JP2010099113A - 点灯制御装置、及びこれを備えた移動模型 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラジコンカー等の移動模型において、リアリティ性の高い発光器の点灯制御を実現する。
【解決手段】ラジコンカー10は、DCモータ18を制御するスピードコントローラ18と、ランプ21,22及びLED31〜38の点灯を制御する点灯制御ユニット45とを有する。点灯制御ユニット45にはマイコン55が搭載されており、このマイコン55がランプ21,22をパターンA〜Hのいずれかの点灯パターンで点灯させる。各パターンA〜Hは、実車のアフターファイアーを模したものである。マイコン55は、DCモータ18にPWM信号が入力されてからそのPWM信号が入力されなくなるまでの経過時間に応じた点灯パターンをパターンA〜Hから選択して、選択された点灯パターンでランプ21,22を点灯させる。
【選択図】図3
【解決手段】ラジコンカー10は、DCモータ18を制御するスピードコントローラ18と、ランプ21,22及びLED31〜38の点灯を制御する点灯制御ユニット45とを有する。点灯制御ユニット45にはマイコン55が搭載されており、このマイコン55がランプ21,22をパターンA〜Hのいずれかの点灯パターンで点灯させる。各パターンA〜Hは、実車のアフターファイアーを模したものである。マイコン55は、DCモータ18にPWM信号が入力されてからそのPWM信号が入力されなくなるまでの経過時間に応じた点灯パターンをパターンA〜Hから選択して、選択された点灯パターンでランプ21,22を点灯させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、電気的に発光可能な少なくとも一つの発光器と、有線又は無線を通じて受信した操縦信号に基づいて駆動制御されるモータとが搭載された移動模型に適用される点灯制御装置、及びこれを備えた移動模型に関する。
従来、無線によって駆動制御されるラジオコントロールカー(以下「ラジコンカー」と略称する。)が広く知られている。ラジコンカーは、バッテリー、ステアリングやホイールに連結されたモータ、コントローラから送信された操縦信号を受信する受信器、受信した操縦信号に応じてモータを駆動させる制御装置(スピードコントローラ)などを備えている(特許文献1参照)。受信器がコントローラから操縦信号を受信すると、制御装置が操縦信号に応じた操舵量又は回転速度となるように上記モータを制御する。これにより、ラジコンカーは、操縦者の意図する方向及び速度で移動する。
近年のラジコンカーは、実物の四輪自動車に備えられたヘッドライト、ブレーキランプ、方向指示器などのライトを模した発光器を備えている。これらの発光器は、ラジコンカーの電源が投入されている間、バッテリーから電気が供給されることによって点灯する。この種のラジコンカーにおいては、ラジコンカーが走行しているときだけ発光器を点灯させたり、ラジコンカーに備えられた切換スイッチを切り換えることによって点灯・消灯を切り換えるたりすることが可能である。
ところで、実物の四輪自動車のドライバーは、運転状況に応じてヘッドランプなどのライトを点灯させたり、点滅させたりする。しかしながら、上述のラジコンカーは、走行中、或いは切換スイッチを点灯側に切り換えたときだけ発光器が点灯するものである。そのため、上述のラジコンカーは、リアリティー性に欠けるという問題がある。かかる問題は、ラジコンカーだけに限られず、コントローラによってリモートコントロールされる種々の移動模型に生じ得る。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リアリティ性の高い発光器の点灯制御を実現することにある。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明は、電気的に発光可能な少なくとも一つの発光器と、有線又は無線を通じて受信した操縦信号に基づいて駆動制御されるモータとが搭載された移動模型に適用される点灯制御装置として構成されている。この点灯制御装置は、上記モータに入力される駆動信号の有無を判定する信号判定手段と、上記モータが駆動された後に上記信号判定手段によって駆動信号無しが判定されたことを条件に、予め定められた点灯パターンに基づいて上記発光器を点灯する点灯手段と、を具備する。
移動模型に搭載された発光器は、点灯制御装置によって制御される。この点灯制御装置においては、上記モータに入力される駆動信号の有無が信号判定手段によって判定される。モータが停止状態にある場合はモータに駆動信号が入力されない。したがって、この場合、信号判定手段は上記駆動信号が無いことを判定する。上記モータが駆動された後に上記駆動信号が無いことが信号判定手段によって判定されたことを条件に、発光器は、上記点灯手段によって点灯される。つまり、走行している移動模型に対する駆動信号が遮断された場合に、発光器が点灯手段によって点灯される。この発光器は、所定の点灯パターンで点灯する。この点灯パターンとしては、例えば、実物の移動手段(自動車等)に生じる発光現象を模したパターンが考えられる。このように本発明の点灯制御装置が構成されているため、リアリティ性の高い発光器の点灯制御が実現される。
