JP2010100614A - 植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物 - Google Patents

植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた効力を有する、植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物を提供すること。
【解決手段】式(1)
Figure 2010100614

〔式中、Zは、酸素原子、硫黄原子またはNRG(ここでRGは、C1−6アルコキシ基またはシアノ基を意味する。)を意味する;Eは、フリル基、チエニル基、ピロリル基、テトラゾリル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、フェニル基等を意味する。〕で示される化合物を含有する農業用組成物は、植物病原菌による植物病害を防除又は予防するために優れた効力を有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物に関する。
従来、植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物が開発され、実用に供されている。しかしながら、これらの農業用組成物は植物病原菌による植物病害を防除又は予防する上で必ずしも十分満足できない場合もある。また、ある種のアミド化合物が知られている。(例えば特許文献1乃至3、ならびに非特許文献1参照。)
国際特許出願WO2005/033079パンフレット 国際特許出願WO2006/016548パンフレット 国際特許出願WO2004/014375パンフレット
渋谷成美、川幡寛、川幡真理子、嶋崎功 編、"SHIBUYA INDEX" −2005−(10th Edition)、SHIBUYA INDEX研究会発行
本発明は、優れた効力を有する、植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための農業用組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討した結果、式(1)で表される化合物が植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための優れた効力を有することを見出し、本発明に到った。
すなわち本発明は、
(1)植物病原菌による植物病害を防除または予防するための、式(1)
Figure 2010100614
〔式中、Zは、酸素原子、硫黄原子またはNRG(ここでRGは、C1−6アルコキシ基またはシアノ基を意味する。)を意味する;
Eは、フリル基、チエニル基、ピロリル基、テトラゾリル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、フェニル基またはE−1で示される基を意味する;
Figure 2010100614
〔式中、Gは、CH2CH2CH2基、OCH2CH2基、CH2OCH2基、CH2CH2O基、OCH2O基、SCH2CH2基、CH2SCH2基、CH2CH2S基、SCH2S基、CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2基、CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2O基、OCH2CH2O基、CH2CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2CH2基、CH2CH2OCH2CH2基、CH2CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2CH2O基、OCH2CH2CH2O基、OCH=CH基、CH=CHO基、SCH=CH基またはCH=CHS基を意味する。〕
ただし、Eで示される基はいずれも、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよい;
[置換基群a−1]
ハロゲン原子、アミノ基、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−10アリールカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、式−C(=N−Ra1)Ra2で表される基(式中、Ra1は、水酸基またはC1−6アルコキシ基を意味する;Ra2は、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基およびC1−3トリアルキルシリルC2−8アルキニル基;
[置換基群a−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群a−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群bから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群b]
ハロゲン原子、水酸基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ基、カルバモイル基、ニトロ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−8アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基およびジ−C1−6アルキルアミノ基、並びに、アミノ基もしくはアミノスルホニル基を1個有していてもよいモノ−C6−10アリールアミノ基およびアミノ基を1個有していてもよいN−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基〕
で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物(以下、本化合物と記す場合もある。)を含有する農業用組成物(以下、本発明農業用組成物と記す場合もある。)、
(2)本発明農業用組成物の有効量を有用作物に施用する、植物病原菌による植物病害を防除又は予防する方法、等を提供するものである。
より詳しくは、本発明は以下の1.〜18.の通りである。
1. 植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための、
式(1)
Figure 2010100614
〔式中、Zは、酸素原子、硫黄原子またはNRG(ここでRGは、C1−6アルコキシ基またはシアノ基を意味する。)を意味する;
Eは、フリル基、チエニル基、ピロリル基、テトラゾリル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、フェニル基またはE−1で示される基を意味する;
Figure 2010100614
〔式中、Gは、CH2CH2CH2基、OCH2CH2基、CH2OCH2基、CH2CH2O基、OCH2O基、SCH2CH2基、CH2SCH2基、CH2CH2S基、SCH2S基、CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2基、CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2O基、OCH2CH2O基、CH2CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2CH2基、CH2CH2OCH2CH2基、CH2CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2CH2O基、OCH2CH2CH2O基、OCH=CH基、CH=CHO基、SCH=CH基またはCH=CHS基を意味する。〕
ただし、Eで示される基はいずれも、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよい;
[置換基群a−1]
ハロゲン原子、アミノ基、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員環ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−10アリールカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、式−C(=N−Ra1)Ra2で表される基(式中、Ra1は、水酸基またはC1−6アルコキシ基を意味する;Ra2は、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基およびC1−3トリアルキルシリルC2−8アルキニル基;
[置換基群a−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員へテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群a−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群bから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群b]
ハロゲン原子、水酸基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ基、カルバモイル基、ニトロ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−8アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基およびジ−C1−6アルキルアミノ基、並びに、アミノ基もしくはアミノスルホニル基を1個有していてもよいモノ−C6−10アリールアミノ基およびアミノ基を1個有していてもよいN−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基〕
で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する農業用組成物。

2. 式(1)において、Zが酸素原子である1.記載の農業用組成物。

3. 式(1)において、Eが、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフリル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいチエニル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいピロリル基或いは以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフェニル基である1.または2.記載の農業用組成物。
〔[置換基群e−1]
ハロゲン原子、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
[置換基群e−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリ−ルC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群e−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群fから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群f]
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、ニトロ基、C3−8シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、モノ−C6−10アリールアミノ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基およびC1−6アルキル基〕

4. 式(1)において、Eが、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいフリル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいチエニル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいピロリル基或いは以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいフェニル基である1.または2.記載の農業用組成物。
〔[置換基群g−1]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
[置換基群g−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群g−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群hから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群h]
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基〕

5. 植物病原菌が植物病原性糸状菌である1.ないし4.のいずれか1項に記載の農業用組成物。

6. 1.ないし4.のいずれか1項に記載の農業用組成物の有効量を有用作物に施用する、植物病原菌による病害を防除又は予防する方法。

7. 施用方法が、茎葉散布、土壌処理または種子消毒である6.記載の方法。
本発明により、植物病原菌による植物病害を防除又は予防することができる。
本発明農業用組成物は、式(1)で示される化合物を有効成分として含有するものである。
式(1)で示されるZは、酸素原子、硫黄原子またはNRG(ここでRGは、C1−6アルコキシ基またはシアノ基を意味する。)であって、Zとしては、酸素原子を好ましく挙げることができる。
式(1)で示されるEは、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいフリル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいチエニル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいピロリル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいテトラゾリル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいチアゾリル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいピラゾリル基、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基、並びに、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよい前記E−1で示される基である。
[置換基群a−1]
ハロゲン原子、アミノ基、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−10アリールカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、式−C(=N−Ra1)Ra2で表される基(式中、Ra1は、水酸基またはC1−6アルコキシ基を意味する;Ra2は、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基およびC1−3トリアルキルシリルC2−6アルキニル基;
[置換基群a−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群a−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群bから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群b]
ハロゲン原子、水酸基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ基、カルバモイル基、ニトロ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−8アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基およびジ−C1−6アルキルアミノ基ならびにアミノ基もしくはアミノスルホニル基を1個有していてもよいモノ−C6−10アリールアミノ基およびアミノ基を1個有していてもよいN−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基〕
Eとしては、好ましくは、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフリル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいチエニル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいピロリル基或いは以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフェニル基を挙げることができる。
〔[置換基群e−1]
ハロゲン原子、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
[置換基群e−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリ−ルC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群e−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群fから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群f]
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、ニトロ基、C3−8シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、モノ−C6−10アリールアミノ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基およびC1−6アルキル基〕
更に好ましくは、Eとしては、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフリル基、以下の置換基群g−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいチエニル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいピロリル基或いは以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフェニル基を挙げることができる。
更に好ましくは、Eとしては、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有してもよいフリル基、以下の置換基群g−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1個有してもよいチエニル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有してもよいピロリル基または以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有してもよいフェニル基を挙げることができる。
〔[置換基群g−1]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
