で形成される(図2及び図3)点に留意されたい。勿論、管体60はまた、図4に示すような角度付きセクションなしでも形成することができる。以下で明らかになるように、各管体60は、燃焼室12に導入される前に第1及び第2の流体の適切な混合を確保するよう構成される。この目的のために、各管体60は、入口部分46に設けられた第1又は入口端部セクション88と、出口部分52に設けられた第2又は出口端部セクション89と、中間セクション90とを含む。
図示の例示的な実施形態によれば、管体60は、性能向上及び製造容易性に基づいた大きさにされる直径を有するほぼ円形の断面を含む。以下でより十分に検討するように、管体60の直径は、管体60の長さに沿って変わることができる。1つの実施例によれば、管体60は、ほぼ2.5mmから約22mm又はそれ以上の直径を有するように形成される。管体60はまた、直径のほぼ10倍の長さを含む。勿論、特定の直径と長さの関係は、エンジン2用に選択された特定の用途に応じて変わることができる。更に図示の実施形態によれば、図2及び3に示す中間セクション90は、入口端部セクション88が出口端部セクション89に対してオフセットした軸に沿って延びるようにされた角度付き部分93を含む。角度付き部分93は、管体60内に二次流れを生成することにより第1及び第2の流体の混合を促進させる。勿論、管体60は、図4に示すように構造及び/又は動作要件に応じて角度付き部分93なしで形成することができ、第1の流体入口48は、その側部又は同様の場所に配置される。
図1〜4に示す例示的な実施形態によれば、各管体60は、出口端部セクション89に近接して配置され且つ第1のプレナム74に流体接続された第1の流体送給開口103と、中間セクション90に沿って配置され且つ第2のプレナム76に流体接続された第2の流体送給開口104と、第1及び第2の送給開口103及び104の上流側で入口端部セクション88から実質的に間隔を置いて配置された第3の流体送給開口105とを含む。第3の流体送給開口105は、第3のプレナム78に流体接続される。流体送給開口103〜105は、エンジン2が利用される特定の用途に応じて様々な角度で形成することができる。本発明の例示的な態様によれば、空気が管体60を貫流するのを燃料が支援して管体60による圧力低下を低減できるようにするために、浅い角度が利用される。加えて、浅い角度は、燃料ジェットにより引き起こされる空気流におけるあらゆる潜在的変動を低減する。別の例示的な態様によれば、管体60は、減少する直径を有するように形成され、例えば第1の流体送給開口103において高速の流れ領域を生成して保炎の可能性を低減する。次いで、直径は下流側で増大し、圧力回復を可能にする。この構成では、第1の流体送給開口103は燃料混合気の凹状の希薄直接噴射を可能にし、第2の流体送給開口104は部分予混合燃焼可能混合気噴射を可能にし、第3の流体送給開口105は燃焼室12への完全予混合燃焼可能混合気送給を可能にする。
より具体的には、第1の流体送給開口103は、既に第2の流体又は空気の流れを含む管体60に第1の流体又は燃料を導入することを可能にする。第1の流体送給開口103の特定の場所により、第1の流体が燃焼室12に入る直前に第2の流体と確実に混合されるようにする。このようにして、流体と空気は、燃焼室12に入るまでは実質的に非混合が維持される。第2の流体送給開口104は、出口端部セクション89から離れたポイントで第1の流体を第2の流体に導入することを可能にする。第2の流体送給開口104を出口端部セクション89から離間させることにより、燃料及び空気は、燃焼室12に導入される前に部分的に混合することが許容される。最後に、第3の流体送給開口105は、好ましくは角度付き部分93から上流側で且つ出口端部セクション89から実質的に間隔を置いて配置され、第1及び第2の流体が、燃焼室12に導入される前に実質的に完全に予混合されるようになる。燃料及び空気が管体60に沿って進むと、角度付き部分93が混合に寄与する旋回動作をもたらすようになる。流体送給開口103〜105を種々の角度で形成することに加えて、管壁(単独では符号表記していない)から流体を配向する突起部を各管体60に付加することができる。突起部は、対応する流体送給開口103〜105と同じ角度で形成することができ、或いは、流入流体の噴射角度を調整するために異なる角度で形成することもできる。
