JP2010085256A - 端末測位方法、端末測位システム及び基地局 - Google Patents

端末測位方法、端末測位システム及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】GPSの測位対象である携帯電話機等の携帯端末が高層建造物等に近い場合、その高層建造物等によりマルチパスが発生し、衛星から送信される電波の正確な受信が不可能になり、GPSによる高精度な測位が困難になる。
【解決手段】高精度な測位が可能である車両2が、カメラ等の歩行者検知部4により歩行者1の位置を検出し、自車両2の位置情報8と歩行者検知部4により検出した歩行者の位置情報44を用いて高精度な歩行者の位置情報20を取得し、取得した高精度な歩行者の位置情報20を該当の歩行者1が所持する携帯端末3に送信するという手段により携帯端末3の位置情報を高精度にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、人工衛星による携帯端末の測位において、携帯端末と基地局との通信を行うことにより当該携帯端末の高度な測位を行う端末測位方法、端末測位システム及び基地局に関するものである。
複数の人工衛星からの電波を受信し、その到達時間のずれから、その場所の地球上の緯度、経度等の位置情報を計算する全地球測位システム(以下「GPS」という。)が広く使われている。近年は、更に、GPS機能を搭載した携帯電話機も開発されている。
このようなGPSを搭載した携帯電話機等の携帯端末に関する技術は、例えば、次のような文献に記載されている。
2007−19661号公報
特許文献1には、GPSにより携帯電話機の位置情報を取得し、その位置情報に対応した地図が携帯電話機に記憶しているかを調べ、記憶していたらその地図を表示し、記憶していない場合は、センタに当該の地図を要求しダウンロードする技術が記載されている。
しかしながら、GPSの測位対象である携帯電話機が高層建造物等に近い場合、その高層建造物等によりマルチパスが発生し、衛星から送信される電波の正確な受信が不可能になり、GPSによる高精度な測位が困難になる。
本発明の端末測位方法は、無線通信機能、演算機能及び位置情報検知機能を有する携帯端末と、無線通信機能、演算機能及び位置情報検知機能を有し、前記携帯端末との間で無線通信を行う基地局とを用いた端末測位方法であって、前記携帯端末により、人工衛星からの測位信号を受信して第1の位置情報を算出すると共に、前記基地局から第2の位置情報及び前記第2の位置情報が有効か無効かを示す制御情報を受信し、前記制御情報に基づき、算出した前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とのいずれか一方を選択する位置情報選択処理と、前記携帯端末により、前記携帯端末の移動量及び移動方向を検知し、選択された前記第1又は第2の位置情報と前記移動量及び前記移動方向とを演算して第3の位置情報を出力する第1の位置情報演算処理と、前記基地局により、歩行者と前記基地局との相対距離を検知すると共に、前記人工衛星からの前記測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準情報と前記相対距離とを演算して前記第2の位置情報を求める第2の位置情報演算処理と、前記基地局により、前記携帯端末からの前記第3の位置情報を受信し、受信した前記第3の位置情報を前記第2の位置情報に対応付けて、前記携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定処理とを有することを特徴とする。
本発明の端末測位システムは、携帯端末と前記携帯端末との間で無線通信を行う基地局とを備え、前記携帯端末の高精度な測位を求める端末測位システムであって、前記携帯端末は、人工衛星からの測位信号を受信して第1の位置情報を算出すると共に、前記基地局から第2の位置情報及び前記第2の位置情報が有効か無効かを示す制御情報を受信し、前記制御情報に基づき、算出した前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とのいずれか一方を選択する位置情報選択手段と、前記携帯端末の移動量及び移動方向を検知し、選択された前記第1又は第2の位置情報と前記移動量及び前記移動方向とを演算して第3の位置情報を出力する第1の位置情報演算手段と、前記基地局は、歩行者と前記基地局との相対距離を検知すると共に、前記人工衛星からの前記測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準情報と前記相対距離とを演算して前記第2の位置情報を求める第2の位置情報演算手段と、前記携帯端末からの前記第3の位置情報を受信し、受信した前記第3の位置情報を前記第2の位置情報に対応付けて、前記携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定処理とを有することを特徴とする。