[置換基群g−2]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
ただし、置換基群g−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群hから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
[置換基群h]
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基、〕
更に好ましくは、Eは、2−フリル基、2−チエニル基、ピロリル基もしくはフェニル基が、
[フッ素原子、塩素原子、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C1−8アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルケニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルキニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキリデンC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC2−6アルケニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環C1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C1−8アルコキシ基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−8アルケニルオキシ基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−8アルキニルオキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェノキシ基、ハロゲン原子で1ないし3置換しても良いC3−6シクロアルキルC1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基で1ないし3置換しても良い)フェノキシC1−6アルキル基または(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基]で1ないし2置換しても良い基(中でも好ましくは、1置換していても良い基)を挙げることができる。
特に好ましくは、Eは、2−フリル基、2−チエニル基もしくはフェニル基が、[フッ素原子、塩素原子、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C1−8アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルケニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルキニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキリデンC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC2−6アルケニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環C1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C1−8アルコキシ基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−8アルケニルオキシ基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−8アルキニルオキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェノキシ基、ハロゲン原子で1ないし3置換しても良いC3−6シクロアルキルC1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基で1ないし3置換しても良い)フェノキシC1−6アルキル基または(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基]1ないし2置換しても良い基(中でも好ましくは、1置換していても良い基)、または、
1位に(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルケニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C2−8アルキニル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)C3−5シクロアルキリデンC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)フェニルC1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルキル基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環C1−6アルキル基、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、フェノキシ基、5−6員ヘテロ環オキシ基で1ないし3置換しても良い)フェノキシC1−6アルキル基、或いは、(ハロゲン原子、C3−5シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基で1ないし3置換しても良い)5−6員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基が置換されていてもよい3−ピロリル基を挙げることができる。
なお、本明細書においては、
ハロゲン原子として、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等を挙げることができ、
C1−8アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、n−ペンチル基、iso−ペンチル基、n−ヘキシル基、4−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基等を挙げることができ、
C2−8アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、プレニル基、3−メチル−3−ブテニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセニル基、4−メチル−4−ペンテニル基、4−メチル−3−ペンテニル基等を挙げることができ、
C2−8アルキニル基としては、エチニル基、プロパルギル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニル基、4−ペンチニル基、2−ヘキシニル基、3−ヘキシニル基、4−ヘキシニル基、5−ヘキシニル基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基等を挙げることができ、
C6−10アリール基としては、フェニル基、インデンニル基、ナフチル基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環式基としては、フリル基、チエニル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、ピリダジニル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾチアゾリル基、クロメニル基、イソクロメニル基、チオクロメニル基、イソチオクロメニル基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基としては、シクロプロピルメチル基、シクロプロピルエチル基、シクロプロピルプロピル基、シクロプロピルブチル基、シクロプロピルペンチル基、シクロプロピルヘキシル基、シクロブチルメチル基、シクロブチルエチル基、シクロブチルプロピル基、シクロブチルブチル基、シクロブチルペンチル基、シクロペンチルエチル基、シクロペンチルプロピル基、シクロペンチルブチル基、シクロヘキシルエチル基、シクロヘキシルプロピル基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基としては、シクロプロピリデンメチル基、シクロプロピリデンエチル基、シクロプロピリデンプロピル基、シクロプロピリデンブチル基、シクロプロピリデンペンチル基、シクロプロピリデンヘキシル基、シクロブチリデンメチル基、シクロブチリデンエチル基、シクロブチリデンプロピル基、シクロブチリデンブチル基、シクロブチリデンペンチル基、シクロペンチリデンエチル基、シクロペンチリデンプロピル基、シクロペンチリデンブチル基、シクロヘキシリデンエチル基、シクロヘキシリデンプロピル基等を挙げることができ、
C6−10アリールC1−6アルキル基としては、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、フェニルブチル基、フェニルペンチル基、2−メチル−4−フェニルブチル基、2−メチル-5−フェニルペンチル基、3−メチル−5−フェニルペンチル基、(2−ナフチル)エチル基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基としては、フリルメチル基、フリルエチル基、フリルプロピル基、フリルブチル基、フリルペンチル基、フリルヘキシル基、チエニルメチル基、チエニルエチル基、チエニルプロピル基、チエニルブチル基、チエニルペンチル基、チエニルヘキシル基等を挙げることができ、
C1−6アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、iso−プロポキシ基、n−ブトキシ基、iso−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、iso−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、iso−ヘキシルオキシ基、sec−ヘキシルオキシ基、2,3−ジメチルブトキシ基等を挙げることができ、
C3−8アルケニルオキシ基としては、アリルオキシ基、1−メチル−2−プロぺニルオキシ基、2−ブテニルオキシ基、3−ブテニルオキシ基、2−ペンテニルオキシ基、3−ペンテニルオキシ基、プレニルオキシ基、3−メチル−3−ブテニルオキシ基、2−ヘキセニルオキシ基、3−ヘキセニルオキシ基、4−ヘキセニルオキシ基、4−メチル−4−ペンテニルオキシ基、4−メチル−3−ペンテニルオキシ基等を挙げることができ、
C3−8アルキニルオキシ基としては、プロパルギルオキシ基、2−ブチニルオキシ基、3−ブチニルオキシ基、2−ペンチニルオキシ基、3−ペンチニルオキシ基、4−ペンチニルオキシ基、2−ヘキシニルオキシ基、3−ヘキシニルオキシ基、4−ヘキシニルオキシ基、5−ヘキシニルオキシ基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルコキシ基としては、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基、シクロオクチルオキシ基等を挙げることができ、
C6−10アリールオキシ基としては、フェノキシ基、ナフトキシ基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基としては、シクロプロピルメトキシ基、シクロプロピルエトキシ基、シクロプロピルプロポキシ基、シクロプロピルブトキシ基、シクロプロピルペンチルオキシ基、シクロプロピルヘキシルオキシ基、シクロブチルメトキシ基、シクロブチルエトキシ基、シクロブチルプロポキシ基、シクロブチルブトキシ基、シクロブチルペンチルオキシ基、シクロペンチルエトキシ基、シクロペンチルプロポキシ基、シクロペンチルブトキシ基、シクロヘキシルエトキシ基、シクロヘキシルプロポキシ基等を挙げることができ、
C6−10アリールC1−6アルコキシ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、フェニルプロピルオキシ基、フェニルブチルオキシ基、フェニルペンチルオキシ基、2−メチル−4−フェニルブチルオキシ基、2−メチル-5−フェニルペンチルオキシ基、3−メチル−5−フェニルペンチルオキシ基、(2−ナフチル)エチルオキシ基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基としては、フリルメトキシ基、フリルエトキシ基、フリルプロピルオキシ基、フリルブチルオキシ基、フリルペンチルオキシ基、フリルヘキシルオキシ基、チエニルメトキシ基、チエニルエトキシ基、チエニルプロピルオキシ基、チエニルブチルオキシ基、チエニルペンチルオキシ基、チエニルヘキシルオキシ基等を挙げることができ、
C1−8アルキルチオ基としては、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、iso−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、iso−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、iso−ペンチルチオ基、n−ヘキシルチオ基、4−メチルペンチルチオ基、3−メチルペンチルチオ基等を挙げることができ、
C2−8アルケニルチオ基としては、アリルチオ基、1−メチル−2−プロぺニルチオ基、2−ブテニルチオ基、3−ブテニルチオ基、2−ペンテニルチオ基、3−ペンテニルチオ基、プレニルチオ基、3−メチル−3−ブテニルチオ基、2−ヘキセニルチオ基、3−ヘキセニルチオ基、4−ヘキセニルチオ基、4−メチル−4−ペンテニルチオ基、4−メチル−3−ペンテニルチオ基等を挙げることができ、
C2−8アルキニルチオ基としては、プロパルギルチオ基、2−ブチニルチオ基、3−ブチニルチオ基、2−ペンチニルチオ基、3−ペンチニルチオ基、4−ペンチニルチオ基、2−ヘキシニルチオ基、3−ヘキシニルチオ基、4−ヘキシニルチオ基、5−ヘキシニルチオ基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキルチオ基としては、シクロプロピルチオ基、シクロブチルチオ基、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基、シクロヘプチルチオ基、シクロオクチルチオ基等を挙げることができ、
C6−10アリ−ルチオ基としては、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等を挙げることができ、
C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基としては、シクロプロピルメチルチオ基、シクロプロピルエチルチオ基、シクロプロピルプロピルチオ基、シクロプロピルブチルチオ基、シクロプロピルペンチルチオ基、シクロプロピルヘキシルチオ基、シクロブチルメチルチオ基、シクロブチルエチルチオ基、シクロブチルプロピルチオ基、シクロブチルブチルチオ基、シクロブチルペンチルチオ基、シクロペンチルエチルチオ基、シクロペンチルプロピルチオ基、シクロペンチルブチルチオ基、シクロヘキシルエチルチオ基、シクロヘキシルプロピルチオ基等を挙げることができ、
C6−10アリ−ルC1−6アルキルチオ基としては、ベンジルチオ基、フェネチルチオ基、フェニルプロピルチオ基、フェニルブチルチオ基、フェニルペンチルチオ基、2−メチル−4−フェニルブチルチオ基、2−メチル−5−フェニルペンチルチオ基、3−メチル−5−フェニルペンチルチオ基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基としては、フリルメチルチオ基、フリルエチルチオ基、フリルプロピルチオ基、フリルブチルチオ基、フリルペンチルチオ基、フリルヘキシルチオ基、チエニルエチルチオ基、チエニルメチルチオ基、チエニルプロピルチオ基、チエニルブチルチオ基、チエニルペンチルチオ基、チエニルヘキシルチオ基等を挙げることができ、
モノ−C1−6アルキルアミノ基としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n−プロピルアミノ基、iso−プロピルアミノ基、n−ブチルアミノ基、iso−ブチルアミノ基、n−ペンチルアミノ基、iso−ペンチルアミノ基、n−ヘキシルアミノ基、4−メチルペンチルアミノ基、3−メチルペンチルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C2−6アルケニルアミノ基としては、アリルアミノ基、2−ブテニルアミノ基、3−ブテニルアミノ基、2−ペンテニルアミノ基、3−ペンテニルアミノ基、プレニルアミノ基、3−メチル−3−ブテニルアミノ基、2−ヘキセニルアミノ基、3−ヘキセニルアミノ基、4−ヘキセニルアミノ基、4−メチル−4−ペンテニルアミノ基、4−メチル−3−ペンテニルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C2−6アルキニルアミノ基としては、プロパルギルアミノ基、2−ブチニルアミノ基、3−ブチニル基アミノ、2−ペンチニルアミノ基、3−ペンチニルアミノ基、4−ペンチニルアミノ基、2−ヘキシニルアミノ基、3−ヘキシニルアミノ基、4−ヘキシニルアミノ基、5−ヘキシニルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基としては、シクロプロピルアミノ基、シクロブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基、シクロヘプチルアミノ基、シクロオクチルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C6−10アリ−ルアミノ基としては、フェニルアミノ基、ナフチルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基としては、シクロプロピルメチルアミノ基、シクロプロピルエチルアミノ基、シクロプロピルプロピルアミノ基、シクロプロピルブチルアミノ基、シクロプロピルペンチルアミノ基、シクロプロピルヘキシルアミノ基、シクロブチルメチルアミノ基、シクロブチルエチルアミノ基、シクロブチルプロピルアミノ基、シクロブチルブチルアミノ基、シクロブチルペンチルアミノ基、シクロペンチルエチルアミノ基、シクロペンチルプロピルアミノ基、シクロペンチルブチルアミノ基、シクロヘキシルエチルアミノ基、シクロヘキシルプロピルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−C6−10アリ−ルC1−6アルキルアミノ基としては、ベンジルアミノ基、フェネチルアミノ基、フェニルプロピルアミノ基、フェニルブチルアミノ基、フェニルペンチルアミノ基、2−メチル−4−フェニルブチルアミノ基、2−メチル−5−フェニルペンチルアミノ基、3−メチル−5−フェニルペンチルアミノ基、(2−ナフチル)エチルアミノ基等を挙げることができ、
モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基としては、フリルメチルアミノ基、フリルエチルアミノ基、フリルプロピルアミノ基、フリルブチルアミノ基、フリルペンチルアミノ基、フリルヘキシルアミド基、チエニルエチルアミノ基、チエニルメチルアミノ基、チエニルプロピルアミノ基、チエニルブチルアミノ基、チエニルペンチルアミノ基、チエニルヘキシルアミノ基等を挙げることができ、
ジ−C1−6アルキルアミノ基としては、ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルプロピルアミノ基、メチルブチルアミノ基等を挙げることができ、
