JP2010098700A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の解像度変換を、変換比を容易に変更可能で、且つ、小規模な回路構成で実現する。
【解決手段】例えば8ビット、SD解像度の画像データをオーバーサンプリングフィルタ106で5倍のオーバーサンプリングを行い、フリップフロップ110に供給する。同期クロック発生回路107で、周波数が画像データのクロックの10倍のクロックを生成し、デジタル周波数可変回路108に供給する。回路108は、所定の調整値を、カウンタで10倍クロックのクロック毎に加算し、カウンタが桁溢れしたらカウント値をリセットして調整値の加算を再開する。カウンタ周期に基づき10倍クロックをゲートして、ゲーテッドクロック607としてFF110に供給する。5倍のオーバーサンプリングされた画像データは、FF110でクロック607にラッチされて出力される。入力された画像データは、調整値に応じて解像度変換されて出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、画像の解像度を変換する画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来から、画像の解像度を変換する解像度変換処理を実現する様々な技術が知られている。例えば、特許文献1には、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換時のサンプリング周波数を調整することにより、解像度を変換する技術が記載されている。また、デジタル画像信号を拡大または縮小処理する場合、拡大時には同じサンプルをホールドして出力する処理などが行われ、縮小時には間引き処理などが行われ、拡大または縮小された画像データに対してフィルタを用いて補間処理を行う。
例えば、A/D変換時のサンプリング周波数を変えて縮小処理を行った場合には、変換前の画像データにおける細い線や小さいドットなどが消えたり、高周波成分の折り返し歪みなどで、変換後の画質が低下してしまうことがあった。そのため、一般的には、アナログ画像信号に対して、A/D変換を行う前にアナログフィルタ処理により帯域制限をかける必要があった。
また、デジタル回路による縮小処理においては、入力した画像データに対して非同期のクロックで間引き(サブサンプリング)を行うと、処理データとクロック間のセットアップ/ホールドタイミングが満たせない事態が発生してしまう。さらに、入力した画像データに同期したクロックに従って画像データを単純に間引き処理することにより縮小処理を行った場合でも、細い線や小さいドットなどが消えてしまうおそれがある。さらにまた、サブサンプリング周波数の1/2より高い周波数を抑圧する帯域制限を行わずに間引き処理を行うと、高周波成分による折り返し歪が発生して、画質の劣化を招くことになる。
そのために、従来では、画像データの縮小処理に際して、単純な間引きではなく、フィルタ処理による帯域制限を行うと共に、メモリなどを用いて、解像度変換に伴うクロック周波数の変換を行っていた。
例えば、上述した特許文献1では、入力された映像信号を、拡大縮小率に応じた周波数のクロックに基づきA/D変換することで水平方向の拡大縮小処理を行い、当該クロックに従ってFIFO型のメモリに書き込む。そして、FIFO型のメモリから、A/D変換された映像信号を出力側の周波数に応じたクロックに従って読み出して画像メモリに記憶させる。垂直方向の拡大縮小処理は、画像メモリから出力側の周波数に応じたクロックで読み出された映像信号に対してフィルタ処理を施すことで行っている。
帯域制限を行うためのフィルタとして、例えば、FIRフィルタが用いられる。この帯域制限を行うためのFIRフィルタを、解像度変換に適用する場合、入力信号のサンプリング周波数と出力信号のサンプリング周波数の最小公倍数のサンプリング周波数で入力信号をサンプリングすることで画素数を増加する(オーバーサンプリング)。そして、オーバーサンプリングした入力信号に対し、FIRフィルタのフィルタ係数を乗じて、出力信号のサンプリング周波数に合わせてサブサンプルする。入力信号と出力信号の解像度の比が2:1や3:2といった簡単な整数比となる場合は、FIRフィルタのタップ数、タップ係数共に、現実的な回路規模で構成できるように設計することが可能である。
特開平7−336593号公報
ところが、上述のようにして解像度変換を行う場合、入力信号と出力信号の解像度の比が簡単な整数比とならない場合には、オーバーサンプリングの際の最小公倍数が大きくなり、回路規模が増大してしまうという問題点があった。
例えば、家庭用のビデオカメラなどにおいて、720×480iの画像(SD画像)と、より高精細な1920×1080iの画像(HD画像)の撮影が可能な機種が登場している。このようなビデオカメラでは、HD画像信号に加え、SD画像信号を出力する機能を有するのが一般的である。この場合、1920×1080iの画像が720×480iの画像にダウンコンバートされて出力される。
なお、720×480iは、水平720画素×垂直480ライン、インタレース走査を表す。また、1920×1080iは、水平1920画素×垂直1080ライン、インタレース走査を表す。また、HDは、High Definitionの略称であり、SDは、Standard Definitionの略称である。
また、撮影画像を確認するためのモニタ画面には、さらに低い解像度のディスプレイが用いられる。一例として、モニタ画面を、400画素×240ラインのディスプレイに対して、プログレッシブ走査で表示させる場合について考える。このディスプレイは、スクエアピクセルで考えると、アスペクト比が5:3すなわち15:9となり、HD画像のアスペクト比である16:9に近い。上述した、720×480iの画像は、フィールドで考えると720×240iであるので、水平解像度だけ、720画素から400画素への変換を行えばよいことになる。
ここで、SD画像のデータクロック(ピクセルクロック)周波数は、13.5MHzである。そして、変換前後の水平画素数の比は、720:400=9:5となる。したがって、FIRフィルタにより、オーバーサンプリングクロック周波数をデータクロック周波数である13.5MHzの5倍の67.5MHzとしてフィルタ処理した後、1/9にサブサンプルすることで、720画素から400画素への解像度変換を実行できる。
また、別の例として、アスペクト比がHD画像のそれと略等しい、426画素×240ラインのディスプレイを用いる場合について考える。この場合、変換前後の水平画素数の比は、720:426=120:71となる。したがって、オーバーサンプリングクロックの周波数を、13.5MHzの71倍の958.5MHzとしてフィルタ処理をした後、1/120にサブサンプルすることで、720画素から426画素への解像度変換を実行することができる。
この別の例の場合、水平画素数の比は、120:71と簡単な整数比にはならならず、オーバーサンプリング周波数が958.5MHzと非常に大きな値となってしまう。そのため、オーバーサンプリングを行うFIRフィルタのタップ数も膨大な数となり、現実的なデジタル回路を構成することが困難になるという問題点があった。また、サブサンプルする間隔が離れるため、画質的にも不利であるという問題点があった。
