JP2010087979A - 番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、サーバおよび端末制御プログラム - Google Patents

番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、サーバおよび端末制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】CM番組等の第2種番組について事前の調査を行うことなく視聴者の嗜好に適切に対応させる番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、サーバおよび端末制御プログラムを得ること。
【解決手段】第2種番組を配信する番組配信サーバとしてのCM配信サーバ101は、CM蓄積部112に蓄積したCM番組を番組再生端末としての視聴端末102に複数配信し第1種および第2種番組再生手段としての再生部126で再生する。視聴者は再生されるCM番組を好まないとき、CM番組の配信される時間帯内であれば特定第2種番組スキップ要求手段としてのスキップ要求送信部124からそのCM番組のスキップを要求して次のCM番組を配信させる操作を繰り返すことができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、本来再生される番組内容としての番組本編のような第1種番組と、第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所を時間的に覆う広告番組や情報の通知番組のような第2種番組とを番組の再生側に配信する番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、番組配信サーバ、サーバ制御プログラムおよび端末制御プログラムに関する。
テレビジョンを例に採ると、民間のテレビジョン放送局の多くは、本来の放送番組の合間に広告(CM:commercial message)番組を放送している。そして、これにより得られる広告収入によって、無料放送を可能にするビジネスモデルを採用している。したがって、視聴者は、本来の放送番組の視聴の合間に広告を見ることが、このビジネスモデルを維持するために必要とされている。
しかしながら、本来の放送番組の合間に流されるCM番組の中には、視聴者にとって全く興味の湧かないものや、不愉快な思いをさせるものもある。たとえば、小さな子供を病気で失った家族にとって、子供が登場するCM番組は悲しい記憶を思い出させる場合がある。
そこで、視聴の対象とするCM番組を視聴者が選択できるようにした広告配信システムが本発明の第1の関連技術として提案されている(たとえば特許文献1参照)。この第1の関連技術では、同一の広告対象ジャンル内に複数の動画広告を用意しておく。そして、視聴者がCM番組の再生中に指示した場合には、同一のスポンサでこの広告とは異なる代替動画広告を代わって配信するようにしている。
また、本発明の第2の関連技術として、CM番組の代わりにスポンサが用意した代替コンテンツを視聴できるようにした提案も行われている(たとえば特許文献2参照)。この第2の関連技術のコンテンツ配信システムでは、広告情報に替えて代替コンテンツを再生する再生手段を備えている。このため、視聴者が視聴を開始したCM番組を不要としてその視聴のスキップを指示すると、それまでに行われたコンテンツの観賞を乱さない程度で、また広告主の意図を伝えられるような代替コンテンツを配信することができる。たとえば、視聴者がコンテンツを視聴する指定を行った場合には、視聴者に合ったコンテンツを数曲視聴するごとに広告情報が挿入される。視聴者が広告情報をスキップした場合には、視聴者に合ったコンテンツは視聴を指定した場合よりも少ない曲数提供され、広告情報の代わりに、広告主の意向に合ったコンテンツが挿入されることになる。
しかしながら、これら第1および第2の関連技術では、CM番組のスポンサの意図が強く反映されたCM番組あるいは代替コンテンツが視聴の対象となる点で同一である。このため、このようなCM番組や代替コンテンツの視聴の強制は視聴者に苦痛を与える結果となる場合が多い。たとえばゲームを本質的に嫌っている視聴者がいるとする。このような視聴者に対して、特定のゲームのCM番組の代わりに他のゲームのCM番組を代わって提供しても、視聴者に苦痛を与えることを回避することができない。また、CM番組の代わりとして、そのゲームを番組本編内に組み込んだり、そのゲームの面白さを出演者が番組本編で話すようにすると、その視聴者にとっては番組本編自体の視聴も苦痛を与えることになりかねない。
そこで、異なるスポンサのCM放送に入れ替えて視聴することを可能にした第3の関連技術が提案されている。この第3の関連技術では、異なるデジタル放送受信機間で、視聴者が視聴を希望するCM放送を取得できるように放送予定のCM放送を視聴者の希望に応じて予め交換しておくようにしている。
特開2008−028893号公報(第0055段落、図1) 特開2005−006105号公報(第0070段落、図4) 特開2008−124801号公報(第0010段落、図1)
この第3の関連技術によれば、放送予定のCM番組を視聴者の希望に応じて交換するようになっている。したがって、視聴者個人の嗜好情報として完璧なものを予め用意しておく必要があると共に、CM番組も嗜好情報に完全に一致する物を用意しなければならない。そうでなければ視聴者が好まないCM番組が再生された場合に、視聴者はこれを視聴し続けなければならない。
このような問題を回避するためには、CM番組の配信側に視聴者の嗜好の調査について過度の負担を強いることになり、数多くの視聴者にCM番組の配信を行うことを事実上不可能にする。また、視聴者の嗜好もその置かれる環境や各種の情報によって変化する場合があり、CM番組を配信する際の嗜好情報を正確に把握することは事実上困難である。
以上、番組本編とCM番組との関係について説明したが、たとえば視聴料をとる放送局が映画やドキュメント番組等の番組本編の合間に他の番組の紹介番組や天気予報、交通情報あるいはスポット的なニュースといった付随的な通知番組を挿入する場合にも、ユーザがこれら通知番組をそのまま見たり聞いたりし続けなければならないという問題があった。
本明細書では、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された番組本編を第1種番組と呼ぶことにし、CM番組や通知番組のように番組本編の間(番組本編と次の番組本編の間も番組本編の間と考える。)に再生される番組を第2種番組と呼ぶことにする。
この場合、本発明の関連技術では、第2種番組について視聴者の嗜好に合ったものを視聴できるように予め交換するようにしているものの、嗜好そのものの把握が困難であり、また嗜好自体が時代の変化や各種の環境によって変化する可能性も大きい。したがって、個々の視聴者の嗜好に合わせて第2種番組を適切に用意することは困難である。また、視聴者に対する嗜好の度重なる調査や、調査対象となる視聴者を拡大することは、番組の配信側にかなりの負担を強いることになる。
また、本発明の各関連技術では、所定の時間第2種番組を視聴者に視聴させることにより広告収入を得るというビジネスモデルを維持しつつ、視聴者に無理に当該第2種番組を視聴させないようにするという点が考慮されていなかった。
そこで本発明の目的は、所定の時間第2種番組を視聴させることにより広告収入を得るというビジネスモデルを維持しつつ、視聴者に無理に当該第2種番組を視聴させないようにすることのできる番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、番組配信サーバ、サーバ制御プログラムおよび端末制御プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信手段と、(ロ)この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信手段と、(ハ)この第2種番組配信手段の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段と、(ニ)この第2種番組再生手段による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段と、(ホ)前記した第2種番組再生手段の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段と、(へ)この特定第2種番組スキップ要求手段が前記した他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信手段で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段とを番組配信システムに具備する。
また、本発明では、(イ)番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する第2種番組配信手段と、(ロ)前記した番組再生端末が前記した第2種番組配信手段の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行っているときこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記した番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替手段とを番組配信サーバに具備する。
