JP2010091053A - 円すいころ軸受装置 - Google Patents

円すいころ軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010091053A
JP2010091053A JP2008262966A JP2008262966A JP2010091053A JP 2010091053 A JP2010091053 A JP 2010091053A JP 2008262966 A JP2008262966 A JP 2008262966A JP 2008262966 A JP2008262966 A JP 2008262966A JP 2010091053 A JP2010091053 A JP 2010091053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
ring member
tapered roller
inner ring
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008262966A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Yamaguchi
高平 山口
Ryosuke Nakado
了介 中堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2008262966A priority Critical patent/JP2010091053A/ja
Publication of JP2010091053A publication Critical patent/JP2010091053A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/364Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
    • F16C19/546Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing
    • F16C19/547Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings
    • F16C19/548Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings in O-arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general
    • F16C2361/61Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】円すいころ軸受の潤滑油が流入される流入口において、潤滑油の使用温度の冷却を図る。
【解決手段】内輪部材28aと、外輪部材28cと、円すいころ28bから構成される円すいころ軸受としてのリヤ軸受28において、円すいころ28bの転動を円滑にする潤滑油が、内輪部材28aの小径端部側である小鍔部28a−1側から流入し、大径端部側である大鍔部28a−2側に排出される円すいころ軸受装置であって、内輪部材28aの小径端部側である小鍔部28a−1側から潤滑油が流入する潤滑油流入口には、外輪部材28cに隣接して潤滑油が流入可能な状態として冷却部材29が配設されており、冷却部材29は、外輪部材28cを支持する支持部材に接触している。
【選択図】図1

Description

本発明は、円すいころ軸受装置に関する。詳細には、円すいころの転動を円滑にする潤滑油が、内輪部材の小径端部側から流入し、大鍔部側に排出される円すいころ軸受装置に関する。
図5に図示されるように、従来、例えば、自動車等車両の駆動経路に設置される汎用のデファレンシャル装置は、デファレンシャルキャリア112内にデファレンシャルリングギヤ114とドライブピニオン116が噛合して配置されて構成されている。例えば、四輪駆動車両のフロントデファレンシャル装置110において、ドライブピニオン116を端部に一体形成したドライブピニオンシャフト118は該シャフトに軸方向に間隔を置いて嵌合配置されたフロント軸受126およびリヤ軸受128によりデファレンシャルキャリア112に支持されており、両軸受間には両軸受を潤滑する潤滑油Lのオイル溜り130が形成されている。この両軸受間に形成されたオイル溜り130と、デファレンシャルリングギヤ114が配置された潤滑油室132との間には潤滑油Lを導入するための導入流路134が形成されており、ドライブシャフト113を中心にデファレンシャルリングギヤ114が回転することにより掻き揚げられた潤滑油Lをオイル溜り130に導入するようになっている。この導入流路134は通常、デファレンシャルキャリア112の上方位置に潤滑油Lが流下する構造として形成されている。
このフロント軸受126およびリヤ軸受128は、円すいころ軸受が使用されることがある。
