JP2010101680A - Squidセンサの磁束トラップ解除方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 SQUIDセンサを加熱して超伝導状態を壊し、磁束トラップを解除していた。このため、解除時にSQUIDセンサに熱ストレスがかかるので、特性が変化し、あるいは破損してしまうことがあるという課題を解決する。
【解決手段】 SQUIDセンサに上部臨界磁場以上の磁場を印加して超伝導状態を壊し、磁束トラップを解除するようにした。SQUIDセンサに熱ストレスがかかることがないので、SQUIDセンサの特性が変化し、また破損することがない。

【選択図】 図1

Description

本発明は、微小磁束測定に用いられるSQUID(Superconducting QUantum Interference Device)センサに発生する磁束トラップを解除する方法およびその装置に関するものである。
SQUIDセンサ(Superconducting QUantum Interference Device、超伝導量子干渉素子)は超伝導体のリングの1箇所または2箇所にジョセフソン接合を有する素子であり、生体が発生する微小磁界等を測定するために用いられる。
超伝導体は、通常の状態ではマイスナー効果のためにその内部に磁束が侵入することはできない。しかし、第2種超伝導体では、磁束の一部を超伝導体の内部に取り込むことができる。この取り込まれた磁束は、磁束量子として超伝導体内部に存在する。
超伝導体内部の磁束量子がある値を越えると、磁束トラップという不安定な状態が発生する。磁束トラップが発生するとSQUIDセンサの動作が不安定になり、磁束を測定することができなくなる。
そのため、磁束トラップが発生したことを検出すると、ヒータ等を使用し超伝導状態を壊して磁束量子を超伝導体外部に逃がして磁束トラップを解除し、再度超伝導状態に戻さなければならない。
図3に、磁束トラップ解除の概念図を示す。図3(A)はSQUIDセンサの状態を表した図であり、10はSQUIDセンサ、11はこのSQUIDセンサ10内に発生した磁束量子である。この磁束量子11の密度が一定値以上になると磁束トラップが発生する。磁束トラップが発生すると、超伝導状態を壊して磁束量子を外部に逃がし、磁束トラップを解除しなければならない。
図3(B)は磁束トラップを解除する装置の概念図である。12はヒータであり、SQUIDセンサ10に近接して配置されている。このヒータ12は電源13で駆動される。スイッチ14をオンにするとヒータ12に電流が流れるので、SQUIDセンサ10は暖められて超伝導体が壊れる。このため、磁束量子11は矢印で示すようにSQUIDセンサ外部に逃げ、磁束トラップが解除される。磁束トラップが解除されるとスイッチ14をオフにして冷却し、再度超伝導状態に戻す。このようにして、磁束トラップを解除することができる。
図4に、磁束トラップ解除機能付きのSQUIDセンサを用いた磁束計測装置の構成を示す。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図4において、20はピックアップコイルであり、測定すべき磁束を検出する。ピックアップコイル20の出力は入力コイル21により、SQUIDセンサ10に入力される。なお、10a、10bはジョセフソン接合部である。
SQUIDセンサ10にはバイアス電流源22、出力部23、磁束トラップ判定部24が接続される。バイアス電流源22は、SQUIDセンサ10にバイアス電流を供給する。出力部23は、SQUIDセンサ10の出力から磁束の強さを表す出力信号を生成する。磁束トラップ判定部24は、SQUIDセンサ10の出力から磁束トラップが発生しているかどうかを判定する。
25はヒータ部であり、ヒータ12、電源13、およびスイッチ14で構成される。スイッチ14は磁束トラップ判定部24の出力によって制御される。
このような構成において、磁束トラップ判定部24はSQUIDセンサ10の出力から磁束トラップが発生しているかどうかを判定し、磁束トラップが発生しているとスイッチ14をオンにして超伝導状態を壊して磁束トラップを解除し、スイッチ14をオフにして再度超伝導状態に戻す。
特許文献1には、このような磁束トラップ解除装置を具備した磁束計測装置が記載されている。図5を用いて、この発明の概略を説明する。
