JP2010091443A - 温度測定用半導体装置、半導体装置の温度測定システムおよび半導体装置の温度測定方法 - Google Patents

温度測定用半導体装置、半導体装置の温度測定システムおよび半導体装置の温度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリント基板の配線の発熱に基づく半導体装置の温度を確実に測定可能な装置及び方法を提供する。
【解決手段】半導体装置とともに半導体パッケージを構成するプリント基板34に電気的に接続されて搭載可能であり、プリント基板34の発熱に基づく半導体装置内の温度上昇を測定するための温度測定用半導体装置36であって、マトリックス状に配置された複数の温度センサ60と、温度センサ60によって検出された温度データを通信する通信手段65とが作りこまれて形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリント基板の配線に供給される電流に基づく半導体装置内の温度上昇を測定するための温度測定用半導体装置、半導体装置の温度測定システムおよび半導体装置の温度測定方法に関する。
近年の半導体パッケージ基板(本明細書中では単にプリント基板と称する場合もある)においては、配線の微細化が進んでいる。このため、微細化した配線の抵抗値が大きくなってきており、配線に流れる電流に基づく発熱も増大している。
半導体パッケージ基板上には、半導体装置が搭載されるが、半導体パッケージ基板が発熱すると半導体装置のバンプ等を介して半導体装置に熱伝導する。半導体装置への熱伝導が大きくなると、半導体装置の誤動作や劣化を引き起こすおそれもあり、あまり好ましい状態とは言えない。特に、近年は半導体装置の拡散層と半導体パッケージ基板の表面とが近接するフリップチップ接続が主流であるため、半導体装置への熱伝導の懸念が大きい。
一方、近年では、半導体装置の高性能化を図る目的で、コア電圧が低下しているが、半導体装置の消費電力は増加している。このため、半導体パッケージに供給される電流量は今後も増加するものと考えられる。
このような状況のため、半導体パッケージ基板に電流が流れたときの発熱の様子を知りたいという要望が出ている。
なお、プリント基板の配線に電流を流したときの発熱を測定する方法(カレントキャリングキャパシティー測定)として、IPC−650−2.5.4に記載されている方法が既に規格化されている。
IPC−650−2.5.4では、まず予め決められた複数の太さの配線が形成されている試験用プリント基板を作成する。この試験用プリント基板の各配線に、発熱が問題とならない程度の電流を流し、各配線の抵抗値を測定する。そして、各配線に流す電流量を増やしながら各配線の抵抗値を測定し、抵抗値の増分を求めて各配線に用いられている材料の抵抗値の温度係数を用いて温度変化に変換している。
上述したような規格における測定方法では、配線の幅は同一にしていても配線の長さや引き回しが異なれば発生した熱の逃げ方が異なるため、実際のプリント基板とは温度上昇が異なる場合もある。また、この方法ではプリント基板上の配線における発熱量を測定するだけであり、実際に搭載された半導体装置内にどの程度熱伝導させるかは全く測定できない。
なお、半導体装置の温度を測定する装置として、特許文献1および特許文献2に記載されているような装置が開示されている。
例えば、特許文献1には、複数のICに電流を供給し、ICからの応答信号に基づいてICの温度を測定する半導体装置の温度測定システムが開示されている。
また、特許文献2には、半導体装置内に形成されたダイオードの電流−電圧特性から半導体装置内の温度を測定する内容が開示されている。
特開2002−71745号公報 特開2003−57293号公報
上述した従来の技術であるIPC−650−2.5.4では、単にプリント基板上の配線の発熱量を測定することはできても、プリント基板に搭載された半導体装置におけるプリント基板の配線の発熱の影響による温度上昇を測定することはできなかった。
また、特許文献1では、半導体装置内部における温度を測定しているが、半導体装置内部に電流を供給したときの半導体装置内部の発熱温度を測定しているだけであり、プリント基板からの熱伝導に基づく温度変化については何ら測定することができなかった。
特許文献2も、半導体装置内部における温度を測定しているが、プリント基板からの熱伝導ではなく、試験装置内の雰囲気温度を変化させた場合の半導体装置内部の温度を測定しているだけである。