更に本発明では、(イ)番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信手段と、(ロ)この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信手段と、(ハ)この第2種番組受信手段の受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段と、(ニ)この第2種番組再生手段による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段と、(ホ)前記した第2種番組再生手段の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段と、(へ)この特定第2種番組スキップ要求手段が前記した他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組受信手段で受信した他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段とを番組再生端末に具備する。
更にまた本発明では、(イ)番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信ステップと、(ロ)この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信ステップと、(ハ)この第2種番組配信ステップの配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生ステップと、(ニ)この第2種番組再生ステップによる再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生ステップと、(ホ)前記した第2種番組再生ステップによる再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを要求する特定第2種番組スキップ要求ステップと、(へ)この特定第2種番組スキップ要求ステップで前記した他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信ステップで配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替ステップとを番組配信方法に具備する。
また、本発明では、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する番組配信サーバのコンピュータに、サーバ制御プログラムとして、(イ)前記した第2種番組を配信する第2種番組配信処理と、(ロ)前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯として前記した第2種番組の再生が行われているときにこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記した番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替処理とを実行させることを特徴としている。
更にまた、本発明では、番組再生端末のコンピュータに、端末制御プログラムとして、(イ)番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信処理と、(ロ)この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信処理と、(ハ)この第2種番組受信処理で受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生処理と、(ニ)この第2種番組再生処理による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生処理と、(ホ)前記した第2種番組再生処理による第2種番組の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替え要求する特定第2種番組スキップ要求処理と、(へ)この特定第2種番組スキップ要求処理によって前記した他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信処理で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替処理とを実行させることを特徴としている。
以上説明したように本発明によれば、所定の時間第2種番組を視聴させることにより広告収入を得るというビジネスモデルを維持しつつ、視聴者に無理に当該第2種番組を視聴させないようにする番組配信システム、番組配信サーバ、番組再生端末、番組配信方法、番組配信サーバ、サーバ制御プログラムおよび端末制御プログラムを簡単に実現することができる。
図1は、本発明の第1のクレーム対応図を示したものである。本発明の番組配信システム10は、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信手段11と、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信手段12と、この第2種番組配信手段12の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段13と、この第2種番組再生手段13による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段14と、前記した第2種番組再生手段13の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段15と、この特定第2種番組スキップ要求手段15が前記した他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信手段で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段16とを備えている。
図2は、本発明の第2のクレーム対応図を示したものである。本発明の番組配信サーバ20は、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する第2種番組配信手段21と、前記した番組再生端末が前記した第2種番組配信手段の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行っているときこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記した番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替手段22とを備えている。
図3は、本発明の第3のクレーム対応図を示したものである。本発明の番組再生端末30は、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信手段31と、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信手段32と、この第2種番組受信手段の受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段33と、この第2種番組再生手段33による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段34と、前記した第2種番組再生手段33の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段35と、この特定第2種番組スキップ要求手段35が前記した他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組受信手段32で受信した他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段36とを備えている。
図4は、本発明の第4のクレーム対応図を示したものである。本発明の番組配信方法40は、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信ステップ41と、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信ステップ42と、この第2種番組配信ステップ42で配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生ステップ43と、この第2種番組再生ステップ43による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生ステップ44と、前記した第2種番組再生ステップ43による再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを要求する特定第2種番組スキップ要求ステップ45と、この特定第2種番組スキップ要求ステップ45で前記した他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信ステップで配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替ステップ46とを備えている。
図5は、本発明の第5のクレーム対応図を示したものである。本発明では、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する番組配信サーバのコンピュータに、サーバ制御プログラム50として、前記した第2種番組を配信する第2種番組配信処理51と、前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯として前記した第2種番組の再生が行われているときにこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記した番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替処理52とを実行させる。