(2) 本発明の点灯制御装置は、上記モータが駆動されてから上記信号判定手段によって駆動信号無しが判定されるまでの経過時間を計測する計測手段と、上記経過時間に応じて定められた複数種の上記点灯パターンを記憶する記憶手段と、を更に備える。この構成において、上記点灯手段は、上記記憶手段に記憶された複数種の上記点灯パターンから上記計測手段によって計測された計測時間に対応する上記点灯パターンを選択して、この選択された上記点灯パターンに基づいて上記発光器を点灯する。
これにより、発光器が複数の点灯パターンで点灯するため、移動模型のリアリティ性が更に向上する。また、移動模型の操縦者は、高い遊技性を得ることができる。
(3) 上記点灯パターンは、所定輝度の点灯を示す第1パターン、上記所定輝度よりも低輝度の点灯を示す第2パターン、消灯を示す第3パターンのいずれか1つ、若しくは少なくとも2つ以上の組合せからなるものであることが好ましい。
(4) 上記移動模型は、熱機関から動力を得て移動可能な自動車、航空機、船舶、若しくはこれらに類する移動手段の模型である。この構成において、上記発光器は、自動車、航空機、船舶、若しくはこれらに類する移動手段の排気口に対応する部位に取り付けられていることが好ましい。
(5) 上記点灯パターンは、上記排気口付近で生じるアフターファイヤーの発火状態を模したものが好ましい。
(6) 上記発光器は、白熱電球であることが好ましい。
(7) 本発明は、電気的に発光可能な少なくとも一つの発光器と、有線又は無線を通じて受信した操縦信号に基づいて駆動制御されるモータと、上述の点灯制御装置と、を具備する移動模型として捉えることもできる。
本発明によれば、移動模型に設けられた発光器に対して、リアリティ性の高い点灯制御を実現することができる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。なお、以下の実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態が適宜変更され得る。
図1は、ラジコンカー10の制御システムを示すブロック図である。図2は、ラジコンカー10におけるランプ21,22、及びLED(light-emitting diode:発光ダイオード)31〜38の位置を示す模式図である。図3は、点灯制御ユニット45の電気回路図である。図4は、マイコン55の内部構成を示すブロック図である。図5は、マイコン55によって実行されるランプ21,22、及びLED31〜38の点灯制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。図6は、マイコン55によって実行されるランプ21,22の点灯制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。図7は、モータ18に出力される電圧信号の一例を示す図である。図8は、ランプ21,22の点灯パターンの一例を示す図である。
ラジコンカー10は、本発明の移動模型の一例であって、四輪自動車(移動手段の一例)を模した自動車玩具である。ラジコンカー10は、コントローラ12から発信された所定バンドの電波を受信し、受信した電波に重畳された所定周波数のコントロール信号(操縦信号)に応じた動きをするように遠隔操作(リモートコントロール)される。図1に示されるように、ラジコンカー10は、バッテリー14と、制御装置16と、点灯制御ユニット45(点灯制御装置の一例)と、DCモータ18と、8つのLED31〜38と、2つのランプ21,22(発光器の一例)と、図示しないサーボモータユニットとを備える。なお、サーボモータユニットは、制御回路、サーボモータ、ギヤなどが一体となったアクチュエータであり、ステアリングの操舵量を制御するものである。このサーボモータユニットは本発明に関係しないので、本明細書ではその説明が省略される。
コントローラ12は、無線通信媒体として電波を利用して、ラジコンカー10を遠隔操作するものである。コントローラ12は、ラジコンカー10の走行速度を決定するアクセルレバーや、ラジコンカー10のステアリングの操舵量(タイヤの向き)を決定する操舵レバーなどが設けられている。操作者がコントローラ12の各レバーを操作すると、コントローラは、レバーの操作量に応じた速度信号或いは操舵信号などのコントロール信号を生成して、このコントロール信号を所定バンドの電波に重畳させて発信する。このようなコントローラ12は、周知のものであるため、本明細書においては、コントローラ12の詳細な説明が省略される。