また、このように複数の解像度変換比に対応させようとする場合、FIRフィルタ処理では、それぞれの解像度変換比毎にフィルタ設計を行い、解像度変換比毎に専用のフィルタ回路を構成する必要があった。そのため、例えば解像度変換比の異なる機種毎にフィルタ回路の設計および構成を行うことになり、開発コストが嵩んでしまうという問題点があった。
一般的に、周波数通過帯域を自由に可変でき、カットオフ特性も良好な可変解像度変換フィルタは、切り替え特性を限定したとしても、タップ数が多くなり、多数の乗算器、加算器を必要とする。さらに、特性制御パラメータの数も多くなり、回路規模が膨大となったり、さらには非現実的な規模となってしまう場合もあるという問題点があった。
したがって、本発明の目的は、画像の解像度変換を、変換比を容易に変更可能で、且つ、小規模な回路構成で実現可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
本発明は、上述した課題を解決するために、画像データの水平方向の画素数を所定の変換比で変換する画像処理装置であって、画像データに同期したピクセルクロックに基づき、ピクセルクロックにそれぞれ同期する、ピクセルクロックより高い周波数の第1のクロックと、第1のクロックより周波数が高い第2のクロックとを発生する同期クロック発生手段と、画像データを第1のクロックでオーバーサンプリングする第1のサンプリング手段と、所定のカウント値までを巡回的にカウントするカウンタであって、第2のクロックに従い、変換比と、第2のクロックおよびピクセルクロックの周波数の比とに基づく調整値を順次加算するカウンタと、カウンタのカウント値が所定の値になる毎に第2のクロックをゲートして第3のクロックを生成するクロック生成手段と、第1のサンプリング手段でオーバーサンプリングされた画像データを、クロック生成手段で生成された第3のクロックでサブサンプリングする第2のサンプリング手段とを有することを特徴とする画像処理装置である。
また、本発明は、画像データの水平方向の画素数を所定の変換比で変換する画像処理方法であって、画像データのピクセルクロックに基づき、ピクセルクロックにそれぞれ同期する、ピクセルクロックより高い周波数の第1のクロックと、第1のクロックより周波数が高い第2のクロックとを発生する同期クロック発生ステップと、画像データを第1のクロックでオーバーサンプリングする第1のサンプリングステップと、第2のクロックに従い、変換比と、第2のクロックおよびピクセルクロックの周波数の比とに基づく調整値を、所定のカウント値までを巡回的にカウントするカウンタで順次加算するカウントのステップと、カウンタのカウント値が所定の値になる毎に第2のクロックをゲートして第3のクロックを生成するクロック生成ステップと、第1のサンプリングステップでオーバーサンプリングされた画像データを、クロック生成ステップで生成された第3のクロックでサブサンプリングする第2のサンプリングステップとを有することを特徴とする画像処理方法である。
また、本発明は、入力された画像データの画素数を変換する画像処理装置であって、画像データに同期した入力クロックに基づき、入力クロックに同期し且つ入力クロックより高い周波数の第1のクロックと、入力クロックに同期し且つ第1のクロックより高い周波数の第2のクロックとを発生する同期クロック発生手段と、第1のクロックに従って画像データをサンプリングすることにより画素数を増加させると共に画素数が増加された画像データに対してフィルタ処理を施すフィルタと、所定のカウント値に達するまで巡回的にカウントするカウンタであって、第2のクロックに従い所定の調整値を順次加算するカウンタと、カウンタのカウント値に従って第2のクロックに同期し且つ変換後の画素数に応じた周波数の第3のクロックを生成するクロック生成手段と、フィルタから出力された画像データを第3のクロックに従ってサンプリングすることにより画素数を減少させる第2のサンプリング手段とを有することを特徴とする画像処理装置である。
本発明は、上述の構成を有するために、画像の解像度変換を、変換比を容易に変更可能で、且つ、小規模な回路構成で実現できる。
以下、本発明の実施形態について説明する。ここで、本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の実施形態への適用を想定する解像度変換の例について説明する。先ず、例えばHD画像の解像度を有する60i(60フィールド/秒のインタレース)の画像信号を表示する場合を考える。ビデオカメラで水平1920画素×垂直1080ラインのインタレース信号(以下、1920×1080i)を扱う場合、記録される画像、あるいは、出力される画像は、1920×1080iの画像信号として処理される。また、ビデオカメラなどの機器では、HD画像に加え、SD画像を出力する機能を持つ。そのため、SD解像度の水平720画素×垂直480ラインのインタレース信号(以下、720×480i)を処理することが多い。
この場合、HD画像信号の解像度を、SD画像信号の解像度に変換する必要がある。具体的には、水平1920画素を水平720画素に変換するためのフィルタ処理をライン毎に行い、処理されたラインのデータをメモリに格納する。そして、メモリに格納されたラインのデータをフィルタ処理することで、垂直解像度をフィールド当たり540ライン(画素)から240ライン(画素)に変換する。すなわち、ここでのダウンコンバートにより、1920×1080iのHD画像信号を720×480iのSD画像信号の解像度に変換して、出力する。
ここで、第1の例として、HD画像信号から上述のようにSD画像信号にダウンコンバートされた信号を入力して、解像度が水平400画素×垂直240ラインのプログレッシブ走査のディスプレイに表示する場合について考える。
水平400画素×垂直240ラインは、スクエアピクセルで考えたときに、アスペクト比が15:9(=5:3)であり、HD画像のアスペクト比16:9に極めて近い。また、上述の、ダウンコンバートしたSD画像信号の解像度である720×480iは、フィールドで考えると水平720画素×垂直240ラインである。そのため、入力されたHD画像信号の水平解像度を720画素から400画素に変換すればよい。一方、垂直解像度については、SD画像にダウンコンバートするだけでよい。以下、この水平720画素から水平400画素への変換を、第1の変換と呼ぶ。
ここで、SD画像信号の輝度信号に同期したデータクロック(ピクセルクロック)の周波数は13.5MHzである。また、変換前後の水平方向の画素数の比は、720:400=9:5となる。そこで、FIRフィルタにより、オーバーサンプリングクロックの周波数をデータクロック周波数13.5MHzの5倍の周波数である67.5MHzとしてオーバーサンプリングしてフィルタ処理を行う。そして、フィルタ処理されたデータを1/9にサブサンプルすることで、720画素から400画素への解像度変換を実現する。