図6は、本発明の第6のクレーム対応図を示したものである。本発明では、番組再生端末のコンピュータに、端末制御プログラム60として、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信処理61と、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信処理62と、この第2種番組受信処理62で受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記した時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生処理63と、この第2種番組再生処理による再生が行われない時間帯で前記した再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生処理64と、前記した第2種番組再生処理63による第2種番組の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替え要求する特定第2種番組スキップ要求処理65と、この特定第2種番組スキップ要求処理65によって前記した他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記した現在再生されている第2種番組を前記した第2種番組配信処理で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替処理66とを実行させる。
次に実施の形態を基にして本発明を説明する。
<第1の実施の形態>
図7は、本発明の第1の実施の形態における番組配信システムとしての広告配信システムの概要を表わしたものである。本実施の形態の広告配信システム100は、CM(commercial message)番組(第2種番組)の配信を行うためのCM配信サーバ101と、番組の視聴を行う視聴端末102および本来再生される番組内容としての番組本編(第1種番組)を提供する番組配信装置103によって構成されている。ただし、広告配信システム100の構成によっては、CM配信サーバ101が番組配信装置103に属するものであってもよい。
CM配信サーバ101は、このサーバ全体の制御を行う主制御部111を備えている。主制御部111は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、このCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read-Only Memory)等の記憶媒体によって構成されている。CM配信サーバ101内には、各種各様のCM番組を格納したCM蓄積部112と、このCM蓄積部112からCM番組を取り出して視聴端末102に配信するCM配信部113と、CM番組のスキップ要求を視聴端末102から受け付けるスキップ要求受付部114と、番組本編を番組配信装置103から受け取る番組本編受信部115と、CM配信部113、スキップ要求受付部114および番組本編受信部115と接続されてCM番組の視聴時間を管理するCM視聴時間管理部116を備えている。CM配信サーバ101内のCM配信部113等の各部のうちの少なくとも一部は、ハードウェアで構成される必要はなく、主制御部111の制御プログラムが実行されることによるソフトウェア的な機能部(モジュール)として構成されるものであってもよい。
視聴端末102は、個々の視聴者が使用するものであり、その全体的な制御を行う主制御部121を備えている。主制御部121は、CM配信サーバ101の主制御部111と同様に、図示しないCPUや、このCPUが実行する制御プログラムを格納したROM等の記憶媒体によって構成されている。視聴端末102内には、CM配信サーバ101からCM番組を受信するCM受信部122と、視聴者がCM番組のスキップ操作を行ったときこれを受け付けるスキップ操作受付部123と、このスキップ操作受付部123でスキップ操作が受け付けられたときスキップ要求をCM配信サーバ101側に送信するスキップ要求送信部124と、番組本編を番組配信装置103から受信する番組本編受信部125と、番組本編ならびにCM番組を時分割的に再生する再生部126と、視聴者の操作のための操作部127を備えている。
ここで再生部126は、たとえば図示しない液晶ディスプレイとスピーカによって映像および音声の再生を行うようになっている。再生部126は、番組本編(第1種番組)とCM番組(第2種番組)のそれぞれの再生を行う。再生部126には、再生切替制御部128が接続されている。再生切替制御部128は、番組本編とCM番組を切り替えたり、再生するCM番組(CMスキップによって追加されるCM番組を含む。)の選択およびCM番組同士を時間軸上で切れ目なく配置する組み立て制御を行う。CM受信部122および番組本編受信部125は番組格納部129と接続されており、それぞれ受信した番組本編とCM番組を一時的に格納するようになっている。番組格納部129に格納された番組本編とCM番組は、CM受信部122あるいは番組本編受信部125を経由して再生部126によって読み出されるようになっている。
視聴端末102についても、CM受信部122等の各部のうちの少なくとも一部は、ハードウェアで構成される必要はなく、主制御部121の制御プログラムが実行されることによるソフトウェア的な機能部として構成されるものであってもよい。操作部127は、視聴者が視聴端末102の操作を行うためのものである。操作部127から任意の番組の視聴の要求が行われると、再生部126はその番組の視聴にCMの配信が必要であるかを判別する。CM番組の配信が必要な番組の視聴が要求されている場合、再生部126はCM受信部122を介してCM配信サーバ101側のCM視聴時間管理部116にこれを伝達するようになっている。
番組配信装置103は、その全体的な制御を行う主制御部131を備えている。主制御部131は、CM配信サーバ101の主制御部111と同様に、図示しないCPUや、このCPUが実行する制御プログラムを格納したROM等の記憶媒体によって構成されている。番組配信装置103内には、番組本編を蓄積する番組本編蓄積部132と、この番組本編蓄積部132に蓄積された番組本編をCM配信サーバ101ならびに視聴端末102に送信する番組本編送信部133を備えている。番組本編蓄積部132の他に、図示しない装置からその都度送られてくる番組を中継する番組中継装置が備えられていてもよい。
CM配信部113とCM受信部122は第1のネットワーク141によって接続されており、スキップ要求受付部114とスキップ要求送信部124は第2のネットワーク142によって接続されている。また、番組本編受信部115と番組本編送信部133は第3のネットワーク143で接続されており、番組本編受信部125と番組本編送信部133は第4のネットワーク144で接続されている。これら第1〜第4のネットワーク141〜144は、インターネット、専用線、公衆電話網、無線通信網、NGN(Next Generation Network)等のどのようなネットワークあるいは伝送線によって構成されていてもよい。また、これら第1〜第4のネットワーク141〜144は、互いに同一のものであってもよいし、それぞれ別のネットワークとして構成されるものであってもよい。
図8は、CM視聴時間管理部の構成を具体的に表わしたものである。CM視聴時間管理部116は、CM番組が視聴される時間帯を検出するCM区間検出部151と、CM番組が視聴される時間を計測するCM視聴時間カウンタ152と、図7に示したCM蓄積部112からCM配信部113を介してCMの配信を指示するCM配信指示部153から構成されている。
CM区間検出部151は、番組本編受信部115から番組本編を表わす番組本編信号161を受け取って、CM番組が視聴される時間帯を検出する。番組本編としての第1種番組は、番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定されている。この第1種番組には、第2種番組を適宜挿入するような形で配置できるように、時間的なギャップを形成する場所(時間的に区切られていい場所)が予め用意されている。
図9は、番組本編とCM番組の一般的な時間軸上での関係を図解したものである。番組本編は、特別な場合を除いて、その各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定されている。特別な場合とは、たとえば重大な事件が発生してその事件に関する番組が急遽割り込んだり、現在放送中のスポーツ番組が予定終了時刻に終了せずに延長した結果として、それ以降の番組本編の再生開始時刻が遅延したような場合をいう。
図9は、このような例外が発生しない通常の例を示している。ここで第1の番組本編H1は9時00分に再生を開始し、9時15分にその前半部分の再生を終了する。そして、9時17分に第1の番組本編H1の後半部分の再生が開始し、9時28分にその後半部分の再生が終了する。この例の場合、9時15分から9時17分までの2分間に第1の番組本編H1における時間的なギャップG1が生じている。ここに、たとえば30秒を1単位とした場合には、第1〜第4のCM番組C1〜C4が組み込まれる。
第1の番組本編H1の再生終了後の時刻9時32分から第2の番組本編H2の再生が開始したものとする。この場合には、9時28分から9時32分までの4分間に第1の番組本編H1と第2の番組本編H2の境としての時間的なギャップG2が生じている。ここに、たとえば30秒を1単位とした場合には、第5〜第12のCM番組C5〜C12が組み込まれる。本発明では、以上説明したような第1〜第12のCM番組C1〜C12を適宜、他のCM番組に切り替えることができるが、これについては後に説明する。また、CM番組には、このように30秒を1単位とするものだけではなく、1分、45秒、15秒、10秒、5秒等の各種のものが存在するが、これについても後に説明を行う。
