JP2010102946A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジが伸びても、二重係止凸部の係止及び解除操作を繰り返して行うことができる構造のコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタハウジング2と、端子金具3の端子収容室5からの抜けを阻止する二重係止部20とを備える。二重係止部20は、ヒンジ24を介して回動自在に形成された係止基板部21と、端子収容室5側へ向けて突設された端子金具3に係止する二重係止凸部23と、二重係止凸部23から端子収容室5への端子金具3の挿入方向Yに対して交差する方向に突設されてコネクタハウジング2に係止され端子金具3が二重係止凸部23に係止されない仮係止位置と端子金具3が二重係止凸部23に係止される本係止位置とに二重係止部20を保持する仮係止突起25及び本係止突起27とを有し、端子収容室5には、内壁から前記仮係止突起25及び本係止突起27が係止する係止部31が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入された端子金具が端子収容室から抜け出ることを防止した構造のコネクタに関する。
端子収容室内から端子金具の抜けを防止するため、コネクタハウジングに二重係止部を設けたコネクタが特許文献1に開示されている。
図13は、特許文献1に開示されているコネクタを示している。端子収容室110を有するコネクタハウジング120にヒンジ130を介して回動自在に設けた基板140と、基板140の端子収容室110との対応位置に形成した二重係止凸部150とによって二重係止部を形成している。二重係止凸部150は、図示しない端子金具の長さ方向Xに沿って伸びた三角形状となっており、三角形状における端子金具と対面する対向面155に仮係止突起160及び本係止突起170が形成された構造となっている。
この構造のコネクタでは、端子収容室110における端子金具の挿入方向X(端子金具の長さ方向)と直交する方向に沿った係止壁部125を設け、この係止壁部125に仮係止突起160及び本係止突起170が係止するようになっている。この構造では、ヒンジ130を介して基板140を回動させることにより、仮係止突起160及び本係止突起170が端子収容室110内に入り込んで、係止壁部125と係止して端子金具に対して二重係止する。
特開平10−312847号公報
しかしながら、従来のコネクタでは、仮係止突起160及び本係止突起170が端子金具の挿入方向(すなわちヒンジ130の伸び方向)に形成されているため、ヒンジ130が伸びると、これらの突起160,170とコネクタハウジング120の係止壁部125との間の係止力が大きくなる。このため、二重係止凸部150を押し込むための操作力が大きくなり、操作性が低下する。かかるヒンジ130の伸びは、二重係止凸部の係止及び解除操作を繰り返すことにより、さらに助長されるため、ヒンジ130を回動させる操作回数に制限が加わるものとなる。
そこで、本発明は、ヒンジが伸びても、二重係止凸部の係止及び解除操作を繰り返して行うことができる構造のコネクタを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明のコネクタは、端子収容室内の可撓性係止腕に端子金具が係止された状態で端子金具が端子収容室内に収容されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられ前記端子金具に係止して端子金具の端子収容室からの抜けを阻止する二重係止部とを備えたコネクタであって、前記二重係止部は、前記端子収容室への端子の挿入方向の基端側にヒンジを介して回動自在に形成された係止基板部と、この係止基板部から前記端子収容室側へ向けて突設された前記端子金具に係止する二重係止凸部と、該二重係止凸部から前記端子収容室への端子金具の挿入方向に対して交差する方向に突設されてハウジングに係止され前記端子金具が前記二重係止凸部に係止されない仮係止位置と前記端子金具が前記二重係止凸部に係止される本係止位置とに前記二重係止部を保持する仮係止突起及び本係止突起とを有し、前記端子収容室には、内壁から前記仮係止突起及び本係止突起が係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、前記二重係止凸部は、並列に隣接して設けられた複数の端子収容室に対応して複数箇所設けられ、