N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−アリル−N−メチルアミノ基、N−(2−ブテニル)−N−メチルアミノ基、N−(3−ブテニル)−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−メチル−N−プロパルギルアミノ基、N−(2−ブチニル)−N−メチルアミノ基、N−(3−ブチニル)−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−シクロプロピル−N−メチルアミノ基、N−シクロブチル−N−メチルアミノ基、N−シクロペンチル−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
N−C6−10アリ−ル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−メチルアニリノ基等を挙げることができ、
N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−シクロプロピルメチル−N−メチルアミノ基、N−シクロプロピルエチル−N−メチルアミノ基、N−シクロプロピルプロピル−N−メチルアミノ基、N−シクロブチルメチル−N−メチルアミノ基、N−シクロブチルエチル−N−メチルアミノ基、N−シクロブチルプロピル−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
N−C6−10アリ−ルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−ベンジル−N−メチルアミノ基、N−フェネチル−N−メチルアミノ基、N−フェニルプロピル−N−メチルアミノ基、N−フェニルブチル−N−メチルアミノ基、N−フェニルペンチル−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基としては、N−フリルメチル−N−メチルアミノ基、N−フリルエチル−N−メチルアミノ基、N−フリルプロピル−N−メチルアミノ基、N−フリルブチル−N−メチルアミノ基、N−フリルペンチル−N−メチルアミノ基、N−チエニル−N−メチルアミノ基、N−チエニルエチル−N−メチルアミノ基、N−チエニルプロピル−N−メチルアミノ基、N−チエニルブチル−N−メチルアミノ基、N−チエニルペンチル−N−メチルアミノ基等を挙げることができ、
C1−6アルキルカルボニル基としては、アセチル基、エチルカルボニル基、n−プロピルカルボニル基、iso−プロピルカルボニル基、n−ブチルカルボニル基、iso−ブチルカルボニル基、sec−ブチルカルボニル基、n−ペンチルカルボニル基、iso−ペンチルカルボニル基、sec−ペンチルカルボニル基、n−ヘキシルカルボニル基、iso−ヘキシルカルボニル基、sec−ヘキシルカルボニル基等を挙げることができ、
C1−6アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロピルオキシカルボニル基、iso−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、iso−ブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、n−ペンチルオキシカルボニル基、iso−ペンチルオキシカルボニル基、sec−ペンチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基、iso−ヘキシルオキシカルボニル基、sec−ヘキシルオキシカルボニル基等を挙げることができ、
C1−6アルキルスルホニル基としては、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基、ヘキサンスルホニル基等を挙げることができ、
式−C(=N−Ra1)Ra2で表される基としては、ヒドロキシイミノメチル基、ヒドロキシイミノエチル基、メトキシイミノメチル基、エトキシイミノメチル基、メトキシイミノエチル基、等を挙げることができ、
C6−10アリ−ルオキシC1−6アルキル基としては、ベンジルオキシメチル基、ベンジルオキシエチル基、ベンジルオキシプロピル基、ベンジルオキシブチル基、ベンジルオキシペンチル基、(2−ナフチル)オキシメチル基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基としては、フリルオキシメチル基、フリルオキシエチル基、フリルオキシプロピル基、フリルオキシブチル基、フリルオキシペンチル基、チエニルオキシメチル基、チエニルオキシエチル基、チエニルオキシプロピル基、チエニルオキシブチル基、チエニルオキシペンチル基、ピリジルオキシメチル基、ピリジルオキシエチル基、ベンゾフラニルオキシメチル基、ベンゾチエニルオキシメチル基等を挙げることができ、
C6−10アリ−ルC2−6アルケニル基としてはスチリル基、フェニルプロペニル基等を挙げることができ、
5−10員ヘテロ環オキシ基としてはフリルオキシ基、チエニルオキシ基、ピリジルオキシ基、ベンゾフラニルオキシ基等を挙げることができ、C6−10アリ−ルカルボニル基としてはフェニルカルボニル基、(2−ナフチル)カルボニル基等を挙げることができ、
C1−6アルキルスルフィニル基としてはメチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、n−プロピルスルフィニル基、iso−プロピルスルフィニル基、n−ブチルスルフィニル基、iso−ブチルスルフィニル基、n−ペンチルスルフィニル基、iso−ペンチルスルフィニル基、n−ヘキシルスルフィニル基、4−メチルペンチルスルフィニル基、3−メチルペンチルスルフィニル基等を挙げることができ、
C1−3トリアルキルシリルC2−8アルキニル基としては2−トリメチルシリル−1−エチニル基、3−トリメチルシリル−2−プロピニル基、4−トリメチルシリル−3−ブチニル基、5−トリメチルシリル−4−ペンチニル基、6−トリメチルシリル−5−ヘキシニル基等を挙げることができる。
より具体的には、
Eとしてフェニル基、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、5−フェニルフラン−2−イル基、5−フェノキシフラン−2−イル基、5−(4−フルオロフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(3−フルオロフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(4−メチルフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(4−クロロフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(3−クロロフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(3−メチルフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(4−メトキシフェノキシ)フラン−2−イル基、5−(3−メトキシフェノキシ)フラン−2−イル基、5−ベンジルフラン−2−イル基、5−(4−フルオロフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(3−フルオロフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(4−メチルフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(4−クロロフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(3−クロロフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(3−メチルフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(4−メトキシフェニル)メチルフラン−2−イル基、5−(3−メトキシフェニル)メチルフラン−2−イル基、
5−フェノキシチオフェン−2−イル基、5−(4−フルオロフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(3−フルオロフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(2−フルオロフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(4−メチルフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(4−クロロフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(3−クロロフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(3−メチルフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(4−メトキシフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(3−メトキシフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−(3−シアノフェノキシ)チオフェン−2−イル基、5−ベンジルオキシチオフェン−2−イル基、5−ベンジルチオフェン−2−イル基、5−(4−フルオロフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(3−フルオロフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(4−メチルフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(4−クロロフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(3−クロロフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(3−メチルフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(4−メトキシフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(3−メトキシフェニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(2−チエニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(2−ピリジル)メチルチオフェン−2−イル基、5−(2−ベンゾフラニル)メチルチオフェン−2−イル基、5−フェノキシチオフェン−3−イル基、5−(4−フルオロフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(3−フルオロフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(4−メチルフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(4−クロロフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(3−クロロフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(3−メチルフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(4−メトキシフェノキシ)チオフェン−3−イル基、5−(3−メトキシフェノキシ)チオフェン−3−イル基、
3−メチルフェニル基、3−エチルフェニル基、3−プロピルフェニル基、3−ブチルフェニル基、3−ペンチルフェニル基、3−ヘキシルフェニル基、3−ヘプチルフェニル基、3−イソブチルフェニル基、3−(2−イソブテニル)フェニル基、3−(シクロペンリデンメチル)フェニル基、3−ビフェニリル基、3−ベンジルフェニル基、3−フェニルアミノフェニル基、3−(N−フェニル−N−メチルアミノ)フェニル基、3−フェニルチオフェニル基、3−フェノキシフェニル基、3−(2−フルオロフェノキシ)フェニル基、3−(3−フルオロフェノキシ)フェニル基、3−(4−フルオロフェノキシ)フェニル基、3−(3,5−ジフルオロフェノキシ)フェニル基、3−(2−クロロフェノキシ)フェニル基、3−(3−クロロフェノキシ)フェニル基、3−(4−クロロフェノキシ)フェニル基、3−(2−メチルフェノキシ)フェニル基、3−(3−メチルフェノキシ)フェニル基、3−(4−メチルフェノキシ)フェニル基、3−(2−メトキシフェノキシ)フェニル基、3−(3−メトキシフェノキシ)フェニル基、3−(4−メトキシフェノキシ)フェニル基、3−(2−シアノフェノキシ)フェニル基、3−(3−シアノフェノキシ)フェニル基、3−(4−シアノフェノキシ)フェニル基、
3−ベンジルオキシフェニル基、3−(2−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(4−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3,5−ジフルオロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(2−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(4−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、3−(2−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、3−(4−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、3−(2−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、3−(4−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、3−(2−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、3−(3−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、3−(4−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、3−ベンジルアミノフェニル基、3−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)フェニル基、3−(2−フリルメトキシ)フェニル基、3−(3−フリルメトキシ)フェニル基、3−(2−チエニルメトキシ)フェニル基、3−(3−チエニルメトキシ)フェニル基、3−(2−ピリジルメトキシ)フェニル基、3−(3−ピリジルメトキシ)フェニル基、3−(4−ピリジルメトキシ)フェニル基、3−(2−ピリジルオキシ)フェニル基、3−(3−ピリジルオキシ)フェニル基、3−(4−ピリジルオキシ)フェニル基、3−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、3−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、3−(2−ピラジニルオキシ)フェニル基、3−(6−クロロピリダジン−3−イルオキシ)フェニル基、
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4−ベンジルオキシフェニル基、4−(2−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(4−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3,5−ジフルオロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(2−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(4−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、4−(2−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、4−(4−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、4−(2−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、4−(4−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、4−(2−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、4−(3−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、4−(4−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、4−ベンジルアミノフェニル基、4−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)フェニル基、4−(2−フリルメトキシ)フェニル基、4−(3−フリルメトキシ)フェニル基、4−(2−チエニルメトキシ)フェニル基、4−(3−チエニルメトキシ)フェニル基、4−(2−ピリジルメトキシ)フェニル基、4−(3−ピリジルメトキシ)フェニル基、4−(4−ピリジルメトキシ)フェニル基、4−(2−ピリジルオキシ)フェニル基、4−(3−ピリジルオキシ)フェニル基、4−(4−ピリジルオキシ)フェニル基、4−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、4−(2−ピラジニルオキシ)フェニル基、4−(6−クロロピリダジン−3−イルオキシ)フェニル基、
4−メトキシフェニル基、4−エトキシフェニル基、4−プロポキシフェニル基、4−(2−メチルエトキシ)フェニル基、4−ブトキシフェニル基、4−(2−メチルブトキシ)フェニル基、4−(3−メチルブトキシ)フェニル基、4−ペンチルオキシフェニル基、4−ヘキシルオキシフェニル基、4−ヘプチルオキシフェニル基、4−イソプレニルオキシフェニル基、4−(2−フルオロエトキシ)フェニル基、4−(3−フルオロプロポキシ)フェニル基、4−(4−フルオロブトキシ)フェニル基、4−(5−フルオロペンチルオキシ)フェニル基、4−(6−フルオロヘキシルオキシ)フェニル基、4−(7−フルオロヘプチルオキシ)フェニル基、4−(2−クロロエトキシ)フェニル基、4−(3−クロロプロポキシ)フェニル基、4−(4−クロロブトキシ)フェニル基、4−(5−クロロペンチルオキシ)フェニル基、4−(6−クロロヘキシルオキシ)フェニル基、4−(7−クロロヘプチルオキシ)フェニル基、4−(2−プロペニルオキシ)フェニル基、4−(2−ブテニルオキシ)フェニル基、4−(3−ブテニルオキシ)フェニル基、4−(2−ペンテニルオキシ)フェニル基、4−(3−ペンテニルオキシ)フェニル基、4−(4−ペンテニルオキシ)フェニル基、4−(2−ヘキセニルオキシ)フェニル基、4−(3−ヘキセニルオキシ)フェニル基、4−(4−ヘキセニルオキシ)フェニル基、4−(5−ヘキセニルオキシ)フェニル基、4−(2−ヘプテニルオキシ)フェニル基、4−(3−ヘプテニルオキシ)フェニル基、4−(4−ヘプテニルオキシ)フェニル基、4−(5−ヘプテニルオキシ)フェニル基、4−(6−ヘプテニルオキシ)フェニル基、4−(3−クロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル基、4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル基、4−(2−メチル−2−ブテニルオキシ)フェニル基、4−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)フェニル基、4−(2−プロピニルオキシ)フェニル基、4−(2−ブチニルオキシ)フェニル基、4−(3−ブチニルオキシ)フェニル基、4−(2−ペンチニルオキシ)フェニル基、4−(3−ペンチニルオキシ)フェニル基、4−(4−ペンチニルオキシ)フェニル基、4−(2−ヘキシニルオキシ)フェニル基、4−(3−ヘキシニルオキシ)フェニル基、4−(4−ヘキシニルオキシ)フェニル基、4−(5−ヘキシニルオキシ)フェニル基、4−(2−ヘプチニルオキシ)フェニル基、4−(3−ヘプチニルオキシ)フェニル基、4−(4−ヘプチニルオキシ)フェニル基、4−(5−ヘプチニルオキシ)フェニル基、4−(6−ヘプチニルオキシ)フェニル基、
