JP2010100596A - マスティックとスクワランを配合した薬剤耐性菌感染予防の組成物 - Google Patents

マスティックとスクワランを配合した薬剤耐性菌感染予防の組成物 Download PDF

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哲郎 池川
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Abstract

【課題】 スクアランならびにマスティックの樹脂液をそれぞれ単独で使用、塗布した場合に、効能、効果がもう一つ発揮されない。特に抗耐性菌作用の場合には、スクアランとマスティックを組み合わせて使用、塗布することによって単独使用の場合よりも何倍もの相乗的顕著な抗耐性菌効果が得られる。
その顕著な抗耐性菌効果を目的とする新しい知見に基づいて、っ新規な方法でスクアランとマスティックの二つの活性物質を、効率よく配合し、製剤化した製品またはその製造法およびその有効な生理活性を、本発明によって提供するものである。
【解決手段】 そこで、未だ社会的医学薬学的に未解決の院内外感染、耐性菌の処理除去に対して、本発明品を使用することによって、広範囲に感染予防、特に耐性菌感染予防に貢献する医療保健予防のための製品としてスクアランとマステイックを効率よく組み合せた医療保健予防のための製品を製造することである。

Description

本発明はスクアランとマステイックに一種又は二種以上の成分を配合した薬剤耐性菌感染予防のための製品に関するものである。
一般に市場で使われている抗菌石鹸として抗菌剤トリクロサン配合の石鹸や塩化ベンザルコニウム等の逆性石鹸などや、消毒用エタノール製剤が使われているが、保湿作用がなく、副作用としての手荒れ、肌荒れが高頻度で見られ、医療、介護等の現場を悩ませている。 そのため保湿剤を配合した製品も見られたが、殺菌効果が落ちるため製品として完成しなかった。
病院内などの医療現場などでメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などの院内感染が現在非常に問題となっており、医療現場を困らせている。
上記のような薬剤耐性菌に対する抗生物質の開発も日夜続けられているが、それを漫然と投与することにより、さらなる新しい薬剤耐性菌の発生が懸念されている。
介護、医療現場において消毒用エタノールや消毒剤、殺菌剤にて手指および患部の洗浄が行われているが高頻度に行うと肌が荒れる、傷にしみる、皮膚炎を悪化させる等の皮膚に傷害を及ぼす可能性が非常に高い。
アトピー性皮膚炎の患者にもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染の患者が多く見られ、治療を大変困難にし、患者や医療現場を悩ませている。
グリセリン、エモリエント剤などの保湿剤を配合した消毒剤も存在するが、その保湿効果が弱く、殺菌作用も低下するため、介護や医療の現場では敬遠されている。 すでに障害を負った皮膚に対して回復効果を見出すものでもなく、解決策に成り得ていない。
そのため、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)など抗生物質が効かない薬剤耐性菌に関して殺菌や増殖阻止効果があり、かつ皮膚の荒れなどを起こさず、院内感染による感染症予防や床ずれ、アトピー性皮膚炎などの皮膚の障害に対しても皮膚の回復効果を出し、院内感染予防するものが望まれていた。
しかも、近年は患者に投与する薬や補助食品、軟膏、クリーム、乳液、日常に使用する石鹸、洗剤、シャンプー、歯磨き粉等の洗浄剤であっても、人為的に合成した合成薬ではなく、天然由来の生薬などを摂取、使用したいという人々がいる。
本発明は、そのような背景を鑑みて研究されたものであって、天然由来の生薬を含有し、薬剤耐性菌に対して抗菌作用を持ちながら、皮膚を保湿し、皮膚炎の場合は皮膚の状態を改善することができる内用剤および外用剤を提供する。特に耐性菌に対しても抗菌力を有することを特徴とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に関わる外用剤、及び内用剤はマスティック及びスクワランを混合させることにより、保湿効果をもちながら抗薬剤耐性菌作用を持つことを特徴とすることとした。