この第1の変換において、解像度変換後のピクセルクロックの周波数は、13.5MHzの5/9なので、下記の式(1)のように求められる。
13.5MHz×(5/9)=7.5MHz …(1)
なお、色差については、SMPTE125Mの場合、色差信号のサンプル方法が4:2:2で、Cb、Crそれぞれで考えると輝度の半分の周波数となっている。そのため、上述した全ての周波数において、色差は、一律して半分の周波数で考えればよいことになる。
次に、第2の例として、表示解像度が水平426画素×垂直240ラインのプログレッシブ走査のディスプレイに、HD画像信号がSD画像信号に変換された画像信号を表示させる場合について考える。水平426画素×垂直240ラインは、スクエアピクセルで考えたときに、アスペクト比が略16:9となり、HD画像信号による画像と略等しくなる。上述のダウンコンバートしたSD画像信号の解像度のデータを、水平解像度だけ、720画素から426画素への解像度変換を行えばよいことになる。以下、この水平720画素から水平426画素への変換を、第2の変換と呼ぶ。
ここで、変換前後の水平方向の画素数の比は、720:426=120:71となる。そこで、FIRフィルタにより、オーバーサンプリングクロックの周波数をデータクロック周波数13.5MHzの71倍の周波数である958.5MHzとしてオーバーサンプリングしてフィルタ処理を行う。そして、フィルタ処理されたデータを1/120にサブサンプルすることで、720画素から426画素への解像度変換を実現する。
この場合、変換前後の画素数の比が120:71と、簡単な整数比とならないために、オーバーサンプリングクロックの周波数が非常に高い周波数となってしまい、現実的なデジタル回路を構成するのが困難となる。さらに、サブサンプルする間隔も離れているため、画質的にも不利である。
この第2の変換において、解像度変換後のピクセルクロックは、13.5MHzの71/120なので、下記の式(2)のように求められる。
13.5MHz×(71/120)=7.9875MHz …(2)
となる。
<実施形態>
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態による解像度変換回路101の一例の構成を示す。この解像度変換回路101は、上述した第1および第2の変換を共通の構成で実行可能としたものである。
解像度変換回路101に対して、解像度変換の対象である入力データ102が入力される。ここでは、説明のため、入力データ102がSD画像の解像度を有する8ビットの画像データであって、輝度信号のみからなるものとする。また、シンクコードも付加されていないものとする。
解像度変換回路101に対して、入力データ102と同期する入力クロック103が入力される。SD画像の解像度でSMPTE125Mのフォーマットを考えると、入力データ102が輝度と色差Cb、Crとが4:2:2で多重化されている事が前提となり、当該画像データに対応するクロック周波数が27MHzとなる。ここでは、説明を簡略化するために、入力データ102を輝度信号のみとし、入力クロック103は、ピクセルクロックの13.5MHzとする。入力クロック103は、フリップフロップ(FF)105のクロック入力端と、同期クロック発生回路107とに供給される。
同期クロック発生手段としての同期クロック発生回路107は、供給された入力クロック103に同期したクロックを発生する。例えば、同期クロック発生回路107は、VCO、LPF、分周器および位相比較器で構成されたPLLにより、入力クロック103から任意の逓倍クロックを生成する。本実施形態では、同期クロック発生回路107は、クロック周波数が入力クロック103の10逓倍である135MHzのPLLクロック601(第2のクロック)を生成し、デジタル周波数可変回路108に供給する。
また、同期クロック発生回路107は、PLLクロック601の分周信号をイネーブル信号として、オーバーサンプリングフィルタ106を駆動するためのオーバーサンプリングクロックを生成する。本実施形態では、周波数が135MHzのPLLクロック601から、入力クロック103の5倍のクロック周波数である、周波数が67.5MHzのオーバーサンプリングクロック(第1のクロック)を生成する。
クロック生成手段としてのデジタル周波数可変回路108は、同期クロック発生回路107から供給されたPLLクロック601に基づき、PLLクロック601に同期した、所望の平均周波数のゲーテッドクロック607(第3のクロック)を生成する。デジタル周波数可変回路108は、PLLクロック601のクロック毎に任意の値を加算または減算するカウンタを有し、カウンタの任意のビットをPLLクロック601に対するイネーブル信号として用いて、ゲーテッドクロック607を生成する。デジタル周波数可変回路108の詳細については、後述する。
デジタル周波数可変回路108で生成されたゲーテッドクロック607は、出力クロック113として解像度変換回路101から出力されると共に、フリップフロップ110および111のクロック入力端に供給される。
一方、解像度変換回路101に入力された入力データ102は、フリップフロップ105の入力端に供給され、入力クロック103によりラッチされて入力クロック103に同期した信号とされ、オーバーサンプリングフィルタ106に供給される。第1のサンプリング手段としてのオーバーサンプリングフィルタ106は、供給された入力データ102を、同期クロック発生回路107から供給されたオーバーサンプリングクロックでサンプリングして補間処理を行う。それと共に、オーバーサンプリングフィルタ106は、後段のサンプリング周波数に応じて帯域制限を行う。
オーバーサンプリングフィルタ106の出力は、第2のサンプリング手段としてのフリップフロップ110に供給される。そして、フリップフロップ110に、デジタル周波数可変回路108からのゲーテッドクロック607でラッチされ、ゲーテッドクロック607に同期した出力データ112として出力される。
すなわち、入力データ102は、オーバーサンプリングフィルタ106で5倍のクロック周波数によりオーバーサンプリングされ画素数が増加される。そして、その後に、フリップフロップ110で、デジタル周波数可変回路108で生成されたゲーテッドクロック607でサブサンプリングされ、画素数が減少される。
入力同期信号104は、入力データ102に同期した信号であって、水平同期信号(hd)と垂直同期信号(vd)とを含むものとする。解像度変換回路101に入力された入力同期信号104は、遅延調整回路109に供給される。
遅延調整回路109は、同期クロック発生回路107で生成されたオーバーサンプリングクロックに基づき、オーバーサンプリングフィルタ106での処理による入力データ102の遅延に応じて入力同期信号104を遅延させる。これにより、出力データ112と出力同期信号114との位相を合わせる。遅延調整回路109における遅延の調整単位は、同期クロック発生回路107から供給されるオーバーサンプリングクロック単位すなわち67.5MHz単位とされる。一例として、遅延調整回路109は、フリップフロップ105およびオーバーサンプリングフィルタ106での遅延分だけフリップフロップを備え、遅延の調整を行う。
