JP2010096659A - 時計機能を有する電子機器 - Google Patents

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利博 前田
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Abstract

【課題】所定の処理(例えば録画処理など)が、実際よりも遅れている現在時刻に基づいて開始されることを、極力回避することが可能となる電子機器を提供する。
【解決手段】複数種の時刻情報提供源の各々から時刻情報を取得する、時刻情報取得部と、前記時刻情報の各々を基準として、現在時刻を別個にカウントする現在時刻管理部と、該別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものの状態に応じて、所定の処理を開始する、処理実行部と、を備えた電子機器とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、時計機能を有する電子機器に関し、特に時刻情報を取得するものに関する。
従来、多くの種類の電子機器においては、時計機能(現在時刻をカウントする機能)が設けられている。この時計機能によれば、所定の処理を開始させるタイミングや終了させるタイミングなどを容易に制御することが可能となり、利便性が大きく向上する。例えば録画機能付の放送受信装置においては、ユーザに予め録画開始時間と録画終了時間を設定させておき、その間の時間帯に放送される番組を自動的に録画させること(予約録画)も可能となる。
また時計機能が設けられた電子機器としては、例えば特許文献1に開示されているように、時刻情報の提供源(ここでは、標準電波を送信する送信局)から時刻情報(送信時の時刻を示す情報)を受取り、これを基準にして現在時刻をカウントするもの(既にカウント中の場合は、その現在時刻を修正するもの)も存在する。
このような電子機器では、機器内部での現在時刻のカウントで生じた誤差を修正することができ、時計機能の精度をより高めることが可能となる。なお現在時刻情報の提供源としては、上述した送信局の他、GPS衛星や地上デジタル放送の放送局(TOTを送信する)などが存在する。
特開2007−331535号公報
先述の通り、提供された時刻情報を基準として現在時刻をカウントする電子機器によれば、比較的精度の高い時計機能を発揮することが可能である。しかしこのような電子機器であっても、時刻情報を常時安定的に受信できるとは限らない。なお、当該電子機器が携帯型の端末であるような場合は、電波が届きにくい場所に持ち運ばれることも想定される。
時刻情報を受信することが出来ない期間は、以前に受信した時刻情報を基準にカウントされている現在時刻が参照される。しかし比較的長期の間、時刻情報を受信することができない場合には、機器内部での現在時刻のカウントにおいて、相当の誤差が生じるおそれがある。特に、単一の時刻情報提供源から時刻情報を受信するものでは、この受信が妨げられると、機器内部でカウントされる現在時刻の精度を保つことは難しくなる。
なお、カウントされている現在時刻が実際よりも遅れていると、例えば予約録画を実行する放送受信装置においては、録画漏れが生じるといった不都合が生じる。すなわち、例えば録画開始時刻が8時にセットされていても、8時を過ぎてから録画が開始されてしまうことになり、録画すべき放送番組の冒頭の部分が、録画されない事態となってしまう。このような事情から、録画などの処理が、実際よりも遅れた現在時刻に基づいて開始されることは、極力回避されることが望ましい。
本発明は、上述した問題点に鑑み、所定の処理(例えば録画処理など)が、実際よりも遅れている現在時刻に基づいて開始されることを、極力回避することが可能となる電子機器の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、複数種の時刻情報提供源の各々から時刻情報を取得する、時刻情報取得部と、前記時刻情報の各々を基準として、現在時刻を別個にカウントする現在時刻管理部と、該別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものの状態に応じて、所定の処理を開始する、処理実行部と、を備えた構成とする。
本構成によれば、別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものの状態(例えば、ある時刻に達したという状態)に応じて、所定の処理が開始される。そのため、所定の処理(例えば録画処理など)が、実際よりも遅れている現在時刻に基づいて開始されることを、極力回避することが可能となる。
また上記構成において、情報を放送する放送局から、該情報を受信する放送受信部を備え、前記処理実行部は、前記別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものが、予め設定された第1時刻に達したときに、前記受信された情報の記録を開始する構成としてもよい。
