JP2010099222A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面側のカバーと背面側のカバーとをそれぞれ背支桿に対して正確な位置に組み付ける作業が容易且つ迅速に行い得る椅子を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る椅子100は、前面側のカバー53bに設けられ当接面53b1及び当接面53b1の裏側に設けた段部たる上面部53b3を有する鍔部53Yと、背面側のカバー53aに設けられ当接面53a1、53b1同士を当接させた際に鍔部53Yを挟持する挟持部53Xとを具備するものである。そうすることにより、両カバー53a、53b以外の部品の点数を抑えるか省くことができる。すなわち両カバー53a、53b以外の部品や当該部品を扱うための工具の取り回しに掛かる手間を有効に省いて、正確でありながらも、容易且つ迅速な組み付けを行うことが可能とものとなっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、オフィス等で好適に用いられる事務用の回転椅子に関するものである。
従来、脚に支持された座を配するとともに、脚や座、あるいは座を支持する他の構成要素に背凭れを支える背支桿を後傾動作可能に取り付け、前記背支桿に前面側のカバーと背面側のカバーとをそれぞれ装着しなる椅子が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
このような背支桿カバーは製造工程においては、作業者によって組み付けられる作業の作業効率を向上させるために、前面側のカバーと背面側のカバーとを組み付ける作業が容易且つ正確に行いやすい構造とすることが求められている。
特開2003−135203号公報 特開2005−160895号公報
しかしながら、上述した特許文献に記載したような椅子では、背支桿カバーの取り付けの際には、カバーを正確な位置に確実に位置決めする必要がある。このようなものでは、カバーを確実に取り付けるために、ビスなどの格別の部品を用いたり、背支桿側にも前記ビスに螺合するためのねじ孔を構成したりするものとなり、いきおい背支桿並びにカバーの構造が複雑なものとなる。加えて部品点数も多く、組み付けの際には作業者には背支桿にカバーを精密に位置決めする手間を要求するばかりか、ビス止めのためのドライバーといった工具をも扱わねばならず、その組み付けには時間や手間が大きく掛かるものとなっているのが現状である。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、前面側のカバーと背面側のカバーとをそれぞれ背支桿に対して正確な位置に組み付ける作業が容易且つ迅速に行い得る椅子を提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係る椅子は、背支桿に、前面側のカバーと背面側のカバーとを当接面同士を当接させることによってそれぞれ装着してなる椅子であって、
一方のカバーに設けられ前記当接面及び当接面の裏側に設けた段部を有する鍔部と、他方のカバーに設けられ前記当接面同士を当接させた際に前記鍔部を挟持する挟持部とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、カバー同士の構成によって背支桿への位置決めを行うことができるので、カバー以外の部品の点数を抑えるか省くことができる。すなわちカバー以外の部品や当該部品を扱うための工具の取り回しに掛かる手間を有効に省いて、正確でありながらも、容易且つ迅速な組み付けを行うことが可能となる。
簡素な構成で挟持部を実現するための具体的な構成として、当該挟持部を、当接面と、当接面に設けた抜け止め部とを有するものを挙げることができる。
また確実な組み付けと確実な位置決めとを両立するためには、鍔部を、当接面を有する板状部に形成した開口として、挟持部を、開口に挿入する突起とすることが望ましい。
そして背支桿に対する位置決めをより正確に行うためには、何れか一方のカバーに背支桿に嵌合する嵌合部をさらに設けたものとすればよい。そして斯かる嵌合部を単純な構成で実現するための構成として、先端部の開口幅が軸の直径よりも小さくなるように先端側を窄ませた二股形状を有するものとし、嵌合部を部材の一時的な弾性変形を利用して背支桿に係わり合わせる態様のものを挙げることができる。
