JP2010086899A - コイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法およびその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機械的な強度を向上させることができるコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法とレーザ溶接装置を提供する。
【解決手段】 コイン型電池に端子を接続するレーザ溶接方法に用いるレーザ溶接装置であって、コイン型電池を載置する振動自在な載置台と、この載置台に水平方向に超音波振動を印加する超音波発振手段と、前記コイン型電池に電極端子を位置決めして載置した後位置ずれを防止する加圧手段と、前記電極端子を前記コイン型電池にレーザ溶接するレーザ溶接手段と、前記超音波超音波発振手段と加圧手段とレーザ溶接手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とするレーザ溶接装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 コイン型電池に端子を接続するレーザ溶接方法に用いるレーザ溶接装置であって、コイン型電池を載置する振動自在な載置台と、この載置台に水平方向に超音波振動を印加する超音波発振手段と、前記コイン型電池に電極端子を位置決めして載置した後位置ずれを防止する加圧手段と、前記電極端子を前記コイン型電池にレーザ溶接するレーザ溶接手段と、前記超音波超音波発振手段と加圧手段とレーザ溶接手段とを制御する制御手段とを備えることを特徴とするレーザ溶接装置。
【選択図】 図1
Description
本発明はコイン型電池に係り、特に電極端子の溶接技術に関するものである。
従来、携帯機器の補助電源として、クロック及びメモリー機能のバックアップ用として用いられるコイン型一次電池及び二次電池は、電池に正極、負極のリードを取るために2個の電極端子を取り付けて用いられるのが一般的である。この電極端子の形状は一般的には平板で正極缶、負極缶に接触しレーザ溶接や抵抗溶接等で接合されていた(例えば、特許文献1参照)
特開2007−103057号公報
このようなレーザ溶接や抵抗溶接においては、溶接金属は熱影響部からのエピタキシャル成長に起因した集合組織を形成して粗大な結晶となる。このため、溶接金属部の機械的性質は母材に比して劣る傾向にあり、溶接入熱の増加と共に溶接部の割れの発生や引張強さの低下などを引き起こすことが知られている。このことはレーザ溶接による端子のコイン型電池の電極となるケースとの接続についても同様であり、この溶接部の割れや引張強さの低下そのものが欠点であるばかりでなく、これらのことが原因となって、コイン型電池の容量低下、コイン型電池をプリント配線板に実装したときには接続信頼性の低下にもつながるという欠点があった。
これを改善する方法として、パルス照射などの方法で溶接部の熱履歴を制御することで高温割れを防止したり、あるいは被溶接材料として割れ感受性の低い材料を選択することに加えて溶加材として適当な元素を添加することによって結晶を微細化し、溶接部の割れ感受性を抑えるなどの対策がとられている。しかしながら、これらの対策ではレーザ装置の性能や被溶接材料の特性に依存することになり、限られた範囲にしか適用できないという問題があった。
そこで、本願発明者はこれらの対策以外の手段により前記欠点を解消できないか調査したところ、溶接金属に超音波振動を与えるという論文を見出した。
オーステナイトステンレス鋼溶接部の機械的性質に及ぼす超音波振動の影響(溶接学会論文集 第21巻 第2号 p.249−255(2003))
オーステナイトステンレス鋼溶接部の機械的性質に及ぼす超音波振動の影響(溶接学会論文集 第21巻 第2号 p.249−255(2003))
この論文には次のような記載がある。
鋳造材の材質改善を目的に鋳型内の溶湯に振動や攪拌を与えて鋳塊の凝固組織を微細化する研究が多数行われており、溶接金属の凝固は小型の連続的な鋳造現象にほかならない。
したがって、溶接金属にも振動などの外乱を与えることによって、結晶粒の微細化や機械的性質の向上が期待できる。そこで従来研究されていない溶接金属に超音波振動を与えた場合の影響を調べた研究は見当たらないので、オーステナイトステンレス鋼板に超音波振動を与えながらティグによるビードオンプレート溶接を行い、溶接部の機械的性質や溶接金属の凝固組織に及ぼす超音波振動の影響について基礎的な検討を行い、期待した成果が得られた。
鋳造材の材質改善を目的に鋳型内の溶湯に振動や攪拌を与えて鋳塊の凝固組織を微細化する研究が多数行われており、溶接金属の凝固は小型の連続的な鋳造現象にほかならない。