本構成によれば、例えば何れかのカウントされている現在時刻が、実際の現在時刻より遅れていたとしても、他のカウントされている現在時刻に遅れがなければ(或いは遅れの度合が小さければ)、これが第1時刻に達したときに、放送される情報の記録(例えば、テレビ番組の録画)が開始される。その結果、当該記録の開始が遅れることを極力防止することが可能となる。
また上記構成において、前記処理実行部は、前記別個にカウントされている現在時刻のうちの最も遅れているものが、予め設定された第2時刻に達したときに、前記受信された情報の記録を終了する構成としてもよい。
本構成によれば、例えば何れかのカウントされている現在時刻が、実際の現在時刻より進んでいたとしても、他のカウントされている現在時刻に進みがなければ(或いは進みの度合が小さければ)、これが第2時刻に達したときに、放送される情報の記録(例えば、テレビ番組の録画)が終了される。その結果、当該記録の終了が早まることを極力防止することが可能となる。
また上記構成において、前記現在時刻管理部は、既にカウント中の現在時刻に対応した時刻情報が新たに取得された場合、該時刻情報に基づいて、該現在時刻を修正する構成としてもよい。
本構成によれば、現在時刻のカウントにおいて生じていた誤差を、修正することが可能となる。その結果、カウントされている現在時刻の精度を、極力高く維持させることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記時刻情報取得部は、標準電波によって送信される時刻情報、GPS衛星から送信される時刻情報、およびTOT時刻情報の各々を取得する構成としてもよい。
上述の通り、本発明に係る電子機器によれば、別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものの状態(例えば、ある時刻に達したという状態)に応じて、所定の処理が開始される。そのため、所定の処理(例えば録画処理など)が、実際よりも遅れている現在時刻に基づいて開始されることを、極力回避することが可能となる。
本発明の実施形態について、車載用の放送受信装置を例に挙げて、以下に説明する。当該放送受信装置の構成図(ブロック図)を、図1に示す。本図に示すように、放送受信装置1は、標準電波用チューナ11、GPS信号用チューナ12、地上デジタル放送用チューナ13、標準電波処理部14、GPS信号処理部15、地上デジタル放送処理部16、時刻情報管理部17、制御部18、操作部19、表示部20、音声出力部21、および記憶部22などを備えている。
標準電波用チューナ11は、標準電波を送信する送信局(日本ではJJY)から、標準電波によって伝送される信号を受信する。なお当該信号には、送信時の時刻情報(以下、「標準電波時刻情報」とする)が含まれている。受信された当該信号は、標準電波処理部14に伝送される。
GPS信号用チューナ12は、GPS[Global Positioning System]衛星から送信される、GPS信号を受信する。このGPS信号には、一般的に知られているように、送信時の時刻情報(以下、「GPS時刻情報」とする)が含まれている。受信されたGPS信号は、標準電波処理部14に伝送される。
地上デジタル放送用チューナ13は、地上デジタル放送の放送局から送信される放送信号を受信する。何れのチャンネルを受信するかについては、制御部18の指示に従う。なお地上デジタル放送の信号には、一般的に知られているように、テレビ番組に係る映像や音声情報の他、TOT[Time Offset Table]と呼ばれる送信時の時刻情報(以下、「TOT時刻情報」とする)が含まれている。受信された放送信号は、地上デジタル放送処理部16に伝送される。
標準電波処理部14は、標準電波用チューナ11より伝送された信号から、標準電波時刻情報を抽出し、時刻情報管理部17に伝送する。
GPS信号処理部15は、GPS信号用チューナ12から伝送されたGPS信号を用いて、自機の位置(放送受信装置1を搭載している車両の位置)を検出し、検出された情報を制御部18に伝送する。また、このGPS信号から抽出されたGPS時刻情報を、時刻情報管理部17に伝送する。
地上デジタル放送処理部16は、地上デジタル放送用チューナ13より伝送された放送信号から、テレビ番組に係る映像情報や音声情報を抽出し、制御部18に伝送する。また、この放送信号から抽出されたTOT時刻情報を、時刻情報管理部17に伝送する。
時刻情報管理部17は、標準電波時刻管理部17a、GPS時刻管理部17b、およびTOT時刻管理部17cを備えており、各種の時刻情報を基準とした現在時刻を、別個に管理(カウント)する処理(以下、「時刻管理処理」とする)を実行する。
より具体的には、標準電波時刻管理部17aは、標準電波時刻情報を基準とした現在時刻(以下、「標準電波時刻」とする)をカウントし、GPS時刻管理部17bは、GPS時刻情報を基準とした現在時刻(以下、「GPS時刻」とする)をカウントし、TOT時刻管理部17cは、TOT時刻情報を基準とした現在時刻(以下、「TOT時刻」とする)をカウントする。
