JP2010092278A - マイクロコンピュータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォッチドッグタイマを内蔵するマイクロコンピュータにおいてプログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率の向上を図る。
【解決手段】マイクロコンピュータ(10)は、CPU(101)と、ウォッチドッグタイマ(111)と、デバッグモジュール(105)を含む。上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビットを有する設定部と、上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部とを含む。上記デバッグモジュールは、上記ブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレークを要求する。これによりCPUでは、ユーザモードからエミュレーションモードに遷移されるため、CPUの内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができ、プログラムデバッグ効率の向上を達成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウォッチ・ドック・タイマを備えたマイクロコンピュータにおいて、プログラムデバッグ効率の向上を図るための技術に関する。
一般にマイクロコンピュータ(マイクロプロセッサ、データプロセッサ、あるいはデータ処理装置などと称されることもある)には、例えば特許文献1に示されるように、ウォッチ・ドック・タイマが内蔵される。ウォッチドッグタイマは、メインのプログラムがハングアップなどの不正な状態に陥ってしまい規則的なウォッチドッグ操作(「サービスパルス」の書き込み)が行なわれなかった場合にシステムをリセットし、ハングアップしたシステムを正常動作に戻すことを目的としている。組込用のマイクロコンピュータにおいても、このウォッチドッグタイマが内蔵されている場合には、カウンタがオーバーフローした時にリセット、もしくは割り込みを発生させることができる。
特開2006−227742号公報
しかしながら、従来のウォッチドッグタイマでは、リセット発生モードにおいて異常が発生してリセットが起きた場合にレジスタ値が初期化されてしまう。このため、異常が起きた際の解析が難しかった。また、ウォッチドッグタイマを割り込み発生モードにした場合には、CPU(中央処理装置)が割り込みを受け付けない状態でハング・暴走した場合には割り込みが起きないことになってしまう。また、ウォッチドッグタイマによって発生された割り込みがノンマスカブル割り込み(ハードウエア割り込みの一種で、発生を禁止できない割り込みを意味する)の場合には、割り込み禁止期間でも割り込みは受け付けられるが、割り込みが発生した時のプログラムカウンタ、ステータスレジスタの情報が消えてしまうため、異常が起きた際の解析が不可能になる。このように従来のウォッチドッグタイマは、プログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率の見地から機能的に十分とはいえないことが本発明者によって見いだされた。
本発明の目的は、ウォッチドッグタイマを内蔵するマイクロコンピュータにおいてプログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率の向上を図るための技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、マイクロコンピュータは、CPUと、ウォッチドッグタイマと、デバッグモジュールを含む。上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビットを有する設定部と、上記設定部における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部とを含む。上記デバッグモジュールは、上記ブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレークを要求する。これによりCPUでは、ユーザモードからエミュレーションモードに遷移されるため、CPUの内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができ、このことが、プログラムデバッグ効率の向上を達成する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ウォッチドッグタイマを内蔵するマイクロコンピュータにおいてプログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率の向上を図るための技術を提供することができる。
1.代表的な実施の形態