したがって、溶接金属にも振動などの外乱を与えることによって、結晶粒の微細化や機械的性質の向上が期待できる。そこで従来研究されていない溶接金属に超音波振動を与えた場合の影響を調べた研究は見当たらないので、オーステナイトステンレス鋼板に超音波振動を与えながらティグによるビードオンプレート溶接を行い、溶接部の機械的性質や溶接金属の凝固組織に及ぼす超音波振動の影響について基礎的な検討を行い、期待した成果が得られた。
本発明は、この方法を応用して前記の課題を解決するためになされたもので、レーザ溶接中にコイン型電池に超音波振動を印加することで溶接部に緻密な凝固金属組織を形成し、機械的な強度を向上させることができるコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法を提供することを第1の目的とし、この方法に用いるレーザ溶接装置を提供することを第2の目的とする。
本発明になるコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法は、レーザ照射中にコイン型電池に超音波振動を印加することを特徴とするものである。
前記レーザ溶接方法に用いるレーザは、パルスレーザまたはCWレーザであることを特徴とするものである。
本発明になる前記レーザ溶接方法に用いるレーザ溶接装置は、
コイン型電池を載置する振動自在な載置台と、
この載置台に水平方向に超音波振動を印加する超音波発振手段と、
前記コイン型電池に電極端子を位置決めして載置した後位置ずれを防止する加圧手段と、
前記電極端子を前記コイン型電池にレーザ溶接するレーザ溶接手段と、
前記超音波超音波発振手段と加圧手段とレーザ溶接手段とを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
コイン型電池を載置する振動自在な載置台と、
この載置台に水平方向に超音波振動を印加する超音波発振手段と、
前記コイン型電池に電極端子を位置決めして載置した後位置ずれを防止する加圧手段と、
前記電極端子を前記コイン型電池にレーザ溶接するレーザ溶接手段と、
前記超音波超音波発振手段と加圧手段とレーザ溶接手段とを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
本発明になるコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法とこの溶接方法に用いるレーザ溶接装置によれば、溶接部に緻密な凝固金属組織が形成されるので電極端子とコイン型電池との間の機械的な強度を向上させることができるから、信頼性の高いコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法とレーザ溶接装置を提供することができる。
次に本発明について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明になるコイン型電池の電極端子を溶接するレーザ溶接装置の概要図、図2は図1のコイン型電池と電極端子部分を中心とした一部拡大図、図3はこのレーザ溶接の手順を示すフローチャート図である。
図1は本発明になるコイン型電池の電極端子を溶接するレーザ溶接装置の概要図、図2は図1のコイン型電池と電極端子部分を中心とした一部拡大図、図3はこのレーザ溶接の手順を示すフローチャート図である。
図1、2において、1は基台、2は基台に立てられた支柱、3はレーザ出射光学部格納ヘッド(以下、単にヘッドともいう)で、支柱2に設けられたスライドレール5とヘッド3に設けられたスライドブロック4とにより支柱2に昇降自在に取り付けられている。6はボールねじ6aとナット3aによりヘッド3を昇降させるモータ、7はレーザ光を照射するレーザ出射光学部、8はコイン型電池10を固定して位置決めする凹部8aを備える収納部、9は収納部8に超音波振動を印加する超音波振動子である。収納部8はレーザ照射光がコイン型電池の電極端子の溶接時に適切な位置になるように基台1の上面に設ける。そして、完全に固定するのではなく、超音波振動が印加されたときにこの超音波振動が妨げられない程度に自由に動くことができるようにしておく。
10はコイン型電池、11はコイン型電池10にレーザ溶接される電極端子、13は電極端子11とコイン型電池10との位置関係の変動を防止すると共にコイン型電池10に超音波振動が印加されたときに電極端子11との間で超音波振動が吸収されないようにする押さえ部材、14は超音波振動制御部、15はレーザ発振部、16はモータ6の回転によるヘッド3の昇降、押さえ部材13の荷重を検出し、適当な荷重の調整、レーザ発振部15の発振の制御、超音波振動制御部14の振動の制御等を実行する制御部である。なお、押さえ部材の内、レーザ照射位置に当る部分とその近傍はレーザ照射を受けないように切り欠き部を形成しておくのがよい。
これらの構成のうち、超音波振動子9と超音波振動制御部14とで超音波発振手段を形成し、ヘッド3、ヘッド3に設けられたスライドブロック4、支柱2に設けられたスライドレール5、ボールねじ6aとナット3aによりヘッド3を昇降させるモータとで加圧手段を形成し、レーザ出射光学部7とレーザ発振部15とでレーザ溶接手段を形成し、そして制御部16で制御手段を形成する。
