JP2010086541A - 統合プロセス制御インターフェースシステム、方法、プログラム記録媒体、並びにプロセス制御システム - Google Patents

統合プロセス制御インターフェースシステム、方法、プログラム記録媒体、並びにプロセス制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】バッチプロセスおよび非バッチ・プロセスの両方を監視し交信するための統合HMIアプリケーションシステム及び方法を提供する。
【解決手段】非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションにおいて、様々なバッチプロセス・インターフェース表示構成を定義するソフトウェア・オブジェクトにより使用されるバッチ制御データを格納するための黒板サービスが提供される。黒板サービスはバッチプロセスに関するバッチ制御データを受け取るとともに、バッチインターフェース表示構成を介してユーザからのバッチ入力を制御する命令を送るべく、バッチ制御サーバと通信する。ソフトウェア・オブジェクトは、バッチプロセス・インターフェース表示構成間でデータを通信しコンテキスト情報をインターフェース表示構成間で維持するべく、黒板サービスからデータを読み取ったり、データを書き込んだりする。
【選択図】図7

Description

本開示は、プロセス工場環境における工程を制御するためのヒューマン‐マシン・インターフェース(HMI)に関する。より具体的には、バッチプロセス制御インターフェース表示構成(ビュー)と非バッチ・インターフェース制御表示構成を単一のヒューマン‐マシン・インターフェースアプリケーションの中に統合するためのシステムと方法が開示される。
一般に、生産加工工場内で制御される工程として、バッチプロセスおよび、連続または非バッチプロセスの二種類がある。ほとんどの場合、バッチプロセスを監視するとともにそれらと交信するためのバッチHMIと非バッチプロセスを監視するとともにそれと交信するための非バッチHMIとの二種の異なる工程と、工場作業者やエンジニアおよびその他の要員が交信することを可能にする、二つの別々のインターフェースがある。一般に、バッチインターフェースは、一例としてアクティブなバッチのリスト、バッチの履歴またはイベント・ログ、バッチ・アラーム、アクティブなフェーズの概括情報など、バッチ動作に特有のインターフェース表示構成を含んでいる。連続または非バッチHMIは、一例として、非バッチ・アラーム、PIDフェイスプレート、フローおよびその他の主要な変数を示す設備グラフィックなど、連続プロセスインターフェース表示構成を含んでいる。ここ何年にもわたって、バッチHMIおよび非バッチHMIの二種のインターフェースが別々に発展し、また一般的に別々のままの状態が維持されてきた。二種のインターフェースは異なる必要性を満たし、最近までそれらを融合させる強力な理由はなかった。
しかしながら最近になって、バッチ処理環境がより複雑になるとともにより多く一般に使用されるようになってきた。大抵の場合、今日のバッチ処理工場は、複数の異なる製品レシピを同時に稼動することができる。また、同じ設備を異なる時点で異なる製品レシピに当てることができる。よって、バッチ制御システムは、同時にプロセス工場の複数の平行バッチを管理するとともに多くの異なる部分と交信できるものでなければならない。今日のバッチプロセスのサイズと複雑性が増し、処理加工工場(プラント)におけるフレキシビリティへの要求が高まるにつれて、処理加工工場内のバッチと非バッチ動作間のより緊密な統合が必要となってきている。これは、バッチプロセス制御システム並びに非バッチプロセス制御システムの両方に負荷をかける。
バッチと非バッチ動作を統合する負荷が現れる1つの領域として、オペレーターインターフェースの領域がある。バッチと非バッチ動作のより緊密な統合により、作業者、エンジニアおよびその他の工場要員がバッチと非バッチプロセスの両方を同時に監視するとともにそれらと交信することがしばしば要求される。但し、この作業を行うには、一般にバッチおよび非バッチHMIが別々であるので、バッチと非バッチHMIアプリケーションの間を行ったり来たりすることが要求される。二つのアプリケーションが別々のワークステーションで実行される場合にこの作業を行うには、1つの機械から別の機械まで物理的に移動してバッチ表示構成から非バッチ表示構成へと、または非バッチ表示構成から処理加工工場内で制御される様々なプロセスのバッチ表示構成へと切り替えることが要求されうる。たとえ二つのアプリケーションが同じ機械で実行されている場合でも、作業者またはその他の要員は、両方のHMIを起動し、閲覧するべきアプリケーション間を交互に切り替えてある種類又は別のデータなどと交信しなければならない。
この問題を解決するべく、統合されたHMIアプリケーションには、バッチHMIおよび非バッチHMIの機能性を結合することが要求される。かかる統合HMIは、スタンドアロン・バッチ制御HMIおよびスタンドアロン非バッチ制御HMIの両方の機能性の全てを提供するものでなければならない。さらに、かかる統合されたHMIアプリケーションは、全体的な処理加工工場制御システムのリソースに負担をかけることなく、効率的に且つ分かり易い様態で、ユーザにデータを提示するとともにユーザからの入力を受け取るものでなければならない。
プロセス工場においてバッチおよび非バッチ・プロセスの両方を監視し且つそれらと交信するための統合HMIアプリケーションを提供するためのシステムおよび方法が開示される。様々なバッチプロセス・インターフェース表示構成を定義する複数の独立したスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトが、非バッチプロセス制御インターフェース・アプリケーション内に埋め込まれる。様々なスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトにより使用されるバッチ制御データを格納するために黒板(Blackboard)サービスが提供される。黒板サービスは、プロセス工場において実行される様々なバッチプロセスに関するデータを様々なバッチインターフェース表示構成に投入するためのバッチ制御データを受け取り、且つ様々なバッチプロセス・インターフェース表示構成を介して様々なバッチを制御することを目的としてユーザにより入力された指示を送信するべくバッチ制御サーバと通信するように構成されうる。様々なバッチプロセス・インターフェース表示構成を定義するスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトは、プロセッサにより実行されると、バッチプロセス・インターフェース表示構成間を効率的且つ直観的にナビゲーションできるようにする目的でバッチプロセス・インターフェース表示構成間のデータを通信してインターフェース表示構成間のコンテキスト情報を維持するべく黒板サービスからデータを読み取るとともに黒板サービスにデータを書き込むように構成される。
一実施形態によると、バッチ制御および非バッチ制御プロセスデータの表示するため、およびプロセス工場内のバッチおよび非バッチ・プロセスの制御のためのユーザ入力を受け取るための統合プロセス制御インターフェースが提供される。統合プロセス制御インターフェースは、表示装置、ユーザ入力を受け入れるための入力装置、プログラム命令を実行するように構成されたプロセッサ、およびコンピュータ・メモリーを含んでいる。プログラム命令はコンピュータ・メモリーに格納される。プログラム命令は、非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを定義し、プロセッサにより実行されると非バッチ・プロセス制御表示構成を表示装置に表示させ、プロセス工場における非バッチ・プロセスの制御を目的としてユーザ入力を入力装置から受け取ることを可能とする。プログラム命令は、非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーション内に埋め込まれている複数の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを含んでいる。自己完結型のソフトウェア・オブジェクトがプロセッサにより実行されると、表示装置にバッチプロセス・インターフェース表示構成を表示させ、プロセス工場内のバッチプロセスの制御について入力装置からユーザ入力を受け取ることを可能にする。最後に、黒板サービスを定義するプログラム命令は、コンピュータ・メモリーに格納される。プロセッサにより実行されると、黒板サービスは、自己完結型のソフトウェア・オブジェクトから書き込まれたデータをコンピュータ・メモリーに格納することを可能にするとともに、コンピュータ・メモリーに格納されたデータを自己完結型のソフトウェア・オブジェクトに書き込むことを可能にする。従って、第2の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトは、プロセッサにより実行されると、少なくとも部分的に第1の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトからのデータに基づいてバッチプロセス制御表示構成を表示することができる。
バッチプロセス制御データおよび非バッチ・プロセス制御データの両方を表示するため、およびプロセス工場内のバッチプロセスおよび非バッチ・プロセスの両方を制御するためにユーザ入力を受け取るための統合プロセス制御インターフェース・システムの別の実施形態は、バッチプロセス・データサーバおよび非バッチ・プロセス・データ・サーバを含んでいる。一以上のワークステーションが、バッチプロセス制御データサーバおよび非バッチ・プロセス制御データサーバに通信可能に連結される。バッチプロセス制御データサーバおよび非バッチ・プロセス制御データサーバは、バッチおよび非バッチ・プロセスデータを一以上のワークステーションに提供する。同様に、一以上のワークステーションは、プロセス工場内で作動するバッチおよび非バッチ・プロセスを制御するためのユーザ入力を表わすバッチおよび非バッチ・プロセス制御データを、バッチプロセス制御サーバおよび非バッチ・プロセス制御サーバに提供する。一以上のワークステーションの少なくとも一つが、非バッチ・プロセス制御データをユーザに提示し且つプロセス工場内の非バッチ・プロセスを制御するためのユーザ入力を受け取るための複数の非バッチ・プロセスインターフェース表示構成を表示するための非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを実行する。非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションは、複数の埋込式自己完結型のソフトウェア・オブジェクトを含んでおり、これはワークステーションにより実行されると、バッチプロセス制御データをユーザに提示し且つプロセス工場内のバッチプロセスを制御するためのユーザ入力を受け取るためのバッチプロセス・インターフェース表示構成を生成する。また、一以上のワークステーションの少なくとも一つは、埋込式ソフトウェア・オブジェクトによりアクセス可能な黒板サービスを実施し、それによって一つの埋込式ソフトウェア・オブジェクトからのバッチプロセス制御データが別の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより使用できるように埋込式ソフトウェア・オブジェクトが黒板サービスにデータを書き込み且つそれからデータを読み取ることができるようにする。