更に、本発明の基地局は、歩行者と基地局との相対距離を検知すると共に、人工衛星からの測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準位置情報と前記相対距離とを演算して第1の位置情報を求める位置情報演算手段と、携帯端末から第2の位置情報を受信し、受信した前記第2の位置情報を前記第1の位置情報に対応付けて、携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
高精度な測位が可能である車両が、カメラ等のセンサにより歩行者の位置を検出し、自車両の位置情報とセンサにより検出した歩行者の位置情報を用いて高精度な歩行者の位置情報を取得し、取得した高精度な歩行者の位置情報を該当の歩行者が所持する携帯端末に送信するという手段により、携帯端末の位置情報を高精度にすることができた。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における端末測位システムの概念図である。
携帯端末3と車両2は直接通信5することが可能である。
歩行者1は携帯端末3を所持し、携帯端末3は、歩行者のGPS位置情報7と携帯端末3に内蔵された加速度センサや電子コンパス等によるセンサ情報10を取得し、第1の位置情報演算手段により歩行者1の位置情報が演算される。又、携帯端末3は、直接通信5により電波を受信した際に、特定の波長の電波やLEDのような光を発射する機構を備える。その機構は、本実施例では電波を受信した際に発光するLEDとし、直接通信5により電波を受信した際にLEDの発光6が行われる。
車両2は、携帯端末3と同様に車両のGPS位置情報8と車両のセンサ情報9を取得し、第2の位置情報演算手段により、車両の位置情報が演算される。車両2は歩行者検知部4を用いて、歩行者1を検知する。また、歩行者検知部4は、特定の波長の電波やLEDのような光を検知した際に、携帯端末3が存在すると判断する機能を具備する。本実施例では、検知した歩行者1の付近にLEDの発光6を検知した際に、歩行者1は携帯端末3を所持していると判定する。
図2は、本発明の実施例1における図1の携帯端末の構成を示す図である。
GPS受信部11は、位置情報選択手段(例えば、「位置情報選択部」)12に接続され、人工衛星からの測位信号を受信して算出した第1の位置情報(例えば、「歩行者のGPS位置情報」)7を1秒毎に取得し、これを位置情報選択部12に送信する。歩行者のGPSの位置情報の位置精度は10mとする。位置情報選択部12は、GPS受信部11、位置情報演算部13、送信部15b及び受信部15aに接続され、GPS受信部11から歩行者のGPS位置情報7を受信し、更に、受信部15aから車両2で取得した第2の位置情報(例えば、「高精度な歩行者の位置情報」)20及び制御情報を取得し、上書きして保存する。制御情報は、高精度位置情報の管理状態情報(以下単に「管理状態」という。)21及び有効期間22を含んでいる。
図3は、本発明の実施例1における携帯端末の位置情報選択部における位置情報の選択の方法を示すフローチャートである。
位置情報選択部12は、歩行者のGPT位置情報を受信するごとに、図3に示す選択方法を用いて位置情報演算部13に送信する位置情報を選択し、位置情報演算部13から選択命令19を受ける毎に、選択された位置情報18を位置情報演算部13に送信する。
図3に示す位置情報の選択は、管理状態21と有効期間22を用いて行われる。管理状態21は、位置情報選択部12に車両2で演算された高精度な歩行者の位置情報20が格納されているか否かを示し、管理状態21が有効(例えば、「1」)の場合、高精度な歩行者の位置情報20が格納されている状態とし、管理状態21が無効(例えば、「0」の場合)、高精度な歩行者の位置情報20が格納されていない状態とする。
管理状態21が1となっている間は、車両2で取得した高精度な歩行者の位置情報20が、位置情報演算部13に送信する位置情報として選択され、管理状態21が0のとなっている間は、歩行者のGPS位置情報7が位置情報演算部13に送信される位置情報として選択される。有効期間22が0となった際に、管理状態21が1から0となる。有効期間22は、歩行者のGPS位置情報7を取得する毎に1ずつ減算され、受信部15aから新たな有効期間22の情報を取得した際に更新される。本実施例では、新たに取得する有効期間22をすべて60とする。
センサ部14は、位置情報演算部13に接続され、加速度センサや電子コンパス等からセンサ情報10を取得し、センサ情報10を位置情報演算部13に100ミリ周期で送信する。位置情報演算部13は、位置情報選択部12とセンサ部14と送信部15bに接続され、センサ情報10を受信する毎に選択命令19を位置情報選択部12に送信し、選択された位置情報18を受信する。位置情報演算部13は、センサ情報10と選択された位置情報18を用いて歩行者1の位置を演算し、演算された歩行者の位置情報23を第3の位置情報として、送信部15bに送信する。