組み付け時に両カバーのズレが起こり難いようにするためには、両カバーの当接面を、上下方向に面する上下面としておくことが望ましい。そして上下面を設定し易く組み付け時に確認しやすいものとするためには、鍔部及び挟持部を両カバーの上端に設けることが好ましい。そしてこのようなものであれば、前面側のカバー及び背面側のカバーの上端が背凭れに隠蔽することにより、鍔部と挟持部との係り合いを、外側からの衝突などから有効に保護することができる。
そして上述のような確実な組み付けを利用して正確な位置決めをより有効に達成するためには、前面側のカバー及び背面側のカバーを連結する連結部と、連結部に設けられ前面側のカバーと背面側のカバーの外側面を面一にするための位置決め部とをさらに設けたものとすることが望ましい。そしてカバーの強度を担保しつつ正確な位置決めを実現するためには、位置決め部を、連結部にから両側に向かって伸びるリブの両側端に設けたものとすることが好ましい。
本発明によれば、カバー同士の構成によって背支桿への位置決めを行うことができるので、カバー以外の部品の点数を抑えるか省くことができる。そうすることにより、カバー以外の部品や当該部品を扱うための工具の取り回しに掛かる手間を有効に省いて、正確でありながらも、容易且つ迅速な組み付けを行い得る椅子を提供することが可能となる。
以下、本発明を事務用回転椅子100に適用した場合の一実施形態につき、図面を参照して説明する。
この椅子100は、図1に示すように、脚1と、この脚1の上部に支持され水平旋回可能な座受3と、この座受3に保持された座4と、座受3に後傾動作可能に設けられた背支持体5と、この背支持体5に取り付けられた背凭れ6と、座受3の両側から立ち上がる肘掛け7とを具備してなる。
脚1は、図1に示すように、脚ベース11と、脚ベース11の中心部に設けられた脚支柱12とを備えてなる。脚ベース11は、中心部に設けたハブから脚羽根を放射状に突出させて設けたもので、脚羽根先端にキャスターをそれぞれ設けている。脚支柱12は、ガススプリングを主体に構成されたもので、上下方向に弾性的に伸縮し、所望位置でロックすることができるようにした通常のものである。
座受3は、図1に示すように、座4を保持するシェル状のもので、脚支柱12の上端部に取り付けられたハウジング31と、このハウジング31に剛結され背支持体5を後傾動作可能に支持する図示しない主軸と、ハウジング31内に設けられ背支持体5の後傾動作に対して反発力を発生させる傾動反力発生機構32とを具備してなる。傾動反力発生機構32は、コイルスプリングやガススプリング等を用いた通常のものであるため、本実施形態ではその詳細な説明を省略する。
座4は、図1に示すように、座受3に支持され、着座面4aにおいて着座者の荷重を支持し得る通常のものであるため、本実施形態ではその詳細な説明を省略する。
背支持体5は、図1に示すように、座受3に後傾動作可能に支持された背支桿51と、この背支桿51の下端部に取り付けられた背支桿カバー53とを主に具備してなる。そして当該背支持体5の構成については後に詳述する。
背凭れ6は、図1に示すように、背支桿の上端に取付られており、前後からそれぞれクッション機能を有する背前カバーと、背の背面側に配された、例えば硬質樹脂製の背後カバーとを主体として構成されたものである。そしてこの背凭れの下端部において、背の前後のカバーの間には背支桿カバー53の上端部、すなわち後述する挟持部53X及び鍔部53Yが収容・隠蔽された状態となっている。
肘掛け7は、図1に示すように、座受側方に取り付けられており、本実施形態では所謂サークル形状のものを採用しているが、当該肘掛けは図示の形状のものに限られることはなく、例えばT字形状のものであったり、高さ調節機能を有するものであったり、或いは後方に跳ね上げ可能に構成されたもの等、種々の態様のものを適用することができる。
そして背支持体5の構成について詳述すると、背支桿51は、図2及び図3に示すように、水平に伸びる基端側を座受け3に図示しない態様にて後傾可能に取り付けられるとともに側面視L字に湾曲して起立する例えば金属製のパイプを適宜成形したものを主体としており、起立した上端部において上述の通り背凭れ6を取り付けるフレーム状のものである。そして当該背支桿51は、基端部近傍の水平に部分において下方から傾動反力発生機構32により弾性付勢されている。
そして背支桿カバー53は、図3乃至図11に示すように、側面視L字に湾曲した金属製の背支桿51を水平部分から起立部分に亘って覆う例えばそれぞれが合成樹脂により一体成形されたものである。そして当該背支桿カバー53は、当該背支桿51を後方すなわち背面側から覆う背面側のカバー53aと、背面側のカバー53aに相対して前方すなわち前面側から背支桿51を覆う前面側のカバー53bとを有したものとなっている。