この円すいころ軸受は、フロント軸受126を例にして説明すると、内輪部材126aが、外周面が円すい面状に形成され、この外周面における小径端部側には鍔状の小鍔部126a−1が、大径端部側には大鍔部126a−2が形成されている。そして、外輪部材126cが、この内輪部材126aの外周面の円すい面状に対向して、内周面が円すい面状に形成されている。そして、円すいころ126bが、内輪部材126aと外輪部材126cの間に挟み込まれた状態で配設可能に円すい状に形成されて複数配列されている。そして、フロント軸受126およびリヤ軸受128の両軸受共、内輪部材126a、128aの小径端部側である小鍔部126a−1、128a−1側(換言すれば、円すいころの小径部126b−1、128b−1側)がオイル溜り130側となるように配置されている。なお、リヤ軸受128もフロント軸受126の同じ構成部位には、符号128の後にa、b、cの符号を付して示した。
そして、この小鍔部126a−1、128a−1側から供給される潤滑油Lは、この円すいころ軸受のポンプ作用と呼ばれる油の引き込み現象によって、フロント軸受126およびリヤ軸受128内に流入し、円すいころの自転及び公転の回転に伴う遠心力で軸受内を流通して内輪部材126a、128aの大径端部側である大鍔部126a−2、128a−2側(換言すれば、円すいころの大径部126b−2、128b−2側)に排出される。こうして、オイル溜り130の潤滑油Lは両軸受ともその小鍔部126a−1、128a−1側から大鍔部126a−2、128a−2側に流通して潤滑が行われる。
通常、四輪駆動の自動車の場合において、このドライブピニオンシャフト118に嵌合配置されるフロント軸受126およびリヤ軸受128の配置関係は、車両進行方向前方位置にデファレンシャルリングギヤ114が配設されている。そして、駆動源からの駆動経路の下流側に配置されるのがフロント軸受126であり、上流側に配置されるのがリヤ軸受128である。すなわち、車両進行方向前方位置に配設されるのがフロント軸受126となり、後方位置に配設されるのがリヤ軸受128となる。
このような配置関係により、フロント軸受126のオイル溜り130側と反対側はデファレンシャルリングギヤ114が配置される潤滑油室132となっている。このためオイル溜り130からフロント軸受126を潤滑した潤滑油Lは潤滑油室132に戻る。
また、リヤ軸受128のオイル溜り130側とは反対側にはオイル戻し溜り136が形成されており、オイル溜り130からリヤ軸受128を潤滑した潤滑油Lが貯留されるようになっている。このオイル戻し溜り136に貯留された潤滑油Lは、ドライブピニオンシャフト118の他端に駆動連結状態として取付けられるコンパニオンフランジ120のスリーブ122に嵌合配設されるオイルシール138を潤滑するようになっている。
なお、リヤ軸受128のオイル溜り130側とは反対側に形成されたオイル戻し溜り136と、デファレンシャルリングギヤ114が配置された潤滑油室132との間には、図示を省略するリターン流路が形成されている。このリターン流路は、リヤ軸受128及びオイルシール138を潤滑した潤滑油Lをオイル戻し溜り136から潤滑油室132に戻す。
上記のように構成されたデファレンシャル装置110の潤滑構造によれば、ドライブピニオンシャフト118に関係して配設されたフロント軸受126、リヤ軸受128、及びオイルシール138の潤滑は、導入流路134を通じて導入される潤滑油Lによって行われる。導入流路134にはデファレンシャルリングギヤ114が配置された潤滑油室132の潤滑油Lがデファレンシャルリングギヤ114の駆動回転により掻き揚げられて、その飛散状態の潤滑油Lが導入される。導入流路134に導かれた潤滑油Lは流下してオイル溜り130に導入される。オイル溜り130に導入された潤滑油Lにより上述した様にフロント軸受126、リヤ軸受128、及びオイルシール138の潤滑を行う。ところで、デファレンシャル装置110に用いられる潤滑油Lの粘度は使用温度によって変化する。一般的に、潤滑油Lの使用温度が高い状態では粘度は低く、使用温度が低い状態では粘度が高い。そのため、このデファレンシャル装置110内の潤滑油Lの使用温度上昇を抑制するため、従来より、デファレンシャル装置内の内圧を抑制するブリーザ装置や、潤滑油Lを冷却するオイルクーラ等が備えられたデファレンシャル装置が知られている。
特開平10−288252号公報 特開2003−106418号公報 特開2003−254414号公報
しかしながら、長時間連続運転したデファレンシャル装置110内が高温状態となると、ブリーザ装置やオイルクーラによって冷却した場合でも、デファレンシャルリングギヤ114により掻き揚げられて潤滑油オイル溜り130に導入された潤滑油Lの使用温度状態が高温状態である場合がある。そして、潤滑油Lは、潤滑油Lの使用温度が高い状態の場合には、潤滑油Lの粘度が低い状態で円すいころ軸受内に流入する。この潤滑油Lの粘度が低い状態では、円すいころ軸受に構成される円すいころと、内輪部材及び外輪部材の間において潤滑油Lの流通が不十分な状態となって、金属接触を起こす転動状態となるおそれがあり、異常磨耗や焼きつきが発生しやすくなる。