なお、本実施形態では、電波によってラジコンカー10が遠隔制御される例が説明されるが、ラジコンカー10が、電波以外の無線通信媒体、例えば赤外線やレーザーなどの光、又は超音波などの音によって遠隔制御されるものであってもよい。もちろん、ラジコンカー10とコントローラ12とが電線や光ファイバーケーブル等の通信ケーブル(有線)で接続された構成においては、この通信ケーブルを介してラジコンカー10が遠隔制御されるものであってもよい。
図2に示されるように、LED31,32は、四輪自動車のヘッドライトに対応する位置に取り付けられている。LED33,34は、四輪自動車のブレーキランプに対応する位置に取り付けられている。LED35〜38は、四輪自動車の方向指示器に対応する位置に取り付けられている。また、ランプ21,22は、四輪自動車の排気管の排気口に対応する位置に取り付けられている。本実施形態では、LED31,32として、直流電流が流れたときに白色光を発光するものが採用される。LED33,34として、赤色光を発光するものが採用される。LED35〜38として、オレンジ色光を発光するものが採用される。また、ランプ21,22としては、抵抗体(フィラメント)のジュール熱による輻射を利用した白熱電球が採用される。なお、ランプ21,22は、白熱電球に限られず、LEDを採用することも可能である。
制御装置16は、ラジコンカー10の動作を制御するものである。図1に示されるように、制御装置16は、受信部41と、スピードコントローラ43とを備えている。制御装置16は、コネクタ51,52(図3参照)によって、点灯制御ユニット45と連結可能に構成されている。なお、本実施形態では、制御装置16が受信部41とスピードコントローラ43とから構成される例について説明されるが、受信部41及びスピードコントローラ43それぞれが独立して構成されていてもかまわない。
受信部41は、図示しないアンテナを有しており、このアンテナを介してコントローラ12から発信された電波を受信する。受信部41は、受信した電波を周波数解析することにより、当該電波に重畳された所定周波数のコントロール信号を取り出す。コントロール信号は、受信部41からスピードコントローラ43へ送られる。
スピードコントローラ43は、所定の制御方式に基づいて、DCモータ18の回転速度を制御するものである。DCモータ18は、実物の四輪自動車のエンジンに相当するものである。上記所定の制御方式としては、PWM(Pulse Width Modulation)制御方式や、可変抵抗などを用いた抵抗制御方式、スイッチング制御方式などが適用可能である。本実施形態では、スピードコントローラ43の制御方式として、PWM制御方式が採用されている。コントロール信号がスピードコントローラ43に入力されると、コントロール信号に応じたデューティ比の電圧パルスからなるPWM信号(駆動信号の一例)がDCモータ18に入力される。このPWM信号のデューティ比は、実物の四輪自動車のスロットル量或いはアクセル量に相当するものである。スピードコントローラ43は、ラジコンカー10を加速させるときは、デューティ比を大きくしてDCモータ18の回転速度を上昇させる。逆に、ラジコンカー10を減速させるときは、デューティ比を小さくしてDCモータ18の回転速度を低下させる。また、ラジコンカー10を停止させるときは、デューティ比をゼロにしてDCモータ18を停止させる。これにより、ラジコンカー10の走行速度が調節される。なお、DCモータ18としては、ブラシレスモータやブラシモータが採用される。
点灯制御ユニット45は、LED31〜38と、ランプ21,22との点灯制御を行うものである。点灯制御ユニット45は、図3に示される回路構成を有する。以下、点灯制御ユニット45の回路構成について説明する。
図3に示されるように、点灯制御ユニット45は、コネクタ51と、レギュレータ53と、マイクロコントローラ(以下「マイコン」と略称する。)55と、ダイオード57と、パワースイッチ59とを備える。これらの各電気素子は、プリント基板に実装されており、各電気素子間が銅箔などのパターン配線(以下「配線」と略称する。)L1〜L11で接続されている。また、必要に応じてコンデンサC1〜C3や抵抗R1〜R8が接続されている。
コネクタ51は、点灯制御ユニット45を外部接続するためのものであり、4つの端子51A,51B,51C,51Dを有する。コネクタ51は、コネクタ52と外部接続される。コネクタ52は、4つの端子52A,52B,52C,52Dを有する。端子52A及び端子52B間に、バッテリー電圧(DC4.8〜7.2V)が印加される。なお、端子52Bは端子52Aに対して高電位となるように接続されている。即ち、端子52Bが+端子であり、端子52Aが−端子である。端子52C及び端子52Dは、DCモータ18の2つの入力端子それぞれに接続されている。コネクタ51とコネクタ52とが連結されることによって、バッテリー電圧が端子51A及び端子51B間に印加される。