通信部15は、受信部15aと送信部15bを有し、アンテナ、位置情報選択部12、位置情報演算部13及びLED部16に接続される。送信部15bは、演算された歩行者の位置情報23を取得する毎に、演算された歩行者の位置情報23、位置情報選択部12の保持する管理状態21及び端末固有番号(例えば、「歩行者ID」)48を車両2に送る。また、受信部15aは、電波を受信した際に、発光命令17をLED部16に送信し、LED部16は、発光命令17を受信した際に発光する。
図4は、本発明の実施例1における図1の車両の構成を示す図である。
車両2は、携帯端末3と無線通信を行う基地局の機能を有しており、車載コンピュータ30、位置検出装置31、歩行者検知部4及び通信装置33を備えている。
位置検出装置31は、車載コンピュータ30の第2の位置情報演算部(例えば、「歩行者位置情報(車両側)演算部」)32に接続され、GPSや光ビーコンやジャイロセンサ等により自車両2の高精度な位置検出を行い、自車両の位置情報41を歩行者位置情報(車両側)演算部32に100ミリ秒周期で送信する。
歩行者検知部4は、歩行者の検知と携帯端末3の所持判定を行う機構を有し、車載コンピュータ30の歩行者相対位置演算部34に接続される。歩行者検知部4は、検知した歩行者の位置情報44及び歩行者を特定するための歩行者番号(以下「歩行者仮ID」という。)42を適宜採番して歩行者相対位置演算部34に送る。
歩行者仮ID42には、検知した歩行者毎に重複しない適当な値が割り当てられる。歩行者相対位置演算部34は、歩行者検知部4と歩行者位置情報(車両側)演算部32に接続され、歩行者検知部4より取得して検知した歩行者の位置情報44から自車両2と検知した歩行者との相対距離45を演算し、演算された歩行者との相対距離45と該当する歩行者仮ID42を歩行者位置情報(車両側)演算部32に送信する。なお、歩行者1と車両2との距離の測定は、具体的にはステレオカメラを使う方法が知られているが特に限定しない。
歩行者位置情報(車両側)演算部32は、位置検出装置31、歩行者相対位置演算部34及び歩行者ID特定部35に接続され、位置検出装置31から取得した自車両2の位置情報と、歩行者相対位置演算部34から取得した歩行者との相対距離45とを演算し、第2の位置情報である、高精度な歩行者の位置情報20とする。更に、歩行者位置情報(車両側)演算部32は、高精度な歩行者の位置情報20及び歩行者仮ID42を携帯端末特定手段(例えば、「歩行者ID特定部」)35に送信する。
一方、歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36は、歩行者ID特定部35と受信部33aに接続され、直接通信5を用いて受信した携帯端末側の歩行者の位置情報47、歩行者ID48及び管理状態21を含んだ受信情報を、歩行者ID48毎に上書きして保存する。
又、歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36は、参照命令46を受信する毎に携帯端末3で取得した歩行者の位置情報47、歩行者ID48及び管理状態21を歩行者ID特定部35に送信する。
歩行者ID特定部35は、歩行者位置情報(車両側)演算部32と歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36と送信部33bに接続され、高精度な歩行者の位置情報20と歩行者仮ID42を受信する毎に参照命令46を歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36に送信する。歩行者ID特定部35は、携帯端末3で取得した歩行者の位置情報47と歩行者ID48と管理状態21とを取得する毎に歩行者ID35の特定を開始する。ID特定の条件は後述する。後述の特定条件により、必要に応じて高精度な歩行者の位置情報20と管理状態21と有効期間22を含む送信データを送信部33bに送信する。管理情報は1であり、有効期間22は60とする。
探索信号生成部37は、送信部33bに接続され、探索信号49を生成し、送信部33bに100ミリ秒周期で探索信号49を送信する。探索信号49は、検知した歩行者1が携帯端末3を所持しているか否かの判定に用いられる。通信部33は、受信部33aと送信部33bで構成され、通信装置に接続され、通信装置とデータのやりとりを行う。受信部33aは、歩行者位置情報管理部36に接続される。送信部33bは、歩行者ID特定部35と探索信号生成部37に接続される。通信装置は、車載コンピュータ30の通信部33とアンテナに接続され、直接通信5を実現する。
(実施例1のID特定方法)
図5は、歩行者ID特定を行う際に想定される状況を示す説明図である。
図10は、従来の技術では、端末の位置を特定できないパターンを示す説明図 である。
センサにより取得した位置情報と携帯端末3との通信により取得した情報の対応付けには、図10に示す課題があったが、本実施例1で説明する方法により解決された。
歩行者ID特定部35のID特定に関する方法を詳述する。
検知した歩行者1が特定されていない状態である歩行者仮ID42を含む場合に、歩行者ID48が対応付けられていない歩行者仮ID42に対して歩行者1のID判定を続ける。携帯端末3と車両2から取得できる歩行者1の情報について、図5に示す6種類の状況が想定される。