なお各時刻情報は、通常、送信された時点の時刻を表している。そのため厳密に言えば、各時刻情報が表す時刻は、時刻情報が放送受信装置1に伝送されてカウントが開始される時刻を基準とすると、伝送や処理等に起因する遅延の分だけ、誤差を有していることになる。そこで当該遅延の度合いを予め見積もっておき、時刻情報管理部17においては、この誤差が打ち消されるように、各時刻情報を基準とした現在時刻がカウントされるようになっていても良い。
また時刻情報管理部17は、標準電波時刻情報が既に取得されているかを示す「標準電波時刻取得フラグ」、GPS時刻情報が既に取得されているかを示す「GPS時刻取得フラグ」、および、TOT時刻情報が既に取得されているかを示す「TOT時刻取得フラグ」の各々を記憶している。これらのフラグは、それぞれ「0」または「1」の値をとり、「0」は、対応する時刻情報が未だ取得されていない状態を、「1」は、対応する時刻情報が既に取得されている状態を示す。なお、時刻管理処理の流れについては、改めて説明する。
制御部18は、放送受信装置1において実行される各種の処理を制御する。なお放送受信装置1において実行される主な処理としては、ルート案内処理、テレビ放送受像処理、および予約録画処理などがある。
ルート案内処理は、表示部20に地図を表示させ、この地図上に、先述したGPS信号を用いて検出される車両の位置を表示させる処理である。このようなルート案内処理が実行されることにより、放送受信装置1は、一般的なカーナビゲーション装置としての機能を発揮することが可能となっている。
テレビ放送受像処理は、先述したテレビ番組に係る映像情報を用いて、表示部20に映像を表示させるとともに、テレビ番組に係る音声情報を用いて、音声出力部21に音声を出力させる処理である。このようなテレビ番組表示処理がなされることにより、放送受信装置1は、一般的なテレビ放送受像機としての機能を発揮することが可能となっている。なお、予約録画処理の内容については、改めて詳細に説明する。
操作部19は、例えばリモコン装置やスイッチボタン等が備えられており、ユーザによる操作の内容を制御部18に伝送する。これにより放送受信装置1は、ユーザの意図を反映させた各種処理を実行することが可能となっている。
表示部20は、例えばLCD[Liquid Crystal Display]として構成されており、制御部18の指示に従って、各種の映像(或いは画像)を表示する。また音声出力部21は、スピーカを有しており、制御部18の指示に従って、各種の音声を出力する。また記憶部22は、録画の対象である映像情報や音声情報など、種々の情報を記憶する。
ここで、先述した「時刻管理処理」の流れについて、図2に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
時刻情報管理部17は、標準電波処理部14から標準電波時刻情報が取得(伝送)されたか(ステップS1)、GPS信号処理部15からGPS時刻情報が取得されたか(ステップS2)、および地上デジタル放送処理部16からTOT時刻情報が取得されたか(ステップS3)について、常時監視している。
その結果、標準電波時刻情報が取得された場合は(ステップS1のY)、標準電波時刻取得フラグの値が判別される(ステップS11)。そして標準電波時刻取得フラグが「0」であれば(ステップS11のY)、標準電波時刻取得フラグが「1」に更新されるとともに、今回取得された標準電波時刻情報を基準として、標準電波時刻のカウントが開始される(ステップS12)。
一方、標準電波時刻取得フラグが「1」であれば(ステップS11のN)、今回取得された標準電波時刻情報に基づいて、現在カウント中の標準電波時刻が修正された上で、当該カウントが続行される(ステップS13)。これにより、カウント中に生じていた標準電波時刻の誤差が、適切に修正されることになる。なおステップS12またはS13の処理が完了したら、ステップS2の処理に進む。
また、GPS時刻情報が取得された場合は(ステップS2のY)、GPS時刻取得フラグの値が判別される(ステップS21)。そしてGPS時刻取得フラグが「0」であれば(ステップS21のY)、GPS時刻取得フラグが「1」に更新されるとともに、今回取得されたGPS時刻情報を基準として、GPS時刻のカウントが開始される(ステップS22)。
一方、GPS時刻取得フラグが「1」であれば(ステップS21のN)、今回取得されたGPS時刻情報に基づいて、現在カウント中のGPS時刻が修正された上で、当該カウントが続行される(ステップS23)。これにより、カウント中に生じていたGPS時刻の誤差が、適切に修正されることになる。なおステップS22またはS23の処理が完了したら、ステップS3の処理に進む。
また、TOT時刻情報が取得された場合は(ステップS3のY)、TOT時刻取得フラグの値が判別される(ステップS31)。そしてTOT時刻取得フラグが「0」であれば(ステップS31のY)、TOT時刻取得フラグが「1」に更新されるとともに、今回取得されたTOT時刻情報を基準として、TOT時刻のカウントが開始される(ステップS32)。