そしてこれら背面側のカバー53aと前面側のカバー53bとは、上端部近傍において後述する挟持部53Xと鍔部53Yとの係り合いによって、下端部近傍においては連結凸部53a4と連結凹部53b4とによって構成される連結部53cの係り合いによって、正確且つ確実に結合され得るものとなっている。
すなわち本実施形態に係る椅子100は、前面側のカバー53bに設けられ当接面53b1及び当接面53b1の裏側に設けた段部たる上面部53b3を有する鍔部53Yと、背面側のカバー53aに設けられ当接面53a1、53b1同士を当接させた際に鍔部53Yを挟持する挟持部53Xとを具備することを特徴とするものである。
以下、本実施形態に係る椅子100について、背支桿カバー53の具体的な構成を踏まえて詳述する。
背面側のカバー53aは、特に図3乃至図5に示すように、背支桿51の後方に位置付けられる後壁53aaの両側から側壁53abを立ち上がらせて形成したものである。そして後壁下方には後述する連結凸部53a4を形成するとともに、上述した傾動反力発生機構32が有するコイルスプリング等を収容するための円筒状に伸びる開口であるバネ収容部53aa1を形成している。そして側壁53abは、外側面53ab1側に外向段部53ab3を形成するととともに、内側面53ab4側に内側凸部53ab2を突出させた形状とすることにより、後述する前面側のカバー53b側の側壁53bbと好適に係り合うものとなっている。
そして当該背面側のカバー53aは上端部近傍における前面側のカバー53bと係り合わせるための構成として、上方に面する当接面53a1上の左右両端部付近の2箇所において突起53a2を設けてなり、その突起53a2には抜け止め部53a3を形成することにより、当該当接面53a1と突起53a2と、そして抜け止め部53a3とによって、本発明に係る挟持部53Xを構成しているものである。
また背面側のカバー53aは、図3及び図6乃至図9に示すように、下端部近傍における前面側のカバー53bと係り合わせるための構成として、さらに連結凸部53a4を有したものとなっている。この連結凸部53a4は、後壁53aaから立ち上がる連結突起53a5と、当該連結突起から左右両端部に亘って側壁53abに連続する対面リブ53a6とを有しており、当該箇所においては特に側壁53abは幅方向からの外力に対して強い構成となっている。そして連結突起53a5には横方向に隆起する隆起部53a7を形成することにより、前面側のカバー53b側の連結凹部53b4に対して好適に係り合うものとなっている。
前面側のカバー53bは、図3乃至図5に示すように、背支桿51の前方に位置付けられる前壁53baの両側から側壁53bbを立ち上がらせて形成したものである、そして前壁53baの下端部には背支桿51を挿通させるための挿通部53bdを、上端部には当該挿通部53bdを挿通させた背支桿51に対して嵌合し、背支桿51に対して正確な位置に取り付けるための嵌合部53bcを形成している。具体的には嵌合部53bcは、先端部の開口幅が前記軸の直径よりも小さくなるように先端側を窄ませた二股形状を有するものであり、前記嵌合部53bcを樹脂素材の一時的な弾性変形を利用して背支桿51に係り合わせることにより、正確に背支桿51に取り付けられる。そして側壁53bbは、内側面53bb4側に内向き段部53bb3を形成するととともに、外側面53bb1側に外側凸部53bb2を突出させた形状とすることにより、上述した背面側のカバー53a側の側壁53abと好適に係り合うものとなっている。
そして当該前面側のカバー53bは上端部近傍における背面側のカバー53aと係り合わせるための構成として、下方に面する当接面53b1上の左右両端部付近の2箇所において開口53b2を形成してなり、その開口53b2近傍における当接面53b1の裏面側の上面部53b3と当該当接面53b1と前記開口53b2とによって、本発明に係る鍔部53Yを構成しているものである。
また前面側のカバー53bは、図3及び図6乃至図9に示すように、下端部近傍における背面側のカバー53aと係り合わせるための構成として、さらに連結凹部53b4を有したものとなっている。この連結凹部53b4は、後壁53aaから立ち上がった箇所の先端に形成された連結穴53b5と、当該連結穴53b5から左右両端部に亘って53bbに連続するリブ53b6とを有し、当該リブの端部を本発明に係る位置決め部53b8としている。そして連結突起53a5には前記隆起部53a7に対応した形状である段部53b7を形成することにより、背面側のカバー53a側の連結凸部53a4に対して好適に係り合うものとなっている。
