JP2010096344A - 長尺物接続具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長尺物接続具は、所定長さの棒状体または筒状体からなる本体部材を有する。この本体部材はチャックを連結している。この本体部材またはこのチャックにはナット部材がねじ込まれている。このナット部材のねじ込み作用によりこのチャックが縮径してケーブルを堅固に挟み込むと同時に本体部材とチャックとを連結する。
【選択図】図1
Description
この特許文献1に記載された電線接続用スリーブは、スリーブ本体の挿入穴に筒体であるスペーサが挿入され、スペーサを介して挿入穴に被覆が剥離された電線の導体露出部の一端部が挿通されている。この電線の一端部は、スリーブ本体の長さ方向に沿って配設された複数のボルトの先端が直接当接することにより、または、スペーサを介して間接に押圧されることにより、圧縮されて接続される構成である。
また、このスリーブの変形例として、円柱状接続導体の両端部に内筒体と外筒体とをねじ込み、これらの内筒体、外筒体の貫通穴に円錐状チャックを保持させ、さらにこれらチャックの軸孔(電線挿入孔)に電線の切断端を挿入した接続用スリーブが開示されている。そして、この内筒体と外筒体とを螺合させることにより、挿入された電線が圧縮される構成とされている。
また、この発明は、再使用が可能な長尺物接続具を提供することを、その目的としている。
請求項1に記載の発明によれば、まず、一方の長尺物の切断端をチャックの挿入路に挿入する。このとき、他方の長尺物の切断端はこのチャックに接続されている。その後、ナット部材をねじ込むことにより、上記挿入路を縮小して(狭めて)、挿入された長尺物の切断端をチャックにより堅固に挟み込むことができる。
この場合の長尺物は、ある長さをもった電線や光ファイバーなどのケーブルや、ワイヤやロープなどのことである。
拡縮自在とは、チャックが塑性変形することにより挿入路の幅を拡大し、また縮小することではなく、例えばチャックに長さ方向に複数のスリットを形成することにより、または、円筒体のチャックを縦割りにして複数片に分割することにより、このチャック分割片同士の間に隙間(挿入路)が形成され、この隙間を拡大また縮小することにより、挿入路の幅を拡縮することをいう。
請求項2に記載の発明によれば、一方の長尺物の切断端をチャックの挿入路に挿入し、ナット部材を、例えば本体部材またはチャックにねじ込むことにより、チャックは長尺物を挟み込むと同時に、このチャックが本体部材に接続される。そして、この本体部材に他方の長尺物の切断端を接続することで、2本の長尺物同士を接続し、連続した1本の長尺物とすることとなる。
チャックは円筒体であっても、円柱体であってもよい。要は、所定の長さを有して挿入路を形成することができ、その外面をテーパ面とし、ナット部材のテーパ内面が係合できる構成となっていることが必要である。
本体部材の一端部は所定長さを有した例えば円筒体で構成され、その円筒体の軸孔(先窄まり状の軸方向に延びる孔)に例えば先細り円筒体(円錐台形状)のチャックが嵌入または挿入さている。ナット部材は軸孔から突出したチャックの外面の雄ねじ部に螺合する構成である。
請求項5に記載の発明によれば、一方の長尺物の端部をチャックの挿入路に挿入し、ナット部材を本体部材にねじ込むことにより、チャックは長尺物を挟み込むと同時に、このチャックが本体部材に接続される。そして、この本体部材に他方の長尺物の切断端を接続することで、2本の長尺物同士を接続することとなる。
請求項7に記載の発明によれば、本体部材の両端部に2本の長尺物の端部をそれぞれ接続することができる。チャックに長尺物の端部を挿入し、ナット部材がチャックにねじ込まれることにより、チャックは長尺物を挟み込むと同時に、チャックが本体部材に接続される。
請求項7に記載の発明によれば、この本体部材は本体部の他端部に補助長尺物の一端を接続してあり、この補助電線の他端に、別の本体部を接続するものである。補助長尺物を使用するため、2本の長尺物同士を接続する際に、長尺物接続具の長さでの自由度を確保することができる。補助長尺物としては、リール巻き線を所望長さに現場で切断して使用することができる。または、あらかじめ異なる長さの補助長尺物の両端に一対の本体部材を固定接続した長尺物接続具を複数組準備しておいても良い。
なお、棒状体とは一定径の棒を含む他、棒部分と筒部分とを有する場合も含む趣旨であり、筒状体は、円筒などの他、一部に筒でない部分を含む所定長さの筒と同一視できる部材を含む趣旨である。
