JP2010096297A - 圧力容器 - Google Patents

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剛義 大川
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Abstract

【課題】突起部を備えた圧力容器において、該突起部の周辺部分の高い強度性能を且つ安定的に得る。
【解決手段】外表面に突起部3,4,5が設けられた金属製の内殻部材1の外面を繊維強化層でなる外殻部材2で覆って構成される圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定する。係る構成によれば、厚肉化による強度性能の向上によって、例え該突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができる。
【選択図】図1

Description

本願発明は、圧縮機のケーシングとかガスボンベ等の圧力容器に関し、さらに詳しくは繊維強化層によって強化された圧力容器に関するものである。
従来、圧縮機のケーシングとかガスボンベ等の圧力容器は、その耐圧性能の確保の意味から、鋼製とされるのが通例であった。
しかし、係る鋼製の圧力容器は、重量が嵩むことからその取扱性という点において問題があり、特に高い耐圧性能が要求される高圧用の圧力容器にあっては、素材板厚が厚くなることから殊更である。
このような事情を背景に、耐圧強度の確保と軽量化の実現が可能なものとして、繊維強化圧力容器が提案され(例えば、特許文献1〜2参照)、これが普及する傾向にある。
これら各特許文献に示される繊維強化圧力容器は、金属製(例えば、鋼製あるいはアルミ合金製)の内殻部材と、該内殻部材の外表面を覆う繊維強化層で構成される外殻部材で構成された二重構造とされる。
特開平11−82888号公報 特開2005−337272号公報
ところで、圧縮機ケーシングもガスボンベも、その外周面から外方へ突出する突起部が存在する。例えば、圧縮機ケーシングにあってはその胴部に設けられた吸入管と吐出管の取付部(具体的には吸入側接続管とか吐出側接続管)、及び軸方向端部の鏡板部分に設けられるターミナルの固定部であり、ガスボンベにあってはガスバルブの固定部である。
このような突起部は内殻部材側に取付けられているため、この部分への繊維強化層の施工が問題となる。
係る突起部の周辺への繊維強化層の施工方法としては、例えば、特許文献1、2に示されるように、強化繊維を内殻部材の軸心回りに巻きつけるフープ巻工法と、該内殻部材の軸心方向に巻きつけるヘリカル巻工法を適宜組合せて施工する方法がとられるが、突起部が存在しない部位への施工に比して、施工性が悪い。従って、係る施工方法によって得られた圧力容器においては、上記突起部が設けられた部分における強度性能は、突起部が設けられていない部分における強度性能に比して低くなり易い。
このため、係る突起部が存在する圧力容器において、該突起部の周辺部分の強度性能を高く且つ安定して得るための技術の開発が望まれるところであるが、今のところ有効な技術は提案されていない。
そこで本願発明は、突起部を備えた圧力容器において、該突起部の周辺部分の高い強度性能を且つ安定的に得ることを目的としてなされたものである。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、外表面に突起部3,4,5が設けられた金属製の内殻部材1の外面を繊維強化層でなる外殻部材2で覆って構成される圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定したことを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る圧力容器において、上記突起部3,4,5の上記内殻部材1との接合部を局部的に、又は上記内殻部材1の全周に亘って、厚肉としたことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第1の発明に係る圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5との接合部を局部的に、又は上記内殻部材1の全周に亘って、厚肉としたことを特徴としている。
本願の第4の発明では、上記第1、第2又は第3の発明に係る圧力容器を、圧縮機ケーシングZ1,Z2又はガスボンベZ3に適用したことを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a) 本願の第1の発明に係る圧力容器においては、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定したので、この厚肉化による強度性能の向上によって、例え該突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができ、延いては強度面における信頼性の高い圧力容器を得ることができることになる。