そして本実施形態では、図3乃至図5に示すように、背支桿51に対して前面側のカバー53bを位置決めしておいた状態で、背面側のカバー53aを下方から前面側のカバー53bへ向けて差し込むことにより取り付けるものとなっている。
そしてその際、上端部側においては、当接面53a1、53b1同士が上下方向に当接することとなり、開口53b2に突起53a2が挿入されることにより、鍔部53Yが挟持部53Xに挟持されて、背面側のカバー53aと前面側のカバー53bは自ずと正確な位置、すなわち図2に示すような正確な位置に位置決めされるものとなる。
しかして本実施形態では、図6乃至図9に示すように、下端部側においては、リブ53b6の突出高さを側壁53bbの突出高さよりも大きく設定することにより、上述した側壁53bbと位置決め部53b8とによって、本発明に係る溝部53dを形成している。すなわち、背面側のカバー53aの側壁53abを受け入れることができる、詳細には内側面53ab4を案内しつつ位置決めし得る溝部53dを形成している。そして図8乃び図9に示すように、両カバー53a、53bすなわち背面側のカバー53aと前面側のカバー53bとを取り付けた状態では、連結部53cの係り合いにより、背面側のカバー53aと前面側のカバー53bとの幅方向の位置決めが正確になされるようになっている。そしてその結果、両カバー53a、53bすなわち背面側のカバー53a及び前面側のカバー53bの外側面53ab1、53bb1が、正確に面一に揃ったものとなる。
以上のような構成とすることにより、本実施形態によれば両カバー53a、53bの構成によって背支桿51への位置決めを行うことができるので、両カバー53a、53b以外の部品の点数を抑えるか省くことができる。すなわち両カバー53a、53b以外の部品や当該部品を扱うための工具の取り回しに掛かる手間を有効に省いて、正確でありながらも、容易且つ迅速な組み付けを行うことが可能とものとなっている。
簡素な構成で挟持部53Xを実現するために本実施形態では、挟持部53Xを、53a1と、当接面53a1に設けた抜け止め部53a3とを有するものとしている。また確実な組み付けと確実な位置決めとを両立するために本実施形態では、鍔部53Yを、当接面53b1に形成した開口53b2として、挟持部53Xを、開口53b2に挿入する突起53a2と有するものとしている。
そして背支桿51に対する両カバー53a、53bの位置決めをより正確に行うために本実施形態では、前面側のカバー53bに背支桿51に嵌合する嵌合部53bcをさらに設けたものとすればよい。そして斯かる嵌合部53bcを単純な構成で実現するために本実施形態では、嵌合部53bcの先端部の開口幅が軸の直径よりも小さくなるように先端側を窄ませた二股形状を有するものとし、嵌合部53bcを部材の一時的な弾性変形を利用して背支桿51に係わり合わせる態様のものとしている。
組み付け時に両カバー53a、53bの、特に幅方向のズレが起こり難いようにするために本実施形態では、両カバー53a、53bの当接面53a1、53b1を、上下方向に面する上下面としている。そして上下面を設定し易く組み付け時に確認しやすいものとするために、鍔部53Y及び挟持部53Xを両カバー53a、53bの上端に設けている。そして本実施形態、前面側のカバー53b及び背面側のカバー53aの上端が背凭れ6に隠蔽されることにより、鍔部53Yと挟持部53Xとの係り合いを、外側からの衝突などから有効に保護し得るものとなっている。
そして上述のような確実な組み付けを利用して正確な位置決めをより有効に達成するために本実施形態では、前面側のカバー53b及び背面側のカバー53aを連結する連結部53cと、連結部53cに設けられ前面側のカバー53bと背面側のカバー53aの外側面53ab1、53bb1を面一にするための位置決め部53b8をさらに設けたものとしている。そして両カバー53a、53bの強度を担保しつつ正確な位置決めを実現するために、位置決め部53b8を、連結部53cにから両側に向かって伸びるリブ53b6の両側端に設けたものとしている。
<変形例>
以下に本実施形態の各変形例について、図10及び図11を参照して説明する。当該変形例においては、上記実施形態と同様の構成要素については、上記実施形態と同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略するものとする。
