JP2010095336A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく、シートを安定して転写部から定着部に搬送することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】上部稼動レバー502の2次転写部30と定着部50との間のシート搬送路Rから遠ざかる方向への移動に伴って一対の回転アーム503,504の一端部を押圧し、一対の回転アーム503,504の他端を、シート搬送路側に移動させながら、トナー像が転写されたシートPの幅方向の両端部のトナー像非転写部に臨む位置に移動させることにより、シート搬送路Rを通過するシートPのシート搬送路Rから遠ざかる方向への移動を規制する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、シートを安定して転写部から定着部に搬送するための構成に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置では、少なくとも一つ以上の像担持体に担持されたトナー像がシート(記録媒体)に転写され、トナー像が転写されたシートは定着部へ搬送され、この定着部によりシートへの画像定着が行われる。なお、この画像形成装置の定着部としては、加圧ローラと加熱ローラのローラ対を用いてシートにトナー定着するヒートローラ方式のものが多く採用されている。
ところで、このような従来の画像形成装置では、シートは転写部にて先端からトナー像が転写され、定着部へ搬送される際、シート先端が定着部に達するまで、シートの姿勢が不安定になる。また、シート先端が定着部に達した後、シートは一時的に転写部と定着部の両方に挟持されるが、シート後端が転写部を抜けた瞬間、シートの姿勢は不安定になる。
そして、このようにシートの姿勢が不安定になると、転写部−定着部の間にある装置本体内の部品や定着部を構成するローラ対にシートが不適切な姿勢で接触し、未定着画像の擦れや剥離を発生させ、画像品位の低下を誘発することがある。
ここで、従来の画像形成装置としては、転写部によって未定着画像が転写されたシートを、転写部から未定着画像を下側にして定着部に搬送するようにしたものがある。そして、このような画像形成装置においては、転写部―定着部間のシートの姿勢を安定させるため、例えば、搬送時に転写シートの未定着画像面側を、負圧吸着によって吸引保持する吸引ファンを有する搬送ガイドユニットを設けたものがある(特許文献1参照)。
なお、このような画像形成装置においては、搬送ガイドユニットによる吸引位置を転写紙面の通紙中心線から左右等距離に2個以上設置することにより、未定着画像の擦れや剥離の発生を防いでいる。
また、従来の画像形成装置としては、トナー像が転写されたシートの裏面に接触してシートを定着ロールのニップ部へ導く搬送ガイドを備え、この搬送ガイドの幅方向の中央部をシート側へ凸となるように湾曲させたものがある。そして、このような画像形成装置においては、像担持体の転写位置と定着ロールのニップ部との間でシートの転写面に接触してシートの姿勢を矯正し、シートを搬送ガイドに沿わせる矯正手段を設けたものがある。(特許文献2参照)。なお、このような画像形成装置においては、矯正手段によってシートを搬送ガイドに沿わせることにより、定着部を構成するローラ対にシートが不適切な姿勢で接触しないようにしている。
特開平11−314797号公報 特開2006−301536号公報
ところが、このような従来の画像形成装置において、吸引ファンを有する搬送ガイドユニットを設けた場合、吸引ファンの追加や吸引ファンを組み込むためのスペースが必要となる。このため、コスト面、装置自体の大型化等の課題が残り、特に昨今のプリンタ小型化のニーズへの対応に懸念がある。さらに、定着部の近くに吸引ファンが設置されることは定着部の温度コントロールに影響を与えるおそれがある。
一方、シートを定着ロールのニップ部へ導く搬送ガイドを備えた従来の画像形成装置の場合、搬送ガイドは熱を帯びているため温度が高く、シート上の未定着画像に対してプレヒート手段となることがある。このため、中央部がシート側へ凸となるように湾曲した搬送ガイドでは、定着ロールのニップ部に達する前にシート面に接触する箇所はプレヒートされ、接触しない箇所はプレヒートされないので、定着画像に光沢ムラを発生させることがある。この現象は、特に高速の画像形成を可能とするため、定着部の温度が下がりにくいようにローラ温度を高く設定している場合に発生しやすい。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みて成されたものであり、大型化することなく、シートを安定して転写部から定着部に搬送することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、トナー像をシートに転写する転写部と、前記トナー像をシート上に定着させる定着部とを備えた画像形成装置において、先端にシート当接部を有する一対のアーム部材と、シート搬送路と直交する方向に往復運動可能に設けられ、前記一対のアーム部材を駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータの往復運動に連動して前記一対のアーム部材を対称に、かつ前記シート当接部がシートに接離する方向に移動させる連動機構と、を備え、前記アクチュエータの移動に伴って前記一対のアーム部材のシート当接部を、前記シート搬送路を通過するシートの前記シート搬送路から遠ざかる方向への移動を規制するように、シート搬送路側に移動させながら前記トナー像が転写されたシートの幅方向の両端部のトナー像非転写部に臨む規制位置に移動させることを特徴とするものである。
