JP2010087599A - 撮像装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影シーンに応じた重要部分のみを高画質で記録する。
【解決手段】主要被写体全身領域、完全不変領域、部分的不変領域、顔領域、全身領域などの重要領域とそれ以外の非重要領域を識別し、非重要領域の色データを削除したり、非重要領域の階調、輝度、彩度を低減したりして、重要でない部分の画質または画像データ量を減らす。そして、非重要領域は重要領域に比して高圧縮率で圧縮記録する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮影モードに応じた内容の画像補正をする撮像装置に関する。
特許文献1では、表示面を、フレーム枠などの範囲指定手段により範囲指定し、画像の一部領域を小さいサイズの画像データで記録する。
特許文献2では、顔抽出時に人数を数え、撮影予定人数とあったことを確認して撮影する。
特許文献3では、被撮影者の顔を撮影する際に、被撮影者の顔が障害物で覆われていないか判定し、良好な状態で撮影する。
特許文献4では、CCD(画面)上の顔幅にて判定を行い、マクロモードあるいはストロボモードにて撮影可能な最遠距離から離れている場合警告し、再撮影を喚起する。
特許文献5では、画像が真っ白および真っ黒に近い部分の視覚的に劣化が目立ちにくい画像のブロックに対し高圧縮率の量子化を行う。
特許文献6では、画像の特定の範囲を示す情報をデータに付加することにより、該付加情報から、画像データ圧縮時に画像の特定範囲の圧縮率を変化させる。
特開2002−101378号公報 特開2007−329602号公報 特開2006−215947号公報 特開2007−74364号公報 特開平5−114867号公報 特願平7−134959号公報
画像を楽しむユーザからすれば、画像の中で必要な部分のみ高画質で足り、重要でない部分まで高画質で記録されてもメリットはなく、むしろ、記録容量や通信トラフィックの問題が生じて不便である。例えば、人物の写真を撮ったとき、背後を人が横切ったりして、目的とした人物と一緒に他人や不要な物や背景が写った場合、目的の人物だけでなく他の部分も一緒に高画質で記録され、データの無駄である。
もっとも、どの部分が重要でどの部分が重要でないかは、撮影シーンに応じて変わるため、一概に人物部分だけ高画質で記録してもユーザの意図に沿わない場合がある。
特許文献1では、元の画像の一部あるいは複数の領域のみ記録するため、全体が分からない。特許文献2では、人数の一致を確認するだけである。特許文献3では、顔が隠れているか否かを確認するのみである。特許文献4では、撮影可能な最遠距離か否かを確認するのみである。特許文献5では、真っ白および真っ黒に近い部分が高圧縮されるだけである。特許文献6では、そもそも画像のどの部分に付加情報を与えれば重要部分だけ高画質が確保されるのかを示していない。よって、いずれも、撮影シーンに応じた重要部分が高画質で記録されるとは限らない。
本発明の目的は、撮影シーンに応じた重要部分のみを高画質で記録することにある。
本発明に係る撮像装置は、撮像レンズを介して受光した被写体像を光電変換して得られた電気信号を画像データに変換して出力する撮像部と、撮影モードの設定を受け付ける撮影モード設定部と、撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードに対応する種類の重要被写体の存在する領域である重要領域と重要領域以外の領域である非重要領域とを、撮像部の出力した画像データから識別する領域識別部と、領域識別部の識別した非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成する画像処理部と、を備える。
領域識別部は、撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードが人物撮影モードの場合、人物の顔領域を検出し、検出された顔領域もしくは顔領域と所定の関係にある近傍領域を重要領域と識別する。
領域識別部は、合焦人物の顔領域を検出し、検出された顔領域もしくは顔領域と所定の関係にある近傍領域を重要領域と識別する。
画像処理部は、撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードが風景モードの場合、合焦人物の顔領域を検出し、検出された合焦人物の顔領域以外の人物のみを画像データから削除することで補正画像を作成する。
撮像部から所定のタイミングごとに所定数の参照用画像データの取得を行うよう制御する撮像制御部を備える。
領域識別部は、参照用画像データに基づいて動き物体の存在領域を識別し、画像処理部は、領域識別部が識別した動き物体の存在領域を画像データから削除することで補正画像を作成する。
領域識別部は、参照用画像データに基づいて静止物体の存在領域を識別し、画像処理部は、補正画像において削除した動き物体の存在領域を対応する静止物体の存在領域で補完する。
画像処理部は、非重要領域の色データを削除すること、非重要領域の階調、輝度もしくは彩度を低減すること、または非重要領域を所定の低画質テンプレート画像に置換することで、非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成する。
撮影モード設定部が特定の撮影モードの設定を受け付けた場合、撮像部から所定のタイミングごとに所定数の参照用画像データの取得を行うよう制御する撮像制御部を備え、領域識別部は、撮影モード設定部が特定の撮影モードの設定を受け付けた場合、参照用画像データに基づいて動き物体の存在領域と静止物体の存在領域とを識別した上、動き物体の存在領域を重要領域と識別するとともに、重要領域以外の領域を非重要領域と識別する。
特定の撮影モードはスポーツ撮影モードである。
画像処理部は、領域識別部が識別した静止物体の存在領域である非重要領域を参照用画像データから削除する。
画像処理部は、非重要領域の削除された参照用画像データを合成することで補正画像を作成する。
画像処理部は、参照用画像データの各重要領域のみを合成することで補正画像を作成する。
補正画像の非重要領域を重要領域に比して高圧縮率で圧縮して記録する記録部を備える。
画像処理部による補正画像の作成の可否の設定を受け付ける作成設定部を備え、画像処理部は、作成設定部が補正画像の作成の設定を受け付けたことに応じて補正画像を作成する。
本発明に係る撮像方法は、撮像レンズを介して受光した被写体像を光電変換して得られた電気信号を画像データに変換して出力する撮像部と、撮影モードの設定を受け付ける撮影モード設定部と、を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードに対応する種類の重要被写体の存在する領域である重要領域と重要領域以外の領域である非重要領域とを、撮像部の出力した画像データから識別するステップと、