次に、図1〜3を用いてこのようなコイン型電池の電極端子のレーザ溶接動作について説明する。
[条件設定]
溶接作業を開始する前に制御部16に必要な次のような条件を設定する(図3のS201)。
コイン型電池に電極端子をレーザ溶接するために必要なレーザ出力P1、レーザ出力の継続時間t1、レーザ出力がパルス状の場合は照射時間t2と休止時間t3、また、レーザ照射時に印加する超音波の振動周波数f1、振幅w1、継続時間t4(t4>t1)、そして位置決め後の電極端子とコイン型電池の位置関係が変動させないようにするための押圧力P2等である。
[条件設定]
溶接作業を開始する前に制御部16に必要な次のような条件を設定する(図3のS201)。
コイン型電池に電極端子をレーザ溶接するために必要なレーザ出力P1、レーザ出力の継続時間t1、レーザ出力がパルス状の場合は照射時間t2と休止時間t3、また、レーザ照射時に印加する超音波の振動周波数f1、振幅w1、継続時間t4(t4>t1)、そして位置決め後の電極端子とコイン型電池の位置関係が変動させないようにするための押圧力P2等である。
[溶接動作]
このような所要の条件を設定の上、実際の溶接作業を開始する。
まずコイン型電池10を所定位置である収納部8の凹部8aに載置する(図3のS202)。続いて、第1電極端子11a(図1、2では11)を位置決めしながらコイン型電池10の上に載置する(図3のS203)。
このような所要の条件を設定の上、実際の溶接作業を開始する。
まずコイン型電池10を所定位置である収納部8の凹部8aに載置する(図3のS202)。続いて、第1電極端子11a(図1、2では11)を位置決めしながらコイン型電池10の上に載置する(図3のS203)。
この状態で制御部16からモータ6に駆動信号と回転角度を送りモータ6の回転によりヘッド3を下降させる。この回転角度については後述する。このときモータ6に内蔵されたエンコーダからの回転角度情報が制御部16にフィードバックされるので制御部16は指令どおりにモータ6が回転したことを知ることができる。
このようにモータ6を回転させヘッド3を下降させると共にヘッド3の下部に配設されている押さえ部材13を下降させて、第1電極端子11aとコイン型電池10に荷重をかけて電極端子11aとコイン型電池10を押さえ部材13で押圧する(図3のS204、図2のア、ア)。こうすることで、電極端子11aとコイン型電池10の位置関係が変動しないようになる。
このとき押さえ部材13から第1電極端子11aとコイン型電池10への押圧力がヘッド3に内蔵されているロードセル等の圧力検出素子により検出され、制御部16にフィードバックされる。
制御部16は圧力検出値を設定押圧力P2に合わせるようにフィードバック制御してモータ6の回転角度を決定し、この回転角度になるようにモータ6を回転させて第1電極端子11aとコイン型電池10に印加される押圧力が設定押圧力P2になるように制御する。
制御部16は圧力検出値を設定押圧力P2に合わせるようにフィードバック制御してモータ6の回転角度を決定し、この回転角度になるようにモータ6を回転させて第1電極端子11aとコイン型電池10に印加される押圧力が設定押圧力P2になるように制御する。
制御部16では、前記圧力検出値が設定押圧力P2になった時に超音波振動制御部14に超音波の振動周波数f1、振幅w1、継続時間t4と共に超音波振動開始指令を出力する。超音波振動制御部14はこれらの情報と指令を受けて超音波振動子9を駆動し超音波振動を印加する(図3のS205)。
またこのとき制御部16はレーザ発振部にレーザ出力P1、レーザ出力の継続時間t1、レーザ出力がパルス状の場合は照射時間t2と休止時間t3と共にレーザ照射開始指令を超音波振動開始指令を出力する。なお、レーザ照射開始指令は超音波振動開始指令より僅少の差で後から出力するのがよい。レーザ発振部15はこれらの情報と指令を受けてレーザ照射を開始する。
このレーザ発振部15から照射されたレーザ光は光ファイバケーブル106を通ってレーザ出射光学部7を介して第1電極端子11aの上からコイン電池10に照射される(図3のS206)。このレーザ照射を受けた部分がレーザ照射による発熱で溶融し始めることになる。一方、このレーザ照射と僅少差を持って先に超音波振動制御部14が駆動され、これにより超音波振動子9が左右に振動し、これに合わせて収納部8が左右に振動している(図2のイ、ウ、図3のS205)。
このようにして設定された条件によりレーザ照射と超音波振動が印加され、第1電極端子11aがコイン型電池10に溶接される。このように、レーザ溶接中にコイン型電池に超音波振動が印加されるので前述したように溶接部に緻密な凝固金属組織が形成され、機械的な強度が向上する。
こうして、超音波振動とレーザ照射とを開始して設定時間が経過するとレーザ照射と超音波振動は停止し、第1電極端子11aがコイン型電池10の一方の面にレーザ溶接が行われる。ここで、制御部16の制御によりモータ6を駆動してヘッド3を上昇させ元の位置に戻し、第1電極端子11aが溶接されたコイン型電池10に印加した荷重を解除する(図3のS207)。