SQUIDセンサ30には、バイアス電流源31から交流バイアス電流が印加される。被測定磁界はピックアップコイル32で検出され、入力コイル33を経てSQUIDセンサ30に入力される。このため、SQUIDセンサ30は交流バイアス電流に応じたパルスを出力する。
このパルスはカウンタ回路33に入力され、このカウンタ回路33の出力は被測定磁界に比例する計数出力として外部に出力される。カウンタ回路33の出力は、正パルス用カウンタ34a、負パルス用カウンタ34bで構成されるパルス発生頻度測定回路34に入力される。正パルス用カウンタ34a、負パルス用カウンタ34bは、それぞれSQUIDセンサ30が発生する正パルス、負パルスをカウントする。
正パルス用カウンタ34a、負パルス用カウンタ34bのカウント値は判定回路35に入力される。判定回路35はこれらのカウンタの出力から磁束トラップが発生しているかどうかを判定し、その結果を制御回路36に通知する。
制御回路36は、判定回路35から磁束トラップ発生の通知を受けるとヒータ37を制御し、磁束トラップを解除する。
磁束トラップがない状態では、バイアス電流源31が供給する交流バイアス電流は正負対称に変化するように調整されているので、正パルスと負パルスの発生頻度は一致する。磁束トラップが発生するとSQUIDセンサ30の特性が変化し、正パルスと負パルスの発生頻度は一致しなくなる。パルス発生頻度測定回路34は正パルスと負パルスの発生頻度を測定し、この測定結果に基づいて判定回路は磁束トラップが発生しているかどうかを判定する。
特開平5−312929号公報
しかしながら、このような磁束トラップ解除機能付き磁束計測装置には、次のような課題があった。図4、図5の磁束計測装置はいずれもSQUIDセンサの近辺にヒータを設置して、磁束トラップが発生するとこのヒータでSQUIDセンサを暖め、超伝導状態を壊して磁束トラップを解除し、再度超伝導状態に戻す構成である。
しかし、SQUIDセンサは薄膜で製作されているので、急激な温度変化は大変なストレスになる。そのため、ヒータを使用した磁束トラップ解除を数回行うとSQUIDセンサの特性が変化して測定精度が低下し、またSQUIDセンサが破損してしまうという課題があった。
また、SQUIDセンサに近接して配置されたヒータで暖めるので、SQUIDセンサ内部の温度分布を均一にすることは難しい。そのため、超伝導状態が壊れない部分が発生して磁束トラップを完全に解除することができないという課題もあった。さらに、SQUIDセンサ内部の配線などの影響で解除できない磁束トラップが残ってしまうという課題もあった。
従って本発明の目的は、磁場を用いて磁束トラップを解除することにより、SQUIDセンサにストレスを与えることなく磁束トラップを解除することができるSQUIDセンサの磁束トラップ解除方法およびその装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
SQUIDセンサに発生する磁束トラップを解除する方法であって、
前記SQUIDセンサに磁場を印加し、この磁場によって前記SQUIDセンサの超伝導状態を壊して、前記磁束トラップを解除するようにしたものである。SQUIDセンサにストレスをかけないで磁束トラップを解除できる。
請求項2記載の発明は、
SQUIDセンサに発生する磁束トラップを解除する装置であって、
所定の強さの磁場を発生し、前記SQUIDセンサにこの発生した磁場を印加する磁場発生部と、
前記磁場発生部に磁場を発生させ、また磁場の発生を停止させる制御部と、
を具備したものである。SQUIDセンサにストレスをかけないで磁束トラップを解除できる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記制御部は、
前記SQUIDセンサの出力が入力され、この入力された値に基づいて前記SQUIDセンサに磁束トラップが発生しているか否かを判定して、磁束トラップが発生したと判定したときに、前記磁場発生部に磁場を発生させるようにしたものである。磁束トラップ解除の回数を少なくすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項2若しくは請求項3記載の発明において、
前記磁場発生部は、
磁場を発生するコイルと、
前記コイルに流れる電流を供給する電流源と、
前記コイルに電流を流すか否かを制御するスイッチと、
