JP2010102570A - 情報解析システム、端末装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラム - Google Patents

情報解析システム、端末装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の端末装置によって共通の電子文書に対する解析が別々に行われる場合において、各端末装置で取得される情報の信頼性の向上を図り得る、情報解析システム、情報解析装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラムを提供する
【解決手段】情報解析システムは、電子文書を解析して異なる複数の解析候補を抽出し、指示に応じて解析候補を選択する端末装置10と、各端末装置10が選択した解析候補を格納するサーバ装置20とを備える。各端末装置10は、共通の電子文書に対して解析を行った場合、これから抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、サーバ装置20内の、他の端末装置10が選択した解析候補の中から検索する。また、各端末装置10は、抽出した複数の解析候補のうち、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メール等の電子文書に対して解析を行って情報を抽出する、情報解析システム、情報解析装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラムに関する。
近年、ネットワークの発展により、企業においては、グループ内でのスケジュール調整は、主に電子メールを利用して行われている。一方、送受信される電子メールの数は、年々増加しており、スケジュールを知らせる重要な電子メールが、不要な電子メールに埋もれ、見過ごされてしまう場合がある。
このため、例えば、特許文献1では、電子メールの重要な事項のみを抽出し、利用者に通知する装置が開示されている。特許文献1に開示の装置では、電子メールの内容が分析され、日時、場所、内容といった重要な事項が抽出される。
そして、抽出された事項(抽出事項)は、スケジュールとして登録され、又は目立つようにハイライト表示されるので、利用者が重要な電子メールを見過ごす事態が回避される。また、このとき、利用者への利便性を高めるため、装置は、各抽出事項に重要度に応じてポイントを付し、各抽出事項をポイントの高い順に表示する。
但し、特許文献1に開示の装置では、予め定められたルールに従って、日時や場所等が抽出されるようなっており、ルールに従って記述がなされていない電子メールが送信されてきた場合は、重要事項の抽出は不可能である。また、抽出事項へのポイントの付加も、予め定められたルールに従って行われている。
このような問題を解決する手段としては、言語解析処理が考えられる。送信されてきた電子メールに対して言語解析処理を実行すれば、電子メールがどのような形式で記述されていても、電子メール中の重要な事項を抽出できる。
また、言語解析の解析精度は完全ではないことから、例えば、特許文献2は、言語解析後に、利用者が選択した部分に対して、再度言語解析を行って複数の解析候補を表示し、利用者が解析候補を選択できるようにした言語解析処理を提案している。特許文献2に開示された言語解析処理によれば、利用者が解析結果を修正できるため、解析精度の向上が図られる。
よって、特許文献1に開示された装置に、特許文献2に開示された言語解析処理を適用すれば、上述したように、予め定められたルールに従って記述されてない電子メールからも重要な事項の抽出が可能となり、しかも、抽出精度が向上すると考えられる。この結果、電子メールを利用したスケジュール調整の正確性及び確実性が高められる。
特開平9−269940号公報(第21図) 特開平7−036913号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置に、特許文献2に開示された言語解析処理を適用した場合において、電子メールの解析結果の修正は、電子メールの受信者毎に行われることとなる。この場合、電子メールが、個人宛に送信されるものであれば良いが、スケジュール調整の電子メールのように、複数人に同一内容で送信される電子メールであるときに、以下の問題が生じる。
つまり、電子メールの受信者が複数人である場合は、受信者毎に各人の端末装置によって解析結果の修正が行われるため、修正結果が受信者毎に異なってしまう可能性がある。この結果、受信者毎に、取得された情報(抽出事項)が異なる可能性があり、情報の信頼性が低下するという問題が生じてしまう。
本発明の目的は、上記問題を解消し、複数の端末装置によって共通の電子文書に対する解析が別々に行われる場合において、各端末装置で取得される情報の信頼性の向上を図り得る、情報解析システム、情報解析装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明における情報解析システムは、電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置と、
前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納するサーバ装置とを備え、
前記複数の端末装置それぞれは、共通の電子文書に対して解析を行った場合は、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、他の端末装置が選択した解析候補の中から検索し、
前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明における端末装置は、他の端末装置と共にサーバ装置に接続される端末装置であって、
電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出する文書解析部と、
指示に応じていずれかの前記解析候補を選択し、選択した解析候補を前記サーバ装置に格納させる選択部と、
前記他の端末装置と当該端末装置とが、共通の電子文書に対して解析を行った場合に、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、前記他の端末装置が選択した解析候補の中から検索する解析候補検索部と、
