JP2010091239A - 炉圧制御装置および炉圧制御方法 - Google Patents

炉圧制御装置および炉圧制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数が少なく、炉内の高温に直接曝される部品がなく、可動部分が少なくて信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、電力を必要とせず、安価である、炉圧制御装置・方法を提供する。
【解決手段】炉1に加熱手段としての燃焼装置2を設けると共に排気煙道3を接続し、前記排気煙道3に制圧用空気流路4を接続し、前記制圧用空気流路4に均圧弁5を設けた炉圧制御装置である。均圧弁5は、内部にダイヤフラム51にて仕切られた一次室52と二次室53とを有し、一次室52と二次室53はそれぞれ内外を連通する導入孔52a、53aを備える。一次室52の導入孔52aと炉1に形成され炉1の内外を連通する導出孔との間に導圧管13を接続すると共に、二次室53の導入孔53aと目標圧力の気体を有する空間とを連通し、ダイヤフラム51に接続された弁体6にて制圧用空気流路4の開度を調節する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、工業炉等の炉の圧力を制御する炉圧制御装置および炉圧制御方法に関するものである。
従来より、工業炉等の炉の圧力を制御するには、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3に示されるものにあっては、炉に圧力を計測する炉圧計を設け、電動の制御弁を備えた制圧用空気流入路を炉に接続すると共に前記制御弁を駆動する制御機を設け、前記炉圧計の計測信号を基に、前記制御弁を制御して制圧用空気流路を介して流入させる制圧用空気の流量を調整して、炉内の圧力を制御するものであった。
また特許文献4に示されるものは、炉に圧力を計測する炉圧計を設け、炉に炉内の排気ガスを排出する排気煙道を接続すると共に、前記排気煙道内にダンパを設け、前記炉圧計の計測信号を基に、前記ダンパを制御して炉内の圧力を制御するものであった。
特願平6−102073号 特開2001−82737公報 特開2002−220620号公報 特公昭61−34048号公報
上記従来例にあっては、炉に炉圧計を設けたり、電動の制御弁や制御機を設けたり、排気煙道内にダンパを設けたりする必要があった。このため、部品点数が多くなってしまい、制御弁や制御機やダンパ等は可動部分があり、且つ高温に曝されるため信頼性や耐久性に劣り調整が必要であり、また電力が必要である、といった欠点があるものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数が少なく、炉内の高温に直接曝される部品がなく、可動部分が少なくて信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、電力を必要とせず、安価である、炉圧制御装置および炉圧制御方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明は、炉1に加熱手段としての燃焼装置2を設けると共に排気煙道3を接続し、前記排気煙道3に制圧用空気流路4を接続し、前記制圧用空気流路4に均圧弁5を設けた炉圧制御装置であって、均圧弁5は、内部に弁体6が接続されるダイヤフラム51にて仕切られた一次室52と二次室53とを有し、一次室52と二次室53はそれぞれ内外を連通する導入孔52a、53aを備え、一次室52の導入孔52aと炉1に形成され炉1の内外を連通する導出孔との間に導圧管13を接続すると共に、二次室53の導入孔53aと目標圧力の気体を有する空間とを連通し、二次室53の圧力と比較して一次室52の圧力が高い程、制圧用空気流路4の開度を小さくして成ることを特徴とするものである。
上記のような均圧弁5を用いることで、従来例と異なり、炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数を少なくすることができ、また、炉1内の高温に直接曝される部品がなく、また、可動部分がダイヤフラム51(および弁体6)のみと少ないため信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、また、電力を必要とせず、安価に行うことが可能となる。
また請求項2に係る発明は、加熱手段としての燃焼装置2を備えると共に排気煙道3を接続してなる炉1の炉圧制御方法であって、前記排気煙道3に制圧用空気流路4を接続すると共に、前記制圧用空気流路4に内部にダイヤフラム51にて仕切られた一次室52と二次室53とを有する均圧弁5を設け、一次室52に炉1内の気体を導入して一次室52の気圧を炉圧と略同じにすると共に、二次室53に目標圧力の気体を導入して二次室53の気圧を目標圧力とし、二次室53の圧力と比較して一次室52の圧力が高い程、制圧用空気流路4の開度を小さくするように調節して制圧用空気の流量を制御し、炉圧を目標圧力とすることを特徴とするものである。