本発明のように、一対のアーム部材によってシート搬送路を通過するシートのシート搬送路から遠ざかる方向への移動を規制することにより、大型化することなく、シートを安定して転写部から定着部に搬送することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラーレーザービームプリンタの構成を示す図である。100はフルカラーレーザービームプリンタ、101はフルカラーレーザービームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)、102はシートに画像を形成する画像形成部、50は定着部であり、この定着部50は加熱ローラ51と加圧ローラ52を備えている。
画像形成部102は、不図示のスキャナーユニットと、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ10(10y、10m、10c、10k)を備えている。また、画像形成部102は、プロセスカートリッジ10の上方に配された中間転写ユニット25を備えている。
ここで、各プロセスカートリッジ10は、感光体ドラム20(20y、20m、20c、20k)を備えている。なお、各感光体ドラム20は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータからの駆動力が伝達されることにより、時計周りに回転駆動される。
中間転写ユニット25は、駆動ローラ31及びテンションローラ31aに巻き掛けられた中間転写ベルト25aを備えている。また、中間転写ユニット25は、中間転写ベルト25aの内側に設けられ、感光体ドラム20に対向した位置で中間転写ベルト25aに当接する不図示の1次転写ローラを備えている。なお、34は中間転写ベルト25aを清掃するクリーニング部である。
ここで、中間転写ベルト25aは、フィルム状部材で構成されると共に各感光体ドラム20に接するように配置され、不図示の駆動部により駆動される駆動ローラ31により矢印方向に回転するようになっている。そして、この中間転写ベルト25aに1次転写ローラによって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の負極性を持つ各色トナー像が順次中間転写ベルト25aに多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはフルカラー画像が形成される。
なお、中間転写ユニット25の駆動ローラ31と対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたフルカラー画像をシートPに転写する2次転写部30を構成する2次転写ローラ32が設けられている。
さらに、この2次転写ローラ32の上部に定着部50が配置され、この定着部50の左上部には排紙冷却ローラ対62及び排紙ローラ対63及び両面反転部90が配置されている。そして、この両面反転部90は、正逆転可能な反転ローラ対92と、不図示の切換部材を備えている。
なお、図1において、97は画像形成部102により片面に画像が形成されたシートの裏面に画像を形成するため、シートの表裏を反転させて再び画像形成部へ導くための再給紙搬送路である。
次に、このように構成された画像形成装置100の画像形成動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、まず不図示のパソコン等からの画像情報に基づき不図示のスキャナーユニットはレーザ光を照射し、表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光ドラム20の表面を順次露光して感光ドラム上に静電潜像を形成する。この後、この静電潜像をトナーにより現像し、可視化する。
例えば、まず感光ドラム20yに、スキャナーユニットからイエロー成分色の画像信号によるレーザ光を照射し、感光ドラム20y上にイエローの静電潜像を形成する。そして、このイエローの静電潜像を、現像器からのイエロートナーにより現像し、イエロートナー像として可視化する。
次に、このトナー像が感光ドラム20yの回転に伴って感光ドラム20yと中間転写ベルト25aとが当接する1次転写部に到来すると、感光ドラム上のイエロートナー像が中間転写ベルト25aに転写される。
次に、中間転写ベルト25aのイエロートナー像を担持した部位が移動すると、このときまでに上記と同様な方法で感光体ドラム20m上に形成されたマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト25aに転写される。同様に、中間転写ベルト25aが移動するにつれて、それぞれ1次転写部においてシアントナー像、ブラックトナー像が、イエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト25a上にフルカラートナー画像が形成される。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット1に収容されたシートPがピックアップローラ41により送り出される。そして、このシートPは、この後、ピックアップローラ41と共に給紙部40を構成する分離・搬送ローラ対42により1枚ずつに分離されてレジストローラ対43まで搬送される。