前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、前記解析候補検索部によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、重み設定部とを備える、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明におけるサーバ装置は、共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置に接続される、サーバ装置であって、
前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納する記憶部を有する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明における情報解析方法は、複数の端末装置とサーバ装置とを用いて行われる情報解析方法であって、
(a)前記複数の端末装置それぞれ毎に、共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出するステップと、
(b)前記複数の端末装置それぞれ毎に、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択するステップと、
(c)前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を、前記サーバ装置によって格納するステップとを備え、
前記(b)のステップにおいて、前記複数の端末装置それぞれが、
前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、他の端末装置が選択した解析候補の中から検索し、
前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定し、
設定された前記重みに基づいて、いずれかの前記解析候補を選択する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明における第1のプログラムは、他の端末装置と共にサーバ装置に接続される端末装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出するステップと、
(b)指示に応じていずれかの前記解析候補を選択し、選択した解析候補を前記サーバ装置に格納させるステップと、
(c)前記(a)のステップにおいて、前記他の端末装置と共に、共通の電子文書に対して解析を行った場合に、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、前記他の端末装置が選択した解析候補の中から検索するステップと、
(d)前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、前記(c)のステップにおける検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定するステップとを実行させる、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明における第2のプログラムは、共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置に接続される、サーバ装置として、
コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納するステップを実行させる、ことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明によれば、複数の端末装置によって共通の電子文書に対する解析が別々に行われる場合において、各端末装置で取得される情報の信頼性の向上を図ることが可能となる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における情報解析システム、端末装置、サーバ装置、情報解析方法、及びプログラムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。最初に、本実施の形態における情報解析システム、端末装置及びサーバ装置の構成を、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における情報解析システム、端末装置、及びサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す情報解析システムで用いられるスケジュールIDの一例を示す図である。図3は、情報解析の対象となる電子メールとそれを解析して得られた解析候補との一例を示す図である。
図1に示す本実施の形態における情報解析システムは、端末装置10と、サーバ装置20とを備えている。このうち端末装置10は、複数台備えられており、これらは全てサーバ装置20と接続されている。図1においては、複数の端末装置10のうちの一つについてのみ概略構成を示し、他の端末装置10については外形で示している。
端末装置10は、文書解析部3と、解析候補検索部4と、重み設定部5と、選択部7とを備えている。文書解析部3は、電子文書に対して解析を行い、複数の解析候補を抽出する。このとき、複数の解析候補それぞれの内容は互いに異なっている。選択部7は、利用者からの指示に応じていずれかの解析候補を選択する。選択された解析候補は、選択部7の指示により、サーバ装置20の記憶部13に格納される。
また、ここで、全ての端末装置10が、共通の電子文書に対して解析を行った場合を考える。この場合、解析候補検索部4は、文書解析部3が共通の電子文書から抽出した、複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、サーバ装置20に格納されている他の端末装置10が選択した解析候補の中から検索する。
更に、この場合、重み設定部5は、共通の電子文書から抽出された複数の解析候補に重みを設定する。このとき、重み設定部5は、解析候補検索部4の検索によって一致する解析候補が見つかったときは、一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する。
