JP2010098910A - 回転電機の固定子鉄心 - Google Patents

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Hiromoto Shimaya
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Abstract

【課題】鉄心本体の外径側のみならず内径側にも押さえ板による安定した十分な圧縮力を発生させ、鉄心本体の内径側における電磁鋼板の浮き上がりを抑える。
【解決手段】鉄心本体2は所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板1を環状に積層して構成されている。この鉄心本体2の積層方向両側には、押さえ板3が配設されており、この押さえ板3を介して複数本の長ボルト4およびナット5により鉄心本体2が締め付けられている。複数本の長ボルト4およびナット5は、鉄心本体2の外径側に周方向に間隔をおいて配設されているが、その軸中心1cは、鉄心本体2の電磁鋼板1の外径Dkよりも内側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電機、電動機等の回転電機の固定子鉄心に係り、特に鉄心本体の締め付け構造を改良したものに関する。
直流機、同期機や誘導機などの回転電機は、主として固定子と回転子によって構成され、機能的には電磁誘導の原理を利用して電気エネルギーと機械エネルギーの相互変換を行うものである。
この回転電機の構成要素の一つである固定子鉄心は、例えば特許文献1に記載されているように構成されている。鉄心本体は、内周側に固定子巻線を挿入するためのスロット部が形成された電磁鋼板を環状に積層して構成されており、その積層方向両側にそれぞれ押さえ板が配設されている。各押さえ板には、鉄心本体の径方向外側に位置し、周方向に間隔をおいて配設された複数本の長ボルトが貫通するように取り付けられており、この長ボルトに螺合するナットを締め付けることにより、鉄心本体は圧縮力を受け、積層された電磁鋼板間の摩擦力によって固定子鉄心としての形状を保持するようになっている。
特開2003−219583号公報
ところで、回転電機の製造時あるいは運転中に発生する振動や電磁力によって鉄心本体の電磁鋼板が移動すると、スロット部に挿入された固定子巻線を損傷するおそれがある。このため鉄心本体は、その積層方向両側に設けた押さえ板を介して十分な圧縮力が加わるように締め付けることが重要であり、複数本の長ボルトおよびナットは、回転電機の寸法等に応じて必要な数量が選定されている。
しかしながら、押さえ板による圧縮力を大きくするために、ナットを大きな締付け力で締め付けると、押さえ板は、内径側が電磁鋼板との当たり面から浮き上がるように傾く現象が生じる。このような状態になると、押さえ板は、長ボルトおよびナットが位置する電磁鋼板の外径側の縁のみを押さえつけてしまい、鉄心本体の内径側を圧縮する力が発生しなくなってしまう。その結果、回転電機の運転中の振動や電磁力によって鉄心本体の内径側に電磁鋼板の浮き上がりが生じ、電磁鋼板のスロット部とスロット部に挿入されている固定子巻線とが擦れることで固定子巻線を損傷する事故につながるおそれがあった。
なお、特許文献1には、押さえ板と鉄心本体との間に熱膨張の異なる異種金属からなる外側間隔片を介在させ、この外側間隔片の熱膨張により押さえ板の圧縮力を鉄心本体の内径側のスロット部にまで有効に作用させる構成について開示されているが、部品点数の増加を招くほか、依然として押さえ板が電磁鋼板の外径側のみを押さえつけてしまうという問題の根本は解決できていない。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、部品点数の増加を招くことなく、鉄心本体の外径側のみならず内径側にも押さえ板による安定した十分な圧縮力を発生させ、鉄心本体の内径側における電磁鋼板の浮き上がりを抑えることのできる回転電機の固定子鉄心を提供することにある。
上記問題を解決するために本発明による回転電機の固定子鉄心は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、鉄心本体の外径側に周方向に間隔をおいて配設され、押さえ板を介して鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、を備え、複数本の長ボルトおよびナットの軸中心を、鉄心本体の電磁鋼板の外径よりも内側に配置したことを特徴とする。
また本発明は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、押さえ板を介して鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、を備え、押さえ板と鉄心本体との間に環状の加減板を配設し、この加減板の外径を、電磁鋼板の外径より小さく構成したことを特徴とする。
さらに本発明は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、押さえ板を介して鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、を備え、押さえ板の電磁鋼板との当たり面の外径を、電磁鋼板の外径よりも小さく構成したことを特徴とする。