遅延調整回路109の出力は、フリップフロップ111に供給され、デジタル周波数可変回路108により生成されたゲーテッドクロック607でラッチされ、出力データ112に同期した出力同期信号114として出力される。出力同期信号114は、水平同期信号(hd)と、垂直同期信号(vd)とを含む。
図2は、本実施形態に適用可能なデジタル周波数可変回路108の一例の構成を示す。同期クロック発生回路107で生成されたPLLクロック601がフリップフロップ602のクロック入力端に入力されると共に、ANDゲート606の一方の入力端に入力される。
周波数調整値603は、所定のデータであって、例えばデジタル周波数可変回路108に設けられた図示されないレジスタに格納される。周波数調整値603は、例えば、より上位のシステム制御部などにより、バスなどを介して設定可能とされている。周波数調整値603は、ゲーテッドクロック607のクロック周波数を調整するための調整値である。
加算器604は、PLLクロック601に従い、フリップフロップ602の出力に対して周波数調整値603を順次加算して、フリップフロップ602の入力端に供給する。すなわち、フリップフロップ602と加算器604とで、PLLクロック601で駆動されるカウンタが構成される。本実施形態では、この加算器604とフリップフロップ602とで構成されるカウンタのビット数(すなわち、フリップフロップ602のビット数)を、14ビットであるものとする。フリップフロップ602のカウント値がオーバーフローすると、オーバーフローした分の値が再びフリップフロップ602にセットされ、カウントが再開される。すなわち、このカウンタは、14ビットで表される値までを、巡回的にカウントする。なお、加算器604の代わりに減算器を用いてもよい。
フリップフロップ602の出力の、例えばMSB(Most Significant Bit)を取り出してイネーブル信号605としてANDゲート606の他方の入力端に供給する。換言すれば、イネーブル信号605は、フリップフロップ602の出力を、カウンタの周期毎に取り出した信号である。これにより、ANDゲート606にの一方の入力端に供給されたPLLクロック601が当該イネーブル信号605でゲートされたゲーテッドクロック607が得られる。周波数調整値603に応じてカウンタにおけるカウント1回当たりのカウント値が設定され、これにより、カウンタ値の増加の速度を制御できる。したがって、周波数調整値603を適当に設定することで、平均的に所望のクロック周波数となるゲーテッドクロック607を得ることができる。
なお、フリップフロップ602からイネーブル信号605として取り出すビットは、MSBに限られず、他の位置のビットを取り出してもよい。
図3は、本実施形態に適用可能なオーバーサンプリングフィルタ106の一例の構成を示す。図3の例では、31タップのFIRフィルタによりオーバーサンプリングフィルタ106が構成されている。フリップフロップ105の出力がフリップフロップ501で入力クロック103(図1では省略)に同期され、さらにフリップフロップ502でサンプリングクロックに同期されて出力される。
フリップフロップ502の出力は、それぞれサンプリングクロックに同期した、直列接続されたタップ数分のフリップフロップ503、503、…に順次、供給される。そして、各フリップフロップ503、503、…の出力が、それぞれタップ係数TAPnを乗数としてセットされた乗算器504、504、…に供給され、タップ係数TAPnを各々乗じられて加算器505に供給される。乗算器504、504、…の出力は、加算器505で加算され、乗算器506で係数和の逆数を乗じられて出力される。
図4は、タップ毎すなわち乗算器504、504、…にそれぞれセットされるタップ係数TAPnの例を示す。中央のタップTAPの係数が最も値が大きく、両端(TAP−15およびTAP15)に向かうにつれ、それぞれ対称に値が小さくなるように、タップ係数TAPnが設定される。
図5は、図4に示したタップ係数TAPnを乗算器504、504、…に適用する際の一例のシーケンスを示す。本実施形態では、オーバーサンプリングフィルタ106では、入力データ102を、ピクセルクロック周波数の13.5MHzの5倍の周波数である67.5MHzでオーバーサンプリングしている。そのため、ピクセルクロック周波数13.5MHzの入力データ102が実際に存在している位相以外のタップ位置には、タップ係数TAPnとして0を挿入する。そして、図5に例示されるような5つの位相の係数列を処理位相毎に順番に適用して、演算処理を行う。換言すれば、オーバーサンプリングフィルタ106は、1ピクセルクロックの周期内の同じ位相でオーバーサンプリングされた画像データのサンプルのうち、1個だけが用いられるように、タップ係数TAPnをオーバーサンプリングクロック毎に変更する。
各乗算器504、504、…の出力の加算結果は、乗算器506において、それぞれの処理位相のタップ係数TAPnの和(この例では全て256)の逆数を乗じて、すなわち8ビットシフトして、出力する。
このオーバーサンプリングフィルタ106は、折り返し歪みによる画質劣化を抑制するためのローパスフィルタを構成している。本実施形態では、フリップフロップ110においてサンプリング周波数が7.5MHzでサンプリングする場合を想定し、ナイキスト周波数3.75MHz(=7.5MHz/2)で、略−10dBの周波数ゲイン特性としている。図6は、このオーバーサンプリングフィルタ106の一例の周波数特性を示す。なお、図6において、横軸が周波数、縦軸がゲイン(dB)を表している。
なお、上述では、オーバーサンプリングフィルタ106のタップ数が31であるものとして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、オーバーサンプリングフィルタ106のタップ数は、例えば、オーバーサンプリングクロックのクロック周波数と、必要とされる周波数特性とに基づき決められる。
図7は、本実施形態による解像度変換回路101における一例の動作を示すタイミングチャートである。図7において、図7(a)および図7(b)は、それぞれ入力クロック103および入力データ102を示す。図7(c)は、入力データ102を、フリップフロップ105において入力クロック103でラッチしたデータを示す。図7(c)に例示されるデータは、図7(b)に示される入力データ102に対して、周波数13.5MHzのクロックの1クロック分だけ遅延したものとなる。
図7において、図7(d)および図7(e)は、それぞれPLLクロック601およびオーバーサンプリングクロックを示す。図7(d)のPLLクロック601は、上述したように、入力クロック103のクロック周波数13.5MHzを10逓倍した、周波数が135MHzのクロックである。また、図7(e)のオーバーサンプリングクロックは、PLLクロック601の分周信号をイネーブル信号として、クロック周波数135MHzの信号をゲートして生成したクロック周波数が67.5MHzの信号である。また、図7(f)は、図7(c)に例示される、入力クロック103でラッチされた入力データ102を、オーバーサンプリングフィルタ106において、図7(e)に例示されるオーバーサンプリングクロックでオーバーサンプリングしたデータの例を示す。
