JP2010106962A - チェーン用油溜まり盲溝付ブシュ - Google Patents

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博文 三木
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Abstract

【課題】連結ピンとの間に介在する潤滑剤を均一に保持して摺動摩擦を軽減するとともに、応力の集中や微細粉の蓄積を緩和することにより、損傷や破損を防止しチェーンを長寿命とするチェーン用油溜まり盲溝付ブシュを提供すること。
【解決手段】多数の油溜まり盲溝112が母線状継目のない円筒部材114の内周面111に軸線方向に平行に設けられているチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110において、油溜まり盲溝112の断面形状及び外周形状が、凹状の角部が存在しない形状に形成されていること。
【選択図】図2

Description

本発明は、ローラチェーン、ブシュチェーン、サイレントチェーン等の連結ピンに対して回動自在に嵌挿されるブシュに関するものであって、母線状継目がない円筒部材の内周面に多数の油溜まり盲溝が形成されたチェーン用油溜まり盲溝付ブシュに関する。
従来、ローラチェーン、ブシュチェーン、サイレントチェーン等、少なくとも一対の外リンクプレートの前後の連結ピン孔にそれぞれ連結ピン両端部を嵌入固定した外リンクと少なくとも一対の内リンクプレートの前後のブシュ孔にそれぞれブシュ又はローラが遊嵌されたブシュを嵌入固定した内リンクとがブシュに連結ピンを交互に遊嵌することで多数連結されたチェーンは周知である。
そして、該チェーンに用いられるブシュとして、連結ピンとの間に介在する潤滑剤の保持性を向上させるため、多数の油溜まり盲溝が母線状継目のない円筒部材の内周面に軸線方向に平行に設けられているチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが公知である。
この公知のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ510は、図11に示すように、母線状継目のない円筒部材514の内周面511に多数の油溜まり盲溝512が盲溝付け用ダイピンを用いて形成されており、この油溜まり盲溝512における溝長手方向の始端部512aと終端部512bが封止された溝形態となっている(例えば、特許文献1、図1参照)。
特許第3982706号公報(第3頁、図1)
しかしながら、この公知のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ510は、図12乃至14に示すように、始端部512aは盲溝付け用ダイピンにより直接形成され、終端部512bが円筒部材514のテーパー状内周面を塑性変形させて円筒形状に復帰矯正した復帰矯正部によって封止されて形成され、油溜まり盲溝512の外周形状に複数の凹状の角部515が、断面形状に複数の凹状の角部516がそれぞれ存在することとなるため、それぞれの凹状の角部515、516に応力が集中しやすく、チェーンに強い張力が生じた場合、該凹状の角部515、516に亀裂が発生し破損しやすいという問題があった。
また、凹状の角部515、516の先端に潤滑剤の流動が著しく悪い部分が局所的に生じ、潤滑剤に不可避に混じってしまう例えばチェーンの摩耗粉や外部から混入する塵等の微細粉が蓄積しやすいため、特に外周形状に複数の凹状の角部515に蓄積した微細粉が対向する連結ピンと接触して摩耗を早めたり損傷を与えたりする虞があった。
さらに、始端部512aおよび終端部512bと内周面511との凸状の角部517が大きな鈍角を成すため、油溜まり盲溝512の始端部512aおよび終端部512b付近の潤滑剤が流出しやすく、連結ピンとの間の潤滑剤の保持が不均一になるという問題があった。
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、本発明が解決しようとする課題、すなわち、本発明の目的は、連結ピンとの間に介在する潤滑剤を均一に保持して摺動摩擦を軽減するとともに、応力の集中や微細粉の蓄積を緩和することにより、損傷や破損を防止しチェーンを長寿命とするチェーン用油溜まり盲溝付ブシュを提供することである。
本請求項1に係る発明は、多数の油溜まり盲溝が母線状継目のない円筒部材の内周面に軸線方向に平行に設けられているチェーン用油溜まり盲溝付ブシュにおいて、前記油溜まり盲溝の断面形状及び油溜まり盲溝の外周形状が、凹状の角部が存在しない形状に形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの構成に加えて、前記油溜まり盲溝が、球面状に形成された両端部を有するとともに、該両端部の球面を結んで連続して形成された中間溝部を有していることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載されたチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの構成に加えて、前記多数の油溜まり盲溝が、少なくとも2つ以上の長さ異なるものよりなるとともに、隣接する油溜まり盲溝の両端部のブシュの軸方向の位置が異なるように配置されていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの構成に加えて、前記多数の油溜まり盲溝が、隣接する油溜まり盲溝の間隔を不等間隔とするように配置されていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの構成に加えて、前記油溜まり盲溝の中間溝部が、溝底部に当該油溜まり盲溝よりも短くかつ幅の狭い底部盲溝を有することにより、前記課題をさらに解決するものである。