領域識別部の識別した非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成するステップと、を含む。
この撮像方法を撮像装置が実行するためのプログラムも本発明に含まれる。
この発明によると、設定された撮影モードに対応した種類の主役となる被写体の存在領域以外の画質や画像データ量を低減することで、画像の重要部分の画質を保ちながら画像全体のデータ量を削減することができる。
<第1実施形態>
図1は本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の機能ブロック図である。まず、同図のデジタルカメラ10において、中央処理装置(CPU)112は、レリーズスイッチ22、モードダイヤル123、モードスイッチ150等を含む操作部113の各種のボタンやキーからの入力に基づいてデジタルカメラ10内の各回路を統括制御する。CPU112の実行するプログラムはEEPROM119に記憶される。
いま、モードスイッチ150によって静止画撮影モードが設定されると、CPU112は、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を含む撮像回路102bから順次得られるコマ画像(スルー画)を表示部110に表示させ、撮影画角を確認可能にする。即ち、撮像レンズ14を通過した光は、固体撮像素子102aに入射する。固体撮像素子102aの受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、該受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。こうして蓄積された信号電荷は、図示せぬドライバ回路から与えられるパルス信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、それぞれ撮像回路102bに加えられる。
撮像回路102bは、ゲイン調整回路を含み、得られた画像データは、それぞれ画像処理回路108及びハイパスフィルタ(HPF)125へ送られる。画像処理回路108は、A/D変換部108a、ホワイトバランス補正回路108b、ガンマ補正回路108c、YC処理回路108d、輝度・色差信号生成回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、撮影画像に対する輪郭補正を含む画像処理を行う輪郭処理部、画像のノイズ低減処理を行うノイズ低減処理部等を含む画像処理手段であり、CPU112からのコマンドに従って画像信号を処理する。
画像処理回路108に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cl信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
一方、画像処理回路108のA/D変換部108aでデジタル信号に変換された画像データは、ハイパスフィルタ(HPF)125でG画素成分のみ抽出される。そして、積算処理部126で抽出されたG画素成分に積算処理が施されてCPU112に送られる。CPU112は、積算処理部126から送られた1画面分の64分割の画像データの内、十字キー81で任意に設定された合焦評価値算出領域内(例えば画面中心付近の4エリア)の平均値を算出し、これをオートフォーカス(AF)評価値とする。AF評価値は、所定周期の経過毎に算出され、算出の度にメモリ127に更新記憶される。CPU112は、AF評価値に従って被写体の合焦を判定する。その判断方法は任意であるが、例えばAF評価値が極大点の近傍に略到達しているか否かを判断し、極大点に略達している場合は、合焦評価値算出領域内の被写体は合焦していると判断し、その他の場合は合焦していないと判断する。あるいは、AF評価値が所定の閾値を超えていれば、合焦評価値算出領域内の被写体は合焦していると判断することもできる。以下、合焦していると判断されたときに合焦評価値算出領域に被写体の一部または全部が存在するような被写体を、主要被写体と呼ぶ。
撮影画像を表示部110にモニタ出力する場合、VRAM132からYC信号が読み出され、ビデオエンコーダ134に送られる。ビデオエンコーダ134は、入力されたYC信号を表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して表示部110に出力する。表示部110の駆動はドライバ111を介して行われる。
表示部110にはタッチパネル116が積層されている。ユーザが指やペンなどで表示部110の対応部分を押下すると、その押下位置を示す情報がタッチパネル116からCPU112に出力される。
所定のフレームレートで処理された各フレームのYC信号は、VRAM132のA領域とB領域とに交互に書き込まれ、VRAM132のA領域及びB領域のうち、YC信号が書き込まれている方の領域以外の領域から、書き込まれているYC信号が読み出される。このようにしてVRAM132内のYC信号が定期的に書き換えられ、そのYC信号から生成される映像信号が表示部110に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示部110に表示される。ユーザは、表示部110に表示される映像(スルー)によって撮影画角を確認できる。
ここで、レリーズスイッチ22が半押しされると、AE及びAF処理が開始される。AE/AF処理が行われ、レリーズスイッチ22が全押しされることによって記録用の撮影動作がスタートする。レリーズスイッチ22の全押しに応動して取得された画像データは画像処理回路108において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、VRAM132に格納される。
VRAM132に格納されたY/C信号は、圧縮伸長処理回路144によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ146を介して記録媒体40にExif(Exchangeable Image File Format)ファイルとして記録される。画像はExifファイルのデータ部分に記録される。CPU112は上記Exifファイルのヘッダ部分の所定のタグ(Imagedescriptionタグなど)に撮影日時情報などを記録する。記録された画像は、通信インターフェース76を介して接続されたプリンタ200に送信することもできる。プリンタ200は、受信した画像をプリントする。