次に、レジストローラ対43により斜行を補正された後、2次転写部30で中間転写ベルト上のフルカラートナー像とシートPの位置を合わせるようにレジストローラ対43が駆動される。これにより、シートPは2次転写部30まで搬送され、2次転写部30にて、2次転写ローラ32に印加した2次転写バイアスにより、フルカラートナー像がシートP上に一括して転写される。
次に、このようにフルカラートナー像が転写されたシートPは、ヒートローラ方式の定着部50に搬送される。そして、この定着部50に設けられた加熱ローラ51と加圧ローラ52により、熱及び圧力を受けて各色のトナーが溶融混色し、シートPにフルカラーの画像として定着される。
この後、このように画像が定着されたシートPは、定着排紙ローラ対53で定着熱を冷却され、排紙部60へ搬送される。なお、2次転写部30でシートPに転写し切れなかったトナーは、中間転写ベルト25aに接触するクリーニング部34のトナー分離用部材によって中間転写ベルト25aから分離される。
これにより、以降のシートPに転写するトナー画像を中間転写ベルト25aに再びトナー画像形成するのに残トナーが弊害となることを防止する。また、クリーニング部34によって回収されたトナーは、不図示のトナー搬送経路を介して、廃トナー集積部39に蓄積される。
次に、片面印刷を行う場合には、排紙積載部70への搬送経路と、両面印刷時に使用する一度機外に排出されたシートを機内に再搬送する反転部90への搬送路とを切り替える切換部材61を図1に示す位置に移動させる。これにより、定着排紙ローラ対53で冷却されたシートPは排紙冷却ローラ対62に搬送されて再冷却され、この後、排紙ローラ対63により排紙積載部70を構成するシート排出方向と平行な排紙トレイ71に、画像面を下に向けて排紙される。
ところで、本実施の形態のフルカラーレーザービームプリンタ100は、シートの両面に画像を形成することができるようになっている。そして、シートの両面に画像を形成する場合には、切換部材61を不図示のソレノイド等の駆動機構により時計方向に回動させる。
これにより、シートPは、まず定着排紙ローラ53の搬送力により反転部搬送ローラ対91へ搬送される。次に、反転部搬送ローラ対91へ搬送されたシートPは、反転ローラ対92に搬送された後、反転ローラ対92の順回転により一度機外へ排出され、反転トレイ80へ搬送される。この後、シートPの後端が反転部搬送ローラ対91を抜け、シート搬送順方向経路と再給紙搬送路97との分岐点を越えた後、反転ローラ対92の逆回転により再給紙搬送路97へ送り込まれる。
次に、シートPは再給紙搬送路97へ搬送されると、反再給紙搬送ローラ対93、94、95を介して再給紙部96へ搬送される。再給紙部96に搬送されたシートPはレジストローラ対43に搬送され、レジストローラ対43により斜行を補正された後、中間転写ベルト25aに1次転写されたトナー画像の先端にタイミングを合わせて2次転写部30へ再給紙される。この後、2次転写部30、定着部50、排紙部60を経て排紙積載部70へ搬送され、積載される。
ところで、例えば図1に示すようにシートの剛性に関する情報、本実施の形態においては、シートの厚さ情報を検知するためのセンサSを給紙部40と2次転写部30の間に配置している。また、2次転写部30と定着部50の間に設けられたシート搬送路Rには、2次転写部30から定着部50に向かうシートPの姿勢を規制する図2及び図3に示すようなシート規制部500が配置されている。
ここで、このシート規制部500は、シート搬送路Rのガイド面を構成するガイド部材である搬送ガイド35に対向して設けられると共に、シート搬送方向と直交する方向に稼動(往復運動)する上部及び下部稼動レバー502,505を備えている。また、上部稼動レバー502と接触(係合)するボス503a,504aを有し、ボス503a,504aより内側に回転中心520を有し、上部稼動レバー502に誘導されて回転中心520を基点に回転可能な一対の回転アーム503,504を有している。さらに、下部稼動レバー505と接触(係合)するボス506a,507aを有し、ボス506a,507aより内側に回転中心520を有し、下部稼動レバー505に誘導されて回転中心520を基点に回転可能な2つ回転アーム506,507を有している。
なお、この4つの回転アーム503,504、506,507の先端には、シートと当接するシート当接部を構成する、回転可能な回転部材の一例として拍車508,509が設けられている。なお、501は回転基準材であり、この回転基準材501に回転中心520が垂設されている。
ここで、上部稼動レバー502は、不図示の駆動部により往復移動可能(往復運動可能)となっている。そして、上部稼動レバー502は、シート搬送路Rから遠ざかる方向に移動する際、一端に設けられたボス503a,504aを介して回転アーム503,504を押圧し、同じ方向に移動させる。また、下部稼動レバー505は、不図示の駆動部により往復移動可能となっており、シート搬送路Rから遠ざかる方向に移動する際、ボス506a,507aを介して回転アーム506,507を押圧し、同じ方向に移動させる。