非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを介してバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示する方法も開示される。本方法は、複数の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトを非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーション内に埋め込むことを要件とする。自己完結型のソフトウェア・オブジェクトは、インターフェース・表示装置上に表示するために、バッチプロセス・インターフェース表示構成を生成するように構成される。さらに、本方法は、第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示するべく第1の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトを実行し、第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の表示状態を表わす黒板サービスにコンテキストデータを書き込み、非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれている第2の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトを実行して黒板サービスに書き込まれたコンテキストデータを読み出し、第1の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトが閉じられた時点で第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の表示状態を反映する第2の自己完結型のソフトウェア・オブジェクトにより生成された第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示することを要件とする。
プロセス制御システムのさらに別の実施形態は、バッチプロセス制御データサーバ、非バッチ・プロセス制御データサーバ、そしてバッチおよび非バッチ・プロセス制御データサーバに通信可能に接続された統合化されたヒューマン‐マシン・インターフェース(HMI)を要件とする。統合HMIは、バッチおよび非バッチ・プロセス制御データサーバから各々受け取ったプロセスデータを含むようにバッチおよび非バッチ・プロセス制御インターフェース表示構成の両方を表示するように構成される。黒板サービスは統合HMIと関連付けられている。黒板サービスは、コンテキストデータを含むデータを取り交わすための独立したバッチプロセス制御インターフェース表示構成を可能にし、それによって、それ以降に開かれたバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、以前に開いたバッチプロセス制御インターフェース表示構成の一以上と関連する表示コンテキスト(文脈)と一貫しているバッチプロセス制御データを表示するように開かれるようになる。
最後に、コンピュータ可読媒体が提供される。プログラム命令はコンピュータ可読媒体に格納される。プログラム命令がコンピュータにより実行されると、複数の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成をその中に埋め込まれた状態で有する非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを提供する。さらに、プログラム命令は黒板サービスを提供し、非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれた自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成に関して行われたインターフェース・アクションに関するコンテキストデータをこの黒板サービスから読み取り、この黒板サービスに書き込みうる。コンピュータにより実行されると、プログラム命令はさらにバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示するようコンピュータに命じるが、この場合バッチプロセス制御インターフェース表示構成に表示されるデータは、バッチプロセス制御インターフェース表示構成により黒板サービスに書き込まれたコンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて決定される。
さらなる態様および利点については、当業者であれば次の詳細な説明を図面と共に検討することにより明らかとなるであろう。本システムと方法は様々な形式の実施形態をとりうるが、以下の説明には、本開示は一例示に過ぎず本発明をここに記載される特定の実施形態に限定するためのものではないという理解のもとに、特定の実施形態が示されている。
プロセス工場制御ネットワークの代表例としての一部分を示すブロック図である。 プロセス制御システムにおけるクライアントサーバネットワークを示すブロック図である。 別々のバッチおよび非バッチHMIアプリケーションを示すブロック図である。 バッチおよび非バッチ・インターフェース表示構成の両方を含む統合HMIアプリケーションを示すブロック図である。 従来からのスタンドアロン・バッチオペレータHMIを示すブロック図である。 コンポーネント・ベースのバッチオペレータHMIを示すブロック図である。 「黒板」サービスを含むコンポーネント・ベースのバッチオペレータHMIを示すブロック図である。 バッチリスト(Batch List)バッチインターフェース表示構成の表示画面の図である。 手順関数チャート(Procedure Function Chart)バッチインターフェースース表示構成の表示画面の図である。 フェーズ(Phase)バッチインターフェース表示構成の表示画面の図である。 調停(Arbitration)バッチインターフェース表示構成の表示画面の図である。 プロンプト(Prompt)バッチインターフェース表示構成の表示画面の図である。 バッチイベント(Batch Event)バッチインターフェース表示構成の表示画面の図である。
本開示は、工業プロセス工場環境において使用されるヒューマン‐マシン・インターフェース・システム(HMI)に関する。具体的には、バッチプロセス・データおよび非バッチ・プロセスデータが、単一の非バッチ・プロセス・インタフェース・アプリケーションを介して閲覧されることを可能にする統合HMIシステムが開示される。
図1は、代表的なプロセス工場制御ネットワーク10の代表例としての一部分を示す。プロセス工場の制御ネットワーク10は、一以上の入・出力(I/O)装置(図示せず)および一式の通信回線及び/又はバス18を介してプロセス工場内で幾多の装置および設備に連結されるコントローラ12を含んでいる。全般的に、コントローラ12に接続されている様々な装置および設備は参照番号16で示される。コントローラ12は、例えばエマソン・プロセスマネジメント社により販売されるDeltaV(登録商標)バッチ・コントローラでありうる。コントローラ12は、工場内で行われる様々なプロセスを制御するために一以上のプロセス制御ルーチンを実行するべくプロセス工場の全体にわたって設けられているフィールド装置およびフィールド装置内の機能ブロックなど、様々なプロセス制御要素と通信する。プロセス制御ルーチンは連続プロセス制御ルーチンおよびバッチプロセス制御ルーチンの両方を含んでいてもよい。
また、プロセスコントローラ12は、例えばイーサネット(登録商標)・ネットワークまたはそれ同等のものなどのローカル・エリア・ネットワーク(LAN)15を介して、一以上のワークステーション14に連結されうる。ワークステーション14は、パソコン、サーバまたはその他のデータ処理装置でありうる。ワークステーション14は、処理加工工場のエンジニア、オペレータまたはその他の要員によって、コントローラ12により実行される一以上のプログラム制御ルーチンを設計および実行するため、このようなプロセス制御ルーチンを実施するためにコントローラと通信するため、プロセス工場の稼動に関する情報を受け取り表示するため、またそれ以外の場合に、コントローラ(及び/又は、その他のプロセスコントローラまたは制御装置)により実行されるプロセス制御ルーチンと交信するべく使用されうる。また、データ・ヒストリアン19は、LAN15に接続されうる。データ・ヒストリアン19は、プロセス工場内(コントローラ12内、フィールド装置および他の設備16内、そして恐らくワークステーション14内など)で生成されたデータを自動的に収集しうる。ワークステーション14は、プロセス工場の稼動に関するデータをインターフェース表示ページに投入するべく、データ・ヒストリアン19およびそれ以外の場所に格納されたデータにアクセスしうる。
ワークステーション14の各々には、HMIアプリケーションなどのアプリケーションを格納するための、及びプロセス工場の稼動に関するバッチプロセス・データおよび連続プロセス変数データなどを格納するためのメモリ20が含まれる。また、ワークステーション14の各々には、その他数あるアプリケーションの中でも特に、ユーザが非バッチまたは連続プロセスデータ並びにプロセス工場の稼動に関係のあるバッチプロセス・データを閲覧できるようにする一以上のアプリケーションを実行するプロセッサ21も含まれる。コントローラ12は、プロセス工場内の設備16を制御するために使用される構成データおよびプロセス制御ルーチンを格納するためのメモリ22と、プロセス制御方法を実施するためにプロセス制御ルーチンを実行するプロセッサ24とを含む。ワークステーション14はコントローラ12と共に機能して、プロセス制御ルーチン内の制御要素と、これらの制御要素がプロセス工場の16の内で実行されるプロセスの制御を提供するようにどのように構成されたか(構成方法)とを示して、コントローラ12内のプロセス制御ルーチンのグラフィック描写をユーザに提供しうる。
図1に示される例示的なプロセス工場の制御ネットワーク10において、コントローラ12は、バス18を介して同様に構成された二セットの設備に通信可能に接続され、これら設備の各一セットは、本明細書において反応装置_01(R1)または反応装置_02(R2)として示される反応装置ユニットと、本明細書においてフィルタ_01(F1)またはフィルタ_02(F2)として示されるフィルターユニットと、本明細書において乾燥器_01(D1)または乾燥器_02(D2)として示される乾燥機ユニットを有する。反応装置_01は、反応器槽100と、例えばヘッドタンク(図示せず)から反応器槽100の中に流体を提供する流体入口配管を制御するように接続されている二つの入力バルブ101および102、そして流体出口配管を介して反応器槽100から出る流体の流れを制御するように接続されている出力バルブ103とを含む。装置105は、例えば温度センサ、圧力センサ、液面レベル計測器などのセンサ、或いは電気的なヒータまたは蒸気ヒータなどその他の何らかの設備などであってよく、反応器槽100に、または反応器槽の近くに配置される。反応装置_01は、乾燥機設備120を有する乾燥器_01に順じて連結されるフィルタ設備110を有するフィルタ_01にバルブ103を介して連結されている。同様に、設備の第2のセットは、反応器槽200、2つの入力バルブ201および202、出力バルブ203および装置205を有する反応装置_02を含んでいる。反応装置_02は、乾燥機設備220を有する乾燥器_02に次に連結されるフィルタ設備210を有するフィルタ_02に連結される。フィルタ設備110と210および乾燥機設備120と220は、これらに関連付けられている付加的な制御要素(ヒータ、コンベヤベルトおよびそれ同等のものなど)やセンサなどを有しうる。図示されてはいないが、所望であれば反応装置とフィルタおよび乾燥機のそれぞれの一つを使用するバッチ運転が図1に示される設備16の任意の組み合わせを使用しうるように、フィルターユニットであるフィルタ_01とフィルタ_02の各々は、反応装置ユニットである反応装置_01および反応装置_02の各々に物理的に連結され、乾燥機ユニットである乾燥器_01と乾燥器_02の各々は、フィルターユニットであるフィルタ_01およびフィルタ_02の各々に連結されてもよい。