この全体構成では、燃料は、第1の流体入口48を通ってプレナム74、76及び78の1つ又はそれ以上に選択的に送給され、管体60に沿った異なるポイントで空気と混合され、燃料/空気混合気を調整して、周囲又は動作条件の差違に対応するようにする。すなわち、完全に混合された燃料/空気は、部分的混合又は非混合の燃料/空気よりも低いNOxレベルを生成する傾向がある。しかしながら、低温始動及び/又はターンダウン条件下では、よりリッチな混合気が好ましい。従って、本発明の例示的な実施形態は、有利には、エンジン2の種々の動作条件又は周囲条件に対応するために燃料/空気混合気を選択的に制御することにより、燃焼副生成物に対して優れた制御を可能にする。
燃料を選択的に導入することに加えて、他の材料又は希釈剤を燃料/空気混合気に導入し、燃焼特性を調整することができる。すなわち、燃料は通常第3のプレナム78に導入されるが、希釈剤は、例えば第2のプレナム76に導入されて、燃焼室12に導入される前に燃料及び空気と混合することができる。上記の配置の別の利点は、プレナム74、76、及び/又は78内の燃料又は他の材料が管体60を通過する燃料/空気混合気を冷却して火炎を消炎させ、従って、より良好な保炎機能をもたらすことになる。何れの場合においても、複数のプレナム及び送給開口に対して明白な利点があるが、ノズル14は、エンジン2の種々の用途に対応するために効率的な燃焼を促進するよう戦略的に位置決めされた単一の燃料プレナムに流体接続される単一の燃料送給開口と共に形成できる点を理解されたい。
ここでノズル14の熱保護に関して、場合によっては、運転中に保炎事象又はフラッシュバック事象が生じる可能性がある。すなわち、燃料の不一致(すなわち、低引火点燃料の限定的な量の導入)、スパーク、及び他の課題などの特定の問題は、管体60内及び燃焼室12への噴射前に燃料及び空気の混合気の点火(広範には「事象」と呼ばれる運転上の異常)を引き起こす可能性がある。これに応じて、ノズル14の熱保護の種々の実施形態が提供される。
一般に、本明細書では熱保護は、保炎事象又はフラッシュバック事象が生じたときに、温度ヒューズのような機構が作動(すなわち融解)して、ノズル14の残りの部分に対する更なる損傷を制限するように説明されている。更なる損傷は、問題の領域周辺の燃料を迂回させて、ノズル14を補修又は交換することができるまである程度のレベルの継続的作動性を許容することにより制限される。
最初に、図1〜4の上述の例示的な実施形態は、エンジン2、ノズル14、及び種々の関連する態様の単なる例証に過ぎない点を認識されたい。従って、本明細書で与えられる保護機構は、図6〜13に図示される実施形態に限定さるものではない。
ここで図5を参照すると、ノズル14の別の実施形態の実施例が図示されている。この実施形態では、ノズル14は、空気を出口部分152を通じて燃焼室12に送給するための複数の管体160を含む。複数の管体160は、燃料プレナムの外壁145により境界付けられ、細長い中間セクション190を含む。複数の管体160の間には燃料プレナムスペース161がある。第1の取付けフランジ181及び第2の取付けフランジ182が外部燃料プレナム壁145に一体化されて、ノズル14の長さに沿って軸方向に配置されている。一般に、第1の取付けフランジ181及び第2の取付けフランジ182は、ノズル14の固定設置を可能にする。ノズル14は入口部分146を含む。ノズルは、第1の流体送給プレナム174と第2の流体送給プレナム176とを含む。
一般に、空気は入口部分146を通って複数の管体160に配向される。燃料は、種々の燃料送給開口(図6〜13に記載)を通って燃料プレナムスペース161から複数の管体160に入る。図5には2つの事象171が示されている。これらは、1つの管体160内の中央部分における保炎事象171と、別の管体160内のフラッシュバック事象171(燃焼室12から)とを含む。これらの事象171の実施例は単に事象171の2つの形態の例証に過ぎない点を認識されたい。形態に関係なく、このような事象171は、ノズル14の保護、燃料供給の早期の又は対処できない点火の阻止、及び不完全燃焼状態の制限のためにできる限り迅速に消炎するのが望ましい。