(b) 本願の第2の発明では、上記(a)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記突起部3,4,5の上記内殻部材1との接合部を局部的に、又は上記内殻部材1の全周に亘って、厚肉としているので、例えば、局部的に厚肉とした場合には厚肉化による重量増を可及的に抑えることができ、特に軽量化の要請の強い用途の圧力容器として好適であり、また上記内殻部材1の全周に亘って厚肉とした場合にあっては、この厚肉部分への繊維強化層の形成作業が不要とされ、あるいは軽減されることで低コスト化が促進されることになる。
(c) 本願の第3の発明では、上記(a)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5との接合部を局部的に、又は上記内殻部材1の全周に亘って、厚肉としているので、例えば、局部的に厚肉とした場合には厚肉化による重量増を可及的に抑えることができ、特に軽量化の要請の強い用途の圧力容器として好適であり、また上記内殻部材1の全周に亘って厚肉とした場合にあっては、この厚肉部分への繊維強化層の形成作業が不要とされ、あるいは軽減されることで低コスト化が促進されることになる。
(d) 本願の第4の発明では、上記(a)、(b)又は(c)に記載の効果に加えて以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、第1の発明、第2の発明、又は第3の発明に記載の構成を圧縮機ケーシングZ1,Z2又はガスボンベZ3に適用したことで、繊維強化層からなる外殻部材を備えることによる軽量化という最大の利点を維持しつつ、突起部周辺の強度性能を確保することで、全体として高い強度性能をもつ信頼性の高い圧縮機ケーシング又はガスボンベを得ることができる。
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
A: 第1の実施形態
図1には、本願発明の第1の実施形態に係る圧縮機ケーシングZ1を示している。この圧縮機ケーシングZ1は、空気調和機における冷媒圧縮に使用される圧縮機を構成するものであって、所定径の胴部Z1aと、該胴部Z1aの一端(上端)に接続された碗状形体をもつ上側の鏡板部Z1bと、該胴部Z1aの他端(下端)に接続された碗状形体をもつ下側の鏡板部Z1cを備えて構成され、その内部には圧縮機51とモータ52が収納される。
上記圧縮機ケーシングZ1は、次述する内殻部材1と外殻部材2からなる二重構造とされている。
「内殻部材1」
上記内殻部材1は、金属板、例えば、鋼板とかアルミ合金板を用いて密閉容器状に形成され、上記胴部Z1aに対応する円筒部材11の一端に上記上側の鏡板部Z1bに対応する碗状部材12を、他端に上記下側の鏡板部Z1cに対応する碗状部材13を、それぞれ溶接接合して構成される。
そして、この円筒部材11の上下両端部寄りの外周面には、吸入管53が取付けられる吸入側接続管3と吐出管54が取付けられる吐出側接続管4がそれぞれ固定される一方、上記上側の碗状部材12の頂面中央部には、ターミナル5を固定するためのターミナル固定部7が設けられている。これら吸入側接続管3と吐出側接続管4及びターミナル固定部7は、それぞれ特許請求の範囲中の「突起部」に該当する。
なお、上記円筒部材11と上下一対の碗状部材12,13は、共に、薄肉の板材(鋼板の場合、板厚2.5mm程度とされ、従来の鋼製一体型の圧縮機ケーシングにおける板厚7.5mm程度に比して、薄肉とされる)で製作されている。
上記吐出側接続管4は、図3に拡大図示するように、上記吐出管54が嵌挿される管状の嵌挿部4aと、該嵌挿部4aの一端に設けられて上記円筒部材11側の開口33部分に溶接固定される鍔状の固定部4bを備えて構成される。そして、この吸入側接続管3は、本願発明を適用して、上記固定部4bの板厚を、上記碗状部材12の板厚より大きな板厚(碗状部材12の板厚の2〜2.5倍程度の板厚)に設定するとともに、その正面視形状を、横方向(上記内殻部材1の軸方向に直交する面方向)に長軸をもつ略菱形の形状としている。この固定部4bの略菱形の形状設定は、後述するように、強化繊維を上記吐出側接続管4の周囲を通してフープ巻きする際に生じる空隙部分をカバーするためである。
この吸入側接続管3は、上記固定部4bを上記碗状部材12の上記開口33部分に衝合させた状態で、該固定部4bを上記碗状部材12側に溶接接合することで、該碗状部材12側に固定されている。