請求項9に記載の発明によれば、長尺物をチャックに挟み込む。このときに、長尺物は、チャック内面の凹凸により噛み込まれ、チャックから抜け落ちることを防止することができる。
チャックは筒状であっても、棒状であってもよい。要は、チャックは、縦割りに複数部分に分割され、これら分割片の間に挿入路を形成し、長尺物の一端を挟み込むことができるものとする。
請求項10に記載の発明によれば、チャックを複数の分割片で構成したため、そのチャックの挿入路について拡縮の自由度が大きくなる。このため、径の異なる長尺物であってもチャックにより容易にかつ堅固に挟み込むことができる。
分割片同士が長さ方向にずれることを防止でき、容易かつ確実にチャッキングを行える。
スリットは単一でも円周方向に離間した複数のスリットにて形成することができる。スリットの長さについても任意とすることができる。ただし、外方からチャックに内方に向かう外力が付加されたとき、これらのスリットによりチャックが弾性的に変形することで、長尺物を堅固に挟み込むこととする。
チャックを導電性材料(アルミなど)とすることで、電線の切断端同士を電気的に接続可能とするものである。
チャックおよび本体部材をともに導電性材料とすることで、電気的接続を可能とするものである。
例えば電線(心材)がアルミニウムであれば、チャック及び本体部材をアルミニウムとする場合の他、これらをアルミニウム合金で構成することも含まれる趣旨である。電蝕を防ぐ効果を期待できる。
導電材料についてはその外周を絶縁材料で覆う。例えば絶縁テープによる被覆、絶縁パイプまたは絶縁性チューブ(樹脂製常温収縮チューブなど)による被包などである。また、チューブによる被覆では、被覆により、高度の絶縁性の確保とともに、併せて水分の侵入を阻止することもでき、さらに引っ張り強度を高めることも期待できる。
以下、図1〜図4に基づいて一方の補助電線固定部材13A、チャック11A、ナット部材12Aについて説明し、同一構造の他方のそれら13B,11B,12Bについての説明は省略する。
このチャック11Aは、一対の分割片同士を組み合わせて1本の筒体を形成したとき、その外形は先細り状に形成され、その先端側が徐々に小径となっている。チャック11Aの基端側は、一定径の棒状部材(中実の円柱)で構成された補助電線固定部材13A(本体部材)の一端面と略同径に形成されてこの一端面に当接している。すなわち、筒体を形成したチャック11Aの基端は、先端に比較して大径である。さらに、このチャック11Aの分割片11Aa,11Abの内周面には円周方向の複数の凹凸(複数の円周溝)がそのチャック11Aの長さ方向に連続して形成されている。これらの凹凸は上記芯線101Aを挟みこんだときの抜け止めとして機能することとなる。
また、このチャック11Aは2つの分割片11Aa,11Abにより構成されているため、これらが接近離隔することで全体としては拡縮径自在に形成されていることとなる。このため、筒体を形成したときのチャック11Aの軸孔が架設電線100Aの芯線101Aの太さに対応して拡縮することができる。なお、軸孔の最小径は一対の分割片の分割面同士が当接したときであって、芯線101Aの直径はこの最小径よりも大きい。これは、架設電線の口径の違いに応じてチャックなどを準備することを意味する。
このナット部材12Aの軸孔の一端部の内周面には、所定長さ範囲にわたって内周ねじが形成されている。この内周ねじ(雌ねじ)は上記補助電線固定部材13Aの一端部の外周面に形成された外周ねじ(雄ねじ)に螺合される。
このナット部材12Aの軸孔内には、上記筒体のチャック11Aが挿入され、ナット部材12Aはチャック11Aを外側から押圧する。特に、このナット部材12Aの内周ねじを補助電線固定部材13Aの一端部の外周ねじに螺合すると、チャック11A全体が均等に内側に向かって押圧される。このため、架設電線100Aが撚り電線の場合でも、従来のような圧縮に伴う芯線の解れが少なくなる。
そして、このナット部材12Aが螺入すればするほど、架設電線100Aと、チャック11Aとの接続強度が強くなる。
この補助電線は5mの撚り電線ではあるが、長さは任意である。この補助電線の両端に補助電線固定部材13が固定されている。
まず、何らかの原因で断線した架設電線100A,100Bの両端部の絶縁被覆を所定長さ除去することにより架設電線100A,100Bの芯線101A,101Bを露出させる(図4(a),(b))。なお、電線への通電は遮断してある。