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係るマイクロコンピュータ(10)は、ユーザプログラム実行による第1モードと、エミュレーションプログラム実行による第2モードとを有し、ブレーク要求に応じて、上記第1モードから上記第2モードに遷移可能なCPU(101)と、所定のクロック信号をカウントし、そのカウント状態がオーバーフローした場合にオーバーフロー信号をアサートするウォッチドッグタイマ(111)とを含む。さらにマイクロコンピュータ(10)は、上記ユーザプログラムのデバッグ処理を行うデバッグモジュール(105)を含む。上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビットを有する設定部(66)と、上記設定部における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部(63)とを含む。上記デバッグモジュール(105)は、上記ブレーク制御部からの上記ブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレークを要求する。
上記の構成によれば、ブレーク要求に呼応してCPU(101)では、それまでのユーザプログラム実行によるユーザモードからエミュレーションプログラム実行によるエミュレーションモードに遷移されるため、オンチップデバッギングエミュレータ(50)により、CPU(101)の内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができ、それにより、プログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率を向上させることができる。
〔2〕上記〔1〕において、上記CPUが複数設けられる場合には、上記デバッグモジュールは、上記ブレーク制御部からの上記ブレーク処理の指示に応じて、上記複数のCPUの全てにブレークを要求するように構成することができる。
〔3〕また、マイクロコンピュータ(10)は、上記CPU(101)と、上記ウォッチドッグタイマ(111)と、上記デバッグモジュール(105)と、内部保持情報を外部出力可能なインタフェース(115)とを含んで構成することができる。このとき、上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビット、及びリセットビットを有する設定部(66)と、上記設定部における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部(63)と、上記設定部における上記リセットビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにリセット処理を指示するリセット制御部(62)とを含んで構成する。上記デバッグモジュールは、上記ブレーク制御部からのブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレーク要求を行い、上記リセット制御部からのリセット処理の指示に応じてシステムリセット前に上記インタフェースを介して上記内部保持情報を外部出力する。
〔4〕上記インタフェースは、JTAG標準方式によるインタフェースとすることができる。
2.実施の形態の説明
次に、実施の形態について更に詳述する。
図1には、本発明にかかるマイクロコンピュータの構成例が示される。
図1に示されるマイクロコンピュータ10は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板に形成される。そしてこのマイクロコンピュータ10は、プログラム・データ等の格納用に外部に配置されたメモリ例えば、クロック信号の立上がり時と立下がり時の両方が利用されるDDR(Double Data Rate)メモリ20、読み出し専用のROM(Read Only Memory)30、及びランダムアクセス可能なSRAM(Static Random Access Memory)40に結合される。また、マイクロコンピュータ10で実行されるユーザプログラムのオンチップデバッグが行われる場合、マイクロコンピュータ10にオンチップデバッギングエミュレータ50が接続される。オンチップデバッギングエミュレータ50は、ユーザシステムに実装されたマイクロコンピュータ10内のデバッグ機能を利用してデバッグを行うため、実チップでのリアルタイムデバッグが可能とされる。尚、オンチップデバッギングエミュレータ50は、USBインタフェース等により、図示されないパーソナルコンピュータ等に接続され、このパーソナルコンピュータを介してオンチップデバッギングのための各種設定を行うことができる。
上記マイクロコンピュータ10は、特に制限されないが、CPU101、キャッシュメモリ102、MMU(Memory Management Unit)103、デバッグモジュール105、デバッグ用メモリ106、DDRバスステートコントローラ107、バスステートコントローラ108、タイマ109、シリアルインタフェース110、ウォッチドッグタイマ111、クロック発振回路112、割り込みコントローラ113、DMA(Direct Memory Access)コントローラ114、及びJTAG(Joint European Test Action Group)インタフェース115を含む。CPU101は、予め設定されたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。