また、四輪駆動車両のフロントデファレンシャル装置110においては、デファレンシャルリングギヤ114の回転方向は前進時には図5で見て反時計回り方向に回転し、この回転に伴って潤滑油Lも反時計回り方向に追従飛散し、導入流路134の上方開口から導入されてオイル溜り130に流下する構成である。これは、後進時、デファレンシャルリングギヤ114の回転方向が時計回り方向に回転する場合の潤滑油Lの掻き揚げ量に比べて少ない。そのため、潤滑油Lの使用温度が高い状態の場合において、潤滑油Lの掻き揚げ量が減少し、軸受への潤滑油Lの供給量が不足して潤滑不足となると軸受内の異常磨耗や焼きつきが、より発生しやすくなる。
そこで、本発明者は鋭意検討の結果、オイル溜り130に集まった潤滑油Lの使用温度が高温な場合でも、円すいころ軸受の流入口において潤滑油Lの使用温度が適温に冷却された状態で軸受内に流入することができれば、円すいころ軸受の潤滑性の低下を抑制し異常磨耗、焼きつきの発生を防ぐことができることに着目した。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、円すいころ軸受の潤滑油が流入される流入口において、潤滑油の使用温度の冷却を図ることにある。
上記した課題を達成するために、本発明に係る円すいころ軸受装置は、次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、外周面が円すい面状に形成され、該外周面における大径端部側には鍔状の大鍔部が形成された内輪部材と、該内輪部材の外周面の円すい面状に対向して、内周面が円すい面状に形成された外輪部材と、前記内輪部材と前記外輪部材の間に円すいころが複数配列されており、前記円すいころの転動を円滑にする潤滑油が、該内輪部材の小径端部側から流入し、大鍔部側に排出される円すいころ軸受装置であって、前記内輪部材の小径端部側から潤滑油が流入する潤滑油流入口には、前記外輪部材に隣接して潤滑油が流入可能な状態として冷却部材が配設されており、前記冷却部材は、前記外輪部材を支持する支持部材に接触していることを特徴とする。
この第1の発明によれば、内輪部材の小径端部側から潤滑油が流入する潤滑油流入口には、外輪部材に隣接して潤滑油が流入可能な状態として冷却部材が配設されている。そのため、円すいころ軸受装置内に流入する潤滑油は、潤滑油流入口に流入するときに、この冷却部材を通過することで潤滑油の温度を冷却して円すいころ軸受装置内に流入することができる。すなわち、円すいころ軸受装置内に流入する潤滑油は、温度が低く、粘度が高い状態で円すいころ軸受装置内に流入することができるため、良好な潤滑状態で円すいころ軸受装置内に流入することができる。また、冷却部材は、外輪部材を支持する支持部材に接触している。このため、潤滑油の温度が冷却部材を介して支持部材に伝達されることで効率的に冷却することができる。
本発明の第2の発明は、前記冷却部材は、放熱性の良好な金属で形成されていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、冷却部材は、放熱性の良好な金属で形成されている。これにより、円すいころ軸受装置内に流入する潤滑油の冷却をより一層向上させることができる。
本発明の第3の発明は、前記冷却部材の形状は、前記内輪部材の小径端部側から流入する部位の形状が凹凸形状で形成されていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、冷却部材の形状は、内輪部材の小径端部側から流入する部位の形状が凹凸形状で形成されている。これにより、内輪部材の小径端部側から潤滑油が流入する潤滑油と接触する面積が大きい形状で形成されるためより一層効率的に、冷却部材への放熱を行うことができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより次の効果を得ることができる。
先ず、上記第1の発明の円すいころ軸受装置によれば、潤滑油は、潤滑油流入口に流入するときに、冷却部材を通過することで潤滑油の温度を冷却して円すいころ軸受装置内に流入することができる。すなわち、円すいころ軸受装置内に流入する潤滑油は、温度が低く、粘度が高い状態で円すいころ軸受装置内に流入することができるため、良好な潤滑状態で円すいころ軸受装置内に流入することができる。また、冷却部材は、外輪部材を支持する支持部材に接触しているため、潤滑油の温度が冷却部材を介して支持部材に伝達されることで効率的に冷却することができる。
次に、上記第2の発明の円すいころ軸受装置によれば、円すいころ軸受装置内に流入する潤滑油の冷却をより一層向上させることができる。
次に、上記第3の発明の円すいころ軸受装置によれば、内輪部材の小径端部側から潤滑油が流入する潤滑油と接触する面積が大きい形状で形成されるためより一層効率的に、冷却部材への放熱を行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の一実施例を、図面を用いて説明する。この実施例は、四輪駆動の駆動形態自動車に適用されたデファレンシャル装置のフロントデファレンシャル装置を例にして説明する。図1は、本発明の一実施例として、デファレンシャル装置の全体構成を概略的に示した断面図である。図1において、デファレンシャルリングギヤ14には差動機構が装備されているが図示を省略している。なお、図1において矢印F方向は自動車の前進時における進行方向を示している。