状況1は、車両2で検知した歩行者1が一人で、携帯端末3の位置情報に含まれる歩行者仮ID42が一つである。車両が検知した歩行者1のIDは携帯端末3の位置情報に含まれるIDと一致するため、歩行者仮ID42を歩行者ID48と特定する。
状況2は、車両2で検知した歩行者1が二人で、携帯端末3の位置情報に含まれる歩行者仮ID42が一つである。歩行者検知部4により検知した歩行者1の携帯端末3の所持がわかるため、携帯端末3を未所持の歩行者1には歩行者仮ID42が発行されない。ゆえに、歩行者ID特定部35は、歩行者仮ID42を歩行者ID48と特定する。
図6−1は、図5の状況3を示す説明図である。
図6−2は、図5の状況3の歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。
状況3は、歩行者仮ID42を有する歩行者1が車両2で二人検知された状況である。図6−1において、歩行者ID特定部35は、車両から取得した位置600、610と携帯端末3から取得した位置603、613と位置情報誤差601、611と位置情報誤差範囲602、612と歩行者仮ID604、614と歩行者ID605、615を有する。位置情報誤差範囲602、612は、車両2から取得した位置600、610を中心とし、位置情報誤差601、611を半径とした円の範囲である。
位置情報誤差601、611は歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36に保存される管理状態21を用いて決定する。管理状態21が1である場合、該当の歩行者ID605、615は車両2で演算された高精度な歩行者の位置情報20を取得済みであるため、該当の歩行者ID605、615に対応する位置情報誤差601、611は0とする。
つまり、該当の位置情報誤差範囲602、612は0となる。携帯端末3から取得した位置603、613は携帯端末3で取得した歩行者1の位置情報47である。一方、管理状態21が0である場合、該当の歩行者ID605、615は車両で演算された高精度な歩行者の位置情報20を取得していないため、該当の歩行者ID605、615に対応する位置情報誤差601、611は、携帯端末3のGPS測位精度である10mとする。つまり、該当の位置情報誤差範囲602、612は10mとなる。
歩行者ID特定を開始後、まずは条件620「位置情報誤差範囲602と612が重ならない」を満たすか判定する。条件620を満たす場合は、歩行者仮ID604を歩行者ID605に対応付け、歩行者仮ID614を歩行者ID615に対応付け、判定を終了する。条件620を満たさない場合は条件621「複数の歩行者に対する歩行者ID特定条件を満たす」を満たすか判定する。条件621は下記に詳述する。条件621を満たす場合、条件620を満たす場合と同様に該当の歩行者仮ID42を該当の歩行者ID48に対応付け、判定を終了する。条件621を満たさない場合、歩行者ID48の特定を終了し、歩行者ID48の判定を保留する。
図7−1は、複数の歩行者の歩行者IDの判定の状況を示す説明図である、
図7−2は、複数の歩行者に対する歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。
図7−1によれば、複数の歩行者1がいる場合、人数に限らずこの方式で判定を行う。図7では3人の歩行者1がいる場合を例に挙げて説明している。3つの位置情報誤差範囲A、B、Cの内、2つずつ選択し、選択したエリア701、702、703について判定を行う。判定に際して、A、B、Cの内2つを選択し、選択した2つを3つのエリア、位置情報誤差範囲が重ならないエリア2つ(エリア701-Aとエリア701-B、エリア702-Bとエリア702-C、エリア703-Cとエリア703-A)と重なるエリア1つ(エリア701-AB、エリア702-BC、エリア703-CA)に分け、随時判定を行う。選択したエリア701、702、703の順に判定を行い、すべての判定が完了した後で条件621の判定を終了する。その際に、歩行者仮ID42が1つ以上の歩行者ID48と対応付けられた場合、条件621を満たすと判定し、そうではない場合、条件621を満たさないと判定する。
選択したエリアの判定は、まず、条件740「選択したエリアについて、1つのエリアは携帯端末3から取得した位置の数が0であり、かつ、他の2つのエリアは携帯端末から取得した位置の数が1つ以上」を満たすか判定する。例えば、図7の選択したエリア701を考えると、携帯端末3から取得した位置の数がエリア701-Aで0、エリア701-ABで1つ、エリア701-Bで2つとなるため、条件740を満たすこととなる。一方、各エリア701-A、701-AB、701-Bで、例えば、携帯端末3から取得した位置の数が1つであった場合、条件740を満たさないこととなり、他の選択したエリア702か703で判定を開始する。
条件740を満たす場合、条件741「携帯端末3から取得した位置の数が1つとなるエリアの有無」を満たすか判定する。例えば、携帯端末から取得した位置の数がエリア701-Aで0、エリア702-ABで1つ、エリア702-Bで2つの場合、条件741を満たすこととなる。条件741を満たさない場合、他の選択したエリア702か703で判定を開始する。