前記複数箇所に設けられた前記二重係止凸部のうち少なくとも一つに前記仮係止突起と前記本体係止突起とが設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又2記載の発明であって、前記係止基板部には、二重係止凸部を本係止位置へ押し込み可能な押し込み突起が設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明であって、前記仮係止突起及び本係止突起は、端子金具挿入方向に対して交差する方向に沿って前記二重係止凸部の両側に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明であって、前記押し込み突起は、隣接する二重係止凸部間で、係止基板部の外周面に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、二重係止凸部の仮係止突起及び本係止突起が端子金具の挿入方向に対して交差する方向に突設されているため、仮係止突起及び本係止突起は端子金具の挿入方向と交差する方向でコネクタハウジングの係止部と係止する。このため、ヒンジが伸びてもヒンジの伸びに関係なく二重係止凸部をコネクタハウジングに係止させることができ、二重係止凸部の係止及び解除操作を繰り返して行うことができる。又、仮係止突起及び本係止突起の係止力が変化しないため、係止及び解除の操作力が変化せず、操作性が低下することがない。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符合を付して対応させてある。
[第1実施形態]
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、この実施形態の全体斜視図、図2は、正面図、図3は、内部を示す部分断面図、図4は、図1におけるM部拡大斜視図、図5は、作用を示す断面図である。
図1〜図5に示すように、この実施形態のコネクタ1は、コネクタハウジング2及び電線6の端末部分に取り付けられた端子金具3を備えている。
コネクタハウジング2は、合成樹脂により矩形のボックス形状に成形されている。コネクタハウジング2には、並列状となっている複数の端子収容室5が形成されている。図1及び図2において、5aは端子収容室5とは別に形成された端子収容室である。
端子収容室5には、端子金具3がそれぞれ挿入される。端子金具3は、図3及び図5の矢印で示すように、右側から左側に向かって端子収容室5に挿入される。図5及び図3における矢印Yは、端子収容室5への端子金具3の挿入方向を示している。
端子収容室5における端子金具3の挿入方向Yの先端部分には、リテーナ12が設けられている。リテーナ12には、相手端子挿入開口13が形成されている。また、相手端子挿入開口13には端子位置決め壁14が連設されている。端子位置決め壁14は、相手端子挿入開口13から端子金具3側に伸びており、端子金具3の先端部分が嵌められることにより、端子収容室5(コネクタハウジング2)に対する端子金具3の位置決めを行う。
それぞれの端子収容室5には、可撓性係止椀(ランス)11が形成されている。ランス11は、コネクタハウジング2における端子金具3の挿入方向Yの先端側が自由端となっている片持梁状に形成されており、それ自体で弾性を有している。ランス11における端子金具3側には、端子金具3の係合部15と係合する係合突部16が形成されている。端子収容室5に端子金具3がY方向に沿って挿入されると、端子金具3は端子位置決め壁14によって先端部が位置決めされる。これと共に、片持梁状のランス11の係合突部16が係合部15に係合するため、端子収容室5からの抜け止めが行われる。
本実施形態では、ランス11による抜け止めに加え、二重係止部20によって端子金具3の抜け防止するものである。二重係止部20は、ランス11に対し端子金具3を挟んだ対向位置となるようにコネクタハウジング2に設けられる。
二重係止部20は、係止基板部21と、係止基板部21から突設された二重係止凸部23とを有している。
図1及び図4に示すように、係止基板部21は、コネクタハウジング2の上面の一部を形成するものであり、肉薄となっているヒンジ24を介してコネクタハウジング2に連設されている。係止基板部21は、並列状となっている端子収容室5の基端側を覆う寸法となっており、その下面には二重係止凸部23が一体形成されている。
二重係止凸部23は、それぞれの端子収容室5に対応するように係止基板部21の下面から各端子収容室5に向けて突設されている。図5に示すように、二重係止凸部23は、端子金具3における係止肩17の基端側と係止するように係止基板部21に一体形成されている。二重係止凸部23は、側断面が三角形状となっており、その先端面が端子金具3の係止肩17と係止する係止面23aとなっている。