図1に示すように、本実施例のデファレンシャル装置10は、デファレンシャルキャリア12内にデファレンシャルリングギヤ14とドライブピニオン16が噛合して配置されて構成されている。ドライブピニオン16はドライブピニオンシャフト18の図1で見て左端に一体的に形成されている。ドライブピニオンシャフト18の図1で見て右端はコンパニオンフランジ20のスリーブ22がナット24により締め付けられて回転連結されている。コンパニオンフランジ20は不図示の継手やプロペラシャフトを介してフロントエンジンに駆動連結されており、フロントエンジンの駆動力が伝達されてくるようになっている。なお、デファレンシャルリングギヤ14には不図示の差動機構が装備されており、差動機構から左右の車輪に動力が伝達されるようになっている。なお、本実施例におけるデファレンシャルキャリア12が本発明の「支持部材」に相当する。
ドライブピニオンシャフト18はフロント軸受26及びリヤ軸受28によりデファレンシャルキャリア12に支持されている。このフロント軸受26及びリヤ軸受28は共に円すいころ軸受として形成されている。
フロント軸受26は、概略、内輪部材26a、円すいころ26b、外輪部材26c、保持器26dから構成されている。
この内輪部材26aは、外周面が円すい面状に形成され、該外周面における小径端部側には鍔状の小鍔部26a−1が、大径端部側には鍔状の大鍔部26a−2が形成されている。外輪部材26cは、内輪部材26aの外周面の円すい面状に対向して、内周面が円すい面状に形成されている。円すいころ26bは、内輪部材26aと外輪部材26cの間に挟み込まれた状態で配設可能な円すい状に形成されており、小径に形成された小径部26b−1と大径に形成された大径部26b−2が形成されている。この円すいころ26bは、保持器26dに保持された状態で内輪部材26aと外輪部材26cの間に挟みこまれて複数配列されており、ドライブピニオンシャフト18の外周面上を自転かつ公転可能とされている。保持器26dは、円すいころ26bが内輪部材26aと外輪部材26cの間の円すい面上を自転かつ公転可能な状態で保持するものである。
リヤ軸受28は、概略、内輪部材28a、円すいころ28b、外輪部材28c、保持器28dから構成されている。
この内輪部材28aは、外周面が円すい面状に形成され、該外周面における小径端部側には鍔状の小鍔部28a−1が、大径端部側には鍔状の大鍔部28a−2が形成されている。外輪部材28cは、内輪部材28aの外周面の円すい面状に対向して、内周面が円すい面状に形成されている。円すいころ28bは、内輪部材28aと外輪部材28cの間に挟み込まれた状態で配設可能な円すい状に形成されており、小径に形成された小径部28b−1と大径に形成された大径部28b−2が形成されている。この円すいころ28bは、保持器28dに保持された状態で内輪部材28aと外輪部材28cの間に挟みこまれて複数配列されており、ドライブピニオンシャフト18の外周面上を自転かつ公転可能とされている。保持器28dは、円すいころ28bが内輪部材28aと外輪部材28cの間の円すい面上を自転かつ公転可能な状態で保持するものである。
上記フロント軸受26及びリヤ軸受28は、ドライブピニオンシャフト18に軸方向に間隔を置いて配置されており、その内輪部材26a、28aがドライブピニオンシャフト18に嵌合した状態で配置されている。フロント軸受26は図1で見てドライブピニオン16に隣接して配置されており、リヤ軸受28は図1で見てコンパニオンフランジ20のスリーブ22に隣接して配置されている。すなわち、駆動経路の上流側に配設されるのがリヤ軸受28であり、下流側に配設されるのがフロント軸受26となっている。また、内輪部材26aの小径端部側である小鍔部26a−1と、内輪部材28aの小径端部側である小鍔部28a−1が対向した状態として配置されている。この状態は、換言すれば、円すいころ26bの小径部26b−1と、円すいころ28bの小径部28b−1が対向した配置状態である。
軸方向に間隔を置いて配置されたフロント軸受26とリヤ軸受28との間のデファレンシャルキャリア12の箇所は、該両軸受26、28に潤滑油Lを供給するオイル溜り30として形成されている。デファレンシャル装置10における潤滑油Lの主たるオイル貯留はデファレンシャルリングギヤ14が配置されている潤滑油室32で行われる。潤滑油室32内の潤滑油Lは、デファレンシャルリングギヤ14がドライブシャフト13を中心に回転することにより攪拌されて、潤滑油室32内に飛散状態となり、攪拌により上方に掻き揚げられた潤滑油Lがデファレンシャルキャリア12の上方に形成した導入流路34を通ってオイル溜り30に導入される。導入流路34は潤滑油室32の上方とオイル溜り30の上方とを連通する状態として形成されており、導入流路34に導入されてきた潤滑油Lが自重で流下可能な形状として形成されている。この実施例の場合は、オイル溜り30に対して下降傾斜する形状として形成されている。
図1で見て、デファレンシャルリングギヤ14の回転方向は前進時には図1で見て反時計回り方向に回転しており、その回転に伴って潤滑油Lも反時計回り方向に追従飛散し、導入流路34の上方開口から導入されてオイル溜り30に流下していくようになっている。