条件741を満たす場合、条件742「携帯端末から取得した位置の数が1つとなるエリアが位置情報誤差範囲の重ならないエリアか」を満たすか判定する。例えば、携帯端末から取得した位置の数が1つとなるエリアがエリア701-Aか701-Bである場合は条件742を満たし、エリア701-ABの場合は条件742を満たさない。条件742を満たす場合、該当エリアに対応する歩行者仮ID42を歩行者の携帯端末3から取得した位置の情報に含まれる歩行者ID48に対応付け、他の選択したエリア702か703で判定を開始する。条件742を満たさない場合、携帯端末3から取得した位置の数が0であるエリアに該当する歩行者仮ID42を携帯端末3から取得した歩行者ID48に対応付け、他の選択したエリア702か703で判定を開始する。
図8−1は、図5の状況5を示す説明図である、
図8−2は、図5の状況4の歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。
状況5は、歩行者仮ID42を有する歩行者1が車両2で一人検知され、携帯端末3で二人検知された状況であり、車両で検知する歩行者1が重なっている場合も同様の状況となる。図8に状況4の判定方法を示す。歩行者ID特定部35は、車両から取得した位置800と携帯端末3から取得した位置803、813と位置情報誤差801、811と位置情報誤差範囲802、812と歩行者仮ID804と歩行者ID805、815を有する。位置情報誤差範囲802は、車両から取得した位置800を中心とし、位置情報誤差801を半径とした円の範囲である。一方、位置情報誤差範囲812は、携帯端末3から取得した位置813を中心とし、位置情報誤差811を半径とした円の範囲である。位置情報誤差801、811は携帯端末3から取得した位置情報に含まれるラベルより判定する。ラベルがある場合、歩行者ID805、815が既知であるため、該当の歩行者ID805、815に対応する位置情報誤差801、811は0とし、つまり、該当の位置情報誤差範囲802、812を0とする。携帯端末3から取得した位置803、813は携帯端末から取得した位置情報に含まれる。
歩行者ID特定を開始後、まずは条件820「位置情報誤差範囲802と812が重ならない」を満たすか判定する。条件820を満たす場合は、歩行者仮ID804を歩行者ID805に書き換え、歩行者仮ID814を歩行者ID815に書き換え、判定を終了する。条件820を満たさない場合は条件821「携帯端末3から取得した位置803が位置情報誤差範囲812に含まれない」を満たすか判定する。条件821を満たす場合、条件820を満たす場合と同様に該当の歩行者仮ID42を該当の歩行者ID48に書き換え、判定を終了する。条件821を満たさない場合、歩行者ID特定を終了し、歩行者ID48の判定を保留する。
状況5は、カメラ画像では歩行者1が二人映っているが、歩行者1の携帯端末3の所持がわかるため、歩行者仮ID42を有する歩行者1が車両2で一人検知され、携帯端末3で二人検知された状況であり、状況4と同様の状態となる。
状況6は、歩行者仮ID42を有する歩行者が車両で二人検知され、携帯端末3で三人検知された状況であり、状況3と4をあわせた状況である。図6に示す条件503の判定方法を用いて判定を行い、状況4となった場合に図7に示す条件740を図8に示す状況4の判定方法と入れ替えて判定を行う。
(実施例1の携帯端末測位方法)
まず、車両から取得した歩行者仮ID42が一つで携帯端末3から取得した歩行者ID48が一つであった場合である状況1における携帯端末3と車両2の動作を説明する。
携帯端末3はGPS受信部11より歩行者のGPS位置情報7を取得し、位置情報選択部12に送信する。位置情報選択部12は、図3の選択方法を用いて位置情報選択部12に送信する位置情報を歩行者のGPS位置情報7とする。一方、センサ部14では加速度センサや電子コンパスによるセンサ情報10を取得し、位置情報演算部選択部13に送信する。
位置情報演算部13は、センサ情報10を取得した際に選択命令19を位置情報選択部12に送信する。位置情報選択部12は、選択命令19を受信した際に選択された位置情報18である歩行者のGPS位置情報7を位置情報演算部13に送信する。位置情報演算部13は、取得したセンサ情報10と選択された位置情報18から歩行者1の位置情報を演算し、演算された歩行者1の位置情報23を送信部15bに送信する。
送信部15bは、取得した演算された歩行者1の位置情報23と位置情報選択部で格納した管理状態21と携帯端末3を特定するための歩行者ID48を送信データとして直接通信5により車両2の歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36に送信する。歩行者位置情報(携帯端末側)管理部36は、取得したデータである演算された歩行者の位置情報23と管理状態21と歩行者ID48を歩行者ID48の位置情報を格納するスペースに上書き保存する。