コネクタ51の端子51Aに配線L1が接続されている。配線L1は、点灯制御ユニット45の基準電位点に接続されている。なお、以下の説明において、基準電位点に接続することを接地と称する。端子51Bに配線L2が接続されている。配線L2は、レギュレータ53の1番ピン(入力端子)に接続されている。レギュレータ53は、1番ピンに入力された電圧を所定電圧(本実施形態では3.3V)に減圧して3番ピン(出力端子)から二次側の配線L3に出力するものである。配線L3は、マイコン55の1番ピンに接続されている。なお、レギュレータ53の2番ピンは接地されている。また、配線L2は、積層コンデンサC1を介して接地されており、配線L3は、積層コンデンサC2を介して接地されている。
マイコン55は、図4に示されるように、演算処理を実行するCPU81、プログラムや制御に必要なデータなどが格納されたフラッシュメモリ82、データや信号の展開領域等に用いられるRAM83、設定情報等のデータの記憶領域として用いられるEEPROM84(記憶手段の一例)、外部の機器との間で通信するためのI/Oポート(入出力ポート)87、経過時間を計測するタイマ85などのデバイスが一つの集積回路(IC)に組み込まれて構成されている。本実施形態では、マイコン55として、マイクロチップ・テクノロジー社が提供するPIC(Peripheral Interface Controller)が用いられる。もちろん、上記PIC以外のマイコンが点灯制御ユニット45に組み込まれていてもかまわない。また、マイコンに代えて、CPU81などの複数のデバイスが個別に配置された回路構成を採用することも可能である。なお、マイコン55は周知のデバイスであるため、本明細書では、マイコン55の構成に関する詳細な説明が省略されている。
フラッシュメモリ82に格納されているプログラムとしては、図5及び図6に示されるフローチャートの手順に沿った処理を実行するための制御プログラムの他に、所謂ソフトタイマ(計測手段の一例)と称されるタイマプログラムがある。このソフトタイマは、例えば、ループ処理が行われる度にカウント値をインクリメントし、そのカウント値に基づいて経過時間を測定するプログラムである。本実施形態では、このソフトタイマを用いて対象となる経過時間を測定する。ソフトタイマは周知のプログラムであるため、本明細書では、その詳細な説明が省略される。なお、ソフトタイマに替えて、マイコン55に備えられたタイマ85(計測手段の他の例)を用いてもかまわない。
フラッシュメモリ82には、表1に示されるテーブルデータが記憶されている。詳細には、上記テーブルデータは、フラッシュメモリ82に格納されたプログラムにおける1つのモジュールとしてフラッシュメモリ82内に存在している。上記テーブルデータは、所定の時間帯(例えば、0〜TA)ごとに割り当てられた区分(例えば、区分:A)と、ランプ21,22の点灯制御に用いられる点灯パターン(例えば、パターンA)との対応関係が示されている(表1参照)。フラッシュメモリ82において、区分と点灯パターンとはリンク付けられており、区分が判明すれば、それに対応する点灯パターンを選択することができるようになっている。区分は、A〜Hの8つに分けられており、各区分A〜Hそれぞれにリンク付けられた複数のパターンA〜H(図8参照)が存在する。なお、パターンA〜Hについては後述する。
マイコン55は、8つのピンを有する。マイコン55の1番ピンは電源電圧ポートVcc(以下「ポートVcc」と略称する。)である。1番ピン(ポートVcc)に配線L3が接続されている。したがって、レギュレータ53で減圧された電圧は、配線L3を介してマイコン55の電源電圧ポートVccに入力される。また、配線L3は、ランプ21,22の+極端子に接続されている。したがって、レギュレータ53で減圧された電圧は、ランプ21,22の+極端子に入力される。なお、8番ピンは電源電圧ポートVss(以下「ポートVss」と略称する。)であり、8番ピン(ポートVss)は接地されている。
マイコン55の2番ピンは出力ポートGP2、3番ピンは出力ポートGP4、6番ピンは出力ポートGP1、7番ピンは出力ポートGP0である。7番ピン(出力ポートGP0)に配線L4が接続されており、6番ピン(出力ポートGP1)に配線L5が接続されている。配線L4はLED31のアノード端子に接続されており、配線L5はLED32のアノード端子に接続されている。また、4番ピン(出力ポートGP4)に配線L6が接続されており、2番ピン(出力ポートGP5)に配線L7が接続されている。配線L6はLED33及びLED34のアノード端子に接続されており、配線L7はLED35〜38のアノード端子に接続されている。LED31,32のカソード端子は接地されている。また、LED33〜38のカソード端子それぞれは、抵抗R3〜R8それぞれを介して接地されている。なお、LED31,32の耐電圧如何によっては、抵抗を介してLED31,32のカソード端子を接地させてもよい。また、抵抗R3〜R8は、低電流ダイオードに置き換えることも可能である。