この実施形態では、上記吸入側接続管3に、均一厚さをもつ厚板状の固定部4bを一体に形成したが、係る構成に限定されるものではなく、他の実施形態においては、例えば、図5に示すように、上記吐出側接続管4と一体的形成される固定部4bを外周側に向かって板厚が漸減する形状とし、板厚の急変を緩和した構成とすることもできる。また、図6に示すように、上記吐出側接続管4の固定部4bを上記嵌挿部4aと略同径に形成する一方、上記碗状部材12の上記開口33の周辺部分を他の部分よりも厚肉に形成し、この厚肉部11aと上記吐出側接続管4の固定部4bを溶接接合する構成とすることもできる。
なお、上記吸入側接続管3の構成は、上記吐出側接続管4側の構成と同様であるので、ここでの説明を省略する。
上記ターミナル固定部7は、図1及び図2に拡大図示するように、上記碗状部材12の頂部中心部分に設けられた開口31の周辺を厚板状に形成して構成されている。
なお、この実施形態では上記ターミナル固定部7を上記碗状部材12の一部で構成しているが、係る構成に限定されるものではなく、他の実施形態では、例えば、該ターミナル固定部7を厚板材で別個に形成し、これを上記碗状部材12側に溶接固定する構成とすることもできる。
「外殻部材2」
上記外殻部材2は、繊維強化層で構成され、上記内殻部材1の外周面を一体的に覆って、該内殻部材1と共に上記圧縮機ケーシングZ1を構成する。なお、強化繊維糸としては、炭素繊維糸、ガラス繊維糸、有機高弾性率繊維(例えば、ポリアミド繊維糸)等が広く適用できるが、この実施形態のように高い耐圧強度が要求される圧縮機ケーシングZ1にあっては、特に高強度の炭素繊維糸が好適である。また、この強化繊維糸に含浸される樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂とか、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ABS樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ−4−メチルペンテン−1樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂が好適である。
ここで、この外殻部材2の形成手法であるが、ここでは樹脂を含浸させた強化繊維(炭素繊維)に張力をかけながら上記内殻部材1の外周面に巻きつけていくFW法(フィラメント・ワインディング法)を採用している。そして、図1に二点鎖線で示すように、上記内殻部材1の上記円筒部材11に対応する部分には、符号9A及び9Bで示すように、上記吐出側接続管4部分を避けながら、上記内殻部材1に対してその軸心回りに強化繊維を巻き付けるフープ巻によってフープ層が形成される。また、上記碗状部材12部分には、符号9Cで示すように、上記ターミナル固定部7部分を避けながら、上記内殻部材1に対してその軸心方向回りに(即ち、上記碗状部材12と碗状部材13に跨るように上記内殻部材1の軸心方向に)強化繊維を巻き付けるヘリカル巻によってヘリカル層が形成される。従って、上記円筒部材11部分には、フープ層とヘリカル層が重合状態で形成された構造となる。
「圧縮機ケーシングZ1」
以上のように、上記内殻部材1とその外周面を覆う外殻部材2とで構成された圧縮機ケーシングZ1は、上記外殻部材2が軽量且つ高強度という性状を有していることから、上記内殻部材1を薄肉構成としたにも拘らず、軽量性と高耐圧強度を兼ね備えることになる。
しかし、上述のようにして上記吸入側接続管3、吐出側接続管4及びターミナル固定部7の周辺に繊維強化層を形成したとしても、係る部分への強化繊維の巻き付け性は、これらのような突起物が無い部分への強化繊維の巻き付け性に比して、その信頼性が低劣になり易く、その結果、これらの部位における耐圧強度が当初予定の設計強度まで達しないことが有り得ることは既述のとおりである。
ところが、この実施形態の圧縮機ケーシングZ1においては、上述のように、突起部である上記吸入側接続管3、吐出側接続管4及びターミナル固定部7の周囲を局部的に厚肉化してその強度向上を図っていることから、この厚肉化による強度性能の向上によって、例え上記突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が、該突起部3,4,5の周辺部位の厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができ、延いては強度面における信頼性の高い圧縮機ケーシングZ1を得ることができることになる。
また、この実施形態の圧縮機ケーシングZ1では、上記吸入側接続管3、吐出側接続管4及びターミナル固定部7の周囲、即ち、繊維強化層による強度確保の信頼性が損なわれ易い部分の周囲のみを局部的に厚肉として強度向上を図っているので、厚肉化による重量増を可及的に抑えることができ、特に軽量化の要請の強い用途の圧力容器として好適である。