次に、車両2の動作を説明する。車両2の探索信号49は、100ミリ秒毎に探索信号生成部37で生成され、携帯端末3に向けて送信される。車両2は、位置検出装置31から高精度な自車両の位置情報41を取得し、歩行者位置情報(車両側)演算部32に自車両の位置情報41を送信する。また、歩行者検知部4は、歩行者1を一人検知し、歩行者仮ID42を割り当て、検知した歩行者の位置情報44を歩行者相対位置演算部34に送信する。
歩行者相対位置演算部34は、検知した歩行者1の位置情報44から自車両2と歩行者1の相対位置を演算し、演算した歩行者1との相対位置45と歩行者仮ID42を歩行者位置情報(車両側)演算部32に送信する。歩行者位置情報(車両側)演算部32は、取得した自車両2の位置情報41と歩行者1との相対位置情報45から高精度な歩行者の位置情報20を算出し、歩行者仮ID42と併せて、歩行者ID特定部35に送信する。
歩行者ID特定部35は、状況1の判定を行い、歩行者仮ID42と歩行者ID48を対応付け、高精度な歩行者の位置情報20と高精度な位置情報の管理状態21と有効期間22とを含めたデータを送信データとして送信部33bに送信し、直接通信5を経由して、携帯端末3の受信部15aに送る。受信部15aは位置情報選択部12に受信した高精度な歩行者の位置情報20と管理状態21と有効期間22を上書き保存する。このとき、管理状態21は1とし、有効期間22は60とする。
引き続き、携帯端末3の動作を説明する。前述と同様にGPS受信部11で取得した位置情報は位置情報選択部12に送信される。位置情報選択部12は、管理状態21が1であり、有効期間22が60であるため、有効期間22を1つ減らして59とし、車両2で取得した位置情報である高精度な歩行者の位置情報20を位置情報選択部12に送信する位置情報として選択する。
位置情報演算部13は前述と同様にセンサ情報10を取得した際に、位置情報選択部12から選択された位置情報18である高精度な歩行者の位置情報20を取得し、高精度な歩行者の位置情報20とセンサ情報10を用いて歩行者1の位置を演算し、演算された歩行者の位置情報23と管理状態21と歩行者ID48とを送信部15bに上書き保存する。前述と同様に、探索信号49を受信部15aが受信した際に、直接通信5により歩行者位置情報(携帯端末)管理部36に送信部15bに保存されたデータを送る。
再び、車両2の動作を説明する。歩行者検知部4は、検知した歩行者に歩行者仮ID42を割り当て、前述と同様に、歩行者仮ID42及び検知した歩行者位置情報44を歩行者相対位置演算部34に送信する。前述と同様の経緯を経て、歩行者仮ID42を歩行者ID48と対応付ける。
図9−1は、図5の状況3の判定できるパターンを示す説明図である。
図9−2は、図5の状況3の判定を保留するパターンを示す説明図である。
本図を用いて、図5の状況3における条件621の判定方法の動作を2種類のパターンを用いて説明する。
始めに、図9−1の判定できるパターンについて説明する。
3つの位置情報誤差範囲a-A、a-B、a-Cの内、2つずつ選択し、選択したエリア901a、902a、903aについて判定を行う。まず、選択したエリア901aについて判定を行う。携帯端末3から取得した位置の数がエリア901a-Aで1つ、エリア901A-ABで1つ、エリア901a-Bで0であるため、条件740と条件741と条件742を満たす。ゆえに、エリア901a-Aに含まれる歩行者IDa-(1)を歩行者仮IDa-A-Aに対応付ける。次に、選択したエリア902aについて判定を行う。携帯端末から取得した位置の数がエリア902a-Bで1つ、エリア902a-BCで0、エリア902a-Cで2つであるため、条件740と条件741と条件742を満たす。
ゆえに、エリア902a-Bに含まれる歩行者IDa-(2)を歩行者仮IDa-B-Bに対応付ける。そして、選択したエリア903aについて判定を行う。携帯端末から取得した位置の数がエリア903a-Cで1つ、エリア903a-CAで1つ、エリア903a-Aで1つであるため、条件740を満たさない。これにより、選択したエリアすべてにおいて判定が完了し、歩行者仮ID42が1つ以上対応付けられたため、条件621を満たすと判定し、図6の判定を行う。
歩行者ID48と対応付けられていない歩行者仮IDが1つあるため、対応付けられていない歩行者仮ID42に対する歩行者ID特定を開始する。この状態は状態1同じ状態であるため、状態1と同様に判定し、歩行者IDa-(3)を歩行者仮IDa-C-Cに対応付ける。 以上より、歩行者ID48と歩行者仮ID42の対応付けが完了した。
次に、判定を保留するパターンについて説明する。
図9−2は、図5の状況3の判定を保留するパターンを示す説明図である。