4−(2−メトキシエトキシ)フェニル基、4−(3−メトキシプロポキシ)フェニル基、4−(4−メトキシブトキシ)フェニル基、4−(5−メトキシペンチルオキシ)フェニル基、4−(6−メトキシヘキシルオキシ)フェニル基、4−(7−メトキシヘプチルオキシ)フェニル基、4−(2−エトキシエトキシ)フェニル基、4−(3−エトキシプロポキシ)フェニル基、4−(4−エトキシブトキシ)フェニル基、4−(5−エトキシペンチルオキシ)フェニル基、4−(6−エトキシヘキシルオキシ)フェニル基、4−(7−エトキシヘプチルオキシ)フェニル基、
4−シクロプロピルメトキシフェニル基、4−(2−シクロプロピルエトキシ)フェニル基、4−(3−シクロプロピルプロポキシ)フェニル基、4−(4−シクロプロピルブトキシ)フェニル基、4−(5−シクロプロピルペンチルオキシ)フェニル基、4−(6−シクロプロピルヘキシルオキシ)フェニル基、4−(7−シクロプロピルヘプチルオキシ)フェニル基、4−フェノキシメチルフェニル基、4−(2−フェニルエチル)フェニル基、4−(3−フェニルプロピル)フェニル基、4−(4−フェニルブチル)フェニル基、4−(5−フェニルペンチル)フェニル基、4−(2−フェニルエトキシ)フェニル基、4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル基、4−(4−フェニルブトキシ)フェニル基、4−(5−フェニルペンチルオキシ)フェニル基、
(Z)−4−スチリルフェニル基、
2−フルオロ−4−メチルフェニル基、2−フルオロ−4−エチルフェニル基、2−フルオロ−4−プロピルフェニル基、2−フルオロ−4−ブチルフェニル基、2−フルオロ−4−ペンチルフェニル基、2−フルオロ−4−ヘキシルフェニル基、2−フルオロ−4−ヘプチルフェニル基、2−フルオロ−4−イソブチルフェニル基、2−フルオロ−4−(2−イソブテニル)フェニル基、2−フルオロ−4−(シクロペンリデンメチル)フェニル基、2−フルオロ−4−フェニルフェニル基、2−フルオロ−4−ベンジルフェニル基、2−フルオロ−4−フェニルアミノフェニル基、2−フルオロ−4−(N−フェニル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−フルオロ−4−フェニルチオフェニル基、2−フルオロ−4−フェノキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−フルオロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フルオロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3,5−ジフルオロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−クロロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−クロロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−メチルフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メチルフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−メチルフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−メトキシフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メトキシフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−メトキシフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−シアノフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−シアノフェノキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−シアノフェノキシ)フェニル基、
4−ベンジルオキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−フルオロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3,5−ジフルオロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−クロロフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−メチルフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−メトキシフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−シアノフェニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−ベンジルアミノフェニル基、2−フルオロ−4−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−フリルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フリルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−チエニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−チエニルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ピリジルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ピリジルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ピリジルメトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ピリジルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ピリジルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ピリジルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ピラジニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−クロロピリダジン−3−イルオキシ)フェニル基、
2−フルオロ−4−メトキシフェニル基、2−フルオロ−4−エトキシフェニル基、2−フルオロ−4−プロポキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−メチルエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−ブトキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−メチルブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メチルブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−ペンチルオキシフェニル基、2−フルオロ−4−ヘキシルオキシフェニル基、2−フルオロ−4−ヘプチルオキシフェニル基、2−フルオロ−4−イソプレニルオキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−フルオロエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フルオロプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−フルオロブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−フルオロペンチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−フルオロヘキシルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(7−フルオロヘプチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−クロロエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−クロロプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−クロロブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−クロロペンチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−クロロヘキシルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(7−クロロヘプチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−プロペニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ブテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ブテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ペンテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ペンテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ペンテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ヘキセニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ヘキセニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ヘキセニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−ヘキセニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ヘプテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ヘプテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ヘプテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−ヘプテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−ヘプテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−クロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−メチル−2−ブテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−プロピニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ブチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ブチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ペンチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ペンチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ペンチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ヘキシニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ヘキシニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ヘキシニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−ヘキシニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−ヘプチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−ヘプチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−ヘプチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−ヘプチニルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−ヘプチニルオキシ)フェニル基、
4−(2−メトキシエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−メトキシプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−メトキシブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−メトキシペンチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−メトキシヘキシルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(7−メトキシヘプチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−エトキシエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−エトキシプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−エトキシブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−エトキシペンチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−エトキシヘキシルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(7−エトキシヘプチルオキシ)フェニル基、
2−フルオロ−4−シクロプロピルメトキシフェニル基、2−フルオロ−4−(2−シクロプロピルエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−シクロプロピルプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−シクロプロピルブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−シクロプロピルペンチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(6−シクロプロピルヘキシルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(7−シクロプロピルヘプチルオキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−フェノキシメチルフェニル基、2−フルオロ−4−(2−フェニルエチル)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フェニルプロピル)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−フェニルブチル)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−フェニルペンチル)フェニル基、2−フルオロ−4−(2−フェニルエトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(4−フェニルブトキシ)フェニル基、2−フルオロ−4−(5−フェニルペンチルオキシ)フェニル基、(Z)−2−フルオロ−4−スチリルフェニル基、
1−ベンジルピロ−ル−3−イル基、1−(2−フルオロフェニルメチル)ピロール−3−イル基、1−(3−フルオロフェニルメチル)ピロール−3−イル基、1−(4−フルオロフェニルメチル)ピロール−3−イル基、1−(2−フェニルエチル)ピロール−3−イル基、1−ベンジルピラゾール−4−イル基、1−フェニルピラゾール−4−イル基、2−メトキシチアゾール−5−イル基、2−エトキシチアゾール−5−イル基、2−プロポキシチアゾール−5−イル基、2−ブトキシチアゾール−5−イル基、2−ペンチルオキシチアゾール−5−イル基、2−ベンジルオキシチアゾール−5−イル基、2−フェノキシチアゾール−5−イル基、2−メチルチアゾール−5−イル基、2−ブチルチアゾール−5−イル基、2−フェニルチアゾール−5−イル基、2−ベンジルチアゾール−5−イル基、
インダン−5−イル基、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル基、1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−5−イル基、2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イル基、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−5−イル基、1,3−ジヒドロイソベンゾチオフェン−5−イル基、2,3−ジヒドロベンゾチオフェン−6−イル基、ベンゾ[1,3]ジチオール−5−イル基、
5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル基、クロマン−6−イル基、イソクロマン−6−イル基、イソクロマン−7−イル基、クロマン−7−イル基、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−イル基、
