JP2010086438A - 業務処理制御システム及び業務処理制御方法 - Google Patents
業務処理制御システム及び業務処理制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010086438A JP2010086438A JP2008257002A JP2008257002A JP2010086438A JP 2010086438 A JP2010086438 A JP 2010086438A JP 2008257002 A JP2008257002 A JP 2008257002A JP 2008257002 A JP2008257002 A JP 2008257002A JP 2010086438 A JP2010086438 A JP 2010086438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- business
- site
- client
- business processing
- relay module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】業務処理サービスを提供する業務処理制御システム及び制御方法に関し、ログ収集を容易とし、且つセキュリティ維持を可能とする。
【解決手段】クライアント1とインターネットを介して接続可能のポータルサイト3と、業務処理サービスを提供する財務会計サイト4等を含む複数の業務処理サイトとを有し、ポータルサイト3は、クライアント1と、このクライアント1の要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間の中継処理を行う中継モジュール3aを備え、中継モジュール3aを介して業務処理サイトによる業務処理サービスを提供すると共に、Webフィルタリング及びログ収集を可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】クライアント1とインターネットを介して接続可能のポータルサイト3と、業務処理サービスを提供する財務会計サイト4等を含む複数の業務処理サイトとを有し、ポータルサイト3は、クライアント1と、このクライアント1の要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間の中継処理を行う中継モジュール3aを備え、中継モジュール3aを介して業務処理サイトによる業務処理サービスを提供すると共に、Webフィルタリング及びログ収集を可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、インターネットを介して各種業務の処理サービスをクライアントに提供する業務処理制御システム及び業務処理制御方法に関する。
従来は、各種の業務処理を行う為のソフトウェアをパッケージ化等によって販売し、このソフトウェア・パッケージを企業が購入して、業務処理を実行する場合が一般的であった。しかし、このようなソフトウェア・パッケージによる業務処理を、インターネットを介して提供するサービスが、SaaS(Software as a Service)として知られている。例えば、図9に示すように、利用者側の複数のクライアント101とインターネット102を介して接続されるサービス提供側のポータルサイト103と、業務処理種別対応の財務会計サイト104、人事給与サイト105、グループウエアサイト106、その他のサイト107とを含む構成により、業務処理制御システムを構成し、クライアント101は、インターネット102を介してポータルサイト103にログインし、そのポータルサイト103が紹介する業務メニューとして、1.財務会計、2.人事給与、3.グループウエア、4.・・・等を表示し、それらの中の所望の業務処理サイトにアクセスし、その業務処理サイトにより、クライアント101が要求する業務処理を実行し、処理結果をクライアント101に通知する。
図10は、前述のクライアント101とポータルサイト103と業務処理サイトの中の財務会計サイト104とによる業務処理過程の説明図であり、クライアント101からインターネット(図示を省略)を介してポータルサイト103にアクセスし、業務処理要求を行うことにより、ポータルサイト103からの業務メニューをクライアント101に送信する(11)。クライアント101は、この業務メニューを受信して表示し、その中の例えば、「1.財務会計」を指定すると、財務会計処理を実行する財務会計サイト104のアドレスが通知されるか、又は表示された業務メニューにサイトのアドレスが付加されている場合に、そのアドレスを基に、インターネットを介してアクセスし、その財務会計サイト104から送信された財務会計のメニューをクライアント101は表示し(12)、所望の事項を入力して財務会計サイト104に送信し、その後は、クライアント101と財務会計サイト104との間で、必要情報の送受信を行って財務会計処理を実行し、処理結果をクライアント101に送信する(13)。
