JP2010096748A - アトピー性皮膚炎の検出方法および予防・治療剤のスクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法、およびペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
【選択図】なし
Description
(1)生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法。
(2)(i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)正常細胞におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、上記(1)に記載の方法。
(3)(i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)正常細胞におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも高いときに、アトピー性皮膚炎である、またはアトピー性皮膚炎が疑われると判断することを含む、上記(2)に記載の方法。
(4)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
(5)(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、上記(4)に記載の方法。
(6)(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、上記(5)に記載の方法。
(7)測定が免疫測定法によるものである、上記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の方法。
(8)生体試料が皮膚組織である、上記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の方法。
(8a)ペリオスチンと候補物質を接触させて、ペリオスチンの活性の変化を検出することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
(9)インテグリンαV/β3とペリオスチンとを、候補物質の存在下で接触させた場合における、インテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量、thymic stromal lymphopoietin産生量または皮膚角化細胞の分化・増殖活性を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
(10)(i)候補物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量との比較を行うことを含む、上記(9)に記載の方法。
(11)(i)被検物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、上記(10)に記載の方法。
(12)インテグリンαV/β3とペリオスチンとの接触がインテグリンαV/β3を発現する細胞とペリオスチンとの接触である、上記(9)〜(11)のいずれか1項に記載の方法。
(13)インテグリンαV/β3を発現する細胞が、インテグリンαV/β3を細胞表面に発現する細胞である、上記(12)に記載の方法。
(14)インテグリンαV/β3を発現する細胞が内因性インテグリンαV/β3発現細胞である、上記(12)または(13)に記載の方法。
(15)内因性インテグリンαV/β3発現細胞が皮膚角化細胞である、上記(14)に記載の方法。
(16)(i)候補物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性との比較を行うことを含む、上記(9)に記載の方法。
(17)(i)被検物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、上記(16)\に記載の方法。
(18)(i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii) ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出薬。
(18a)ペリオスチンを認識する抗体を含有する、アトピー性皮膚炎の検出薬。
(18b)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマーを含む、アトピー性皮膚炎の検出薬。
(18c)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブを含む、アトピー性皮膚炎の検出薬。
(19)(i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出用キット。
(19a)ペリオスチンを認識する抗体を含有する、アトピー性皮膚炎の検出用キット。
(19b)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマーを含む、アトピー性皮膚炎の検出用キット。
(19c)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブを含む、アトピー性皮膚炎の検出用キット。
(20)(i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞、および/または(ii)インテグリンαV/β3を発現する細胞を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング用キット。
(20a)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング用キット。
(20b)インテグリンαV/β3を発現する細胞を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング用キット。
(21)インテグリンαV/β3を発現する細胞が、インテグリンαV/β3を細胞表面に発現する細胞である、上記(20)または(20b)に記載のキット。
(22)インテグリンαV /β3とペリオスチンとの結合を阻害する抗インテグリンαV抗体を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療用医薬組成物。