オイル溜り30に導入された潤滑油Lにより、その両側に配置されたフロント軸受26及びリヤ軸受28を潤滑する。その潤滑は、フロント軸受26は、内輪部材26aの小径端部側である小鍔部26a−1側から大径端部側である大鍔部26a−2側方向に潤滑油Lが流通して潤滑する。同じく、リヤ軸受28は、内輪部材28aの小径端部側である小鍔部28a−1側から大径端部側である大鍔部28a−2側方向に潤滑油Lが流通して潤滑する。
これを換言すれば、フロント軸受26は、円すいころ26bの小径部26b−1側から大径部26b−2側方向に潤滑油Lが流通して潤滑する。同じく、リヤ軸受28は、円すいころ28bの小径部28b−1側から大径部28b−2側方向に潤滑油Lが流通して潤滑する。
フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側からの潤滑油Lの流通は、この円すいころ軸受のポンプ作用と呼ばれる油の引き込み現象によって行われる。すなわち、軸受内に流入した潤滑油Lは、円すいころの自転及び公転の回転に伴う遠心力で軸受内を流通して内輪部材26a、28aの大径端部側である大鍔部26a−2、28a−2側に排出される。こうして、オイル溜り30の潤滑油Lは、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側から大径端部側である大鍔部26a−2、28a−2側に流通して潤滑が行われる。
なお、本実施例において、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)における内輪部材26a、28aと外輪部材26c、28cの間に形成された開口部から潤滑油Lが流入される構成であり、この開口部による流入口が本発明の「潤滑油流入口」に相当する。
そして、フロント軸受26を潤滑した潤滑油Lは、その内輪部材26aの大径端部側である大鍔部26a−2側(換言すれば、円すいころ26bの大径部26b−2側)から潤滑油室32に戻る。リヤ軸受28を潤滑した潤滑油Lは、その内輪部材28aの大径端部側である大鍔部28a−2側(換言すれば、円すいころ28bの大径部28b−2側)からオイル戻し溜り36に排出する。
オイル戻し溜り36はリヤ軸受28から排出した潤滑油Lによりオイルシール38を潤滑するための役割を果たすとともに、デファレンシャル装置10の始動時で、導入流路34から導入される潤滑油量が少なくオイル溜り30の潤滑油残存量が少ないときにリヤ軸受を潤滑するためのものである。オイルシール38は図1で見てオイル戻し溜り36の後方位置に配置されており、コンパニオンフランジ20のスリーブ22に嵌合状態で配設されており、その外径部がデファレンシャルキャリア12に固定支持されている。したがって、オイルシール38の内径部がスリーブ22に回転可能状態にシール密接しており、このシール部分の潤滑が必要なものである。
オイル戻し溜り36と潤滑油室32との間は、図示を省略するリターン流路により流路連結されており、オイル戻し溜り36に滞留する潤滑油Lを潤滑油室32に戻すようになっている。リターン流路(図示省略)はデファレンシャルキャリア12の最下方位置に形成されており、オイル戻し溜り36に滞留する潤滑油Lを良好に戻すようになっている。
次に、潤滑流入口、すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)における潤滑油Lの冷却構造について説明する。
図2は、ドライブピニオンシャフト18を支持するフロント軸受26及びリヤ軸受28の部位を拡大した断面図である。また、図3は、ドライブピニオンシャフト18を支持するリヤ軸受28の構成を示した分解斜視図である。図4は、ドライブピニオンシャフト18を支持するリヤ軸受28の内輪部材28aの小径端部側である小鍔部28a−1側における潤滑油Lの冷却部材29の斜視図である。なお、図3において、フロント軸受26及びリヤ軸受28において、共に同様の構成であるため、代表としてリヤ軸受28の構成について示している。また、内部の構成を分かり易く図示するために一部切断した状態で図示されている。また、図4において、冷却部材は、フロント軸受26及びリヤ軸受28において、共に同様の構成であるため、代表してリヤ軸受28における冷却部材29について示しており、リヤ軸受28の図示は省略している。また、フロント軸受26及びこの冷却部材27の図示を省略している。
図2に図示されるように、潤滑流入口、すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)には、外輪部材26c、28cに隣接して潤滑油Lが流入可能な状態の冷却部材27、29が配設されている。図2から図4に図示されるように、この冷却部材27、29は、外輪部材26c、28cの外周直径と略同一の円板形状に形成されている。そして、この冷却部材27、29は、外輪部材26c、28cの外径部と共にデファレンシャルキャリア12に固定支持されている。この冷却部材27、29の固定支持は、デファレンシャルキャリア12内において圧入されることによって固定支持されている。そのため、外輪部材26c、28cは、外径部がデファレンシャルキャリア12に接触した状態で固定保持されている。