上記のような均圧弁5を用いた方法とすることで、従来例と異なり、炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数を少なくすることができ、また、炉1内の高温に直接曝される部品がなく、また、可動部分がダイヤフラム51(および弁体6)のみと少ないため信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、また、電力を必要とせず、安価に行うことが可能となる。
本発明にあっては、簡単な構成で容易に安価に炉圧を一定に維持することが可能となるものである。
以下、本発明の一実施形態について図1に基づいて説明する。
炉1は、例えば鍛造炉をはじめとする加熱炉や熱処理炉といった様々な工業炉が挙げられるが、他の炉であってもよく特に限定されない。
炉1は、炉壁11、炉床、炉天井に囲まれて密閉される炉内空間を有し、炉壁11に出入口を形成して開閉自在な扉を設けてある。また、炉壁11又は炉天井に排気口12を設けると共に、前記排気口12に内部が排気煙道3となるダクト30を接続してある。そして、炉壁11に加熱手段としての燃焼装置2を設けてある。図中の符号20は燃焼装置2に空気を送るためのブロアであり、符号31は排気煙道3に設けられる誘引ファンである。
本発明では、排気煙道3を接続した炉1において、炉1内の圧力を適正に保つため制圧用空気を排気煙道3内に導入するもので、具体的には、排気煙道3に、内部が制圧用空気流路4となる制圧用空気管40の下流側の端部を接続すると共に、制圧用空気管40に均圧弁5を設けるものである。なお、制圧用空気流路4の上流側の端部は、本実施形態では大気に開放されている。
均圧弁5は、図2に示すように、外殻ケーシング50aを有する本体部50と、本体部50から突出する弁体6と、制圧用空気流路4に設けられ前記弁体6にて開度が調節される弁開口42とで主体が構成される。
本体部50は、密閉された内部にダイヤフラム51にて仕切られた一次室52と二次室53とを有し、一次室52と二次室53のそれぞれの壁部に、内外を連通する導入孔52a、53aを貫通して形成してある。そして、一次室52の壁部に形成した導入孔52aと、炉1の炉壁11に形成され炉1の内外を連通する導出孔との間に導圧管13を接続する。導圧管13を接続したことで、一次室52と炉内空間とが連通し、一次室52に炉1内の気体を導入して一次室52の気圧を炉圧と略同じにすることが可能となる。
また、二次室53の導入孔53aは、目標圧力の気体を有する空間と連通させるもので、前記空間と連通する流路を二次室53の導入孔53aに接続したり、目標圧力の気体が大気である場合には導入孔53aを介して二次室53を大気開放する。二次室53に目標圧力の気体を導入して、二次室53の気圧を目標圧力とすることができる。
ダイヤフラム51には上述した弁体6が接続される。更に説明すると、弁体6は、基端部がダイヤフラム51に接続され、中間部が外殻ケーシング50aの壁部に形成された挿通孔50bを介して外殻ケーシング50a外に突出し、その先端部が弁開口42の開度を調節する弁部61となっている。
制圧用空気管40には、側壁の一部に貫通孔41が形成され、この貫通孔41と均圧弁5の外郭ケーシングの挿通孔50bとを連通するように外殻ケーシング50aが取り付けられる。制圧用空気管40の貫通孔41と外郭ケーシングの挿通孔50bは、弁体6の移動方向に垂直な断面における断面積と略同じとなっていて、弁体6が挿通されると隙間が閉塞され、貫通孔41および挿通孔50bを介した気体の流出入はない。そして、制圧用空気管40の貫通孔41を介して挿入される弁部61に対応する位置に、上記弁開口42が設けられる。弁開口42は、制圧用空気管40内に、制圧用空気流路4の流路面積を絞る絞りの絞られた開口として設けられるもので、本実施形態では、制圧用空気流路4に垂直な方向に移動する弁部61に合わせて、弁開口42も制圧用空気流路4に垂直な方向を向くように設けてある。
そして弁体6は、ダイヤフラム51の撓みに応じて外殻ケーシング50aからの突出量が変化して、弁部61の位置が移動し、弁部61と弁開口42との間の流路の面積が変化することで、開度が調節される。本実施形態では、図2に示すように、均圧弁5の本体部50の制圧用空気管40に近い方の空気室を一次室52とすると共に他方を二次室53とし、ダイヤフラム51が一次室52側に撓む程、制圧用空気流路4の開度が大きくなるものであるが、二次室53側に撓む程開度が大きくなるようにも設定することができ、また、一次室52と二次室53の配置も逆に設定することができ、これらは任意に設計可能な事項である。
以上のように構成される炉圧制御装置を用いた炉圧制御方法について説明する。
まず、炉圧が目標圧力と同じである場合には、一次室52と二次室53の圧力が均衡し、ダイヤフラム51は撓みのない自然状態となる。この時、開度が所定の値となって所定量の制圧用空気が流れる状態となり、この状態が平衡状態となって炉圧は一定(目標圧力)に維持される。