6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−2−イル基、2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]オキセピン−7−イル基、1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[c]オキセピン−7−イル基、5,6,8,9−テトラヒドロ−7−オキサベンゾシクロヘプテン−2−イル基、1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[c]オキセピン−8−イル基、2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]オキセピン−8−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン−7−イル基、
2−メチル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−エチル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−プロピル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−ブチル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−ペンチル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−ヘキシル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−フェニル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、2−ベンジル−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル基、
ベンゾフラン−5−イル基、2−ブチルベンゾフラン−5−イル基、2−ペンチルベンゾフラン−5−イル基、2−ヘキシルベンゾフラン−5−イル基、2−ベンジルベンゾフラン−5−イル基、2−フェニルベンゾフラン−5−イル基、
ベンゾフラン−6−イル基、2−ブチルベンゾフラン−6−イル基、2−ペンチルベンゾフラン−6−イル基、2−ヘキシルベンゾフラン−6−イル基、2−ベンジルベンゾフラン−6−イル基、2−フェニルベンゾフラン−6−イル基、
ベンゾチオフェン−5−イル基、2−ブチルベンゾチオフェン−5−イル基、2−ペンチルベンゾチオフェン−5−イル基、2−ヘキシルベンゾチオフェン−5−イル基、2−ベンジルベンゾチオフェン−5−イル基、2−フェニルベンゾチオフェン−5−イル基、
ベンゾチオフェン−6−イル基、2−ブチルベンゾチオフェン−6−イル基、2−ペンチルベンゾチオフェン−6−イル基、2−ヘキシルベンゾチオフェン−6−イル基、2−ベンジルベンゾチオフェン−6−イル基および2−フェニルベンゾチオフェン−6−イル基等を挙げることができる。
本化合物として、式(1)において、Zが酸素原子であり、Eが、置換基群g−1または置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよい2−フリル基、置換基群g−1または置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよい2−チエニル基、置換基群g−1または置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよい3−ピロリル基または置換基群g−1または置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいフェニル基である化合物を好ましく挙げることができる。
また、本化合物の態様としては、例えば以下のものが挙げられる。
式(1)において、Eで示される基の水素原子が、以下の置換基群iから選ばれる置換基で置換されていてもよい化合物;
[置換基群i]
C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基、ピリジルオキシC1−6アルキル基、
C1−8ハロアルキル基、
C1−6アルコキシC1−8アルキル基、
C1−6アルキルチオC1−8アルキル基、
C2−8ハロアルケニル基、
C1−6アルコキシC2−8アルケニル基、
C1−6アルキルチオC2−8アルケニル基、
C2−8ハロアルキニル基、
C1−6アルコキシC2−8アルキニル基、
C1−6アルキルチオC2−8アルキニル基、
ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたC3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフェニルC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフリルC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたチエニルC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたベンゾフリルC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたベンゾチエニルC1−6アルキル基、
C1−8ハロアルコキシ基、
C1−6アルコキシC1−8アルコキシ基、
C1−6アルキルチオC1−8アルコキシ基、
C2−8ハロアルケニルオキシ基、
C1−6アルコキシC2−8アルケニルオキシ基、
C1−6アルキルチオC2−8アルケニルオキシ基、
C2−8ハロアルキニルオキシ基、
C1−6アルコキシC2−8アルキニルオキシ基、
C1−6アルキルチオC2−8アルキニルオキシ基、
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフェノキシ基、
ハロゲン原子、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたC3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、
ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフェニルC1−6アルコキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフリルC1−6アルコキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたチエニルC1−6アルコキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたピリジルC1−6アルコキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフェノキシC1−6アルキル基、
ハロゲン原子、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたピリジルオキシC1−6アルキル基;
式(1)において、Zが酸素原子であり、Eがチエニル基である化合物;
式(1)において、Zが酸素原子であり、Eがフェニル基である化合物;
式(1)において、Zが酸素原子であり、EがE−1で示される基である化合物;
式(1)において、Zが酸素原子であり、Eがチエニル基、フェニル基、E−1で示される基である化合物;
式(1)において、Zが酸素原子であり、Eがチエニル基、フェニル基、E−1で示される基であり、Eで示される基の水素原子が、前記の置換基群iから選ばれる置換基で置換されていてもよい化合物;
式(1)において、Zが酸素原子であり、Eがチエニル基、フェニル基、E−1で示される基であり、Eで示される基の水素原子が、以下の置換基群jから選ばれる置換基で置換されていてもよい化合物;
[置換基群j]
C1−8アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C1−6アルコキシC1−8アルコキシ基、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基からなる群より選ばれる基で置換されたフェノキシ基;
式(1)において、Eが、2位が水素原子又はフッ素原子かつ3位がC1−C6アルキルオキシ基、(C1−2アルコキシ)C2−C6アルキルオキシ基、C3−C8アルケニルオキシ基またはC3−C8アルキニルオキシ基であるフェニル基であり、Zが酸素原子である化合物;すなわち、式(2)
Figure 2010100614
〔式中、R1は水素原子又はフッ素原子を表し、R2はC1−C6アルキル基、(C1−2アルコキシ)C2−C6アルキル基、C3−C8アルケニル基またはC3−C8アルキニル基を表す。〕で示される化合物;
式(2)において、R2がC1−C6直鎖状アルキル基である化合物;
式(2)において、R2が(C1−2アルコキシ)C2−C6直鎖式アルキル基である化合物;
式(2)において、R2がC3−C8直鎖状アルケニル基である化合物;
式(2)において、R2がC3−C8直鎖状アルキニル基である化合物;
式(2)において、R1が水素原子であり、R2がC1−C6直鎖状アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が水素原子であり、R2が(C1−2アルコキシ)C2−C6直鎖式アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が水素原子であり、R2が(メトキシ)C2−C6直鎖式アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が水素原子であり、R2がC3−C8直鎖状アルケニル基である化合物;
式(2)において、R1が水素原子であり、R2がC3−C8直鎖状アルキニル基である化合物;
式(2)において、R1がフッ素原子であり、R2がC1−C6直鎖状アルキル基である化合物;
式(2)において、R1がフッ素原子であり、R2が(C1−2アルコキシ)C2−C6直鎖式アルキル基である化合物;
式(2)において、R1がフッ素原子であり、R2が(メトキシ)C2−C6直鎖式アルキル基である化合物;
式(2)において、R1がフッ素原子であり、R2がC3−C8直鎖状アルケニル基である化合物;
及び
式(2)において、R1がフッ素原子であり、R2がC3−C8直鎖状アルキニル基である化合物。
本発明農業用組成物は、通常は本化合物を、液体担体、固体担体、ガス担体、界面活性剤等と混合し、必要により結合剤、増粘剤等の製剤用補助剤を添加して、水和剤、顆粒水和剤、フロアブル剤、粒剤、ドライフロアブル剤、乳剤、水性液剤、油剤、くん煙剤、エアゾール剤、マイクロカプセル剤等に製剤化して用いる。これらの製剤には本化合物が重量比で通常0.1〜99%、好ましくは0.2〜90%含有される。
製剤化する際に使用される液体担体としては、例えば、水、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等)、脂肪族炭化水素類(例えば、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、灯油、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水素類(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミド類(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリセリンエステル等)、ニトリル類(例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル等)等が挙げられる。これらの液体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。
製剤化する際に使用される固体担体としては、植物性粉末(例えば、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性粉末(例えば、カオリン、ベントナイト、酸性白土、クレイ等のクレイ類、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等のシリカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭、糖類(例えば、乳糖、ブドウ糖等)、無機塩類(例えば、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム等)、ガラス中空体(天然のガラス質を焼成加工してその中に気泡を内包させたもの)等が挙げられる。これらの固体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。液体担体又は固体担体は、製剤全体に対して通常1〜99重量%、好ましくは約10〜99重量%の割合で用いられる。
製剤化する際に使用される乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤等としては通常界面活性剤が用いられる。界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は2種以上を用いることもできる。界面活性剤は、製剤全体に対して通常0.1〜50重量%、好ましくは約0.1〜25重量%の割合で用いられる。
結合剤又は増粘剤としては、例えば、デキストリン、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ポリカルボン酸系高分子化合物、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、リグニンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、マンニトール、ソルビトール、ベントナイト系鉱物質、ポリアクリル酸とその誘導体、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ホワイトカーボン、天然の糖類誘導体(例えば、キサンタンガム、グアーガム等)等が挙げられる。
また、本発明農業用組成物を他の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料または土壌改良剤と混合して、または混合せずに同時に用いることもできる。
かかる他の殺菌剤としては、例えば、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、トリアジメノール、プロクロラズ、ペンコナゾール、テブコナゾール、フルシラゾール、ジニコナゾール、ブロムコナゾール、エポキシコナゾール、ジフェノコナゾール、シプロコナゾール、メトコナゾール、トリフルミゾール、テトラコナゾール、マイクロブタニル、フェンブコナゾール、ヘキサコナゾール、フルキンコナゾール、トリティコナゾール、ビテルタノール、イマザリル、フルトリアホール、シメコナゾール、イプコナゾール等のアゾール系殺菌化合物;フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン等の環状アミン系殺菌化合物;カルベンダジム、ベノミル、チアベンダゾール、チオファネートメチル等のベンズイミダゾール系殺菌化合物;プロシミドン;シプロディニル;ピリメタニル;ジエトフェンカルブ;チウラム;フルアジナム;マンコゼブ;イプロジオン;ビンクロゾリン;クロロタロニル;キャプタン;メパニピリム;フェンピクロニル;フルジオキソニル;ジクロフルアニド;フォルペット;クレソキシムメチル;アゾキシストロビン;トリフロキシストロビン;フルオキサストロビン;ピコキシストロビン;ピラクロストロビン;ジモキシストロビン;ピリベンカルブ;メトミノストロビン;エネストロビン;スピロキサミン;キノキシフェン;フェンヘキサミド;ファモキサドン;フェナミドン;ゾキサミド;エタボキサム;アミスルブロム;イプロヴァリカルブ;ベンチアバリカルブ;シアゾファミド;マンジプロパミド;ボスカリド;ペンチオピラド;メトラフェノン;フルオピラン;ビキサフェン;シフルフェナミド;プロキナジド;オリザストロビン;フラメトピル;チフルザミド;メプロニル;フルトラニル;フルスルファミド;フルオピコリド;メタラキシルM;キララキシル;フォセチル;シモキサニル;ペンシクロン;トルクロホスメチル;カルプロパミド;ジクロシメット;フェノキサニル;トリシクラゾール;ピロキロン;プロベナゾール;イソチアニル;チアジニル;テブフロキン;ジクロメジン;カスガマイシン;フェリムゾン;フサライド;バリダマイシン;ヒドロキシイソキサゾール;イミノクタジン酢酸塩;イソプロチオラン;オキソリニック酸;オキシテトラサイクリン;ストレプトマイシン;塩基性塩化銅;水酸化第二銅;塩基性硫酸銅;有機銅;硫黄などが挙げられる。
かかる他の殺虫剤としては、例えば
(1)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)等;
(2)カーバメート系化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)等;
(3)合成ピレスロイド系化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha-cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta-cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda-cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau-fluvalinate)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート等;
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン等;
(7)フェニルピラゾール系化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン系殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素系化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate);
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)等;
が挙げられる。
かかる他の殺ダニ剤(殺ダニ活性成分)としては、例えばアセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenaate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)等が挙げられる。
かかる他の殺線虫剤(殺線虫活性成分)としては、例えば、DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、イミシアホス(imicyafos)等が挙げられる。