CPU112には、キセノン管からなるストロボ18の発光を制御するストロボ制御回路115も接続されており、静止画撮影において、低照度であることが検出された場合や、ストロボボタンによって発光が指示された場合や、強制発光モードが設定された場合にタイミングジェネレータ120によって発生されたタイミング信号に同期したタイミングで短時間(例えば1秒以上の短時間)発光するようにストロボ18を制御する。
モードスイッチ150によって動画撮影モードが設定されたときには、レリーズスイッチ22の全押し操作に連動して動画記録動作がスタートし、もう一度レリーズスイッチ22を押下すると動画記録動作が停止する。レリーズスイッチ22を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除によって録画を停止するようにしてもよい。動画データは、例えばモーションJPEG(MPEG)形式によって記録媒体40に記録される。
モードスイッチ150により再生モードが選択されると、記録媒体40に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録されたファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係るファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸長処理回路144を介して非圧縮のYC信号に伸長され、VRAM132に保存される。VRAM132に保存されたYC信号は、ビデオエンコーダ134に加えられる。ビデオエンコーダ134は、入力するYC信号からNTSC方式のRGBカラー複合映像信号を作成し、これを表示部110に出力する。これにより、表示部110には記録媒体40に記録されている最終コマのコマ画像が表示される。
その後、十字キー81の右キーが押されると、順方向にコマ送りされ、十字キー81の左キーが押されると、逆方向にコマ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像ファイルが記録媒体40から読み出され、上記と同様にしてコマ画像が表示部110に再生される。尚、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向にコマ送りされると、記録媒体40に記録されている1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目のコマ画像が表示部110に再生される。
表示部110は、カメラ10に内蔵されたLCD114や液晶画面、ファインダー又は映像出力端子等に接続された外部の表示装置に相当する。OSD信号発生回路148はシャッター速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告指示等の文字及びアイコン等の記号を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路148から出力される信号は、必要に応じてビデオエンコーダ134が画像信号に混合して、LCD114に供給する。これにより、スルー画像や再生画像に文字やアイコン等が合成された合成画像が表示される。
記録媒体40は、撮影で得た画像データを保持する手段であり、例えばスマートメディアと呼ばれるメモリカードが使用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、もしくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式などに従って読み書き可能な媒体を用いることができる。異種・同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラに内蔵された記録媒体(内蔵メモリ)であってもよい。
CPU112は、カメラ10の各回路を統括制御する制御回路であり、レリーズスイッチ22、十字キー81、電源スイッチ82、モードスイッチ150、情報位置指定キー83あるいは図示しないストロボボタン、ズームキー、メニュー/実行ボタンその他を含む操作部113から受信する信号に基づき、対応する回路の動作を制御するとともに、表示部110における表示制御、ストロボ発光制御、AF補助光の発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。
CPU112は、メモリ127に記憶された顔検出プログラムを実行することで、VRAM132に順次記憶されたスルー画像(処理フレーム)から人物の顔部分を含む領域である顔領域を抽出する。顔領域の抽出方法としては、例えば本出願人による特開平9−101579号公報「顔領域抽出方法及び複写条件決定方法」において開示された技術を適用することができる。この技術は、撮影した画像の各画素の色相が肌色の範囲に含まれるか否かを判定して肌色領域と非肌色領域とに分割すると共に、画像中のエッジを検出して画像中の各箇所をエッジ部分又は非エッジ部分に分類する。そして、肌色領域内に位置し非エッジ部分に分類された画素からなり、かつエッジ部分と判定された画素で囲まれた領域を顔候補領域として抽出し、抽出した顔候補領域が人物の顔に相当する領域かを判定し、この判定結果に基づき顔領域として抽出するものである。また、この他に、特開2003−209683号公報や特開2002−199221号公報に記載される方法で顔領域を抽出することもできる。
カメラ10の電源が電源スイッチ82でオンされる度に、カメラボディ内部に装着される電池からなる主要電源164から、デジタルカメラ10の各回路に電源が供給される。
画像処理回路108からの画像データは、測光処理部157にも送られる。この測光処理部157は、外光の光量を測定する手段の一例である。測光処理部157は、入力される各画像データと、固体撮像素子102aの電荷蓄積時間、すなわち電子シャッタのシャッタ秒時とに基づいて被写体輝度の測光値(EV値)を算出する測光値算出部により構成できる。これにより、固体撮像素子102aの駆動が調節される。なお、電子シャッタのシャッタ秒時とともに絞り値を変化させてもよい。絞り値を変化させる場合には、絞り値を加味して被写体輝度に応じた測光値を算出する。このように、測光処理部157は、固体撮像素子102aを受光センサとしてTTL(Through The Lens) 測光方式によって被写体の明るさ(被写体輝度)を検出する。測光処理部157は、フォトトランジスタで構成された測光センサであってもよく、測光が可能な手段であれば特に限定されない。
通信インターフェース76は、プリンタ200やパソコンその他の電子機器と接続可能であり、CPU112からのコマンドに従い、画像データやその付帯情報の送信を行う。