平衡状態から炉圧が低くなると、一次室52の圧力が二次室53の圧力よりも低くなってダイヤフラム51は一次室52側に撓み、弁体6が外殻ケーシング50aから突出する方向に移動して、開度が大きくなり、排気煙道3内に流入する制圧用空気の流量が増加する。排気煙道3内を上昇する排気ガスの温度よりも低い制圧用空気の流量が増加することで、排気煙道3内を上昇する排気ガスと制圧用空気とからなる新たな排気ガスの温度が元の排気ガスの温度よりも低下することによるドラフトの減少と、排気煙道3内を上昇する排気ガス(新たな排気ガス)の流量増加による流路抵抗の増加の二つの効果により、炉圧が高くなる方に振れる。炉圧が高くなると、ダイヤフラム51は二次室53側に撓んで排気煙道3内に流入する制圧用空気の流量が減少し、上記二つの効果と逆の効果、すなわち、制圧用空気の流量が増加して排気煙道3内を上昇する新たな排気ガスの温度が上昇することによるドラフトの増加と、排気煙道3内を上昇する排気ガスの流量減少による流路抵抗の減少の二つの効果により、炉圧が低くなる方に振れるため、目標圧力でバランスして平衡状態となる。また、平衡状態から炉圧が高くなる場合も、上記説明における圧力の高低や流量の増減等を逆にした説明が成り立ち、目標圧力でバランスして平衡状態となる。
本発明の炉圧制御装置を用いた炉圧制御方法にあっては、上述した均圧弁5を用いることで、従来例と異なり、炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数を少なくすることができ、また、炉1内の高温に直接曝される部品がなく、また、可動部分がダイヤフラム51(および弁体6)のみと少なく信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、また、電力を必要とせず、安価に行うことが可能となる。
また、図1に示す例のように排気煙道3に誘引ファン31を設けていない場合には、図3に示す例のように制圧用空気流路4の上流側の端部にブロア43を接続したり、図4に示す例のように制圧用空気流路4の上流側の端部に燃焼装置2に空気を送るブロア20からの分岐流路44を接続することで、制圧用空気の排気煙道3への流入を確保することができる。
また図3に示す例を更に改良した例として、図5に示すように、制圧用空気流路4の下流側の端部に、排気煙道3内に配置されるノズル45を設けてもよい。図1乃至図4に示す例では、制圧用空気流路4の下流端を排気煙道3のダクト30の側壁に接続しただけであるが、図5に示す例では、制圧用空気流路4の下流端を更に延長して排気煙道3の略中央部に配置すると共に、その先端に排気煙道3の上流側に向けて制圧用空気を噴出するノズル45を設けてある。またなお、本例では図3に示す例のように制圧用空気流路4の上流端に専用のブロア20を接続しているが、図4に示す例のように燃焼装置2に空気を送るブロア20と共用としてもよい。
本例では、平衡状態から炉圧が低くなると、ダイヤフラム51は一次室52側に撓んで開度が大きくなり、排気煙道3内に流入する制圧用空気の流量が増加する。制圧用空気は排気煙道3の上流側に向けて噴出されるため、排気煙道3内を上昇する排気ガスと制圧用空気とからなる新たな排気ガスの流量が低下し、炉圧が高くなる方に振れる。炉圧が低くなる場合は炉圧が高くなる方に振れ、目標圧力でバランスして平衡状態となる。
また図6に示すように、ノズル45の向きを、排気煙道3の下流側に向けて制圧用空気を噴出するように設け、ノズル45の先端部において、排気煙道3のダクト30の内壁を内方に膨出させてスロート部32を形成し、排気煙道3を絞ってもよい。
本例では、制圧用空気の流量が増加すると、エゼクタ効果により排気煙道3内を上昇する排気ガスの流量が増加し、炉圧が低くなる方に振れるため、炉圧が高くなると制圧用空気の流量が増加するように設定する必要がある。すなわち、均圧弁5の本体部50の制圧用空気管40に近い方の空気室を二次室53とすると共に他方を一次室52とするか、あるいは一次室52と二次室53はそのままにして、弁体6が外殻ケーシング50aから突出する方向に移動するほど開度が小さくなるようにする必要がある。
図5、図6に示す例でも、上述した図1乃至図4に示す例と同様の効果が得られる。
次に、他の実施形態について図7に基づいて説明する。なお、図1乃至図6に示す上実施形態と同様の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本実施形態では、燃焼装置2として蓄熱式交番燃焼装置2を用い、排気煙道3を用いない点で異なっている。
蓄熱式交番燃焼装置2は、一対のバーナ21を交番燃焼させるもので、図7に示すように、炉壁11に一対のバーナ21を設けると共に、この一対のバーナ21にそれぞれ蓄熱体22を収容した蓄熱室23を付設する。そして、給気ブロア24および排気ブロア25を四方弁26を介して両方のバーナ21にそれぞれ接続し、両方のバーナ21を交互に燃焼させて、一方のバーナ21の燃焼中に、他方のバーナ21を通して炉1内の高温の排気ガスを排出すると共にこの時に蓄熱体22で熱回収を行い、次に、この他方のバーナ21が燃焼する時に蓄熱体22で回収した熱で燃焼用空気を予熱するものである。図中の符号27は給気ブロア24と四方弁26とを接続する給気管であり、符号28は排気ブロア25と四方弁26とを接続する排気管である。なお、四方弁26を用いずに、給気ブロア24および排気ブロア25をそれぞれ両方のバーナ21に別々に接続して、各接続管の弁の開閉により制御してもよい。