一方、TOT時刻取得フラグが「1」であれば(ステップS31のN)、今回取得されたTOT時刻情報に基づいて、現在カウント中のTOT時刻が修正された上で、当該カウントが続行される(ステップS33)。これにより、カウント中に生じていたTOT時刻の誤差が、適切に修正されることになる。なおステップS32またはS33の処理が完了したら、ステップS1の処理に戻る。
以上に説明した時刻管理処理によれば、各種の時刻情報を取得し、標準電波時刻、GPS時刻、およびTOT時刻の各々を、別個にカウントすることが可能である。また当該カウント中に新たに時刻情報が取得された場合は、この時刻情報に基づいて、カウントされている現在時刻を修正することが可能である。
なお、時刻管理処理の具体的な内容としては、その主旨が損なわれない限り、他の態様のものが採用されても良い。例えば、標準電波時刻を管理する処理(標準電波時刻管理処理)、GPS時刻を管理する処理(GPS時刻管理処理)、およびTOT時刻を管理する処理(TOT時刻管理処理)の各々が、並列的に実行されるものとしても良い。このようにした場合のフローチャートを、図3に示す。なお、各時刻管理処理における各ステップの処理内容は、図2を用いて説明したものと基本的に同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、先述した「予約録画処理」の流れについて、図4および図5に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
制御部18は、ユーザによって予約録画処理の実行が指示された場合に、予約録画処理を開始する。予約録画処理が開始されると、まず表示部20に、図6に示すような予約録画設定画面が表示される(ステップS41)。そしてこの状態で、ユーザによって録画開始設定時刻等の設定がなされたかが監視される(ステップS42)。
なお予約録画設定画面には、録画開始設定時刻を表す表示窓20a、録画終了設定時刻を表す表示窓20b、および録画設定チャンネルを表す表示窓20cの各々が設けられており、各表示窓が表す事項は、ユーザが、操作部19を通じて編集可能となっている。これによりユーザは、録画を開始させたい時刻を録画開始設定時刻として設定させ、録画を終了させたい時刻を録画終了設定時刻として設定させ、録画したい番組のチャンネルを録画設定チャンネルとして設定させることが可能となっている。
そして録画開始設定時刻等の設定がなされたら(ステップS42のY)、標準電波時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS43)。その結果、「1」であった場合には(ステップS43のY)、標準電波時刻が録画開始設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS44)。
その結果、達していれば(ステップS44のY)、録画(録画設定チャンネルに係るテレビ放送の映像・音声情報を、記憶部22に記憶させていく処理)を開始する(ステップS45)。ただし、標準電波時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS43のN)、もしくは、標準電波時刻が録画開始設定時刻に達していない場合(ステップS44のN)には、次に、GPS時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS46)。
その結果、「1」であった場合には(ステップS46のY)、GPS時刻が録画開始設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS47)。そして達していれば(ステップS47のY)、録画を開始する(ステップS45)。ただし、GPS時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS46のN)、もしくは、GPS時刻が録画開始設定時刻に達していない場合(ステップS47のN)には、次に、TOT時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS48)。
その結果、「1」であった場合には(ステップS48のY)、TOT時刻が録画開始設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS49)。そして達していれば(ステップS49のY)、録画を開始する(ステップS45)。ただし、TOT時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS48のN)、もしくは、TOT時刻が録画開始設定時刻に達していない場合(ステップS49のN)には、所定時間(例えば1秒)の待機の後(ステップS50)、ステップS43の処理に戻る。
なお、標準電波時刻取得フラグ、GPS時刻取得フラグ、およびTOT時刻取得フラグの何れもが「0」である場合、つまり、何れの時刻情報も未取得である場合には、その旨がユーザに報知されるようになっていても良い。またこの場合、応急処置として、例えばユーザが現在の時刻を手作業で入力し、これを基準に標準電波時刻がカウントされるようになっていても良い。
