JP2010099136A - 手書き点と線の認識処理方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】点と線の手書きが加えられたシートを読み取って、その画像データから点を認識し、該認識された点以外の画像データから線を認識する。点認識処理では、第一の大きさの点パターンを用いて点を検出し、第一の大きさより小さい第二の大きさの点パターンを用いて点を検出し、これら検出した点から、隣接する二点のうち小さい方の点を削除し、近傍に存在するほぼ同じ大きさの二点を削除し、さらに、第一の大きさより小さい点を削除する。線認識処理では、検出された点を除いた画像データをブロック分割し、ブロックごとに線分を検出し、検出された線分及び先に検出された点を連結する。
【選択図】図1
Description
ここでは、図28に示すような手書きグラフィックスコアカードを手書きフォームとして用いるとする。図28において、手書きグラフィックスコアカード11は、ホールナンバ(例えば、Hole1)、距離(例えば、475Y)、パーデータ(例えば、Par5)、ティーグランドからグリーンまでのカラーホールレイアウト、グリーンのカラーレイアウト、ティーグランドからフェアウェイ各地点までの距離データ、フェアウェイ各地点からグリーン上のピン位置までの距離データ、グリーン上の距離データなどが印刷されているとともに、当該カラーゴルフホールレイアウトにおけるティグランドからグリーン上のピンにいたるボールの始点、飛球ライン、着地点、パッティングライン及びスコア記入欄(ホールスコア、パッティング数の記入欄)が設けられ、さらに、QRコードなどの固有の識別コード12が埋め込まれ、また、四隅には位置検出用のマーカーA〜Dが設けられている。一般にカラーホールレイアウトは、当該ホールのレイアウトを、ティグランド、フェアウェイ、ラフ、グリーン、バンカー、池、樹木等のエリアや存在物別に何色かの有彩色で色分けして印刷されている。このような手書きグラフィックスコアカード11が、例えば18ホール分、冊子上に綴られている。
ゴルフプレイ情報処理システムでは、図29のような点と線、丸印の手書きが加えられた手書きグラフィックスコアカード11を、例えば18ホール分読み込んで処理し、ゴルファーのプレイ情報をデジタル化、グラフィック化して管理する。本発明は、このようなゴルフプレイ情報処理システムにおいて、手書きグラフィックスコアカード上に手書きされた点や線に大きな個人差がある場合にも、該点や線を正確、確実に認識できるようにするものである。勿論、本発明は、手書きグラフィックスコアカードに限定されるものではなく、一般にシート上に手書きされた点と線の認識に広く利用することができる。
図2に、本ゴルフプレイ情報処理システムにおける手書きフォーム処理の全体的フローチャートを示す。
以下、処理部110〜160の処理について詳述する。
有彩色除去部110は、画像入力装置180で読み取られた手書きグラフィックスコアカードのカラーデジタル画像データから、予めスコアカードに印刷されていた有彩色を除去し、スコアカードに加筆された黒の部分(点と線や丸印)や、予めスコアカードに印刷されている黒の部分(識別コード、位置検出用マーカー)だけを抽出し、これらを黒画素とする二値画像データを出力する。
ID検出部120は、有彩色除去された二値画像データを入力して、手書きグラフィックスコアカードに印刷されている二次元識別コードのIDを検出する。
図5はID検出処理の全体フローチャートである。二次元識別コードは黒で印刷されているので有彩色除去処理において除去されずに残っている。このため、有彩色除去された二値画像データは、二次元識別コードを含んでいる。まず、二値画像データから二次元識別コードが含まれる領域を抽出する(ステップ3001)。その後、抽出した全領域に対して二次識別コードの読み取りを行い、正しく読めたものをIDとして検出する(ステップ3002)。
画像補正部130は、ID検出後、有彩色除去された二値画像データについて、点や線を抽出し認識するに先立って補正処理を行う。
このようにレイアウト位置補正を行えば、二値画像データから点を認識するべき領域や丸印のOMRを行う領域を正確に切り出すことができる。
点認識部140は、画像成立及びレイアウト位置補正された二値画像データから点の認識を行う。本発明は、特にこの点認識部140と次の線認識部150の処理にかかわる。
≪第一点検出≫
点の直径は線の太さより大きいことが前提である。ここでは、入力画像の解像度が300dpiとして、検出したい点の最小の大きさは、直径12ドット(12画素)とする。
近傍小点削除処理は、近傍に存在または隣接する二点の大きさの比の値が所定の閾値より大きい場合、小さい方の点を削除するものである。具体的には、近傍に存在または隣接