このように、従来の技術では、プリント基板の配線に電流を流したときに生じる発熱がどの程度半導体装置に影響を与えるかを測定することができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、プリント基板の配線の発熱に基づく半導体装置の温度を確実に測定可能な装置及び方法を提供することにある。
すなわち、本発明にかかる温度測定用半導体装置によれば、半導体装置とともに半導体パッケージを構成するプリント基板に電気的に接続されて搭載可能であり、プリント基板の発熱に基づく半導体装置内の温度上昇を測定するための温度測定用半導体装置であって、マトリックス状に配置された複数の温度センサと、温度センサによって検出された温度データを通信する通信手段とが作りこまれて形成されていることを特徴としている。
この構成を採用することによって、実際に半導体装置が実装される状態と同じ状態で、温度測定用半導体装置をプリント基板に実装して温度を測定することができる。また、マトリックス状に温度センサが設けられるので、半導体装置における温度分布を明らかにすることができる。
また、前記通信手段から通信される温度データは、前記プリント基板を介して外部へ出力されることを特徴としてもよい。
この構成によれば、プリント基板へ搭載したままの状態でプリント基板を介して温度データを出力できるので、温度測定用半導体装置へデータを収集する機器の配線等をプリント基板と接続している部位以外に接続する必要がなく、測定時の手間を大幅に省くことができる。
さらに、前記温度センサおよび前記通信手段を駆動させるための電源は、前記プリント基板を介して入力されることを特徴としてもよい。
この構成によっても、プリント基板の所定の配線に電源を接続しておけば、プリント基板へ搭載するだけで温度測定用半導体装置が駆動できるので、温度測定用半導体装置へ電源装置を直接接続しなくてもよく、測定時の手間を大幅に省くことができる。
また、前記プリント基板に対向するバンプ形成面側に形成される複数の配線のうち、前記温度データの出力用の配線および前記電源の入力用の配線以外の配線については短絡するように接続されていることを特徴としてもよい。
さらに、前記バンプ形成面から、各前記温度センサが設けられている部位に向けて延出する、温度測定用ビアが形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、温度測定用半導体装置の温度分布を正確に測定できる。
なお、前記温度測定用ビアは、前記温度データの出力用の配線および前記電源の入力用の配線以外の配線について短絡するように接続された部位とは電気的に遮断して形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、熱が半導体装置の底面全体に均等にならないようにし、温度分布をさらに正確に測定できる。
本発明にかかる半導体装置の温度測定システムによれば、プリント基板に搭載された半導体装置における、プリント基板の発熱に基づく半導体装置における温度上昇を測定する半導体装置の温度測定システムであって、マトリックス状に配置された複数の温度センサと、温度センサによって検出された温度データを通信する通信手段とが、半導体装置内に作りこまれて形成されている温度測定用半導体装置と、該温度測定用半導体装置のバンプ形成面に電気的に接続されたプリント基板と、前記プリント基板の各配線に電気的に接続されたソケットと、該ソケットに電気的に接続された測定用ベース基板と、前記プリント基板に形成されている複数の配線のうちのいずれかを電源用配線として、該電源用配線を介して前記温度測定用半導体装置へ駆動電源を供給すべく、前記測定用ベース基板に接続された駆動用電源と、前記プリント基板に形成されている複数の配線のうちのいずれかを通信用配線として、前記温度測定用半導体装置内の通信手段からの温度データを、該通信用配線を介して受信すべく前記測定用ベース基板に接続されて温度データを受信する温度データ受信装置と、前記測定用ベース基板に接続され、前記プリント基板に形成されている複数の配線のうち、前記電源用配線および前記通信用配線以外の試験用配線に所定の電流を供給する試験用電源とを備えることを特徴としている。
この構成を採用することによって、実際に半導体装置が実装される状態と同じ状態で、温度測定用半導体装置をプリント基板に実装して温度を測定することができる。また、マトリックス状に温度センサが設けられるので、半導体装置における温度分布を明らかにすることができる。