また、図3に図示されるように、冷却部材29(冷却部材27は図示省略)の中心部は、ドライブピニオンシャフト18が挿通可能な貫通孔29a(冷却部材27の貫通孔27aは図示省略)が形成されている。
冷却部材29(冷却部材27は図示省略)は、放熱性の良好な金属で形成されている。換言すれば、熱伝導性の高い金属で形成されている。この放熱性の良好な金属は、銅、アルミニウム等である。
図3及び図4に図示されるように、更に、冷却部材29の内周面は、潤滑油Lとの接触面積を大きくするために、潤滑油Lが流入可能な状態の凹凸形状に形成されている。図3に図示されるように、詳細には、冷却部材29の内周面には、冷却部材29の中心部に向かって棒状の凸部29bが複数配列されており、3層に構成されて、一体に形成された凹凸形状のものである。図4(A)に図示されたものがこの構成のものである。またこれ以外の形状として、図4(B)に図示されるように、冷却部材29の内周面は潤滑油Lとの接触面積を大きくする構成であれば、一層形状の略スリット構造に形成されたものでも良い。また、この一層形状のものを複数重ねて構成されたものでも良い。
次に、本実施例の上記構成における潤滑作用を説明する。
先ず、デファレンシャル装置10は、デファレンシャルリングギヤ14とドライブピニオン16が噛合って駆動回転することにより、主にデファレンシャルリングギヤ14により潤滑油室32内の潤滑油Lが攪拌されて飛散し、この飛散した潤滑油Lによりデファレンシャル装置10内の各潤滑箇所の全体の潤滑が行われる。
上記潤滑油室32の潤滑において、デファレンシャルリングギヤ14により上方まで掻き揚げられた飛散状態の潤滑油Lが導入流路34を通ってオイル溜り30に導入される。この導入された潤滑油Lによりフロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側からの潤滑油Lの流通がポンプ作用と呼ばれる油の引き込み現象によって行われる。
ところで、潤滑油室32内の潤滑油Lの使用温度は、自動車の走行初期状態や定常運転状態、負荷の高い運転状態で変化したり、自動車が使用される地域環境等によっても変化する。一般に、自動車の走行初期状態では潤滑油Lがまだ充分攪拌されてないことから温度が低く、充分攪拌された定常運転状態では温度が高くなる。過負荷運転状態では更に温度が高くなる。また、自動車が寒冷地域で使用される場合には潤滑油Lの使用温度は低く、熱帯地域で使用される場合には使用温度は高くなる。
潤滑油Lは、潤滑油Lの使用温度が高い状態の場合には、潤滑油Lの粘度が低い状態でフロント軸受26及びリヤ軸受28内に流入する。この潤滑油Lの粘度が低い状態では、円すいころ26b、28bと、内輪部材26a、28a及び外輪部材26c、28cの間において潤滑油Lの流通が不十分な状態となって、金属接触を起こす転動状態となるおそれがあり、異常磨耗や焼きつきが発生しやすくなる。
このとき、潤滑流入口、すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)には、外輪部材26c、28cに隣接して潤滑油Lが流入可能な状態の冷却部材27、29が配設されている。この冷却部材27、29は、放熱性の良好な金属で形成されているため、潤滑油Lがこの冷却部材27、29を通過する際に潤滑油Lの使用温度が、この冷却部材27、29に放熱される。これにより潤滑油Lを冷却することができる。また、この冷却部材27、29は、外輪部材26c、28cを支持するデファレンシャルキャリア12に接触した状態で固定保持されている。そのため、潤滑油Lは、潤滑流入口(すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側)から流入されるときに、潤滑油Lの使用温度が冷却部材27、29を介してデファレンシャルキャリア12に伝達されて効率的に冷却することができる。
これらの構成によれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)から潤滑油Lが流入する潤滑油流入口には、外輪部材26c、28cに隣接して潤滑油Lが流入可能な状態として冷却部材27、29が配設されている。そのため、フロント軸受26及びリヤ軸受28に流入する潤滑油Lは、潤滑油流入口に流入するときに、この冷却部材を通過することで潤滑油Lの温度を冷却してフロント軸受26及びリヤ軸受28に流入することができる。すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28に流入する潤滑油Lは、温度が低く、粘度が高い状態でフロント軸受26及びリヤ軸受28に流入することができるため、良好な潤滑状態でフロント軸受26及びリヤ軸受28に流入することができる。また、冷却部材27、29は、外輪部材26c、28cを支持するデファレンシャルキャリア12に接触している。このため、潤滑油Lの温度が冷却部材を介してデファレンシャルキャリア12に伝達されることで効率的に冷却することができる。