それぞれの二重係止凸部23には、仮係止突起25及び本係止突起27が形成されている。図4に示すように、仮係止突起25はそれぞれの二重係止凸部23における下側に位置し、本係止突起27はそれぞれの二重係止凸部23における上側に位置するように形成されている。これらの突起25、27は、図4に示すように、端子金具3の挿入方向Yに対して直交状に交差する方向に向かって二重係止凸部23から突設されるものであり、この実施形態では突起25、27は二重係止凸部23の側面から左右の両側に横方向に張り出すように突出されている。
一方、それぞれの端子収容室5には、仮係止突起25及び本係止突起27が係止する係止部31が形成されている。この実施形態において、それぞれの端子収容室5の上面が開放されており、それぞれの端子収容室5における左右の内壁30の間に二重係止凸部23が挿入可能となっている。係止部31は、それぞれの端子収容室5における内壁30を突出させることにより形成されている。
仮係止突起25が端子収容室5の係止部31に係止した状態を図5(A)に示す。この状態では、二重係止凸部23が各端子収容室5の外側に位置しており、二重係止凸部23は端子収容室5内の端子金具3に係止されることがない。これに対し、図5(B)は、本係止突起27が係止部31に係止した状態を示し、二重係止凸部23が端子収容室5内に進入して係止面23aが端子金具3の係止肩17に係止する。これにより、二重係止部20による端子金具3の抜け止めが行われる。
次に、この実施形態の組み付けを説明する。図2及び図3に示すように、仮係止突起25を端子収容室5の係止部31に係止させることにより、二重係止部20をコネクタハウジング2から起き上がった状態とする。この状態では、二重係止凸部23が端子収容室5内に進入していない。従って、この状態では端子収容室5への端子金具3の挿入が可能となっている。
図3の状態に対し、矢印Yで示す挿入方向から端子金具3をそれぞれの端子収容室5内に挿入する。そして、図5(A)で示すように、端子金具3の先端部分を端子位置決め壁14に嵌めて位置決めする。端子金具3の端子収容室5への挿入により、ランス11が押し下げられるため、ランス11は弾性力により復元し、その係合突部16が端子金具3の係合部15と係合する。
次に、係止基板部21をコネクタハウジング2側に押し込むことにより、ヒンジ24を介して係止基板部21を端子収容室5側に回動させる。図5(B)は、この状態を示し、係止基板部21から突設されている二重係止凸部23のそれぞれが対応している端子収容室5内に進入する。なお、係止基板部21の押し込みにより、係止基板部21はコネクタハウジング2の上面と面一となってコネクタハウジング2の上面の一部を構成する。かかる二重係止凸部23の進入により二重係止凸部23の係止面23aが端子金具3の係止肩17に係止する。これにより、端子金具3は二重係止凸部23により抜け止めされる。このとき、二重係止凸部23の本係止突起27は端子収容室5の係止部31に係止されるため、不必要に反対方向に回動することがない。
このような構造では、ランス11及び二重係止凸部23により端子金具3が二重に抜け止めされるため、端子金具3を端子収容室5に安定的に保持することができる。
以上の実施形態では、二重係止凸部23の仮係止突起25及び本係止突起27が端子金具3の挿入方向Yに対して交差する方向に突設されているため、これらの突起25,27が端子金具3の挿入方向Yと交差する方向でコネクタハウジング2の係止部31と係止する。このため、ヒンジ24が伸びてもヒンジ24の伸びに関係なく、常に二重係止凸部23をコネクタハウジング2に係止させることができ、二重係止凸部23の係止及び解除操作を繰り返して行うことができる。又、ヒンジ24が伸びても、仮係止突起25及び本係止突起27のコネクタハウジング2への係止力が変化しないため、係止及び解除の操作力が変化することがなく、操作性が低下することがない。
[第2実施形態]
図6〜図11は、本発明の第2実施形態を示し、図6は、この実施形態の全体の斜視図、図7は、正面図、図8は、図6におけるN部の拡大斜視図、図9は、二重係止凸部23の押し込み前の断面図、図10は、押し込み後の断面図、図11は、相手コネクタとの嵌合状態を示す断面図である。
この実施形態のコネクタ1Aにおいては、外套フード41を備えると共に、二重係止部20には押し込み突起43が形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。従って、二重係止部20はコネクタハウジング2に対して回動可能に設けられている。また、この二重係止部20は、端子金具3の挿入方向Yの基端側のヒンジ24を介してコネクタハウジング2に対して回動可能となっている係止基板部21と、係止基板部21から端子収容室5の方向に突設された二重係止凸部23とを有している。さらに、二重係止凸部23には、それぞれの端子収容室5と対応した仮係止突起25及び本係止突起27が形成されている。仮係止突起25及び本係止突起27においては、端子金具3の挿入方向Yに対して直交状に交差する方向に突設されており、この突設状態でこれらの突起25、27は、端子収容室5の係止部31に係止可能となっている。