本発明農業用組成物と混用又は併用する殺菌剤との有効成分の重量比は、通常1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:10の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する殺虫剤との有効成分の重量比は、通常1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:10の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する殺ダニ剤との有効成分の重量比は、通常1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:10の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する殺線虫剤との有効成分の重量比は、通常1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:10の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する除草剤との有効成分の重量比は、通常1:0.01〜1:100、好ましくは1:0.1〜1:10の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する植物生長調節剤との有効成分の重量比は、通常1:0.00001〜1:100、好ましくは1:0.0001〜1:1の範囲である。
本発明農業用組成物と混用又は併用する肥料又土壌改良剤との割合は、重量比で通常1:0.1〜1:1000、好ましくは1:1〜1:200の範囲である。
本発明農業用組成物を施用する方法としては、実質的に本発明農業用組成物が施用され得る形態であればその方法は特に限定されないが、例えば茎葉散布等の有用植物作物の植物体への処理、有用作物植物の植えられた又は植えられる土壌処理等の栽培地への処理、種子消毒等の種子への処理等が挙げられる。
本発明農業用組成物の施用量は、気象条件、製剤形態、施用時期、施用方法、施用場所、対象病害、対象作物等によっても異なるが、本発明農業用組成物中の本化合物の重量で10アールあたり、通常1〜500g、好ましくは2〜200gである。乳剤、水和剤、懸濁剤等は通常水で希釈して施用されるが、その場合の希釈後の本化合物の濃度は、通常0.0005〜2重量%、好ましくは0.005〜1重量%であり、粉剤、粒剤等は通常希釈することなくそのまま施用される。種子への処理においては、種子1Kgに対して本発明農業用組成物中の本化合物の重量で、通常0.001〜100g、好ましくは0.01〜50gの範囲で施用される。
本発明農業用組成物は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地における植物病原菌による植物病害の防除剤として使用することができる。本発明農業用組成物は、以下に挙げられる「作物」等を栽培する農耕地等において、当該農耕地の植物病原菌による植物病害を防除することができる。
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等、
花卉;
観葉植物;
果樹;仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ等、
果樹以外の樹;チャ、クワ、花木、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ)等。
上記「作物」とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、EPSP合成酵素阻害剤、グルタミン合成酵素阻害剤、ブロモキシニル等の除草剤に対する耐性が、古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性が付与された「作物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系除草剤耐性のClearfield(登録商標)カノーラ、チフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤耐性のSTSダイズ等がある。また、遺伝子組換え技術により耐性が付与された「作物」の例として、グリホサートやグルホシーネート耐性のトウモロコシ品種があり、RoundupReady(登録商標)及びLibertyLink(登録商標)等の商品名ですでに販売されている。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される毒素として、バチルス・セレウスやバチルス・ポピリエ由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等動物によって産生される毒素;糸状菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG-COAリダクターゼ;ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型の毒素のアミノ酸の1つ又は複数が置換されている。
これら毒素の例及びこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、EP-A-0 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A-0 427 529、EP-A-451 878、WO 03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つ若しくは複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つ又は複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為にホスフィノトリシン N−アサチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard II(登録商標)(Cry1AcとCry2Ab毒素とを発現するワタ品種)、VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を発現するワタ品種)、NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21 グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標) CB Advantage(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、Protecta(登録商標)等が挙げられる。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質の例として、PRタンパク等が知られている(PRPs、EP−A−0 392 225)。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP−A−0 392 225、WO 95/33818、EP−A−0 353 191等に記載されている。
こうした遺伝子組換え植物で発現される抗病原性物質の例として、例えば、ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている。)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;PRタンパク;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO 03/000906に記載されている。)等の微生物が産生する抗病原性物質等が挙げられる。
本発明により防除することができる植物病害としては、例えば植物病原性糸状菌によって引き起こされる植物病害等が挙げられ、より詳しくは以下の病害を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
イネのいもち病(Magnaporthe grisea)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、黄化萎縮病(Sclerophthora macrospora);ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis)、赤かび病(Fusarium graminearum,F.avenacerum,F.culmorum,Microdochium nivale)、さび病(Puccinia striiformis, P.graminis,P.recondita,P.hordei)、雪腐病(Typhula sp.,Micronectriella nivalis)、裸黒穂病(Ustilago tritici,U.nuda)、なまぐさ黒穂病(Tilletia caries)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、網斑病(Pyrenophora teres Drechsler)、立枯病(Gaeumannomyces graminis)、黄斑病(Pyrenophora tritici−repentis);カンキツ類の黒点病(Diaporthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、果実腐敗病(Penicillium digitatum,P.italicum);リンゴのモニリア病(Monilinia mali)、腐らん病(Valsa ceratosperma)、うどんこ病(Podosphaera leucotricha)、斑点落葉病(Alternaria alternata apple pathotype)、黒星病(Venturia inaequalis)、炭そ病(Glomerella cingulata);ナシの黒星病(Venturia nashicola、V. pirina)、黒斑病(Alternaria alternata Japanese pear pathotype)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum);モモの灰星病(Monilinia fructicola)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.);ブドウの黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulata)、うどんこ病(Uncinula necator)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、ブラックロット病(Guignardia bidwellii)、べと病(Plasmopara viticola);カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki,Mycosphaerella nawae);ウリ類の炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、つる割病(Fusarium oxysporum)、べと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora sp.)、苗立枯病(Pythium sp.);トマトの輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvum)、疫病(Phytophthora infestans);ナスの褐紋病(Phomopsis vexans)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum);アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cercosporella brassicae)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)、べと病(Peronospora parasitica);ネギのさび病(Puccinia allii)、ダイズの紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseolorum var.sojae)、さび病( Phakopsora pachyrhizi)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemthianum)ラッカセイの黒渋病(Cercospora personata)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、白絹病(Sclerotium rolfsii);エンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi);ジャガイモの夏疫病(Alternaria solani)、疫病(Phytophthora infestans)、半身萎凋病(Verticillium albo-atrum,V. dahliae,V.nigrescens);イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca humuli);チャの網もち病(Exobasidium reticulatum);白星病(Elsinoe leucospila)、輪斑病(Pestalotiopsis sp.)、炭そ病(Colletotrichum theae-sinensis)タバコの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、べと病(Peronospora tabacina)、疫病(Phytophthora nicotianae);テンサイの褐斑病(Cercospora beticola)、葉腐病(Thanatephorus cucumeris)、根腐病(Thanatephorus cucumeris)、黒根病(Aphanomyces sochlioides);バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa);キクの褐斑病(Septoria chrysanthemi−indici)、白さび病(Puccinia horiana);タマネギの白斑葉枯病(Botrytis cinerea,B.byssoidea,B.squamosa)、灰色腐敗病(Botrytis alli);小菌核性腐敗病(Botrytis squamosa)種々の作物の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum);ダイコン黒斑病(Alternaria brassicicola);シバのダラースポット病(Sclerotinia homeocarpa)、シバのブラウンパッチ病およびラージパッチ病(Rhizoctonia solani);並びにバナナのシガトカ病(Mycosphaerella fijiensis、Mycosphaerella musicola)。
国際特許出願WO2005/033079パンフレットに記載の方法に準じて、参考製造例記載のチエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸とアミン類とを縮合させることで、種々の本化合物が製造できる。
次に本発明について製造例、製剤例、試験例等の実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
製造例1
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩0.30g、4−フェノキシベンジルアミン塩酸塩0.27g及びWSC0.28gをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(4−フェノキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物1と記す。)0.31gを得た。
本化合物1
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.64 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.40-6.46 (1H, br m), 6.98-7.03 (4H, m), 7.09-7.14 (1H, m), 7.31-7.38 (5H, m), 7.77 (1H, s), 8.10 (1H, dd, J = 8.0, 1.7 Hz), 8.65 (1H, dd, J = 4.6, 1.7 Hz).
製造例2
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩0.30g、2−フルオロ−3−メトキシベンジルアミン塩酸塩0.24g及びWSC0.28gをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(2−フルオロ−3−メトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物2と記す。)0.16gを得た。
本化合物2
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 3.89 (3H, s), 4.71 (2H, dd, J = 6.0, 1.1 Hz), 6.55-6.59 (1H, br m), 6.90-6.95 (1H, m), 6.98-7.08 (2H, m), 7.34 (1H, dd, J = 8.0, 4.6 Hz), 7.74 (1H, s), 8.09 (1H, dd, J = 8.0, 1.7 Hz), 8.64 (1H, dd, J = 4.6, 1.7 Hz).
製造例3
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩0.30g、3−フェノキシベンジルアミン塩酸塩0.27g及びWSC0.28gをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(3−フェノキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物3と記す。)0.31gを得た。
本化合物3
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.65 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.36-6.40 (1H, br m), 6.93 (1H, dd, J = 8.0, 2.4 Hz), 7.00-7.04 (3H, m), 7.09-7.14 (2H, m), 7.30-7.37 (4H, m), 7.76 (1H, s), 8.11 (1H, dd, J = 8.0, 1.6 Hz), 8.65 (1H, dd, J = 4.6, 1.6 Hz).
製造例4
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩500mg、3−(3−フルオロフェノキシ)ベンジルアミン434mg及びWSC383mgをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した後、反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−[3−(3−フルオロフェノキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物4と記す。)304mgを得た。
本化合物4
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.67 (2H, d, J = 5.8 Hz), 6.43 (1H, s), 6.71 (1H, dt, J = 10.1, 2.4 Hz), 6.77-6.83 (2H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.05 (1H, s), 7.16 (1H, d, J = 7.7 Hz), 7.24-7.31 (1H, m), 7.34-7.38 (2H, m), 7.78 (1H, s), 8.12 (1H, dd, J = 8.1, 1.3 Hz), 8.66 (1H, dd, J = 4.6, 1.0 Hz).