CPU112には、スピーカ制御部84を介してスピーカ85が接続されている。スピーカ制御部84は、CPU112から送られた報知音データ(シャッタ音、警告音など)に基づき、スピーカ85を駆動させることで、報知音を出力する。
なお、デジタルカメラ10とは、要するに画像データを取得可能な機器であれば何でもよく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きパソコン、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなども含みうる。
図2は、モードダイヤル123を上面から見た図である。モードダイヤル123は、回動可能なダイヤル式のスイッチで構成されている。モードダイヤル123には、撮影シーンを直感的に認識可能なマークであるアイコンが印刷されている。モードダイヤル123は、図中矢印方向に回転可能であり、撮影者は、撮影しようとする撮影シーンに近いアイコンが位置合わせマーク97の位置にくるようにモードダイヤル123を回転させることにより、撮影モードを選択することができる。ただし、OSD信号発生回路148により生成された撮影モード設定メニューから任意の撮影モードを選択させてもよい。
撮影モードの種類には、例えば、静止画を撮影する静止画の撮影モードと、動画を撮影する動画の撮影モードとがあり、更に静止画の撮影モードには、シャッタスピード、絞り値等の撮影条件を自動で設定するオートモード、それらの撮影条件の設定をマニュアルで行うマニュアルモード、人物撮影(ポートレート撮影)、風景撮影、スポーツ撮影、夜景撮影、夕日撮影、料理撮影のように各撮影シーンに応じて適切な撮影条件に自動設定する各撮影モード(人物モード、風景モード、スポーツモード、夜景モード、サンセットモード、料理モード)などがある。
この図では、アイコン123−1は、シャッタスピードと絞り値を自由に設定できるマニュアルモードに対応する。アイコン123−2は、動画を撮影する動画モードに対応する。アイコン123−3は、夜景を撮影するのに適した夜景モードに対応する。アイコン123−4は、スポーツシーン等の動きの速い被写体を撮影するのに適した高速のシャッタスピードの設定されるスポーツモードに対応する。アイコン123−5は、風景を撮影するのに適した風景モードに対応する。アイコン123−6は、人物を撮影するのに適した人物モードに対応する。アイコン123−7は、様々な撮影シーンに適応した撮影が可能なオートモードに対応する。アイコン123−8は、シャッタスピード/絞り以外の各種設定ができるプログラムオートモードに対応する。アイコン123−9は、絞り値を設定できる絞り優先オートモードに対応する。アイコン123−10は、シャッタスピードを設定できるシャッタ優先オートモードに対応する。
夜景モードでは、周囲が夜景等の暗い場所でストロボ18を発光しない状態で撮影を行なう場合に使用される。夜景モードでは、撮像回路102bのシャッタ速度が例えば1/60秒よりも長い露光状態となる(ロングシャッタモード)。詳細は省略するが、その他の撮影モードにおいても、各撮影シーンに適した撮影条件が設定される。
図3はモードダイヤル123にて人物撮影モードが設定されたときの撮影処理のフローチャートを示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S1では、連写/顔検出/背景移動削除モードの選択を操作部113から受け付ける。操作部113がこの選択を受け付けると、連写/顔検出/背景移動削除モードの選択信号をCPU112に出力する。CPU112が当該信号の出力を検知した場合、S2に進む。CPU112が当該信号の出力を検知しない場合、撮影処理を終了するか、あるいは検知を待機する。
S2では、レリーズスイッチ22の全押しがあったか否かを判断する。Yesの場合はS3に進む。Noの場合は撮影処理を終了するか、あるいは全押しを待機する。
S3では、連写、すなわち所定の時間間隔で静止画(動画のコマも含む)を所定枚数だけ取得する動作を行う。連写によりN枚取得された画像を連写画像I(n)(n=1〜N)と呼ぶ。
S4では、時間的に隣接する連写画像同士の差分画像δ(n)=I(n+1)−I(n)を作成する。そして、各差分画像δ(n)に基づき、連写画像の全てに共通して変化していない完全不変領域、すなわち各差分画像δ(n)のRGBもしくはYCの色データがいずれも0(黒)となる領域を特定する。そして、各連写画像から、完全不変領域以外の領域(変化領域)を削除し、当該削除した領域のRGB色データを全て0(黒)とする。この変化領域が削除された画像を補正画像と呼ぶ。ただし、完全に静止している物体は稀であるから、連写画像間で変化がある領域でもその変化が所定の範囲内、例えば隣接する連写画像間で2画素の動きが検出された場合であれば、実質的に変化してないものとみなし、これも完全不変領域に含める。
なお、変化領域について顔検出や肌色検出などによって人物検出を行い、人物検出された領域だけを削除し、当該削除した領域の色データを全て0(黒)あるいは255(白)として、これを改めて補正画像としてもよい。こうすると、動く人だけを削除するため、削除部分は減り、画像圧縮効果は小さくなるが、その代わり、撮りたい人以外の人(あるいはその顔)という最も画像の妨げとなる部分のみを削除できる。また、変化領域について肌色検出を行い、肌色の検出された領域の画素を間引き、他人の顔をぼかしてもよい。また、人物検出の確からしさに応じて削除するかしないかを決めてもよい。あるいは、変化領域について変化の度合い(動きベクトル)を求め、変化の度合いが所定以上(例えば時間的に隣接する連写画像間で10画素以上の動きがある領域のみ、削除してもよい。こうすれば、動きが大きく目につく部分だけ重点的に削除できる。あるいは、不変領域内で顔検出を行い、検出された顔領域が合焦評価値算出領域内に入っていなければ、すなわち当該顔領域が主要被写体の顔画像でなければ、その顔領域は合焦していないとみなし、その顔領域の色データの削除、彩度(C信号)の低減、輝度(Y信号)の低減などを行ってもよい。色データの低減(白黒化)は、彩度信号の階調の低減により行える。本願明細書では、非重要領域のデータ削除とデータ低減は同視されるものとする。
変化領域はCPU112が決めることができるが、一旦決まった変化領域を操作部113を介して変更できてもよい。
S5では、S3で各連写画像から変化領域の削除された補正画像の全て、あるいはその中から操作部113を介して選択された所望の補正画像を圧縮伸長処理回路144によって圧縮し、記録媒体40に記録する。この際、圧縮伸長処理回路144は、特許文献5と同様、補正画像内で黒あるいは白の領域は高圧縮率の量子化を行い、それ以外の領域は通常の圧縮率の量子化を行う。なお、記録段階で変化領域の画質を低減させるのではなく、画像取得段階で変化領域の画質を低減させることもできる。これは、各画素に転送トランジスタを備えるCMOSのような撮像回路102bを採用し、CPU112は、記録用画像の撮影前に(レリーズスイッチ22の全押し前に)連写画像を予め撮影することで変化領域を決定しておき、記録用画像の撮影時に(レリーズスイッチ22の全押し時に)、上記決定された変化領域に対応する画素の読み出しを間引くよう撮像回路102bを制御して、記録用画像を取得し、記録用画像の変化領域の画質とデータ量を低減させてもよい。