また本発明は、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、押さえ板を介して鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、を備え、押さえ板の内径側の厚さが外径側の厚さよりも厚くなるように、押さえ板の電磁鋼板との当たり面を傾斜させて構成したことを特徴とする。
本発明によれば、複数本の長ボルトおよびナットの軸中心を、鉄心本体の電磁鋼板の外径よりも内側に配置して複数本の長ボルトおよびナットによる締め付け力の中心を鉄心本体の外径よりも内側に位置させている。これにより、長ボルトおよびナットによる締め付け力が作用する押さえ板は、鉄心本体の電磁鋼板との当たり面に対して全面的に当接することができ、複数本の長ボルトおよびナットの締め付け力は、鉄心本体の外径側のみならず内径側にも安定した圧縮力を発生させ、鉄心本体の内径側における電磁鋼板の浮き上がりを抑えることができる。
また本発明によれば、押さえ板と鉄心本体との間に環状の加減板を配設し、この加減板の外径を、電磁鋼板の外径より小さく構成したり、押さえ板の電磁鋼板との当たり面の外径を、電磁鋼板の外径よりも小さく構成したり、押さえ板の内径側の厚さが外径側の厚さよりも厚くなるように、押さえ板の電磁鋼板との当たり面を傾斜させて構成したりすることによって、長ボルトおよびナットによる締め付け力が作用する押さえ板が、鉄心本体の外径側のみならず内径側にも安定した圧縮力を発生させようになり、鉄心本体の内径側における電磁鋼板の浮き上がりを抑えることができる。
以下、本発明による回転電機の固定子鉄心の第一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本発明による回転電機の固定子鉄心の主要部を示す側面図、図2は図1の固定子鉄心に用いられる、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板の主要部を示す側面図である。
図1および図2において、電磁鋼板1は、内径側に固定子巻線を挿入する多数のスロット部1aが周方向に所定の間隔をおいて形成されており、また外径側には、複数個の切り欠き溝1bが周方向に所定の間隔をおいて形成されている。この切り欠き溝1bは、後述する長ボルトを貫通させるためのもので、ほぼ円形の孔をなし、その軸中心1cが形成する円の直径Dbが電磁鋼板1の外径Dkよりも小さくなるように構成されている。
そしてこの電磁鋼板1は、多数枚が積層されて鉄心本体2として構成される。鉄心本体2には、積層方向両側にそれぞれ環状の押さえ板3が配設されている。押さえ板3には、周方向に間隔をおいて複数個の貫通孔が形成されており、この貫通孔および鉄心本体2の切り欠き溝1bを通して長ボルト4が挿入される。
長ボルト4の他端部にはナット5が螺合されており、このナット5と長ボルト4による締め付けを行うことにより鉄心本体2は、押さえ板3を介して圧縮されるように締め付けられ、積層された電磁鋼板間の摩擦力によって固定子鉄心としての形状を保持するようになっている。
ここで、電磁鋼板1の複数個の切り欠き溝1bは、上述のようにそれぞれ電磁鋼板1の外周縁から内側に向けて設けられている。したがって切り欠き溝1bを通る複数本の長ボルト4およびナット5の軸中心1cが形成する円の直径Dbも、電磁鋼板1の外径Dkよりも小さく、長ボルト4およびナット5の軸中心1cが電磁鋼板1の外径Dkよりも内側に位置するように配置されることになる。
図3は押さえ板3の内径側と電磁鋼板1との間に発生する浮き上がり量tと、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbおよび電磁鋼板1の外径Dkとの関係を示すグラフである。このグラフは、FEM(有限要素法)による構造解析に基づく分析結果であり、電磁鋼板1の外径Dkおよび長ボルト4およびナット5の締付力は一定としている。図3の横軸は、DbとDkの差をDkとの百分率で示している。また縦軸は、押さえ板3の内径部と電磁鋼板1との浮き上がり量tをDkとの百分率で示している。
図3において、横軸の数値がゼロのときは、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbと電磁鋼板1の外径Dkが等しい場合であり、長ボルト4およびナット5の断面のちょうど半分が電磁鋼板1の外周よりも内側に入り込んでいる状態である。横軸の数値がマイナスの場合は、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbが電磁鋼板1の外径Dkよりも小さい場合で、長ボルト4およびナット5の断面の半分以上が電磁鋼板1の外周よりも内側に入り込んでいる状態である。横軸がプラスの場合は、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbが電磁鋼板1の外径Dkよりも大きい場合を示している。
図3におけるグラフのA点は、従来の回転電機の固定子鉄心の場合を示している。また縦軸でゼロよりも大きな値をもつ場合は、押さえ板3の内径側が電磁鋼板を押さえていないことを示しており、従来の固定子鉄心構造の場合は、押さえ板の内径側が電磁鋼板を押さえていないことを示している。
