JP2010081723A - 電源制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】後段の機器へ電源電圧をそのまま供給することができ、且つ、小型化低コスト化が可能な電源制御回路を提供する。
【解決手段】電源電圧を、フィルタ回路52を通過させて出力する電源制御回路50において、一定電流を出力する定電流制御状態と、前記電源電圧に応じた電流を出力する直結状態とを切り替え可能なSW回路51をフィルタ回路52の前段に設け、このSW回路51を、電源投入時に一定時間、定電流制御状態とした後、直結状態とする。これにより、SW回路51が定電流制御状態とされている一定時間は、ラッシュ電流が抑制されてフィルタ回路52には一定電流が流れる。そのため、コイル521に、ラッシュ電流に耐えうる定格値のものを用いる必要がなくなることから、安価且つ小型のコイルを用いることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電源制御回路に関し、特に、アナログローパスフィルタを備えた電源制御回路に関する。
従来、電源電圧をレギュレータ回路によってその電源電圧よりも低い一定電圧に変換する電源制御回路が知られている。たとえば、特許文献1では、電子制御装置からの電源電圧をレギュレータ回路によってその電圧よりも低い一定電圧(たとえば5V)に変換して超音波センサの送波回路に供給している。
特開2005−24255号公報
ところで、超音波センサの送波音圧を上げようとする場合、超音波センサの送波回路に供給する電圧を従来よりも高くすることが考えられ、そのためには、レギュレータ回路をなくして直接に電源電圧を送波回路に供給すればよい。しかし、レギュレータ回路をなくす場合には、送波回路へ供給する電源の安定化およびノイズ対策が必要となる。そこで、この対策として、アナログローパスフィルタを設けることが考えられる。
しかし、アナログローパスフィルタを設ける場合、電源投入時のラッシュ電流からアナログローパスフィルタのコイルを保護する必要が生じる。ここで、ラッシュ電流に耐えうる定格値を持ったコイルを使用することも考えられるが、そうすると、定常時に流れる電流に対しては不要に高価且つ大型なコイルを使用することになる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、後段の機器へ電源電圧をそのまま供給することができ、且つ、小型化低コスト化が可能な電源制御回路を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、電源電圧を、アナログローパスフィルタを通過させて出力する電源制御回路であって、一定電流を出力する定電流制御状態と、前記電源電圧に応じた電流を出力する直結状態とを切り替え可能な定電流制御手段が前記アナログローパスフィルタの前段に設けられており、その定電流制御手段を、電源投入時に一定時間、前記定電流制御状態とした後、前記直結状態とすることを特徴とする。
このようにすれば、定電流制御状態とされている一定時間は、ラッシュ電流が抑制されてアナログローパスフィルタには一定電流が流れる。そのため、ラッシュ電流に耐えうる定格値のコイルを用いる必要がなくなることから、安価且つ小型のコイルを用いることができる。また、一定時間を経過後は直結状態とするので、後段の機器へ電源電圧をそのまま供給することができる。
請求項2は、前記アナログローパスフィルタへの電源供給をオンオフ切り替えするスイッチ回路と、そのスイッチ回路のオンオフを制御するスイッチ制御手段とをさらに備えており、前記定電流制御手段は、前記スイッチ回路の出力電流を制御することを特徴とする。
このようにスイッチ回路を備える場合、スイッチ回路を備えた電源制御回路を複数用いることより、それら複数の電源制御回路にそれぞれ接続された機器へ、一つの電源からの電力を異なったタイミングで供給することが可能となる。
請求項3は、請求項2において、前記スイッチ回路の出力電圧と、前記アナログローパスフィルタのコンデンサ容量と、前記定電流制御状態における前記スイッチ回路の出力電流値とに基づいて定まる前記コンデンサの充電時間に、前記スイッチ回路に対するオン指令信号が出力されてから実際にスイッチ回路がオンするまでの遅延時間を加えた時間に基づいて、前記一定時間が設定されていることを特徴とする。
このようにすれば、ラッシュ電流を抑制しつつ、早い時期に、電源電圧をアナログローパスフィルタを通過させて出力することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態となる電源制御回路50(図2参照)を備えたスレーブ装置1、2、3を含んで構成される車両用周辺監視装置の構成図である。