このように、本実施の形態における情報解析システムでは、複数の端末装置10によって共通の電子文書に対する解析が別々に行われた場合に、各端末装置10は、他の端末装置10での解析結果を利用して、自己の抽出した解析候補に重みを設定できる。よって、各端末装置10の利用者は、正確な情報を得ることができ、情報の信頼性の向上が図られることとなる。
続いて、端末装置10及びサーバ装置20の構成について更に具体的に説明する。また、以下においては、電子文書が、グループ内でのスケジュールを知らせる電子メールである場合について説明する。この電子メールは、各端末装置10で受信されている。
図1に示すように、本実施の形態では、端末装置10は、文書解析部3と、解析候補検索部4と、重み設定部5と、選択部7とに加え、送信者ID(識別子)検索部1と、スケジュールID(識別子)検索部2と、表示部6と、受信部8とを更に備えている。
また、図1に示すように、サーバ装置20は、記憶部13に加え、送信者ID管理部11と、解析候補管理部12と、解析候補サーチ部14と、重み登録部15とを備えている。更に、記憶部13は、送信者IDが格納される送信者IDデータベース16と、解析候補が格納される解析候補データベース17とを備えている。
端末装置10において、受信部8は、電子メールを受信し、受信した電子メールの送信者を特定する。受信部8は、特定した電子メールの送信者の識別子(送信者ID)を抽出し、これを送信者ID検索部1に入力する。また、本実施の形態では、送信者IDとして送信者のメールアドレスが用いられている。なお、送信者IDは、メールアドレス以外のものであっても良い。
送信者ID検索部1は、先ず、受信された電子メールの送信者IDや、電子メールの送信日時等といった書誌事項を特定する。次に、送信者ID検索部1は、サーバ装置20の送信者ID管理部11に指示を与え、送信者IDデータベース16内を検索させ、受信された電子メールの送信者IDが既にサーバ装置20に登録されているかどうかを判定する。
本実施の形態では、送信者IDが登録されていない場合は、サーバ装置20によって登録が行われる。また、解析候補は、複数の端末装置10のいずれかによって選択されると、サーバ装置20に登録及び格納される。更に、サーバ装置20は、後述する電子メールの解析ルールを、送信者IDに関連づけて、送信者IDデータベース16内に格納させる。
なお、送信者IDが登録されていない場合は、いずれの端末装置10によっても電子メールの解析候補が未だ選択されていないことを意味する。また、送信者IDデータベース16及び解析ルールについては、後述する。
スケジュールID検索部2は、サーバ装置20の解析候補データベース17内を検索し、受信された電子メールのスケジュールIDが、既にサーバ装置20に登録されているかどうかを判定する。
ここで、スケジュールIDとは、本実施の形態では、図2に示すように、電子メールの送信者のメールアドレスと電子メールの送信日時(タイムスタンプ)とから一意に構成されるユニークな識別子である。スケジュールIDは、後述するように、サーバ装置20においては、各端末装置10が選択した電子メールの解析候補と関連付けられた状態で登録される。また、スケジュールID検索部2は、スケジュールIDが登録されていない場合は、サーバ装置20に、これを登録させる。
文書解析部3は、本実施の形態では、図3に示すように、電子メール(会議開催メール)に対して解析を行い、複数の解析候補として、異なるスケジュールが特定された複数のスケジュール候補を抽出する。なお、以降においては、「解析候補」は「スケジュール候補」と置き換えて説明する。
また、文書解析部3は、形態素解析、構文解析、係り受け解析、又は同義語処理等の既存の自然言語処理技術を用いて解析を行うことができる。図3の例では、スケジュール候補(1)とスケジュール候補(2)とが抽出されている。また、このうち、スケジュール候補(1)の解析は間違っているのに対し、スケジュール候補(2)の解析は正しく行われている。
更に、文書解析部3は、本実施の形態では、サーバ装置20が、電子メールの送信者毎に設定された解析ルールを格納しているかどうかを判定する。但し、上述したように解析ルールは、送信者IDと関連付けられて送信者IDデータベース16に登録されている。よって、文書解析部3は、送信者ID検索部1によって送信者IDが既に登録されていると判定されると、解析ルールが格納されていると判定する。そして、文書解析部3は、解析ルールが格納されている場合は、解析ルールを用いて電子メールに対する解析を実行する。
一方、文書解析部3は、解析ルールが格納されていないと判定した場合は、解析ルールを生成する。具体的には、文書解析部3は、選択されたスケジュール候補(解析候補)の内容と、元の電子メールの内容とを対比し、元の電子メールに含まれる日時、場所、及び内容といった主な項目の位置関係を特定し、特定した位置関係を解析ルールとする。また、この解析ルールは、背景技術の欄に示した特許文献1と異なり、送信者毎に設定されるため、電子メールの記述パターンが違う場合であっても対応できる。
解析候補検索部(スケジュール候補検索部)4は、本実施の形態では、先ず、文書解析部3が電子メールから抽出した複数のスケジュール候補に対して、重み「1」を設定する。次いで、解析候補検索部4は、複数のスケジュール候補のいずれかと一致するスケジュール候補を、サーバ装置20の解析候補データベース17に格納されているスケジュール候補の中から検索する。
具体的には、解析候補検索部4は、サーバ装置20の解析候補管理部12に、検索を指示する。また、解析候補検索部4は、検索の結果、一致するスケジュール候補が見つかった場合は、見つかったスケジュール候補を重み設定部5に通知する。
また、後述するように、解析候補データベース17は、スケジュール候補に加え、スケジュール候補の重みも格納している。サーバ装置20は、解析候補検索部4によって検索が指示されたスケジュール候補が見つかった場合は、その重みを特定する情報を解析候補検索部4に通知する。