また、CPU101は、ユーザプログラム実行による第1モードと、エミュレーションプログラム実行による第2モードとを有し、ブレーク要求に応じて、上記第1モードから上記第2モードに遷移可能とされる。キャッシュメモリ102は、使用頻度の高いデータを蓄積しておくことにより、低速なメインメモリへのアクセスを減らすために設けられる。MMU103は、上記CPU101の制御下でメモリ管理を行う。内蔵メモリ104は、ROMやRAMとされ、CPU10で実行されるユーザプログラムや各種データが格納される。デバッグモジュール105は、ユーザプログラムのデバッグ処理を行う。このデバッグ処理には、上記CPU101へのブレーク要求が含まれる。デバッグ用メモリ106には、エミュレーションプログラムが格納されており、上記CPU101によってこのデバッグ用メモリ106内のエミュレーションプログラムが実行されることによりエミュレーションが可能とされる。DDRバスステートコントローラ107は、CPU101によって上記DDRメモリ20がアクセスされる際のバスステート制御を行う。バスステートコントローラ108は、CPU101によって上記ROM30やSRAM40などがアクセスされる際のバスステート制御を行う。タイマ109は上記CPU101での演算処理に必要な時間測定を可能にする。シリアルインタフェース110は、外部との間でシリアル通信を可能とする。ウォッチドッグタイマ111は、後に詳述するように、内部に設けられたカウンタで所定のクロック信号をカウントし、そのカウント状態がオーバーフローした場合にオーバーフロー信号をアサートする機能を有する。クロック発振回路112は、発振動作によりクロック信号を形成する。形成されたクロック信号はマイクロコンピュータ10の各部に供給される。割り込みコントローラ113は、上記CPU101への割り込みを所定の優先順位に従って制御する。DMAコントローラ114は、上記CPU101を介すことなくデータ転送を行うためのDMA転送を制御する。JTAGインタフェース115は、JTAGにおけるバウンダリスキャンテストのためのシリアル通信を可能にする。
図2には、上記ウォッチドッグタイマ111の構成例が示される。
図2に示されるように上記ウォッチドッグタイマ111は、割り込み制御部61、リセット制御部62、ブレーク制御部63、分周器64、クロック選択器65、コントロールレジスタ66、及びカウンタ67を含む。分周器64は、上記クロック発振回路112から伝達されたクロック信号CLKを分周する。この分周器64から複数の分周出力が得られ、それらは後段のクロック選択回路65に伝達される。クロック選択器65は、コントロールレジスタ66から伝達されたクロック選択信号に従って、上記分周器64の分周出力を選択する。カウンタ67は、上記クロック選択器65を介して伝達されたクロック信号をカウントする。カウンタ67は、例えばCPU101でウォッチドッグタイマの初期化命令が実行される毎に初期化される。しかし、ユーザプログラム異常によりユーザプログラム実行が停止したり、途中で永久ループに陥った場合、カウンタ67は初期化されないため、オーバーフロー信号をアサートする。このオーバフロー信号は、割り込み制御部61、リセット制御部62、及びブレーク制御部63に伝達される。コントロールレジスタ66は、ウォッチドッグタイマ111の動作を指定するための各種設定ビットを有する。このコントロールレジスタ66はCPU101によって設定される。コントロールレジスタ66の設定ビットには、ブレーク設定ビット、リセット設定ビット、及び割り込み設定ビットが含まれる。割り込み制御部61は、割り込み設定ビットが有効とされた状態で、カウンタ67によってオーバフロー信号がアサートされた場合、上記割り込みコントローラ113に割り込み処理を指示する。これにより上記割り込みコントローラ113は、CPU101に割り込みを要求する。リセット制御部62は、リセット設定ビットが有効とされた状態で、カウンタ67によってオーバフロー信号がアサートされた場合、上記CPU101をリセットするためのリセットパルスを形成する。ブレーク制御部63は、ブレーク設定ビットが有効とされた状態で、カウンタ67によってオーバフロー信号がアサートされた場合、デバッグモジュール105にブレーク処理を指示する。これによりデバッグモジュール105は、上記CPU101にブレークを要求する。
図3には、ウォッチドッグタイマ111の設定フローが示される。
先ず、カウンタ67がクリアされ(301)、ウォッチドッグタイマモードの設定が行われる(302)。ウォッチドッグタイマモードの設定には、リセット設定ビット、割り込み設定ビット、及びブレーク設定ビットの設定が含まれる。クロック選択器65に対するクロック選択設定が行われると(303)、カウンタ67によりクロック信号のカウントが開始される。そして、デバッグ対象とされるユーザプログラムがCPU101で実行される。カウンタ67がオーバーフローする前に、上記カウンタ67がクリアされるように、ユーザプログラム内にウォッチドッグタイマの初期化命令が予め埋め込まれている場合(306)には、CPU101によってこの初期化命令が実行される毎にカウンタ67がクリアされる(307)。また、周期的な割り込みによりカウンタ67がクリアされる場合もある。しかし、ユーザプログラム異常によりユーザプログラム実行が停止したり、途中で永久ループに陥った場合には、カウンタ67は初期化されないため、カウンタ67によってオーバーフロー信号がアサートされ(308)、上記ステップ302のウォッチドッグタイマモードの設定に応じて、リセット、割り込み、ブレークの何れかが発生される(309)。