以上のようにして、コイン型電池10の一方の面に第1電極端子の溶接が完了するので、次にもう一方の面に第2電極端子を溶接する。このためにコイン型電池10を凹部8a内に裏返しにして載置する(図3のS208)。
第2電極端子のレーザ溶接も第1電極端子11aと同様の手順を経て行う。
まず、第2電極端子を位置決めしながらコイン型電池10の上に載置する(図3のS209)。
まず、第2電極端子を位置決めしながらコイン型電池10の上に載置する(図3のS209)。
この状態で制御部16からの制御によりモータ6を回転させヘッド3を下降させると共にヘッド3の下部に配設されている押さえ部材13を下降させて第2電極端子とコイン型電池10に荷重を懸けて第2電極端子とコイン型電池10の位置関係が変動しないようにする(図3のS210、図2のア、ア)。このときのフィードバック制御は前述の通りである。
次に、制御部16の制御により超音波振動制御部14が駆動され、これにより超音波振動子9が左右に振動し、これに合わせて収納部8が左右に振動する(図2のイ、ウ、図3のS211)。そして、制御部16の制御によりレーザ発振部15が駆動されレーザ光が光ファイバケーブル106を通ってレーザ出射光学部7を介して第2電極端子の上からコイン電池10に照射される(図3のS212)。このときレーザ照射を受けた部分がレーザ照射による発熱で溶融し始め、第2電極端子がコイン型電池10に溶接されることになる。設定された条件によりレーザ照射と超音波振動が印加され、第2電極端子11aがコイン型電池に溶接される。このときの制御部16からの制御は前述の通りである。
こうして、レーザ照射と超音波振動とを開始して設定時間が経過するとレーザ照射と超音波振動は制御部16の制御により停止し、第2電極端子がコイン型電池10のもう一方の面にレーザ溶接される。ここで、制御部16の制御によりモータ6を駆動してヘッド3を上昇させ元の位置に戻し、第1電極端子11aが溶接されたコイン型電池10に印加した荷重を解除する(図3のS213)。
以上のようにして、コイン型電池10の両方の面に電極端子の溶接が完了する。
以上のようにして、コイン型電池10の両方の面に電極端子の溶接が完了する。
1 基台
2 支柱
3 レーザ出射光学部格納ヘッド
4 スライドブロック
5 スライドレール
6 モータ
7 レーザ出射光学部
8 収納部
9 超音波振動子
10 コイン型電池
11 電極端子
13 押さえ部材
14 超音波振動制御部
15 レーザ発振部
16 制御部
2 支柱
3 レーザ出射光学部格納ヘッド
4 スライドブロック
5 スライドレール
6 モータ
7 レーザ出射光学部
8 収納部
9 超音波振動子
10 コイン型電池
11 電極端子
13 押さえ部材
14 超音波振動制御部
15 レーザ発振部
16 制御部
Claims (3)
- コイン型電池に電極端子を接続するレーザ溶接方法であって、
レーザ照射中に前記コイン型電池に超音波振動を印加することを特徴とするコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法。 - 前記レーザはパルスレーザまたはCWレーザであることを特徴とする請求項1記載のコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法。
- 請求項1または請求項2いずれかに記載のコイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法に用いるレーザ溶接装置であって、
コイン型電池を載置する振動自在な載置台と、
この載置台に水平方向に超音波振動を印加する超音波発振手段と、
前記コイン型電池に電極端子を位置決めして載置した後位置ずれを防止する加圧手段と、
前記電極端子を前記コイン型電池にレーザ溶接するレーザ溶接手段と、
前記超音波超音波発振手段と加圧手段とレーザ溶接手段とを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするレーザ溶接装置。
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---|---|---|---|
JP2008257421A JP2010086899A (ja) | 2008-10-02 | 2008-10-02 | コイン型電池の電極端子のレーザ溶接方法およびその装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2008-10-02 JP JP2008257421A patent/JP2010086899A/ja active Pending
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