製造例5
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩500mg、(5−フェノキシチオフェン−2−イル)メチルアミン411mg及びWSC383mgをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した後、反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(5−フェノキシチオフェン−2−イル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物5と記す。)252mgを得た。
本化合物5
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.72 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.37-6.44(1H, br), 6.40 (1H, d, J = 3.7 Hz), 6.78 (1H, d, J = 3.9 Hz), 7.08-7.13 (3H, m), 7.31-7.37 (3H, m), 7.77 (1H, s), 8.11 (1H, dd, J = 8.2, 1.6 Hz), 8.65 (1H, dd, J = 4.6, 1.7 Hz).
製造例6
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩500mg、2−フルオロ−3−(4−ペンチニルオキシ)ベンジルアミン塩酸塩487mg及びWSC383mgをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した後、反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−[2−フルオロ−3−(4−ペンチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物6と記す。)214mgを得た。
本化合物6
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.97-1.98 (1H, m), 2.01-2.08 (2H, m), 2.44 (2H, td, J = 6.9, 2.6 Hz), 4.15 (2H, t, J = 6.1 Hz), 4.71 (2H, d, J = 6.1 Hz), 6.46 (1H, s), 6.93-7.08 (3H, m), 7.35 (1H, dd, J = 8.0, 4.6 Hz), 7.74 (1H, s), 8.11 (1H, dd, J = 8.0, 1.7 Hz), 8.64 (1H, dd, J = 4.6, 1.5 Hz).
製造例7
N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド0.30g、2−ブロモ−1−プロピン0.15g及び炭酸セシウム0.42gをDMF5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−[2−フルオロ−3−(2−プロピニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物7と記す。)0.28gを得た。
本化合物7
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 2.55 (1H, t, J = 2.4 Hz), 4.72 (2H, d, J = 6.1 Hz), 4.78 (2H, d, J = 2.4 Hz), 6.46-6.53 (1H, br m), 7.06-7.10 (3H, m), 7.35 (1H, dd, J = 8.1, 4.6 Hz), 7.75 (1H, s), 8.11 (1H, dd, J = 8.1, 1.6 Hz), 8.65 (1H, dd, J = 4.6, 1.6 Hz).
製造例8
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩500mg、(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチルアミン302mg及びWSC383mgをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した後、反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物8と記す。)140mgを得た。
本化合物8
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.57 (2H, d, J = 5.8 Hz), 5.96 (2H, s), 6.41 (1H, s), 6.77-6.88 (3H, m), 7.35 (1H, dd, J = 7.7, 4.3 Hz), 7.76 (1H, s), 8.10 (1H, dd, J = 8.0, 1.2 Hz), 8.64 (1H, dd, J = 4.6, 1.2 Hz).
製造例9
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩1.0g、2−フルオロ−3−ヒドロキシベンジルアミン塩酸塩1.0g及びWSC0.80gをピリジン5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物9と記す。)0.68gを得た。
本化合物9
Figure 2010100614
1H-NMR (DMSO-D6) δ: 4.51 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.76-6.97 (3H, m), 7.50 (1H, dd, J = 8.3, 4.6 Hz), 8.14 (1H, s), 8.37 (1H, dd, J = 8.0, 1.4 Hz), 8.66 (1H, dd, J = 4.6, 1.4 Hz), 9.33-9.38 (1H, m), 9.81 (1H, br s).
製造例10
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩0.45g、ベンジルアミン0.18g、BOP試薬0.89gおよびトリエチルアミン0.5mlをDMF5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体を濾集し、5%水酸化ナトリウム水溶液、水及びヘキサンで順次洗浄し、N−フェニルメチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物10と記す。)0.26gを得た。
本化合物10
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 4.68 (2H, d, J = 5.8 Hz), 6.37 (1H, s), 7.31-7.39 (6H, m), 7.77 (1H, s), 8.11 (1H, d, J = 8.2 Hz), 8.65 (1H, d, J = 4.6 Hz).
製造例11
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩0.45g、4−ブチルベンジルアミン塩酸塩0.34g、BOP試薬0.89gおよびトリエチルアミン0.7mlをDMF5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体を濾集し、5%水酸化ナトリウム水溶液、水及びヘキサンで順次洗浄し、N−(4−ブチルフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物11と記す。)0.26gを得た。
本化合物11
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 0.93 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.31-1.40 (2H, m), 1.55-1.63 (2H, m), 2.61 (2H, t, J = 7.7 Hz), 4.64 (2H, d, J = 5.6 Hz), 6.34 (1H, s), 7.19 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.29 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.35 (1H, dd, J = 8.0, 4.6 Hz), 7.75 (1H, s), 8.10 (1H, dd, J = 8.1, 1.6 Hz), 8.64 (1H, dd, J = 4.6, 1.7 Hz).
製造例12
N−(2−フルオロ−3−ヒドロキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド0.30g、5−ブロモ−1−ペンテン0.13g及び炭酸セシウム0.22gをDMF5mlに加え、室温で8時間攪拌した。反応混合物に水を加え、析出した固体を濾集し、5%水酸化ナトリウム水溶液、水及びヘキサンで順次洗浄し、N−[2−フルオロ−3−(4−ペンテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド(以下、本化合物12と記す。)0.21gを得た。
本化合物12
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.90-1.97 (2H, m), 2.24-2.29 (2H, m), 4.05 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.72 (2H, d, J = 5.8 Hz), 5.00-5.10 (2H, m), 5.80-5.91 (1H, m), 6.46 (1H, s), 6.90-6.95 (1H, m), 6.98-7.07 (2H, m), 7.35 (1H, dd, J = 8.0, 4.6 Hz), 7.74 (1H, s), 8.09-8.12 (1H, m), 8.64-8.65 (1H, m).
製造例7に記載の方法に準じて、後述の本化合物を製造することができる。
N−(3−メトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(3−エトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(3−プロポキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(3−ブトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(3−ペンチルオキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(3−ヘキシルオキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(2−フルオロ−3−エトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(2−フルオロ−3−プロポキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(2−フルオロ−3−ブトキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−(2−フルオロ−3−ペンチルオキシフェニル)メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、
N−[3−(2−プロペニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(3−ブテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(4−ペンテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(5−ヘキセニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(6−ヘプテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(7−オクテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(2−プロペニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(3−ブテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(4−ペンテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(5−ヘキセニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(6−ヘプテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ−3−(7−オクテニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、
N−[3−(2−プロピニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(3−ブチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−ペンチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(4−ペンチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(5−ヘキシニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−プロピニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(3−ブチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−ペンチニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(5−ヘキシニルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、
N−[3−(2−メトキシエトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−メトキシプロポキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−メトキシブトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−メトキシペンチルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−エトキシエトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−エトキシプロポキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[3−(2−エトキシブトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−メトキシエトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−メトキシプロポキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−メトキシブトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−メトキシペンチルオキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−エトキシエトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド、N−[2−フルオロ3−(2−エトキシプロポキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド及びN−[2−フルオロ3−(2−エトキシブトキシ)フェニル]メチル−チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸アミド。
次に、本化合物の製造中間体の製造について参考製造例を示す。
参考製造例1
2−クロロピリジン−3−カルボアルデヒド0.49g、チオグリコール酸エチル0.46g及び炭酸カリウム1.4gをDMF10mlに加え、80℃で2時間加熱攪拌した。室温付近まで放冷した反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して、チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸エチル0.60gを得た。
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸エチル
Figure 2010100614
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.43 (3H, t, J = 7.2 Hz), 4.43 (2H, q, J = 7.2 Hz), 7.36 (1H, dd, J = 8.0, 4.6 Hz), 8.00 (1H, s), 8.15 (1H, dd, J = 8.0, 1.5 Hz), 8.68 (1H, dd, J = 4.6, 1.5 Hz).
メタノール10ml及び15%水酸化ナトリウム水溶液10mlの混合溶液に、チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸エチル0.60gを加え、50℃で1時間加熱攪拌した。室温付近まで放冷した反応混合物に10N塩酸を加えて酸性にした後、減圧下濃縮して、チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩1.0gを得た。
チエノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボン酸塩酸塩
Figure 2010100614
1H-NMR (DMSO-D6) δ: 7.50 (1H, dd, J = 8.1, 4.6 Hz), 8.01 (1H, s), 8.38 (1H, dd, J = 8.1, 1.6 Hz), 8.67 (1H, dd, J = 4.6, 1.6 Hz).