また、冷却部材27、29は、放熱性の良好な金属で形成されている。これにより、フロント軸受26及びリヤ軸受28に流入する潤滑油Lの冷却をより一層向上させることができる。また、冷却部材27、29の形状は、潤滑流入口、すなわち、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側(換言すれば、フロント軸受26及びリヤ軸受28の円すいころ26b、28bの小径部26b−1、28b−1側)から流入する部位の形状が凹凸形状で形成されている。これにより、フロント軸受26及びリヤ軸受28の内輪部材26a、28aの小径端部側である小鍔部26a−1、28a−1側から潤滑油Lが流入する潤滑油Lと接触する面積が大きい形状で形成されるためより一層効率的に、冷却部材27、29への放熱を行うことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその他各種の実施形態が考えられるものである。
例えば、上記の実施例では、冷却部材29は、内周面において潤滑油Lとの接触面積を大きくするために、潤滑油Lが流入可能な状態の凹凸形状に形成されているものとして、中心部に向かって棒状の凸部29bが複数配列されているものについて説明したが、この棒状の凸部は、必ずしも一定の形状に限定されないものである。
また、上記の実施例では、冷却部材27、29は、この凹凸形状が3層に構成されて、一体に形成されたものを示した。しかしながら、これに限定されるものではなく、図4(B)に図示されるように、冷却部材27、29の内周面は潤滑油Lとの接触面積を大きくする構成であれば、一層形状の略スリット構造に形成されたものでも良い。また、この一層形状のものを複数重ねて構成されたものでも良い。
また、上記の実施例では、デファレンシャル装置10は四輪駆動の駆動形態自動車に適用されたデファレンシャル装置のうちフロントデファレンシャル装置を例にして説明したが、リヤデファレンシャル装置にも適用できる。また、フロントエンジンフロントドライブの駆動形態やフロントエンジンリヤドライブの駆動形態等、その他各種の駆動形態に適用可能なものである。
デファレンシャル装置の全体構成を概略的に示す一実施例の断面図である。 本実施例としてのデファレンシャル装置のドライブピニオンシャフトを支持するフロント軸受及びリヤ軸受の部位を拡大した断面図である。 本実施例としてのデファレンシャル装置のドライブピニオンシャフトを支持するリヤ軸受の構成を示した分解斜視図である。 本実施例としてのデファレンシャル装置のドライブピニオンシャフトを支持するリヤ軸受の内輪部材の小径端部側である小鍔部側における潤滑油の冷却部材の斜視図である。 従来におけるデファレンシャル装置の全体構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
10 デファレンシャル装置
12 デファレンシャルキャリア
13 ドライブシャフト
14 デファレンシャルリングギヤ
16 ドライブピニオン
18 ドライブピニオンシャフト
20 コンパニオンフランジ
22 スリーブ
24 ナット
26 フロント軸受
26a 内輪部材
26a−1 小鍔部
26a−2 大鍔部
26b 円すいころ
26b−1 小径部
26b−2 大径部
26c 外輪部材
26d 保持器
27 冷却部材
27a 貫通孔
27b 凸部
28 リヤ軸受
28a 内輪部材
28a−1 小鍔部
28a−2 大鍔部
28b 円すいころ
28b−1 小径部
28b−2 大径部
28c 外輪部材
28d 保持器
29 冷却部材
29a 貫通孔
29b 凸部
30 オイル溜り
32 潤滑油室
34 導入流路
36 オイル戻し溜り
38 オイルシール
F 自動車の前進時における進行方向
L 潤滑油

Claims (3)

  1. 外周面が円すい面状に形成され、該外周面における大径端部側には鍔状の大鍔部が形成された内輪部材と、
    該内輪部材の外周面の円すい面状に対向して、内周面が円すい面状に形成された外輪部材と、
    前記内輪部材と前記外輪部材の間に円すいころが複数配列されており、
    前記円すいころの転動を円滑にする潤滑油が、該内輪部材の小径端部側から流入し、大鍔部側に排出される円すいころ軸受装置であって、
    前記内輪部材の小径端部側から潤滑油が流入する潤滑油流入口には、前記外輪部材に隣接して潤滑油が流入可能な状態として冷却部材が配設されており、
    前記冷却部材は、前記外輪部材を支持する支持部材に接触していることを特徴とする円すいころ軸受装置。
  2. 請求項1記載の円すいころ軸受装置であって、
    前記冷却部材は、放熱性の良好な金属で形成されていることを特徴とする円すいころ軸受装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の円すいころ軸受装置であって、
    前記冷却部材の形状は、前記内輪部材の小径端部側から流入する部位の形状が凹凸形状で形成されていることを特徴とする円すいころ軸受装置。