このように、上部及び下部稼動レバー502,505が移動すると、同じ回転中心(揺動中心)520を有し、交差して配された一対のアーム部材である回転アーム503,504、506,507は、これに伴って対称的に移動する。また、このアクチュエータである上部及び下部稼動レバー502,505の回転アーム503,504,506,507の押圧量は、入力部であるセンサSから入力されるシートの剛性に関する情報であるシートの厚さ情報に応じて不図示の制御部により制御される。
なお、本実施の形態においては、これら2対(複数対)のアーム部材である上部回転アーム503,504及び下部回転アーム506,507は、シートサイズに応じて一つを選択的に使用するようにしている。即ち、上部回転アーム503,504は、A3、LDRに代表される大サイズのシートのシート姿勢規制に使用され、下部回転アーム506,507は、A4、LTRに代表される小サイズのシートのシート姿勢規制に使用される。このため、上部回転アーム503,504の拍車508の位置は、下部回転アーム506,507の拍車509の位置よりも外側に設置されている。
次に、このような構成のシート規制部500のシート姿勢規制動作について説明する。
まず、給紙カセット1に大サイズのシートが収納されている場合について説明する。なお、シートのサイズ情報は、給紙カセット1に設けられた不図示のサイズセンサからの出力、あるいは操作部から入力されるものとする。
この場合、シートPが給紙部40を経てレジストローラ対43に到達すると、センサSにより、その種類(厚さ)が検知される。そして、この情報に基づき不図示の制御部は、不図示の駆動系を介して上部稼動レバー502をシート搬送路から遠ざかる方向に移動する。なお、この情報に基づき上部及び下部稼動レバー502,505を異なる量だけシートPの画像形成面から離間する方向に移動させるようにしても良い。
ここで、図1に示すフルカラーレーザービームプリンタ100は、転写部−定着部間において、シートを上方に搬送しなくてはならないため、薄紙や普通紙は拍車508,509と対向する搬送ガイド35との搬送幅を小さくすることが望ましい。このため、センサSで検知された結果が、薄紙、普通紙等のこしが弱いシートであった場合は、上部稼動レバー502の稼動量(移動量)を大きく取るようにする。これにより、上部回転アーム503,504のシート搬送路側への移動量が増加する。
そして、このように上部稼動レバー502が移動すると、図4及び図5の(a)及び(b)に示すように、先端に拍車508が取り付けられた上部回転アーム503,504のボス503a,504aが上部稼動レバー502により押圧される。これにより、上部回転アーム503,504は、シート搬送路側へ移動しながら回転中心520を基点に、拍車508が対向する搬送ガイド35に近づくように回転する。
なお、図5の(a)において、503cは回転アーム503に形成されたガイド孔であり、上部稼動レバー502により押圧されたボス504aはガイド孔503cに沿って移動し、回転アーム504は、このボス504aの移動に伴って回転する。また、上部回転アーム503,504は、不図示の付勢手段により、シート搬送路側に付勢されており、上部稼動レバー502は、この付勢手段に抗しながら上部回転アーム503,504を押圧する。
500Aは、上部稼動レバー502の往復運動に連動して回転アーム503,504を対称に、かつ先端がシートに接離すると共に互いに接離する方向に移動させる連動機構である。ここで、この連動機構500Aは、回転アーム503,504のボス503a,504a、回転アーム503に形成されたガイド孔503c、回転中心520を有する回転基準材501により構成される。なお、後述するように下部稼動レバー505が往復運動すると、この連動機構と同じ構成の連動機構により、回転アーム506,507は対称に、かつ先端がシートに接離すると共に互いに接離する方向に移動する。
ここで、トナーの載り量や画像構成によって二次転写部30と定着部50の間でシートPの搬送速度は異なるため、2次転写部30と定着部50の間でシートPの姿勢が不安定となる場合がある。しかし、このようにシートPの姿勢が不安定となった場合でも、上部回転アーム503,504が回転すると、例えば図5の(b)に示すように転写部−定着部間において回転アーム503,504がシートPと当接する。なお、このとき上部回転アーム503,504が当接するのは、シートPに転写された未定着画像の外側、即ちシートPの幅方向の両端部に位置する余白部分(トナー像非転写部)である。
このように、拍車508がシートPの余白部分に接触し、姿勢を修正することにより、シートPのシート搬送路側への移動が規制される。これにより、2次転写部30を通過した後、シートPが定着部50の前のクリーニング部34や加熱ローラ51に接触するのを防止することができ、シート上の未定着画像に筋や雲状の擦れ跡が発生するのを防止することができる。
また、シート先端が2次転写部30を抜けた後、あるいはシートPが2次転写部30と定着部50の両方に挟持された後、2次転写部30を抜けたと同時にシートPの後端の挙動が不安定となる。しかし、この場合も、拍車508がシートPの余白部分に接触することにより、シートPがクリーニング部34や加熱ローラ51に接触するのを防止することができる。これにより、シート上の未定着画像に筋や雲状の擦れ跡が発生するのを防止することができる。
一方、センサSによりシートが厚紙と検知された場合、厚紙は薄紙や普通紙に比べてシートPのこしが強いため、すなわち剛性が大きいため2次転写部30と定着部50の間を搬送中のシートPの姿勢は比較的安定している。従って、この場合は、薄紙や普通紙の時より上部稼動レバー502の稼動量を変更して小さくし、先端を拍車508で構成された上部回転アーム503,504の突出量を少なくする。