する大きな八角形の点の大きさをD、小さい八角形の点の大きさをdとし、D/dが所定の値(例えば1.5)以上であるときに小さい八角形の点を削除して大きい八角形の点だけを残す。
以上の処理を、未処理の第1の点候補があるまで繰り返し、未処理の第1の点候補がなくなると、近傍小点削除処理を終了とする。
線上点削除処理は、隣接あるいは近傍に存在する二点の大きさの比の値が所定の範囲内にあるとき、これら二点は線の一部と見做して削除するものである。具体的には、隣接あるいは近傍に存在する二つの八角形の点のペアについて、一方の八角形の点の大きさをD1、他の八角形の点の大きさをD2として、D2/D1あるいはD1/D2が所定の範囲内(例えば、2/3〜3/2)にあるとき、この二つの八角形の点のペアは本来線の一部を構成し、それが誤って点として検出されたと見做して削除する。
以上の処理を未処理の第1の点候補があるまで繰り返し、未処理の第1の点候補がなくなると、線上点削除処理を終了とする。
小点削除処理は、第1点検検出処理で検出したい点の最小の大きさ(ここでは12画素)より小さい点をすべて削除するものである。近傍小点削除処理と線上点削除処理の順番は、どちらが先でもあとでもよいが、小点削除処理は最後に実施する。
線認識部150は、点領域が白画素で塗りつぶされた二値画像データから線分を検出し、点認識部140で検出された点と該線分を連結する。
ブロック分割処理では、二値画像データを複数ブロックに分割する。ここでは、1ブロックの大きさは24×24画素とする。また、各ブロックの領域内に黒画素の塊があるかどうかを探索するために、各ブロックの境界を1画素幅の白で塗りつぶす。こうすると黒画素の追跡でブロックの境界を意識する必要がなくなるため、処理が速くなる。ただし、線分が細い場合にはブロックの境界を白で塗りつぶすと線が消えてしまい、後で行う線ブロックの連結がうまくいかない可能性がある。そこで、ブロックの境界を白で塗りつぶす際には、塗りつぶす画素が黒画素である場合にのみ両側を黒画素ではさんだ黒白黒で境界を塗りつぶすことにする。このようにすると、線が細い場合でも線が消えることなく追跡可能になり、線の認識を精度良く行うことが可能になる。
線分の検出処理では、各ブロックでの線分の検出を行う。線ブロックごとに、黒画素が検出されたらその境界を追跡し、線分の境界とその位置を検出する。線分の境界が検出できたら、その外接矩形の大きさを算出し、所定の大きさ以下(例えば矩形の辺の大きさが2以下)の線分を削除する。次に線分の境界の内部の黒画素の位置をすべて検出する。それと同時に線分の重心位置を算出する。このとき、一つのブロックに複数の線分が検出されることもありうる。
線分の連結処理では、ブロックごとに検出された線分同士を連結する。このとき、点の認識処理において点として検出された領域も線分の一つとして連結対象とする。線分同士の連結は、二つの線分の外接矩形がある所定の距離以上離れている場合は行わない。また、連結の対象となる一方の線分が他の線分と連結している場合は、連結されている二つの線分同士の重心を結ぶ線の方向と連結しようとしている二つの重心を結ぶ線の方向とが所定の角度以上をなすときには連結を行わない。二つの線分の外接矩形が所定の距離以下の場合や重なっている場合には、それらの外接矩形に外接する最小の矩形領域を設定する。その設定された矩形領域を上下左右に所定の画素(例えば1画素)だけ拡大し、その拡大矩形領域内にそれぞれの線分に属する黒画素が発見された場合にその二つの線分を連結する。
マーク認識部160では、レイアウト位置補正済みの二値画像データから手書きされた丸印(チェックマーク)の抽出を行う。マーク認識処理の基本は、点認識や線認識と同様に、レイアウトファイルからマークを抽出すべき領域情報を取得し、その領域に対応する部分をレイアウト位置補正済み二値画像データから切り出す。そして、ここではOMR(オプティカルマークリーダ)処理を行ってチェックマークの有無の認識を行う。基本的には、切り出した領域内で黒画素が領域内の全画素に対する比率が所定の値より大きい場合にマークがあると判定する。通常、マークは矩形の枠を伴っているので切り出した領域の外周部分に縦横の直線があると判定した場合はその黒画素数を領域内の全黒画素数から差し引いてチェックによる黒画素を検出する。
点の認識やOMRで手書きされた点やマークが認識された。認識されると同時にそれらの点は位置が検出される。例えば、点の重心座標とすることができる。これは、レイアウトファイルで定義された領域のどこにあるかを調べることでその点がゴルフコースのどの位置に存在するか。例えばフェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーン等がわかる。また、マークの意味にしてもレイアウトファイルで定義されているので、そのマークの部分がスコアの数字を意味しているのか、パット数の数字を意味しているのかを認識することができる。