その後、長尺物接続具10A,10Bを接続させる(図4(c))。具体的には、この長尺物接続10A,10Bのチャック11A、11Bは、ナット部材12A、12Bで緩く補助電線固定部材13A、13Bに連結されている。一方側のチャック11Aに一方の架設電線100Aの芯線101Aを挟み込み、ナット部材12Aを手動またはスパナで締め付けることよりチャック11Aの分割片同士を押圧する。そして、他方側のチャック11Bに他方の架設電線100Bの芯線101Bを挟み込み、ナット部材12Bを手動またはスパナで締め付けることよりチャック11Bを押圧する。
その後、長尺物接続具10A,10Bを例えば絶縁テープや常温収縮チューブにて被覆し、架設電線100の切断端を接続した状態にする(図4(d))。
その後、架設電線を架設する。
以下、図5を参照して、一方のチャック21Aについて説明し、同一構造の他方のそれら21Bについての説明は省略する。また、実施例1と同様の補助電線固定部材23A,23B、ナット部材22A,22B、補助電線24ついてはその説明は省略する。
このチャック21Aは、その外形は先細り状に形成され、その先端側が徐々に小径となっている。チャック21Aの基端側は一定径の棒状部材で構成された補助電線固定部材23A(本体部材)の一端面と略同径に形成されてこの一端面に当接している。すなわち、チャック21Aの基端は、先端に比較して大径である。さらに、このチャック21Aの内周面には円周方向の複数の凹凸(雌ねじのような螺旋溝としてもよい)がそのチャック21Aの長さ方向に連続して形成されている。これらの凹凸は上記芯線101Aを挟みこんだときの抜け止めとして機能することとなる。
また、このチャック21Aは、その基端側からその長さ方向に沿って所定長さ、所定幅の延びるスリットが円周方向に180度離間した位置に一対(すなわち2本のスリットが)形成されていることにより、全体としてはその基端側を含む中間部分が拡縮径自在に形成されていることとなる。なお、チャック21Aの突出端部にはスリットが形成されていない。このため、チャック21Aの軸孔である挿入路が架設電線100Aの芯線101Aの太さに対応して拡縮することができる。なお、軸孔の最小径はスリットが当接したときであって、芯線101Aの直径はこの最小径よりも大きい。これは、架設電線の口径の違いに応じてチャックなどを準備することを意味する。
まず、断線した架設電線100A,100Bの両端部の絶縁被覆を所定長さ除去することにより架設電線100A,100Bの芯線101A,101Bを露出させる。
その後、長尺物接続具20A,20Bを接続させる。具体的には、この長尺物接続具20A,20Bのチャック21A、21Bは、ナット部材22A、22Bで緩く補助電線固定部材23A、23Bに連結されている。一方側のチャック21Aに一方の架設電線100Aの芯線101Aを挟み込み、ナット部材22Aを手動またはスパナで締め付けることよりチャック21Aを押圧する。そして、他方側のチャック21Bに他方の架設電線100Bの芯線101Bを挟み込み、ナット部材22Bを手動またはスパナで締め付けることよりチャック11Bを押圧する。
その後、長尺物接続具20A,20Bを例えば絶縁テープや常温収縮チューブにて被覆し、架設電線100の切断端を接続した状態にする。
その後、架設電線を架設する。
以下、一方の補助電線固定部材33A、チャック31A、ナット部材32Aについて説明し、同一構造の他方のそれら33B,31B,32Bについての説明は省略する。また、実施例1と同様の補助電線34についてはその説明は省略する。
このチャック31Aは、その外径は先細り状に形成され、その先端側が徐々に小径となっているテーパ筒と、テーパ部の先端の内径及び外径が等しい円筒部とから構成されている。チャック31Aの基端側は一定径の棒状部材で構成された後述する補助電線固定部材33A(本体部材)の一端に当接している。すなわち、チャック31Aの基端は、先端に比較して大径である。さらに、このチャック31Aの内周面には円周方向の複数の凹凸がそのチャック31Aの長さ方向に連続して形成されている。これらの凹凸は上記芯線101Aを挟みこんだときの抜け止めとして機能することとなる。
また、このチャック31Aは、その基端側からその長さ方向に向かって延びる2本のスリットが形成されていることにより、全体としては拡縮径自在に形成されていることとなる。このため、チャック31Aの挿入路が架設電線100Aの芯線101Aの太さに対応して拡縮することができる。なお、軸孔の最小径はスリットが当接したときであって、芯線101Aの直径はこの最小径よりも大きい。これは、架設電線の口径の違いに応じてチャックなどを準備することを意味する。
このチャックの円筒部の外周には外ねじが形成されている。