本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、多数の油溜まり盲溝が母線状継目のない円筒部材の内周面に軸線方向に平行に設けられていることにより、連結ピンとの間に介在する潤滑剤の保持性を向上することができ、摺動摩擦が軽減されチェーンを長寿命とすることができるとともに、以下のような格別の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、油溜まり盲溝の断面形状及び油溜まり盲溝の外周形状が、凹状の角部が存在しない形状に形成されていることにより、チェーンに強い張力が生じた場合の応力の集中部分をなくすことができるため、亀裂の発生や破損を防止できるとともに、潤滑剤の流動が著しく悪い部分をなして微細粉の蓄積を緩和することができるため、対向する連結ピンと接触して摩耗を早めたり損傷を与えたりすることが防止でき、さらにチェーンを長寿命とすることができる。
そして、本請求項2に係る発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、請求項1に係るチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが奏する効果に加えて、油溜まり盲溝が、球面状に形成された両端部を有するとともに、該両端部の球面を結んで連続して形成された中間溝部を有していることにより、チェーン用油溜まり盲溝とブシュの内周面の凸状の角部を、両端部、中間溝部ともに直角に近い角度に形成することができるため、潤滑剤が流出しやすい部分をなくすことができ、連結ピンとの間の潤滑剤の保持を均一としてさらに摺動摩擦を軽減しチェーンを長寿命とすることができる。
また、本請求項3に係る発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、請求項1または請求項2に係るチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが奏する効果に加えて、多数の油溜まり盲溝が、少なくとも2つ以上の長さ異なるものよりなるとともに、隣接する油溜まり盲溝の両端部のブシュの軸方向の位置が異なるように配置されていることにより、連結ピンとの間に介在する潤滑剤の保持が最も不安定となるブシュの軸方向の位置を異ならせることができるため、潤滑剤の保持力が悪化するブシュの軸方向の位置が特定の位置に集中することがなく、連結ピンとの間の潤滑剤の保持を均一としてさらに摺動摩擦を軽減しチェーンを長寿命とすることができる。
また、本請求項4に係る発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、請求項1乃至請求項3のいずれかに係るチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが奏する効果に加えて、多数の油溜まり盲溝が、隣接する油溜まり盲溝の間隔を不等間隔とするように配置されていることにより、連結ピンの周方向の特定の位置が油溜まり盲溝に対向する周期を異ならせることができるため、チェーン用油溜まり盲溝付ブシュがチェーン駆動時の様々な振動と共振して潤滑剤が不均一となることを防止し、連結ピンとの間の潤滑剤の保持を均一としてさらに摺動摩擦を軽減しチェーンを長寿命とすることができる。
また、本請求項5に係る発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、請求項1乃至請求項4のいずれかに係るチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが奏する効果に加えて、油溜まり盲溝の中間溝部が、溝底部に当該油溜まり盲溝よりも短くかつ幅の狭い底部盲溝を有することにより、油溜まり盲溝の幅を拡大することなく深くすることができるため、連結ピンとの摺接面である内周面の面積を減らすことなく溝内に保持される潤滑剤の容量を増やすことができ、連結ピンとの間の潤滑剤の保持力を向上してさらに摺動摩擦を軽減しチェーンを長寿命とすることができる。
本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、多数の油溜まり盲溝が母線状継目のない円筒部材の内周面に軸線方向に平行に設けられているチェーン用油溜まり盲溝付ブシュにおいて、油溜まり盲溝の断面形状及び油溜まり盲溝の外周形状が、凹状の角部が存在しない形状に形成されており、連結ピンとの間に介在する潤滑剤が均一に保持されて摺動摩擦を軽減することができるとともに、応力の集中や微細粉の蓄積が緩和されることにより、損傷や破損を防止しチェーンを長寿命とするという効果を発揮するものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても何ら構わない。
すなわち、本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュは、ローラチェーン、ブシュチェーン、サイレントチェーン等の連結ピンの外周面に潤滑が必要なチェーンであれば如何なる形式のチェーンに使用されるものであっても良い。