また、前記プリント基板または前記温度測定用半導体装置においては、前記試験用電源から供給される電流が短絡されるように各配線が形成されていることを特徴としてもよい。
前記温度測定用半導体装置は、前記プリント基板と対向するバンプ形成面から、各前記温度センサが設けられている部位に向けて延出する、温度測定用ビアが形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、温度測定用半導体装置の温度分布を正確に測定できる。
前記温度測定用ビアは、前記試験用電源から供給される電流が短絡されるように形成されている部位とは電気的に遮断して形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、熱が半導体装置の底面全体に均等にならないようにして、温度分布をさらに正確に測定できる。
本発明に係る半導体装置の温度測定方法によれば、プリント基板に搭載された半導体装置における、プリント基板の発熱に基づく半導体装置における温度上昇を測定する半導体装置の温度測定方法であって、請求項7〜請求項10のうちのいずれか1項記載の半導体装置の温度測定システムを用い、前記試験用電源によって、前記プリント基板の試験用配線に所定の電流を供給させ、該電流が前記試験用配線を流れることに基づく温度を前記温度測定用半導体装置の各温度センサが検出し、検出された各温度センサにおける温度データを前記通信手段が前記通信用配線を介して前記温度データ受信装置へ出力することを特徴としている。
本発明にかかる温度測定用半導体装置、半導体装置の温度測定システムおよび半導体装置の温度測定方法によれば、実際に半導体装置が実装される状態と同じ状態で、温度測定用半導体装置をプリント基板に実装して温度を測定することができる。また、マトリックス状に温度センサが設けられるので、温度分布を明らかにすることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に本発明の半導体装置の温度測定システムの全体の構成を示す。
半導体装置の温度測定システム30は、半導体装置を搭載する半導体パッケージ基板としてのプリント基板34の配線に電流を流した場合に、この配線の熱がどの程度半導体装置に熱伝導するかを測定するものである。これによって、プリント基板34の配線に基づく半導体装置への熱の影響が測定できる。
半導体装置の温度測定システム30では試験用に製造された測定用ベース基板31の上にソケット32が測定用ベース基板31に形成された配線と電気的に接続されて配置されている。測定用ベース基板31は、ソケット32を介してプリント基板34と電気的に接続可能となるように温度測定の試験用に作成されるものであり、後述するような電源装置24、コンピュータ26および定電流電源22等の各機器を接続する接続端子や、電気信号等を伝達させるための配線等が形成されている。
また、ソケット32上には、ソケット32に形成された電極と電気的に接続されたプリント基板34が、ソケット32と電気的に接続されて配置される。
プリント基板34には、温度測定用に作り込まれた温度測定用半導体装置36がバンプ54によってフリップチップ接続される。なお、プリント基板34と温度測定用半導体装置36との間でバンプ54の周囲には、図示しないアンダーフィル材が充填されている。
これら、測定用ベース基板31、ソケット32、プリント基板34および温度測定用半導体装置36は、所定の温度に加温できるようなオーブン20内に支持部21を介して配置される。
測定用ベース基板31には、プリント基板34の配線に試験用の電流を供給するための定電流電源22が接続されている。定電流電源22がプリント基板34の配線に所定の電流を供給することで配線を発熱させ、この発熱の影響を温度測定用半導体装置36が測定する。定電流電源22はオーブン20の外に配置されている。
また、測定用ベース基板31には、温度測定用半導体装置36内の後述する温度センサや通信手段等に駆動用電力を供給するための電源装置24が接続されている。電源装置24はオーブン20の外に配置されている。
さらに、測定用ベース基板31には、温度測定用半導体装置36から出力された温度データを受信し、データ解析を実行するコンピュータ26(温度データ受信装置)が接続されている。コンピュータ26は、オーブン20の外に配置されている。
ここで、測定用ベース基板31、ソケット32、プリント基板34及び温度測定用半導体装置36の接続構造について図2に基づいて説明する。