図1に示すように、この車両用周辺監視装置は、1つのマスター装置10と、3つのスレーブ装置1、2、3を備えている。マスター装置10からは電源線20、通信線30、GND線40の3本の線が出ており、通信線30とGND線40は、3つのスレーブ装置1、2、3に接続されている。一方、電源線20はスレーブ装置1にのみ接続されている。
スレーブ装置2への電源供給はスレーブ装置1からの電源線21によって行われ、スレーブ装置3への電源供給はスレーブ装置2からの電源線22によって行われる。すなわち、マスター装置10、スレーブ装置1、2、3は、デイジーチェーン方式によって電源供給が行われる構成になっている。
マスター装置10は、マイコン11、通信回路12等を備えている。通信回路12は通信線30に接続されており、LIN等の周知の通信方式によってスレーブ装置1〜3との間で通信可能となっている。マイコン11は、通信回路12からスレーブ装置1〜3へスイッチオン指令信号、スイッチオフ指令信号等の信号を出力させる。
次に、スレーブ装置1の構成を説明する。なお、スレーブ装置2、3もスレーブ装置1と同一の構成を有する。図2は、スレーブ装置1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、スレーブ装置1は、電源制御回路50、送波回路60、マイクロフォン70、受波回路80を備えている。そして、電源制御回路50は、スイッチ回路(以下、SW回路)51、フィルタ回路52、電源回路53、ロジック回路54、通信回路55、発振回路56を備えている。
入力端子BIには電源線20が接続されており、電源制御回路50は、マスター装置10から電源線20を介して供給される電力を電源としている。なお、本実施形態では、電源線20によって供給される電源電圧は8Vである。
そして、電源制御回路50は、その電源を送波回路60へ供給するとともに、その電源を出力端子BOから出力する。この出力端子BOは電源線21に接続されており、電源線21を介して、スレーブ装置2へ電力供給が行われる。
SW回路51は、電源電圧(8V)が供給されて動作するようになっており、オンオフの切り替え機能を有するとともに定電流制御機能を有している。フィルタ回路52はアナログローパスフィルタであって、SW回路51を介して供給される電流を送波回路60へ供給する。なお、これらSW回路51およびフィルタ回路52の詳しい構成は後述する。
電源回路53は、電源電圧(8V)をロジック回路54の動作電圧(5V)まで低下させてロジック回路54へ出力する。通信回路55は通信端子Sと接続されている。この通信端子Sは通信線30に接続されている端子であり、マスター装置1からのスイッチオン指令信号が、通信線30、通信端子Sを介して通信回路55に受信される。通信回路55はこのスイッチオン指令信号をロジック回路54へ出力する。
ロジック回路54は、通信回路55からスイッチオン指令信号が供給されると、スイッチオン指令信号をSW回路51へ出力する。また、ロジック回路54には、発振回路56からのパルス信号と、受波回路80からの信号も供給される。ロジック回路54は、受波回路80からの信号に基づき障害物の有無を判断するとともに、発振回路56からのパルス信号を用いて計時を行い、計時した時間に基づいて、スイッチオン指令信号の出力時期を決定し、また、障害物までの距離を演算する。
送波回路60は、送信信号を発生するものであり、マイクロフォン70は送信回路60からの送信信号に基づいて超音波を車両周辺に出力する。また、その超音波が車両周辺の障害物で反射された反射波を受信する。受波回路80は、マイクロフォン70が受信した反射波に対して増幅等を行ってロジック回路54へ供給する。
図3は、SW回路51の詳細構成図である。このSW回路51は請求項のスイッチ回路に相当するとともに、定電流制御手段としての機能も備えた回路であり、オフ状態と、一定電流を出力する定電流制御状態と、電源電圧に応じた電流を出力する直結状態とを切り替え可能に構成されている。
図3に示すように、SW回路51は、入力端子101から電源電圧(8V)が2つのMOSFET100、102のソース端子と定電流源104に入力されており、また、これら2つのMOSFET100、102はゲート端子同士が接続されている。そして、これらMOSFET100、102のゲート端子は、フルオンスイッチSWFULLを介して定電流源106と接続されており、定電流源106の他端は接地されている。なお、上記フルオンスイッチSWFULLは、ロジック回路54からのスイッチオン(またはオフ)指令信号により、オンオフが切り替えられる。