また録画の開始(ステップS45)がなされた後は、当該録画の処理に並行して、以下に説明するステップS51以降の処理(図5を参照)が実行される。まず、標準電波時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS51)。その結果、「1」であった場合には(ステップS51のY)、標準電波時刻が録画終了設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS52)。
その結果、達していなければ(ステップS52のN)、所定時間(例えば1秒)の待機の後(ステップS53)、ステップS51の処理に戻る。ただし、標準電波時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS51のN)、もしくは、標準電波時刻が録画終了設定時刻に達している場合(ステップS52のY)には、次に、GPS時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS54)。
その結果、「1」であった場合には(ステップS54のY)、GPS時刻が録画終了設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS52)。そして達していなければ(ステップS52のN)、所定時間の待機の後(ステップS53)、ステップS51の処理に戻る。ただし、GPS時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS54のN)、もしくは、GPS時刻が録画終了設定時刻に達している場合(ステップS55のY)には、次に、TOT時刻取得フラグが「1」であるかが判別される(ステップS56)。
その結果、「1」であった場合には(ステップS56のY)、TOT時刻が録画終了設定時刻に達しているか否かが、更に判別される(ステップS57)。そして達していなければ(ステップS57のN)、所定時間の待機の後(ステップS53)、ステップS51の処理に戻る。ただし、TOT時刻取得フラグが「0」である場合(ステップS56のN)、もしくは、TOT時刻が録画終了設定時刻に達している場合(ステップS57のY)には、現在実行中である録画が終了され(ステップS58)、予約録画処理が終了する。
以上に説明した予約録画処理によれば、ユーザが予め設定した時間帯(録画開始設定時刻から録画終了設定時刻まで)に放送される、所望のチャンネルのテレビ番組を、録画させることが可能である。また録画の開始(ステップS45)は、時刻情報管理部17でカウントされている標準電波時刻、GPS時刻、およびTOT時刻のうちの最も進んでいるものが、録画開始設定時刻に達したときに、実行される(ステップS43〜S50の処理を参照)。
そのため、例えばカウントされている標準電波時刻に誤差が発生しており、実際の現在時刻より遅れていたとしても、カウントされているGPS時刻またはTOT時刻に遅れがなければ(或いは遅れの度合が小さければ)、これが録画開始設定時刻に達したときに、録画が開始される。その結果、録画開始の遅れを極力防止することが可能となっている。
なお、例えばカウントされている標準電波時刻が、誤差発生のために実際の現在時刻より進んでいた場合、これが録画開始設定時刻に達したときに、録画が開始される(つまり、録画開始設定時刻よりも早めに録画が開始される)可能性がある。
この点、録画が遅れて開始された場合には、録画されるべき番組の冒頭部分が欠けてしまう(録画し損ねてしまう)ことになるが、録画が早めに開始された場合には、初めに余分な部分が録画されるものの、録画されるべき番組の冒頭部分が欠けることはない。そのため本実施形態の放送受信装置1は、録画されるべき番組を、極力欠けることなく録画することが可能であり、有用であるといえる。
また録画の終了(ステップS58)は、時刻情報管理部17でカウントされている標準電波時刻、GPS時刻、およびTOT時刻のうちの最も遅れているものが、録画終了設定時刻に達したときに、実行される(ステップS51〜S58の処理を参照)。
そのため、例えばカウントされている標準電波時刻に誤差が発生しており、実際の現在時刻より進んでいたとしても、カウントされているGPS時刻またはTOT時刻が進んでいなければ(或いは進みの度合が小さければ)、これが録画終了設定時刻に達したときに、録画が終了される。その結果、早めに録画が終了されることを極力防止することが可能となっている。
なお、例えばカウントされている標準電波時刻が、誤差発生のために実際の現在時刻より遅れていた場合、これが録画開始設定時刻に達したときに、録画が終了される(つまり、録画終了設定時刻よりも遅めに録画が終了される)可能性がある。
この点、録画が早めに終了された場合には、録画されるべき番組の最終部分が欠けてしまう(録画し損ねてしまう)ことになるが、録画が遅めに終了された場合には、最後に余分な部分が録画されるものの、録画されるべき番組の最終部分が欠けることはない。そのため本実施形態の放送受信装置1は、録画されるべき番組を、極力欠けることなく録画することが可能であり、有用であるといえる。