本発明者らは長らく本発明物質のスクアラン、スクアレンおよびマスティツクについて研究してきており、その研究成果は学会発表、特許出願公開(例:前出願、平成13年2月19日)など公開してきた。しかしスクアレンは6個の二重結合をもっているため、不安定である。特に光、紫外線に不安定であるため、化粧品や洗滌剤には用いられていない。これらのトリテルペン化合物はそれ自身弱い抗菌作用をもつか、またはもっていないのである。しかしながらスクアラン、スクワレンは皮膚の保湿作用があり、またその両者ともに、それを抗菌剤とともに用いるときは、その抗菌剤単独より強い抗菌作用を示すことが本発明者らによって証明されている。
<スクアレンの抗真菌剤アンホテリシンBの増強作用>
桑野信彦教授(当時:大分医科大学生化学教室)の研究グループは、エルゴステロールという成分がポリエン系抗生物質に対する真菌細胞の感受性を失わせて無効にする、という事実を利用してポリエン系抗生物質の1種であるアンホテシリンB(AMB)が、スクアレンを併用することによってその作用を亢進する研究結果を発表しました。
『ザ・ジャーナル・オブ・アンティバイオティックス』
(masuda et al.,J.Antibiot.,35,230−234,1982)
(Ymaguchi et al.,Jpn.j.Cancer Sci.(Cancer Sci.)76,1021,1985)
スクアラン(Sqalane・分子式C3062)は純度99%以上の飽和炭化水素(飽和イソプレノイド)で2重結合をもたない単純脂質である。スクアレンは深海ザメの肝油中に約70〜90%含まれている。スクアランはスクアレン(Sqalene)から還元して製造される。テルペン族のトリテルペンであり、テルペン特有の生理活性作用を有する大切な物質である。
活性スクアランの性状
(1) 沸点 340〜350℃、248℃(5mmHg)、
(2) 凝固点 −75℃ 一時間保つも透明。
(3) 粘性率37.6cp(25℃)無色透明、低粘度、低融点の液体(常温)、無味無臭。濃硫酸と70℃に加熱しても着色しない。
スクアランは安定な物質で保湿作用があり、化粧品の油性原料または医薬品用軟膏基剤原料として用いられる。さらに保香剤、潤滑油などとして広く用いられている。
一方、本発明品に用いられているスクアランに配合されているマスティックはウルシ科の潅木であるヨウニュウコウから採取されて抽出した白黄色の透明状の粒状の樹脂で、マスチカジェノン酸を主成分としている。マスティックの木は、外敵や疫病から自らを守るために粘度の高い液を分泌し、近年の研究でこの樹液は免疫増殖力、抗菌作用、生体機能調整力、皮膚保護力など生体保護機能があることが分かってきた。
マスティックは欧米では健康、医療分野について、次の様な各種の疫病の予防、治療効果や症状の緩和作用があることが報告されている。
1)内科的治療予防; 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療・予防、高血圧症の血圧低下、糖尿病の血糖降下作用、コレステロール低下作用、免疫力の増強、各種ガンの予防効果、胆汁分泌の促進、胆石の溶解作用、舌苔の予防、通風、リウマチの痛みの緩和等。
2)歯科領域の予防治療; 歯槽膿漏の予防・治療、歯周病の予防・治療、歯垢の抑制、歯茎からの出血の防止、筋肉の強化。
3)外科的治療予防;創傷治癒の促進、褥瘡などの皮膚潰瘍の治癒。
しかしマスティック自体は、硬い樹脂状で生体への吸収率が悪く、そのために欧米では、薬剤耐性菌感染予防に対して臨床的に使用されていなかった。
そのためにマスティックの単独使用で改善効果が得られない症状の改善については、スクアラン、マスティックを混合して使用する事により、総合的により新しい顕著な抗耐性菌効果が得られたのであるが、この観点に基づいたスクアラン、マスティックの医療保健予防のための製品成分の組合せ配合については、これ迄には全く研究されていない。
これ迄には全く研究されていない。
スクアランとマスティックの共に全く性状の違った物質同士を混合の上、その充填する物質の配合割合、可塑割合、乳化割合を定めるのが難しくて、大変困難であるために、これ迄は実施されていなかった。
そこで本発明は総合的に顕著な抗耐性菌効果を有し、また保存安定性の良い薬剤耐性菌感染予防のための製品を提供することを目的とするものである。