マイコン55の5番ピンは出力ポートGP2である。5番ピン(出力ポートGP2)に配線L8が接続されている。この配線L8はパワースイッチ59のゲート端子Gに接続されている。パワースイッチ59としては、株式会社ルネサステクノロジが提供するMOSFET(型式:2SK1772)が用いられる。もちろん、MOSFETに代えて他のFET(電界効果トランジスタ)が用いられてもよく、また、FET以外のスイッチング素子が用いられてもよい。パワースイッチ59のドレイン端子Dに配線L9が接続されている。この配線L9は、ランプ21及び22の−極端子に接続されている。ランプ21,22の+極端子には、上述したように、配線L3が接続されている。なお、配線L8は、内部抵抗R2を介して接地されている。また、パワースイッチ59のソース端子Sは接地されている。
マイコン55の4番ピンは入力ポートGP3である。4番ピン(入力ポートGP3)に配線L10が接続されている。この配線L10はダイオード57の3番ピン及び4番ピン(いずれもアノード端子)に接続されている。ダイオード57の1番ピン(カソード端子)には配線L11が接続されており、2番ピン(カソード端子)には配線L12が接続されている。更に配線L11は、コネクタ51の端子51Cに接続されており、配線L12は、コネクタ51の端子51Dに接続されている。配線L10と配線L3とはプルアップ抵抗R1を介して接続されている。また、配線L10は、電解コンデンサC3を介して接地されている。なお、電解コンデンサC3に替えて積層コンデンサを用いることも可能である。
このような電気回路に構成された点灯制御ユニット45では、マイコン55のCPU81(図4参照)が後述するフローチャートの手順に従った処理を行うことによって、各LED31〜38のアノード端子及びカソード端子間に所定電圧が印加されて、各LED31〜38が点灯する。また、CPU81が後述するフローチャートの手順に従った処理を行うことによって、パワースイッチ59がスイッチング制御されて、ランプ21,22が予め定められた点灯パターン(図8に示すパターンA〜H)に基づいて点灯する。
以下、図5及び図6のフローチャートを参照して、マイコン55によって所定の制御プログラムに従って実行されるランプ21,22、及びLED31〜38の点灯制御の処理手順の一例について説明する。図中のS1、S2、・・・は処理手順(ステップ)番号を示す。処理はステップS1から開始される。
コネクタ51とコネクタ52とが連結された状態で、ラジコンカー10の電源スイッチがオフからオンに切り換えられると、端子51A,51Bから点灯制御ユニット45の電気回路に電流が流れる。そして、マイコン55のポートVccに電圧が印加されると、マイコン55のCPU81は、出力ポートGP0,GP1,GP3を開放して、LED31〜34に所定の電圧VLを印加する(S1)。具体的には、図7(A)に示されるように、消灯されるまで常に一定の電圧VLを保持する電圧信号をLED31〜34に出力する。これにより、LED31〜34が点灯する。つまり、ラジコンカー10のヘッドライト(LED31,32)及びブレーキランプ(LED33,34)が点灯する。以下、図7(A)に示される電圧信号を受けて点灯する状態を「全点灯」と称する。
次に、ステップS2において、CPU81は、DCモータ18にPWM信号が入力されたかどうかが判断される。かかる判断は、DCモータ18にPWM信号が入力される前後において入力ポートGP3に入力される電圧に基づいて行われる。例えば、スピードコントローラ43からDCモータ18へPWM信号が出力されると、そのPWM信号はDCモータ18に入力され、また、端子52C(又は端子52D)及び端子51C(又は端子51D)を通じて点灯制御ユニット45にも入力される。点灯制御ユニット45に入力されたPWM信号は、リード線L11(又はリード線L12)、ダイオード57、リード線L10を通り、電解コンデンサC3によって一定レベルの電圧信号に平滑化された後に入力ポートGP3に入力される。CPU81は、このようにして入力ポートGP3に入力された電圧と所定の閾値(例えば、ポートVccに入力される電圧値)とを比較して、当該電圧が所定の閾値よりも大きい場合に、DCモータ18にPWM信号が入力されたと判断する。一方、当該電圧が所定の閾値以下である場合に、DCモータ18にPWM信号が入力されていないと判断する。
ステップS2においてPWM信号が入力されていないと判断されると(S2のNo)、続いて、CPU81は、ソフトタイマのカウント値Kをインクリメントする(S3)。マイコン55のポートVccに電圧が印加された直後において、ソフトタイマのカウント値Kはリセットされている。そのため、ソフトタイマはゼロからカウントを開始する。なお、この時点では、DCモータ18にPWM信号が入力されていないため、ラジコンカー10は停止状態を維持している。その後、ステップS4の処理が行われる。
次のステップS4では、マイコン55のCPU81は、ソフトタイマのカウント値Kが予め定められた設定時間T2よりも大きいかどうかを判断する。かかる判断処理は、ラジコンカー10の停止状態が設定時間T2継続したかどうかを判断するためのものである。本実施形態では、設定時間T2が2分に設定されている。設定時間T2に関する設定情報は、マイコン55に組み込まれたEEPROM84(図4参照)に予め記憶されている。このステップS4において、カウント値Kが設定時間T2よりも小さいと判断されると(S4のNo)、続いてステップS5の処理が行われる。