なお、本明細書において引用された全ての刊行物、例えば先行技術文献、及び公開公報、特許公報その他の特許文献は、参照として本明細書に組み込まれる。本願の優先権主張の基礎となる日本国特許出願である特願2008-241295号(出願日:2008年9月19日)の特許請求の範囲、明細書、および図面の開示内容を包含する。
本発明は、生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法または診断方法である。
本発明者らは、アトピー性皮膚炎の表皮肥厚、角質増多、または線維化に関連する分子を探索すべく鋭意検討を重ねた。その結果、アトピー性皮膚炎の患者は、皮膚組織などにおいてペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が高いことを見出した。
ペリオスチン(periostin)は、骨芽細胞特異因子2とも呼ばれる、約90kDaのタンパク質である(OSF2;Horiuchi K,Amizuka N, Takeshita S,Takamatsu H, Katsuura M, Ozawa H, Toyama Y,Bonewald LF, Kudo A.;Identification and characterization of a novel protein, periostin, with restricted expression to periosteum and periodontal ligament and increased expression by transforming growth factor beta.J Bone Miner Res.1999 Jul;14(7):1239−49.)。ペリオスチンには、alternative splicingによるC末側の長さの違いで区別できるいくつかの転写物が存在することが知られている。ここで、配列番号1に、ヒトのペリオスチン遺伝子の全てのエクソンによる転写産物のDNA配列を示す(Accession No. D13666)。また、ヒトのペリオスチンのその他のsplicing variantのDNA配列の例を、配列番号3、5に示す(それぞれ、Accession Nos. AY918092、AY140646)。また、配列番号2、4、6に、それぞれ、配列番号1、3、5のポリヌクレオチドによってコードされるペリオスチンのアミノ酸配列を示す。
ペリオスチン遺伝子またはペリオスチンタンパク質量は、アトピー性皮膚炎の患者由来の組織で発現が増加しているので、被験者由来の生体試料におけるペリオスチンは、アトピー性皮膚炎を検出または診断するためのマーカーとして利用し得る。すなわち、本発明は、生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法を提供する。
本発明はアトピー性皮膚炎の検出薬または診断薬(以下、検出薬等とする。)を提供する。本発明の検出薬等は、(i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii) ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する。
本発明のある態様のアトピー性皮膚炎の検出薬等は、ペリオスチンを認識する抗体を含有する。抗体は、好ましくは、ペリオスチンを特異的に認識する抗体である。ペリオスチンを認識する抗体は、当業者に周知の技法を用いて得ることができる。ペリオスチンを認識する抗体は、ポリクローナル抗体、あるいはモノクローナル抗体(Milstein C, et al., 1983, Nature 305(5934): 537-40)である。例えば、ペリオスチンに対するポリクローナル抗体は、抗原(ペリオスチンまたはその部分ペプチド)を感作した哺乳動物の血液を取り出し、この血液から公知の方法により血清を分離する。ポリクローナル抗体としては、ポリクローナル抗体を含む血清を使用することができる。あるいは必要に応じてこの血清からポリクローナル抗体を含む画分をさらに単離することもできる。また、モノクローナル抗体を得るには、上記抗原を感作した哺乳動物から免疫細胞を取り出して骨髄腫細胞などと細胞融合させる。こうして得られたハイブリドーマをクローニングして、その培養物から抗体を回収しモノクローナル抗体とすることができる。
本発明は、前記アトピー性皮膚炎の検出方法または診断方法に使用することができるキットを提供する。
本発明のキットは、ペリオスチンを認識する抗体、ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプライマー、およびペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する。本発明のいくつかの態様のキットは、ペリオスチンを認識する抗体、ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプライマー、またはペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプローブを含有する。「ペリオスチンを認識する抗体」、「ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプライマー」、および「ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプローブ」は、前記説明したのと同様である。
本発明のキットは、上記の他に、容器およびラベルを含んでいてもよい。容器上のまたは容器に伴うラベルには、キットがアトピー性皮膚炎の検出または診断に使用されることが示されていてもよい。また、他のアイテム、例えば、使用説明書等がさらに含まれていてもよい。
ペリオスチン遺伝子は、アトピー性皮膚炎の患者由来の組織で発現が増加しているので、投与したときに患者の組織でペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を減少させる化合物またはその塩、例えば、発現を阻害する化合物またはその塩は、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤として使用し得る。すなわち、本発明は、ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、ペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を減少させる化合物またはその塩のスクリーニング方法を提供する。