又各種の業務アプリケーションを提供する業務処理サーバと、管理データベースを有する管理サーバとを通信回線を介して接続し、クライアントの端末から管理サーバに対して業務処理要求を行うことにより、管理サーバはクライアントの認証を管理データベースに登録されている情報を基に行い、認証が得られた時に、サービス提供可能の業務メニュー一覧表をクライアントの端末へ送信し、クライアントは、表示された一覧表の中から所望の業務を選択して管理サーバに通知すると、管理サーバは、通知された業務についての起動情報を返送する。クライアントは、通知された起動情報に従って所望の業務処理サーバに通信回線を介して接続し、所望の業務処理を実行させる手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
又個人や各種企業等のサービス利用者と、システム管理を行うBSP(Business Service Provider)と、業務処理サービスを提供するサービス提供企業とをそれぞれネットワークを介して接続し、BSPは、サービス利用者からの出張等のサービス提供要求に対して認証処理を行い、認証が得られた時に、サービス利用者は、BSPへ出張等に要するチケット等の手配を要求すると、BSPはサービス提供企業にサービス利用者からのチケット手配要求等の要求情報を通知し、サービス提供企業は、チケット等をサービス利用者に手渡して、費用要求を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
又ポータルサイト提供システムサーバと複数のユーザ端末と複数のWWWサイトとをインターネットを介して接続するシステムに於いて、ポータルサイト提供サーバは、ユーザの端末からのHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による要求に基づいて、ログイン認証によりアクセスしたユーザを特定し、そのユーザが要望しているサイトの特定のページ等を検索して、そのユーザの端末に送信するシステムが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−250872号公報
特開2004−234265号公報
特開2005−222094号公報
各種の企業等に於いて、インターネットを利用して通信等を行う場合、悪質サイトや不要サイト等にアクセスしないようにWebフィルタリングを行う場合が一般的である。このWebフィルタリングは、クライアントからインターネットに接続する経路に設けたファイヤウォールやプロキシサーバ等により一律的に実行する場合が一般的である。又ユーザアカウントのグループ毎にフィルタリングする手段も知られている。又各種の企業の業務処理について、自社内にサーバや業務処理ソフトウェアを保有しないで、インターネットを介して提供される各種の業務処理サービスを利用する前述のSaaSがあるが、利用する企業に於いては、例えば、業務種別毎にサイトが異なる場合、業務種別毎にWebフィルタリングの設定変更を行う必要が生じる問題がある。通常は、このような業務種別毎のWebフィルタリングの設定を変更することは困難であり、例え、変更可能であったとしても、利用毎に設定変更を行うことは実際上不可能に近いものである。
又各種の企業等に於いて、インターネットを介して各種のサイト等にアクセスした操作履歴、即ち、ログの収集と分析とが重要であり、クライアントログ、Webサーバログ、アプリケーションログ等がある。このようなログの取得位置、取得方法等が異なっている場合が多く、従って、ログの収集と分析は非常に困難な問題を含むものである。更に、前述のSaaSに於いて、サーバが自社内でなく、外部のインターネット上に接続されている場合、或いは、各種の企業が利用するアプリケーション毎にサイトが異なる場合、ログ収集もログ分析も非常に困難となる問題もある。又各種の業務処理サービスを提供可能とした前述の特許文献1〜3に於いても、Webフィルタリングやログ収集の問題及びその解決手段は提示されていない。
本発明は、前述の問題点を解決することを目的とし、インターネット上の各種アプリケーションを利用する場合のWebフィルタリングの設定が容易であると共にログ収集も容易とするものである。
本発明の業務処理制御システムは、クライアントとインターネットを介して接続可能のポータルサイトと、業務処理サービスを提供する複数の業務処理サイトとを含む業務処理制御システムであって、前記ポータルサイトは、前記クライアントとこのクライアントの要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間の中継処理を行う中継モジュールを備えた構成を有するものである。