上記ステップ302のウォッチドッグタイマモードの設定においてブレーク設定ビットが有効(例えば論理値“1”)に設定されている場合において、カウンタ67がオーバーフローを生じた場合には、図4に示されるように、ブレーク制御部63により、デバッグモジュール105に対してブレーク処理が指示される(310)。これによりデバッグモジュール105は、上記ブレーク制御部からの上記ブレーク処理の指示に応じて上記CPU101にブレークを要求する。このブレーク要求に呼応してCPU101では、それまでのユーザプログラム実行によるユーザモードからエミュレーションプログラム実行によるエミュレーションモードに遷移される(311)。このエミュレーションモードはデバッグモードであり、ユーザモードとは異なり、オンチップデバッギングエミュレータ50により、CPU101の内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができる。これにより、プログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率を向上させることができる。
上記の例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
ウォッチドッグタイマ111は、ブレーク設定ビットを有するコントロールレジスタ66と、上記コントロールレジスタ66における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュール105にブレーク処理を指示するブレーク制御部63とを含んでウォッチドッグタイマ111が形成されている。これにより、ブレーク設定ビットが有効(例えば論理値“1”)に設定されている場合において、カウンタ67がオーバーフローを生じた場合には、ブレーク制御部63によりブレーク処理が指示され、デバッグモジュールにより上記CPU101にブレークが要求される。このブレーク要求に呼応してCPU101では、それまでのユーザプログラム実行によるユーザモードからエミュレーションプログラム実行によるエミュレーションモードに遷移されるため、オンチップデバッギングエミュレータ50により、CPU101の内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができる。それにより、プログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率を向上させることができる。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、図5に示されるように、マイクロコンピュータ10内に複数のCPU101−1,101−2,101−3が設けられている場合には、デバッグモジュール105からのブレーク要求に対して、マイクロコンピュータ10内の全てのCPU101−1,101−2,101−3がブレークされるように構成することができる。これにより、マルチCPU環境でのプログラムデバッグの効率向上を図ることができる。
また、図1に示されるマイクロコンピュータ10において、コントロールレジスタ66におけるリセット設定ビットが有効とされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュール105は、上記リセット制御部62からのリセット処理の指示に応じてシステムリセット前に上記インタフェースを介して上記レジスタの保持情報を外部出力するように構成することができる。すなわち、リセット設定ビットが有効とされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合、図6に示されるように、上記デバッグモジュール105は、ウォッチドッグタイマ111内のリセット制御部62からのリセット処理の指示に応じてCPU101をリセットする前に、JTAGインタフェース115を介して内部保持情報、例えばCPU101の内部情報や各種周辺モジュールの内部情報をオンチップデバッギングエミュレータ50に出力する。そして、この内部保持情報の出力を完了した後に、デバッグモジュール105によりCPU101がリセットされる。このようにJTAGインタフェース115を介して内部保持情報をオンチップデバッギングエミュレータ50に出力することにより、CPU101の内部情報や各種周辺モジュールの内部情報を得ることができるので、プログラム異常発生時のプログラムデバッグ効率を向上させることができる。
本発明にかかるマイクロコンピュータの構成例ブロック図である。 上記マイクロコンピュータにおけるウォッチドッグタイマの構成例ブロック図である。 上記ウォッチドッグタイマの設定を示すフローチャートである。 上記ウォッチドッグタイマを用いたプログラムデバッグを示すフローチャートである。 上記マイクロコンピュータの別の構成例を示すブロック図である。 上記マイクロコンピュータの別の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 マイクロコンピュータ
20 DDRメモリ
30 ROM
40 RAM