あるいは、TSLPの産生量は、TSLPのmRNA量を測定することにより行うこともできる。mRNAの測定は、公知の方法、例えば、プローブとしてインテグリンαVまたはインテグリンβ3をコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプローブをいるノーザンハイブリダイゼーション、あるいはプライマーとしてインテグリンαVまたはインテグリンβ3をコードする遺伝子の塩基配列から設計されたプライマーを用いるPCR法を用いて行うことができる。プローブおよびプライマーは公知の方法により設計できる。
本発明は、上記アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法に使用することができるキットを提供する。具体的には、前記キットは、ペリオスチンを産生する能力を有する細胞、および/またはインテグリンαV /β3を発現する細胞を含む。本発明のいつくかの態様のキットは、ペリオスチンを産生する能力を有する細胞、またはインテグリンαV /β3を発現する細胞を含む。「ペリオスチンを産生する能力を有する細胞」および「インテグリンαV /β3を発現する細胞」は、前記本発明のスクリーニング方法で説明した通りである。前記キットは、さらに、細胞培養用培地、培地に添加する抗生物質、血清(ウシ胎児血清等)などを含んでいても良い。
また、前記キットは、ペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定するための成分を含んでいても良い。そのような成分として、例えば、ペリオスチン遺伝子の塩基配列またはその一部を含有するポリヌクレオチド、ペリオスチンタンパク質のアミノ酸配列を含むペプチドを認識する抗体などが挙げられる。これらのポリヌクレオチドおよび抗体は、前記と同様である。
あるいは、前記キットは、インテグリンαV /β3とペリオスチンとの結合量、thymic stromal lymphopoietin産生量または皮膚角化細胞の分化・増殖活性を測定するための成分を含んでいても良い。
前記キットは、上記の他に、容器およびラベルを含んでいてもよい。容器上のまたは容器に伴うラベルには、キットがアトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニングに使用されることが示されていてもよい。また、他のアイテム、例えば、使用説明書等がさらに含まれていてもよい。
本発明は、上記本発明のスクリーニング方法により得られた化合物またはその塩を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療用医薬組成物を提供する。本発明のいくつかの態様の医薬組成物は、インテグリンαV /β3とペリオスチンとの結合を阻害する抗体を含む。好ましくは、インテグリンαV /β3とペリオスチンとの結合を阻害する抗体は、抗インテグリンαV抗体である。
本発明の医薬組成物の適用の対象となる疾患は、アトピー性皮膚炎である。
ペリオスチン(ヌクレオチド配列:配列番号1、Accession No.D13666;アミノ酸配列:配列番号2、Accession No. BAA02837)にV5エピトープ/Hisタグを付加させたリコンビナントタンパク質を昆虫細胞であるS2細胞において発現させた上で精製した。
KLH(スカシガイヘモシアニン)結合ヒトペリオスチンペプチド(20-50 μg/ラット)またはS2リコンビナントペリオスチンタンパク(20-50 μg/ラット)をCFA(完全フロイントアジュバント)またはTiterMax Gold(化学合成アジュバント)と混合して一対の相互に結合したものを免疫原とした。
染色は、一般的なABC法と呼ばれる組織免疫染色法により行った。
生体試料としてパラフィン包埋皮膚組織を用いた。パラフィン包埋皮膚組織は、20人のアトピー性皮膚炎患者、および5人の正常者から、それぞれ採取し、作製しておいたものである。これに、脱パラフィン、内因性ペルオキシダーゼ活性の阻害、ブロッキングといった処理を施した。具体的には、これらの操作は次のように行った。組織をメタノール+3%H2O2で15-30分間処理した後、Protein Block Serum-Free(DAKO、Glostrup、Denmark)で5-10分間処理した。
マウスの皮膚にダニアレルゲンを塗布してアトピー性皮膚炎を発症させるアトピー性皮膚炎モデルマウス実験を以下のように行った。
マウス線維芽細胞をコラーゲンゲルと混合し、その上でマウス皮膚角化細胞を培養する実験を以下のように行った。
ここで、periostinは、次のようにして得た。pMT/Bip/V5-HisAプラスミドにペリオスチンcDNAを挿入し、ショウジョウバエS2細胞にpCoHygroプラスミドとともに形質転換させた。400 mg/mlのハイグロマイシン(Sigma-Aldrich)存在下で培養し、ペリオスチン安定細胞株を樹立した。ペリオスチン安定細胞株の培養上清を集め、Ni-NTAアガロース(Qiagen)に添加してペリオスチンを精製した。
inner dish (Millicell)に入れて、37℃で培養し、ゲルを固めた。ゲルを固めたものの上に、生後2日の新生児野生型BALB/cマウス(日本クレア社)から採取したマウス皮膚角化細胞を2×106 cellsまいた。DMEMにIL-13(Peprotech社) 10ng/ml、抗インテグリンαV抗体(BioLegend)10μg/ml、periostin(実施例1と同様の方法にて入手。) 10μg/mlを加えて培養液とし、この培養液をouter dishに1ml入れて37℃でマウス皮膚角化細胞を培養した。培養液は3、5日目に交換した。5日目の培養液中のthymic stromal lymphopoietin(TSLP)をELISA(R&D SystemsのQuantikine)にて測定した。7日目にinner dishを回収し、培養細胞をホルマリン固定し培養細胞のスライドを作成した。
並行してIL-13、抗インテグリンαV抗体及び/又はperiostinが存在しない系についても実験した。
図5は、培養液中のTSLPのELISAでの測定結果を示すものである。図5から、IL-13 又はperiostinの存在により、TSLPの産生が高まり、両者が同時に存在することによりTSLPの産生は著しく高まるが、インテグリンとperiostinの結合を阻害する抗インテグリンαV抗体の添加により、TSLPの産生は著しく低下することが分かる。