又前記ポータルサイトは、クライアントからのアクセスにより、このクライアントに提供可能の業務処理サービス内容を示す業務メニューを送信する手段と、この業務メニューに従ってクライアントが要求した業務処理サービスを提供する業務処理サイト対応に、クライアントとの間の中継処理を行う中継モジュールとを備えた構成を有するものである。
又前記ポータルサイトは、業務処理サービス種別対応のフィルタリングリストとログ方法リストとを格納したデータベース及びロギングデータベースとを備えている。
本発明の業務処理制御方法は、クライアントとインターネットを介して接続可能のポータルサイトと、複数の業務処理サイトとを含み、選択された前記業務処理サイトにより前記クライアントに業務処理サービスを提供する業務処理制御方法であって、前記ポータルサイトは、業務処理サイト対応の中継モジュールを備え、クライアントとこのクライアントの要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間を、中継モジュールにより中継処理する過程を含むものである。
又ポータルサイトは、業務処理サービス種別対応のフィルタリングリストとログ方法リストとを格納したデータベース及びロギングデータベースとを備えて、中継モジュールを介して接続したクライアントと業務処理サイトとの間のWebフィルタリング及びロギングを行う過程を含むものである。
複数種類の業務処理サイトに対して企業等のクライアントがアクセスして業務処理サービスを受ける場合、従来は、Webフィルタリングが困難であり、又ログ収集や分析が困難であったが、本発明によれば、複数種類の業務処理サイトにアクセスして業務処理サービスを受ける場合に、ポータルサイトの中継モジュールを介して行うことにより、中継モジュールによるWebフィルタリングやログ収集が容易となり、従って、企業等がインターネットを介して各種の業務処理サービスを受ける場合の各種の問題点を解決することができる。
本発明の業務処理制御システムは、図1を参照して説明すると、クライアント1とインターネットを介して接続可能のポータルサイト3と、業務処理サービスを提供する複数の業務処理サイトとを含む業務処理制御システムであって、ポータルサイト3は、クライアント1と、このクライアント1の要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間の中継処理を行う中継モジュール3aを備えた構成を有する。
本発明の業務処理制御方法は、クライアントとインターネットを介して接続可能のポータルサイト3と、複数の業務処理サイトとを含み、選択された業務処理サイトによりクライアントに業務処理サービスを提供する業務処理制御方法であって、ポータルサイト3は、業務処理サイト対応の中継モジュール3aを備え、クライアント1と、このクライアント1の要求業務処理サービスを提供する業務処理サイトとの間を、中継モジュール3aにより中継処理する過程を含むものである。
図1は、本発明の原理説明図であり、利用者側のクライアント1と、業務処理サービス提供者側のポータルサイト3と、業務処理サイトの一つとしての財務会計サイト4とをインターネット(図示を省略)を介してそれぞれ接続した要部構成を示し、ポータルサイト3は中継モジュール3aを備え、クライアント1と、ポータルサイト3と、業務処理サービス提供する一つの例えば財務会計サイト4との間に於ける処理は、点線矢印の(a1)〜(a3)のステップに従って実行するものであり、先ず、クライアント1は、ポータルサイト3にアクセスして業務処理サービスを要求すると、提供可能の業務処理サービス内容を示す業務メニューをクライアント1に送信する(a1)。クライアント1は、受信した業務メニューの例えば、「1.財務会計」、「2.人事給与」、「3.グループウエア」、「4.・・・」を表示し、クライアント1が所望の業務の例えば「1.財務会計」を指定すると、ポータルサイト3の中継モジュール3aを介して財務会計サイト4に接続し、財務会計サイト4が提供する業務内容の財務会計のメニューを、中継モジュール3aを介してクライアント1に送信する(a2)。クライアント1は、このメニューを表示して、その中の所望の処理を指定し、中継モジュール3aを介して財務会計サイト4との間で財務会計処理に必要とするデータを送受信し、財務会計処理を実行して、その処理結果をクライアント1に送信する(a3)。