図1に示されるように、コントローラ12は、これらの要素に関する一以上の動作を行なうためにこれらの要素(ユニット、フィールド装置、などでありうる)の動作を制御するよう、バス18を介して、バルブ101−103、201−203に、装置105および205に、フィルタ110および210に、そして乾燥機120、220(およびそれに関連付けられている他の設備)に通信可能に連結されている。このような動作には、例えば、反応器槽または乾燥機の充填、反応器槽または乾燥機内の材料の加熱、反応器槽または乾燥機の中身の排出、反応器槽または乾燥機の清掃、フィルタの操作、などが含まれる。もちろん、コントローラ12は、付加的なバスを介して、また4−20mA回線、HART(登録商標)通信回線などの専用通信回線を介して、プロセス工場内の要素16に連結することができる。
図1に示されるバルブやセンサおよびその他の設備は、例えばフィールドバス・フィールド装置(標準4-20mAのフィールド装置)、HART(登録商標)フィールド装置など任意の所望の種類またはタイプの設備であってよく、フィールドバス・プロトコル、HART(登録商標)プロトコル、4-20mAアナログ・プロトコルなど任意の周知または所望の通信プロトコルを使用してコントローラ12と通信してよい。さらにまた、その他のタイプの装置を、任意の所望の方法にてコントローラ12に接続し、コントローラ12により制御してもよい。また、例えばイーサネット(登録商標)通信回線15を介して他のコントローラをコントローラ12およびワークステーション14に接続して、プロセス工場16と関連付けられているその他の装置または領域を制御するようにしても良く、この場合、このような付加的なコントローラの動作を、任意の所望のまたは周知の方法で図1に示されるコントローラ12の動作に合わせるようにしても良い。
一般的に、図1のプロセス制御システムは、例えば、ワークステーション14の一つが、プロセス工場内の異なるバッチ運転を実施し、場合によっては協調するバッチ実行アプリケーションを実行するバッチプロセスを実行するのに使用されうる。なお、このようなバッチ実行エンジン30は図1のワークステーション14aに格納された状態で示されているが、当然のことながら、バッチ実行エンジン30はその他のワークステーション14(または任意のワイヤレス手法を含む任意の所望の方法でバス15またはバス18に通信可能に接続されたその他のコンピュータ)に格納され、それにより実行することができる。同様に所望であれば、バッチ実行エンジン30を様々な構成素子に分割しても、或いはプロセス工場16内の異なるコンピュータまたはワークステーションに格納されそこで実行される様々な構成要素に関連させてもよい。
バッチ実行エンジン30は一般に高レベルの制御ルーチンであり、ユーザがプロセス工場内で行われる複数のバッチ運転を指定することを可能にし、複数の異なるバッチ運転またはバッチプロセスを本質的にプロセス工場の制御ネットワーク10内で個々独立して作動するように設定するバッチキャンペーン・マネージャー(管理ルーチン)と呼ばれるものを含みうる。また、バッチ実行エンジン30は、キャンペーン・マネージャーにより指定される異なるバッチ運転を実施し監視するバッチ監視ルーチンまたはアプリケーションを含みうる。このようなバッチ運転の各々は、バッチの一以上の手順、ユニット手順、動作、フェーズ、および、バッチのその他の一部分(それぞれが反応装置ユニット、フィルターユニット、乾燥機ユニットまたはプロセス工場内のその他の設備のうちの一つなど単一ユニット上で作動するサブルーチンまたはプロセスであるか、またはあってよい)の動作を指示する。この実施例において、各ユニット手順(一般にワークステーション14の一つで実行されるバッチ運転の一部である)は、物理的ユニット上で一以上のフェーズをそれぞれが行いうる一連の動作を行うことができる。これを説明するにあたり、フェーズとはユニット上で行われる最下位レベルのアクションまたはステップであり、一般にコントローラ12の一つにおいて実施または実行されるものであり、動作とはユニットにおいて特定の機能を実行し、一般にコントローラ12内の一連のフェーズを呼び出すことによりワークステーション14の一つで実施または実行される、一式のフェーズであり、ユニット手順とは単一ユニットにおいてで行われ、一般にワークステーション14の一つを要求する一式の動作として実施される一連の一以上の動作である。同様に、処理手順とは、例えばプロセス工場16内の異なる物理的装置で実行されうる一式のユニット手順である。従って、あらゆる処理手順は一以上のユニット手順を含むことができ、あらゆるユニット手順は一以上のフェーズ及び/又は一以上の動作を含むことができる。このように、各バッチプロセスは、例えば食品製品や薬物などの製品を製作するために必要とされる異なるステップまたは段階(例えば、ユニット手順)を実行する。
個々のバッチに対して異なる手順、ユニット手順、動作およびフェーズを実施するために、バッチプロセスは、実行すべきステップや、該ステップおよび該ステップの順番に関連する量および時間を指定する、一般にレシピと呼ばれるものを使用する。1つのレシピのステップには、例えば、反応器槽を適切な材料または原料で充填すること、反応器槽内の材料を混合すること、反応器槽内の材料を特定の時間、特定の温度に加熱すること、反応器槽を空にしてから次のバッチの準備をするために反応器槽を清掃すること、反応装置の出力を濾過するためにフィルタを稼動させてから反応器槽において作られた製品を乾燥するために乾燥機を稼動することが含まれていてよい。異なるユニットと関連する一連のステップの各々はバッチのユニット手順を定義し、バッチプロセスは、これらユニット手順の各々に対して異なる制御アルゴリズムを実行する。もちろん、特定の材料、材料の量、加熱温度および時間などは様々なレシピによって異なりうるので、これらのパラメータは、製造または生産されている製品および使用されるレシピによってバッチ運転毎に変わりうる。
また一以上のワークステーション14は、バッチデータを収集して、ユーザに対して表示装置(例えばコンピュータの画面、プリンタ、など)に簡潔で分かり易い方法で一以上のバッチ運転の動作を示す画面表示を提示するためにコントローラ12、データ・ヒストリアン19およびバッチ実行エンジン30の一以上とインターフェース接続する、バッチ表示画面アプリケーション(BDA)32を格納及び実施しうる。図1のワークステーション14aだけがBDA32を含む状態で図示されているが、他のワークステーション14、並びにLAN15に接続されたその他のコンピュータまたはワークステーション14の一つでもBDA32を格納および実施することが可能である。同様に、BDA32を実施するコンピュータは、有線接続または無線接続(または両者混在)を介してプロセス制御システム10に接続することが可能であり、さらにラップトップ、個人用データ補助装置や携帯電話などのようなハンドヘルド(携帯型)装置、またはその他の携帯型または非携帯型コンピュータ装置などの装置を含むことができる。バッチ表示は本明細書において図1に図示されるような反応器ユニット、フィルターユニットおよび乾燥器ユニットを使用したバッチとして記載されているが、その他のいかなる所望のバッチプロセスの実行を行うためにその他所望の装置の動作を図示するためにも表示ルーチンを使用しうることは、当事者であれば理解できるはずである。
図2は、複数のバッチ・エグゼクティブ・エンジンを、また希望する場合は複数のBDA32を実施するためにプロセス制御システムにおいて使用されうる既知のクライアント/サーバ・ネットワーク40のブロック図である。また、クライアントサーバネットワーク40は、連続プロセスオペレーターインターフェース・アプリケーションなどの非バッチ・プロセス制御アプリケーションを実行するためにもプロセス制御システムにおいて使用されうる。特に、ネットワーク40は、一以上のバッチ監視ルーチン及び/又はバッチ表示画面アプリケーション、並びにプロセス工場内の連続プロセスまたは非バッチ監視ルーチンおよび連続プロセスまたは非バッチ表示画面アプリケーションを可能にし、実施するのに使用されうる、バスまたはその他の通信ネットワーク46を介して接続されている一式のクライアント・コンピュータまたはノード42および一式のサーバコンピュータまたはノード44を含んでいる。一般に、図2のバッチ・ネットワーク・アーキテクチャは、(図2には図示されていない)クライアントノード42がコマンドまたはメッセージをサーバ・ノード44に提供した後にプロセス工場内の実際のバッチおよび非バッチ・プロセスを実行する従来ながらのツーティア(2階層式)クライアント/サーバ主体設計の形をとる。一般に、クライアントノード42は一以上のバッチおよび非バッチ・オペレーターインターフェース・アプリケーションを含んでいる。バッチ・オペレーターインターフェース・アプリケーション(BOI)は、ユーザが工場に適用可能である任意の所望の方式を使用してプロセス工場内の複数のバッチ運転を設定し構成することを可能にするとともに、一人以上のユーザが工場内で実行されるバッチと関係するバッチデータを閲覧することを可能にし、連続プロセスまたは非バッチ・オペレーターインターフェース・アプリケーション(COI)は、ユーザが非バッチ・プロセスを設定し制御するとともに、プロセス工場内のこのような非バッチ・プロセスに関係のある作動データを閲覧することを可能にする。図2には、三つのクライアントノード42a、42cおよび42dが、オペレータが実行すべき個々のバッチを設定し指定する(即ち、一以上のバッチ運転を始動し、始動されたバッチ運転を監視し、それと交信する)ことを可能にするべくオペレータとインターフェース接続するルーチンである、バッチ・オペレーターインターフェース(BOI)アプリケーション48を含んだ状態で示されている。同様に、クライアントノード42bおよび42cは、ユーザがプロセス工場内で将来的に特定の順番または特定の時間に稼動または実行すべき(通常複数の連続するバッチ運転を含む)バッチ運転のキャンペーンを設定することを可能にするキャンペーン・マネージャー・オペレータインタフェース(CMOI)アプリケーション50を含んだ状態で図示されている。このようなキャンペーン・マネージャー・アプリケーションの一つが、2006年3月28日公開された「Campaign Management for Batch Processes(バッチプロセスのキャンペーン管理)」と題する米国特許第7,020,876号に詳細にわたり記載されている。(当該特許は参照により本明細書に明示的に援用される。)当然のことながら、その他のBOIおよびCMOIのアプリケーションも既知であり、同様に使用されうる。さらに二つのクライアントノード42cおよび42dは、プロセス工場において運転するように設定された、運転中または運転済みの一以上のバッチプロセスの稼動と関連付けられているバッチ表示構成を提供しうるバッチ表示画面アプリケーション(BDA)32を含んだ状態で図示されている。また、クライアントノード42cおよび42dは、連続プロセスオペレーターインターフェース・アプリケーション(COI)33も含んだ状態で示されている。COIまたは非バッチ表示画面アプリケーションはプロセス工場の稼動と関係する連続プロセスまたは非バッチ・データを表示するように適応される。