110 有彩色除去部
120 ID検出部
130 画像補正部
140 点認識部
150 線認識部
160 マーク認識部
170 認識情報意味付け部
180 画像入力装置
190 操作部
200 内部記憶装置
210 外部記憶装置
220 表示装置
230 印刷装置
240 モデム
Claims (22)
- シート上に手書きされた点と該点を結ぶ線とを認識する手書き点と線の認識処理方法であって、
点と線の手書きが加えられたシートを読み取り、その画像データを入力する画像入力ステップと、前記入力された画像データから点を認識する点認識ステップと、前記認識された点以外の画像データから線を認識する線認識ステップとを有し、
前記点認識ステップは、
手書きの白抜き部分を黒で塗りつぶす塗りつぶしステップと、
第一の大きさの点パターンを用いて点を検出する第一点検出ステップと、
前記第一の大きさより小さい第二の大きさの点パターンを用いて点を検出する第二点検出ステップと、
を有することを特徴とする手書き点と線の認識処理方法。 - 前記点認識ステップは、前記第一および第二点検出ステップで検出された点のうち、隣接あるいは近傍に存在する二点の大きさの比の値が所定の範囲にあるとき、当該二点を線の一部と見做して削除する線上点削除ステップを更に有することを特徴とする請求項1に記載の手書き点と線の認識処理方法。
- 前記点認識ステップは、前記第一および第二点検出ステップで検出された点のうち、近傍に存在あるいは隣接する二点の大きさの比の値が所定の値より大きい場合に、小さい方の点を削除する近傍小点削除ステップを更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の手書き点と線の認識処理方法。
- 前記点認識ステップは、
前記第一および第二点検出ステップで検出された点のうち、近傍に存在あるいは隣接する二点の大きさの比の値が所定の値より大きい場合に、小さい方の点を削除する近傍小点削除ステップと、
前記第一および第二点検出ステップで検出された点のうち、隣接あるいは近傍に存在する二点の大きさの比の値が所定の範囲にあるとき、当該二点を線の一部と見做して削除する線上点削除ステップと、
前記近傍小点削除ステップ及び前記線上点削除ステップで削除されなかった点のうち、前記第一の大きさの点パターン用いて検出された点より小さい大きさを有する点を削除する小点削除ステップと、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記第一および第二点検出ステップは、
点パターンに多角形のテンプレートパターンを用い、該多角形のテンプレートパターンの大きさを初期設定するステップと、
多角形の中に黒画素が一定以上含まれているか判定し、含まれていると、多角形の大きさを拡大し、該拡大した多角形を所定の領域内で移動する処理を、多角形の中に黒画素が一定以上含まれなくなるまで繰り返すステップと、
前記多角形の中に黒画素が一定以上含まれなくなった場合に、その直前の大きさの多角形の位置と大きさを点と決定するステップと、
を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記線認識ステップは、
検出された手書きの点を除いた画像データを複数ブロックに分割するブロック分割ステップと、
前記分割された各ブロック中の線分を検出する線分検出ステップと、
前記検出された線分及び前記点認識ステップで検出された点を連結する線分連結ステップと、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記ブロック分割ステップは、
ブロックの境界が黒画素か否かを判定する黒画素判定ステップと、
前記黒画素判定ステップにおいて黒画素であると判定された場合に、境界の両側を黒画素、境界を白画素で塗りつぶす黒白黒塗りつぶしステップと、
からなることを特徴とする請求項6に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記線分検出ステップは、
線分検出の処理対象とするブロックを選択するブロック選択ステップと、
黒画素を探索開始画素と設定するための探索画素設定ステップと、
黒画素の境界を追跡して線分を検出する黒境界探索ステップと、
前記追跡された線分の外接矩形の大きさを算出し、所定の大きさを満たさない線分を削除する線分削除ステップと、