50 オンチップデバッギングエミュレータ
61 割り込み制御部
62 リセット制御部
63 ブレーク制御部
64 分周器
65 クロック選択器
66 コントロールレジスタ
67 カウンタ
101 CPU
102 キャッシュメモリ
103 MMU
104 内蔵メモリ
105 デバッグモジュール
106 デバッグ用メモリ
107 DDRバスステートコントローラ
108 バスステートコントローラ
109 タイマ
110 シリアルインタフェース
111 ウォッチドッグタイマ
112 クロック発振回路
113 割り込みコントローラ
114 DMAコントローラ
115 JTAGインタフェース

Claims (5)

  1. ユーザプログラム実行による第1モードと、エミュレーションプログラム実行による第2モードとを有し、ブレーク要求に応じて、上記第1モードから上記第2モードに遷移可能なCPUと、
    所定のクロック信号をカウントし、そのカウント状態がオーバーフローした場合にオーバーフロー信号をアサートするウォッチドッグタイマと、
    上記ユーザプログラムのデバッグ処理を行うデバッグモジュールと、を含み、
    上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビットを有する設定部と、
    上記設定部における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部と、を含み、
    上記デバッグモジュールは、上記ブレーク制御部からの上記ブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレークを要求することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 上記CPUが複数設けられ、上記デバッグモジュールは、上記ブレーク制御部からの上記ブレーク処理の指示に応じて、上記複数のCPUの全てにブレークを要求する請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. ユーザプログラム実行による第1モードと、エミュレーションプログラム実行による第2モードとを有し、ブレーク要求に応じて、上記第1モードから上記第2モードに遷移可能なCPUと、
    所定のクロック信号をカウントし、そのカウント状態がオーバーフローした場合にオーバーフロー信号をアサートするウォッチドッグタイマと、
    上記ユーザプログラムのデバッグ処理を行うデバッグモジュールと、
    内部保持情報を外部出力可能なインタフェースと、を含み、
    上記ウォッチドッグタイマは、ブレーク設定ビット、及びリセットビットを有する設定部と、
    上記設定部における上記ブレーク設定ビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合、上記デバッグモジュールにブレーク処理を指示するブレーク制御部と、
    上記設定部における上記リセットビットが有効にされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにリセット処理を指示するリセット制御部と、を含み、
    上記デバッグモジュールは、上記ブレーク制御部からのブレーク処理の指示に応じて上記CPUにブレーク要求を行い、上記リセット制御部からのリセット処理の指示に応じてシステムリセット前に上記インタフェースを介して上記内部保持情報を外部出力することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  4. ユーザプログラムを実行可能なCPUと、
    所定のクロック信号をカウントし、そのカウント状態がオーバーフローした場合にオーバーフロー信号をアサートするウォッチドッグタイマと、
    上記ユーザプログラムのデバッグ処理を行うデバッグモジュールと、
    内部保持情報を外部出力可能なインタフェースと、を含み、
    上記ウォッチドッグタイマは、リセットビットを有する設定部と、
    上記設定部における上記リセットビットが有効とされ、且つ、上記オーバーフロー信号がアサートされた場合に、上記デバッグモジュールにリセット処理を指示するリセット制御部と、を含み、
    上記デバッグモジュールは、上記リセット制御部からのリセット処理の指示に応じてシステムリセット前に上記インタフェースを介して上記内部保持情報を外部出力することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 上記インタフェースは、JTAG標準方式によるインタフェースとされた請求項3又は4記載のマイクロコンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103699037A (zh) * 2013-12-19 2014-04-02 兰州空间技术物理研究所 一种jtag仿真器自动关闭监控定时器电路
CN103902393A (zh) * 2012-12-26 2014-07-02 上海航空电器有限公司 含外部看门狗机制时的jtag口安全辅助电路

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