一般に、サーバ・ノード44aおよび44bは、それぞれが既知のバッチ監視ルーチンまたはアプリケーション52を有するバッチ・サーバであり、ノード42a、42cおよび42d内で一以上のBOIアプリケーション48及び/又はBDAアプリケーション32と双方向通信を確立し、同時でプロセス工場内の別々のバッチを一以上実施および監視するものである。同じように、クライアントノード44cは、CMOIアプリケーション50及び/又はBDAアプリケーション32と双方向通信を確立して、バッチ・サーバ・ノード44aおよび44b内で(バッチ始動依頼を使用して)バッチ・エグゼクティブ・アプリケーション52とインターフェース接続または通信することによりCMOIアプリケーション50を使用して作成されたバッチキャンペーンを実施する、キャンペーン・マネージャー・サーバアプリケーション54を含んでいる。クライアントノード44dは、プロセス工場内で行われる連続または非バッチプロセスを制御するとともにプロセス工場における連続または非バッチプロセス実施および監視する目的で連続プロセスまたは非バッチ作動するデータを表示してユーザ入力を受け取るために、クライアントノード42cおよび42dにおいて連続プロセスオペレーターインターフェース(COI)アプリケーション33と双方向通信を確立する、連続プロセスサーバアプリケーション56を含む連続プロセスサーバである。従来、図2のクライアント/サーバ・アーキテクチャは、より効果的なフォルトトレランス(耐故障性)を提供するために、サーバアプリケーションからクライアントアプリケーションを分離するのに使用されてきた。
バッチ・エグゼクティブ・アプリケーション52は、プロセス工場内で一以上のバッチ運転を実施するべくキャンペーン・マネージャー・サーバ54およびBOIアプリケーション48により送られたバッチ始動依頼に応答し、稼動に関するバッチデータを表示のためにBOIアプリケーション48およびBDAアプリケーション32へと送る。同様に、CPサーバ56は、プロセス工場内で稼動している連続または非バッチプロセスを制御するべくCOIアプリケーション33から送られて来るプロセス制御コマンドに反応して、稼動に関する連続プロセスデータを表示のためにCOIアプリケーションへと送る。当然のことながら、バッチ・サーバおよび連続プロセスノード44は、一方で、例えば図1に示されるプロセス工場内の一以上の装置、ユニットなどを示す16に通信可能に接続される一以上のコントローラ12に通信可能に接続される。
通常、図2に示されるBDA32、BOI48およびCMOI50などのバッチ制御HMIおよびCOI33などの連続プロセス(非バッチ)HMIは、別々および特有のアプリケーションである。オペレータまたはエンジニアがバッチ動作を監視することができるように、またそれ以外の場合として一台のワークステーションからバッチプロセスと交信したり別のワークステーションから非バッチ動作を閲覧およびそれと交信したりすることができるように、バッチHMIおよび非バッチHMIを別々のワークステーションに提供するようにしても良い。或いは、バッチおよび非バッチHMIを同じワークステーションで実施するようにしても良い。但し、同じワークステーションで実行する場合でも、バッチおよび非バッチHMIは一般に異なるアプリケーションである。バッチプロセスを閲覧したりそれと交信したりするためには、非バッチHMI上で非バッチ・プロセスデータを閲覧しているオペレータまたはエンジニアは、非バッチHMIアプリケーションを終了させてから別のバッチHMIを開かなければならない。この「アプリケーション障壁(バリア)」が図3に図解されている。バッチHMI60は、別の異なる非バッチHMI70の横に並んだ状態で示されている。バッチHMI60は、迅速に正確にオペレータ、エンジニアまたはその他の工場要員にバッチ関連データを提示するとともに、バッチプロセスとの交信を目的としてオペレータ・エンジニアまたはその他の要員からの入力を受け取るために様々な構造化された形式でバッチ動作データを提示する複数の表示構成または表示画面を含んでいる。図3に示されるバッチ表示構成(ビュー)は、バッチリスト61、アクティブフェーズ62、プロンプト63、バッチイベント64、手順関数チャート65および調停66の表示構成を含んでいる。非バッチHMI70も同様に、連続プロセスデータをオペレータやエンジニアまたはその他のプロセス工場要員に提示するとともに、オペレータやエンジニアまたはその他のプロセス工場要員からのユーザ入力を受け取るための複数の表示構成または表示画面を含んでいる。非バッチHMI70に示される様々な連続プロセス表示構成は、アクティブアラーム71、ポンプ制御72、工程履歴73、設備管理74および安全システム75の表示構成を含んでいる。図3を参照しても分かるように、バッチHMI60および非バッチHMI70は「アプリケーション障壁」76により分けられている。アプリケーション障壁76は物的障壁ではなく、むしろバッチHMIアプリケーション60と非バッチHMIアプリケーション70の間の論理的な分離である。この論理的な分離は、バッチHMI60と非バッチHMI70は、個別かつ異なるアプリケーションであり両者間には機能的な重複がないという事実を強調するものである。バッチHMIアプリケーション60に含まれる表示構成は、非バッチHMIアプリケーション70に含まれる表示構成との交信を行わない。これら二つのアプリケーションはデータを共有しないし、他方のアプリケーションにおいて生成されたデータに依存せず、また、他方のアプリケーションに関して行われたアクションによる影響を受けない。
図3においてバッチHMI60と非バッチHMI70の間に描かれたアプリケーション障壁76は、フィールドにおいて不便なものとなりうる。様々な時点でオペレータ、エンジニアまたはその他の工場要員は、バッチデータと連続プロセスデータの両方を同時に閲覧する必要がありうる。図3に示される配置では、バッチHMIアプリケーションと非バッチHMIが別々のワークステーションで実施される場合、ユーザはバッチ表示構成と非バッチ表示構成を切り替えるために一台のワークステーションから物理的に移動しなければならない。最低でも、バッチおよび非バッチHMIの両方が同じワークステーションで実施されている場合、オペレータ・エンジニアまたはその他の工場要員はバッチおよび非バッチ表示構成間を切り替えるために、1つのアプリケーションを終了させてから他方のアプリケーションを開かなければならない。この状況を避けるためには、バッチ表示構成と非バッチ表示構成の両方を含む単一の統合HMIを作成することが望ましい。統合HMI90は、図3に示される独立したバッチHMIと非バッチHMIにおいて別々に提供されるバッチリスト61などのバッチリスト表示構成、フェーズ62、プロンプト63、バッチイベント64、手順関数チャート65、調停66、並びに非バッチ・プロセスHMIアプリケーション70からのアクティブアラーム71、ポンプ制御72、工程履歴73、設備管理74および安全システム75などの非バッチ・プロセス表示構成を含む。但し、統合HMI90においては、バッチ表示構成61〜65および非バッチ・プロセス表示構成71〜75を含めた様々な表示構成の全てが、単一のアプリケーションにおいて単一のプラットフォーム上で実施される。この実施形態においては、連続プロセス表示構成とバッチ表示構成はアプリケーション障壁によって分かれない。オペレータ、エンジニアまたはその他の工場要員は、単一統合HMIアプリケーション90を終了せずに、バッチ表示構成から非バッチ表示構成に、または非バッチ表示構成からバッチ表示構成へ等、1つの表示構成から別の表示構成へと自由に切り替えることができる。
しかしながら、図4に示されるようにプロセス制御バッチ表示構成と非バッチ表示構成を単一のHMIアプリケーションの中に統合することは容易な作業ではない。バッチプロセス・データおよび非バッチ・プロセスデータは著しく異なり、バッチデータと非バッチ・データの収集および表示には著しく異なる論理的プロセスが要される。そもそもバッチ制御HMIと連続プロセスHMIが別々に発展してきたのはこれらの理由による。連続プロセスデータを表示することは、比較的率直な計測プロセス変数であり、プロセスの動作に関する洞察をユーザに提供するような方法で測定されたプロセス変数値を表示することである。但し、バッチデータは、処理の状態をより良く把握・維持することができるものであり、またイベントドリブン型(事象駆動型)である。バッチHMIは、何らかの意味を有する方法でデータを提示するために、より豊富な収集データパレットおよびより精巧な処理を必要とする。
代表的なスタンドアロン・バッチオペレータHMIのブロック図が図5に示されている。スタンドアロン・バッチHMIアプリケーション100は、バッチ制御サーバ102との単一の論理的通信接続104を有する。スタンドアロン・バッチHMI100は、プロセス工場において行われているバッチプロセスの複数の表示構成をサポートする。例えば、バッチインターフェース表示構成は、上記図3および図4に関して説明されたバッチリスト61、アクティブフェーズ62、プロンプト63、バッチイベント64、手順関数チャート65および調停66の表示構成を含みうる。このような表示構成に投入されるデータは、1対1に接続されるサーバ接続104を介してバッチ制御サーバ102から読み出され、様々な表示構成間で共有される。様々な表示構成が同じアプリケーション内から生成されアクセスされるので、スタンドアロン・バッチHMIアプリケーションは、アクティブ状態であるかまたはプロセス工場における処理について待ち行列に入れられた様々なバッチプロセスの現状に関する情報を格納および表示したり、様々な表示構成間のコンテキスト(状況・文脈)に応じたナビゲーションを提供するように好適に構成される。
スタンドアロン・バッチオペレータHMI 100において、バッチHMIを構成する様々なインターフェース表示構成は、単一ソフトウェアアプリケーションの相互に関係する構成部分である。個々の表示構成はデータを共有しうる。また、ユーザによる1つの表示構成との交信は、別の表示構成に表示されるデータ、又はデータが他の表示構成に表示される様式に容易に反映されうる。よって、第1のインターフェース表示構成において特定のバッチを選択することにより、それ以降のインターフェース表示構成では表示されている選択されたバッチに関するより具体的なデータに達しうる。様々なインターフェース表示構成を通じて行われるこのようなコンテキストに応じたナビゲーションは、バッチHMIアプリケーションの有用性を大幅に向上させる。また、プロセス工場内でアクティブ状態にある様々なバッチプロセスの状態に関係のあるデータにアクセスするために、スタンドアロン・バッチHMIアプリケーションは、バッチ制御サーバとの単一の論理的な通信接続だけを必要とする。バッチHMIアプリケーションはデータ要求をバッチ・サーバに送り、このような要求に応答して受け取られたデータは様々なインターフェース表示構成間で共有される。従って、同じデータが別々のインターフェース表示構成に表示される場合には、そのデータが異なるインターフェース表示構成により表示される度に同じデータを繰り返し要求する必要はなく、むしろバッチ制御サーバに一度だけデータを要求する必要があるだけである。
図6は構成部品化(コンポーネント化)されたバッチHMI101のブロック図である。構成部品化バッチHMIは、複数の別々のバッチHMI表示構成106、108、110などを定義する複数の独立したソフトウェア・オブジェクトを含んでいる。独立した構成部品化されたバッチ表示構成は、バッチおよび非バッチインターフェース表示構成の両方を提供する単一の統合HMIアプリケーションを作成するべく、従来からの非バッチHMIに埋め込まれうる。