この場合、クライアント1は、ポータルサイト3の中継モジュール3aを介して財務会計サイト4との間の通信を行うものであり、又他の業務処理を行う業務処理サイトに対しても、前述の(a1)〜(a3)の処理ステップと同様の処理ステップにより、中継モジュールを介して業務処理を実行することができる。なお、中継モジュール3aは、業務処理サイト対応に設ける。又上位と下位との階層的な関係の同一種別の業務処理サービスを提供する業務処理サイトを含む場合、上位と下位との階層的関係の業務処理サイトに対して、同一の中継モジュールによりクライアント1との間の中継処理を実行する。又クライアント1は、ポータルサイト3にアクセスして、ポータルサイト3から提供された業務処理サービスのリストを表示し、その中の所望の業務処理を指定するだけで、ポータルサイト3を介して所望の業務処理サイトへのアクセスを可能とし、且つポータルサイト3又は中継モジュール3aにより、クライアント対応やアプリケーション対応のログ収集が可能となり、且つWebフィルタリングについても、中継モジュール3aに於いて、クライアント1対応に、且つ業務処理サイト対応に設定することが可能となる。又中継モジュール3aは、業務処理サイト対応に設けるものであるが、業務処理サイトが上位と下位との階層的な関係の複数サイトから構成されている場合は、上位層の業務処理サイト対応の中継モジュールにより、下位層の業務処理サイトに対する接続構成を維持して業務処理を実行することができる。
図2は、本発明の実施例1の説明図であり、1は利用者としてのクライアント、3はサービス提供者としてのポータルサイト、4〜6はアプリケーションサイト(業務処理サイト)としての財務会計サイト、人事給与サイト、グループウエアサイトを示す。又30はWebサーバ、31は初期コントローラ、32〜35は業務種別対応のサイトに対する中継モジュール、36はDBコントローラ、37はフィルタリング・リストDB、38はログ方法リストDB、39はロギングDB、41,51,61はWebサーバ、42は財務会計アプリ、52は人事給与アプリ、62はグループウエアプリを示す。なお、インターネットは図示を省略しており、又「DB」はデータベースの略称で、混同することがない場合、この略称で説明する。
ポータルサイト3は、Webサーバ30と初期コントローラ31とアプリケーションサイトの各業務処理サイト対応の中継モジュール32〜35と、DBコントローラ36と、フィルタリング・リストDB37と、ログ方法リストDB38と、ロギングDB39とを含む構成を有し、又アプリケーションサイトとして、財務会計サイト4と、人事給与サイト5と、グループウエアサイト6とを有する場合を示す。又業務処理サービスを提供する財務会計サイト4は、Webサーバ41と財務会計アプリ42とを含む構成を有し、人事給与サイト5は、Webサーバ51と人事給与アプリ52とを含む構成を有し、グループウエアサイト6は、Webサーバ61とグループウエアアプリとを含む構成を有する。なお、業務処理サービスを提供する他のサイトを設けることも可能であり、又は一つのサイトに複数の業務処理サービスを提供する手段を含ませることも可能である。
クライアント1がインターネットを介してポータルサイト3にアクセスし、業務処理サービスを要求すると、ポータルサイト3のWebサーバ30を介して、初期コントローラ31が起動され、この初期コントローラ31による制御によって業務メニューがクライアント1に提供される。クライアント1は、例えば、図示のように、業務メニューとして、「1.財務会計」、「2.人事給与」、「3.グループウエア」、「4.・・・」が表示される。この表示内容の業務メニューの例えば「1.財務会計」を選択指定すると、ポータルサイト3の中継モジュール32との間が接続され、中継モジュール32は、財務会計サイト42のWebサーバ41を介して財務会計アプリ42との間で通信し、財務会計アプリ42により、クライアント1からの必要データを基に財務会計処理を実行し、その実行結果を、中継モジュール32を介してクライアント1に送信する。同様に、クライアント1が業務メニューの「2.人事給与」を選択すると、ポータルサイト3の中継モジュール33との間が接続され、この中継モジュール33と人事給与サイト5の人事給与アプリ52との間で通信することにより、クライアント1からの必要データを基に給与計算等を行い、その結果を、中継モジュール33を介してクライアント1に送信する。又DBコントローラ36は、フィルタリング・リストDB37とログ方法DB38とロギングDB39とに対するデータのリード・ライト等の制御を行う機能を含み、フィルタリング・リストDB37は、業務メニュー毎の許可サイトのリストを格納し、ログ方法リストDB38は、業務メニュー毎のログ取得方法を格納する。又ロギングDB39は、ログ取得方法に従って取得したログ情報を格納する。
図3は、中継モジュールの処理機能の説明図であり、図1の中継モジュール3a及び図2の中継モジュール32〜35に相当する中継モジュール3aの処理機能について示すもので、リクエスト3bとレスポンス3cとの処理を含み、それらのリクエスト3bとレスポンス3cとの処理に於いて、HTML解析3d、フィルタリング3e、ログ取得3fの処理を含むことを示す。フィルタリング3eの処理は、フィルタリング・リストDB37を参照して実行するもので、このフィルタリング・リストDB37の一例として、業務NoとURLと許可区分と拡張OPTとの項目を有する場合を示す。又ログ取得3fの処理は、ログ方法リストDB38を参照してロギングDB39にログ取得データを格納する。ログ方法リストDB38は、業務Noと、全体有効、入力アップ、ファイルアップ、ファイルダウン、HTMLソース等の項目を有し、又ロギングDB39は、日時と業務Noとアカウントと方向とアクセス元とアクセス先とタイトルと種別と内容等を含む項目を有し、業務Noは、財務会計サイト4に対する中継モジュール32のように、中継モジュールに対応させる。