3つの位置情報誤差範囲b-A、b-B、b-Cの内2つずつ選択し、選択したエリア901b、902b、903bについて判定を行う。まず、選択したエリア901bについて判定を行う。携帯端末3から取得した位置の数がエリア901b-Aで1つ、エリア901b-ABで1つ、エリア901b-Bで1つであるため、条件740を満たさない。次に、選択したエリア902bについて判定を行う。携帯端末から取得した位置の数がエリア902b-Bで1つ、エリア902b-BCで1つ、エリア902b-Cで1つであるため、条件740を満たさない。そして、選択したエリア903bについて判定を行う。携帯端末から取得した位置の数がエリア903b-Cで1つ、エリア903b-CAで1つ、エリア903b-Aで1つであるため、条件740を満たさない。これにより、選択したエリアすべてにおいて判定が完了し、歩行者仮ID42が1つも対応付けられなかったため、条件621を満たさないと判定し、図6の判定を行う。
条件621が満たされなかったため、歩行者ID特定を終了し、歩行者ID48の特定は保留する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の効果がある。
高精度な測位が可能である車両2が、カメラ等のセンサにより歩行者1の位置を検出し、自車両2の位置情報と、センサにより検出した歩行者の位置情報44を用いて高精度な歩行者の位置情報20を取得し、取得した高精度な歩行者の位置情報20を該当の歩行者1が所持する携帯端末3に送信するという手段により、携帯端末の位置情報を高精度にすることができた。
更に、車両2のセンサにより歩行者1の位置情報を検知する場合、従来技術では、処理対象の歩行者1の人数や配置状況等により、センサによる位置情報と携帯端末3から通信により取得した情報とを対応付けることができない問題があったが、本実施例1によれば、携帯端末3との直接通信5で取得した歩行者ID48と、歩行者検知部4で検知された歩行者仮ID42の対応付けを行うことができ、車両2が所持する高精度な歩行者の位置情報20を携帯端末3に通知することが可能となり、携帯端末3により検出される歩行者の位置情報を高精度にすることがでる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)がある。
(a) 実施例1では、基地局として、無線通信機能を有する車両2で説明したが、車両2を光ビーコンや携帯電話の基地局等のインフラに置き換え、車両2の位置情報の検出機構を省き、既知の位置情報を使用することを前提とすることで、携帯端末3の高精度の測位を行ってもよい。
(b) 歩行者1は、必ずしも、道路を歩行する人物に限定されない。例えば、構造物の内部の人物であってもよい。
(c) 携帯端末3は、携帯電話機に限定されず、無線通信機能、GPS機能を有する装置であればよい。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯情報端末)PDA等であってもよい。
本発明の実施例1における端末測位システムの概念図である。 本発明の実施例1における図1の携帯端末の構成を示す図である。 本発明の実施例1における携帯端末の位置情報選択部における位置情報の選択の方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における図1の車両の構成を示す図である。 歩行者IDの特定を行う際に想定される状況を示す説明図である。 図5の状況3を示す説明図である。 図5の状況3の歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。 複数の歩行者の歩行者IDの判定の状況を示す説明図である、 複数の歩行者に対する歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。 図5の状況5を示す説明図である、 図5の状況4の歩行者ID特定の方法を示すフローチャートである。 図5の状況3の判定できるパターンを示す説明図である。 図5の状況3の判定を保留するパターンを示す説明図である。 従来の技術では、端末の位置を特定できないパターンを示す説明図
符号の説明
1 歩行者
2 車両
3 携帯端末
4 歩行者検知部
11 GPS受信部
12 位置情報選択部
13 位置情報演算部
14 センサ部
31 位置検出装置
32 歩行者位置情報(車両側)演算部
34 歩行者相対位置演算部
35 歩行者ID特定部
36 歩行者位置情報(携帯端末側)管理部
37 探索信号生成部
42 歩行者仮ID
48 歩行者ID

Claims (8)

  1. 無線通信機能、演算機能及び位置情報検知機能を有する携帯端末と、
    無線通信機能、演算機能及び位置情報検知機能を有し、前記携帯端末との間で無線通信を行う基地局と、
    を用いた端末測位方法であって、
    前記携帯端末により、人工衛星からの測位信号を受信して第1の位置情報を算出すると共に、前記基地局から第2の位置情報及び前記第2の位置情報が有効か無効かを示す制御情報を受信し、前記制御情報に基づき、算出した前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とのいずれか一方を選択する位置情報選択処理と、
    前記携帯端末により、前記携帯端末の移動量及び移動方向を検知し、選択された前記第1又は第2の位置情報と前記移動量及び前記移動方向とを演算して第3の位置情報を出力する第1の位置情報演算処理と、