外套フード41は、コネクタハウジング2の外周側を覆うように設けられるものであり、コネクタハウジング2との間には間隙45が形成されている。相手コネクタ51は、この外套フード41とコネクタハウジング2との間の間隙45内に挿入されて嵌合することによりコネクタ同士の結合が行われる。
図6に示すように、この実施形態においては、外套フード41における端子収容室5側の部分が切り欠かれており、この切欠部分からコネクタハウジング2の一部が露出している。二重係止部20は、コネクタハウジング2におけるかかる露出部分に設けられている。
図8に示すように、二重係止部20には上述したように第1実施形態と同様の係止基板部21と、各端子収容室5に対応した二重係止凸部23とが形成されている。二重係止凸部23には、上述したように仮係止突起25及び本係止突起27が一体形成されている。
押し込み突起43は、係止基板部21における二重係止凸部23と反対側の面(係止基板部21の外周面)に形成されている。押し込み突起43は、端子収容室5との反対方向に隆起するように係止基板部21に突出状に形成されている。このように突出状となっていることにより、押し込み突起43への押し込み操作を容易に行うことができる。そして、押し込み突起43への押し込み操作によって、係止基板部21がヒンジ24を介して端子収容室5側に回動し、二重係止凸部23が端子収容室5内に進入する。この場合、押し込み突起43としては、上記押し込みにより、本係止突起27が本係止位置に達するようにその高さ等が設定される。
なお、この実施形態において、押し込み突起43における相手コネクタ51側には、テーパ面44が形成されている。テーパ面44が形成することにより、相手コネクタ51が押し込み突起43と当接することが円滑にスライドすることができる。このため、雌雄コネクタ相互の嵌合の支承となることがない。
次に、この実施形態の作用を説明する。図9は、仮係止突起25が係止部31と係止している状態を示し、この状態では二重係止部20が端子収容室5内に進入しない状態を保持している。従って、端子収容室5に対して矢印Y方向から図示しない端子金具を挿入することができる。
端子金具の挿入の後、押し込み突起43をコネクタハウジング2側に押し込む。図10は、この状態を示し、二重係止凸部23が端子収容室5内に進入し、その係止面23aが端子金具の係止肩に係止する。このとき、本係止突起27が端子収容室5の係止部31と係止することにより、二重係止凸部23の端子金具との係止状態を保持することができる。以上により、第1実施形態と同様に、ランス11による端子金具の抜け止めと、二重係止凸部23による端子金具の抜け止めとを行うことができる。
図11は、以上のコネクタ1Aに対して相手コネクタ51を嵌合させた状態を示す。相手コネクタ51の先端部分は、コネクタハウジング2と外套フード41との間の間隙45内に挿入される。二重係止部20においては、その押し込み突起43が相手コネクタ51の先端部分によって押されるため、浮き上がることがない。このため、係止及び解除操作を繰り返しても、常に二重係止凸部23を本係止位置に保持することができる。
また、二重係止部20への係止操作を怠った場合においても、相手コネクタ51を嵌合することにより、押し込み突起43が相手コネクタ51によって押されて押し込まれるため、二重係止凸部23が端子金具に係止し、端子金具の抜け止めを行うことができる。このため、操作ミスを防止することができる。この場合においては、押し込み突起43のテーパ面44により、押し込み突起43の押し込みを円滑に行うことが可能となっている。
以上の実施形態では、二重係止凸部23の仮係止突起25及び本係止突起27が端子金具3の挿入方向Yに対して交差する方向に突設されていることにより、第1実施形態と同様に、突起25,27が端子金具3の挿入方向Yと交差する方向でコネクタハウジング2の係止部31と係止することができ。このため、ヒンジ24が伸びてもヒンジ24の伸びに関係なく、常に二重係止凸部23をコネクタハウジング2に係止させることができ、二重係止凸部23の係止及び解除操作を繰り返して行うことができる。しかも、ヒンジ24が伸びても、仮係止突起25及び本係止突起27のコネクタハウジング2への係止力が変化しないため、係止及び解除の操作力が変化することがなく、操作性が低下することがない。