図7(g)は、デジタル周波数可変回路108において、上述した第1の変換を行うために生成されたゲーテッドクロック607の例を示す。第1の変換の場合、720画素から400画素への解像度変換であるので、上述した式(1)から、ゲーテッドクロック607のクロック周波数は、7.5MHzであればよい。周波数7.5MHzの周期は、周波数135MHzの周期の整数倍であり、ゲーテッドクロック607の周期は、PLLクロック601の18クロック分の周期となる。そのため、ゲーテッドクロック607は、周波数変動がない。
図7(h)は、オーバーサンプリングフィルタ106から出力されたデータを、フリップフロップ110においてこの図7(g)に示すゲーテッドクロック607でサブサンプリングしたデータの例を示す。
一方、上述した第2の変換は、720画素から426画素への解像度変換であって、上述した式(2)から、ゲーテッドクロック607のクロック周波数が7.9875MHzとなる。この周波数7.9875MHzの周期は、周波数135MHzの周期の整数倍にならない。したがって、ゲーテッドクロック607は、図7(i)に例示されるように、周波数135MHzの17クロック分の周期と18クロック分の周期とが混在した周期変動を伴うクロックとなり、クロック周波数が平均して7.9875MHzとなる。
図7(j)は、オーバーサンプリングフィルタ106から出力されたデータを、フリップフロップ110においてこの図7(i)に示すゲーテッドクロック607でサブサンプリングしたデータの例を示す。
既に説明したように、デジタル周波数可変回路108から出力されるゲーテッドクロック607の周波数は、周波数調整値603の設定により容易に制御可能である。デジタル周波数可変回路108の駆動周波数を135MHzとした場合、ゲーテッドクロック607の周波数fgateは、次式(3)で求められる。なお、式(3)において、mは、周波数調整の精度であって、フリップフロップ602および加算器604とから構成されるカウンタのビット数を示す。また、nは、周波数調整値603である。mおよびnは、共に整数である。
gate=(135MHz/2)×n …(3)
ここで、この式(3)を変形し、値nすなわち周波数調整値603を求める一般的な式を導出する。ピクセルクロックの周波数を周波数fpix(MHz)とし、PLLクロック601を得るための逓倍数をSとすると、式(3)は、次式(4)のように記述できる。
gate={S×fpix)/2}×n …(4)
また、ゲーテッドクロック607の周波数fgateは、ピクセルクロックの周波数fpixと、解像度変換の変換比Pとから、次式(5)のように表される。なお、変換比Pは、変換前の解像度に対する変換後の解像度の割合であるものとする。
gate=P×fpix …(5)
したがって、式(4)および式(5)から、値nは、次式(6)のように表され、値nが変換比Pと、PLLクロックおよびピクセルクロックの周波数の比とに基づき算出されることが分かる。
n=(P/S)×2 …(6)
なお、上述の第1および第2の変換について、この式(6)に従い、それぞれ値nすなわち周波数調整値603を求めると、第1の変換についてはn=910.222…、第2の変換についてはn=969.38666…となり、整数にならない。この場合、例えばnの整数部分を取り出して周波数調整値603として設定することが考えられる。このとき、ゲーテッドクロック607の周波数が想定された周波数とな異なってしまい、それが当該ゲーテッドクロック607でラッチされた出力データ112による画像におけるズレとして現れてしまうおそれがある。このズレは、例えば出力データ112による画像データの垂直ブランキング期間で吸収することが可能である。
このように、本発明の実施形態においては、A/D変換の際のクロック周波数を変更したり、大規模なメモリを用いることなく画像データの解像度変換を行うことができる。また、変換比に対応する固定フィルタによる解像度変換ではないので、変換比が簡単な整数比ではなくても解像度変換が容易であると共に、FIRフィルタを変換比に応じて複数用意する必要が無く、回路規模を抑制することができる。さらに、入力された画像データの解像度変換を行うためにサンプリング周波数を変更しても、入力画像データのクロックとサンプリングクロック間とで同期関係を維持でき、さらにそのためのメモリも不要である。そのため、シンプルな回路構成で、容易に解像度変換の際の変換比を変更または調整可能とすることができる。
<実施形態の変形例>
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。本変形例では、上述した実施形態におけるデジタル周波数可変回路108で、カウンタを構成するフリップフロップ602を入力同期信号104に基づく信号でリセットするようにしている。
図8は、本変形例による解像度変換回路800の一例の構成を示す。なお、図8において、上述した図1と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。この図8に例示される解像度変換回路800は、上述した図1の解像度変換回路101に対し、遅延調整回路109の出力がデジタル周波数可変回路808に供給される点が異なっている。
図9は、本変形例によるデジタル周波数可変回路808の一例の構成を示す。なお、図9において、上述した図2と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。この図9に例示されるデジタル周波数可変回路808は、上述した図2のデジタル周波数可変回路108に対し、リセット手段としてのリセット制御回路702が追加されている。そして、リセット制御回路702に対して、遅延調整回路109の出力と、PLLクロック601とが供給されている。リセット制御回路702の出力は、フリップフロップ602のリセット端子に供給される。
すなわち、図9に示すデジタル周波数可変回路808において、リセット制御回路702は、PLLクロック601により同期信号701に含まれる水平同期信号(hd)のエッジ検出を行う。水平同期信号(hd)のエッジ検出に伴いフリップフロップ602のリセット端子をイネーブルにして、フリップフロップ602および加算器604で構成されるカウンタのカウント値を0にリセットする。
このように、本変形例では、ゲーテッドクロックを生成するためのカウンタに対し、ライン毎のタイミング信号、すなわち水平同期信号(hd)でリセットをかけるようにしている。これにより、ライン毎のゲーテッドクロック607の位相を揃えることができる。
上述の実施形態における第1の変換は、解像度変換の際のクロック周期の比が整数であって、図7(g)を用いて説明したように、フリップフロップ110でサブサンプルするクロックの周波数変動が発生しない。これに対して、上述した第2の変換は、解像度変換の際のクロック周期の比が整数にならず、図7(i)を用いて説明したように、フリップフロップ110でサブサンプルするクロックに周波数変動が発生し、平均して目標のクロック周波数となる。