また、本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュはいかなる用途のチェーンに使用されるものであっても良く、特に鉄鉱石、石炭などを荷揚げするためのバケットチェーン、自動車などの重量物を搬送するための大荷重用チェーン、粉粒体のフローコンベヤチェーン等のチェーンにかかる荷重が大きい用途や、内燃機関のタイミングシステムに使用されるタイミングチェーン等の用途が好適である。
以下に、本発明の実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュについて、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが使用されるチェーンの一部断面斜視図であり、図2は、本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの斜視図であり、図3は、本発明の第1実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの油溜まり盲溝の平面図であり、図4は、図3のA−A断面図であり、図5は、図3のB−B断面図であり、図6は、本発明の第2実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの一部展開図であり、図7は、本発明の第3実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの一部展開図であり、図8は、本発明の第4実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの油溜まり盲溝の平面図であり、図9は、図8のA−A断面図であり、図10は、図8のB−B断面図である。
本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが使用されるチェーン100は、例えばローラチェーンの場合、図1に示すように、一対の外リンクプレート102の前後の連結ピン孔にそれぞれ連結ピン120の両端部が嵌入固定され、一対の内リンクプレート101の前後のブシュ孔にそれぞれローラ130が遊嵌された油溜まり盲溝付ブシュ110が嵌入固定され、油溜まり盲溝付ブシュ110に連結ピン120を交互に遊嵌して多数連結されて構成されている。
油溜まり盲溝付ブシュ110は、図2に示すように、多数の油溜まり盲溝112が母線状継目のない円筒部材114の内周面111に軸線方向に平行に設けられて、連結ピン120との間に介在する潤滑剤を溝内に保持することにより、連結ピン120とブシュ110が円滑に回転摺動するように構成されている。
本発明の第1実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110の油溜まり盲溝112は、図3乃至図5に示すように、半球面状に形成された始端部112aおよび終端部112bと、断面が半円状に形成され該始端部112aと終端部112bと直線状に結ぶ中間溝部112cとから構成されている。
以上の構成により、油溜まり盲溝112の内面には凹状の角部は全く存在せず、チェーンに強い張力が生じた場合の応力の集中部分をなくすことができるため、亀裂の発生や破損を防止できるとともに微細粉の蓄積を緩和することができる。
また、油溜まり盲溝112とチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110の内周面111との凸状の角部117を、すべて直角に近い角度に形成することができるため、潤滑剤が流出しやすい部分をなくすことができる。
本発明の第2実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110の油溜まり盲溝112は、図6に示すように、軸方向の長さL1の油溜まり盲溝112Lと軸方向の長さL2の油溜まり盲溝112Sが交互に配置されるとともに、隣接する油溜まり盲溝112L、112Sの始端部112aと終端部112bの軸方向の位置が異なるように配置されている。
油溜まり盲溝112Lおよび112Sの形状は、第1実施例と同様に半球面状に形成された始端部112aおよび終端部112bと、断面が半円状に形成され該始端部112aと終端部112bを直線状に結ぶ中間溝部112cとから構成されている。
以上の構成により、チェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110と連結ピン120との間に介在する潤滑剤の保持が最も不安定となる油溜まり盲溝112の始端部112aと終端部112bの軸方向の位置を分散することができるため、チェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110と連結ピン120との間の潤滑剤の保持を均一とすることができる。
本発明の第3実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110の油溜まり盲溝112は、図7に示すように、隣接する油溜まり盲溝112の間隔を、異なる間隔W1とW2が交互になるように配置されている。
なお、油溜まり盲溝112自体の形状は、第1実施例と同様に半球面状に形成された始端部112aおよび終端部112bと、断面が半円状に形成され該始端部112aと終端部112bを直線状に結ぶ中間溝部112cとから構成されている。