なお、一部が欠けて録画された場合には、この欠けた部分を修復させることは困難であるが、余分に録画された場合には、例えば事後的な編集によって、余分な部分を削除することは比較的容易である。このことから、放送受信装置1は、所望の番組を過不足なく録画することが容易となる点でも、有用であるといえる。またこのような編集(一旦録画された情報における任意の部分を削除する編集)の実行が予定される場合、放送受信装置1においては、当該編集が可能となっていることが望ましい。
以上に説明したとおり、本実施形態に係る放送受信装置1は、複数種の時刻情報提供源の各々から時刻情報を取得する機能、これらの時刻情報の各々を基準として、現在時刻を別個にカウントする機能、および、これらの別個にカウントされている現在時刻のうちの、最も進んでいるものの状態に応じて、所定の処理(録画処理)を開始する機能を備えている。そのため、所定の処理(録画処理)が、実際よりも遅れている現在時刻に基づいて開始されることを、極力回避することが可能となっている。
また、本実施例に係る放送受信装置1では、3種類の時刻情報提供源(標準電波の送信局、GPS衛星、および地上デジタル放送の放送局)から時刻情報を取得するようになっているが、2種類あるいは4種類以上の時刻情報提供源から時刻情報を取得するものとしても構わない。なお、上記以外の時刻情報提供源としては、例えば、携帯電話の基地局や、パーソナルコンピュータなどが挙げられる。
また本実施例では、電子機器の一種として放送受信装置を挙げているが、本発明は、他種の電子機器にも適用可能である。例えば、予め設定された時刻にアラームを開始する時計や、予め設定された時刻に録音を開始する録音装置などに本発明を適用すれば、これらの処理が設定時刻よりも遅れて開始されることを、極力防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えて実施され得る。
本発明は、予約録画機能を有する放送受信装置などにおいて利用可能である。
本発明の実施形態に係る放送受信装置の構成図である。 時刻管理処理についてのフローチャートである。 別の態様の時刻管理処理についてのフローチャートである。 予約録画処理についてのフローチャートの一部である。 予約録画処理についてのフローチャートの一部である。 予約録画設定画面に関する説明図である。
符号の説明
1 放送受信装置(電子機器)
11 標準電波用チューナ
12 GPS信号用チューナ
13 地上デジタル放送用チューナ
14 標準電波処理部
15 GPS信号処理部
16 地上デジタル放送処理部
17 時刻情報管理部
17a 標準電波時刻管理部
17b GPS時刻管理部
17c TOT時刻管理部
18 制御部
19 操作部
20 表示部
20a〜20c 表示窓
21 音声出力部
22 記憶部

Claims (5)

  1. 複数種の時刻情報提供源の各々から時刻情報を取得する、時刻情報取得部と、
    前記時刻情報の各々を基準として、現在時刻を別個にカウントする現在時刻管理部と、
    該別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものの状態に応じて、所定の処理を開始する、処理実行部と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 情報を放送する放送局から、該情報を受信する放送受信部を備え、
    前記処理実行部は、
    前記別個にカウントされている現在時刻のうちの最も進んでいるものが、予め設定された第1時刻に達したときに、前記受信された情報の記録を開始することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理実行部は、
    前記別個にカウントされている現在時刻のうちの最も遅れているものが、予め設定された第2時刻に達したときに、前記受信された情報の記録を終了することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記現在時刻管理部は、
    既にカウント中の現在時刻に対応した時刻情報が新たに取得された場合、該時刻情報に基づいて、該現在時刻を修正することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記時刻情報取得部は、
    標準電波によって送信される時刻情報、GPS衛星から送信される時刻情報、およびTOT時刻情報の各々を取得することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017098847A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 株式会社日立製作所 ウェアラブルセンサ、及び計測データ収集方法

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