図4は、連写画像の一例を示す。この連写画像には、被写体SB1とSB2が写っており、被写体SB1はピントの合った主要被写体であって、いずれの連写画像においても静止しているが、被写体SB2は、被写体SB1の背後を左から右に通過したものとする。なお、主要被写体は複数でもよい。
この場合、図5のように、被写体SB1は完全不変領域Rに含まれる。しかし、被写体SB2はいずれの連写画像においても完全不変領域Rに含まれない。よって、被写体SB2はいずれの連写画像においても削除され、例えば図6のような補正画像ICが得られる。後は、補正画像内で黒あるいは白の領域は高圧縮率の量子化を行い、それ以外の領域は通常の圧縮率の量子化を行い、圧縮された補正画像を記録する。なお、厳密には、被写体SB1の腕と体の間の隙間に被写体SB2が入り込む連写画像もあるが、このような軽微な変化領域は無視してもよい。例えば、変化領域が完全不変領域に囲まれて他の不変領域と孤立しており、かつその孤立した変化領域が所定サイズ未満(例えば8×8画素)の場合は、その孤立した変化領域は完全不変領域に併合する。
このように、主要被写体と背景以外の重要でないを高圧縮率で圧縮記録でき、画像データを効果的に圧縮できる。主要被写体の圧縮率は低いため、主要被写体の細部は失われない。
図7はモードダイヤル123にて人物撮影モードが設定されたときの撮影処理のフローチャートの他の例を示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S11では、連写/顔検出/背景合成モードの選択操作が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS12に進む。Noの場合は撮影処理を終了するか、当該選択操作の入力を待機する。
S12〜S13は、S2〜S3と同様である。
S14では、S4と同様に、各連写画像の完全不変領域と変化領域を特定する。さらに、各連写画像の変化領域から、部分的に変化の検出されなかった部分的不変領域を特定する。すなわち、連写画像I(n)(n=1〜N)の各々の変化領域のうち、当該連写領域に基づいて作成された差分画像δ(n)(またはδ(n−1)。ただしn>2)とは異なる差分画像δ(k)(k≠n)のうち少なくとも1つにおいて、RGB色データが0となる領域を、当該差分画像δ(k)の作成元となった連写画像I(k)において特定し、この特定された領域のうち、完全不変領域を除いた領域V(I(k))を、連写画像I(n)に対応する部分的不変領域とする。つまり、連写画像I(n)に関係する差分画像δ(n)以外の差分画像に基づいて特定された不変な領域(ただし完全不変領域は除く)が部分的不変領域である。連写画像に動く被写体が写っていれば、部分的不変領域の存在位置は、連写画像ごとに異なる可能性がある。
S15では、連写画像I(n)の各々について、完全不変領域以外の領域(完全変化領域)を削除し、当該削除した領域のRGB色データを全て0(黒)とする。
次に、連写画像I(n)において削除された部分に、対応する部分的不変領域V(I(k))を配置する。この変化領域が削除されかつ部分的不変領域の配置された画像を改めて補正画像とする。なお、補正画像について肌色検出を行い、肌色の検出されなかった領域を削除し、当該削除した領域のRGB色データを全て0(黒)あるいは255(白)とし、これに部分的不変領域を配置して、これを改めて補正画像としてもよい。
そして、圧縮伸長処理回路144は、補正画像内で黒あるいは白の領域は高圧縮率の量子化を行い、それ以外の領域は通常の圧縮率の量子化を行い、圧縮された補正画像を記録する。
図8は連写画像の一例である。ここでは図4と異なり、各連写画像I(1)〜I(N)には、被写体SB1・SB2の他、動かない2本の木B1・B2が被写体SB1の背後に写っているとする。
連写画像I(1)およびI(2)においては、木B1を囲む領域R1は左から右に動く被写体SB2によって妨げられ、差分画像δ(1)において領域R1の差分は0とならない。よって領域R1は完全不変領域ではない。しかし、少なくとも連写画像I(N)および連写画像I(N−1)においては、領域R1は動きがない。このため、連写画像I(1)に対応する部分的不変領域はR1となる。
また、連写画像I(N−1)およびI(N)においては、木B2を囲む領域R2は左から右に動く被写体SB2によって妨げられ、差分画像δ(N−1)において領域R2の差分は0とならない。よって領域R2は完全不変領域ではない。しかし、少なくとも連写画像I(1)および連写画像I(2)においては、木を囲む領域R2は動きがない。このため、連写画像I(N)に対応する部分的不変領域はR2となる。
S15では、まず、完全不変領域以外が削除されるため、図6と同様、完全不変領域Rだけが残った補正画像が得られる。さらに、S15では、部分的不変領域R1・R2を配置してこれを改めて補正画像とするため、図9のような、完全不変領域Rおよび部分的不変領域R1・R2以外の色データが0の補正画像ICが得られる。後は、完全不変領域Rおよび部分的不変領域R1・R2以外の部分が高圧縮率で圧縮されて補正画像が記録される。あるいは、図10のように、エッジ検出などを用いて完全不変領域Rだけ、あるいは完全不変領域Rと部分的不変領域R1・R2の両方から物体の輪郭を検出し、輪郭で囲まれる被写体領域の外側の色データも削除した上で圧縮記録しもよい。こうすると余計なデータがさらに減る。
なお、図3・8の処理は、人物モードについて行われる処理であったが、夜景モードでも同様の処理を行ってもよい。
逆に、風景モードが設定された場合は、図3の処理は行わず、図8の処理を行うようにする。こうすることで、主要被写体とともに、不要な人物を除いた背景が保存され、風景モードに適した補正画像が得られる。風景モードでは人物主要被写体がないことが通常であるから、合焦被写体が人物でない場合は、合焦しておらずかつ動いている人物を検出してこれを風景撮影の不要被写体とみなし、画像から削除することで、風景だけ残った画像を得る。
あるいは、スポーツモードが設定された場合は、動いていない人物を非重要領域とみなし、これを削除する。こうすることで、スポーツをしている主役の人物以外の不要な人物、例えば一時的に静止しているキャディや審判や観客のような不要な人物を除いた背景が、主要被写体とともに圧縮保存される。