次に、給紙カセット1に小サイズのシートが収納されている場合について説明する。この場合、大サイズシートの時に使用した上部回転アーム503,504では拍車508の先端がシートPの余白に一致しない。したがって、この場合、拍車509の位置が、上部回転アーム503,504の拍車508の位置より内側に設置された下部回転アーム506,507を用いる。
このため、シートPが給紙部40を経てレジストローラ対43に到達すると、センサSにより、その種類を検知され、その情報に基づき制御部は駆動系を介して下部稼動レバー505をシート搬送路から遠ざかる方向に移動する。なお、センサSで検知された結果が、薄紙、普通紙等のこしが弱いシートであった場合は、下部稼動レバー505の稼動量を大きく取るようにする。
そして、このように下部稼動レバー505が移動すると、図6及び図7の(a)及び(b)に示すように、先端に拍車509が取り付けられた下部回転アーム506,507のボス506a,507aが下部稼動レバー505により押圧される。これにより、下部回転アーム506,507は、対向する搬送ガイド35に近づくように回転する。なお、下部稼動レバー505による押圧により下部回転アーム506,507が回転する構成は、既述した上部回転アーム503,504が回転する構成と同様である。
ここで、このように下部回転アーム506,507が回転すると、シートPの姿勢が不安定となった場合でも、例えば図7の(b)に示すように転写部−定着部間において下部回転アーム506,507がシートPと当接する。このとき下部回転アーム506,507が当接するのは、シートPに転写された未定着画像の外側、即ちシートPの余白部分である。
なお、センサSによりシートが厚紙と検知された場合、薄紙や普通紙の時より下部稼動レバー505の稼動量を小さくし、先端が拍車508で構成された下部回転アーム506,507の突出量を少なくする。
これにより、大サイズシートの時同様、2次転写部30と定着部50の間を搬送中のシートPの姿勢が不安定になることを防止し、シートPがクリーニング部34や加熱ローラ51に接触するのを防止することができる。この結果、シート上の未定着画像に筋や雲状の擦れ跡が発生するのを防止することができる。
このように、本実施の形態においては、回転アーム503,504,506,507をシート搬送路側に移動させながら、トナー像が転写されたシートの幅方向の両端部のトナー像非転写部に臨む位置(規制位置)に移動させるようにしている。これにより、シート搬送路Rを通過するシートのシート搬送路Rから遠ざかる方向への移動を規制することができ、大型化することなく、シートを安定して2次転写部30から定着部50に搬送することができる。
また、シートの種類やサイズに応じて、その突出量(移動量)や移動位置を変化させることにより、拍車508,509が直接画像面に接触して破線等で構成された筋を画像に残さない画像搬送が出来る。この結果、安定したシート搬送を可能とする高速印刷が可能で、かつ定着性を確保したフルカラーレーザービームプリンタ(画像形成装置)100の提供が可能となる。
また、シートの種類やサイズに応じて、その突出量(移動量)や移動位置を変化させることにより、シートを定着部50に導く搬送ガイド35に凸部を形成する必要がなくなる。この結果、搬送ガイド35がプレヒート手段となることはなくなり、定着画像に光沢ムラが発生するのを抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8及び図9は、本実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する図である。なお、図8及び図9において、既述した図2及び図3と同一符号は、同一または相当部分を示している。
図8及び図9において、513、514は交差して配された一対のアーム部材である回転アーム、511はカム溝511aを有するカムベースである。回転アーム513,514は、カムベース511に突設された円柱ボス511bを回転中心(揺動中心)としてカムベース511に回転自在に保持されている。また、回転アーム513,514の一端にはシートに接触して回転可能な拍車508が設けられ、他端にはカム溝511aに挿入される円柱ボス513a,514aが設けられている。
512は回転アーム513,514を回転させるためのアクチュエータである2本の稼動レバーであり、この稼動レバー512は、それぞれ円柱ボス513a,514aを介して回転アーム513,514とリンクしている。ここで、この稼動レバー512は、不図示の駆動部により、カム溝511aに挿入された回転アーム513,514の円柱ボス513a,514aと一体にカム溝511aに沿って移動可能となっている。
これにより、稼動レバー512がシート搬送路Rから離れる方向に移動すると、ボス503a,504aを介して回転アーム513,514も、カム溝511aに沿って移動する。このように、円柱ボス511bを同じ回転中心(揺動中心)とし、交差して配された回転アーム513,514は、稼動レバー512が移動すると、これに伴ってカム溝511aに沿って移動する。
500Bは、稼動レバー512に連動して回転アーム513,514を対称に、かつ先端がシートに接離すると共に互いに接離する方向に移動させる連動機構である。ここで、この連動機構500Bは、回転アーム513,514の円柱ボス513a,514a、カム溝511aを有するカムベース511、円柱ボス511bにより構成される。