まず、温度測定用半導体装置36にフリップチップ接続されるプリント基板34について説明する。プリント基板34には半導体パッケージ基板としての機能を有する複数の配線が存在しているが、温度測定を実行する際には、プリント基板34の配線本来の機能とは無関係に、これら複数の配線を温度測定時の機能に基づき三種に分類する。
三種のうち1つが、温度測定用半導体装置36へ駆動用電力を供給するための電源用配線46である。そして、三種のうち2つめが、温度測定用半導体装置36から出力される温度データを通信するための通信用配線48である。三種のうち3つめが、試験用電流を流して発熱させるための試験用配線50である。
プリント基板34内の電源用配線46は+電源用と−電源用の2本が用いられており、これら各電源用配線46の一端は、ソケット32内の電源用電極45に接続される。ソケット32の電源用電極45は、測定用ベース基板31の電源用ライン40に接続される。そして、この測定用ベース基板31の電源用ライン40には、上述したような駆動用電力を供給するための電源装置24が接続される。
また、プリント基板34内の各電源用配線46の他端は、温度測定用半導体装置36に形成された電源用パターン55に接続されるバンプ54に接続される。
通信用配線48の一端は、ソケット32内の通信用電極47に接続される。ソケット32の通信用電極47は、測定用ベース基板31の通信用ライン42に接続される。そして、この測定用ベース基板31の通信用ライン42には、上述したようなコンピュータ26が接続される。測定用ベース基板31通信ライン42を介して通信手段が出力する温度データをコンピュータ26へ送信させる。
また、プリント基板34内の通信用配線48の他端は、温度測定用半導体装置36に形成された通信用パターン56に接続されるバンプ54に接続される。
プリント基板34内の複数本の試験用配線50が、実際に試験的に発熱させる配線であり、それぞれの一端がソケット32内の試験用電極49に接続されている。ソケット32の試験用電極49のそれぞれは測定用ベース基板31の試験用ライン44に接続される。そして、この測定用ベース基板31の試験用ライン44には、上述したような定電流電源22が接続されている。なお、定電流電源22からの電流を供給する側を+側、定電流電源22へ電流を返す側を−側とすると、測定用ベース基板31の試験用ライン44、ソケット32内の試験用電極49およびプリント基板34内の試験用配線50は+側と−側の2本1組で用いられる。
また、複数の試験用配線50に対して試験電流を流すようにしているため、各試験用配線50の他端側は全て電気的に接続するとよい。図2に示す場合では、温度測定用半導体装置36内に、試験用配線接続パターン52が形成され、このパターン52に各試験用配線50の他端側が全て接続されるように設けられている。
また、この試験用配線50は、温度測定用半導体装置36内の温度センサや通信手段等には接続されないように設けられる。
温度測定用半導体装置36は、下面に複数形成されたバンプ54によってプリント基板34の各配線に接続される。複数のバンプ54のうち、プリント基板34の電源用配線46に接続されるバンプ54は、温度測定用半導体装置36の電源用パターン55に接続されている。電源用パターン55は、試験用配線接続パターン52とは電気的に切り離されて形成されている。
また、複数のバンプ54のうち、プリント基板34の通信用配線48に接続されるバンプ54は、温度測定用半導体装置36の通信用パターン56に接続されている。通信用パターン56は、試験用配線接続パターン52とは電気的に切り離されて形成されている。
続いて、図3、図4に基づいて温度測定用半導体装置の構造について説明する。なお、図3では、温度測定用半導体装置36のバンプ形成面に形成されたバンプ54は省略して図示している。
温度測定用半導体装置36は、バンプ形成面(下面)に露出するように、金属等の導体によって、電源用パターン55、通信用パターン56および試験用配線接続パターン52が形成される。
なお、試験用配線接続パターン52には、試験用の電流が流れるため、発熱の懸念がある。このため、発熱を抑えるように導体厚をできるだけ厚くし、なおかつパターン幅をなるべく広くとるようにすると良い。
また、温度測定用半導体装置36内部には、複数の温度センサユニット(特許請求の範囲でいう温度センサ)60と、A/Dコンバータ回路62、マルチプレクサ回路64、およびシリアルインターフェイス回路(特許請求の範囲でいう通信手段)65が半導体装置の製造手法によって作り込まれている。