この第2の変換のような場合、解像度変換された画像データにより表示される画像は、表示ライン毎にサンプリング位相が異なることが考えられる。これは、解像度変換後の画像を表示デバイスに表示させた場合に、縦方向の線のブレとなって現れる可能性がある。デジタル周波数可変回路108を駆動するためのPLLクロック601のクロック周波数が十分高ければ、この縦方向の線のブレが問題にならない場合も有り得る。しかしながら、PLLクロック601のクロック周波数が、画像の重心ズレが無視できない程度の、比較的高くない周波数の場合、不快な画像となってしまうおそれがある。
そこで、本変形例のように、ゲーテッドクロック607を水平ライン毎にリセットすることで、デジタル周波数可変回路808から出力される、解像度変換後の画像データの位相がライン毎に揃い、画像の縦方向の線のブレを解消することができる。
このように、本変形例は、上述の実施形態に対してゲーテッドクロック607を水平ライン毎にリセットするという簡単な構成を追加するだけで、当該実施形態よりさらに高品位の解像度変換を実現することが可能となる。
<実施形態および実施形態の変形例に共通して適用可能な撮像装置について>
図10は、上述の実施形態および実施形態の変形例に共通して適用可能な撮像装置200の一例の構成を示す。撮像装置200は、HD画像の解像度での撮影が可能なハイビジョンデジタルビデオカメラである。レンズ群201は、複数のレンズと絞り機構、ズーム機構、フォーカス機構などを含む光学系を構成する。絞り機構、ズーム機構およびフォーカス機構は、後述するカメラ信号処理部206から供給されるタイミング信号に従って、レンズ駆動部208により駆動される。
撮像素子202は、例えばCMOSセンサからなり、レンズ群201による光学系を介して入射された光を受光し、光電変換で電気信号に変換して、アナログ撮像信号として出力する。なお、CMOSは、Complementary Metal-Oxide Semiconductorの略称である。撮像素子202は、静止画撮影機能のために電子シャッター機能を備える。撮像素子202は、後述するカメラ信号処理部206から供給されるタイミング信号に従って、撮像素子駆動部203により駆動制御される。
CDS/AGC部204は、CDS部およびAGC部を有し、撮像素子202から供給されたアナログ撮像信号をサンプリングして不用なノイズを除去すると共に、システム制御部211の制御により、信号レベルのゲインコントロールを行う。A/D変換器205は、CDS/AGC部204から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、CDSは、Correlated Double Samplingの略称である。AGCは、Auto Gain Controlの略称である。また、A/Dは、Analog to Digitalの略称である。
カメラ信号処理部206は、後述するシステム制御部211と連携して、撮像系の制御を行う。例えば、カメラ信号処理部206は、A/D変換器205から供給される撮像データに対して、メモリ207を用いて、γ補正処理やホワイトバランス処理といった各種の画像処理を施す。画像処理を施された撮像データは、画像データとしてカメラ信号処理部206出力される。
また、カメラ信号処理部206は、撮像データに基づきAE制御やAF制御を行う。AEはAuto Exposureの略称、AFはAuto Focusの略称である。また、AF機能と併せて、被写体までの距離の算出すなわち測距も行うことができる。合焦度合いの基準となるAF評価値は、このカメラ信号処理部206において算出される。なお、この例では、画面上のAF用の測距枠は、画面格子状に9点あるものとし、全ての測距枠を使用する場合や、中心部のみの測距枠を使用するなどの選択が可能である。
また、カメラ信号処理部206は、撮像系を駆動するための各種タイミング信号を生成する。生成されたタイミング信号は、撮像素子駆動部203およびレンズ駆動部208に供給される。さらに、カメラ信号処理部206は、マイクロフォン(マイク)210で集音され電気信号に変換された音声信号の処理も行う。
レンズ駆動部208は、上述したように、カメラ信号処理部206から供給されたタイミング信号に従い、レンズ群201を駆動して、ズーム倍率やフォーカス調整、露出調整を行う。レンズ駆動部208は、AF動作時には、カメラ信号処理部206において算出されたAF評価値に基づき、レンズ群201のフォーカス調整用レンズを制御して合焦動作を行う。
マニュアルフォーカス(MF)時には、電子的な機構では、例えばレンズ群201の外周側に設けられたフォーカスリングに対するユーザ操作に応じて、フォーカスリングの回転方向と回転量とがシステム制御部211に検出される。システム制御部211は、検出された回転方向および回転量に基づきレンズ駆動部208を制御し、レンズ駆動部208は、この制御に応じてレンズ群201のフォーカス機構を駆動してピント調整を行う。
機械的な機構では、フォーカスリングがレンズ群201に対して機械的に作用し、フォーカスリングをユーザが回すことで機械的にレンズ群201が動かされピント調整が行われる。一方、マニュアルによる露出調整時には、例えばレンズ群201の外周側に設けられたアイリスダイヤルに対するユーザ操作に応じて、アイリスダイヤルの回転方向と回転量とがシステム制御部211に検出される。システム制御部211は、検出された回転方向および回転量に基づきレンズ駆動部208を制御し、レンズ駆動部208は、この制御に応じてレンズ群201の絞り機構を駆動して露出調整を行う。
ストロボ209は、例えば露出制御と連動してカメラ信号処理部206の制御に応じて発光され、被写体光量を補う。ストロボ209の発光に関しては、ユーザの後述する入力操作部213に対する操作により、強制発光や、発光禁止、測光結果に従ったオートモードなどが選択可能である。
システム制御部211は、例えばCPU、ROMを有すると共にメモリ212が接続され、ROMに予め格納されたプログラムに従い、メモリ212をワークメモリとして用いてこの撮像装置200の全体を制御を行う。
入力操作部213は、操作キーやタッチパネルといった、ユーザ操作を受け付けるための操作子が複数、設けられる。入力操作部213に設けられた各種操作子の操作に応じた制御信号を生成し、システム制御部211に供給する。システム制御部211は、この制御信号に応じて撮像装置200の各部を制御し、操作に応じた動作を行わせる。例えば、入力操作部213に設けられた操作子により、撮影開始および停止指示、拡大表示ON/OFF指示、ゼブラパターンやピーキング表示など各種機能の選択および決定指示といった各種の指示が、撮像装置200に対して行われる。また、入力操作部213には、静止画像撮影のためのシャッタボタンも設けられる。
外部記憶媒体214は、例えば不揮発性メモリであって、図示されないスロットに脱着可能に装填される。外部記憶媒体214に対して、例えば静止画像撮影時に生成された静止画像データがファイルとして保存される。計時部215は、リアルタイムクロック(RTC)とバックアップ電池とを備え、日時をカウントする。計時部215は、システム制御部211からの要求に応じて、日時情報を返信する。