線分内の黒画素の位置と、線分の重心を算出する線分重心取得ステップと、
を有することを特徴する請求項6に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記線分連結ステップは、
連結すべき二線分間の距離が小さいか否かを判定する線分距離判定ステップと、
前記距離が小さい場合に、両線分間の重心を結ぶ方向と既に連結された複数の線分同士の重心を結ぶ方向の成す角度が小さいか否かを判定する方向性判定ステップと、
前記角度が小さい場合に、両線分間の最小外接矩形を設定する外接矩形設定ステップと、
前記設定した外接矩形の大きさを拡大する外接矩形拡大ステップと、
拡大した外接矩形内に、両線分の黒画素が存在するか否かを判定する黒画素存在判定ステップと、
前記黒画素存在判定ステップにおいて、両線分の黒画素が存在すると判定された場合、両線分を連結する連結ステップと、
を有することを特徴とする請求項6に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記画像入力ステップは、色地上に点と線の手書きが加えられたカラーシートを読み取り、そのカラー画像データを入力し、
前記カラー画像データから有彩色を取り除き、二値画像データを得る有彩色除去ステップを更に有し、
前記点認識ステップは、前記有彩色の除去された二値画像データから点を認識し、
前記線認識ステップは、認識された点以外の二値画像データから線を認識する、
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - 前記有彩色除去ステップは、
処理対象画素を含む小領域の平均画素値を算出する平均色算出ステップと、
前記平均画素値と第一の閾値(ThB)とを比較して全色の画素値が前記閾値より小さい場合に、当該領域をグレー領域と判定するグレー領域判定ステップと、
前記グレー領域判定ステップにおいてグレー領域と判定された処理対象画素の各画素値と第二の閾値(ThC)とを比較して全色の画素値が前記第二の閾値より小さい場合に処理対象画素を黒画素と抽出し、そうでない場合には処理対象画素を有彩色として除去する第一黒画素判定ステップと、
前記グレー領域判定ステップにおいてグレー領域ではないと判定された場合に、処理対象画素の画素値を前記平均画素値を用いて補正する画素値補正ステップと、
前記画素値補正ステップにおいて補正された画素値と第三の閾値(ThD)とを比較して補正された画素値すべてが前記第三の閾値より小さい場合に処理対象画素を黒画素と抽出し、そうでない場合には処理対象画素を有彩色として除去する第二黒画素判定ステップと、
を有することを特徴とする請求項10に記載の手書き点と線の認識処理方法。 - シート上に手書きされた点と該点を結ぶ線とを認識する手書き点と線の認識処理装置であって、
点と線の手書きが加えられたシートを読み取り、その画像データを入力する画像入力手段と、前記入力された画像データから点を認識する点認識手段と、前記認識された点以外の画像データから線を認識する線認識手段とを有し、
前記点認識手段は、
手書きの白抜き部分を黒で塗りつぶす塗りつぶし手段と、
第一の大きさの点パターンを用いて点を検出する第一点検出手段と、
前記第一の大きさより小さい第二の大きさの点パターンを用いて点を検出する第二点検出手段と、
を有することを特徴とする手書き点と線の認識処理装置。 - 前記点認識手段は、前記第一および第二点検出手段で検出された点のうち、隣接あるいは近傍に存在する二点の大きさの比の値が所定の範囲にあるとき、当該二点を線の一部と見做して削除する線上点削除手段を更に有することを特徴とする請求項12に記載の手書き点と線の認識処理装置。
- 前記点認識手段は、前記第一および第二点検出手段で検出された点のうち、近傍に存在あるいは隣接する二点の大きさの比の値が所定の値より大きい場合に、小さい方の点を削除する近傍小点削除手段を更に有することを特徴とする請求項12または13に記載の手書き点と線の認識処理装置。
- 前記点認識手段は、
前記第一および第二点検出手段で検出された点のうち、近傍に存在あるいは隣接する二点の大きさの比の値が所定の値より大きい場合に、小さい方の点を削除する近傍小点削除手段と、
前記第一および第二点検出手段で検出された点のうち、隣接あるいは近傍に存在する二点の大きさの比の値が所定の範囲にあるとき、当該二点を線の一部と見做して削除する線上点削除手段と、
前記近傍小点削除手段及び前記線上点削除手段で削除されなかった点のうち、前記第一の大きさの点パターン用いて検出された点より小さい大きさを有する点を削除する小点削除手段と、