ステップS5では、CPU81は、タイマ85のカウント値Kが予め定められた設定時間T1(<T2)よりも大きいかどうかを判断する。かかる判断処理は、ラジコンカー10の停止状態が設定時間T1継続したかどうかを判断するためのものである。本実施形態では、設定時間T1が10秒に設定されている。設定時間T1に関する設定情報は、マイコン55に組み込まれたEEPROM84に予め記憶されている。
ステップS5において、カウント値Kが設定時間T1よりも小さいと判断されると(S5のNo)、つまり、ラジコンカー10の停止時間が設定時間T1未満であると判断されると、ステップS2に戻って、ステップS2以降の手順に従った処理が繰り返される。一方、カウント値Kが設定時間T1以上であると判断されると(S5のYes)、つまり、ラジコンカー10の停止時間が設定時間T1以上でありT2未満であると判断されると、マイコン55のCPU81は、全点灯しているLED31〜34の輝度を半減(以下「半点灯」と称する。)し、更に、出力ポートGP5を開放して、LED35〜38を一定の間隔で点滅させる(S6)。LED31〜34の半点灯は、図7(B)に示されるように、所定のデューティ比の電圧信号をLED31〜34に出力することによって行われる。これにより、LED31〜34が半点灯する。つまり、ラジコンカー10のヘッドランプの輝度が半減して、ラジコンカー10は、あたかも、ヘッドランプよりも輝度の小さいスモールランプが点灯してるような状態となる。LED35〜38の点滅は、例えば0.5秒間隔でLED35〜38に印加される電圧を周期的にON/OFFすることによって行われる。これにより、ラジコンカー10は、停止中に前後左右の4つの方向指示器が点滅している状態となる。その後、ステップS2以降の手順に従った処理が繰り返される。
ステップS4において、タイマ85のカウント値Kが設定時間T2以上であると判断されると(S4のYes)、つまり、ラジコンカー10の停止時間が設定時間T2以上であると判断されると、各出力ポートGP0,GP1,GP4,GP5を遮断して、LED31〜38への電圧の印加を禁止する。したがって、点灯していた全てのLED31〜38が消灯する。これにより、バッテリー14(図1参照)の無駄な電力消費が防止される。その後、ステップS2に戻って、ステップS2以降の手順に従った処理が繰り返される。
ステップS2において、DCモータ18にPWM信号が入力されていると判断されると(S2のYes)、続いてステップS8の処理が行われる。なお、DCモータ18にPWM信号が入力されている状態は、ラジコンカー10が走行状態であることを意味する。ステップS8では、CPU81は、ソフトタイマのカウント値Kをリセット(初期化)する。つまり、ソフトタイマは、再びゼロからカウントを開始する。これにより、ソフトタイマは、DCモータ18が回転駆動されてからの経過時間をカウントすることになる。
その後、CPU81は、LED31,32を全点灯させ、LED33,34を半点灯させる(S9)。これにより、ラジコンカー10は、走行中において、ヘッドランプ(LED31,32)が点灯し、ブレーキランプ(LED33,34)が半点灯している状態となる。
次のステップS10では、CPU81は、DCモータ18に入力されていたPWM信号の有無が判断される。かかる判断は、上述のステップS2と同様に、入力ポートGP3に入力された電圧を閾値判断することによって行われる。ステップS10の判断は、DCモータ18が回転駆動しているかどうかを判断するために行われる。なお、ステップS10の判断処理を行うCPU81やその判断処理を可能とするための回路構成が、本発明の信号判定手段に相当する。
ステップS10において、DCモータ18に駆動電圧が印加されていると判断されると、次のステップS11では、CPU81は、ソフトタイマのカウント値Kをインクリメントする。その後、CPU81は、ソフトタイマのカウント値Kが予め定められた設定時間T3よりも大きいかどうかを判断する(S12)。かかる判断処理は、ラジコンカー10の走行状態が設定時間T3継続したかどうかを判断するためのものである。本実施形態では、設定時間T3が15秒に設定されている。設定時間T3に関する設定情報は、マイコン55に組み込まれたEEPROM84に予め記憶されている。ステップS12において、カウント値Kが設定時間T3よりも小さいと判断されると(S12のNo)、ステップS10以降の手順に従った処理が繰り返される。一方、ステップS12において、カウント値Kが設定時間T3以上であると判断されると(S12のYes)、つまり、ラジコンカー10の走行時間がT3以上であると判断されると、点灯中のLED31,32を点滅させる(S13)。LED31,32の点滅は、予め定められた時間だけ継続されるか、又は、DCモータ18へのPWM信号の入力が無くなるまで継続される。また、LED31,32の点滅間隔は、一定間隔であってもよく、不規則な間隔であってもよい。これにより、ラジコンカー10は、あたかも、ドライバーが走行中に所謂パッシングをしているような状態となる。