この実施形態において、バッチ制御インターフェース表示構成を構成するグラフィック構成部品は、それらに投入されるデータから分けられる。特定のスタンドアロン・バッチ制御インターフェース接続する表示構成が非バッチHMIアプリケーションにより実行される場合、バッチ制御インターフェース表示構成のグラフィック構成部品が表示される。但し、グラフィック構成部品へ投入される必要があるデータは、バッチ制御サーバから読み出されなければならない。従って、構成部品表示構成106、108、110などはそれぞれバッチ制御サーバ102との独自の論理的通信接続112、114、116などを含んでいる。バッチ制御インターフェース表示構成を定義するスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトは、バッチ制御サーバ102から様々なバッチインターフェース表示構成に投入するための必要なデータを要求する命令を含んでいる。しかしながら、バッチ制御サーバにデータを要求する命令は、バッチプロセス・インターフェース表示構成が実行されるコンテキストに関係なく実行される毎に実行されることになる、という点で問題が生じる。即ち、新規バッチプロセス・インターフェース表示構成が起動されると、それは、バッチプロセス表示構成が起動されている特定のコンテキストに対して実際にどのデータが必要とされるかに関係なく全てのコンテキストについて表示構成を表示するために必要なデータを全て要求することになる。さらにまた、バッチ表示構成は、同じデータが以前に実行されたバッチインターフェース表示構成により要求されているか否か、またはそれ自体が前回最後に起動された時に同じデータを依頼したかどうかに関係なく、データを要求しなければならない。従って、バッチHMIアプリケーションを、非バッチHMIアプリケーション内に埋め込まれた別々のスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトに分割することで、システム上のデータ通信要求が著しく増加する。
さらに、各構成部品化されたバッチ表示構成がその他のものから独立しているので、構成部品バッチ表示構成が起動されるコンテキストが失われる。特定のバッチインターフェース表示構成には、どの表示構成が前回表示されたか、または、どのデータが前回の表示構成において閲覧されたかを知るすべがない。例えば、新規起動されたインターフェース表示構成に適切なデータを表示するためには、工場のどのバッチまたはレシピ、または領域が前回の表示構成に表示されたのか、または他の何らかのコンテキストデータを認知していることが必要となりうる。従って、図6に示される実施形態では、構成部品化バッチ表示構成がコンテキストに適切なデータを表示するように、個々の構成部品バッチ表示構成が開かれているコンテキストが何らかの方法で提供されなければならない。これには、ユーザからの追加入力を必要としうる。例えば、特定のバッチと関連するバッチイベントを閲覧したいユーザは、たとえそのバッチが以前に閲覧された構成部品バッチ表示構成と関連する動作中に選択されたものであるとしても、イベントデータを希望する特定のバッチを指定する必要がありうる。異なるバッチ表示構成が表示される度にコンテキストに応じた情報を再入力することをユーザに要求する方法では、ユーザにとって極めて煩雑になりえる。
これらの問題の解決策が図7に示されている。この解決策には、バッチ・サーバ102と、非バッチHMI101の中に統合されている構成部品化されたバッチ表示構成106、108、110などとの間に「黒板サービス」118を挿入することを含む。この実施形態において、構成部品バッチ表示構成106、108、110の各々は黒板サービス118との論理的通信接続を独自に有するが、黒板サービス118はバッチ制御サーバ102との論理的な通信接続を一つだけ必要とする。
バッチ制御サーバ102は黒板サービス118にデータを書き込み、構成部品バッチ表示構成106、108、110は、黒板サービス118からデータを読み取り、それにデータを書き込むように構成される。このように、黒板サービスは、バッチ・サーバから様々な構成部品バッチ表示構成106、108、110などに投入するための必要なデータを全て収集してそのデータを格納し、様々なバッチ表示構成が統合HMIアプリケーションにより個々に起動されると、必要に応じて様々なバッチ表示構成にデータを提供しうる。このような構成によって、構成部品化されたバッチ表示構成のそれぞれが独自にバッチ制御サーバ102と直接接続される論理的通信接続を有する図6の状況と比較して、バッチ・サーバ102アプリケーションへの通信負荷が、著しく削減される。
図7に示されるもののような統合HMIインターフェース101の構成部品バッチ表示構成106、108、110などは、図4の統合HMI90に示されるバッチリスト61、フェーズ62、プロンプト63、バッチイベント64、手順関数チャート(PFC)65および調停60を含みうる。バッチリスト表示構成140、PFC表示構成200、フェーズ表示構成210、調停表示構成240、プロンプト表示構成260、およびバッチイベント表示構成270の具体的な実施例が各々図8〜図12に示されている。図8のバッチリスト表示構成140は、バッチ制御システムにおいて現在アクティブ状態にある全てのバッチのリスト142を示す。バッチは、バッチID144、レシピ146、記述148、開始時間150、経過時間152、状態154、モード156、領域158、プロセスセル160、ユニット162、フェーズ164、不具合166、公式168、概括情報170および設備系列172など、それぞれ様々なバッチプロパティと共に一覧される。
PFC表示構成200(図9)は、バッチの現状に関する詳細情報を示す。PFC表示構成200の左側201は階層ツリーとしてバッチレシピを示す。バッチレシピはかなり複雑なものでありえ、統合HMIの一実施形態においては分岐の深さが4レベルにまでおよぶ。PFC表示構成の右側202は、PFC表示構成の左側のレシピ階層ツリーから選択された特定の項目に含まれる工程段階のグラフィック表示を示す。特定の段階のグラフィック表示の色でその段階の現状を表わすようにグラフィックを色分けするようにしても良い。英数字列の名前を各段階に伴わせても良い。段階の色、並びに脚部に沿って設けられている情報パネルに含まれる記載情報に基づいて不具合情報を伝えても良い。ユニットの情報もパネル底部に沿って提供しうる。
フェーズ表示構成210(図10)は、設備階層212、フェーズのリスト214および、名前216、状態218、モード220、ユニット222、段階インデックス224、所有者226、バッチID228、メッセージ230、不具合232、領域、ユニット、プロセスセル、複合履歴IDおよび単一段階などが挙げられる(がこれらに限定されない)フェーズ・プロパティを示す。(領域、単位プロセスセル、複合履歴IDおよび単一段階などのフェーズ・プロパティは図10のフェーズ表示構成210の画面には図示されていないが、脚部のスクロールバーを移動させることにより表示することができる。)
調停表示構成240(図11)は、バッチ制御システム内で所有されうるあらゆるもの、またはバッチ制御システム内のその他のものを所有できるあらゆる所有者に関する詳細情報を示す。設備階層は、画面表示の左側242に示される。画面表示の右側に示される所有者情報は、「〜を所有する」244、「〜により所有される」246、「〜を必要とする」248そして「〜により必要とされる」250の四つの分類に分割されうる。各分類によりリストが構成される。一つの項目が、複数のオブジェクトを所有したり、複数のオブジェクトにより所有されたり、複数のオブジェクトを必要としたり、また複数のオブジェクトにより必要とされることが可能である。
プロンプト表示構成260(図12)はプロンプト情報262を示す。プロンプトは、様々なバッチの処理を進めるために必要な情報をバッチがオペレータに求める方法である。
EVT表示構成270(図13)は、バッチが処理されるとともにそれにより生成された詳細にわたる履歴情報を示す。その情報をアーカイブに保存しても良く、それによってバッチがもはやシステム上で稼動しなくなった後でもクライアントがイベント情報を読むことができるようにしても良い。イベントデータには、時間272、バッチID274、レシピ276、記述278、イベント・タイプ280、値282、工学単位284、領域286、プロセスセル288およびユニット290が含まれうる。
図7に戻って参照すると、様々な構成部品バッチ表示構成とバッチ制御サーバの間に黒板サービスを挿入することの利点は、様々なバッチ表示構成がコンテキストに応じたデータ(コンテキストデータ)を黒板サービスに書き込むことができるので、一度起動された構成部品バッチ表示構成がそれ以降に開かれた場合、前回の表示構成により書き込まれたコンテキストデータをその後の表示構成が読み込み、新規表示構成が起動されたコンテキストに対して適切なデータをその新規表示構成に投入することができる、ということである。多くの場合、ユーザは、最初(第1)のバッチ表示構成に提示されるデータに基づいて項目に対して処置(アクション)を講じることになる。ユーザが講じたい処置は、特定の項目に対して処置をとる決定をなす時にユーザが閲覧している特定の表示構成以外のバッチ表示構成において実施されうる。ユーザは、第1の表示構成に表示された項目に関係のある処置を講ずるために追加データを閲覧して、さらに別のインターフェース・オプションにアクセスするために第2の表示構成を開くことを希望する可能性がある。黒板サービスは、第1または先のインターフェース表示構成から選択された特定の項目に関係したデータとインターフェースのオプションを表示するように第2または後続のバッチ表示構成を開くことを可能にする。例えば、ユーザが図9に示されるPFC表示構成200を閲覧している状況を考えてみる。ユーザがPFC表示構成において閲覧しているバッチプロセス・ステップによりまもなく必要とされるだろうプロセス・ユニットの調停整理をユーザが閲覧することを希望していると仮定する。ユーザが調停表示構成を優先させてPFC表示構成を終了すると、PFC表示構成は、ユーザがPFC表示構成上で閲覧していたユニットの名前を黒板サービスに書き込む。黒板サービスは、調停表示構成がデータを検索するよう構成されている領域にユニットの名前を格納する。調停表示構成が開かれると、黒板サービスの指定位置から設備名を読み取る。これにより調停表示構成は、表示された調停表示構成に、指定されたユニットと関連する調停データを投入することを認識する。別の実施例において、バッチリスト表示構成は、PFC表示構成など別の表示構成が起動された時に、現在選択されているバッチのアイデンティティ(識別子)を黒板に書き込むことができる。この場合、新規起動された表示構成には、選択されたバッチに関係のある詳細が投入されうる。複数の表示モニタを有するシステムでは、たとえ第1の表示構成(この場合バッチリスト表示構成)が第1の表示モニタに表示されたままでも、第2の表示構成を異なる表示モニタに直ちに表示することができる。
上述されるような後続の埋込式バッチ表示構成のコンテキストに応じた起動を円滑に実施するために、各先行する表示構成は、先行表示構成が表示された状態に基づきコンテキストに応じて開かれうる後続の表示構成を全て決定するように構成されうる。先行表示構成はさらに、特定された後続の表示構成の各々により必要とされる特定のコンテキストデータを特定し、且つ特定された後続の表示構成の各々に対応して黒板サービスの中の指定位置にコンテキストデータを書き込むように構成されうる。同様に、様々な埋込式バッチ表示構成は、その起動時に黒板サービスの指定位置に格納されたデータを読み取るように構成されうる。例えば、第1の埋込式バッチ表示構成を定義するコンピューターコードは、第1のバッチ表示構成が開かれた後に開くことができる統合HMIにおけるその他の全ての埋込式バッチ表示構成を特定する表を含みうる。この場合、この表については、後続の表示構成に表示される内容が、後続の表示構成が開かれた時の第1のバッチ表示構成のコンテキストまたは状態に依存する。この表は、第1の埋込式バッチ表示構成からのどのコンテキストデータが、後続の表示構成の各々に対して必要とされるかをさらに指定することができる。よって、(異なる表示構成が開かれるために)第1の埋込式バッチ表示構成が閉じられると、指定されたコンテキストデータを、黒板サービスの表中にて特定された埋込式バッチ表示構成に対応する場所に書き込むように構成されうる。同様に、各埋込式バッチ表示構成を定義するコンピューターコードは、コンテキストデータが格納され、且つ、起動されたコンテキストに対して適切なデータが投入された埋込式バッチ表示構成を開くために必要とされるコンテキストデータを取得するために、埋込式バッチ表示構成が読み込むべき黒板サービス中の様々な場所のアドレス、それを指す指針、または他の何らかの指標を含みうる。