を具備したものである。磁場発生部の構成を簡単にできる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3および4の発明によれば、SQUIDセンサに磁場を印加することにより、磁束トラップを解除するようにした。
磁束トラップ解除時にSQUIDセンサに熱ストレスをかけることがないので、SQUIDセンサの特性が変化し、破損することがなくなるという効果がある。
また、SQUIDセンサは小型なので、比較的簡単にSQUIDセンサに均一磁場を印加することができる。従って、SQUIDセンサ全体の超伝導状態を壊すことができるので、確実に磁束トラップを解除することができるという効果もある。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るSQUIDセンサの磁束トラップ解除方法を模式的に表したものである。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図1において、40はSQUIDセンサ10に近接して配置されたコイル、41はコイル40に電流を供給する電流源、43はコイル40と電流源41の間の線路中に配置されるスイッチである。
図1(A)は通常の磁束計測時の状態を表した図である。スイッチ42はオフにされているので、コイル40には電流が流れず、磁場は発生しない。SQUIDセンサ10内に磁束量子11は発生しているが磁束トラップは発生しておらず、測定に支障はない。
同図(B)は、SQUIDセンサ10内に発生した磁束トラップを解除するときの状態を表した図である。磁束トラップを解除するために、スイッチ42をオンにする。コイル40には電流源41から電流が供給されるので、矢印43の方向に磁場が発生する。このため、SQUIDセンサ10には強磁場が印加される。なお、この強磁場は直流磁場、交流磁場のいずれであってもよい。
強磁場が印加されると、SQUIDセンサ10内の磁束量子11が増加し、SQUIDセンサ10の超伝導状態は壊される。そのため、磁束量子11は外部に逃げる。一定時間後にスイッチ42をオフにすると、磁場43は消失する。SQUIDセンサ10には強磁場が印加されなくなるので、再び超伝導体に復帰する。
第2種超伝導体は、外部磁界が下部臨界磁場以上になると磁場が超伝導体内に侵入する。この磁場が侵入した領域は超伝導状態が壊れ、常伝導体になる。超伝導体と常伝導体の界面を大きくした方がエネルギーが小さくなり安定するので、侵入した磁場は可能な最小単位に分散する。これが磁束量子である。
外部磁場が強くなるに従って超伝導状態が壊れる領域が増加し、上部臨界磁場に達すると全体が常伝導体になる。すなわち、上部臨界磁場以上の強磁場をかけることによっても、SQUIDセンサの超伝導体を壊して、磁束トラップを解除することができる。
この実施例では温度ではなく磁場でSQUIDセンサ10の超伝導状態を壊して磁束トラップを解除するようにした。このため、SQUIDセンサ10には熱ストレスが加わることがないので、SQUIDセンサ10の特性が変化し、また破損することがなくなる。
また、SQUIDセンサ10は小さいので、比較的簡単に均一磁場をかけることができる。そのため、SQUIDセンサ10全体の超伝導状態を壊すことができるので、確実に磁束トラップを解除することができる。さらに、配線などがあっても影響されることがない。
図2に本発明に係るSQUIDセンサの磁束トラップ解除装置の構成を示す。なお、図1および第4図と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図2において、50は磁場発生部であり、コイル40、電流源41、およびスイッチ42で構成される。スイッチ42のオンオフは磁束トラップ判定部24で制御される。磁場発生部50は、SQUIDセンサ10に上部臨界磁場以上の強磁場を印加する。磁束トラップ判定部24は制御部に相当する。
次に、この実施例の動作を説明する。測定すべき磁束はピックアップコイル20で捕捉され、入力コイル21を介してSQUIDセンサ10に入力される。バイアス電流源22は、SQUIDセンサ10に必要なバイアス電流を供給する。また、出力部23はSQUIDセンサ10の出力を磁束信号に変換し、外部に出力する。