ステップS10において、回転駆動されていたDCモータ18へのPWM信号が無くなったと判断されると(S10のYes)、CPU81は、ランプ21,22を所定の点灯パターンで点灯させる点灯制御を行う(S14)。つまり、DCモータ18が回転駆動された後にDCモータ18へのPWM信号無しが判断されたことを条件に、ランプ21,22の点灯制御が行われる。ステップS14の点灯制御を行うCPU81やその点灯制御を可能とするための回路構成が、本発明の点灯手段に相当する。なお、ランプ21,22の点灯制御については後述する。その後、ソフトタイマのカウント値Kがリセットされると(S15)、ステップS2に戻って、ステップS2以降の手順に従った処理が繰り返される。このような一連の処理が、ラジコンカー10の電源スイッチがオンからオフに切り換えられるまで繰り返される。
次に、図6のフローチャートを参照して、ランプ21,22の点灯制御について説明する。
まず、ステップS21において、CPU81は、DCモータ18が回転駆動されてからDCモータ18へのPWM信号が無くなったと判断されるまでにソフトタイマによってカウントされたカウント値Kがフラッシュメモリ82に記憶されたテーブルデータ(表1参照)におけるいずれの区分に属するかを判定する。例えば、上記カウント値Kが0〜TA[秒]の範囲内であれば、区分Aに属すると判定され、上記カウント値KがTA〜TB[秒]の範囲内であれば、区分Bに属すると判定される。
次のステップS22では、ステップS21で判定された区分に応じた点灯パターンが上記テーブルデータ(表1参照)から選択される。例えば、ステップS21においてカウント値Kが区分Aに属すると判定された場合は、区分Aに対応するパターンA(図8(A)参照)がテーブルデータから選択され、カウント値Kが区分Bに属すると判定された場合は、区分Bに対応するパターンB(図8(B)参照)がテーブルデータから選択される。そして、選択された点灯パターンが、ランプ21,22の点灯制御に用いられる設定値として、マイコン55のRAM83などに記憶される。
ここで、図8を参照して、ランプ21,22の点灯制御に用いられる点灯パターンについて説明する。本実施形態では、図8に示されるように、ランプ21,22の点灯パターンの一例として、8つのパターンA〜Hが予めEEPROM84に記憶されている。これらのパターンA〜Hは、実物の四輪自動車、特にスポーツタイプの自動車やレースに用いられるレース車両の走行中に排気口付近で生じるアフターファイヤーの発火状態を模したものである。本願の出願人は、自動車の加速時間或いはアクセルが踏み込まれている時間(以下「加速時間等」と称する。)に応じてアフターファイヤーの発火状態が異なることに着目して、現実のアフターファイヤーの発火状態と類似する複数の点灯パターン(パターンA〜H)を見出した。なお、加速時間等が長くなるとアフターファイヤーの発火状態が不規則且つ複雑になるため、その発火状態に対応して単純なパターンから不規則且つ複雑なパターンまで用意されている。
例えば、図8(A)のパターンAは、ランプ21,22を0.7秒間だけ半点灯させる点灯パターン(第2パターン)である。図8(B)のパターンBは、ランプ21,22を0.8秒間だけ全点灯(所定輝度の点灯)させる点灯パターン(第1パターン)である。図8(C)のパターンCは、ランプ21,22を1.6秒間だけ全点灯させる点灯パターンである。図8(D)のパターンDは、全点灯させるパターンと消灯させるパターン(第3パターン)との組合せからなるものであり、ランプ21,22を0.6秒間全点灯させてから0.5秒間消灯させ、その後再び0.3秒間全点灯させる点灯パターンである。図8(E)のパターンEは、ランプ21,22を1.5秒間全点灯させてから0.6秒間消灯させ、その後再び0.7秒間全点灯させる点灯パターンである。図8(F)のパターンFは、全点灯させるパターンと半点灯させるパターンと消灯させるパターンとの組合せからなるものであり、点灯指示がなされてからランプ21,22を点灯させるまでに0.3秒間の遅延時間を設け、この遅延時間経過後にランプ21,22を0.5秒間全点灯させてから1.0秒間消灯させ、次に0.5秒間半点灯させる点灯パターンである。図8(G)のパターンGは、ランプ21,22を1.5秒間全点灯させてから0.6秒間消灯させ、再び1.0秒間全点灯させてから1.5秒間消灯させ、その後再び0.5秒間全点灯させる点灯パターンである。そして、図8(H)のパターンHは、0.7秒間の遅延時間経過後にランプ21,22を2.0秒間全点灯させてから1.0秒間半点灯させる点灯パターンである。