ただ単にスクアランとマスティックを混和するだけでは、均一な液剤を作成することは困難であるが、本発明者らは幾多の研究の結果、その二つの特徴ある活性物質に、ヤシ油、ミツロウ、スクワレンなどを混和することによって、はじめて均一化した有効な懸濁剤を作成することができた。
本発明の薬剤耐性菌感染予防のための製品に対して配合する各成分の量については、特に限定されないが、日常的に毎日使用する時期もあることから、1回当たりの使用量としてはスクアラン1mg〜1000mg、マスティック1mg〜1000mg程度の範囲の割合量を混合し、これを使用すると良い。
本発明の医療保健予防のための製品に対して、添加される乳化剤、可塑剤の量については、目安として1回の使用当たりミツロウは50mg〜600mg、精製ヤシ油は50mg〜600mg、スクワレンは50mg〜1000mg程度が適当である。
このような配合割合とすることによってスクアランに溶解するマステイックの濃度を高め、吸収率を高めながら、抗耐性菌効果、保湿効果を高めることができる。
特に洗滌剤、外用剤として用いる場合は、その点を留意するべきである。
本発明の薬剤耐性菌感染予防のための製品には、マスティックの抗菌作用、スクアランの優れた化粧品に関する各種の作用は知られているが、さらに抗菌力を強くする意味でスクアレン、ヒノキチオール、ハーブ、黄伯、黄連、黄岑、甘草、田七人参、高麗人参、生薬エキス、ヒバ油、ホエバ油、植物精油、馬油、豚脂、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサン酸、紫蘇オイル、ガーリックオイル、合成ビタミンE、天然ビタミンE、γ−オリザノール、β−カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ビタミンC、ポリフェノール、リコペン、茸菌糸体培養抽出物、茸子実体培養抽出物、霊芝、アガリクスエキス、熊笹エキス、マイタケエキス、クロレラ、スピルリナ、タンニン、アルギン酸、カテキン、エキス、グリチルリチン、プロポリス、イチョウ葉エキス、高麗人参エキス、西洋人参エキス、エゾウコギエキス、丹参葉エキス、アロエエキス、キトサン、イノシトール、ペプタイド、セラミド、ナイアシン、総イソフラボン、パントテン酸、ビオチン、総カロチノイド、セレン、亜鉛、クロム、コラーゲン、コンドロイチン硫酸、ムコ多糖蛋白、カルシウム、ローヤルゼリー、ミレット、ホーステイル、ノコギリヤシ、ウコンエキス、マリアアザミエキス、ガルシニアエキス、イソプロパノール、グルコン酸ヒアルロン酸ナトリュウム、クロルヘキシジン、ポビドンヨード、エタノール、セチルリン酸化ベンザルコニウム、トリクロサン、クロルキシレノール、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウムなどの中から1種または2種以上を選んで配合し、より抗耐性菌作用が高い製品を製造することができる。
スクアラン、マスティック、ヤシ油、ミツロウの比率を4、1、1、1として、その混合液を1時間攪拌懸濁器にかけて激しく攪拌すると、よく混和して、均一な懸濁剤が完成する。そのようにして得た液剤をそのまま用いることができるが、これを基として乳化剤、軟膏、固形剤を作ることができる、今回は液剤を薬剤耐性菌のスクリーニングにかけた。
実施例1で得た液剤をマスティックの薬剤耐性菌の抗菌試験にかけた。
最初に、マスティックの薬剤耐性菌に対する作用を行った。
使用した菌体は医療現場を悩ませている以下の4種の細菌について検討した。
1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
2. バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
3. 大腸菌(E.coli)
4. 緑膿菌(P.aeruginosa)
調整法
1.マスティック粉末をトリグリセリドに溶かし30%溶液とする。
2.グリセロールストックを普通寒天培地を用いて各菌体をおこし、リン酸緩衝液(PBS)に懸濁したもの。約10×9乗 CFU/mlとする
3.30%マスティック・トリグリセリド溶液180μlと上記菌液20μlを混和し、37℃好気条件15分、30分、60分、120分作用させる。
4.各反応時間終了後、混和液を普通寒天培地に25μl滴下する。