下表は、図8〜図13に示される埋込式バッチ表示構成間で共有されうる様々なコンテキストデータを示すために提供されている。各表における第1の列は、特定の埋込式バッチ表示構成に含まれる様々なコンテキストデータ項目を示す。第2の列は、第1の列におけるコンテキストデータ要素を必要としうる、またはそれによって益を得ることができる、対応する埋込式バッチ表示構成を特定する。
Figure 2010086541
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他の実施例において、非バッチHMIアプリケーション内に埋め込まれた様々なバッチプロセス・インターフェース表示構成を定義するスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトは、黒板サービスに書き込まれるべきコンテキストデータと、いつデータが書き込まれるべきかと、データが書き込まれるべき黒板サービス内の場所と、を定義するための一式の構成可能な規則を含みうる。同様に、構成可能な規則は、いつ様々なバッチインターフェース表示構成が黒板サービスからデータを読み取るか、およびデータが読まれることになっている様々な場所を定義していてよい。このような構成可能な規則は、実環境のプロセス工場アプリケーションにおいて統合HMIを作成し実施する者に対して多大なるフレキシビリティを提供する。HMIを実施する業務を担う者は、どのデータがバッチインターフェース表示構成間で取り交わされるか、並びに、いつ、およびどのようにデータが取り交わされるかを、極めて高いレベルの詳細を含めて指定することができる。実際、最大のフレキシビリティを提供するために、様々なバッチプロセス表示構成を定義するスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトまたはスタンドアロン・ソフトウェア・オブジェクトを構成するための別のアプリケーションは、HMIを実施するエンジニアまたはその他の要員がバッチインターフェース表示構成間でデータを取り交わすための構成可能規則をカスタマイズまたは拡張できるようにするオープンスクリプティングを提供しうる。このようなデータを取り交わすための構成可能規則へのアクセス、並びにデータを取り交わすための構成可能規則をカスタマイズまたは拡張できるようにするオープンスクリプティングは、オペレータ特権に基づいて、またはそれぞれのレシピによって、またはその他何らかのセキュリティ判定基準に基づいて制限されうる。
黒板サービス118の別の利点は、オペレータが表示構成間でナビゲート中に同じ表示構成に何度も頻繁に戻るといった場合にデータの持続性を提供できるということである。ユーザは、繰り返して何度も戻る表示構成が、開かれる度に同じデータを表示し、同じ状態で開かれることを希望しうる。黒板サービスは、何度も戻る表示構成が常に同じ状態で同じデータを伴って表示されることを保証できる。第1のインターフェース表示構成は、ユーザが後続の別の表示構成を開くために第1の表示構成を終了すると黒板サービスにデータを書き込むことができる。後続の表示構成を閲覧した後に、オペレータは第1の表示構成に戻ることを希望するかもしれない。第1の表示構成が二度目に実行されると、黒板サービスに格納されたデータを直ちに読み出し、第1の表示構成が、前回最後に終了された時と同じデータを伴い、同じ状態で作成されることができるようにする。上述のように、例えば、ユーザが図9に示されるPFC表示構成200を閲覧していると仮定する。ユーザは、ユーザがたまたま観察していた特定のバッチプロセスにより特定の一台の設備がまもなく必要とされるだろうことを知る。ユーザは、重複使用などの可能性を解消するために監視中のバッチにより必要とされるだろう設備の所有者を確認することを希望するかもしれない。ユーザは調停表示構成240(図11)を優先させてPFC表示構成200を終了する。しかしながら、PFC表示構成200は閉じられる前に、ユーザがPFC表示構成200の終了を選択して調停表示構成240にアクセスする前と全く同じ状態でPFC表示構成を再生するのに必要な状態データとバッチデータの全てを、黒板サービスに格納する。調停表示構成240を閲覧し、バッチの適切な動作の保証するために必要な全てのアクションを講じた後、ユーザはPFC表示構成200に戻る。PFC表示構成200の再起動に際して、ユーザが調停表示構成を起動する前に閲覧していたレシピ階層ツリーにおける全く同じステップおよびレベルでPFC表示構成を再生するために、PFC表示構成は、黒板サービスに格納された状態データとバッチデータのみを読み取れば良い。これは、図6に示される統合HMI(PFC表示構成が二度目に起動されるとPFC表示構成は、バッチ制御サーバから、PFC表示構成に投入するデータを全て依頼しなければならず、且つ調停表示構成240が開かれた前に表示されていた特定のステップを表示するためにユーザはレシピ階層ツリーを一段階ずつ進まなければならない)と比較すると著しい向上である。
PFC表示構成に関連して上述されるデータ持続性は、他の埋込式バッチHMI構成部品の全てにも利用可能にできる。さらに、特定の構成部品化バッチ表示構成の終了時に黒板サービスに書き込まれた状態およびバッチデータは、その他の間接的に関連する構成部分によりアクセスされることができる。例えば、アラーム表示構成は、ユーザにより閲覧されているユニットとフェーズを黒板サービスに書き込みうる。これらのデータを読み取ってアラームを有するユニットの履歴を維持するために、別の構成部品を作成することが可能である。このような構成部品は、特定のユニットが過剰な数の問題を有しているかどうかを判断し、アラームの数を減らすための工程改善によって益を得られるかもしれない問題点を示すことができる。
黒板サービス118の別の利点は、直接的なつながりが全く無い様々な埋込式バッチ表示構成間で間接通信チャンネルを作成するのに使用できるということである。例えば、いくつかのHMI実施形態は、複数のモニタ(それぞれが表示構成を個々独立して読み込むことができる)を有しうる。この場合、1つのモニタに表示されたバッチリスト表示構成は、現在選択されているバッチを黒板に書き込むことができる。選択されているバッチに関するPFC詳細を全て示して別のモニタにPFC表示構成を直ちに起動することが可能である。
本開示は特定の実施例を参照して説明されているが、これら特定の実施例は、例示的なものに過ぎず本発明を限定するためのものではなく、開示される実施形態に対して本発明の精神と範囲から逸脱することなく変更、追加または削除などが行われうることは、当業者にとっては明らかであろう。

Claims (29)

  1. バッチ制御および非バッチ制御プロセスデータを表示し、プロセス制御工場内のバッチおよび非バッチ・プロセスを制御するためのユーザ入力を受け取る統合プロセス制御インターフェースであって、
    表示装置と、
    ユーザ入力を受け取るための入力装置と、
    プログラム命令を実行するように構成されたプロセッサと、
    コンピュータ・メモリーと、
    前記プロセッサにより実行されると、前記表示装置に非バッチ・プロセス制御表示構成が表示されるようにし、プロセス工場における非バッチ・プロセスの制御を目的としたユーザ入力を入力装置から受け取ることを可能にする、前記コンピュータ・メモリーに格納された非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションをなすプログラム命令であって、非バッチ・プロセス制御インターフェースには、前記プロセッサにより実行されると、前記表示装置にバッチプロセス・インターフェース表示構成が表示されるようにし、プロセス工場における非バッチ・プロセスの制御を目的としたユーザ入力を入力装置から受け取ることを可能にする複数の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、その中に埋め込まれた状態で含まれる、プログラム命令と、
    前記プロセッサにより実行されると、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトから書き込まれたデータが前記コンピュータ・メモリーに格納されることを可能にするとともに前記コンピュータ・メモリーに格納されたデータが自己完結型ソフトウェア・オブジェクトに書き込まれることを可能することで、第2の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記プロセッサにより実行されると、第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトからのデータに少なくとも部分的に基づいてバッチプロセス制御表示構成を表示する、前記コンピュータ・メモリーに格納された黒板サービスをなすプログラム命令と、
    を備える統合プロセス制御インターフェース。
  2. 前記黒板サービスをなすプログラム命令がさらに、前記プロセッサに、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが実行される時に表示されるバッチプロセス・インターフェース表示構成に表示されるバッチプロセス制御データを受け取り格納するために、バッチ制御サーバと通信させるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  3. 前記黒板サービスをなすプログラム命令が、プロセス工場内のバッチプロセスを制御するための表示されたバッチプロセス・インターフェース表示構成と関連して受け取られたユーザ入力コマンドを転送するようプロセッサにバッチ制御サーバとの通信を行わせるようにさらに適合されることを特徴とする請求項1に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  4. 複数の埋込式の前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記プロセッサにより実行されると、バッチリスト表示構成、手順関数チャート表示構成、フェーズ表示構成、プロンプト表示構成、調停表示構成、またはバッチイベント表示構成の少なくとも一つに含むバッチインターフェース表示構成を表示させるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  5. 第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記表示装置に表示された第1のバッチプロセス・インターフェース表示構成の状態を示すコンテキスト情報を黒板サービスに書き込むように構成され、第2の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトにより黒板サービスに書き込まれたコンテキスト情報を読み取るように構成されることで、前記第2の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが実行されると前記表示装置に表示される第2のバッチプロセス・インターフェース表示構成が、前記表示装置に表示された第1のバッチプロセス・インターフェース表示構成の状態に関するデータを含むようにすることを特徴とする、請求項1に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  6. 前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトの実行に基づき表示装置に表示されたバッチプロセス・インターフェース表示構成の状態を示すコンテキスト情報を必要とする、その他の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを一以上特定し、