重み設定部5は、本実施の形態では、抽出された複数のスケジュール候補のうち、一致するスケジュール候補が見つかったスケジュール候補に対しては、解析候補検索部4が設定した重み「1」に、サーバ装置20が通知した情報で特定される重みを加算する。一方、重み設定部5は、一致するスケジュール候補が見つからなかったスケジュール候補に対しては、解析候補検索部4が設定した重み「1」のままとする。この結果、一致するスケジュール候補が見つかったスケジュール候補の重みは、一致するスケジュール候補が見つからなかったスケジュール候補の重みよりも高い値となる。
表示部6は、電子メールから抽出された複数のスケジュール候補を、各スケジュール候補に設定された重みの順に並べた状態で、表示装置30の表示画面に表示させる。具体的には、表示部6は、各スケジュール候補が重みの順に配置された状態を示す画像データを生成し、これを表示装置30に出力している。
選択部7は、本実施の形態では、キーボードやマウスといった入力装置31に接続されている。端末装置10の利用者は、入力装置31を用いて、表示画面に表示されているスケジュール候補の中から正しいと考えられるものを選択する。このとき、利用者は、各スケジュール候補に設定されている重みを参考にできるので、利用者が間違ったスケジュール候補を選択する可能性は、重みが設定されていない場合に比べて、極めて小さくなる。
選択部7は、利用者による選択が行われると、選択されたスケジュール候補の重みに「1」を加算し、加算された重みを特定する情報(加算重み情報)を、サーバ装置20の解析候補管理部12に送信する。加算重み情報は、その後、解析候補データベース17に登録される。この結果、スケジュール候補の重みは、多くの端末装置10で選択される程、高くなり、情報としての信頼性も高くなる。
サーバ装置20において、送信者ID管理部11は、端末装置10の指示に応じて、送信者IDの登録、登録の有無の判定を行う。更に、送信者ID管理部11は、送信者IDと解析ルールとを関連づけて、これらを送信者IDデータベース16内に格納する。
送信者ID管理部11は、例えば、端末装置10の送信者ID検索部1から、送信者IDの登録の有無について求められると、送信者IDデータベース16にアクセスし、指示された送信者ID(送信者のメールアドレス)が登録されているかどうか判定する。このとき、指示された送信者IDが登録されている場合は、送信者ID管理部11は、対応する解析ルールを送信者IDデータベース16から抽出し、これを送信者ID検索部1に送信する。
また、サーバ装置20において、解析候補(スケジュール候補)管理部12は、端末装置10からの指示に応じて、スケジュールIDの登録及び検索、更に、最終的に選択されたスケジュール候補の登録、スケジュール候補の検索、スケジュール候補の重みの登録を行う。解析候補データベース17には、スケジュール候補と、その重みとが格納されている。また、スケジュール候補は、対応するスケジュールIDと関連付けられた状態で登録及び格納されている。
具体的には、解析候補管理部12は、端末装置10から検索が指示されスケジュールIDが未だ登録されていない場合は、これを登録する。また、このスケジュールIDで特定される電子メールの複数のスケジュール候補のうち、選択されたスケジュール候補のみが、端末装置10での選択後に登録及び格納される。
また、図1に示すように、解析候補管理部12は、解析候補サーチ部14と、重み登録部15とを制御している。解析候補サーチ部14は、端末装置10の解析候補検索部4により特定のスケジュール候補の検索が指示されると、解析候補データベース17にアクセスし、指示された特定のスケジュール候補のサーチを実行する。
具体的には、解析候補検索部4による検索の指示は、スケジュールIDを指定して行われている。よって、解析候補サーチ部14は、指定されたスケジュールIDと関連付けて格納されているスケジュール候補と、指示された特定のスケジュール候補とが一致するかどうかを判定する。そして、一致する場合は、特定のスケジュール候補が見つけ出されたと判定する。
また、解析候補サーチ部14は、特定のスケジュール候補を見つけ出した場合は、同時に、解析候補データベース17から、その重みも抽出する。そして、解析候補管理部12は、端末装置10の解析候補検索部4に、特定のスケジュール候補が見つけ出されたことを通知すると共に、その重みを特定する情報(重み情報)を送信する。
重み管理部15は、解析候補データベース17に格納されているスケジュール候補の重みの増加やリセット等を実行する。具体的には、いずれかの端末装置10によって選択されたスケジュール候補と同一の解析候補が、後に、他の端末装置10によっても選択されると、その重み加算に対応し、選択の度に、選択されたスケジュール候補の重みを増加させる。そして、解析候補データベース17には、増加させた重みが格納されるので、多くの端末装置が選択したスケジュール候補程、その重みは高くなる。
次に、本発明における情報分析方法について、図4〜図6を用いて説明する。本実施の形態における情報解析方法は、図1に示した本実施の形態における情報解析システム、つまり、端末装置10とサーバ装置20とを動作させることによって、実施される。よって、以下の説明においては、適宜図1を参酌する。
図4は、本発明の実施の形態における情報解析方法で実行される処理のうち端末装置が実行する処理を示すフロー図である。図5は、本発明の実施の形態における情報解析方法で実行される処理のうちサーバ装置が実行する処理を示すフロー図である。図6は、本発明の実施の形態における情報解析方法が実行された場合のタイムチャートを示す図である。
最初に、図4を用いて、端末装置10での処理について説明する。先ず、図4に示すように、端末装置10の受信部8によって、例えば、会議開催を通知する電子メール(図3参照)が受信される(ステップA1)。そして、受信部8は、電子メールの送信者IDを抽出する。
次に、電子メールが受信されると、送信者ID検索部1は、サーバ装置20の送信者ID管理部8に対して問い合わせを行い、送信者のメールアドレスで構成される送信者IDが、送信者IDデータベース16に登録されているかどうかを判定する(ステップA2)。
ステップA2の判定の結果、スケジュールIDが送信者IDデータベース16に登録されている場合は、ステップA2の実行以前に同じ送信者から送られてきたメールを解析したことがあるということを意味する。この場合は、送信者IDデータベース16に、その送信者が持つ解析ルールが格納されていることになる。よって、この場合においては、送信者ID検索部1は、送信者IDデータベース16に対して、送信者の解析ルールの取得を実施する(ステップA3)。取得されたルールは、その後の文書解析部3での言語解析に役立てられる。