ビデオ制御部216は、メモリ217をフレームメモリとして用いて、カメラ信号処理部206から供給された画像データに対して、画像データのフォーマットに応じて、出力先に対応した解像度変換処理を行う。例えば、供給されたHD画像の解像度の信号を、メモリ217を用いて解像度変換してSD画像の解像度の信号にダウンコンバートし、後述するアナログライン入出力部225やデジタルデータI/F部226に出力する。
また、ビデオ制御部216は、図1を用いて説明した、実施形態による解像度変換回路101、あるいは、図8を用いて説明した、実施形態の変形例による解像度変換回路800を含む。SD画像の解像度の信号にダウンコンバートされた画像データは、解像度変換回路101または800によりさらに解像度変換され、例えば水平400画素(または水平426画素)×垂直240ラインの解像度とされる。このようにして解像度変換回路101または800で解像度変換された画像データは、撮影画像を確認するための、後述する表示部223や表示部224に出力される。
なお、解像度変換回路101または800に対して設定される周波数調整値603は、例えばビデオ制御部216から、解像度変換回路101または800が有するレジスタに対してセットされる。周波数調整値603は、出力先の解像度に応じて切り換えるようにしてもよい。また、周波数調整値603は、変換前後の解像度に基づきビデオ制御部216やシステム制御部211で生成し、解像度変換回路101または800に対して設定してもよい。
また、ビデオ制御部216は、表示部223および224に対して表示する画像データの色相、彩度および明度の調整などの画像処理や、拡大縮小処理を含む表示制御を行う。それと共に、ビデオ制御部216は、OSD用の表示信号生成や、ゼブラパターン、ピーキング信号などの生成を行うと共に、これらの信号の画像データに対する重畳制御を行う。
さらに、ビデオ制御部216は、アナログライン入出力部225の入出力制御、デジタルデータI/F部226への出力制御および、記録再生部221の制御などを行う。
動画コーデック部218は、ビデオ制御部216から供給されたベースバンドの画像データを、メモリ220をワークメモリとして用いて、所定の方式で圧縮符号化する。例えば、動画コーデック部218は、H.264/MPEG−4方式で、画像データの圧縮符号化を行う。動画コーデック部218で用いられるアッシュ符号化方式は、これに限られず、例えばMPEG2方式で画像データの圧縮符号化を行ってもよい。なお、H.264/MPEG−4は、MPEG-4 Part 10 Advanced Video Codingの略称である。また、MPEG2は、Moving Pictures Experts Group 2の略称である。
圧縮符号化された圧縮画像データは、例えばビデオ制御部216を介して記録再生部221に供給され、記録媒体222に記録される。記録媒体222は、DVDといった光ディスクでもよいし、不揮発性メモリでもよい。また、ハードディスクを記録媒体222として用いることもできる。
また、動画コーデック部218は、記録再生部221で記録媒体222から読み出された圧縮画像データを復号することもできる。圧縮画像データが復号されたベースバンドの画像データは、ビデオ制御部216を介して表示部223や表示部224、アナログライン入出力部225、デジタルデータI/F部226などに供給される。
静止画コーデック部219は、メモリ220を用いて、静止画撮影を行った場合の静止画データの圧縮符号化、ならびに、圧縮符号化された圧縮静止画データの復号を行う。圧縮符号化方式としては、例えばJPEG方式を適用することができる。なお、JPEGは、Joint Photographic Experts Groupの略称である。圧縮符号化された圧縮静止画データは、例えばシステム制御部211を介して外部記憶媒体214に保存される。当該圧縮静止画データを記録再生部221により記録媒体222に記録してもよい。
表示部223は、例えば液晶表示パネルからなり、水平400画素(または水平426画素)×垂直240ラインの解像度を有する。表示部223は、ビデオ制御部216から供給された、撮像系からの画像データや、当該画像データが拡大縮小された画像データの表示を行う。また、表示部223には、これら撮像系からの画像データに対して、フォーカス枠表示や、撮影者の操作によりゼブラパターン、ピーキング表示なども重畳して表示することができる。また、記録再生部221により記録媒体222から再生された画像データを表示部223に表示させることもできる。さらに、入力操作部213からのユーザによる入力操作情報や、外部記憶媒体214に保存された画像データの情報などを、表示部223に表示させてもよい。
表示部224は、例えば接眼して表示を見るようにされたEVFであって、水平400画素(真らは水平426画素)×垂直240ラインの解像度を有する。なお、EVFは、Electrical View Finderの略称である。表示部224は、表示部223と同様に、ビデオ制御部216から供給された、撮像系からの画像データや、当該画像データが拡大縮小された画像データの表示を行う。また、表示部224は、表示部223と同様に、これら撮像系からの画像データに対して、フォーカス枠表示や、撮影者の操作によりゼブラパターン、ピーキング表示なども重畳して表示することができる。また、記録再生部221により記録媒体222から再生された画像データを表示部223に表示させることもできる。さらに、入力操作部213からのユーザによる入力操作情報や、外部記憶媒体214に保存された画像データの情報などを、表示部223に表示させてもよい。
アナログライン入出力部225は、アナログコンポーネント画像の出力や、S端子入出力、コンポジット画像入出力などのインタフェース群である。アナログライン入出力部225は、例えばD/A変換器を有し、ビデオ制御部216から供給されたデジタル画像データをアナログ画像信号に変換し、外部モニタなどに出力する。また、アナログライン入出力部225は、A/D変換器も有し、外部の映像機器から入力されたアナログ画像信号をデジタル画像データに変換して、ビデオ制御部216に供給する。デジタルデータI/F部226は、USBインターフェイスやIEEE1394インターフェイス、さらには、HDMIである。なお、USBは、Universal Serial Busの略である。IEEE1394は、Institute Electrical and Electronics Engineers 1394の略である。また、HDMIは、High-Definition Multimedia Interfaceの略である。