また、温度センサユニット60は、温度測定用ダイオード66、電流源67およびオペアンプ68を備えている。
温度センサユニット60は、温度測定用半導体装置36内においてマトリックス状に配置され、A/Dコンバータ回路62、マルチプレクサ回路64およびシリアルインターフェイス回路65は、マトリックス状に配置された温度センサユニット60の空きスペースに形成される。
温度センサユニット60では、温度測定用ダイオード66のアノード側に電流源67が接続されており、温度測定用ダイオード66には常時所定の電流が流れる。温度測定用ダイオード66の端子間電圧は、オペアンプ68を経てマルチプレクサ回路64に出力される。なお、ここでいう端子間電圧が、特許請求の範囲でいう温度データに該当する。後述するようにダイオードは、流れる電流が一定であれば端子間電圧と接合部の温度が一義的に対応するためである。
なお、電流源67は、半導体技術により温度測定用半導体装置36内に作り込まれた定電流電源回路である。
この定電流電源回路は、電源用ライン40、ソケット32の電源用電極45およびプリント基板34の電源用配線46に接続されるバンプ54を経て電源装置24から供給される駆動用電源により、温度測定に必要な一定電流を作り出している。
温度センサユニット60等が半導体製造技術により作り込まれている回路層57と、バンプ形成面との間は、温度センサユニット60等へ電力を供給したり、あるいは取得したデータを通信するための配線層58が形成されている。配線層58には、複数の階層にわたって導電性配線部59が形成されており、この導電性配線部59によって電源用パターン55や通信用パターン56を、温度センサユニット60等が半導体製造技術により作り込まれている回路層57へ電気的に接続する。また、導電性配線部59は、回路層57に作り込まれた個々の回路要素を相互に接続して、目的とする温度センサユニット60、A/Dコンバータ回路62、マルチプレクサ回路64、シリアルインターフェイス回路65等を構成する。
マルチプレクサ回路64は、複数の温度センサユニット60から入力される温度測定用ダイオード66の端子間電圧を1本のラインで出力できるように出力制御する。制御された端子間電圧は、A/Dコンバータ回路62に出力されてA/Dコンバータ回路62でデジタルデータに変換され、シリアルインターフェイス回路65に出力される。シリアルインターフェイスの規格としては、I2Cや、SIP等を採用することができる。
また、マルチプレクサ回路64、A/Dコンバータ回路62およびシリアルインターフェイス回路65の動作を制御するためのコントローラ70も温度測定用半導体装置36内に作りこまれている。コントローラ70は、マルチプレクサ回路64、A/Dコンバータ回路62およびシリアルインターフェイス回路65のデータの出力タイミングを制御している。
以下、上述してきた構成を有する半導体装置の温度測定システムを用いた半導体装置の温度測定方法について図5〜図7に基づいて説明する。
まず、作業者は、定電流電源22から試験用の電流を流さないようにして、オーブン20の温度を複数段階の所定温度に設定し、測定用ベース基板31、ソケット32、プリント基板34および温度測定用半導体装置36を複数段階に加熱する(ステップS100)。ここで、所定温度とは、室温から一般的な半導体装置の最大使用温度である125℃の間で予め設定した温度であるとする。たとえば、50℃、75℃、100℃というように3段階に加熱することができる。
作業者は、コンピュータ26を操作して、オーブン20内が設定された温度になった都度、それぞれ(例として50℃、75℃、100℃)の温度における、温度測定用半導体装置36の複数の温度センサユニット60からの端子間電圧をデータとして収集する(ステップS102)。
また、収集した端子間電圧データは、コンピュータ26内のハードディスク等の記憶装置72内に記憶される。
次に、作業者は、コンピュータ26に、各温度センサユニット60における端子間電圧と、そのときのオーブン20内の温度との関係式を算出させる(ステップS104)。一般的に、ダイオードの温度―端子間電圧は、ダイオードに流れる電流が一定であれば温度上昇に伴ないほぼ直線的に電圧が減少する傾向にある。具体的には、関係式は図6に示すように係数がマイナスの一次関数となる。
コンピュータ26内では、複数箇所の温度と端子間電圧の値に基づき、上述の関係式を算出する。関係式は、各温度センサユニット60毎に算出され、算出した各関係式はハードディスク等の記憶装置72内に記憶される。