次に、このような構成の本実施の形態に係るシート規制部のシート姿勢規制動作について説明する。
まず、給紙カセット1に大サイズのシートが収納されている場合について説明する。この場合、シートPが給紙部40を経てレジストローラ対43に到達すると、センサSにより、その種類(厚さ)が検知される。この情報に基づき不図示の制御部は、不図示の駆動系を介して稼動レバー512をシート搬送路Rから離れる方向に移動する。
そして、稼動レバー512が移動すると、図10及び図11の(a)及び(b)に示すように、先端に拍車508が取り付けられた回転アーム513,514のボス503a,504aがカムベース511に形成されたカム溝511aに沿って移動する。
この結果、回転アーム513,514は、それぞれ円柱ボス511bを回転中心として拍車508が対向する搬送ガイド35に近づくように回転する。なお、回転アーム513,514が図11の(a)に示す位置にあるとき、拍車508は大サイズシートPの両端、即ち未定着画像より外側のシート余白部分の位置に一致するようになっている。
これにより、2次転写部30と定着部50の間を搬送中のシートPの姿勢が不安定になることを防止し、シートPがクリーニング部34や加熱ローラ51に接触するのを防止することができる。この結果、シート上の未定着画像に筋や雲状の擦れ跡が発生するのを防止することができる。
次に、給紙カセット1に小サイズのシートが収納されている場合について説明する。この場合、回転アーム513,514の位置が大サイズシートの位置の場合には、拍車508の先端はシートPの余白部分に一致しない。このため、この場合は、センサSにより、その種類(厚さ)が検知されると、まず不図示の制御部は、不図示の駆動系を介して稼動レバー512をシート搬送路Rから離れる方向に移動する。
この後、図12及び図13の(a)及び(b)に示すように、稼動レバー512をシートの幅方向へスライドさせる。ここで、カム溝511aは、シートサイズにかかわらず一対の回転アーム513,514の他端をシートの幅方向の両端部のトナー像非転写部に臨む位置に移動させることが可能な形状を有している。
このため、このような稼動レバー512のスライドに伴い、回転アーム513,514は、カムベース511の円柱ボス511bを中心としてボス503a,504aが設けられた側が左右に移動して開く。これに伴い、回転アーム513,514の拍車508が設けられた側の端部は、幅方向に間隔が狭くなる方向に移動する。
これにより、小サイズシートの両端、即ち未定着画像より外側のシート余白部分の位置に一致するに位置に拍車508を移動させることができる。この結果、シートPの姿勢が2次転写部30と定着部50の間で不安定になることを防止し、シートの搬送安定化を実現することができる。
このように、本実施の形態においては、一端部をカム溝511aに沿って移動させることにより、回転アーム513,514の他端をシート搬送路側に移動させながら、トナー像が転写されたシートの両端部の余白部分に臨む規制位置に移動させるようにしている。つまり、カム溝511aにより、一対の回転アーム513,514を案内しながら回転アーム513,514の他端を規制位置に対称的に移動させるようにしている。これにより、大型化することなく、シートを安定して2次転写部30から定着部50に搬送することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図14及び図15は、本実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する図である。なお、図14及び図15において、既述した図2及び図3と同一符号は、同一または相当部分を示している。
図14及び図15において、521、522は交差して配された一対のアーム部材である回転アームであり、この回転アーム521,522は、回転基準材501に突設された円柱ボス501aにより回転基準材501に回転自在に保持されている。ここで、本実施の形態において、回転アーム521,522の一端にはボス521a,522aが設けられている。
そして、稼動レバー502がシート搬送路Rから離れる方向に移動すると、ボス521a,522aを介して回転アーム521,522を押圧し、同じ方向に移動させる。このように、稼動レバー502が移動すると、円柱ボス501aを同じ回転中心(揺動中心)とし、交差して配された回転アーム521,522は、これに伴って回転移動する。
500Cは、稼動レバー502に連動して回転アーム521,522を対称に、かつ先端がシートに接離すると共に互いに接離する方向に移動させる連動機構である。ここで、この連動機構500Cは、回転アーム521,522のボス521a,522a、回転アーム522に形成されたガイド孔522d、回転中心501aを有する回転基準材501により構成される。
また、この回転アーム521,522の他端部には、円柱ボス501aに向かう方向に、シートに臨む少なくとも2つ、本実施の形態においては、2つの突部521b,521c、522b,522cが設けられている。そして、この2つの突部521b,521c、522b,522cのうち内側の突部521c,522cには拍車509が取り付けられている。