一方、ステップA2の判定の結果、送信者IDが送信者IDデータベース16に登録されていない場合は、この送信者は始めて電子メールを送信してきたことになる。この場合は、送信者IDデータベース16は、その送信者の解析ルールを保持していないため、送信者ID検索部1による解析ルールの取得は行われないこととなる。
ステップA3が終了した場合、及び、ステップA2の判定の結果、送信者IDが送信者IDデータベース16に登録されていない場合は、ステップA4が実行される。ステップA4においては、スケジュールID検索部2が、解析候補データベース17を検索し、これにスケジュールIDが登録されているかどうかを判定する。図2に示したように、スケジュールIDは、ユニークな識別子である。
ステップA4の判定の結果、スケジュールIDが解析候補データベース17に登録されていない場合は、端末装置10が、初めて送られてきた電子メールに関して、解析候補管理部12にアクセスしたことになる。よって、この場合、スケジュールID検索部2は、解析候補管理部12を介して、このスケジュールIDを、解析候補データベース17に登録する(ステップA5)。
一方、ステップA4の判定の結果、スケジュールIDが解析候補データベース17に登録されている場合は、スケジュールID検索部2での処理は終了する。そして、ステップA5が終了した場合、及びステップA4の判定の結果、スケジュールIDが解析候補データベース17に登録されている場合はステップA6が実行される。
ステップA6においては、文書解析部3は、電子メール(会議開催メール)に対して言語解析を実行し、異なるスケジュールが特定された複数のスケジュール候補を生成する。このとき、ステップA3において解析ルールが取得されている場合は、文書解析部3は、解析ルールを用いて、電子メールに対する解析を実行する。この場合は、その解析ルールに従って精度の高い言語解析が行われることとなる。次に、文書解析部3は、生成された複数のスケジュール候補(図3参照)を抽出し、これを解析候補検索部4に入力する(ステップA7)。
次に、解析候補検索部4は、ステップA7で抽出された全てのスケジュール候補に対して、重みを「1」に設定する(ステップA8)。続いて、解析候補検索部4は、ステップA7で抽出された全てのスケジュール候補について、同一のスケジュール候補が解析候補データベース17に登録されているかどうか判定する(Aステップ9)。具体的には、解析候補検索部4は、電子メールのスケジュールIDを指定し、サーバ装置20の解析候補管理部12に検索を指示する。
ステップA9の結果、解析候補データベース17に、いずれかのスケジュール候補と一致するスケジュール候補が登録されている場合は、解析候補検索部4は、一致するスケジュール候補の重みを特定する情報(重み情報)を取得する(ステップA10)。更に、ステップA10においては、重み設定部5が、一致するスケジュール候補が見つかったスケジュール候補の重みに、重み情報で特定される重みを加算する。この結果、一致するスケジュール候補が見つかったスケジュール候補の重みは、一致するスケジュール候補が見つからなかったスケジュール候補の重みよりも高い値となる。
一方、ステップA9の結果、解析候補データベース17に、いずれかのスケジュール候補と一致するスケジュール候補が登録されていない場合は、解析候補検索部4における処理は終了する。そして、ステップA10が終了した場合、又はステップA9の結果、解析候補データベース17に、いずれかのスケジュール候補と一致するスケジュール候補が登録されていない場合は、ステップA11が実行される。
ステップA11においては、表示部6は、電子メールから抽出された複数のスケジュール候補を、各スケジュール候補に設定された重みの順に並べた状態で、表示装置30の表示画面に表示させる。
次に、選択部7は、端末装置10の利用者が、いずれかのスケジュール候補を選択したかどうか判定する(ステップA12)。ステップA12の判定の結果、利用者が未だ選択していない場合は、選択が行われるまで、選択部7は待機状態となる。
一方、ステップA12の判定の結果、利用者が一つのスケジュール候補を選択している場合は、選択部7は、選択されたスケジュール候補の重みに「1」を加算し、加算後の重み情報を、サーバ装置20に送信する(ステップA13)。サーバ装置20に送信された情報は、別の端末装置10が、このスケジュールIDで解析候補管理部12にアクセスしてきたときに利用され、別の端末装置10での選択に役立つこととなる。ステップA13の実行後、端末装置10での処理は終了する。
続いて、図5を用いて、サーバ装置20での処理について説明する。図5に示すように、先ず、サーバ装置20は、端末装置10からの接続要求があるかどうかを判定する(ステップB1)。判定の結果、接続要求が無い場合は、サーバ装置20は、待機状態となる。一方、判定の結果、接続要求がある場合は、ステップB2が実行される。
具体的には、判定の対象となる接続要求は、端末装置10の送信者ID検索部1が行う「送信者IDが登録されているかどうかの問い合わせ」である(図4におけるステップA2参照)。この場合、送信者ID検索部1は、送信者IDを特定する情報を送信者ID管理部11に送信する。
ステップB2では、送信者ID管理部11が、端末装置10が送信した送信者IDが送信者IDデータベース16に登録されているかどうかを判定する。ステップB2の結果、登録されている場合は、送信者ID管理部11は、この送信者IDと関連づけて格納されている解析ルールを抽出し、これを、端末装置10の送信者ID検索部1に送信する(ステップB3)。
一方、ステップB2の結果、登録されていない場合は、この送信者は、新規に電子メールを送信した利用であることを意味する。この場合、送信者ID管理部11は、新規の送信者のメールアドレスを、この者の送信者IDとして送信者IDデータベース16に登録及び格納する(ステップB4)。そして、ステップB3が終了した場合、またはステップB4が終了した場合は、ステップB5が実行される。