次に、作業者は、オーブン20の温度を試験温度に設定し(ステップS106)、定電流電源22からプリント基板34の試験用配線50へ所定の電流を供給し、プリント基板34の試験用配線50を発熱させる(ステップS108)。なお、このときのオーブン20の試験温度とは、試験対象となっているプリント基板を含む半導体パッケージを使用する者における使用雰囲気温度である。通常は、室温から室温よりも若干高めの温度(30℃〜80℃程度)に設定される。
そして、作業者は、コンピュータ26に、各温度センサユニット60の温度測定用ダイオード66の端子間電圧データを収集させる(ステップS110)。コンピュータ26は、収集した端子間電圧を、先に算出しておいた対応する温度測定用ダイオードの関係式に代入し、各温度センサユニット60における温度を算出する(ステップS112)。
なお、本実施形態における半導体装置の温度測定方法では、コンピュータ26の制御により、自動的に各温度センサユニットの温度の算出が行える。
すなわち、図7に示すように、コンピュータ26は、ハードディスク等の記憶装置72、CPU、ROMおよびRAM等を含む制御部74、温度測定用半導体装置36からのデータを受信するインターフェイス回路75、インターフェイス回路75から受信した端子間電圧データを温度センサユニット60ごとに複数の出力となるように制御するデマルチプレクサ回路76、モニタ等の出力手段77、およびキーボードやマウス等の入力手段78を備えている。
予めハードディスク等の記憶装置72内には、温度測定プログラムPが記憶されており、温度測定プログラムPは記憶装置72から読み出されて制御部74によって実行される。
温度測定プログラムPは、図5におけるステップS102において、オーブン20内の温度が予め設定された温度になったことを検出した場合、インターフェイス回路75から入力されてきている端子間電圧データを、各温度センサユニット60ごとに記憶装置72に記憶させるように機能する。このとき、温度測定プログラムPは、端子間電圧データを、そのときの温度と関連づけして記憶させるように機能する。
端子間電圧データと温度とを関連付けしての記憶は、複数の温度においてそれぞれ実行される。
そして、温度測定プログラムPは、複数の温度において、端子間電圧データと温度とを関連付けして記憶させたのち、これらのデータに基づいて各温度センサユニット60における温度―端子間電圧の関係式を算出させ、記憶装置72に記憶させる。
次に、プリント基板34の試験用配線50へ所定の電流が供給された後、温度測定プログラムPは、インターフェイス回路75から入力されてきている端子間電圧データを、各温度センサユニット60ごとに記憶装置72に記憶させるように機能する。
そして、温度測定プログラムPは、記憶装置72に記憶されている各温度センサユニット60に対応する関係式を読み出し、対応する各温度センサユニット60ごとの端子間電圧データを読み出して関係式に代入させるように機能する。これにより、各温度センサユニット60ごとの温度が算出される。
温度測定プログラムPは、算出された温度データを記憶装置72に記憶させると共に、作業者の指示に基づいてモニタ等の出力手段77に表示させるように機能することもできる。
なお、上述してきた実施形態では、温度―端子間電圧の関係式の算出や関係式への代入などの計算はコンピュータ内で行わせるような形態を説明したが、関係式の算出や、関係式への代入などは人手によっても行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、温度測定用半導体装置の他の構成について、図8〜図9に基づいて説明する。
図8は、温度測定用半導体装置の断面図、図9は、温度測定用半導体装置のバンプ形成面側から見た平面図である。なお、上述した実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
この実施形態では、温度センサユニット60がバンプ形成面からの熱を確実に検出するために、バンプ形成面側から温度センサユニット60の直下へ延出される温度測定用ビア80を有している。
また、温度測定用半導体装置36のバンプ形成面側は、プリント基板34の試験用配線50の他端側が全て短絡されるようなベタパターン82に形成されている。このベタパターン82は、プリント基板34内の試験用配線50(図2参照)が全て電気的に接続されるように形成されており、発熱を抑えるために最大限面積が広く取られている。さらに、発熱を抑えるように導体厚もできるだけ厚くしている。なお、図9の符号83はバンプ接続パッドである。