図3から明らかなように、横軸の数値がゼロを少し超えたところからプラスの領域では、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbと電磁鋼板1の外径Dkとの差に比例して浮き上がり量tが増加している。また横軸の数値がマイナスの領域、すなわち、Db<Dkであれば、浮き上がりが発生していない。
したがって、本実施の形態のように、長ボルト4およびナット5の軸中心1cの直径Dbが電磁鋼板1の外径Dkよりも小さく、言い換えれば、複数本の長ボルト4およびナット5の軸中心1cが、鉄心本体2の電磁鋼板1の外径よりも内側に配置されていることによって、押さえ板3の内径側の浮き上がりを抑えることができることになる。
これにより、長ボルト4およびナット5による締め付け力が作用する押さえ板3は、鉄心本体2の電磁鋼板1との当たり面に対して全面的に当接することになり、複数本の長ボルト4およびナット5の締め付け力は、鉄心本体2の外径側のみならず内径側にも安定した圧縮力を発生させ、鉄心本体2の内径側における電磁鋼板1の浮き上がりを抑えることができ、電磁鋼板1のスロット部とスロット部に挿入されている固定子巻線とが擦れることで固定子巻線を損傷する事故の発生を防止することができる。
なお、押さえ板3と鉄心本体2の電磁鋼板1との間に外側間隔片等の部品を介在させる場合でも、締め付けにより押さえ板が傾いて、結果として電磁鋼板の外径部のみに圧縮力が加わるような構造をもつ固定子鉄心においても、本実施の形態を採用することができる。
次に本発明の第二実施の形態を図4および図5を参照して説明する。図4は本発明の第二実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す斜視図、図5は図4のA−A線に沿って切断し矢印の方向に見た断面図である。理解を容易にするため、図4における押さえ板13と加減板6および長ボルト4の一部を切断して図示しているが、押さえ板13および加減板6の形状は環状である。
図4および図5において、本実施の形態では、電磁鋼板11を積層した鉄心本体12の積層方向両側に配設された押さえ板13、この押さえ板13を貫通するように設けられた長ボルト4およびこの長ボルト4に螺合するナット5を備えており、押さえ板13を介して鉄心本体12を締め付ける構造を有しているが、鉄心本体12の電磁鋼板11の外径側には切り欠き溝は形成されておらず、長ボルト4およびナット5の軸中心は、鉄心本体12の径方向外側に位置する構造となっている。
本実施の形態では、鉄心本体12の電磁鋼板11と押さえ板13との間に環状の加減板6が配設されている。この加減板6の外径Dsは、電磁鋼板11の外径Dkより小さく構成されており、また加減板6の厚みは、ナット5を締め付けて必要な圧縮力を押さえ板13に与えたときに生じる押さえ板13の浮き上がり量よりも大きいものとなっている。
したがってこのように構成した回転電機の固定子鉄心においては、ナット5を締め付けて押さえ板13に必要な圧縮力を与えたときに、加減板6が電磁鋼板11の外周よりも内側を押さえるように作用するので、複数本の長ボルト4およびナット5による締め付け力は、鉄心本体12の外径側のみならず内径側にも安定した圧縮力を発生させ、電磁鋼板11のスロット部11aに浮き上がりを発生させることがない。
なお、押さえ板13と鉄心本体12の電磁鋼板11との間に外側間隔片等の部品を介在させる場合に、締め付けにより押さえ板が傾き、結果として電磁鋼板11の外径部のみに圧縮力が加わるような構造をもつ固定子鉄心においても、本実施の形態を採用することができる。
次に本発明の第三実施の形態を図6および図7を参照して説明する。図6は本発明の第三実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す図4相当図、図7は図6のB−B線に沿って切断し矢印の方向に見た図5相当図である。
本実施の形態においても、図6における押さえ板23および長ボルト4の一部を切断して図示しているが、押さえ板23の形状は環状である。
図6および図7において、環状の押さえ板23は、断面がL字状に形成されており、その突出した部分が電磁鋼板1との当たり面23aをなしている。この当たり面23aの外径Duは、電磁鋼板1の外径Dkよりも小さく、したがって当たり面23aは電磁鋼板1の外径Dkよりも内側に位置するように配置されている。
なお、突出する当たり面23aを設けたことによる押さえ板23の内径側と外径側の厚みの差は、ナット5を締め付けて必要な圧縮力を押さえ板23に与えたときに生じる押さえ板23の浮き上がり量よりも大きくする。
このように構成した回転電機の固定子鉄心においては、ナット5を締め付けて押さえ板23に必要な圧縮力を与えたときにも、押さえ板23が電磁鋼板11の外径に接触することはなく、電磁鋼板11の外径側よりも内径側に位置する押さえ板23の当たり面23aが電磁鋼板11を圧縮することになるので、電磁鋼板11の内径側のスロット部11aに浮き上がりを発生させることがなくなる。
なお、電磁鋼板11と押さえ板23の間に外側間隔片等の部品を介在させる場合においても本実施の形態を採用することができる。
次に本発明の第四実施の形態を図8および図9を参照して説明する。図8は本発明の第四実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す図4相当図、図9は図8のC−C線に沿って切断し矢印の方向に見た図5相当図である。
本実施の形態においても、図8における押さえ板33および長ボルト4の一部を切断して図示しているが、押さえ板33の形状は環状である。