図4は、前述のロギングDB39と、フィルタリング・リストDB37と、ロギングDB39とのそれぞれの項目名とその内容との一例を示すもので、例えば、ロギングDB39の場合、項目の「日時」は、ロギングした時の日時、「業務No」は、業務メニューに対応する業務No、「アカウント」はログインしているユーザID、「方向」は、1:リクエスト、2:レスポンス、「アクセス元」は、要求元(クライアント)のURL、「アクセス先」は、要求先(最終要求先)のURL、「タイトル」は、主として、HTMLの中のタイトルタグの値、「種別」は、ログ種別、「内容」は、クライアントからの入力内容、ファイルのアップ/ダウンロードの内容、その他を含むものである。
図5は、HTTP通信データの中継処理の説明図であり、図2と同一符号は同一名称部分を示し、クライアント1とポータルサイト3と財務会計サイト4とを示し、フィルタリングやログ収集の機能は図示を省略している。又ポータルサイト3は、Apacheを適用したWebサーバ30aと、Webページ等を動的に作成できる機能等を含むPHPモジュール30bを組み込んだ場合を示し、初期コントローラ31と中継モジュール32とを図示している。又アプリケーションサイト(業務処理サイト)として財務会計サイト4を示し、ポータルサイト3は、Apacheを適用したWebサーバ41aと、Webページ等を動的に作成できる機能等を含むPHPモジュール41bを組み込んだ場合を示し、財務処理のメニューを提供するメニュー部43と、振替伝票入力部44と、日次処理部45と、月次処理部46とを含む場合を示す。又http://portal.jpはポータルサイト3のURL、http://zaimu.jpは財務会計サイト4のURLを示す。又ポータルサイト3のmenu.php、relay_zaimu.phpはPHPプログラムに相当し、又財務会計サイト4のmenu.php、furikae.php、daily.php、monthly.phpは、PHPプログラムに相当する。
クライアント1がポータルサイト3の中継モジュール32を介して財務会計サイト4にアクセスし、財務会計処理を実行する場合、点線矢印に従って、クライアント1とポータルサイト3と財務会計サイト4との間でデータの送受信が行われるものであり、その場合の処理過程(1)〜(7)に於ける通信データの一例を、図6〜図8に示す。クライアント1は、ブラウザ操作によりポータルサイト3のアドレスhttp://portal.jp/menu.phpを入力する(1)。その場合のクライアント1からインターネットを介してポータルサイト3には、図6の(2)のHTTP通信データとして示すように、GET/menu.php HTTP/1.1・・・を含むものとなる。又ポータルサイト3に於いては、図6の(3)のHTTP通信データとして示すように、ポータルサイト3の初期コントローラ31からクライアント1に業務メニューを送信する。それにより、業務メニューの「1.財務会計」、「2.人事給与」、・・・等が表示される。
クライアント1が、業務メニューの表示内容に基づいて例えば「1・財務会計」を選択指定すると、図7の(4)HTTP通信データとして示すデータが、ポータルサイト3の中継モジュール32に送信され、中継モジュール32は、財務会計サイト4に対してメニュー要求を、図7の(5)のHTTP通信データとして示すように送信する。財務会計サイト4は、メニュー部43から図8の(6)のHTTP通信データとして示すデータを、ポータルサイト3の中継モジュール32に送信する。中継モジュール32は、このデータを、図8の(7)のHTTP通信データとして示すように、クライアント1に送信する。クライアント1は、受信したデータを表示して、その中の例えば「振替伝票入力」を指定すると、その指定データがポータルサイト3の中継モジュール32により中継されて、財務会計サイト4の振替伝票入力部34へ転送され、その振替伝票入力部44から、振替伝票入力に関するデータが、ポータルサイト3の中継モジュール32を介してクライアント1に送信され、クライアント1には振替伝票入力のメニューが表示される。
前述のように、財務会計サイト4、人事給与サイト5、グループウエアサイト6等の複数種類の業務処理サイトに対して、企業等のクライアント1がアクセスして業務処理サービスを受ける場合、従来は、Webフィルタリングが困難であり、又ログ収集や分析が困難であったが、複数種類の業務処理サイトにアクセスして業務処理サービスを受ける場合に、ポータルサイト3の業務処理サービス対応の中継モジュール3aを介して行うことにより、中継モジュール3aにより、フィルタリング・リストDBやログ方法リストDBを参照して、業務処理サイト対応のWebフィルタリングやログ収集が容易となる。従って、企業等がインターネットを介して各種の業務処理サービスを受ける場合の各種の問題点を解決することができる。又業務処理サイトが、上位、下位の関係の階層構成を有する場合は、同一業務処理と見做して、同一の中継モジュールを介してクライアントとの間のデータ通信を行うもので、その場合も同一のWebフィルタリングによりセキュリティを維持し、又同一業務関係のログ収集を行うことができる。