ツェナーダイオード108は、一端が、2つのMOSFET100、102のゲート端子と接続されており、他端が、それらMOSFET100、102のソース端子に接続されている。抵抗110も、ツェナーダイオード108と同様に、一端が、2つのMOSFET100、102のゲート端子と接続されており、他端が、それらMOSFET100、102のソース端子に接続されている。また、MOSFET100のドレイン端子は出力端子112に接続されている。
SW回路51はもう一つのMOSFET114を備えており、このMOSFET114のソース端子と、MOSFET102のドレイン端子とが接続されている。そして、MOSFET114のゲート端子はオペアンプ116の出力端子と接続されている。また、オペアンプ116の反転入力端子はMOSFET114のソース端子と接続されている。また、オペアンプ116の非反転入力端子は出力端子112と接続されている。
定電流源104は、抵抗R1を介して接地されており、この抵抗R1の接地側端子とは反対側の端子は、外部端子118およびgmアンプ120の非反転入力端子と接続されている。この定電流源104は、ロジック回路54からのオンオフ指令信号によってオンオフ制御されるようになっている。また、定電流源104も別の外部端子122と接続されている。そして、これらの外部端子118、122には、それぞれコンデンサ124および抵抗126が接続されており、これらのコンデンサ124、抵抗126は、他端が接地されている。
MOSFET114のドレイン端子は抵抗R2と接続されており、この抵抗R2の他端は接地されている。gmアンプ120の出力端子は、フルオンスイッチSEFULLの定電流源106が接続されている側とは反対側の端子に接続されており、また、gmアンプ120の反転入力端子は、MOSFET114のドレイン端子と接続されている。
次に、このように構成されたSW回路51の作動を説明する。まず、フルオンスイッチSWFULLがオンのときの作動を説明する。フルオンスイッチSWFULLがオンのときは、入力端子101からの電流が、抵抗110、フルオンスイッチSWFULL、定電流源106を通って流れる。そのため、MOSFET100、102のゲートソース電圧Vgsは、定電流源106によって規定される電流と、抵抗110の抵抗値によって定まる値となる。このゲートソース電圧VgsによってMOSFET100はオンとなり、出力端子112には、電源電圧(8V)がそのまま出力される。従って、フルオンスイッチSWFULLがオンのときが、請求項に示す直結状態である。なお、フルオンスイッチSWFULLをオンにするときは、オペアンプ116およびgmアンプ120はオフにする。
次に、フルオンスイッチSWFULLがオフのときの作動を説明する。フルオンスイッチSWFULLがオフの状態では、請求項の定電流制御状態とフィルタ回路52への電源供給をオフにするオフ状態とがさらに切り替え可能となっている。以下、詳しく説明する。
gmAMP120の反転入力端子と非反転入力端子とは同電位であるので、定電流源104と抵抗R1との間に流れる電流をiconstとし、MOSFET102のドレイン−ソース間、およびMOSFET114のドレイン−ソース間を流れる電流をM2(ids)とすると、下記式1が成り立つ。
(式1) iconst×R1=M2(ids)×R2
そして、上記式1を変形すると、式2が得られる。
(式2) M2(ids)=iconst×R1/R2
また、オペアンプ116の反転入力端子と非反転入力端子とは同電位であり、これらオペアンプ116の反転入力端子、非反転入力端子は、それぞれ、MOSFET100、102のドレイン端子に接続されている。従って、MOSFET100、102のドレイン端子は互いに同電位である。また、MOSFET100、102のゲート端子は互いに接続されており、MOSFET100、102のソース端子は、ともに入力端子101に接続されている。従って、MOSFET100、102は、互いのソース電圧、ゲート電圧、ドレイン電圧が等しい。
上述のように、MOSFET100、102のドレイン端子は互いに同電位であるため、MOSFET100のドレイン−ソース間を流れる電流は、MOSFET100のMOSFET102に対するサイズ比と電流M2(ids)によって決まる。すなわち、MOSFET100のドレイン−ソース間を流れる電流をM1(ids)とし、MOSFET100のMOSFET102に対するサイズ比をNとすると、電流M1(ids)は、式3で表すことができる。
(式3) M1(ids)=N×M2(ids)=N×iconst×R1/R2