<第2実施形態>
第1実施形態では、動く物体を連写画像で検出し、その部分を削除していたが、画像を連写しなくても不要部分を検出してその色データを削除することは可能である。
例えば、図11に示すような1枚の参照画像I(1)(連写で取得された記録用画像でもよいが、それに限らず、記録されない画像でもよい。以下同様)が人物モードで取得されたとする。CPU112は、公知の顔検出技術により、画像から顔領域の検出を行う。画像I(1)からは、人物被写体SB1の顔領域F1と、人物被写体SB2の顔領域F2が検出されたとする。CPU112は、検出された顔領域のサイズを比較し、最も大きいサイズの顔領域を特定し、その顔領域を主要被写体顔領域と識別する。異なる顔領域のサイズが同等の場合は、カメラ10からの距離の最も短い方の顔領域を主要被写体顔領域と識別する。なお、カメラ10から被写体までの距離の測定方法は公知の技術を用いて行うことができ、例えば三角測距やTOF(タイムオブフライト)などで算出できる。顔領域のサイズ、カメラからの距離も同等であれば、いずれの顔領域も主要被写体顔領域と識別する。
図11では、F1の方がF2よりも大きいため、F1が主要被写体顔領域と識別される。後は、参照画像かそれ以外の記録用画像から、主要被写体顔領域に隣接する周辺領域のエッジ成分を検出するなどして、主要被写体顔領域も含めた主要被写体の全身領域を特定し、主要被写体の全身領域以外の領域の色データを削除し、その削除部分については高圧縮率の圧縮を行い記録する。
なお、動きのない背景(例えば木B1、B2)を削除せずに残したい場合は、第1実施形態と同様に連写を行って、図12のような補完用の画像I(2)〜I(N)を取得し、補完用の画像I(2)〜I(N)から部分的不変領域を取得し、これを主要被写体の全身領域以外が削除された画像に配置して、補正画像ICを得る(図13参照)。部分的不変領域は完全不変領域よりも高圧縮率で圧縮してもよいし、完全不変領域と同じ圧縮率で圧縮してもよい。
あるいは、エッジ検出のような画像処理の結果に基づいて全身領域を決めるのではなく、顔領域を基準にして全身領域を決めてもよい。
図14のような参照画像I(1)が取得された場合、上記と同様に大きいサイズの顔F1を主要被写体顔領域と識別する。次に、メモリ127に予め記憶された所定のサイズ・所定形状の枠である体領域テンプレートを、主要被写体顔領域を基準にした所定の位置に配置する。図14では、主要被写体顔領域F1の真下に体領域テンプレートWを配置している。
そして、体領域テンプレートに包含される領域と、主要被写体顔領域とを組み合わせた領域を主要被写体の全身領域とする。
後は、図15のように、主要被写体の全身領域に含まれない領域の色データを削除して、削除された部分を高圧縮率で圧縮する。なお、上記と同様にして、補完用の画像を取得し、背景(例えば木B1、B2)を削除せずに残すこともできる。
図16はこれらの処理(全身領域補正処理)のフローチャートを示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S21では、連写/顔比較検出/背景合成モードの選択指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS22に進む。
S22では、少なくとも1枚の参照画像を取得するよう撮像回路102bを制御した上、上記のように参照画像から顔領域を抽出する。参照画像の取得はレリーズスイッチ22押下に関係なく行うことができるが、レリーズスイッチ22の押下に応じて行ってもよい。 S23では、顔領域同士のサイズを比較し、最大サイズの顔領域を決定する。最大サイズの顔領域が決定されたことに応じてS23に進む。
S24では、レリーズスイッチ22の全押しがあったか否かを判断する。Yesの場合はS25に進む。
S25では、連写にて記録用画像を取得する。ただし、部分的不変領域の配置を行わない場合は、2枚以上の連写は不要である。
S26では、完全不変領域以外の色データを削除する。また、必要に応じて部分的不変領域の配置を行う。部分的不変領域の配置を行うか否かの設定は、この処理の実行前に予め操作部113から指定されてその設定結果はメモリ127に記憶されているものとし、そのメモリ127の設定結果に応じて部分的不変領域の配置を行う。
S27では、色データを削除した部分を高圧縮率で記録する。なお、上述のようにCMOSイメージセンサを用いて完全不変領域(あるいは部分的不変領域)以外の画素のデータ読み出しを間引いてもよい。
<第3実施形態>
画像から色データを削除してその部分だけ高圧縮率にするのではなく、予め低画質・低データ量のテンプレートを用意しておき、そのテンプレートに重要領域(上記の主要被写体全身領域、完全不変領域、部分的不変領域、顔領域、全身領域を含む。以下同様。)を配置して、どの領域も一律同じ圧縮率で記録してもよい。
例えば、図17のような記録用画像I(1)〜I(N)(ただしN=1でも可)が得られたとする。上述と同様にして、記録用画像から重要領域IMを抽出する。また、図18に示すような低画質・低データ量のテンプレートTをメモリ132に用意しておく。
そして、図19に示すように、抽出した重要領域IMをテンプレートTに配置し、両者を合成した画像I’を得る。なお、合成する際は、記録用画像のドット密度にテンプレートのドット密度を合わせて合成すると、合成画像ではテンプレート部分の画質が記録用画像の部分に比して低くなる。
図20はこれらの処理(テンプレート合成処理)のフローチャートを示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S31では、連写/背景低画質テンプレート化モードの選択指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS32に進む。
S32では、レリーズスイッチ22の全押しがあったか否かを判断する。Yesの場合はS33に進む。Noの場合は撮影処理を終了するか、あるいは全押しを待機する。
S33では、連写にて記録用画像を取得する。ただし、重要領域が1枚あれば足りる場合、2枚以上の連写は不要である。
S34では、取得した記録用画像から重要領域を抽出する。
S35では、重要領域をテンプレートに配置して両者を合成し、合成画像を記録媒体40に圧縮記録する。
<第4実施形態>
顔領域その他の重要領域以外をグレースケール化(白黒化)し、重要部分でない領域のデータ量を削減してもよい。
例えば、図21のような記録用画像I(1)〜I(N)(ただしN=1でも可)が得られたとする。図22のように、上述と同様にして、これらの画像から補正画像ICを得る。
そして、図23に示すように、補正画像ICから重要領域、例えば顔領域を検出し、検出された重要領域以外を白黒化した第2の補正画像IC’を得る。