ところで、CM区間検出部151は、CM区間としてのギャップG1やギャップG2の検出を行うが、これには公知の各種の手法がある。代表的なものとしては、CM番組がステレオ放送で行われるのに対して番組本編がモノラル放送で行われる場合が多いことに着目してCM番組の検出を行う。この他に、画面の変化と音声レベルの変動を監視して、CM番組の検出を行う技術も知られている。
CM視聴時間カウンタ152は、CM区間検出部151からCM番組が視聴される時間帯の開始を示す検出信号162の供給を受けてこの時間帯の経過時間をカウントする。そして、スキップ要求受付部114がCM番組のスキップ要求を受け付けた等の所定の場合にはCM配信指示部153に対してCM番組の配信に関する制御信号163を供給するようになっている。
図10は、CM番組の配信に関するCM配信サーバの処理の様子を表わしたものである。図7および図8と共に説明する。
CM配信サーバ101内の主制御部111は、視聴者が視聴端末102の操作部127を操作して番組の視聴を要求し、その結果としてCM配信指示部153が番組の視聴に伴うCM配信要求を発生させると(ステップS201:Y)、CM視聴時間カウンタ152のカウント値をゼロにリセットする(ステップS202)。CM配信指示部153は、CM視聴時間カウンタ152のカウント値がゼロになった事を示す制御信号163が供給されると、CM配信部113に対してCM番組の配信が可能になったことを通知する(ステップS203)。この通知は第1のネットワーク141を介して視聴端末102側に伝えられ、再生部126が番組本編の再生を開始することになる。
一方、CM配信サーバ101では、ステップS203の処理以降はCM区間検出部151がCM番組の配信の時間帯(CM区間としてのギャップ)を検出するか(ステップS204)と、CM番組の配信の対象となる番組の配信が終了した旨の通知を受けるか(ステップS205)の検出を行うようにしている。そして、番組の配信に伴ってCM番組の配信の時間帯を検出するたびに(ステップS204:Y)、その時間帯におけるCM配信処理を実行する(ステップS206)。そして、CM番組の配信が終了すると、再びステップS204に戻って、番組の配信の終了が検出されるまでは(ステップS204:N、ステップS205:N)、次のCM時間帯の検出処理に戻ることになる。番組の配信の終了が検出された段階で(ステップS205:Y)、その番組についてのCM配信に関する一連の処理が終了する(エンド)。
図11は、図10のステップS206に示したCM配信サーバのCM配信処理の様子を表わしたものである。図7および図8と共に説明する。
CM配信サーバ101はCM区間検出部151がCM番組の視聴される時間帯の開始を検出すると、CM視聴時間カウンタ152に今回のCM番組の視聴時間をセットする(ステップS221)。この後、CM視聴時間管理部116のCM配信指示部153はCM配信部113にCM番組を配信するように指示する(ステップS222)。すると、CM配信部113はCM蓄積部112からCM番組の残りの視聴時間内に視聴可能な時間長のCM番組を1つ取り出してCM受信部122に配信する(ステップS223)。この結果、再生部126は番組本編に続くCM番組の時間帯にこのCM番組の再生を開始することになる。
この後、CM配信サーバ101ではスキップ要求受付部114がスキップ操作受付部123による視聴者のCM番組に対するスキップ要求を受け付けるかを監視する(ステップS224)。スキップ要求が受け付けられない場合は(N)、CM配信部113が現在配信中のCM番組の配信を完了していないとき(ステップS225:N)、ステップS224に戻って、スキップ要求が受け付けられるかの監視が行われる。
再生中のCM番組に対して視聴者がスキップ要求を行った場合には、このスキップ要求がスキップ要求受付部114で受け付けられる(ステップS224:Y)。この場合、スキップ要求受付部114はCM視聴時間管理部116にスキップ要求を伝達する(ステップS226)。CM視聴時間管理部116は、配信中のCM番組の配信停止を指示すると共に、新たなCM番組を代わりに配信するように指示する(ステップS227)。そして、CM配信サーバ101はステップS223に処理を戻して、CM視聴時間カウンタ152によりCM番組の残りの視聴時間をチェックして、視聴可能な時間のCM番組をCM蓄積部112から1つ取り出して、そのCM番組の配信を開始することになる。この新たなCM番組の配信についても、スキップ要求受付部114がスキップ操作受付部123による視聴者のCM番組に対するスキップ要求を受け付けることになる。
一方、現在配信中のCM番組の配信が完了したら(ステップS225:Y)、CM視聴時間管理部116でのCM視聴時間が予定されたCM番組の全視聴時間に達したか、すなわちCM視聴時間カウンタ152にセットされた今回のCM番組の視聴時間が終了するかのチェックが行われる(ステップS228)。そして、予定されたCM番組の全視聴時間に達した場合には(Y)、CM区間としてのギャップがCM番組によって完全にカバーされるので、一連の処理が終了する(エンド)。
予定されたCM番組の全視聴時間に達していない場合(ステップS228:N)、CM視聴時間管理部116は、CM配信部113に対して次のCM番組の配信を指示する(ステップS229)。そして、ステップS223の処理に戻ることになる。以上説明したように、CM番組の全視聴時間が終了するまで視聴者はCM番組のスキップ要求を行い、代わりのCM番組を視聴することができる。
図12は、視聴端末側における番組本編およびCM番組の受信処理の様子を表わしたものである。図7および図8と共に説明する。
視聴端末102の再生部126には、番組本編送信部133から視聴者の選択した番組本編が第4のネットワーク144を介して番組本編受信部125に送られてくる。また、再生部126には、CM受信部122が受信したCM番組が第1のネットワーク141を介して送られてくる。ここでCM番組に関しては、CM区間検出部151がCM番組の開始時点を検出して開始時点の同期を採っている。
そこで、視聴端末102の主制御部121は、CM番組が受信されたときには(ステップS241:Y)、CM受信部122で受信したCM番組を番組本編よりも優先して再生部126で再生する(ステップS242)。CM番組が受信されていない時間帯で番組本編が受信されている場合には(ステップS241:N、ステップS243:Y)、その番組本編を再生部126で再生する(ステップS244)。
ステップS242のCM番組の再生中にCMスキップ要求が発生すると(ステップS245:Y)、スキップ要求送信部124が第2のネットワーク142を介してそのCMスキップ要求をスキップ要求受付部114に送出する(ステップS246)。この場合、CM配信部113は、CM蓄積部112からCM番組の残りの視聴時間内に視聴可能な時間長のCM番組を1つ取り出して、このCM番組の再生を開始させることになる。CM番組の再生中にCMスキップ要求が発生しない間は(ステップS245:N、リターン)、そのCM番組の再生が継続する(ステップS242)ことになる。
図13は第1の実施の形態におけるCMスキップが発生した際の後続の番組本編の先頭部分の欠けの様子を説明するためのものである。今、第1の番組本編H1の再生に続いて、たとえば1分間のCM放送のための時間帯が割り当てられていたとする。同図(A)に示すように、この1分の時間帯T1の前半に30秒間の第1のCM番組C1が割り当てられており、後半に30秒間の第2のCM番組C2が割り当てられていたとする。視聴者がこれら第1および第2のCM番組C1、C2のいずれに対してもCMスキップを要求しなかった場合、第2のCM番組C2の再生が終了したその時点で次の番組である第2の番組本編H2の再生が再開される。この場合、第2の番組本編H2の再生の再開時にその先頭部分が第2のCM番組C2によってカットされることはない。
これに対して、第2のCM番組C2の再生開始からたとえば2秒T2の後に視聴者がそのCMスキップを要求したとする。この場合、CM配信部113は、CM蓄積部112からCM番組の残りの視聴時間内に視聴可能な時間長のCM番組を1つ取り出す。そして、この取り出した第3のCM番組C3を第2のCM番組C2の残りの視聴時間に再生する。第3のCM番組C3の再生までのロス時間を説明の簡略化のために0秒であると仮定して説明する。その場合に第3のCM番組C3の再生に割り当てられるCM再生時間は理論的には30秒から2秒を引いた28秒になる。したがって、CM配信部113はCM蓄積部112内に仮に28秒の再生時間長のCM番組が存在した場合には、これを優先的に取り出して、これを第3のCM番組として再生すれば、これに続く第2のCM番組の再生が終了したとき番組本編の再生が丁度開始するタイミングとなる。
しかしながら、CM蓄積部112には、30秒とか1分といった規格化された時間長のCM番組が蓄積されているのが通常である。このような場合、第3のCM番組C3として30秒の再生時間長のCM番組をCM蓄積部112から取り出して再生する。この結果、図13(B)に示すように、第2のCM番組C2の再生が2秒行われた後で、第3のCM番組C3の再生が開始される。再生部126はCM番組が受信されている間は番組本編よりもその再生を優先する(ステップS241:Y、ステップS242)。したがって、第3のCM番組C3の再生が完全に終了した時点で番組本編の再生が開始される結果として、番組本編の先頭部分の2秒T2が第2のCM番組によってカットされることになる。