    前記その他の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトの一以上により要求されるコンテキスト情報を黒板サービスに書き込むことを特徴とする、請求項5に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  7. 前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトの実行終了時に黒板サービスにコンテキスト情報を書き込むように構成され、
    前記コンテキスト情報は、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトの実行終了時点での前記表示装置に表示されたバッチプロセス・インターフェース表示構成の状態を示し、
    前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトはさらに、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが次に実行される時に黒板サービスからコンテキスト情報を読み取るように構成されることで、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトと関連するバッチプロセス・インターフェース表示構成が、前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトの実行終了時のバッチプロセス・インターフェース表示構成と同じ状態で表示装置に表示されうることを特徴とする、請求項1に記載の統合プロセス制御インターフェース。
  8. バッチプロセス制御データおよび非バッチ・プロセス制御データの両方を表示するとともにプロセス工場内のバッチプロセスおよび非バッチ・プロセスの両方を制御するためのユーザ入力を受け取る統合プロセス制御インターフェース・システムであって、
    バッチプロセス制御データサーバと、
    非バッチ・プロセス制御データサーバと、
    前記バッチプロセス制御データサーバおよび前記非バッチプロセス制御データサーバに通信可能に連結される一以上のワークステーションであって、前記バッチプロセス制御データサーバおよび前記非バッチ・プロセス制御データサーバが、バッチプロセス・データおよび非バッチ・プロセスデータを一以上のワークステーションへと提供し、前記一以上のワークステーションがプロセス工場内で作動するバッチおよび非バッチ・プロセスを制御するためのバッチプロセス制御データおよび非バッチ・プロセス制御データを前記バッチプロセス制御データサーバおよび前記非バッチプロセス制御データサーバへと提供する、一以上のワークステーションと、
    前記非バッチ・プロセス制御データをユーザに提示するとともにプロセス工場内の非バッチ・プロセスを制御するためのユーザ入力を受け取るための複数の非バッチ・プロセスインターフェース表示構成を表示する非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを実施する、前記一以上のワークステーションのうちの少なくとも一つと、
    実行されると、前記バッチプロセス制御データをユーザに提示するとともにプロセス工場内のバッチプロセスを制御するためのユーザ入力を受け取るためのバッチプロセス・インターフェース表示構成を生成する、複数の埋込式自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを含む、非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションと、
    黒板サービスを実施する、前記一以上のワークステーションのうちの少なくとも一つであって、前記黒板サービスは埋込式ソフトウェア・オブジェクトによりアクセス可能であり、1つの埋込式ソフトウェア・オブジェクトからのバッチプロセス制御データが別の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより使用できるように前記埋込式ソフトウェア・オブジェクトが前記黒板サービスにデータを書き込むこと及び前記黒板サービスからデータを読み取ることができる、前記一以上のワークステーションのうちの少なくとも一つと、
    を備える統合プロセス制御インターフェース・システム。
  9. 前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーション内で埋め込まれた自己完結型ソフトウェア・オブジェクトにより生成されたバッチプロセス・インターフェース表示構成が、バッチリスト表示構成、手順関数チャート表示構成、フェーズ表示構成、プロンプト表示構成、調停表示構成、バッチイベント表示構成の少なくとも一つを備えることを特徴とする、請求項8に記載の統合プロセス制御インターフェース・システム。
  10. 第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが、第2の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが実行される前に前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより生成された第1のバッチプロセス・インターフェース表示構成に関して行われた一以上のユーザ入力アクションを示すコンテキストデータを前記黒板サービスに書き込み、前記第2の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが実行されると、前記第2の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが前記黒板サービスからコンテキストデータを読み取って、前記コンテキストデータに基づいて第2のバッチプロセス・インターフェース表示構成を生成し、前記第1のバッチプロセス・インターフェース表示構成に関して行われた一以上のユーザ入力アクションと前記第2のバッチプロセス・インターフェース表示構成が一貫していることを特徴とする、請求項8に記載の統合プロセス制御インターフェース・システム。
  11. 第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが実行されると、前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが、実行されると前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより生成されたバッチプロセス・インターフェース表示構成と関連するコンテキストデータに基づいて決定されるバッチプロセス・インターフェース表示構成を生成するその他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトを一以上特定し、前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより要求されるコンテキストデータを前記黒板サービスに書き込むことを特徴とする、請求項8に記載の統合プロセス制御インターフェース・システム。
  12. 前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つが実行されると、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つの実行前に実行され、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つにより生成されたバッチプロセス・インターフェース表示構成の少なくとも一部分を決定する以前に表示された表示状態を有することにより、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つに対するコンテキスト上の先行オブジェクトでありうる一以上の埋込式ソフトウェア・オブジェクトを特定し、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つが、前記その他の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの一つのコンテキスト上の先行オブジェクトとして特定された前記1以上の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより書き込まれたコンテキストデータを前記黒板サービスから読み取ることを特徴とする、請求項11に記載の統合プロセス制御インターフェース・システム。
  13. 第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが、第2の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの実行前に前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより生成されたバッチプロセス・インターフェース表示構成の表示状況を示すコンテキストデータを前記黒板サービスに書き込むように構成され、前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトが二度目に実行されると前記黒板サービスから前記コンテキストデータを読み取るように構成されることで、前記第1の埋込式ソフトウェア・オブジェクトにより生成されたバッチプロセス・インターフェース表示構成が前記第2の埋込式ソフトウェア・オブジェクトの実行前に表示されたのと同じ表示状態で再度表示されることを特徴とする、請求項8に記載の統合プロセス制御インターフェース・システム。
  14. 非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを介してバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示する方法であって、
    前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーション内に、各々がインターフェース表示装置に表示するためのバッチプロセス制御インターフェース表示構成を生成するように構成された複数の自己完結型ソフトウェア・オブジェクト自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを埋め込み、
    第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示するために第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを実行し、
    前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを閉じ、
    前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが閉じられた時に前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の表示状態を表わすコンテキストデータを黒板サービスに書き込み、
    前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれた第2の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを実行し、