図24はこれらの処理(白黒化処理)のフローチャートを示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S41では、連写/顔比較検出/背景白黒モードの選択指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS42に進む。
S42〜S45は、S22〜S25と同様である。
S46では、補正画像から重要領域、例えば顔領域を検出し、検出された重要領域以外の非重要領域を白黒化した第2の補正画像を得る。
S47では、第2の補正画像を記録媒体40に圧縮記録する。
なお、非重要領域の白黒化の代わりに、彩度や明度や階調を落としたりしても、重要領域が引き立つ。特に、彩度を落とすと、背景の深度が高まり、背景がぼやけたような感じになり、人物の顔が引き立つ。
<第5実施形態>
操作部113から連写撮影モードを設定して、動く物体、例えば人が投げた紙飛行機やボールなどを中心に連写をした後、その動く物体の軌跡を示すために連写した各画像を1枚の画像に合成した場合、むしろ静止している背景や静止している主役でない人物の存在領域は低画質化やデータ低減や削除を行って中心となる物体を際立たせるとよい。
例えば、図25のように、定点での連写による記録用画像I(1)〜I(5)が得られたとする。これらの画像を合成すると、図26のような合成画像が得られる。同時に、上述と同様、画像I(1)〜I(5)から完全不変領域と部分的不変領域を抽出し、それ以外の変化領域を合成画像で特定する。図27では、画像I(1)〜I(5)間で位置が変化していく紙飛行機の部分W1〜W5が変化領域となる。
そして、図28のように、変化領域W1〜W5以外の色データを削除あるいは低減する。あるいは、各画像から変化領域W1〜W5のみを抽出してこれらを低画質テンプレートに合成したり、変化領域W1〜W5以外を白黒化したり、変化領域W1〜W5以外の領域の画素を間引いたりしてもよい。
図29はこれらの処理(合成処理)のフローチャートを示す。この処理はCPU112によって制御される。この処理を規定するプログラムはメモリ127に記憶されている。
S51では、連写/移動物検出/背景合成モードの選択指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS52に進む。なお、スポーツモードの選択指示が操作部113に入力されたか否かを判断し。Yesの場合はS52に進んでもよい。動きの主役は紙飛行機のような非生物に限らず、ゴルファーやバッターのような定点で動作するプレイヤーの場合もあるからである。
S52〜S53は、S2〜S3と同様である。
S54では、連写画像に基づいて、合成画像の変化領域を特定する。また、合成画像の変化領域を抽出して低画質テンプレートに合成する。あるいは、合成画像から変化領域以外を削除したり画素を間引いたりしてもよい。
S55では、記録内容の確定指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS57に進み、Noの場合はS56に進む。
S56では、背景削除指示が操作部113に入力されたか否かを判断する。Yesの場合はS55に戻り、Noの場合は背景削除指示の入力を待機する。
S57では、合成画像を圧縮記録する。
<第6実施形態>
第1〜第5実施形態において、ユーザが連写画像の各々や補正画像から所望の画像を簡易に選択して記録させるためには、次のようにする。
例えば、図30のような連写画像I(1)〜I(N)と補正画像ICが得られたとする。この場合、図31のように、表示部110の表示領域に補正画像表示部X1と連写画像表示部X2−1・X2−2とボタン表示部の3つの領域を確保した画像選択ウィンドウを表示する。補正画像は補正画像表示部に常に表示する。連写画像は「進む」ボタンFと「戻る」ボタンREの表示領域の押下をタッチパネル116が検知したことに応じて、現在表示されている画像の次の番号の連写画像または前の番号の連写画像を未選択連写画像表示部X2−1に表示する。未選択連写画像表示部X2−1に表示された画像の押下をタッチパネル116が検知したことに応じて、その画像が記録画像に選択され、選択された画像だけが選択済みの画像表示領域X2−2が表示される。選択可能な画像の数は単数でも複数でもよい。選択された画像の外枠の色を黒から赤などに変えてもよい。そして、「確定」ボタンCFの押下をタッチパネル116が検知したことに応じて、選択された画像と補正画像が記録媒体40に圧縮記録される。
あるいは、図32のように、「確定」ボタンCFの表示領域と、補正画像および連写画像の各々に対応したタブの表示領域を別々に表示部110に設ける。図33のように、タッチ選択されたタブに対応する画像を表示する。その状態で表示された画像にタッチすると、その画像が記録画像に選択される。図34のように、選択された画像の外枠の色を点線表示にしたり、黒から赤などに変えてもよい。
さらに選択画像が少なくとも1つ存在する状態で「確定」ボタンCFの押下をタッチパネル116が検知したことに応じて、選択された画像と補正画像が記録媒体40に圧縮記録される。また、タブ選択と「確定」ボタンCFの押下を繰り返すことで、複数の画像を選択することができる。
<その他の実施形態>
上記では人物モードやスポーツモードを例に説明したが、本発明の適用範囲はそれに限らず、撮影モードに対応して主役にする被写体の種類が画像から公知の画像認識技術を用いて識別できれば、その主役の被写体以外の領域の画質またはデータ量を低減することで補正画像を得る。例えば、撮影モードとして料理モードが設定されれば、皿の外縁をエッジ検出などで検出し、その外縁で囲まれる領域を重要領域とし、それ以外の領域を非重要領域として色データ、階調、輝度、彩度を削除ないし低減して補正画像を得る。補正画像の圧縮記録の際、非重要領域の圧縮率は重要領域の圧縮率よりも高くする。
デジタルカメラの機能ブロック図 モードダイヤルを上面から見た図 人物撮影モードが設定されたときの撮影処理のフローチャート(第1実施形態) 連写画像の一例を示す図 完全不変領域に含まれる被写体の一例を示す図 補正画像(人物撮影モード)の一例を示す図 人物撮影モードが設定されたときの他の撮影処理のフローチャート(第1実施形態) 連写画像の他の一例を示す図 完全不変領域および部分的不変領域の色データが0の補正画像の一例を示す図 輪郭で囲まれる被写体領域の外側の色データを削除した補正画像の一例を示す図 参照画像の一例を示す図 補完用画像の一例を示す図 補正画像(人物撮影モード)の一例を示す図 参照画像の一例を示す図 全身領域の一例を示す図 全身領域補正処理のフローチャート 記録用画像の一例を示す図 テンプレートの一例を示す図 テンプレートに合成された重要領域の一例を示す図 テンプレート合成処理のフローチャート 記録用画像の一例を示す図 補正画像の一例を示す図 第2の補正画像の一例を示す図 白黒化処理のフローチャート 記録用画像の一例を示す図 合成画像の一例を示す図 変化領域の一例を示す図 変化領域以外が削除された合成画像の一例を示す図 合成処理のフローチャート 連写画像と補正画像の一例を示す図 画像選択ウィンドウの一例を示す図 画像選択ウィンドウの他の一例を示す図 画像選択ウィンドウのタブで選択された連写画像の一例を示す図 記録が選択された連写画像の一例を示す図