以上の構成により、連結ピン120の周方向の特定の位置が油溜まり盲溝112に対向する周期を異ならせることができるため、チェーン用油溜まり盲溝付ブシュ110がチェーン駆動時の様々な振動と共振して潤滑剤が不均一となることを防止できる。
本発明の第4実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ210の油溜まり盲溝212は、図8乃至図10に示すように、油溜まり盲溝212は半球面状に形成された両端部と、断面が半円状に形成され該両端部を直線状に結ぶ中間溝部212cと、該中間溝部212cの溝底部に該中間溝部212cよりも短くかつ幅の狭い底部盲溝242とを有している。また、底部盲溝242は、断面形状及び外周形状が凹状の角部が存在しない形状に形成されている。
以上の構成により、油溜まり盲溝212の幅を拡大することなく深くすることができるため、連結ピン120との摺接面であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ210の内周面211の面積を減らすことなく油溜まり盲溝212内に保持される潤滑剤の容量を増やすことができ、連結ピン120とチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ210の内周面211の間の潤滑剤の保持力を向上することができる。
以上述べたように、本発明によれば、連結ピンとの間に介在する潤滑剤を均一に保持して摺動摩擦を軽減するとともに、応力の集中や微細粉の蓄積を緩和することにより、損傷や破損を防止しチェーンを長寿命とすることができるなど、その効果は甚大である。
本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュが使用されるチェーンの一部断面斜視図。 本発明のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの斜視図。 本発明の第1実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの油溜まり盲溝の平面図。 図3のA−A断面図。 図3のB−B断面図。 本発明の第2実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの一部展開図。 本発明の第3実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの一部展開図。 本発明の第4実施例であるチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの油溜まり盲溝の平面図。 図8のA−A断面図。 図8のB−B断面図。 従来のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの斜視図。 従来のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュの油溜まり盲溝の平面図。 図12のA−A断面図。 図13のB−B断面図。
符号の説明
100 ・・・チェーン
101 ・・・内リンクプレート
102 ・・・外リンクプレート
110、 510 ・・・油溜まり盲溝付ブシュ
111、 211、511 ・・・内周面
112、 212、512 ・・・油溜まり盲溝
112a、 512a・・・始端部
112b、 512b・・・終端部
112c ・・・中間溝部
114、 514 ・・・円筒部材
515 ・・・凹状の角部
516 ・・・凹状の角部
117、 517 ・・・凸状の角部
120 ・・・連結ピン
130 ・・・ローラ
242 ・・・底部盲溝

Claims (5)

  1. 多数の油溜まり盲溝が母線状継目のない円筒部材の内周面に軸線方向に平行に設けられているチェーン用油溜まり盲溝付ブシュにおいて、
    前記油溜まり盲溝の断面形状及び油溜まり盲溝の外周形状が、凹状の角部が存在しない形状に形成されていることを特徴とするチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ。
  2. 前記油溜まり盲溝が、球面状に形成された両端部を有するとともに、該両端部の球面を結んで連続して形成された中間溝部を有していることを特徴とするチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ。
  3. 前記多数の油溜まり盲溝が、少なくとも2つ以上の長さ異なるものよりなるとともに、隣接する油溜まり盲溝の両端部のブシュの軸方向の位置が異なるように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ。
  4. 前記多数の油溜まり盲溝が、隣接する油溜まり盲溝の間隔を不等間隔とするように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ。
  5. 前記油溜まり盲溝の中間溝部が、溝底部に当該油溜まり盲溝よりも短くかつ幅の狭い底部盲溝を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のチェーン用油溜まり盲溝付ブシュ。
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