ノズル14の長さLを変更することで、燃料の混合及び状態燃焼を制御する機会を設計者に提供する。従って、設計者は、燃料の相当な量が出口部分152又はその近傍で複数の管体160に噴射される「希薄直接噴射」(LDI)、燃料の相当な量が出口部分152の上流側で複数の管体160に噴射され、結果として燃料と空気の実質的で完全な混合をもたらす「予混合直接噴射」(PDI)、及び他の噴射形態に対する実施形態を優先することができる。図6〜13を検討する前に、最初にノズル14の熱保護の一般的態様を考える。一般に、ノズル14は、温度ヒューズの形態の熱保護機構と少なくとも1つのバイパス開口とを含む。通常の動作では、燃料プレナムスペース161が少なくとも1つの燃料送給開口(すなわち、管体160の側部の開口)を通って各管体160に入る。少なくとも1つのヒューズが燃料送給開口の下流側に配置される。一般に、少なくとも1つのバイパス開口が、少なくとも1つの温度ヒューズに近接して、隣接して、その後で、又は多少類似した関連で配置される。事象171が起こると、温度ヒューズの融解(作動とも呼ばれる)が生じる。結果として、ノズル14内の燃料の流れが変化する。すなわち、燃料の相当な部分が、少なくとも1つの燃料送給開口を通り、温度ヒューズの事前位置をほぼ横断して、少なくとも1つのバイパス開口を通って出ていく。図6〜13に提供された図では、燃料及び空気は一般に、X方向として描かれている方向に流れている点に留意されたい。温度保護機構の第1の実施形態は図6に示されている。
図6は、温度保護機構を含むノズル14の1つの実施形態の態様を示している。この図は、複数の管体160及び燃料プレナムスペース161の切り欠き部分を示している点に留意されたい。この実施例では、入口部分146の下流側で、各管体160が燃料送給開口203を含む。更に下流側には単一の温度ヒューズ201があり、これはまた、「ユニタリヒューズ」、「共用ヒューズ」、及び他の同様の用語で呼ばれる。ユニタリ温度ヒューズ201は一般に、各管体160を囲み、燃料プレナムスペース161全体に及ぶ(共用温度ヒューズ201は、燃料プレナムスペース161全体に及ぶことはできない)。これは、温度ヒューズ201が損なわれていない間、温度ヒューズ201を越えて燃料が連通するのを効率的に遮断する。最終的には、燃料は出口部分152を通って出ていく。
燃料は通常、燃料送給開口203を通ってそれぞれの管体160に流れ、入口部分146から流入する空気と混合される。保炎事象171が生じた場合、温度ヒューズ201は、保炎事象171を含む管体160の近傍で融解することにより作動する。結果として、温度ヒューズ201はもはや、管体160の近傍で燃料プレナムスペース161を遮断しないようになる。従って、燃料の少なくとも一部が、温度ヒューズ201の下流側の燃料プレナムスペース161(例えば、温度ヒューズ201が配置された場所)に入り、最終的には出口部分152に含まれるバイパス開口205を直接通ってノズル14から出る。この実施形態では、バイパス開口205は、出口部分152にわたる単一の開口として(すなわち、開放面として)実現されるが、出口部分152にわたる複数の連結開口もまた存在することができる点に留意されたい。すなわち、一部の実施形態では、出口部分152の面は開放していない場合があり、燃料がノズル14から出ることができる複数の孔を有するプレート(図示せず、管体160を支持するようなもの)を含むことができる。
温度ヒューズ201が作動すると、燃料は、大部分が燃料送給開口203を迂回することになり、従って、火炎事象171に効果的に燃料を枯渇させる。すなわち、ノズル14は、加えられる熱負荷及び結果として生じる劣化から保護されることになる。
図7は、熱保護機構を含むノズル14の別の実施形態の態様を示す。図6の実施形態と同様に、各管体160は燃料送給開口203を含む。更に下流側にはユニタリ温度ヒューズ201があり、その上、複数のバイパス開口205がある。通常運転では、燃料は、各管体160を通って出口部分152から出ていく。温度ヒューズ201が損なわれていない間、バイパス開口205は休止状態のままである。