符号の説明
40:記録媒体、110:表示部、112:CPU

Claims (17)

  1. 撮像レンズを介して受光した被写体像を光電変換して得られた電気信号を画像データに変換して出力する撮像部と、
    撮影モードの設定を受け付ける撮影モード設定部と、
    前記撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードに対応する種類の重要被写体の存在する領域である重要領域と前記重要領域以外の領域である非重要領域とを、前記撮像部の出力した画像データから識別する領域識別部と、
    前記領域識別部の識別した非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成する画像処理部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記領域識別部は、前記撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードが人物撮影モードの場合、人物の顔領域を検出し、前記検出された顔領域もしくは前記顔領域と所定の関係にある近傍領域を重要領域と識別する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記領域識別部は、合焦人物の顔領域を検出し、前記検出された顔領域もしくは前記顔領域と所定の関係にある近傍領域を重要領域と識別する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理部は、前記撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードが風景モードの場合、合焦人物の顔領域を検出し、前記検出された合焦人物の顔領域以外の人物のみを画像データから削除することで補正画像を作成する請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像部から所定のタイミングごとに所定数の参照用画像データの取得を行うよう制御する撮像制御部を備える1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記領域識別部は、前記参照用画像データに基づいて動き物体の存在領域を識別し、
    前記画像処理部は、前記領域識別部が識別した動き物体の存在領域を画像データから削除することで補正画像を作成する請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記領域識別部は、前記参照用画像データに基づいて静止物体の存在領域を識別し、
    前記画像処理部は、前記補正画像において前記削除した動き物体の存在領域を対応する静止物体の存在領域で補完する請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記画像処理部は、前記非重要領域の色データを削除すること、前記非重要領域の階調、輝度もしくは彩度を低減すること、または前記非重要領域を所定の低画質テンプレート画像に置換することで、前記非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成する請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記撮影モード設定部が特定の撮影モードの設定を受け付けた場合、前記撮像部から所定のタイミングごとに所定数の参照用画像データの取得を行うよう制御する撮像制御部を備え、
    前記領域識別部は、前記撮影モード設定部が特定の撮影モードの設定を受け付けた場合、前記参照用画像データに基づいて動き物体の存在領域と静止物体の存在領域とを識別した上、前記動き物体の存在領域を重要領域と識別するとともに、前記重要領域以外の領域を非重要領域と識別する請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記特定の撮影モードはスポーツ撮影モードである請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記画像処理部は、前記領域識別部が識別した静止物体の存在領域である非重要領域を参照用画像データから削除する請求項9または10に記載の撮像装置。
  12. 前記画像処理部は、前記非重要領域の削除された参照用画像データを合成することで補正画像を作成する請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記画像処理部は、前記参照用画像データの各重要領域のみを合成することで補正画像を作成する請求項9〜11のいずれかに記載の撮像装置。
  14. 前記補正画像の非重要領域を前記重要領域に比して高圧縮率で圧縮して記録する記録部を備える請求項1〜13のいずれかに記載の撮像装置。
  15. 前記画像処理部による補正画像の作成の可否の設定を受け付ける作成設定部を備え、
    前記画像処理部は、前記作成設定部が補正画像の作成の設定を受け付けたことに応じて前記補正画像を作成する請求項1〜14のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 撮像レンズを介して受光した被写体像を光電変換して得られた電気信号を画像データに変換して出力する撮像部と、撮影モードの設定を受け付ける撮影モード設定部と、を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
    前記撮影モード設定部が設定を受け付けた撮影モードに対応する種類の重要被写体の存在する領域である重要領域と前記重要領域以外の領域である非重要領域とを、前記撮像部の出力した画像データから識別するステップと、
    前記領域識別部の識別した非重要領域の画像データの質または量を低減した補正画像を作成するステップと、
    を含む撮像方法。
  17. 請求項16に記載の撮像方法を撮像装置が実行するためのプログラム。
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