5.37℃好気条件で1日間培養する。
6.増殖阻止円にて判定を行う。
Figure 2010100596
以上の結果により、マスティックの30%トリグリセリド溶液での抗薬剤耐性菌作用を確認した。
マスティックの希釈状態での抗薬剤耐性菌作用の確認するために、本発明品について以下のような抗菌試験を行った。
1.乳鉢で粉砕したマスティック40mgをエタノール5mlで溶解する(8mg/ml)
2.生理食塩水で希釈したものを原液とし(1600μg/ml)、1/2希釈を4段階作成(800.400,200,100μg/ml)する。
3.それぞれのマスティック溶液180μlと菌液20μlを混和し(マスティック最終濃度それぞれ1440、720、360、180、90μg/ml)とする。
(マスティック濃度が各1.44% 0.72% 0.36% 0.09%)37℃好気条件で 15分、30分、60分、120分作用させる。
4.各反応時間後、普通寒天培地に試験菌液25μl滴下する。
5.37℃好気条件で1日間培養する。
6.判定を行う。
Figure 2010100596
その結果表2に示したように、マスティックの濃度が1.44%でもMRSA、大腸菌、緑膿菌に対して効果が認められた。
次にエタノールの影響が考えられるため、エタノールの抗菌作用確認実験を行った。エタノールの抗菌作用確認するため、以下のような エタノール除去とピペットマン実験を行った。
1.エタノールを生理食塩水で5倍希釈したものを原液(20%)とする。
2.それのエタノール溶液180μlと菌液20μlを混和し(エタノール最終濃度18%)、37℃好気条件15分、30分、60分、120分作用させる。
3.各反応時間終了後、14000rpm,5minの条件で遠心分離し,上清を捨て、そこへPBSを200μl入れ、よく攪拌(ボルテックス)する。
4.ボルテックス後、普通寒天培地に試験菌液25μl滴下する。
5.37℃好気条件で1日間培養する。
6.判定を行う。
Figure 2010100596
この実験の結果、MRSA、VRE、大腸菌に関しては、エタノールには影響なく増殖した。緑膿菌は60分以上接触すると、増殖なかった。従って緑膿菌の評価は15分、30分で評価することとした。
マスティック・スクワレン溶液の薬剤耐性菌に対する作用について、以下のよう実験を行った。
1.粉砕したマスティック50mgに蜜蝋60mg、やし油50mg、スクアレン200mgを加え溶解し、350mgのマスティック.スクワレン溶液を調整する。
(マスティックは全量の7分の1)
2.マスティック・スクワレン溶液40mgをエタノール5mlで溶解する(8mg/ml)。
3.生理食塩水で希釈したものを原液とし(1600μg/ml)、1/2希釈を4段階作成(800.400,200,100μg/ml)する。
4.それぞれのマスティック・スクワレン溶液180μlと菌液20μlを混和し(マスティック・スクワレン最終濃度それぞれ1440、720、360、180、90μg/ml)、37℃好気条件で15分、30分、60分、120分作用させる。
5.各反応時間後、普通寒天培地に試験菌液25μl滴下
6.37℃好気条件で1日間培養する。
7.判定を行う。
Figure 2010100596
結果は以下のようであり、元来、蜜蝋やヤシ油には抗菌性はないので、マスティックとスクワレンを溶かす溶媒としてマスティック・スクワレン溶液を調整して、MRSA、VRE、大腸菌、緑膿菌に対して効果を観察した。 その結果スクワレン存在下ではマスティックの濃度が0.205%でもMRSA、VRE,大腸菌、緑膿菌に対して効果が認められた。
この事実によって、新たにスクワレン存在下ではマスティックの抗薬剤耐性菌作用の効果を増幅させたと結論することができる。 スクワレン存在下ではマスティックの濃度は低くても効果を発揮する。
マスティック・スクワラン溶液の薬剤耐性菌に対する作用について、実験した。
1.粉砕したマスティック50mgに蜜蝋60mg、やし油50mg、スクアラン200mgを加え溶解し、350mgのマスティック.スクワレン溶液を調整する。
(マスティックは全量の7分の1)
2.マスティック・スクワラン溶液40mgをエタノール5mlで溶解する(8mg/ml)
3.生理食塩水で希釈したものを原液とし(1600μg/ml)、1/2希釈を4段階作成(800.400,200,100μg/ml)する。