    前記基地局により、歩行者と前記基地局との相対距離を検知すると共に、前記人工衛星からの前記測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準情報と前記相対距離とを演算して前記第2の位置情報を求める第2の位置情報演算処理と、
    前記基地局により、前記携帯端末からの前記第3の位置情報を受信し、受信した前記第3の位置情報を前記第2の位置情報に対応付けて、前記携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定処理と、
    を有することを特徴とする端末測位方法。
  2. 前記位置情報選択処理は、
    携帯端末により、前記基地局から前記第2の位置情報及び制御情報を受信し、時間の経過と共に前記制御情報を更新し、前記人工衛星からの測位信号を一定周期で受信して前記第1の位置情報を算出し、前記制御情報が有効を示しているときは、前記第2の位置情報を選択し、無効を示しているときは前記第1の位置情報を選択することを特徴とする請求項1記載の端末測位方法。
  3. 前記第2の位置情報演算処理は、
    前記歩行者が前記携帯端末を保持しているか否かを判定するための探索信号を前記基地局から発信し、前記基地局が、前記携帯端末からの応答信号を受信したときは、前記歩行者が前記携帯端末を保持していると判定し、前記携帯端末と前記基地局との相対距離を検知し、前記基準位置情報と前記相対距離とを演算し、前記第2の位置情報を求めることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末測位方法。
  4. 携帯端末と前記携帯端末との間で無線通信を行う基地局とを備え、前記携帯端末の高精度な測位を求める端末測位システムであって、
    前記携帯端末は、人工衛星からの測位信号を受信して第1の位置情報を算出すると共に、前記基地局から第2の位置情報及び前記第2の位置情報が有効か無効かを示す制御情報を受信し、前記制御情報に基づき、算出した前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とのいずれか一方を選択する位置情報選択手段と、
    前記携帯端末の移動量及び移動方向を検知し、選択された前記第1又は第2の位置情報と前記移動量及び前記移動方向とを演算して第3の位置情報を出力する第1の位置情報演算手段と、
    前記基地局は、歩行者と前記基地局との相対距離を検知すると共に、前記人工衛星からの前記測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準情報と前記相対距離とを演算して前記第2の位置情報を求める第2の位置情報演算手段と、
    前記携帯端末からの前記第3の位置情報を受信し、受信した前記第3の位置情報を前記第2の位置情報に対応付けて、前記携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定手段と、
    を有することを特徴とする端末測位システム。
  5. 前記位置情報選択手段は、
    携帯端末により、前記基地局から前記第2の位置情報及び制御情報を受信し、時間の経過と共に前記制御情報を更新し、前記人工衛星からの測位信号を一定周期で受信して前記第1の位置情報を算出し、前記制御情報が有効を示しているときは、前記第2の位置情報を選択し、無効を示しているときは前記第1の位置情報を選択することを特徴とする請求項4記載の端末測位システム。
  6. 前記第2の位置情報演算手段は、
    前記歩行者が前記携帯端末を保持しているか否かを判定するための探索信号を前記基地局から発信し、前記基地局が、前記携帯端末からの応答信号を受信したときは、前記歩行者が前記携帯端末を保持していると判定し、前記携帯端末と前記基地局との相対距離を検知し、前記基準位置情報と前記相対距離とを演算し、前記第2の位置情報を求めることを特徴とする請求項4又は5記載の携帯端末測位システム。
  7. 歩行者と基地局との相対距離を検知すると共に、人工衛星からの測位信号により前記基地局の位置を示す基準位置情報を算出し、算出した前記基準位置情報と前記相対距離とを演算して第1の位置情報を求める位置情報演算手段と、
    携帯端末から第2の位置情報を受信し、受信した前記第2の位置情報を前記第1の位置情報に対応付けて、携帯端末の高精度な測位を求める携帯端末特定手段と、
    を有することを特徴とする基地局。
  8. 前記位置情報演算手段は、
    前記歩行者が前記携帯端末を保持しているか否かを判定するための探索信号を前記基地局から発信し、前記基地局が、前記携帯端末からの応答信号を受信したときは、前記歩行者が前記携帯端末を保持していると判定し、前記携帯端末と前記基地局との相対距離を検知し、前記基準位置情報と前記相対距離とを演算し、前記位置情報を求めることを特徴とする請求項7記載の基地局。
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