図10に示すように、連結部53cの構成としては、連結突起53a5の先端に雌ねじ部53a8を形成するとともに、連結穴53b5の反対側、すなわち上方に上向面53b8を形成し、当該上向面53b8にワッシャwを載置してから、当該ワッシャwを介してビスbを雌ねじ部53a8に結合させるようにしたものであっても良い。このようなものであれば、上述のような一連の背支桿カバー53の組み付けが終わった後に、ビスbによって、より確実な組み付けを実現することが可能となる。勿論ビス止めの作業は、組み付けの作業とは重ならないため、作業者は容易にビス止めの作業を行うことが出来る。
そして図11に示すように、連結突起53a5に設けた隆起部53a7の位置を連結突起53a5の上端に配置したものであってもよい。このようなものであっても、連結部53cによる背面側のカバー53aと前面側のカバー53bとの組み付けを上記実施形態同様の正確さ、容易さをもって組み付けることが可能である。
以上、本発明の実施形態並びに各変形例について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態並びに変形例では両カバーを上下方向に連結する態様のみを開示したが本発明は斯かる態様に限定されるものではなく、例えば、前後方向や、後斜め下方向から前斜め上方向へ背面側のカバーを移動させて連結するものとしても良い。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る椅子の外観図。 同実施形態に係る椅子の背支桿並びに背支桿カバーを示す要部斜視図。 同背支桿並びに背支桿カバーの分解斜視図。 同背支桿カバーの要部を示す図。 同上 同背支桿カバーの連結部を示す図 同連結部を示す断面図。 図7に係る作用説明図。 同背支桿カバーの連結部を示す他の図。 同実施形態の変形例に係る連結部を示す要部断面図。 同実施形態の他の変形例に係る要部断面図。
符号の説明
100…椅子
51…背支桿
53a…背面側のカバー、他方のカバー(背面側のカバー)
53a1…当接面
53a2…突起
53a3…抜け止め部
53ab1…側面(外側面)
53X…挟持部
53b…前面側のカバー、一方のカバー(前面側のカバー)
53b1…当接面
53b2…開口
53b3…段部(上面部)
53bc…嵌合部
53b6…リブ
53b8…位置決め部
53bb1…側面(外側面)
53Y…鍔部
53c…連結部
6…背凭れ

Claims (10)

  1. 背支桿に、前面側のカバーと背面側のカバーとを当接面同士を当接させることによってそれぞれ装着してなる椅子であって、
    一方のカバーに設けられ前記当接面及び当接面の裏側に設けた段部を有する鍔部と、
    他方のカバーに設けられ前記当接面同士を当接させた際に前記鍔部を挟持する挟持部とを具備することを特徴とする椅子。
  2. 前記挟持部が、前記当接面と、当接面に設けた抜け止め部とを有するものである請求項1記載の椅子。
  3. 前記鍔部が、前記当接面に形成した開口に設けられてあり、前記挟持部が、前記開口に挿入する突起である請求項1又は2記載の椅子。
  4. 前面側のカバー及び背面側のカバーのうち少なくとも何れか一方のカバーが前記背支桿に嵌合する嵌合部をさらに備えている請求項1、2又は3記載の椅子。
  5. 前記嵌合部が、先端部の開口幅が前記軸の直径よりも小さくなるように先端側を窄ませた二股形状を有するものであり、前記嵌合部を部材の一時的な弾性変形を利用して前記背支桿に係わり合わせている請求項4記載の椅子。
  6. 前記当接面が、上下方向に面する上下面である請求項1、2、3、4又は5記載の椅子。
  7. 前記鍔部及び前記挟持部を両カバーの上端に設けている請求項1、2、3、4、5又は6記載の椅子。
  8. 前記前面側のカバー及び背面側のカバーの上端が背凭れに隠蔽されている請求項7記載の椅子。
  9. 前記前面側のカバー及び前記背面側のカバーを連結する連結部と、連結部に設けられ前面側のカバーと背面側のカバーの外側面を面一にするための位置決め部とをさらに具備している請求項6、7、8又は9記載の椅子。
  10. 前記位置決め部を、前記連結部にから両側に向かって伸びるリブの両側端に設けたものとしている請求項9記載の椅子。
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