    前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータを読み取り、
    前記第2の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトにより生成され、前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが閉じられた時の前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の表示状態を反映する第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示すること、
    を含む方法。
  15. 前記自己完結型ソフトウェア・オブジェクトにより生成されたバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、バッチリスト表示構成、手順関数チャート表示構成、フェーズ表示構成、プロンプト表示構成、調停表示構成、またはバッチイベント表示構成の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトを再実行し、
    前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータを読み取り、
    前記第1の自己完結型ソフトウェア・オブジェクトが閉じられた時と同じ表示状態で前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示すること、
    をさらに含む請求項14に記載の方法。
  17. 前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータが、プロセス工場においてアクティブ状態にあるバッチを特定するデータを含むことで、前記第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記特定されたバッチに関係するさらに詳しい情報を表示することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  18. 前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータが、プロセス工場内の設備を特定するデータを含むことで、前記第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記特定された設備に関係するさらに詳しい情報を表示することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  19. 前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータが、プロセス工場内の領域を特定するデータを含むことで、前記第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記工場の特定された領域に関係するさらに詳しい情報を表示することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  20. 前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータが、処理加工工場内のプロセス・ユニットを特定するデータを含むことで、前記第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記特定されたプロセス・ユニットに関係するさらに詳しい情報を表示することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  21. バッチプロセス制御データサーバと、
    非バッチ・プロセス制御データサーバと、
    バッチプロセス制御データサーバおよび非バッチ・プロセス制御データサーバに通信可能に接続され、バッチプロセス制御データサーバおよび非バッチ・プロセス制御データサーバから受け取られたプロセスデータを各々含むバッチプロセス制御インターフェース表示構成および非バッチ・プロセス制御インターフェース表示構成の両方を表示するように構成された、統合ヒューマン‐マシン・インターフェースである統合HMIと、
    統合HMIと関連付けられ、独立したバッチプロセス制御インターフェース表示構成がコンテキストデータを含むデータを取り交わすことを可能にすることで、後で開かれるバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、以前に開かれたバッチプロセス制御インターフェース表示構成と関連する画面表示コンテキストと一貫したバッチプロセス制御データを表示して開かれうるようにする、黒板サービスと、
    を備えるプロセス制御システム。
  22. 前記統合HMIにより実行および表示された第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成からのコンテキストデータを要求する後続のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を一以上特定し、前記特定された一以上の後続のバッチプロセス制御表示構成が要求するコンテキストデータを特定し、前記特定されたコンテキストデータを、前記特定された一以上の後続のバッチプロセス制御インターフェース表示構成と関連付けられているメモリ構造に格納されるように前記黒板サービスに書き込むことを特徴とする、請求項21に記載のプロセス制御システム。
  23. 前記統合HMIにより実行および表示される後続のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記後続のバッチプロセス制御インターフェース表示構成と関連付けられているメモリ構造に前記黒板サービスにより格納されたコンテキストデータを読み取ることを特徴とする、請求項22に記載のプロセス制御システム。
  24. 前記統合HMIによる第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の第1の実行中に、前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記統合HMIによる第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行前に、前記第1のバッチプロセス制御表示構成の表示状態を特定するコンテキストデータを前記黒板サービスに書き込み、
    前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成が前記コンテキストデータにより特定された表示状態で再度表示されるように、前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の2度目の実行中に前記黒板サービスから前記コンテキストデータを読み取ることを特徴とする、請求項21に記載のプロセス制御システム。
  25. コンピュータにより実行されると、
    埋め込まれた複数の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成を有する非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションを提供するステップと、
    前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれている前記自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成に関して行われたインターフェース・アクションに関係するコンテキストデータを読み出し及び書き込むことができる黒板サービスを提供するステップと、
    バッチプロセス制御インターフェース表示構成を表示するステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記バッチプロセス制御インターフェース表示構成に表示されたデータが、バッチプロセス制御インターフェース表示構成により前記黒板サービスに書き込まれたコンテキストデータに少なくとも部分的に基づいて決定されることを特徴とするプログラム命令を格納する、コンピュータ可読媒体。
  26. 前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれた第1の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記第1の自己完結型プロセス制御インターフェース表示構成からのコンテキストデータを要求する第2の自己完結型のバッチプロセス制御インターフェース表示構成を特定するように構成され、前記黒板サービスに必要なコンテキストデータを書き込むことを特徴とする、請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  27. 前記第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記黒板サービスから前記コンテキストデータを読み取るように構成されることで、前記第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記第1の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成により前記黒板サービスに書き込まれた前記コンテキストデータと一貫しているデータを含んで表示されることを特徴とする、請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
  28. 前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれた第1の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行前の前記第1のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の表示状態を記録するために、前記第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行前に前記黒板サービスにコンテキストデータを書き込み、前記第2のバッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行後に前記黒板サービスから前記コンテキストデータを読み取るよう構成されることで、前記第1の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、前記第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行後に、前記第2の自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成の実行前と同じ表示状態で表示されることを特徴とする、請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. 前記非バッチ・プロセス制御インターフェース・アプリケーションに埋め込まれた複数の前記自己完結型バッチプロセス制御インターフェース表示構成が、バッチリスト表示構成、手順関数チャート表示構成、バッチイベント表示構成、フェーズ表示構成、プロンプト表示構成、または調停表示構成の少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
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