すなわち、このナット部材32Aの軸孔の一端部の内周面には、所定長さ範囲にわたって内周ねじが形成されている。この内周ねじは前述のようにチャックに形成された外ねじに螺合される。
この補助電線固定部材33Aの他端部には補助電線34が挿入・固定されている。固定はあらかじめ圧縮工具を用いて固定部材を圧縮することにより、強固になされている。
まず、断線した架設電線100A,100Bの両端部の絶縁被覆を所定長さ除去することにより架設電線100A,100Bの芯線101A,101Bを露出させる。
その後、長尺物接続具30A,30Bを接続させる。具体的には、この長尺物接続具30A,30Bのチャック31A、31Bは、ナット部材32A、32Bで緩くねじ込まれている。一方側のチャック31Aに一方の架設電線100Aの芯線101Aを挟み込み、ナット部材32Aを手動またはスパナで締め付ける。このことにより、チャック31Aは前方に向かって移動し、チャック係合筒33Aaに押圧される。
そして、他方側のチャック31Bに他方の架設電線100Bの芯線101Bを挟み込み、ナット部材32Bを手動またはスパナで締め付ける。このことによりチャック31Bは、前方に向かって移動し、チャック係合筒33Baに押圧される。
その後、長尺物接続具30A,30Bを例えば絶縁テープや常温収縮チューブにて被覆し、架設電線100の切断端を接続した状態にする。
その後、架設電線を架設する。
以下、実施例2と同様のチャック41A,41B、ナット部材42A,42Bついてはその説明は省略する。
まず、断線した架設電線100A,100Bの両端部の絶縁被覆を所定長さ除去することにより架設電線100A,100Bの芯線101A,101Bを露出させる。
その後、長尺物接続具40を接続させる。具体的には、この長尺物接続具40のチャック41A、41Bは、ナット部材42A、42Bで緩く固定部材43に連結されている。一方に設けられた、チャック41Aに一方の架設電線100Aの芯線101Aを挟み込み、ナット部材42Aを手動またはスパナで締め付けることよりチャック41Aを押圧する。そして、他方に設けられた、チャック41Bに他方の架設電線100Bの芯線101Bを挟み込み、ナット部材42Bを手動またはスパナで締め付けることよりチャック41Bを押圧する。
その後、長尺物接続具40を例えば絶縁テープや常温収縮チューブにて被覆し、架設電線100の切断端を接続した状態にする。
その後、架設電線を架設する。
まず、断線した架設電線100A,100Bの両端部の絶縁被覆を所定長さ除去することにより架設電線100A,100Bの芯線101A,101Bを露出させる。
その後、長尺物接続具40を接続させる。具体的には、まず1個目の長尺物接続具40のチャック41A、41Bは、ナット部材42A、42Bで緩く固定部材43に連結されている。一方に設けられた、チャック41Aに一方の架設電線100Aの芯線101Aを挟み込み、ナット部材42Aを手動またはスパナで締め付けることよりチャック41Aを押圧する。そして、他方に設けられた、チャック41Bに補助電線44を挟み込み、ナット部材42Bを手動またはスパナで締め付けることよりチャック41Bを押圧する。
次に、2個目の長尺物接続具を1個目の長尺物接続具40と同様に架設電線100Bの芯線101Bと、補助電線44を接続する。
その後、長尺物接続具40を例えば絶縁テープや常温収縮チューブにて被覆し、架設電線100の切断端を接続した状態にする。
その後、架設電線を架設する。
以下、図9に参照して説明する。なお、実施例4と同様のチャック51A,51B、固定部材53ついてはその説明は省略する。
この第1のナット部材52Aの軸孔内には、上記筒体のチャック51Aが挿入され、ナット部材52Aはチャック51Aを外側から押圧する。
この第2のナット部材52Aaの軸孔の内周面には、一端から所定長さ範囲にわたって内周ねじが形成されている。この内周ねじは固定部材53の一端部の外周面に形成された外ねじに螺合される。
11,21、31,41、51 チャック、
12,22、32,42、52 ナット部材、
13、23,33 補助電線固定部材
100 架設電線。
Claims (16)
- 2本の長尺物の切断端同士を接続する長尺物接続具であって、
上記2本の長尺物のうちの一方の長尺物の切断端が挿入される挿入路が形成され、この挿入路の幅が拡縮自在に構成されるとともに、上記2本の長尺物のうちの他方の長尺物の切断端が接続されるチャックと、