一方、外側の突部521b,522bの先端部分は上下方向に回動自在な先端アーム523により構成されており、この先端アーム523には拍車508が取り付けられている。即ち、外側に位置している拍車508は、回転アーム521,522に上下方向に回動可能に設けられた先端アーム523を有する突部521b,522bを介して回転アーム521,522に上下方向に回動自在に保持されている。ここで、外側に位置している拍車508は、大サイズシートのシート幅に対応する位置に設けられ、内側に位置している拍車509は、小サイズシートのシート幅に対応する位置に設けられている。
次に、このような構成の本実施の形態に係るシート規制部のシート姿勢規制動作について説明する。
まず、給紙カセット1に大サイズのシートが収納されている場合について説明する。この場合、シートPが給紙部40を経てレジストローラ対43に到達すると、センサSにより、その種類を検知される。この情報に基づき不図示の制御部は、不図示の駆動系を介して稼動レバー502をシート搬送路Rから離れる方向に移動する。
そして、このように稼動レバー502が移動すると、図16及び図17の(a)及び(b)に示すように、回転アーム521,522のボス521a,522aが稼動レバー502により押圧される。これにより、回転アーム521,522は、それぞれ拍車508,509が対向する搬送ガイド35に近づくように回転基準材501の円柱ボス501aを回転中心に回転する。
ここで、このように回転すると、回転アーム521,522の先端に配置された先端アーム523の先端に位置する拍車508は大サイズシートの未定着画像面より外のシート余白の位置に臨む位置に移動し、搬送ガイド35と一定の搬送幅を構成する。これにより、2次転写部30と定着部50の間を搬送中のシートPの姿勢が不安定になった場合には、シートPの余白部分に拍車508が接触し、シートPの姿勢を安定させることができる。
次に、給紙カセット1に小サイズのシートが収納されている場合について説明する。この場合、外側の拍車508ではシートPの姿勢を安定させることができない。このため、この場合は、センサSにより、その種類を検知されると、不図示の制御部は、不図示の駆動系を介して稼動レバー502をシート搬送路Rから離れる方向に移動し、回転アーム521,522を回転させる。
これにより、まずアーム先端に取り付けられた拍車508は、図16及び図17の(a)及び(b)に示す位置に達し、この後、図18及び図19の(a)及び(b)に示すように対向する搬送ガイド35に圧接する。ここで、拍車508は回動自在な先端アーム523に取り付けられているので、拍車508が搬送ガイド35に圧接すると、先端アーム523が、例えば図20及び図21の(a)及び(b)に示すようにシート搬送方向(上方向)に回動する。
この後、更に回転アーム521,522が回転すると、拍車509が小サイズシートのシート余白に一致する位置で停止する。これにより、小サイズシートの両端、即ち未定着画像より外側のシート余白部分の位置に一致するに位置に拍車509を移動させることができる。この結果、シートPの姿勢が2次転写部30と定着部50の間で不安定になることを防止し、シートの搬送安定化を実現することができる。
このように、本実施の形態においては、小サイズシートを搬送する場合には、大サイズシートを搬送する際に使用される拍車508を回動させながら、拍車509を小サイズシートのシート余白に一致する位置で停止させるようにしている。これにより、大型化することなく、シートを安定して2次転写部30から定着部50に搬送することができる。
なお、これまでの説明において、シートのサイズ情報は、給紙カセット1に設けられた不図示のサイズセンサからの出力、あるいは操作部から入力されるものとしたが、本発明は、これに限らない。例えば、少なくとも、転写部の下流にシートサイズを検知するセンサを設け、このセンサからの出力に基づいて既述したように稼動レバーの移動量、言い換えれば回転アームのシート搬送路側への移動量及び回転量を制御するようにしても良い。また、これまでの説明において、シートの剛性に関する情報をセンサSにより入力するようにしたが、シートの剛性に関する情報を操作部から入力するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラーレーザービームプリンタの構成を示す図。 上記フルカラーレーザービームプリンタに設けられたシート規制部の構成を説明する第1の図。 上記シート規制部の構成を説明する第2の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する第1の図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する第2の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する第1の図。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置に設けられたシート規制部の構成を説明する第2の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の大サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第1の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第2の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第3の図。 上記シート規制部の小サイズのシートに対するシート姿勢規制動作を説明する第4の図。