図6の実施例と同様に、保炎事象171が生じると、温度ヒューズ201は、保炎事象171を含む管体160の近傍で融解することにより作動することになる。結果として、温度ヒューズ201の一部が除去され、管体160を囲む燃料プレナムスペース161の一部をもはや遮断しない。従って、ユニタリ温度ヒューズ201の一部が作動(すなわち融解)することにより、燃料が対象の管体160の燃料送給開口203を迂回できるようになる。
ユニタリ温度ヒューズ201の一部の融解により、燃料の少なくとも幾らかが温度ヒューズ201の下流側の燃料プレナムスペース161内(すなわちY方向)で分散させることが可能になる。これに応じて、燃料が事象171を含む管体160のバイパス開口205に入り、また、燃料の一部は、すぐ傍の他の管体160のバイパス開口205に入ることができる。温度ヒューズ201が作動した結果として、燃料の大部分は、対象の管体160の燃料送給開口203を迂回し、火炎事象171を効果的に枯渇させることになる。この実施形態は、混合気がノズル14から出る前に一部の燃料/空気の混合を行うことを可能にすることによって、ノズル14の能力の少なくとも一部が維持される利点を提供する。
図8は、熱保護機構が実装された別の実施形態の態様を示している。この実施例では、複数の薄型温度ヒューズ201が利用される。薄型温度ヒューズ201の各々は、個々にそれぞれのバイパス開口205を覆う。通常動作では、燃料は、燃料送給開口203の各々を通ってそれぞれの管体160に流れる。次いで、燃料は、入口部分146から流入する空気と混合される。保炎事象171が生じた場合、事象171を含む管体160を保護する薄型温度ヒューズ201は、融解により作動することになる。これにより、燃料は燃料送給開口203を迂回して、バイパス開口205に入ることが可能になる。燃料の一部が燃料送給開口203を迂回することになるので、事象171を効果的に枯渇させ、従って、加えられる熱負荷及び結果として生じる劣化からノズル14が保護される。これは、他の管体160が事象171による変動がなく動作することができると共に、それぞれの管体160の作動性の少なくとも一部が維持されるといった利点を提供する。
図9は、熱保護機構を用いた別の実施形態の態様を示している。この実施形態は、図8の実施形態に類似している。温度ヒューズ201は、出口側152にある管体160の排出口近傍で下流側バイパス開口205を個々に覆っている。この実施形態は、既に述べたように影響を受けない管体160が動作を継続することを可能にすると同時に、損傷を受けた管体160内で事象171が持続するリスクを低減する利点を提供する。
勿論、これらの例証は、検討の目的で提供され、ノズル14の動作、大きさ、又は縮尺を正確に表しているものではない。
一般に、温度ヒューズ201は、管体160、外壁145、及び異常部171に近接する可能性のある他の構成部品の各々の製造に使用される材料よりも低い又は実質的に低い融解温度を有する材料で製造される。一般に、各ヒューズ201に使用される材料は、エンジン2の通常動作中に損なわれずに保持すると同時に、事象171が生じた結果としてのノズル14の劣化を実質的に防ぐことになる温度で融解するよう選択される。例示的な材料は、アルミニウム、鉛、スズ、はんだ、このような金属の種々の合金、及び他のこのような材料を含む。材料は、燃料の燃焼温度に応じて選択することができる。
温度ヒューズ201は一般に、管体160の各々の外部表面上に配置される。温度ヒューズ201は、それぞれの管体160を少なくとも部分的に囲むことができ、更に、それぞれの管体160の周りを完全に取り囲むことができる。単一の温度ヒューズ201は、管体160全てを取り囲み、全管体間のスペースから燃料プレナムスペース161の外壁にわたることができる。温度ヒューズ201の種々の実施形態が図10に例示されている。