1 クライアント
3 ポータルサイト
4 財務会計サイト
5 人事給与サイト
6 グループウエアサイト
30 Webサーバ
31 初期コントローラ
32 中継モジュール(財務会計)
33 中継モジュール(人事給与)
34 中継モジュール(グループウエア)
35 中継モジュール
36 DBコントローラ
37 フィルタリング・リストDB
38 ログ方法リストDB
39 ロギングDB
3 ポータルサイト
4 財務会計サイト
5 人事給与サイト
6 グループウエアサイト
30 Webサーバ
31 初期コントローラ
32 中継モジュール(財務会計)
33 中継モジュール(人事給与)
34 中継モジュール(グループウエア)
35 中継モジュール
36 DBコントローラ
37 フィルタリング・リストDB
38 ログ方法リストDB
39 ロギングDB
Claims (5)
- クライアントとインターネットを介して接続可能のポータルサイトと、業務処理サービスを提供する複数の業務処理サイトとを含む業務処理制御システムに於いて、
前記ポータルサイトは、前記クライアントと該クライアントの要求業務処理サービスを提供する前記業務処理サイトとの間の中継処理を行う中継モジュールを備えた
ことを特徴とする業務処理制御システム。 - 前記ポータルサイトは、前記クライアントからのアクセスにより該クライアントに提供可能の業務処理サービス内容を示す業務メニューを送信する手段と、該業務メニューに従って前記クライアントが要求した業務処理サービスを提供する業務処理サイト対応に前記クライアントとの間の中継処理を行う中継モジュールとを備えたことを特徴とする請求項1記載の業務処理制御システム。
- 前記ポータルサイトは、前記業務処理サービス種別対応のフィルタリングリストとログ方法リストとを格納したデータベース及びロギングデータベースとを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の業務処理制御システム。
- クライアントとインターネットを介して接続可能のポータルサイトと、複数の業務処理サイトとを含み、選択された前記業務処理サイトにより前記クライアントに業務処理サービスを提供する業務処理制御方法に於いて、
前記ポータルサイトは、前記業務処理サイト対応の中継モジュールを備え、前記クライアントと該クライアントの要求業務処理サービスを提供する前記業務処理サイトとの間を、前記中継モジュールにより中継処理する過程を含む
ことを特徴とする業務処理制御方法。 - 前記ポータルサイトは、前記業務処理サービス種別対応のフィルタリングリストとログ方法リストとを格納したデータベース及びロギングデータベースとを備えて、前記中継モジュールを介して接続した前記クライアントと前記業務処理サイトとの間のWebフィルタリング及びロギングを行う過程を含むことを特徴とする請求項4記載の業務処理制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008257002A JP2010086438A (ja) | 2008-10-02 | 2008-10-02 | 業務処理制御システム及び業務処理制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008257002A JP2010086438A (ja) | 2008-10-02 | 2008-10-02 | 業務処理制御システム及び業務処理制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010086438A true JP2010086438A (ja) | 2010-04-15 |
Family
ID=42250297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008257002A Pending JP2010086438A (ja) | 2008-10-02 | 2008-10-02 | 業務処理制御システム及び業務処理制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010086438A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012003766A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Ricoh Co Ltd | Saasアプリケーションの提示方法と装置 |