符号の説明
30 2次転写部
34 クリーニング部
35 搬送ガイド
50 定着部
100 フルカラーレーザービームプリンタ
102 画像形成部
500 シート規制部
501 回転基準材
501a 円柱ボス
502 上部稼動レバー
503,504 回転アーム
505 下部稼動レバー
506,507 回転アーム
508,509 拍車
511 カムベース
511a カム溝
511b 円柱ボス
512 稼動レバー
513,514 回転アーム
520 回転中心
521,522 回転アーム
521b,521c 突部
522b,522c 突部
523 先端アーム
P シート
R シート搬送路
S センサ

Claims (12)

  1. トナー像をシートに転写する転写部と、前記トナー像をシート上に定着させる定着部とを備えた画像形成装置において、
    先端にシート当接部を有する一対のアーム部材と、
    シート搬送路と直交する方向に往復運動可能に設けられ、前記一対のアーム部材を駆動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータの往復運動に連動して前記一対のアーム部材を対称に、かつ前記シート当接部がシートに接離する方向に移動させる連動機構と、を備え、
    前記アクチュエータの移動に伴って前記一対のアーム部材のシート当接部を、前記シート搬送路を通過するシートの前記シート搬送路から遠ざかる方向への移動を規制するように、シート搬送路側に移動させながら前記トナー像が転写されたシートの幅方向の両端部のトナー像非転写部に臨む規制位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記一対のアーム部材は、同じ揺動中心を有し、前記シート搬送路から遠ざかる方向へ移動する前記アクチュエータに係合し、前記シート当接部が前記規制位置に対称的に移動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記規制位置に移動した際のシートに対する幅方向の位置が異なる複数対の前記一対のアーム部材を備え、
    シートサイズに応じて前記複数対の一対のアーム部材の一つを選択することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記一対のアーム部材のシート当接部に回転部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記一対のアーム部材の先端部に、前記揺動中心に向かう方向にシートに臨む少なくとも一対の突部を設け、かつ前記少なくとも一対の突部のうちの外側の突部は回動可能とし、
    シートサイズに応じて前記外側の突部を回動させながら、内側に位置する前記突部を前記規制位置に移動させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記シート搬送路を構成するガイド部材を備え、
    シートサイズに応じて前記外側の突部を前記ガイド部材に圧接させて回動させることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記少なくとも一対の突部に回転部材を設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 前記アクチュエータを移動させる駆動部と、
    シートの剛性に関する情報を入力する入力部と、
    前記アクチュエータの駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、シートの剛性に応じて前記一対のアーム部材のシート当接部の前記シート搬送路側への移動量を変更することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記一対のアーム部材の一端の移動を案内するカム溝を備え、
    前記一対のアーム部材は、前記アクチュエータの前記シート搬送路から遠ざかる方向への移動に伴って前記カム溝により案内されながら移動すると、前記シート当接部が前記規制位置に対称的に移動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記カム溝は、前記一対のアーム部材のシート当接部をシートサイズに応じた前記規制位置に移動させることが可能な形状を有していることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記一対のアーム部材のシート当接部に回転部材を設けたことを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置。
  12. 前記アクチュエータの一端部を前記カム溝に沿って移動させる駆動部と、
    シートの剛性に関する情報を入力する入力部と、
    前記駆動部の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、シートの剛性に応じて前記一対のアーム部材の前記シート搬送路側への移動量を変更することを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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