図10は、ノズル14の一部の端面図を示す。この実施例では、温度ヒューズ201の関係の種々の実施形態が図示されている。これらの実施形態の一部は、ある用途においては共存するのに好適ではない可能性があり、従って、図10は単なる例証として提供されているに過ぎない。この実施例では、温度ヒューズ201は、管体160の選択されたもの並びに燃料送給開口203及びバイパス開口205の少なくとも1つとして使用される開口と関連して示されている。例えば、共用の温度ヒューズ211が図示されている。一般に、共用温度ヒューズ211は、少なくとも2つの管体160の間に設けられる。一部の実施形態では、共用温度ヒューズ211は、ユニタリ温度ヒューズ(図6及び7を参照)のように燃料プレナムスペース161(全管体間のスペースであり、燃料プレナム壁145に延びている)全体にわたる。図10に示す別の実施例では、別個の温度ヒューズ212が各燃料管体160内の単一のバイパス開口205を覆い、薄型温度ヒューズとして実現することができ、従って、流れ変動の低減を可能にする。図10に示す更に別の実施例では、複数の放射状の温度ヒューズ213が、単一の管体160の周りで放射状に分布され、何れもが異なる開口を覆っている。放射状の温度ヒューズ213は、例えば、1つの管体160当たりに1つよりも多いバイパス開口を有するのが望ましい場合に用いることができる。
図11は、図7に示された実施形態において使用することができる、共用温度ヒューズ211を備えた単一管体160の拡大図を示している。図12は、図8に示された実施形態において使用することができる、共用温度ヒューズ211を備えた単一管体160の拡大図を示している。図13は、本明細書で説明された他の実施形態において使用することができる、管体16当たりに別個のヒューズ212を備えた単一管体160の拡大図を示している。
複数管体ノズル14及びノズル14の熱保護の態様をこのように確立すると、様々な実施形態を得ることができる点を認識されたい。例えば、前述の開口(燃料送給開口203又はバイパス開口205)の各々は、単一の開口又は複数の開口として実現することができる。開口の配置並びにそれぞれの温度ヒューズの配置は、温度ヒューズ201が飛んだときに混合特性が適切に制御されるように選択することができる。一部の限定的な実施例では、ノズル14は、管体の間の出口部分152で燃料が放出されるように構成することができる。排出口放出は、希薄直接噴射型動作を可能にするよう角度を付けることができる。一部の実施形態では、燃料放出は、ある程度の予混合を可能にするよう設計される。別の実施形態では、燃料放出は、実質的な予混合を可能にし、本質的に予混合直接噴射動作を可能にするよう設計される。これに応じて、設計者は、NOxのような特定の燃焼副生成物の発生を制御するような設計を行うように努めることができ、更に、エンジン2で使用される燃料タイプを考慮することができる。
更に、温度ヒューズ201の配置は、温度ヒューズ201が存在することでそれぞれの燃料送給開口203への燃料供給を促進する(燃料送給開口203の直ぐ後に配置するなど)ようにすることができる。複数の温度ヒューズ201及びバイパス開口205は、管体160に沿って使用することができ、複数の保護層が設けられる。
更に、熱保護は、温度ヒューズを含むように本明細書で説明されているが、用語「ヒューズ」はこれに限定されない点を認識されたい。例えば、熱保護は、プラグ状材料、シート状材料、材料の少なくとも1つの層、及び熱保護をもたらすのに好適と見なされる1つ又は複数の材料の他の形態を利用することができる。
一般に、本明細書は、実施例を用いて最良のモードを含む本発明を開示しており、更に、あらゆる装置又はシステムを実施及び利用し、及びあらゆる組み込まれた方法を実行することを含めて、全ての当業者が本発明を実施できるようにする。本発明の特許保護される範囲は、請求項により定められ、更に、当業者には想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
2 エンジン
4 圧縮機
8 燃焼器組立体
10 燃焼器組立体壁
12 燃焼室
14 予混合装置/ノズル
18 燃料入口
30 タービン
34 圧縮機/タービンシャフト
44 本体
45 外壁
48 第1の流体入口
52 外側部分
60 管体
46 入口部分
74 第1の流体送給プレナム
76 第2の流体送給プレナム