このため、炉1には排気煙道3を設ける必要がなく、排気ガスを排出する側のバーナ21を介した流路が排気煙道3として機能する。
そして制圧用空気流路4は、下流側の端部を排気管28に接続している。均圧弁5は、図1に示す例と同様に、一次室52の導入孔52aと炉壁11の導出孔との間に導圧管13を接続し、二次室53の導入孔53aを目標圧力となる大気に開放している。
炉圧が目標圧力と同じである場合には、一次室52と二次室53の圧力が均衡してダイヤフラム51は自然状態となり、均圧弁5の開度が所定の値となって所定量の制圧用空気が流れる平衡状態となって炉圧は目標圧力に維持される。
平衡状態から炉圧が低くなると、一次室52の圧力が二次室53の圧力よりも低くなって開度が大きくなり、排気管28内に流入する制圧用空気の流量が増加する。排気管28内を流れる排気ガスの温度が低下してドラフトが減少すると共に、排気管28内を流れる排気ガスの流量増加による流路抵抗の増加の二つの効果により、炉圧が高くなる方に振れる。炉圧が高くなると、開度が小さくなって排気管28内に流入する制圧用空気の流量が減少し、炉圧が低くなる方に振れる。これにより、目標圧力でバランスして平衡状態となる。
図7に示す例では、制圧用空気流路4の上流側の端部を大気に開放していて、自然吸気により大気中の空気を吸引しているが、図8に示す例のように、制圧用空気流路4の上流側の端部を給気管27の途中に接続して、給気ブロア24からの空気を供給することで、制圧用空気の流量を確保することができる。
本実施形態においても、炉圧計や制御弁や制御機やダンパが不要で、部品点数を少なくすることができ、また、炉1内の高温に直接曝される部品がなく、また、可動部分がダイヤフラム51(および弁体6)のみと少なく信頼性や耐久性に優れると共に調整が特に必要なく、また、電力を必要とせず、安価に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の断面図である。 同上の炉圧制御装置における均圧弁および制圧用空気流路の断面図である。 同上の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の他例の断面図である。 同上の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の更に他例の断面図である。 同上の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の更に他例の断面図である。 同上の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の更に他例の断面図である。 他の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の断面図である。 同上の実施形態の炉圧制御装置を設けた炉の他例の断面図である。
符号の説明
1 炉
10 炉内空間
11 炉壁
12 排気口
13 導圧管
2 燃焼装置
20 ブロア
21 バーナ
22 蓄熱体
23 蓄熱室
24 給気ブロア
25 排気ブロア
26 四方弁
27 給気管
3 排気煙道
30 ダクト
31 誘引ファン
32 スロート部
4 制圧用空気流路
40 制圧用空気管
41 貫通孔
42 弁開口
43 ブロア
44 分岐流路
45 ノズル
5 均圧弁
50 本体部
50a 外殻ケーシング
50b 挿通孔
51 ダイヤフラム
52 一次室
52a 導入孔
53 二次室
53a 導入孔
6 弁体
61 弁部

Claims (2)

  1. 炉に加熱手段としての燃焼装置を設けると共に排気煙道を接続し、前記排気煙道に制圧用空気流路を接続し、前記制圧用空気流路に均圧弁を設けた炉圧制御装置であって、均圧弁は、内部に弁体が接続されるダイヤフラムにて仕切られた一次室と二次室とを有し、一次室と二次室はそれぞれ内外を連通する導入孔を備え、一次室の導入孔と炉に形成され炉内外を連通する導出孔との間に導圧管を接続すると共に、二次室の導入孔と目標圧力の気体を有する空間とを連通し、二次室の圧力と比較して一次室の圧力が高い程、制圧用空気流路の開度を小さくして成ることを特徴とする炉圧制御装置。
  2. 加熱手段としての燃焼装置を備えると共に排気煙道を接続してなる炉の炉圧制御方法であって、前記排気煙道に制圧用空気流路を接続すると共に、前記制圧用空気流路に内部にダイヤフラムにて仕切られた一次室と二次室とを有する均圧弁を設け、一次室に炉内の気体を導入して一次室の気圧を炉圧と略同じにすると共に、二次室に目標圧力の気体を導入して二次室の気圧を目標圧力とし、二次室の圧力と比較して一次室の圧力が高い程、制圧用空気流路の開度を小さくするように調節して制圧用空気の流量を制御し、炉圧を目標圧力とすることを特徴とする炉圧制御方法。
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