CN113051276A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-06-29 | 平安普惠企业管理有限公司 | 配置业务服务的方法、装置、计算机设备及存储介质 |
-
2008
- 2008-10-02 JP JP2008257002A patent/JP2010086438A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012003766A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Ricoh Co Ltd | Saasアプリケーションの提示方法と装置 |
CN113051276A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-06-29 | 平安普惠企业管理有限公司 | 配置业务服务的方法、装置、计算机设备及存储介质 |
CN113051276B (zh) * | 2021-04-21 | 2022-08-19 | 平安普惠企业管理有限公司 | 配置业务服务的方法、装置、计算机设备及存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101362384B1 (ko) | 웹 플랫폼을 이용한 아이피 기반 IoT 사물 브라우징 방법 및 시스템 | |
JP4594621B2 (ja) | 分散コンピューティング環境における集約サービスの供給 | |
AU756650B2 (en) | An internet interface system | |
CN100417066C (zh) | 用于处理基于浏览器的应用中的安全问题的多域访问代理 | |
EP2495947B1 (en) | Information processing apparatus, information processing system, method for controlling information processing apparatus, and program | |
WO2014073256A1 (ja) | 情報処理システム、及び情報処理方法 | |
US10187444B2 (en) | System and method of automatic generation and insertion of analytic tracking codes | |
EP2264608A1 (en) | Proxy server, and method and program for controlling the same | |
US9659180B2 (en) | Personalized website theme | |
CA2437273C (en) | Network conduit for providing access to data services | |
JP5347429B2 (ja) | ユニフォームリソースロケータ書換方法及び装置 | |
JP5654285B2 (ja) | ウェブ・アプリケーション間のデータ通信装置、方法及びプログラム | |
JP2004246747A (ja) | 既存サービスのラッピング方法および装置 | |
CN101587475A (zh) | 通过转址服务器取得网络存取地址的文件分享方法与系统 | |
JP2010086438A (ja) | 業務処理制御システム及び業務処理制御方法 | |
US8566723B2 (en) | Menu bar providing method and information browsing screen configuration file creation program | |
JP4799581B2 (ja) | ページカスタマイズサーバ、ページカスタマイズプログラムおよびページカスタマイズ方法 | |
JP4995152B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラム | |
JP2015082159A (ja) | 印刷装置、印刷システム及びプログラム | |
JP4362778B2 (ja) | プロキシサーバ装置 | |
CN101783815B (zh) | 内容提供系统、服务器设备和内容发送设备 | |
JP2010238136A (ja) | Webコンテンツ配信システム | |
US8386913B2 (en) | Portable data carrier as a web server | |
US9847969B1 (en) | Apparatus and method for collecting form data across open and closed domains | |
JP2006246261A (ja) | ネットワーク通信装置 |