本発明の実施形態やその変形例による解像度変換回路を撮像装置200に適用することで、画像データを表示部223や表示部224に表示する際の解像度変換を、フレームメモリや膨大なタップ数のフィルタを用いずに行うことができる。そのため、解像度変換回路の規模を小さく抑えることができ、撮像装置200をよりコンパクトに構成することができる。また、本発明の実施形態やその変形例による解像度変換回路は、周波数調整値を変更するだけで解像度の変換比を変更可能である。そのため、表示部223や表示部224の仕様が異なる機種にも、構成を変えることなく適用することができ、装置の開発コストを削減することができる。
本発明の実施形態による解像度変換回路の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に適用可能なデジタル周波数可変回路の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に適用可能なオーバーサンプリングフィルタの一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるオーバーサンプリングフィルタの乗算器にそれぞれセットされるタップ係数TAPnの例を示す図である。 本発明の実施形態による、タップ係数TAPnをオーバーサンプリングフィルタの乗算器に適用する際の一例のシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態によるオーバーサンプリングフィルタの一例の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態による解像度変換回路における一例の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態の変形例による解像度変換回路の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の変形例によるデジタル周波数可変回路の一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態および実施形態の変形例に共通して適用可能な撮像装置の一例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101,800 解像度変換回路
102 入力データ
103 入力クロック
104 入力同期信号
105,110,111 フリップフロップ
106 オーバーサンプリングフィルタ
107 同期クロック発生回路
108 デジタル周波数可変回路
109 遅延調整回路
200 撮像装置
216 ビデオ制御部
223,224 表示部
601 PLLクロック
602 フリップフロップ
604 加算器
603 周波数調整値
606 ANDゲート
607 ゲーテッドクロック
702 リセット制御回路

Claims (6)

  1. 画像データの水平方向の画素数を所定の変換比で変換する画像処理装置であって、
    前記画像データに同期したピクセルクロックに基づき、該ピクセルクロックにそれぞれ同期する、該ピクセルクロックより高い周波数の第1のクロックと、該第1のクロックより周波数が高い第2のクロックとを発生する同期クロック発生手段と、
    画像データを前記第1のクロックでオーバーサンプリングする第1のサンプリング手段と、
    所定のカウント値までを巡回的にカウントするカウンタであって、前記第2のクロックに従い、前記変換比と、該第2のクロックおよび前記ピクセルクロックの周波数の比とに基づく調整値を順次加算するカウンタと、
    前記カウンタのカウント値が所定の値になる毎に前記第2のクロックをゲートして第3のクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記第1のサンプリング手段でオーバーサンプリングされた前記画像データを、前記クロック生成手段で生成された前記第3のクロックでサブサンプリングする第2のサンプリング手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1のサンプリング手段は、タップ毎にタップ係数が設定されたFIRフィルタからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1のサンプリング手段は、1ピクセルクロックの周期内の同じ位相で前記オーバーサンプリングされた前記画像データのサンプルのうち1個だけが用いられるように、前記タップ係数を前記第1のクロックごとに変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記カウンタを、前記画像データの水平ライン毎にリセットするリセット手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 画像データの水平方向の画素数を所定の変換比で変換する画像処理方法であって、
    前記画像データのピクセルクロックに基づき、該ピクセルクロックにそれぞれ同期する、該ピクセルクロックより高い周波数の第1のクロックと、該第1のクロックより周波数が高い第2のクロックとを発生する同期クロック発生ステップと、
    画像データを前記第1のクロックでオーバーサンプリングする第1のサンプリングステップと、
    前記第2のクロックに従い、前記変換比と、該第2のクロックおよび前記ピクセルクロックの周波数の比とに基づく調整値を、所定のカウント値までを巡回的にカウントするカウンタで順次加算するカウントのステップと、
    前記カウンタのカウント値が所定の値になる毎に前記第2のクロックをゲートして第3のクロックを生成するクロック生成ステップと、
    前記第1のサンプリングステップでオーバーサンプリングされた前記画像データを、前記クロック生成ステップで生成された前記第3のクロックでサブサンプリングする第2のサンプリングステップと
    を有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  6. 入力された画像データの画素数を変換する画像処理装置であって、
    前記画像データに同期した入力クロックに基づき、前記入力クロックに同期し且つ前記入力クロックより高い周波数の第1のクロックと、前記入力クロックに同期し且つ前記第1のクロックより高い周波数の第2のクロックとを発生する同期クロック発生手段と、
    前記第1のクロックに従って前記画像データをサンプリングすることにより画素数を増加させると共に画素数が増加された前記画像データに対してフィルタ処理を施すフィルタと、
    所定のカウント値に達するまで巡回的にカウントするカウンタであって、前記第2のクロックに従い所定の調整値を順次加算するカウンタと、
    前記カウンタのカウント値に従って前記第2のクロックに同期し且つ変換後の画素数に応じた周波数の第3のクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記フィルタから出力された画像データを前記第3のクロックに従ってサンプリングすることにより画素数を減少させる第2のサンプリング手段と
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
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