ベタパターン82よびバンプ接続パッド83に電気的に接続しないように、温度測定用ビア80が形成されている。温度測定用ビア80は、温度センサユニット60とバンプ形成面側との間を熱伝導性の高い部材(金属製のビア)で熱的に接続させる目的で設けられている。ただし、温度センサユニット60と温度測定用ビア80との間は絶縁層を介しており、電気的には接続されていない。
温度測定用ビア80は、図8ではバンプ形成面側(下面)から温度センサユニット60の直下にまっすぐ延出されているところのみ図示されているが、配線層58の関係で屈曲して形成されていても、温度測定用ビア80のバンプ形成面側の端部とこの位置の直上に形成された温度センサユニット60とが熱的に接続されているようであればよい。なお、図8では、図3で示したような導電性配線部59は省略して図示している。
このように、温度測定用ビア80を設けたことにより、バンプ形成面側の熱は温度センサユニット60へ確実に温度測定用ビア80を通して伝達され、ベタパターン82によって均熱となってしまうことなく、正確な温度分布を測定することができる。
(他の実施形態)
上述してきた各実施形態では、プリント基板34の各試験用配線50の他端側を全て電気的に接続させるために、温度測定用半導体装置36のバンプ形成側に各試験用ラインと接続されるバンプ54に接続される部位を試験用ライン接続パターン52またはベタパターン82として、広いパターンを作り込むようにしていた。
しかし、このように各試験用配線50の他端側を全て電気的に接続されるための構成としては、プリント基板34内に、各試験用配線50の他端側を全て電気的に接続させるための金属製パターンを形成してもよい。
また、温度センサユニット60として作り込まれる温度測定用ダイオード66の代わりに、薄膜抵抗体を作り込んでもよい。かかる場合にも温度測定用ダイオード66と同様に、薄膜抵抗体の端子間電圧がデータとして出力され、温度と端子間電圧との関係式に基づいて、実際の温度が算出される。
なお、温度測定用半導体装置36内に作り込まれるインターフェイス回路としては、USBやRS−232Cなどを採用することもできるし、さらにパラレルインターフェイス回路を採用することもできる。
以上本発明につき好適な実施の形態を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
本発明に係る半導体装置の温度測定システムの全体構成を示す説明図である。 測定用ベース基板と、ソケットと、プリント基板と、温度測定用半導体装置との接続状態を示す説明図である。 温度測定用半導体装置の断面図である。 温度測定用半導体装置に作りこまれている各回路の構成を示す回路図である。 半導体装置の温度測定方法を説明するフローチャートである。 ダイオードの温度とアノードカソード間の端子間電圧との関係を示すグラフである。 コンピュータの内部構成を示すブロック図である。 温度測定用半導体装置の第2の実施形態を示す断面図である。 温度測定用半導体装置の第2の実施形態のバンプ形成面側の平面図である。
符号の説明
20 オーブン
21 支持部
22 定電流電源
24 電源装置
26 コンピュータ
30 半導体装置の温度測定システム
31 測定用ベース基板
32 ソケット
34 プリント基板
36 温度測定用半導体装置
40 電源用ライン
42 通信用ライン
44 試験用ライン
45 電源用電極
46 電源用配線
47 通信用電極
48 通信用配線
49 試験用電極
50 試験用配線
52 試験用配線接続パターン
54 バンプ
55 電源用パターン
56 通信用パターン
57 回路層
58 配線層
59 導電性配線部
60 温度センサユニット
62 A/Dコンバータ回路
64 マルチプレクサ回路
65 シリアルインターフェイス回路
66 温度測定用ダイオード
67 電流源
68 オペアンプ
70 コントローラ
72 記憶装置
74 制御部
75 インターフェイス回路
76 デマルチプレクサ回路
77 出力手段
78 入力手段
80 温度測定用ビア
82 ベタパターン
83 バンプ接続パッド

Claims (11)

  1. 半導体装置とともに半導体パッケージを構成するプリント基板に電気的に接続されて搭載可能であり、プリント基板の発熱に基づく半導体装置内の温度上昇を測定するための温度測定用半導体装置であって、