さらに、この実施形態では、押し込み突起43を二重係止部20に設けているため、二重係止凸部23の係止操作を簡単に行うことができるばかりでなく、押し込み突起43が浮き上がることがないため、二重係止凸部23の係止を安定させることができる。
図12は、この実施形態における二重係止部20を示している。二重係止凸部23が係止基板部21の一面に突出するように形成されている。押し込み突起43は、係止基板部21の反対側に突出するように形成されているが、この押し込み突起43は隣接する二重係止凸部23の間に位置するように設けられている。すなわち、押し込み突起43及び二重係止凸部23は、係止基板部21の両面に互い違いに設けられるものである。このような構造とすることにより、隣接する二重係止凸部23の間に肉薄部がなくなるため、成形時の樹脂の流動性を良くすることができ、成形性が向上する。
本発明は以上の実施形態に限定されることがなく種々変形が可能である。例えば、複数の二重係止凸部23の全てに対して仮係止突起25及び本係止突起27を形成することなく、一部の二重係止凸部23にだけこれらの突起25、27を形成しても良い。また、仮係止突起25及び本係止突起27は二重係止凸部23の両側に設けることなく、二重係止凸部23の片側に設けても良い。
本発明の第1実施形態のコネクタを示す斜視図である。 第1実施形態のコネクタを示す正面図である。 第1実施形態のコネクタの部分断面図である。 二重係止部を示す斜視図である。 (A)は二重係止部の仮係止状態を示す断面図、(B)は本係止状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態のコネクタを示す斜視図である。 第2実施形態のコネクタを示す正面図である。 第2実施形態の二重係止部を示す斜視図である。 二重係止部の仮係止状態を示す断面図である。 二重係止部の本係止状態を示す断面図である。 第2実施形態のコネクタに対して相手コネクタを嵌合させた状態を示す断面図である。 第2実施形態の二重係止部を示す正面図である。 二重係止部を備えた従来のコネクタの断面図である。
符号の説明
1、1a コネクタ
2 コネクタハウジング
3 端子金具
5 端子収容室
11 可撓性係止腕(ランス)
15 係合部
16 係合突部
20 係止部
21 係止基板部
23 二重係止凸部
25 仮係止突起
27 本係止突起
31 係止部
43 押し込み突起

Claims (5)

  1. 端子収容室内の可撓性係止腕に端子金具が係止された状態で端子金具が端子収容室内に収容されるコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに設けられ前記端子金具に係止して端子金具の端子収容室からの抜けを阻止する二重係止部とを備えたコネクタであって、
    前記二重係止部は、前記端子収容室への端子の挿入方向の基端側にヒンジを介して回動自在に形成された係止基板部と、この係止基板部から前記端子収容室側へ向けて突設された前記端子金具に係止する二重係止凸部と、該二重係止凸部から前記端子収容室への端子金具の挿入方向に対して交差する方向に突設されてコネクタハウジングに係止され前記端子金具が前記二重係止凸部に係止されない仮係止位置と前記端子金具が前記二重係止凸部に係止される本係止位置とに前記二重係止部を保持する仮係止突起及び本係止突起とを有し、
    前記端子収容室には、内壁から前記仮係止突起及び本係止突起が係止する係止部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記二重係止凸部は、並列に隣接して設けられた複数の端子収容室に対応して複数箇所設けられ、
    前記複数箇所に設けられた前記二重係止凸部のうち少なくとも一つに前記仮係止突起と前記本体係止突起とが設けられていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又2記載のコネクタであって、
    前記係止基板部には、二重係止凸部を本係止位置へ押し込み可能な押し込み突起が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタであって、
    前記仮係止突起及び本係止突起は、端子金具の挿入方向に対して交差する方向に沿って前記二重係止凸部の両側に設けられていることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項3記載のコネクタであって、
    前記押し込み突起は、隣接する二重係止凸部間で、係止基板部の外周面に設けられていることを特徴とするコネクタ。
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