ステップS22の処理が終わると、次のステップS23では、CPU81は、出力ポートGP2を開放して、上記ステップS22において選択された点灯パターンに応じた信号をパワースイッチ59に出力する。パワースイッチ59は、上記信号に応じて内部のトランジスタをスイッチング制御することにより、選択された点灯パターンに応じた電圧をランプ21,22に印加する。これにより、選択された点灯パターンに応じてランプ21,22が点灯する。
このように、本実施形態のラジコンカー10は、点灯制御ユニット45が設けられているため、ランプ21,22はパターンA〜H(図8参照)から選択された点灯パターンで点灯する。これにより、ラジコンカー10のリアリティ性が向上する。また、操縦者は、ランプ21,22が点灯パターンに基づいて点灯するのを視覚を通して認識することにより、ラジコンカー10の操縦に対して高い遊技性を得ることができる。
なお、上述の実施形態では、ラジコンカー10のランプ21,22等が点灯制御ユニット45によって点灯制御される例について説明されたが、例えば、点灯制御ユニット45は、二輪自動車の模型であるラジコンバイクの排気口付近に設けられたランプをパターンA〜H(図8参照)で点灯させる制御に用いられてもよい。また、四輪自動車や二輪自動車等の車両模型に限らず、エンジンに代表される熱機関によって駆動される飛行機やヘリコプターなどの航空機や船舶等(いずれも移動手段の一例)の模型の排気口に設けられたランプの点灯制御に点灯制御ユニット45が用いられてもよい。
10・・・ラジコンカー
12・・・コントローラ
16・・・制御装置
18・・・モータ
21,22・・・ランプ
31〜38・・・LED
45・・・点灯制御ユニット
55・・・マイコン
81・・・CPU
82・・・フラッシュメモリ
83・・・RAM
84・・・EEPROM
12・・・コントローラ
16・・・制御装置
18・・・モータ
21,22・・・ランプ
31〜38・・・LED
45・・・点灯制御ユニット
55・・・マイコン
81・・・CPU
82・・・フラッシュメモリ
83・・・RAM
84・・・EEPROM
Claims (7)
- 電気的に発光可能な少なくとも一つの発光器と、有線又は無線を通じて受信した操縦信号に基づいて駆動制御されるモータとが搭載された移動模型に適用される点灯制御装置であって、
上記モータに入力される駆動信号の有無を判定する信号判定手段と、
上記モータが駆動された後に上記信号判定手段によって駆動信号無しが判定されたことを条件に、予め定められた点灯パターンに基づいて上記発光器を点灯する点灯手段と、を具備する点灯制御装置。 - 上記モータが駆動されてから上記信号判定手段によって駆動信号無しが判定されるまでの経過時間を計測する計測手段と、
上記経過時間に応じて定められた複数種の上記点灯パターンを記憶する記憶手段と、を更に備え、
上記点灯手段は、上記記憶手段に記憶された複数種の上記点灯パターンから上記計測手段によって計測された計測時間に対応する上記点灯パターンを選択して、この選択された上記点灯パターンに基づいて上記発光器を点灯する請求項1に記載の点灯制御装置。 - 上記点灯パターンは、所定輝度の点灯を示す第1パターン、上記所定輝度よりも低輝度の点灯を示す第2パターン、消灯を示す第3パターンのいずれか1つ、若しくは少なくとも2つ以上の組合せからなるものである請求項1又は2に記載の点灯制御装置。
- 上記移動模型は、熱機関から動力を得て移動可能な自動車、航空機、船舶、若しくはこれらに類する移動手段の模型であり、
上記発光器は、自動車、航空機、船舶、若しくはこれらに類する移動手段の排気口に対応する部位に取り付けられている請求項1から3のいずれかに記載の点灯制御装置。 - 上記点灯パターンは、上記排気口付近で生じるアフターファイヤーの発火状態を模したものである請求項4に記載の点灯制御装置。
- 上記発光器は、白熱電球である請求項5に記載の点灯制御装置。
- 電気的に発光可能な少なくとも一つの発光器と、
有線又は無線を通じて受信した操縦信号に基づいて駆動制御されるモータと、
上記請求項1から6のいずれかに記載の点灯制御装置と、を具備する移動模型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008270723A JP2010099113A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 点灯制御装置、及びこれを備えた移動模型 |
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JP7562186B2 (ja) | 2020-12-14 | 2024-10-07 | ソンウ、ユン | 自動車競走システム |
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2008
- 2008-10-21 JP JP2008270723A patent/JP2010099113A/ja active Pending
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