本実施の形態では、このような番組本編の再生の再開時の先頭部分がCM番組によってカットされることを許容している。たとえば録画装置に搭載されているCMスキップを行う機能では、スキップさせる時間が一定長に固定されている場合が多い。このような装置のCMスキップの機能を使用する場合には、1つのCMの再生が開始してから視聴者のCMスキップへの操作指示が遅いほど、図13(B)で示したように、一般的にはCM番組終了後の番組本編の先頭部分の再生がスキップされる量が多くなる。また、CM番組の後に続く番組本編は、CM番組の直前の番組内容との連続性を確保するために直前に放送した番組内容の最後の部分を一部重複させるようにして再生を開始される形態を採ることが多い。したがって、CMスキップ要求によって番組本編の先頭部分がCM番組の後端によってカットされても、これによって新たなシーンがカットされるというような実害は少ない。
もちろん、1分の時間帯T1の途中でCM番組のカットの要求があっても、次の番組本編の開始と帳尻が合う場合もある。図13(C)はその一例を示している。1分の時間帯T1のために1分間の時間長の第20のCM番組C20が第1の番組本編H1の後に再生を開始したとする。それから40秒T3が経過した後に視聴者がCMスキップ要求を行ったとする。この場合には、1分間の時間長の他のCM番組を代わりに再生する必要はなく、20秒の時間長T4の第30のCM番組C30が存在すれば、これを選択して再生する。これにより、第30のCM番組C30の再生終了時刻と第3のCM番組C3の再生開始時刻が一致する。
また、以上の説明では視聴者が1つのCM番組に対してCMスキップ要求を行ったが、1つのCM区間に存在する2以上のCM番組に対してもCMスキップを要求することができる。また、たとえば第1のCM番組に対してCMスキップ要求を行った結果として再生される第3のCM番組に対しても同様にCMスキップ要求を行うことができる。予定されたCM番組の全視聴時間に達するまで、CMスキップ要求は特にその回数が制限されるものではない。
以上説明した第1の実施の形態の広告配信システムによれば、視聴者が興味を示さない内容のCM番組をスキップして他のCM番組を視聴させることができる。したがって、一部のCM番組の存在によってCM番組全体の視聴が拒絶されることを回避し、視聴者に役立つCM番組を積極的に視聴させることができる。
また、本実施の形態ではCM番組の途中でCMスキップ要求を行うことで、次の番組本編の先頭部分がCM番組の再生によって欠けてしまう場合を許容することにしている。これにより、所定の時間帯にCM番組の再生を収める必要がなくなり、所定の時間帯にCM番組を収めるために必要であった、多くの時間長のCM番組を備える必要がない。また、1秒間とか3秒間といった極端に短い時間長のCM番組が視聴者に再生されることが少なくなるので、視聴者のCMに対する好感度を維持することができる。更にCM番組を用意する側でも、用意するCM番組の総数を減らすことができるのでCM番組制作費のコストダウンを図ることができる。更に、視聴者もスキップ要求によって多様の第2種番組としてのCM番組に接することができるので、気に入った商品やサービスに触れる機会を増加させることができる。
この結果、本来再生される番組内容としての番組本編等の第1種番組とその合間としての所定の時間帯に再生されるCM番組等の第2種番組との調和を図ることができ、また、第2種番組自体の経済的な価値の向上を図ることができる。
<第2の実施の形態>
図14は、本発明の第2の実施の形態による広告配信システムを示したものである。この広告配信システム100Aで、図7と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
本実施の形態の広告配信システム100Aでは、CM配信サーバ101Aと視聴端末102Aおよび番組配信装置103の間を接続する第1〜第4のネットワーク(伝送路)141〜144と、新たに設けられた第5のネットワーク(伝送路)145は、共にインターネット301で構成されている。サーバ側CM蓄積部112Aには、MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)でエンコードされたCM番組が格納されている。
また、本実施の形態ではCM配信サーバ101A内のサーバ側CM蓄積部112Aと同様に、視聴端末102A側にもCM蓄積部として端末側CM蓄積部302が設けられている。端末側CM蓄積部302は、CM配信サーバ101AからのCM配信時にCM番組の切り替えにかかる時間を最小化するために設けられている。すなわち、CM受信部122を経て受信したCM配信サーバ101A内のCM番組のうちの所定の数のCM番組を端末側CM蓄積部302内に格納しておくことによって、CM配信サーバ101AからのCM番組の配信と、視聴端末102A内に蓄積したCM番組とを交互に視聴端末102Aで再生できるようにして、CM番組の切り替えに要する時間を最小化している。更に、第2の実施の形態の広告配信システム100Aでは、CM視聴時間管理部116Aが視聴者別にCM番組の選別を行えるようになっている。
また、視聴端末102Aの操作部127Aには遠隔操作を可能にするリモコン(remote controller)操作装置303が取り付けられている。視聴者は操作部127Aを直接操作してもよいし、赤外線通信あるいはブルートゥース(Bluetooth:登録商標)に代表される短距離無線通信技術を用いて遠隔操作を行うこともできる。
第5のネットワークは、CM配信サーバ101A内のCM配信部113Aと視聴端末102Aの新たに設けられた後続CM通知部304とを接続するようになっている。ここで後続CM通知部304は、後に詳細を説明するが、視聴端末102Aが新たに選択したCM番組をCM配信サーバ101Aに通知して、サーバ側CM蓄積部112AからそのCMの後続のデータを送付させるために使用されるようになっている。
図15は第1の実施の形態の図8に対応するもので、第2の実施の形態におけるCM視聴時間管理部の構成を具体的に表わしたものである。図15で図7と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。図14と共に説明する。
CM視聴時間管理部116AのCM番組の配信を指示するCM配信指示部153Aには、視聴者別CMスキップ履歴記憶部311が接続されている。視聴者別CMスキップ履歴記憶部311は、視聴端末102AごとのID(identifier)を識別することで視聴者を識別する。そして、視聴者別にスキップ要求を行ったCM番組のスキップ要求の回数と、そのCM番組が関係する商品やサービスの分野を記録するようになっている。そして、スキップ要求の回数が所定の回数以上となったCM番組は、CM配信部113AによるCM番組の配信をその視聴者に対して行わないように制御するようになっている。また、CM番組が関係する商品やサービスがこれら商品を生産したりサービスを提供する特定の企業に限定されるかどうかを判別して、限定されない場合には該当する商品やサービス全体に関係するCM番組の配信を制限するようにしている。
一例を挙げる。視聴者甲がA社の食パンのCM番組(a)に対してスキップ要求を所定回数以上行ったとする。この際に、A社の食パンのCM番組(a)は視聴者甲の視聴の対象から除外される。ただし、視聴者甲が同じA社の食パンのCM番組(b)についてスキップ要求を行わない場合には、このCM番組(b)は視聴の対象から除外されない。単に嫌いなタレントが出演しているとか、食パンの種類によってCM番組の好き嫌いが生じている場合があるからである。
一方、視聴者甲がA社の食パンのCM番組(a)だけでなく、B社の食パンのCM番組(c)に対しても所定回数以上スキップ要求を行ったとする。この場合には、視聴者甲は食パンそのものを嫌いか、興味がないと考えられる。そこで、A社やB社の食パンだけでなく、C社等の他の会社の食パンのCM番組も視聴者甲の視聴の対象から除外される。
また、視聴者甲がA社の食パンのCM番組(a)に対してスキップ要求を所定回数以上行うものの、B社の食パンのCM番組(c)に対してはスキップ要求を行わなかったものとする。この一方で視聴者甲はA社の他の商品としての菓子やその他の商品についても同様にスキップ要求を頻繁に行っていたとする。このような場合、視聴者甲はA社そのものに好意的でない可能性が高い。そこで、この場合にはA社の社名が登場するCM番組は、商品やサービスの分野を問わずに視聴者甲の視聴の対象から除外される。
同様の観点から、視聴者甲がスキップ要求を行わないCM番組の組み合わせから興味を持っている商品やサービスの分野を類推して、これらの分野に特化したCM番組を視聴者甲に積極的に配信することもできる。これにより、各視聴者個人の消費ニーズに沿ったCM番組の提供が可能になり、CM配信サーバ101Aの経済的な価値が高まることになる。
図16は、以上説明した構成の第2の実施の形態の広告配信システムにおけるCM番組の配信制御の様子を表わしたものである。図14と共に説明する。
CM視聴時間管理部116Aは、CM配信サーバ101Aや視聴端末102Aが立ち上げられたときや、所定の期間が経過した場合等の視聴端末102A側の更新タイミングが到来すると(ステップS401:Y)、サーバ側CM蓄積部112Aに格納されている全CM番組についてそれらの先頭部分をそれぞれのCM番組のIDに対応付けて切り出す(ステップS402)。そして、端末側CM蓄積部302のバッファ領域に、これらのデータを転送する(ステップS403)。なお、一度、このようなサーバ側CM蓄積部112Aに格納されている全CM番組に関するデータを転送したら、次回からは変更のあったCM番組の先頭部分をそれらのIDと共に差分情報として転送するものであってもよい。
図17は、図16の処理に対応するもので、端末側CM蓄積部におけるCM番組の先頭部分の更新処理の様子を表わしたものである。図14と共に説明する。