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1
本化合物1 50部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸マグネシウム2部及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合することにより、水和剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々の水和剤を得る。
製剤例2
本化合物1 20部とソルビタントリオレエ−ト 1.5部とを、ポリビニルアルコ−ル 2部を含む水溶液 28.5部と混合し、湿式粉砕法で微粉砕した後、この中に、キサンタンガム0.05部及びアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1部を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコ−ル 10部を加えて攪拌混合し、フロアブル製剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々のフロアブル製剤を得る。
製剤例3
本化合物1 2部、カオリンクレー88部及びタルク10部をよく粉砕混合することにより、粉剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々の粉剤を得る。
製剤例4
本化合物1 5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ−テル 14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 6部及びキシレン 75部をよく混合することにより、乳剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々の乳剤を得る。
製剤例5
本化合物1 2部、合成含水酸化珪素 1部、リグニンスルホン酸カルシウム 2部、ベントナイト 30部及びカオリンクレー 65部をよく粉砕混合した後、水を加えてよく練り合せ、造粒乾燥することにより、粒剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々の粒剤を得る。
製剤例6
本化合物1 10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩 50部を含むホワイトカーボン 35部及び水 55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、フロアブル製剤を得る。本化合物1を本化合物2ないし本化合物12のいずれかに代えること以外は前記と同様にして、各々のフロアブル製剤を得る。
次に本発明が植物病害の防除に有用であることを試験例に示す。
なお防除効果は、調査時の供試植物上の病斑の面積を目視観察し、本化合物を処理した植物の病斑の面積と、無処理の植物の病斑の面積を比較することにより評価した。
試験例1
キュウリ灰色かび病予防効果試験(Botrytis cinerea)
プラスチックポットに土壌を詰め、キュウリ(品種;相模半白)を播種し、温室内で12日間生育させた。本化合物2及び3を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、上記キュウリ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、キュウリ灰色かび病菌の胞子含有PDA培地をキュウリ葉面上に置いた。接種後12℃、多湿下に4日間置いた後、病斑面積を調査した。その結果、本化合物2及び3を処理した植物における病斑面積は、無処理の植物における病斑面積の30%以下であった。
試験例2
イネいもち病予防効果試験(Magnaporthe grisea)
プラスチックポットに土壌を詰め、イネ(品種;日本晴)を播種し、温室内で12日間育成させた。本化合物2及び3を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、上記イネの葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、散布した植物の周囲にイネいもち病罹病葉を有するポットを静置した。全てのイネは夜間のみ多湿下におき、接種5日後、病斑面積を調査した。その結果、本化合物2及び3を処理した植物における病斑面積は、無処理の植物における病斑面積の30%以下であった。
試験例3
コムギ赤さび病治療効果試験(Puccinia redondita F. sp. Tritici)
プラスチックポットに土壌を詰め、コムギ(品種;シロガネ)を播種し、温室内で9日間生育させた後、コムギ赤さび病菌の胞子をふりかけ接種した。接種後23℃、暗黒多湿下に1日置いた後、風乾させコムギ赤さび病感染苗とした。本化合物3を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、上記コムギの葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、さらに照明下に6日間置いた後、病斑面積を調査した。その結果、本化合物3を処理した植物における病斑面積は、無処理の植物における病斑面積の10%以下であった。
試験例4
キュウリ菌核病予防効果試験(Sclerotinia sclerotiorum)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(品種;相模半白)を播種し、温室内で12日間生育させた。本化合物1〜8、10、11および12を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、上記キュウリ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、菌核病菌の菌糸含有PDA培地をキュウリ葉面上に置いた。接種後18℃、多湿下に4日間置いた後、病斑面積を調査した。その結果、本化合物1〜8、10、11および12を処理した植物における病斑面積は、無処理の植物における病斑面積の30%以下であった。
試験例5
トマト萎凋病土壌処理試験(灌注)
プラスチックポットにトマト萎凋病(Fusarium oxysporum)汚染土壌を詰め、トマト(品種:パティオ)を播種し、本化合物を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後に水で希釈し、上記プラスチックポット1ポットあたり本化合物10mgとなる量の前記水希釈液を土壌灌注処理する。温室内で1ヶ月間栽培した後、植物の生育状況を調査する。その結果、本化合物を土壌灌注処理した土壌(処理区)で栽培した植物は、本化合物を土壌灌注処理していない土壌(無処理区)にて処理区と同様に栽培した植物と比較して、トマト萎凋病の病徴が軽減することが確認できる。
試験例6
ジャガイモ半身萎凋病土壌処理試験(潅注)
プラスチックポットにジャガイモ半身萎凋病(Verticillium albo-atrum, v. dahliae, v. nigrescens)汚染土壌を詰め、ジャガイモ(品種:男爵)を植付け、本化合物を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後に水で希釈し、上記プラスチックポット1ポットあたり本化合物10mgとなる量の前記水希釈液を土壌灌注処理する。温室内で2ヶ月間栽培した後、植物の生育状況を調査する。その結果、本化合物を土壌灌注処理した土壌(処理区)で栽培した植物は、本化合物を土壌灌注処理していない土壌(無処理区)にて処理区と同様に栽培した植物と比較して、ジャガイモ半身萎凋病の病徴が軽減することが確認できる。
試験例7
イネ馬鹿苗病種子処理試験
本化合物を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で2000ppmに希釈し、イネ馬鹿苗病菌(Gibberella fujikuroi)汚染籾を浸漬法にて種子処理する。その後、土壌が詰められた育苗箱に種子処理した前記汚染籾を播種し、温室内で1ヶ月間栽培した後、植物の生育状況を調査する。その結果、本化合物を種子処理して栽培した植物(処理区)は、種子処理しないで処理区と同様に栽培した植物(無処理区)と比較して、イネ馬鹿苗病の病徴が軽減することが確認できる。
試験例8
コムギ立枯病種子処理試験
本化合物を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、ムギ立枯病菌(Gaeumannomyces graminis)汚染種子に100kg種子あたり本化合物が200gとなる量の前記フロアブル製剤をシードドレッサーによる塗沫法で種子処理する。その後、砂壌土が詰められたプラスチックポットに、種子処理した前記汚染種子を播種し、温室内で1ヶ月間栽培した後、植物の生育状況を調査する。その結果、本化合物を種子処理して栽培した植物(処理区)は、種子処理しないで処理区と同様に栽培した植物(無処理区)と比較して、コムギ立枯病の病徴が軽減することが確認できる。
本発明により、植物病原菌による植物病害を防除又は予防することができる。

Claims (7)

  1. 植物病原菌による植物病害を防除又は予防するための、
    式(1)
    Figure 2010100614
    〔式中、Zは、酸素原子、硫黄原子またはNRG(ここでRGは、C1−6アルコキシ基またはシアノ基を意味する。)を意味する;
    Eは、フリル基、チエニル基、ピロリル基、テトラゾリル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、フェニル基またはE−1で示される基を意味する;
    Figure 2010100614
    〔式中、Gは、CH2CH2CH2基、OCH2CH2基、CH2OCH2基、CH2CH2O基、OCH2O基、SCH2CH2基、CH2SCH2基、CH2CH2S基、SCH2S基、CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2基、CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2O基、OCH2CH2O基、CH2CH2CH2CH2CH2基、OCH2CH2CH2CH2基、CH2OCH2CH2CH2基、CH2CH2OCH2CH2基、CH2CH2CH2OCH2基、CH2CH2CH2CH2O基、OCH2CH2CH2O基、OCH=CH基、CH=CHO基、SCH=CH基またはCH=CHS基を意味する。〕
    ただし、Eで示される基はいずれも、以下の置換基群a−1および置換基群a−2から選ばれる置換基で置換されていてもよい;
    [置換基群a−1]
    ハロゲン原子、アミノ基、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員環ヘテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルカルボニル基、C6−10アリールカルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、C1−6アルキルスルフィニル基、式−C(=N−Ra1)Ra2で表される基(式中、Ra1は、水酸基またはC1−6アルコキシ基を意味する;Ra2は、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基およびC1−3トリアルキルシリルC2−8アルキニル基;
    [置換基群a−2]
    C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C2−8アルケニルオキシ基、C2−8アルキニルオキシ基、C3−8シクロアルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員へテロ環オキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C1−8アルキルチオ基、C2−8アルケニルチオ基、C2−8アルキニルチオ基、C3−8シクロアルキルチオ基、C6−10アリールチオ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキルチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキルチオ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基、モノ−C2−6アルケニルアミノ基、モノ−C2−6アルキニルアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C3−8シクロアルキルC1−6アルキルアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、モノ−5−10員ヘテロ環C1−6アルキルアミノ基、ジ−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルケニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C2−6アルキニル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C3−8シクロアルキルC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、N−5−10員ヘテロ環C1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
    ただし、置換基群a−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群bから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
    [置換基群b]
    ハロゲン原子、水酸基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシル基、アミノ基、カルバモイル基、ニトロ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、5−10員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−8アルキルチオ基、C1−6アルキルスルホニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、モノ−C1−6アルキルアミノ基およびジ−C1−6アルキルアミノ基、並びに、アミノ基もしくはアミノスルホニル基を1個有していてもよいモノ−C6−10アリールアミノ基およびアミノ基を1個有していてもよいN−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基〕
    で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する農業用組成物。
  2. 式(1)において、Zが酸素原子である請求項1記載の農業用組成物。
  3. 式(1)において、Eが、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフリル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいチエニル基、以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいピロリル基或いは以下の置換基群e−1および置換基群e−2から選ばれる置換基を1または2個有してもよいフェニル基である請求項1または2記載の農業用組成物。
    〔[置換基群e−1]
    ハロゲン原子、C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキリデンC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC2−6アルケニル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリールC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
    [置換基群e−2]
    C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C6−10アリール基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基、5−10員ヘテロ環C1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、C6−10アリールオキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、C6−10アリールC1−6アルコキシ基、5−10員ヘテロ環C1−6アルコキシ基、C6−10アリールチオ基、C6−10アリ−ルC1−6アルキルチオ基、モノ−C6−10アリールアミノ基、モノ−C6−10アリールC1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリール−N−C1−6アルキルアミノ基、N−C6−10アリールC1−6アルキル−N−C1−6アルキルアミノ基、C6−10アリールオキシC1−6アルキル基および5−10員ヘテロ環オキシC1−6アルキル基;
    ただし、置換基群e−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群fから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
    [置換基群f]
    ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、アミノ基、ニトロ基、C3−8シクロアルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、C6−10アリールオキシ基、5−10員ヘテロ環オキシ基、C1−6アルコキシカルボニル基、C1−6アルキルスルホニル基、モノ−C6−10アリールアミノ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基およびC1−6アルキル基〕
  4. 式(1)において、Eが、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいフリル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいチエニル基、以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいピロリル基或いは以下の置換基群g−1および置換基群g−2から選ばれる置換基を1個有していてもよいフェニル基である請求項1または2記載の農業用組成物。
    〔[置換基群g−1]
    C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
    [置換基群g−2]
    C1−8アルキル基、C2−8アルケニル基、C2−8アルキニル基、C3−8シクロアルキルC1−6アルキル基、フェニルC1−6アルキル基、フリルC1−6アルキル基、チエニルC1−6アルキル基、ベンゾフリルC1−6アルキル基、ベンゾチエニルC1−6アルキル基、C1−8アルコキシ基、C3−8アルケニルオキシ基、C3−8アルキニルオキシ基、フェノキシ基、C3−8シクロアルキルC1−6アルコキシ基、フェニルC1−6アルコキシ基、フリルC1−6アルコキシ基、チエニルC1−6アルコキシ基、ピリジルC1−6アルコキシ基、フェノキシC1−6アルキル基およびピリジルオキシC1−6アルキル基;
    ただし、置換基群g−2に記載される置換基はいずれも、以下の置換基群hから選ばれる置換基を1ないし3個有する;
    [置換基群h]
    ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基およびC1−6アルキルチオ基〕
  5. 植物病原菌が植物病原性糸状菌である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の農業用組成物。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の農業用組成物の有効量を有用作物に施用する、植物病原菌による病害を防除又は予防する方法。
  7. 施用方法が、茎葉散布、土壌処理または種子消毒である請求項6記載の方法。
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