ねじ込み作用に基づいて上記挿入路の幅を縮小して上記チャックにより上記一方の長尺物の切断端を堅固に挟み込むナット部材とを有する長尺物接続具。 - 上記長尺物接続具は所定長さの本体部材を有し、この本体部材の長さ方向の一端に上記チャックが連結され、この本体部材の長さ方向の他端には上記他方の長尺物が連結された請求項1に記載の長尺物接続具。
- 上記チャックは、上記挿入路の延在する方向に沿って先細り状に形成されることにより、テーパ外面を有するとともに、
上記ナット部材は、上記本体部材の長さ方向の一端部の外面に形成された雄ねじ部に螺合するナット部と、
上記テーパ外面に係合するテーパ内面とを有する請求項2に記載の長尺物接続具。 - 上記本体部材の長さ方向の一端部は軸孔を有する筒体で形成され、その軸孔は軸方向に沿って口径が徐々に減少することによりテーパ内面を有し、
上記チャックは、上記挿入路の延在する方向に沿って先細り状に形成されることにより、上記軸孔に挿入されたとき、上記テーパ内面と係合するテーパ外面を有するとともに、
このチャックが、上記軸孔に挿入されたとき、この軸孔より外部に突出し、上記ナット部材が螺合される雄ねじ部を有する請求項2に記載の長尺物接続具。 - 上記本体部材は、その長さ方向の一端部に第1のチャックが、その長さ方向の他端部に第2のチャックがそれぞれ連結され、
第1のチャックは、一方の上記長尺物の一端が挿入される挿入路が形成され、この挿入路の幅が拡縮自在に構成され、第1のナット部材のねじ込み作用により挿入路の幅が縮小し、
第2のチャックは、他方の長尺物の一端が挿入される挿入路が形成され、この挿入路の幅が拡縮自在に構成され、第2のナット部材のねじ込み作用により挿入路の幅が縮小する請求項2に記載の長尺物接続具。 - 上記第1のチャックおよび上記第2のチャックは、上記挿入路の延在する方向に沿って先細り状に形成されることにより、テーパ外面をそれぞれ有するとともに、
上記第1のナット部材および上記第2のナット部材は、上記本体部材の長さ方向の一端部の外面に形成された雄ねじ部に螺合するナット部と、
上記テーパ外面に係合するテーパ内面とをそれぞれ有する請求項5に記載の長尺物接続具。 - 上記本体部材の長さ方向の一端部は軸孔を有する筒体で形成され、その軸孔は軸方向に沿って口径が徐々に減少することによりテーパ内面を有し、
上記第1のチャックおよび上記第2のチャックは、上記挿入路の延在する方向に沿って先細り状に形成されることにより、上記軸孔に挿入されたとき、上記テーパ内面と係合するテーパ外面をそれぞれ有するとともに、
上記第1のチャックおよび上記第2のチャックが、上記軸孔に挿入されたとき、この軸孔より外部に突出し、上記第1のナット部材および上記第2のナット部材が螺合される雄ねじ部をそれぞれ有する請求項5に記載の長尺物接続具。 - 上記本体部材は、所定長さの棒状体または筒状体の第1の本体部と、
所定長さの棒状体または筒状体の第2の本体部とを有し、
この第1の本体部の長さ方向の一端部と、この第2の本体部の長さ方向の一端部とが、所定長さの補助長尺物により連結されている請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載の長尺物接続具。 - 上記チャックの上記挿入路を構成する面には凹凸が形成されている請求項2〜請求項8のいずれか1項に記載の長尺物接続具。
- 上記チャックは、棒状体または筒状体を、その軸線を含む平面で複数の分割片に分割して構成され、これらの分割片が組み合わされて全体として棒状体または筒状体を形成したとき、先細り状に形成される請求項3、4、6、7、8、9のいずれか1項に記載の長尺物接続具。
- 上記分割片が全体として棒状体または筒状体を形成したとき、隣り合う分割片の一方に凸部、他方に凹部が形成され、この凸部とこの凹部が嵌合させることにより、上記チャックの長さ方向のズレを防ぐ請求項10に記載の長尺物接続具。
- 上記チャックには、その基端側からその長さ方向に沿って延びるスリットが形成されている請求項3、4、6、7、8、9のいずれか1項に記載の長尺物接続具。
- 上記長尺物は電線であって、上記チャックは導電性材料で形成された請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の長尺物接続具。
- 上記本体部材は、導電性材料で形成された請求項13に記載の長尺物接続具。
- 上記チャックおよび上記本体部材は上記電線と同一系統の材料で形成された請求項14に記載の長尺物接続具。
- 上記チャックおよび上記本体部材は、絶縁部材により被覆された請求項14または請求項15に記載の長尺物接続具。
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