磁束トラップ判定部24は、SQUIDセンサ10の出力信号から磁束トラップが発生しているかどうかを判定する。この磁束トラップ判定部24は、例えば図5のパルス発生頻度測定回路34と判定回路35と同等の構成を有しており、SQUIDセンサ10の出力から磁束トラップが発生しているかどうかを判定する。
磁束トラップ判定部24は、磁束トラップが発生していると判定すると、スイッチ42をオンにする。コイル40に電流が流れ、上部臨界磁場以上の強磁場がSQUIDセンサ10に印加される。このため、SQUIDセンサ10の超伝導状態は壊され、磁束量子が外部に逃げて磁束トラップが解除される。
磁束トラップが解除されるか、所定の時間後に、磁束トラップ判定部24はスイッチ42をオフにする。コイル40には電流が流れなくなり、SQUIDセンサ10には磁場が印加されなくなる。そのため、SQUIDセンサ10は超伝導状態に復帰して磁束計測が可能になる。
なお、この実施例では磁場発生部50をコイル40、電流源41、およびスイッチ42で構成したが、他の構成であってもよい。要は、磁場の発生、停止を制御でき、かつ上部臨界磁場以上の磁場をSQUIDセンサ10に印加できる構成であればよい。
また、磁束トラップ判定部24の構成は前述したものに限られることはない。要は、SQUIDセンサ10に磁束トラップが発生しているかどうかを判定でき、この判定結果によって磁場発生部50を制御できる構成であればよい。
また、ピックアップコイル20、入力コイル21、バイアス電流源22、出力部23は磁束測定に必要な構成であり、本発明の目的である磁束トラップの解除とは直接関係はない。従って、SQUIDセンサ10の特性に応じて任意の構成を選択することができる。
さらに、本発明ではSQUIDセンサに熱ストレスをかけることがないので、磁束トラップ解除の回数に制限はない。そのため、磁束トラップが発生しているか否かに関わらず、一定時間毎にSQUIDセンサ10に強磁場を印加して磁束トラップ解除を行うことができる。
すなわち、磁束トラップ判定部24をタイマに置き換えることができる。この場合、タイマが制御部に相当する。このようにすることにより、構成を大幅に簡単にすることができる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来の磁束トラップ解除の概念図である。 従来の磁束トラップ解除装置を具備した磁束計測装置の構成図である。 従来の磁束トラップ解除装置を具備した磁束計測装置の構成図である。
符号の説明
10 SQUIDセンサ
11 磁束量子
20 ピックアップコイル
21 入力コイル
22 バイアス電流源
23 出力部
24 磁束トラップ判定部
40 コイル
41 電流源
42 スイッチ
43 磁場
50 磁場発生部

Claims (4)

  1. SQUID(Superconducting QUantum Interference Device)センサに発生する磁束トラップを解除する方法であって、
    前記SQUIDセンサに磁場を印加し、この磁場によって前記SQUIDセンサの超伝導状態を壊して、前記磁束トラップを解除するようにしたことを特徴とするSQUIDセンサの磁束トラップ解除方法。
  2. SQUIDセンサに発生する磁束トラップを解除する装置であって、
    所定の強さの磁場を発生し、前記SQUIDセンサにこの発生した磁場を印加する磁場発生部と、
    前記磁場発生部に磁場を発生させ、また磁場の発生を停止させる制御部と、
    を具備したことを特徴とするSQUIDセンサの磁束トラップ解除装置。
  3. 前記制御部は、
    前記SQUIDセンサの出力が入力され、この入力された値に基づいて前記SQUIDセンサに磁束トラップが発生しているか否かを判定して、磁束トラップが発生したと判定したときに、前記磁場発生部に磁場を発生させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のSQUIDセンサの磁束トラップ解除装置。
  4. 前記磁場発生部は、
    磁場を発生するコイルと、
    前記コイルに流れる電流を供給する電流源と、
    前記コイルに電流を流すか否かを制御するスイッチと、
    を具備したことを特徴とする請求項2若しくは請求項3記載のSQUIDセンサの磁束トラップ解除装置。
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