ステップB5においては、解析候補管理部12が、端末装置10からの指示に応じて、指示されたスケジュールIDが登録されているかどうかを判定する。具体的には、解析候補管理部12は、指示されたスケジュールIDと一致するスケジュールIDが解析候補データベース17に登録されているかどうかを判定する。
ステップB5の判定の結果、登録されている場合は、解析候補管理部12は、解析候補サーチ部14に、解析候補データベース17から、指定されたスケジュールIDと関連付けて格納されているスケジュール候補を特定させ、更に、その重みを抽出させる(ステップB6)。ステップB6は、端末装置10におけるステップA10に対応して実行される。そして、解析候補管理部12は、端末装置10の解析候補検索部4に、特定のスケジュール候補が見つけ出されたことを通知し、その重みを特定する情報を送信する。
一方、ステップB5の判定の結果、登録されていない場合は、解析候補管理部12は、指示されたスケジュールIDを、新規に、解析候補データベース17に登録及び格納させる(ステップB7)。
次に、ステップB6またはステップB7の実行が終了した場合は、ステップB8が実行される。ステップB8においては、解析候補管理部12は、端末装置10において利用者による選択が実行されているかどうかを判定する。ステップB8の結果、選択が実行されていない場合は、解析候補管理部12は、待機状態となる。
一方、ステップB8の結果、選択が実行されている場合は、解析候補管理部12は、端末装置10の選択部7から送信された加算重み情報を解析候補データベース17に登録する(ステップB9)。また、解析候補管理部12は、端末装置10の文書解析部3が新たな送信者の解析ルールを生成し、それが送信されている場合は、この解析ルールを、送信者IDデータベース16に登録し、次の解析に備える。更に、ステップB9では、選択されたスケジュール候補について、ステップB7でスケジュールIDが登録されていない場合は、このスケジュール候補の解析候補データベース17への登録も行われる。ステップB9の実行が終了すると、次の端末装置10からの接続要求があるまで、サーバ装置20は待機状態となる。
そして、図4に示すステップA1〜A13、及び図5に示すステップB1〜B9が実行され、実際に、ユーザAとユーザBとがそれぞれの端末装置10で、共通の電子メールを受け取ったと仮定する。この場合は、図6に示されたタイムチャートに沿った動作が行われる。
図6に示すように、先ず、Aさんの端末装置において、スケジュール候補(1)、スケジュール候補(2)の順に表示されている。この場合に、Aさんは、スケジュール候補(2)を選択したとする。そうすると、スケジュール候補(2)の重みが「1」だけ増加され、「2」となる。一方、スケジュール候補(1)の重みは「1」のまま維持される。そして、この重み情報がサーバ装置20に登録される。
その後、Bさんの端末装置10が、Aさんの受信した電子メールのスケジュールIDと同一のスケジュールIDを、サーバ装置20に送信すると、サーバ装置20は、Aさんの端末装置10での処理によって更新された重み情報を、Bさんの端末装置10に送信する。この結果、Bさんの端末装置では、スケジュール候補(2)、スケジュール候補(1)の順に表示される。
以上のように本実施の形態における情報解析方法によれば、複数の端末装置10によって共通の電子文書に対する解析が別々に行われていても、各端末装置10は、他の端末装置10での解析結果を利用できる。そして、スケジュール候補の重みは、学習効果によって、端末装置10で解析が行われる度に高い値となり、利用者において、スケジュール候補の正確性の判断が容易になる。この結果、各端末装置10の利用者は、正確な情報を得ることができ、情報の信頼性の向上が図られる。
また、本実施の形態におけるプログラムの一つは、コンピュータに、図4に示すステップA1〜A13を実行させるプログラムである。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行すると、コンピュータは、端末装置10として機能する。この場合、コンピュータのCPU(central processing unit)は、送信者ID検索部1、スケジュールID検索部2、文書解析部3、解析候補検索部4、重み設定部5、及び選択部7として機能し、処理を行なうことができる。
更に、本実施の形態におけるプログラムの別の一つは、コンピュータに、図5に示すステップB1〜B9を実行させるプログラムである。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行すると、コンピュータは、サーバ装置20として機能する。この場合、コンピュータのCPU(central processing unit)は、送信者ID管理部11、解析候補管理部12、解析候補サーチ部14、及び重み登録部15として機能し、処理を行なうことができる。
この場合は、送信者IDデータベース16及び解析候補データベース17を構成する記憶部13は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これを構成するデータファイルを格納することによって実現できる。また、記憶部13は、このデータファイルが格納された記録媒体をコンピュータと接続された読取装置に搭載することによっても実現できる。更に、記憶部13は、サーバ装置20として機能するコンピュータにネットワークを介して接続された、別のコンピュータの記憶装置や読取装置によって実現することも可能である。
以上のように、本発明は、複数人で構成されたグループにおいて、電子メールを利用して、会議の開催等を通知する場合に有効であり、産業上の利用可能性を有している。
ことができる。
図1は、本発明の実施の形態における情報解析システム、端末装置、及びサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す情報解析システムで用いられるスケジュールIDの一例を示す図である。 図3は、情報解析の対象となる電子メールとそれを解析して得られた解析候補との一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における情報解析方法で実行される処理のうち端末装置が実行する処理を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態における情報解析方法で実行される処理のうちサーバ装置が実行する処理を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における情報解析方法が実行された場合のタイムチャートを示す図である。