78 第3の流体送給プレナム
80 取付けフランジ
88 第1の又は入口端部セクション
89 第2の又は出口端部セクション
90 中間セクション
93 角度付き部分
103 第1の流体送給開口
104 第2の流体送給開口
105 第3の流体送給開口
160 管体
145 外壁
174 第1の流体送給プレナム
176 第2の流体送給プレナム
152 出口部分
146 入口部分
190 細長い中間セクション
181 第1の取付けフランジ
182 第2の取付けフランジ
171 燃焼異常
161 燃料チャンネル
203 第1の燃料送給開口
204 第2の流体送給開口
205 第3の流体送給開口 (バイパス開口)
201 ヒューズ
211 共用温度ヒューズ
212 別個の温度ヒューズ

Claims (10)

  1. タービン(30)エンジン(2)における予混合装置(14)のための保護システムであって、
    入口部分(46)、出口部分(52)、及び外壁(45)を有し、これらが集合的に少なくとも1つの燃料送給プレナムを構築する本体(44)と、
    前記少なくとも1つの燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び、前記少なくとも1つの燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体と、
    少なくとも1つの管体(60)の外部表面上に配置され、前記少なくとも1つの管体(60)内の燃料点火時に融解して、前記燃料送給開口から少なくとも1つのバイパス開口に燃料を迂回させるようにする材料を含む少なくとも1つの温度ヒューズ(211)と、
    を備える保護システム。
  2. 前記バイパス開口が、前記少なくとも1つの管体(60)の出口部分(52)及び下流側部分の少なくとも一方に配置される、請求項1記載の保護システム。
  3. 前記少なくとも1つの温度ヒューズ(211)が、アルミニウム、鉛、スズ、及び点火時に融解するように選択された材料を含む、請求項1記載の保護システム。
  4. 前記少なくとも1つの温度ヒューズ(211)が前記管体の少なくとも2つの間で共用される、請求項1記載の保護システム。
  5. 前記温度ヒューズ(211)がユニタリ温度ヒューズ(211)である、請求項1記載の保護システム。
  6. 燃焼室(12)に燃料を送給するための予混合装置(14)の製造方法であって、
    入口部分(46)、出口部分(52)、及び外壁(45)を有し且つこれらが集合的に少なくとも1つの燃料送給プレナムを構築する本体(44)と、前記少なくとも1つの燃料送給プレナムの少なくとも一部を通って延び且つ前記少なくとも1つの燃料送給プレナムに流体接続された少なくとも1つの燃料送給開口を各々が含む複数の燃料混合管体とを備えた予混合装置(14)を選択する段階と、
    前記予混合装置(14)に少なくとも1つの温度ヒューズ(211)を設置するためのヒューズ(201)材料を選択する段階と、
    少なくとも1つの温度ヒューズ(211)を前記予混合装置(14)の少なくとも1つの管体(60)の外部表面上に配置する段階と
    を含む方法。
  7. 前記少なくとも1つの温度ヒューズ(211)の作動時に燃料を受けるように選択された場所に少なくとも1つのバイパス開口を配置する段階を更に含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記材料選択段階が、前記予混合装置(14)内で燃料が点火する温度に達したときに超過する融解点を有するヒューズ(201)材料を識別する段階を含む、請求項6記載の方法。
  9. 前記材料選択段階が、前記予混合装置(14)の通常動作中には到達しない融解点を有するヒューズ(201)材料を識別する段階を含む、請求項6記載の方法。
  10. 前記温度ヒューズ(211)の融解時の前記タービン(30)の性能特性に応じてバイパス開口及び前記温度ヒューズ(211)の少なくとも1つを配置する段階を更に含む、請求項6記載の方法。
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