図8および図9において、押さえ板33の断面は、電磁鋼板11との当たり面側が内径側へ向かうほどに厚みを増している。すなわち、押さえ板33の当たり面側には傾斜面33aを設けており、この傾斜面33aによる内径側の頂部33bが電磁鋼板11に当接するようになっている。この傾斜面33aの傾きの角度は、ナット5を締め付けて必要な圧縮力を押さえ板33に与えたときに生じる押さえ板の傾きの角度と同等とする。
このように構成した回転電機の固定子鉄心では、ナット5を締め付けて押さえ板33に必要な圧縮力を与えたときにも、押さえ板33が電磁鋼板11の外径側にのみ接触することはなく、かつ押さえ板33の内径側ほど圧縮力が大きくなるので、電磁鋼板11のスロット部11aに浮き上がりを発生させることがない。
なお、電磁鋼板11と押さえ板23の間に外側間隔片等の部品を介在させる場合においても本実施の形態を採用することができる。
本発明による回転電機の固定子鉄心の主要部を示す側面図である。 図1の固定子鉄心に用いられる、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板の主要部を示す側面図である。 押さえ板の内径側と電磁鋼板との間に発生する浮き上がり量tと、長ボルトおよびナットの軸中心の直径Dbおよび電磁鋼板の外径Dkとの関係を示すグラフである。 本発明の第二実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す斜視図である。 図4のA−A線に沿って切断し矢印の方向に見た断面図である。 本発明の第三実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す図4相当図である。 図6のB−B線に沿って切断し矢印の方向に見た図5相当図である。 本発明の第四実施の形態にかかる回転電機の固定子鉄心の主要部を破断して示す図4相当図である。 図8のC−C線に沿って切断し矢印の方向に見た図5相当図である。
符号の説明
1,11…電磁鋼板
1a,11a…スロット部
1b…切り欠き溝
1c…軸中心
2,12…鉄心本体
3,13,23,33…押さえ板
4…長ボルト
5…ナット
6…加減板
23a…当たり面
33a…傾斜面
33b…頂部
Db…軸中心が形成する円の直径
Dk…電磁鋼板の外径
Ds…加減板の外径
Du…当たり面の外径
t…押さえ板の内径側と電磁鋼板との間に発生する浮き上がり量

Claims (4)

  1. 所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、
    この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、
    前記鉄心本体の外径側に周方向に間隔をおいて配設され、前記押さえ板を介して前記鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、
    を備え、前記複数本の長ボルトおよびナットの軸中心を、前記鉄心本体の電磁鋼板の外径よりも内側に配置したことを特徴とする回転電機の固定子鉄心。
  2. 所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、
    この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、
    前記鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、前記押さえ板を介して前記鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、
    を備え、前記押さえ板と前記鉄心本体との間に環状の加減板を設置し、この加減板の外径を、前記電磁鋼板の外径より小さく構成したことを特徴とする回転電機の固定子鉄心。
  3. 所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、
    この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、
    前記鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、前記押さえ板を介して前記鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、
    を備え、前記押さえ板の電磁鋼板との当たり面の外径を、前記電磁鋼板の外径よりも小さく構成したことを特徴とする回転電機の固定子鉄心。
  4. 所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を環状に積層した鉄心本体と、
    この鉄心本体の積層方向両側に配設された押さえ板と、
    前記鉄心本体の径方向外側に周方向に間隔をおいて配設され、前記押さえ板を介して前記鉄心本体を締め付ける複数本の長ボルトおよびナットと、
    を備え、前記押さえ板の内径側の厚さが外径側の厚さよりも厚くなるように、前記押さえ板の前記電磁鋼板との当たり面を傾斜させて構成したことを特徴とする回転電機の固定子鉄心。
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