符号の説明
1 送信者ID検索部
2 スケジュールID検索部
3 文書解析部
4 解析候補検索部
5 重み設定部
6 表示部
7 選択部
8 受信部
10 端末装置
11 送信者ID管理部
12 解析候補管理部
13 記憶部
14 解析候補サーチ部
15 重み登録部
16 送信者IDデータベース
17 解析候補データベース
20 サーバ装置
30 表示装置
31 入力装置

Claims (21)

  1. 電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納するサーバ装置とを備え、
    前記複数の端末装置それぞれは、共通の電子文書に対して解析を行った場合は、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、他の端末装置が選択した解析候補の中から検索し、
    前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、ことを特徴とする情報解析システム。
  2. 前記サーバ装置が、前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補の重みを更に格納し、且つ、前記複数の端末装置のいずれかによって選択された解析候補と同一の解析候補が、後に、他の端末装置によって選択された場合に、選択の度に、選択された解析候補の重みを増加させ、
    前記複数の端末装置それぞれが、前記サーバ装置に格納されている重みを用いて、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、請求項1に記載の情報解析システム。
  3. 前記複数の端末装置それぞれが、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補を、各解析候補に設定された重みの順に並べた状態で、表示画面に表示する、請求項1または2に記載の情報解析システム。
  4. 前記共通の電子文書が、前記複数の端末装置それぞれによって受信された、スケジュールを知らせる電子メールであり、
    前記複数の端末装置それぞれが、前記電子メールに対して解析を行い、異なるスケジュールが特定された複数の解析候補を抽出する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報解析システム。
  5. 前記サーバ装置が、前記電子メールの解析ルールを、前記電子メールの送信者のメールアドレスと関連付けて格納し、
    前記複数の端末装置それぞれが、前記電子メールを受信すると、その送信者のメールアドレスを特定し、そして、特定した前記メールアドレスに基づいて、前記サーバ装置が、特定したメールアドレスに関連する前記解析ルールを格納しているかどうか判定し、
    格納していると判定する場合は、前記解析ルールを用いて前記電子メールに対する解析を行う、請求項4に記載の情報解析システム。
  6. 他の端末装置と共にサーバ装置に接続される端末装置であって、
    電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出する文書解析部と、
    指示に応じていずれかの前記解析候補を選択し、選択した解析候補を前記サーバ装置に格納させる選択部と、
    前記他の端末装置と当該端末装置とが、共通の電子文書に対して解析を行った場合に、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、前記他の端末装置が選択した解析候補の中から検索する解析候補検索部と、
    前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、前記解析候補検索部によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、重み設定部とを備える、ことを特徴とする端末装置。
  7. 前記サーバ装置が、前記他の端末装置及び当該端末装置のいずれかが選択した解析候補の重みを更に格納し、且つ、いずれかの端末装置によって選択された解析候補と同一の解析候補が、後に、それ以外の端末装置によって選択されたときに、選択の度に、選択された解析候補の重みを増加させる、機能を備えている場合において、
    前記重み設定部が、前記サーバ装置に格納されている重みを用いて、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補を、各解析候補に設定された重みの順に並べた状態で、表示画面に表示させる表示部を、更に備えている、請求項6または7に記載の端末装置。
  9. 前記共通の電子文書が、前記複数の端末装置それぞれによって受信された、スケジュールを知らせる電子メールであり、
    前記文書解析部が、前記電子メールに対して解析を行い、異なるスケジュールが特定された複数の解析候補を抽出する、請求項6〜8のいずれかに記載の端末装置。
  10. 前記サーバ装置が、前記電子メールの解析ルールを、前記電子メールの送信者のメールアドレスと関連付けて格納する、機能を備えている場合において、
    当該端末装置が、前記電子メールを受信し、その送信者のメールアドレスを特定する受信部を更に備え、
    前記文書解析部が、特定された前記メールアドレスに基づいて、前記サーバ装置が、特定した前記メールアドレスに関連する前記解析ルールを格納しているかどうか判定し、
    格納していると判定する場合は、前記解析ルールを用いて前記電子メールに対する解析を行う、請求項9に記載の端末装置。
  11. 共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置に接続される、サーバ装置であって、
    前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納する記憶部を有する、ことを特徴とするサーバ装置。