視聴端末102AのCM受信部122は、CM配信サーバ101Aから全CM番組の先頭部分の情報がこれらのIDと対応付けた形で受信されると(ステップS421:Y)、これらを端末側CM蓄積部302のバッファ領域に格納する(ステップS422)。そして、視聴端末102A側でCM番組の再生を行っていない時間帯に、これらのデータを端末側CM蓄積部302の本来蓄積されているデータに上書きする(ステップS423)。このようにして、サーバ側CM蓄積部112Aに格納されている全CM番組についての先頭部分が、端末側CM蓄積部302に常に格納されることになる。
図18は、第2の実施の形態におけるCM配信サーバのCM配信制御の開始部分の様子を表わしたものである。図14および図15と共に説明する。
CM配信サーバ101A内の主制御部111Aは、視聴者がたとえばリモコン操作装置303を操作して番組の視聴を要求し、その結果としてCM配信指示部153Aが番組の視聴に伴うCM配信要求を発生させると(ステップS441:Y)、この時点でCM時間帯の検出を行う(ステップS442)。そして、CM視聴時間カウンタ152のカウント値をゼロにリセットする(ステップS443)。CM配信指示部153Aは、CM視聴時間カウンタ152のカウント値がゼロになった事を示す制御信号163が供給されると、最先に配信するCM番組を決定し、そのIDを視聴端末102Aに通知すると共にその配信開始を指示する(ステップS444)。
そして、この最先に配信するCM番組の後に配信を行う可能性のある後続の所定数のCM番組のIDを視聴端末102Aに送付して(ステップS445)、その後、最先のCM番組として通知したCM番組の後続部分の配信を開始することになる(ステップS446)。
図19は、第2の実施の形態におけるCM配信サーバによるCM配信制御に対する視聴端末側の制御の様子を表わしたものである。図14と共に説明する。
視聴端末102AのCM受信部122では、CM配信サーバ101Aから最先のCM番組についてのIDが受信されるかを待機している(ステップS461)。そして、最先のCM番組についてのIDが受信されると(Y)、再生部126AはIDを手掛かりとしてそのCM番組の先端部分を端末側CM蓄積部302から読み出す(ステップS462)。そして、そのCM番組の再生処理を実行する(ステップS463)。ステップS463の具体的な処理については後に詳しく説明する。
一方、視聴端末102AはステップS461による最先のCM番組についてのIDの受信待機と共に、後続するCM番組についてのIDの受信(ステップS464)や、CM番組の後続部分の受信(ステップS465)および番組本編の受信(ステップS466)を待機している。ステップS464における後続するCM番組についてのIDの受信の待機とは、CM時間帯に再生する可能性のあるCM番組をスキップ要求があることも前提として所定数予め受信するための待機処理をいう。この受信があると(Y)、後続するCM番組についての複数のIDが端末側CM蓄積部302等の所定のバッファメモリ領域に一時記憶される(ステップS467)。
一方、ステップS465におけるCM番組の後続部分の受信の待機とは、視聴端末102Aが端末側CM蓄積部302に格納されているCM番組の前半部分を読み出して再生しているときに、CM配信サーバ101Aから引き続いて再生するためのデータを受信するための待機処理をいう。このようなデータは、受信されると(Y)、端末側CM蓄積部302等の他の所定のバッファメモリ領域に同様に一時記憶されることになる(ステップS468)。
ステップS466の番組本編の受信があった場合(ステップS466:Y)、再生部126Aはこれを再生する(ステップS469)。ただし、第1の実施の形態で説明したように、再生部126AがCM番組の再生を行っている期間は番組本編の再生がカットされることになる。
図20は、図19のステップS463で示した視聴端末によるCM番組の再生処理の様子を表わしたものである。図14および図19と共に説明する。
再生部126Aでは、まず、端末側CM蓄積部302における再生するCM番組の先端部分のアドレスを指定して(ステップS481)、そのCM番組について所定単位の再生処理を開始する(ステップS482)。そして、この時点で端末側CM蓄積部302に格納されているそのCM番組の先端部分の読み出しが終了したかどうかを判別して(ステップS483)、終了していなければ(N)、スキップ要求が発生したか(ステップS484)をチェックする。そこでこの時点でスキップ要求が発生していなければ(ステップS484:N)、再びステップS482に戻ってCM番組の再生が続けられる。
以上のようにスキップ要求が発生することなくCM番組の先端部分の再生が進行していくと、所定の時点でそのCM番組の先端部分の読み出しが終了する(ステップS483:Y)。そこで、この場合にはそのCM番組の再生が終了したかの判別が行われる(ステップS485)。CM番組の再生が終了していないと判別された場合(ステップS485:N)、再生部126Aは図19のステップS468で予め蓄積しておいたバッファメモリ領域におけるそのCM番組の次に読み出しを行うデータのアドレスを指定する(ステップS486)。そして、そのCM番組の後続部分のデータのアドレスが順に指定されて、そのCM番組の再生が継続して行われる(ステップS486、ステップS482)。
ステップS485において、CM番組の再生が終了したと判別された場合(ステップS485:Y)、再生部126AはCM区間検出部151で検出されたCM番組が視聴される時間帯との関係でCMの再生のための残り時間が存在するかをチェックする(ステップS487)。CM番組の再生のための残り時間が存在しなくなっていれば(N)、広告の配信を終了する(エンド)。
これに対して、1つのCMの再生が終了した時点でCM番組が視聴される時間が残っている状態では(ステップS487:Y)、再生部126Aが次のCM番組の選択を行う(ステップS488)。この選択は、図19のステップS467で記憶した後続する複数のCM番組のIDを参照して、これらの順番とCM番組の再生時間との関係を考慮して行われる。次に再生するCM番組が決まったら、再生部126Aは後続CM通知部304にそのCM番組のIDを送出させる。そして、CM配信部113AにそのCM番組の後続部分の送付を指示する(ステップS489)。
次に再生部126Aは処理をステップS481に進ませて、ステップS488で選択したCM番組の端末側CM蓄積部302における先端部分のアドレスを指定する。そして、ステップS482でそのCM番組の再生を開始することになる。このように、CM番組が切り替わるとき、第2の実施の形態の広告配信システム100Aでは次に再生するCM番組をCM配信サーバ101Aの事前の指示に基づいて視聴端末102Aが独自に決定し、その端末側CM蓄積部302からそのCMの先読みによる再生処理を開始する。したがって、CM番組の切り替え時の処理を迅速に行うことができる。
次に、視聴端末102AでCMを再生しているときに視聴者がスキップ要求を行った場合を説明する。この場合には(ステップS484:Y)、最初のCM番組であると、後続のCM番組であるとを問わず、ステップS487に進んでCM番組が視聴される時間が残っているかどうかの判別が行われる。そして、残っていなければ(N)、CM番組の再生自体が終了する(エンド)。この場合には、番組本編の再生が開始されることになる。
一方、CM番組が視聴される時間が残っている場合には(ステップS487:Y)、現在再生されたCM番組に代わる次のCM番組の選択が行われることになる(ステップS488)。このCM番組が、本来予定されていた次のCM番組か、スキップ要求発生時に代替用として配信されるCM番組かは、広告配信システム100Aの運用内容によって定められる。たとえば、スキップ要求の行われた広告と同一スポンサのCM番組に関して優先度をもって選択するかどうかの問題である。いずれにせよ、スキップ要求発生時においても、視聴端末102Aが次に再生するCM番組を選択して、その端末側CM蓄積部302からCM番組の先端部分の再生を開始する。したがって、第1の実施の形態と比較してCM番組の切り替え時の処理をより迅速に行うことができる。
<発明の変形可能性>
本発明は、以上説明した第1および第2の実施の形態に限定されず各種の変形が可能である。本発明の変形の可能性を列記すると次のようになる。
(1)第1および第2の実施の形態では、CM配信サーバ101、101Aと番組配信装置103が分離したものとして説明したが、両者が合体したものであってもよい。
(2)第1の実施の形態では、CM番組を蓄積するCM蓄積部112をCM配信サーバ101側にのみ配置し、第2の実施の形態ではCM配信サーバ101A側にサーバ側CM蓄積部112Aを配置すると共に、視聴端末102A側に端末側CM蓄積部302を配置する構成とした。これ以外に視聴端末102側のみにCM番組を蓄積するCM蓄積部を配置する構成も可能である。この場合には、これらのCM番組は先端部分だけでなく、後続する部分も視聴端末102側に格納されている必要がある。このようにネットワークを介さないシステムにも本発明は適用可能である。この際には、CM視聴時間管理部116からの視聴端末102に対するCM配信指示に代えて、CM表示指示がネットワークを介して視聴端末102に送信され、再生部126は、その表示指示に従って視聴端末102に蓄積されたCMを再生部126で再生し表示するようにしてもよい。
(3)また、第1および第2の実施の形態では、CM番組がリアルタイムで配信されないことを前提としている。CM番組は番組配信装置103から番組本編がリアルタイムで配信されるのに伴って、リアルタイムで配信されるものであってもよい。この場合に、スキップ要求があったCM番組を、予め用意したCM番組に置き換えることによっても、視聴者(ユーザ)が興味を持たないCM番組を無理に視聴させないという効果を得ることができるからである。この例の場合、たとえば図示しない放送局からCM番組の再生時間帯に第1のCM番組と第2のCM番組が順に送られてきたとする。第1のCM番組に対してスキップ要求が発生し、これをCM配信サーバ101側あるいは視聴端末102側で予め用意した第3のCM番組に置き換えた場合、第2のCM番組は予定通りCM配信サーバ101側あるいは視聴端末102側で受信しておいて、これを第3のCM番組の再生が完了した時点で再生を開始するようにすればよい。