JP2008262966A 2008-10-09 2008-10-09 円すいころ軸受装置 Pending JP2010091053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008262966A JP2010091053A (ja) 2008-10-09 2008-10-09 円すいころ軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008262966A JP2010091053A (ja) 2008-10-09 2008-10-09 円すいころ軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010091053A true JP2010091053A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42253977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008262966A Pending JP2010091053A (ja) 2008-10-09 2008-10-09 円すいころ軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010091053A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2816247A1 (en) 2013-06-17 2014-12-24 Jtekt Corporation Tapered roller bearing and power transmission device using tapered roller bearing
WO2015144320A1 (de) * 2014-03-26 2015-10-01 Robert Bosch Gmbh Kühlhülse für ein lager und lager mit kühlhülse

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2816247A1 (en) 2013-06-17 2014-12-24 Jtekt Corporation Tapered roller bearing and power transmission device using tapered roller bearing
US9243667B2 (en) 2013-06-17 2016-01-26 Jtekt Corporation Tapered roller bearing and power transmission device using tapered roller bearing
WO2015144320A1 (de) * 2014-03-26 2015-10-01 Robert Bosch Gmbh Kühlhülse für ein lager und lager mit kühlhülse
US10082181B2 (en) 2014-03-26 2018-09-25 Robert Bosch Gmbh Cooling sleeve for a bearing and bearing including a cooling sleeve

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9726224B2 (en) Tapered roller bearing
US9803741B2 (en) Lubricating structure for differential device
US9243667B2 (en) Tapered roller bearing and power transmission device using tapered roller bearing
JP2007318821A (ja) 電動機
KR20100124250A (ko) 냉각 에어 스쿠프를 가지는 차축 하우징 어셈블리를 포함하는 차축 어셈블리
US20120189235A1 (en) Bearing race for a rolling-element bearing
JP5736778B2 (ja) 円すいころ軸受及びこれを用いたピニオン軸支持装置
JP2007321802A (ja) 円錐ころ軸受
JP2010091053A (ja) 円すいころ軸受装置
JP5598061B2 (ja) 円すいころ軸受装置
JP2007092860A (ja) 複列アンギュラ玉軸受および車両用ピニオン軸支持装置
JP2009287678A (ja) ころ軸受および軸受構造物
JP2015059648A (ja) 円すいころ軸受
JP2008115971A (ja) ディファレンシャル装置
JP2765487B2 (ja) デファレンシャル用軸受の潤滑装置
JP2010091054A (ja) 円すいころ軸受装置
JP2008095856A (ja) ディファレンシャル装置
JP2006118525A (ja) 転がり軸受の潤滑装置
JP4370907B2 (ja) 玉軸受
JP7406381B2 (ja) 船外機
US20090028486A1 (en) Tapered roller bearing
TWI723115B (zh) 滾動軸承裝置
US9863472B2 (en) Lubrication system and method for a ball bearing
JP2009041589A (ja) 軸受装置ならびにデファレンシャル
JP4527622B2 (ja) 転がり軸受の潤滑装置