を更に有することを特徴とする請求項12に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記第一および第二点検出手段は、
点パターンに多角形のテンプレートパターンを用い、該多角形のテンプレートパターンの大きさを初期設定する手段と、
多角形の中に黒画素が一定以上含まれているか判定し、含まれていると、多角形の大きさを拡大し、該拡大した多角形を所定の領域内で移動する処理を、多角形の中に黒画素が一定以上含まれなくなるまで繰り返す手段と、
前記多角形の中に黒画素が一定以上含まれなくなった場合に、その直前の大きさの多角形の位置と大きさを点と決定する手段と、
を有することを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記線認識手段は、
検出された手書きの点を除いた画像データを複数ブロックに分割するブロック分割手段と、
前記分割された各ブロック中の線分を検出する線分検出手段と、
前記検出された線分及び前記点認識手段で検出された点を連結する線分連結手段と、
を有することを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記ブロック分割手段は、
ブロックの境界が黒画素か否かを判定する黒画素判定手段と、
前記黒画素判定手段において黒画素であると判定された場合に、境界の両側を黒画素、境界を白画素で塗りつぶす黒白黒塗りつぶし手段と、
からなることを特徴とする請求項17に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記線分検出手段は、
線分検出の処理対象とするブロックを選択するブロック選択手段と、
黒画素を探索開始画素と設定するための探索画素設定手段と、
黒画素の境界を追跡して線分を検出する黒境界探索手段と、
前記追跡された線分の外接矩形の大きさを算出し、所定の大きさを満たさない線分を削除する線分削除手段と、
線分内の黒画素の位置と、線分の重心を算出する線分重心取得手段と、
を有することを特徴する請求項17に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記線分連結手段は、
連結すべき二線分間の距離が小さいか否かを判定する線分距離判定手段と、
前記距離が小さい場合に、両線分間の重心を結ぶ方向と既に連結された複数の線分同士の重心を結ぶ方向の成す角度が小さいか否かを判定する方向性判定手段と、
前記角度が小さい場合に、両線分間の最小外接矩形を設定する外接矩形設定手段と、
前記設定した外接矩形の大きさを拡大する外接矩形拡大手段と、
拡大した外接矩形内に、両線分の黒画素が存在するか否かを判定する黒画素存在判定手段と、
前記黒画素存在判定手段において、両線分の黒画素が存在すると判定された場合、両線分を連結する連結手段と、
を有することを特徴とする請求項17に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記画像入力手段は、色地上に点と線の手書きが加えられたカラーミントを読み取り、そのカラー画像データを入力し、
前記カラー画像データから有彩色を取り除き、二値画像データを得る有彩色除去手段を更に有し、
前記点認識手段は、前記有彩色の除去された二値画像データから点を認識し、
前記線認識手段は、認識された点以外の二値画像データから線を認識する、
ことを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の手書き点と線の認識処理装置。 - 前記有彩色除去手段は、
処理対象画素を含む小領域の平均画素値を算出する平均色算出手段と、
前記平均画素値と第一の閾値(ThB)とを比較して全色の画素値が前記閾値より小さい場合に,当該領域をグレー領域と判定するグレー領域判定手段と、
前記グレー領域判定手段においてグレー領域と判定された処理対象画素の各画素値と第二の閾値(ThC)とを比較して全色の画素値が前記第二の閾値より小さい場合に処理対象画素を黒画素と抽出し,そうでない場合には処理対象画素を有彩色として除去する第一黒画素判定手段と、
前記グレー領域判定手段においてグレー領域ではないと判定された場合に,処理対象画素の画素値を前記平均画素値を用いて補正する画素値補正手段と、
前記画素値補正手段において補正された画素値と第三の閾値(ThD)とを比較して補正された画素値すべてが前記第三の閾値より小さい場合に処理対象画素を黒画素と抽出し,そうでない場合には処理対象画素を有彩色として除去する第二黒画素判定手段と、
を有することを特徴とする請求項21に記載の手書き点と線の認識処理装置。
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