図6はスライドの培養細胞をHE染色した結果を示す組織像写真である。図6(a)〜(e)は、それぞれ、図5の一番左の棒グラフ〜一番右の棒グラフに対応する。ペリオスチンとIL-13を加えると、皮膚角化細胞が増殖、分化していることがわかり(図6(d))、これに抗インテグリンαV抗体を加えると、その増殖、分化が抑制されることが分かる(図6(e))。
Claims (22)
- 生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の検出方法。
- (i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)正常細胞におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、請求項1に記載の方法。
- (i)被験者由来の生体試料におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)正常細胞におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも高いときに、アトピー性皮膚炎である、またはアトピー性皮膚炎が疑われると判断することを含む、請求項2に記載の方法。
- ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
- (i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量と、(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量との比較を行うことを含む、請求項4に記載の方法。
- (i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量が(ii)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞を候補物質の非存在下で培養した場合におけるペリオスチン遺伝子の発現レベルまたはペリオスチンタンパク質量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項5に記載の方法。
- 測定が免疫測定法によるものである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 生体試料が皮膚組織である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- インテグリンαV/β3とペリオスチンとを、候補物質の存在下で接触させた場合における、インテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量、thymic stromal lymphopoietin産生量または皮膚角化細胞の分化・増殖活性を測定することを含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング方法。
- (i)候補物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量との比較を行うことを含む、請求項9に記載の方法。
- (i)被検物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合におけるインテグリンαV/β3とペリオスチンとの結合量またはthymic stromal lymphopoietin産生量よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項10に記載の方法。
- インテグリンαV/β3とペリオスチンとの接触がインテグリンαV/β3を発現する細胞とペリオスチンとの接触である、請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
- インテグリンαV/β3を発現する細胞が、インテグリンαV/β3を細胞表面に発現する細胞である、請求項12に記載の方法。
- インテグリンαV/β3を発現する細胞が内因性インテグリンαV/β3発現細胞である、請求項12または13に記載の方法。
- 内因性インテグリンαV/β3発現細胞が皮膚角化細胞である、請求項14に記載の方法。
- (i)候補物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性と、(ii)候補物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性との比較を行うことを含む、請求項9に記載の方法。
- (i)被検物質の存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性が、(ii)被検物質の非存在下でインテグリンαV/β3とペリオスチンとを接触させた場合における皮膚角化細胞の分化・増殖活性よりも低いときに、候補物質を選択することを含む、請求項16に記載の方法。
- (i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii) ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出薬。
- (i)ペリオスチンを認識する抗体、(ii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプライマー、および(iii)ペリオスチンをコードする遺伝子の塩基配列から設計された、連続する少なくとも15塩基のポリヌクレオチドからなるプローブからなる群から選択される少なくとも1つを含有する、アトピー性皮膚炎の検出用キット。
- (i)ペリオスチンを産生する能力を有する細胞、および/または(ii)インテグリンαV/β3を発現する細胞を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療剤のスクリーニング用キット。
- インテグリンαV/β3を発現する細胞が、インテグリンαV/β3を細胞表面に発現する細胞である、請求項20に記載のキット。
- インテグリンαV /β3とペリオスチンとの結合を阻害する抗インテグリンαV抗体を含む、アトピー性皮膚炎の予防・治療用医薬組成物。
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