4.それぞれのマスティック・スクワラン溶液180μlと菌液20μlを混和し(マスティック・スクワラン最終濃度それぞれ1440、720、360、180、90μg/ml)、37℃好気条件で15分、30分、60分、120分作用させる。
5.各反応時間後、普通寒天培地に試験菌液25μlを滴下する。
6.37℃好気条件で1日間培養する。
7.判定を行う。
Figure 2010100596
スクワレンの結果を基に、マスティック・スクワラン溶液での実験を検討した結果、マスティック・スクワレン溶液と同様に、MRSA、VRE、大腸菌、緑膿菌に対して有効な効果をもつという結果が得られた。 そのため、スクワラン存在下ではマスティックの抗薬剤耐性菌作用の効果を増幅させたと結論することができる。
上述してきたように、本発明に係る薬剤耐性菌に対する増殖阻止の結果から判断すると、スクアランとマスティックを配合した薬剤耐性菌感染予防のための経口生成物、固体、ゲル状または液状の洗滌品及び乳化状、クリーム、軟膏等の保湿剤の製品を作ることで、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)など薬剤耐性菌や、医療現場を悩ましている大腸菌(E.coli)、緑膿菌(P.aeruginosa)の感染予防ができる。
最後に、上述した各実験例は、本発明の一例であり、上記のマスティック、スクワラン、およびその他の濃度、「溶媒等の組み合わせに限定されることはない。このため本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。

Claims (7)

  1. スクアランとマスティックを配合した薬剤耐性菌感染予防のための経口生成物、固体、ゲル状または液状の洗滌品及び乳化状、クリーム、軟膏等の保湿剤の製品
  2. 前記成分がヤシ油、ミツロウ スクワレン等と混合し、固体状、ゲル状、クリーム状、軟膏または液状物であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品
  3. 請求項1、2に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品に、さらにスクアレン、ヒノキチオール、黄伯、黄連、黄岑、ヒバ油、馬油、イソプロパノール、グルコン酸クロルヘキシジン、エタノール、トリクロサン、クロルキシレノール、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、ヒアルロン酸ナトリュウムの中から1種または2種以上を選んで配合した請求項1、2、3に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品。
  4. 請求項1、2、3に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品に、さらに抗酸化劣化抑制剤としてスクアレン、コエンザイムQ10,αリポ酸、ビタミンP、ビタミンE、γ−オリザノール、β−カロチン、タンニン、ビタミンC、ヘム鉄の中から1種または2種以上を選んで配合した請求項1、2、3、4のいずれかに記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品。
  5. 請求項1、2、3、4に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品をカプセル剤、錠剤にし、また該製品を乳化させ、固める為の固化成形用の乳化剤、可塑剤を配合し、それを錠剤、カプセル剤および固体剤、クリーム剤、軟膏剤、または液剤としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品。
  6. 前記固化成形用の乳化剤がヤシ油、可塑剤がミツロウ、スクワレンであることを特徴とする請求項6に記載の薬剤耐性菌感染予防のための製品。
  7. 本発明記載の製品に使用されるスクアランをスクアレンにした製品の抗耐性菌作用
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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