B: 第2の実施形態
図7には、本願発明の第2の実施形態に係る圧縮機ケーシングZ2を示している。この圧縮機ケーシングZ2は、上記第1の実施形態に係る圧縮機ケーシングZ1とその基本構成を同じにするものであって、これと異なる点は、上記第1の実施形態に係る圧縮機ケーシングZ1では上記吸入側接続管3、吐出側接続管4及びターミナル固定部7の周囲のみを局部的に他の部分よりも厚肉として該部分の強度性能を高めていたのに対して、この実施形態の圧縮機ケーシングZ2では、上記吸入側接続管3の固定部4bを、上記内殻部材1の円筒部材11の外周を巻回し得るような環状体に形成し、上記吸入側接続管3を上記円筒部材11に取付けたとき、上記固定部4bによって上記円筒部材11の外周を環状に覆うようにした点である。
係る構成によれば、該吸入側接続管3の取付部位における上記円筒部材11の強度性能が該円筒部材11の全周において向上し、それだけ圧縮機ケーシングZ2全体としての強度性能の向上が期待できる。
さらに、上記吸入側接続管3の上記固定部4bの存在によって、この厚肉部分への繊維強化層の形成作業が不要とされ、あるいは軽減されることで、上記圧縮機ケーシングZ2全体としての低コスト化が促進される。
なお、上記吸入側接続管3の構成は、上記吐出側接続管4側の構成と同様であるので、ここでの説明を省略する。
また、上記以外の構成及び作用効果は上記第1の実施形態における圧縮機ケーシングZ1の場合と同様であるので、その該当説明を援用することで、ここでの説明を省略する。
C: 第3の実施形態
図8には、本願発明の第3の実施形態に係るガスボンベZ3を示している。このガスボンベZ3は、上記吸入側接続管3及び上記吐出側接続管4が備えられていないこと、及び上記ターミナル固定部7に代えて、ガスバルブ6を取付けるためのバルブ固定部8が設けられていることを除いて、その他の構成、即ち、ガスボンベZ3が内殻部材1と外殻部材2からなる二重構造であること、上記外殻部材2の形成手法等は、上記第1及び第2の実施形態に係る圧縮機ケーシングZ1、Z2の場合と同様である。
従って、構造のガスボンベZ3においても、上記バルブ固定部8の周囲を局部的に他の部分よりも厚肉に構成することで、該バルブ固定部8の周囲部分における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が、上記バルブ固定部8の周囲の厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記バルブ固定部8の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができ、延いては強度面における信頼性の高いガスボンベZ3を得ることができる。
本願発明の第1の実施の形態に係る圧縮機ケーシングの構造を示す断面図である。 図1のII部の拡大図である。 図1のIII部の拡大図である。 図1のII部の他の構造例を示す断面図である。 図1のIII部の他の構造例を示す断面図である。 図1のIII部の他の構造例を示す断面図である。 本願発明の第2の実施の形態に係る圧縮機ケーシングの構造を示す断面図である。 本願発明の第3の実施の形態に係るガスボンベの構造を示す断面図である。
符号の説明
1 ・・内殻部材
2 ・・外殻部材
3 ・・吸入側接続管
4 ・・吐出側接続管
5 ・・ターミナル
6 ・・ガスバルブ
7 ・・ターミナル固定部
8 ・・バルブ固定部
9A〜9E ・・炭素繊維
11 ・・円筒部材
12 ・・碗状部材
51 ・・圧縮機
52 ・・モータ
53 ・・吸入管
54 ・・吐出管
Z1 ・・圧縮機ケーシング
Z2 ・・圧縮機ケーシング
Z3 ・・ガスボンベ

Claims (4)

  1. 外表面に突起部(3,4,5)が設けられた金属製の内殻部材(1)の外面を繊維強化層でなる外殻部材(2)で覆って構成される圧力容器であって、
    上記内殻部材(1)の上記突起部(3,4,5)の周辺部位における肉厚が他の部位の肉厚よりも大きく設定されていることを特徴とする圧力容器。
  2. 請求項1において、
    上記突起部(3,4,5)の上記内殻部材(1)との接合部を局部的に、又は上記内殻部材(1)の全周に亘って、厚肉としたことを特徴とする圧力容器。
  3. 請求項1において、
    上記内殻部材(1)の上記突起部(3,4,5)との接合部を局部的に、又は上記内殻部材(1)の全周に亘って、厚肉としたことを特徴とする圧力容器。
  4. 請求項1、2又は3において、
    上記圧力容器が、圧縮機ケーシング(Z1,Z2)又はガスボンベ(Z3)であることを特徴とする圧力容器。
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