(4)更に、第2の実施の形態では、視聴端末102A側にCM番組の先端部分を格納しておいたが、最初のCM番組等の再生までに時間を要するものを除いてCM配信サーバ101AからCM番組の全部を視聴端末102Aに転送するようにしてもよい。これにより、視聴端末102A側で1つのCM番組をシームレスに接続する処理の回数を減少させ、その分、処理を簡単にすることができる。
(5)更にまた、第1および第2の実施の形態では、CM視聴時間管理部116、116AをCM配信サーバ101、101A側に配置したが、視聴端末102、102A側にこれを配置するようにしてもよい。この場合には、スキップ操作受付部123でスキップを受け付けたとき、これを視聴端末102、102A側のCM視聴時間管理部で処理して、これにより得られるCM番組のスキップ要求を、ネットワークあるいは伝送路を経由してCM配信部113、113Aに送信するようにしてもよい。
(6)また、第1および第2の実施の形態では、CM番組の後端がCM番組の再生時間帯の終端に一致しないときにはこれを超過させる形で超過が最短となるCM番組を選んで再生することにしたが、CM番組の再生が不自然に行われない限度内でCM番組の再生速度を増加させてもよい。また、あるCM番組の終了予定時刻がCM番組の再生時間帯の終端のわずか手前となるような場合には、CM番組の再生速度を減少させてそのCM番組の終了時刻をCM番組の再生時間帯の終端に一致させるような処理を行ってもよいことは当然である。
(7)更にまた、第1および第2の実施の形態では、蓄積部に蓄積したCM番組をスキップ要求時の切り替えの対象としたが、CM番組の配信系がたとえば複数の配信経路を有していて、スキップ要求時に他のCM番組に配信を切り替えるようにしてもよい。
(8)以上説明した番組本編およびCM番組は、各種の動画のストリーミングに適用されるだけでなく、通常のテレビ番組や音声のみのラジオ番組あるいはIPTV(Internet Protocol TeleVision)に対しても適用できることはいうまでもない。
(9)また、第1および第2の実施の形態では、第1種番組を番組本編とし、第2種番組をCM番組として説明したが、これに限定されない。たとえば番組配信者が公営あるいは視聴料を徴収する場合には、配信する番組にCM番組が存在しない場合がある。このような配信番組の場合にも、映画やドラマといった各第1種番組(番組本編)が切れ目なく連結されている場合はむしろまれであり、1つの番組本編の間や1つの番組本編と他の番組本編の間に、交通情報や天気予報、自社番組の紹介、簡単なニュースといったような、番組配信者が予め定めた特定種類の情報を通知する通知番組(第2種番組)が配置される場合も多い。本発明はこのような通知番組についても適用することができる。本発明によれば、たとえば全国の天気予報の再生をスキップして地元の天気予報を見て、余った時間で最近の主要ニュースを再生するといった通知番組の有効活用を図ることができる。
本発明においてこのような通知番組について適用する場合には、たとえば図7のCM配信サーバ101はCM蓄積部112に対応する通知番組蓄積部(図示せず)を新たに備え、当該通知番組蓄積部は交通情報等の情報を受信して逐次上書き保存するようにすればよい。そして、CM配信部113に対応する通知番組配信部(図示せず)を新たに備え、通知番組配信部が、視聴端末102に逐次通知番組を送信するようにすればよい。また、視聴端末102からの要求によって最新の通知番組を送信したり、通知番組の差分情報を送信したりすることも可能である。更に、視聴者の最近の通知番組の視聴履歴を基にして、CM配信サーバ101側が視聴者ごとに通知番組の優先順位を付けてバックグラウンドで再生側の視聴端末102に優先順位の高い通知番組を優先的に送信するようにして、番組格納部129に上書き処理させるようにしてもよい。
(10)また、本発明は、実施の形態の図9とは異なり、番組本編が複数のファイルが複数のファイルから構成されると共に、プレイリストといった情報を別途用意して、プレイリストでそれぞれのファイルに対応した番組本編とCM番組を対応させる構成を採ることも可能である。
本発明の第1のクレーム対応図である。 本発明の第2のクレーム対応図である。 本発明の第3のクレーム対応図である。 本発明の第4のクレーム対応図である。 本発明の第5のクレーム対応図である。 本発明の第6のクレーム対応図である。 本発明の第1の実施の形態における広告配信システムの概要を表わしたシステム構成図である。 第1の実施の形態におけるCM視聴時間管理部のブロック図である。 番組本編とCM番組の一般的な時間軸上での関係を示した説明図である。 第1の実施の形態におけるCM番組の配信に関するCM配信サーバの処理を表わした流れ図である。 図10のステップS206に示したCM配信サーバのCM配信処理の様子を表わした流れ図である。 第1の実施の形態における視聴端末側における番組およびCM番組の受信処理を表わした流れ図である。 第1の実施の形態におけるCMスキップが発生した際の後続の番組本編の先頭部分の欠けの様子を示した説明図である。 本発明の第2の実施の形態による広告配信システムの概要を表わしたシステム構成図である。 第2の実施の形態におけるCM視聴時間管理部の構成を表わしたブロック図である。 第2の実施の形態の広告配信システムにおけるCM番組の配信制御を表わした流れ図である。 第2の実施の形態の端末側CM蓄積部におけるCM番組の先頭部分の更新処理の流れ図である。 第2の実施の形態におけるCM配信サーバのCM配信制御の開始部分の様子を表わした流れ図である。 第2の実施の形態でCM配信サーバによるCM配信制御に対する視聴端末側の制御を表わした流れ図である。 図19のステップS463で示した視聴端末によるCM番組の再生処理の様子を示す流れ図である。
符号の説明
10 番組配信システム
11 第1種番組配信手段
12、21 第2種番組配信手段
13、33 第2種番組再生手段
14、34 第1種番組再生手段
15、35 特定第2種番組スキップ要求手段
16、36 第2種番組再生切替手段
20 番組配信サーバ
22 第2種番組配信切替手段
30 番組再生端末
31 第1種番組受信手段
32 第2種番組受信手段
40 番組配信方法
41 第1種番組配信ステップ
42 第2種番組配信ステップ
43 第2種番組再生ステップ
44 第1種番組再生ステップ
45 特定第2種番組スキップ要求ステップ
46 第2種番組再生切替ステップ
50 サーバ制御プログラム
51 第2種番組配信処理
52 第2種番組配信切替処理
60 端末制御プログラム
61 第1種番組受信処理
62 第2種番組受信処理
63 第2種番組再生処理
64 第1種番組再生処理
65 特定第2種番組スキップ要求処理
66 第2種番組再生切替処理
100、100A 広告配信システム
101、101A CM配信サーバ(番組配信サーバ)
102、102A 視聴端末(番組再生端末)
103 番組配信装置
111、121、131 主制御部
112 CM蓄積部
113、113A CM配信部
114 スキップ要求受付部
115 番組本編受信部
116、116A CM視聴時間管理部
122 CM受信部
123 スキップ操作受付部
124 スキップ要求送信部
125 番組本編受信部
126、126A 再生部(第1種番組再生手段、第2種番組再生手段)
127、127A 操作部
128 再生切替制御部
129 番組格納部
132 番組本編蓄積部
133 番組本編送信部
151 CM区間検出部
152 CM視聴時間カウンタ
153、153A CM配信指示部
301 インターネット
302 端末側CM蓄積部
304 後続CM通知部
311 視聴者別CMスキップ履歴記憶部

Claims (20)

  1. 番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信手段と、
    この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信手段と、
    この第2種番組配信手段の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段と、
    この第2種番組再生手段による再生が行われない時間帯で前記再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段と、
    前記第2種番組再生手段の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段と、
    この特定第2種番組スキップ要求手段が前記他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記現在再生されている第2種番組を前記第2種番組配信手段で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段
    とを具備することを特徴とする番組配信システム。