    マトリックス状に配置された複数の温度センサと、
    温度センサによって検出された温度データを通信する通信手段とが作りこまれて形成されていることを特徴とする温度測定用半導体装置。
  2. 前記通信手段から通信される温度データは、前記プリント基板を介して外部へ出力されることを特徴とする請求項1記載の温度測定用半導体装置。
  3. 前記温度センサおよび前記通信手段を駆動させるための電源は、前記プリント基板を介して入力されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の温度測定用半導体装置。
  4. 前記プリント基板に対向するバンプ形成面側に形成される複数の配線のうち、前記温度データの出力用の配線および前記電源の入力用の配線以外の配線については短絡するように接続されていることを特徴とする請求項3記載の温度測定用半導体装置。
  5. 前記バンプ形成面から、各前記温度センサが設けられている部位に向けて延出する、温度測定用ビアが形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項記載の温度測定用半導体装置。
  6. 前記温度測定用ビアは、前記温度データの出力用の配線および前記電源の入力用の配線以外の配線について短絡するように接続された部位とは電気的に遮断して形成されていることを特徴とする請求項5記載の温度測定用半導体装置。
  7. プリント基板に搭載された半導体装置における、プリント基板の発熱に基づく半導体装置における温度上昇を測定する半導体装置の温度測定システムであって、
    マトリックス状に配置された複数の温度センサと、温度センサによって検出された温度データを通信する通信手段とが、半導体装置内に作りこまれて形成されている温度測定用半導体装置と、
    該温度測定用半導体装置のバンプ形成面に電気的に接続されたプリント基板と、
    前記プリント基板の各配線に電気的に接続されたソケットと、
    該ソケットに電気的に接続された測定用ベース基板と、
    前記プリント基板に形成されている複数の配線のうちのいずれかを電源用配線として、該電源用配線を介して前記温度測定用半導体装置へ駆動電源を供給すべく、前記測定用ベース基板に接続された駆動用電源と、
    前記プリント基板に形成されている複数の配線のうちのいずれかを通信用配線として、前記温度測定用半導体装置内の通信手段からの温度データを、該通信用配線を介して受信すべく前記測定用ベース基板に接続されて温度データを受信する温度データ受信装置と、
    前記測定用ベース基板に接続され、前記プリント基板に形成されている複数の配線のうち、前記電源用配線および前記通信用配線以外の試験用配線に所定の電流を供給する試験用電源とを備えることを特徴とする半導体装置の温度測定システム。
  8. 前記プリント基板または前記温度測定用半導体装置においては、前記試験用電源から供給される電流が短絡されるように各配線が形成されていることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の温度測定システム。
  9. 前記温度測定用半導体装置は、
    前記プリント基板と対向するバンプ形成面から、各前記温度センサが設けられている部位に向けて延出する、温度測定用ビアが形成されていることを特徴とする請求項7または請求項8記載の半導体装置の温度測定システム。
  10. 前記温度測定用ビアは、前記試験用電源から供給される電流が短絡されるように形成されている部位とは電気的に遮断して形成されていることを特徴とする請求項9記載の半導体装置の温度測定システム。
  11. プリント基板に搭載された半導体装置における、プリント基板の発熱に基づく半導体装置における温度上昇を測定する半導体装置の温度測定方法であって、
    請求項7〜請求項10のうちのいずれか1項記載の半導体装置の温度測定システムを用い、
    前記試験用電源によって、前記プリント基板の試験用配線に所定の電流を供給させ、
    該電流が前記試験用配線を流れることに基づく温度を前記温度測定用半導体装置の各温度センサが検出し、
    検出された各温度センサにおける温度データを前記通信手段が前記通信用配線を介して前記温度データ受信装置へ出力することを特徴とする半導体装置の温度測定方法。
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