  12. 前記記憶部が、前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補の重みを更に格納し、
    当該サーバ装置が、更に、重み管理部を備え、
    前記重み管理部は、前記複数の端末装置のいずれかによって選択された解析候補と同一の解析候補が、後に、他の端末装置によって選択された場合に、選択の度に、選択された解析候補の重みを増加させ、増加させた重みを前記記憶部に格納させる、請求項11に記載のサーバ装置。
  13. 前記共通の電子文書が、前記複数の端末装置それぞれによって受信された、スケジュールを知らせる電子メールである場合において、
    前記記憶部が、前記電子メールの解析ルールを、前記電子メールの送信者のメールアドレスと関連付けて格納する、請求項11または12に記載のサーバ装置。
  14. 複数の端末装置とサーバ装置とを用いて行われる情報解析方法であって、
    (a)前記複数の端末装置それぞれ毎に、共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出するステップと、
    (b)前記複数の端末装置それぞれ毎に、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択するステップと、
    (c)前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を、前記サーバ装置によって格納するステップとを備え、
    前記(b)のステップにおいて、前記複数の端末装置それぞれが、
    前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、他の端末装置が選択した解析候補の中から検索し、
    前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定し、
    設定された前記重みに基づいて、いずれかの前記解析候補を選択する、ことを特徴とする情報解析方法。
  15. 他の端末装置と共にサーバ装置に接続される端末装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出するステップと、
    (b)指示に応じていずれかの前記解析候補を選択し、選択した解析候補を前記サーバ装置に格納させるステップと、
    (c)前記(a)のステップにおいて、前記他の端末装置と共に、共通の電子文書に対して解析を行った場合に、前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のいずれかと一致する解析候補を、前記サーバ装置に格納されている、前記他の端末装置が選択した解析候補の中から検索するステップと、
    (d)前記共通の電子文書から抽出した複数の解析候補のうち、前記(c)のステップにおける検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定するステップとを実行させる、ことを特徴とするプログラム。
  16. 前記サーバ装置が、前記他の端末装置及び当該端末装置のいずれかが選択した解析候補の重みを更に格納し、且つ、いずれかの端末装置によって選択された解析候補と同一の解析候補が、後に、それ以外の端末装置によって選択されたときに、選択の度に、選択された解析候補の重みを増加させる、機能を備えている場合において、
    前記(d)のステップにおいて、前記サーバ装置に格納されている重みを用いて、検索によって一致する解析候補が見つかった解析候補の重みを、それ以外の解析候補の重みよりも高い値に設定する、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記共通の電子文書が、前記複数の端末装置それぞれによって受信された、スケジュールを知らせる電子メールであり、
    前記(a)のステップにおいて、前記電子メールに対して解析を行い、異なるスケジュールが特定された複数の解析候補を抽出する、請求項15または16に記載のプログラム。
  18. 前記サーバ装置が、前記電子メールの解析ルールを、前記電子メールの送信者のメールアドレスと関連付けて格納する、機能を備えている場合において、
    前記コンピュータが、更に、(e)前記電子メールを受信し、その送信者のメールアドレスを特定するステップを更に実行し、
    前記(a)のステップにおいて、前記(e)のステップで特定された前記メールアドレスに基づいて、前記サーバ装置が、前記(e)のステップで特定された前記メールアドレスに関連する前記解析ルールを格納しているかどうか判定し、
    格納していると判定する場合は、前記解析ルールを用いて前記電子メールに対する解析を行う、請求項17に記載のプログラム。
  19. 共通の電子文書に対して解析を行って、互いに異なる複数の解析候補を抽出し、外部からの指示に応じていずれかの前記解析候補を選択する複数の端末装置に接続される、サーバ装置として、
    コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補を格納するステップを実行させる、ことを特徴とするプログラム。
  20. 前記(a)のステップにおいて、前記複数の端末装置それぞれが選択した解析候補の重みを更に格納し、
    前記コンピュータが、更に、(b)前記複数の端末装置のいずれかによって選択された解析候補と同一の解析候補が、後に、他の端末装置によって選択された場合に、選択の度に、選択された解析候補の重みを増加させ、増加させた重みを格納するステップを実行する、請求項19に記載のプログラム。
  21. 前記共通の電子文書が、前記複数の端末装置それぞれによって受信された、スケジュールを知らせる電子メールである場合において、
    前記コンピュータが、更に、(c)前記電子メールの解析ルールを、前記電子メールの送信者のメールアドレスと関連付けて格納するステップを実行する、請求項19または20に記載のプログラム。
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