  2. それぞれの第2種番組は、前記特定第2種番組スキップ要求手段によってその再生中に再生切り替えが要求されない限り、それらの第2種番組の番組終了まで再生が確保されることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  3. 前記特定第2種番組スキップ要求手段は、前記ギャップの終了する時刻まで第2種番組のスキップを受け付ける手段であることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  4. 前記第2種番組配信手段によって配信された第2種番組を格納する第2種番組格納手段を具備し、前記第2種番組再生手段は、この第2種番組格納手段に格納された第2種番組を選択することを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  5. 前記第2種番組格納手段は、それぞれの第2種番組の先頭から少なくとも所定時間長の番組先頭部分を予め格納しておく手段であり、前記第2種番組配信手段は、前記第2種番組再生切替手段から切り替え後の第2種番組として指定された第2種番組の前記番組先頭部分を除く後続部分をそれらの要求があるたびに配信する配信手段であることを特徴とする請求項4記載の番組配信システム。
  6. 前記第2種番組再生切替手段が、切り替え後の第2種番組として指定された第2種番組の前記番組先頭部分を前記第2種番組格納手段から取り出す前半部分取り出し手段と、この前半部分取り出し手段によって取り出され前記第2種番組再生手段によって再生される第2種番組の前半部分の後端に後続部分を時間的な切れ目なく接続する番組組み立て手段とを更に具備することを特徴とする請求項5記載の番組配信システム。
  7. 第1種番組は本来再生される番組内容としての番組本編であり、第2種番組は広告番組であることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  8. 第1種番組は本来再生される番組内容としての番組本編であり、第2種番組は予め定めた特定種類の情報を通知する通知番組であることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  9. 前記通知番組は、ニュース番組、天気予報あるいは交通情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項8記載の番組配信システム。
  10. 前記第1種番組の予め設定された時間的なギャップのうち指定されたものの時間長を「0」を含めた任意の長さに変更するギャップ時間長変更手段と、このギャップ時間長変更手段の時間長の変更に合わせて前記予め設定された時間的なギャップのうちの他のギャップの時間長も含めた番組を構成する各場面の再生時刻を再設定する再生時刻再設定手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  11. 前記第1種番組および第2種番組は動画番組として構成されていることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  12. 前記第1種番組および第2種番組は音声番組として構成されていることを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  13. 前記特定第2種番組スキップ要求手段が再生の中止を要求した第2種番組とこれらのスキップ要求回数を視聴者単位で記憶するスキップ番組記憶手段と、このスキップ番組記憶手段の記憶した番組のスキップ要求回数が所定数以上のときその第2種番組の配信あるいは再生を視聴者単位で拒絶する特定第2種番組拒絶手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
  14. 番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する第2種番組配信手段と、
    前記番組再生端末が前記第2種番組配信手段の配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行っているときこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替手段
    とを具備することを特徴とする番組配信サーバ。
  15. 前記第1種番組を前記番組再生端末に対して配信する第1種番組配信手段を具備することを特徴とする請求項14記載の番組配信サーバ。
  16. 前記第2種番組配信手段は前記番組再生端末が再生の対象とする全第2種番組の先頭部分を予めこの番組再生端末に配信する先頭部分配信手段と、これら第2種番組の先頭部分に続く後続部分をそれぞれ格納する後続部分格納手段とを備え、前記第2種番組配信切替手段は他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組の後続部分を前記後続部分格納手段から取り出して配信する手段であることを特徴とする請求項15記載の番組配信サーバ。
  17. 番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信手段と、
    この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信手段と、
    この第2種番組受信手段の受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生手段と、
    この第2種番組再生手段による再生が行われない時間帯で前記再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生手段と、
    前記第2種番組再生手段の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを繰り返し要求できる特定第2種番組スキップ要求手段と、
    この特定第2種番組スキップ要求手段が前記他の第2種番組の再生への切り替えを要求したとき、前記現在再生されている第2種番組を前記第2種番組受信手段で受信した他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替手段
    とを具備することを特徴とする番組再生端末。
  18. 番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を配信する第1種番組配信ステップと、
    この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を配信する第2種番組配信ステップと、
    この第2種番組配信ステップの配信する第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生ステップと、
    この第2種番組再生ステップによる再生が行われない時間帯で前記再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生ステップと、
    前記第2種番組再生ステップによる再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えを要求する特定第2種番組スキップ要求ステップと、
    この特定第2種番組スキップ要求ステップで前記他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記現在再生されている第2種番組を前記第2種番組配信ステップで配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替ステップ
    とを具備することを特徴とする番組配信方法。
  19. 番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を再生する番組再生端末に対して、この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置する第2種番組を配信する番組配信サーバのコンピュータに、
    前記第2種番組を配信する第2種番組配信処理と、
    前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯として前記第2種番組の再生が行われているときにこの第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替えが前記番組再生端末から要求されたとき、該当する他の第2種番組に配信を切り替える第2種番組配信切替処理
    とを実行させることを特徴とするサーバ制御プログラム。
  20. 番組再生端末のコンピュータに、
    番組を構成する各場面の再生時刻が時間軸上で予め規定された第1種番組を受信する第1種番組受信処理と、
    この第1種番組の予め時間的なギャップを形成する場所に配置すべく、再生時間が個別に設定された複数種類の第2種番組を受信する第2種番組受信処理と、
    この第2種番組受信処理で受信した第2種番組を選択してこれらを時間軸上に任意の本数配置することで前記時間的なギャップの開始時刻からそれぞれのギャップの終了する時刻までを含む時間帯の再生を行う第2種番組再生処理と、
    この第2種番組再生処理による再生が行われない時間帯で前記再生時刻に従って第1種番組を再生する第1種番組再生処理と、
    前記第2種番組再生処理による第2種番組の再生中に、現在再生されている第2種番組の再生を中止して他の第2種番組の先頭部分からの再生切り替え要求する特定第2種番組スキップ要求処理と、
    この特定第2種番組スキップ要求処理によって前記他の第2種番組の再生への切り替えが要求されたとき、前記現在再生されている第2種番組を前記第2種番組配信処理で配信される他の第2種番組の再生に切り替える第2種番組再生切替処理
    とを実行させることを特徴とする端末制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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