フルオンスイッチSWFULLをオフにした状態では、この式3から分かるように、電流M1(ids)すなわちSW回路51の出力電流値は電源電圧には依存せず、定電流源104によって規定される一定電流値となる。従って、フルオンスイッチSWFULLをオフにし、且つ、定電流源104をオンにすると、式3から求められる電流がSW回路51から出力される。この状態が請求項の定電流制御状態である。また、フルオンスイッチSWFULLをオフにし、且つ、定電流源もオフにすると、MOSFET100がオフになり、SW回路51がオフになる。
次にフィルタ回路52の構成を説明する。図4はフィルタ回路52の構成図である。この図4に示すように、フィルタ回路52はコイル521とコンデンサ522とを備えている。コイル521には、たとえば220μHのものを用い、一端がSW回路51の出力端子112に接続されており、他端が送波回路60に接続されている。コンデンサ522には、たとえば100μFのものを用い、一端が接地されており、他端はコイル521のフィルタ回路52側に接続されている側の端子に接続されている。
次に、送波回路60の詳細構成を説明する。図5は送波回路60の詳細構成を示す図である。この図5に示すように、送波回路60は、トランジスタTr等からなる送波ドライバ部61と、一次コイル62と二次コイル63とを有する昇圧回路64と、圧電素子65等を備える超音波振動部66とを有している。
送波ドライバ部61のトランジスタTrのエミッタ端子にはフィルタ回路52からの電流が供給される。また、ベース端子にはロジック回路54から送波パルスが入力され、この送波パルスによってトランジスタTrのオンオフが制御される。そして、そのトランジスタTrがオンされた状態では、昇圧回路64にて昇圧された電圧が超音波振動部66に供給される。そのため、トランジスタTrのオンオフによって圧電素子65が振動し、この振動を送信信号としてマイクロフォン70から超音波が出力される。
図6は、マスター装置10の制御とスレーブ装置1〜3の出力電圧との関係を示すタイムチャートである。マスター装置10は、時刻t1に、ID1のスレーブ装置、すなわち、スレーブ装置1に対して、スイッチオン指令信号を出力する。
スレーブ装置1の電源制御回路50は、通信回路55によってこのスイッチオン指令信号を受信する。そして、通信回路55は、ロジック回路54へスイッチオン指令信号を出力し、ロジック回路54がフルオンスイッチSWFULLをオンさせる。また、ロジック回路54は、定電流源104をオンにする。これにより、SW回路51は定電流制御状態となる。
その後、ロジック回路54は、一定時間が経過したt2時点で、フルオンスイッチSWFULLをオンにする。この一定時間は、下記式4から定まるコンデンサ522の充電所要時間に、所定のマージン時間を加えた時間となっている。なお、式4において、スイッチ遅延時間は、スイッチオン指令信号が出力されてからMOSFET100が実際にオンするまでの時間であり、実験等に基づいて予め定められた定数である。また、式4における出力電圧は、SW回路51の出力電圧すなわち電源電圧であり、定電流値は、定電流制御状態においてSW回路51から出力される電流値である。従って、式4において、出力電圧×コンデンサ容量/定電流値は、コンデンサ522に充電が実際に行なわれている時間を意味する。
(式4) スイッチ遅延時間+出力電圧×コンデンサ容量/定電流値
一定時間が上記式4に基づいて定められているので、一定時間を経過してフルオンスイッチSWFULLがオンされた時点では、コンデンサ522は満充電となっている。そのため、フルオンスイッチSWFULLがオンにされてSW回路51が直結状態となっても、フィルタ回路52に流れるラッシュ電流が抑制されることになる。
また、マスター装置10は、時刻t1から上記一定時間以上経過した時刻t3に、ID2のスレーブ装置、すなわち、スレーブ装置2に対して、スイッチオン指令信号を出力する。
スレーブ装置2は、上述のスレーブ装置1と同様に、t3時点から一定時間経過したt4時点までSW回路51を定電流制御状態とし、その後、そのSW回路51を直結状態とする。このようにすることで、スレーブ装置2においても、フィルタ回路52に流れるラッシュ電流が抑制されることになる。
さらに、マスター装置10は、時刻t3から上記一定時間以上経過した時刻t5に、ID3のスレーブ装置、すなわち、スレーブ装置3に対して、スイッチオン指令信号を出力する。
スレーブ装置3は、上述のスレーブ装置1、2と同様に、t5時点から一定時間経過したt6時点までSW回路51を定電流制御状態とし、その後、そのSW回路51を直結状態とする。このようにすることで、スレーブ装置3においても、フィルタ回路52に流れるラッシュ電流が抑制されることになる。
以上、説明した本実施形態によれば、SW回路51が定電流制御状態とされている一定時間は、ラッシュ電流が抑制されてフィルタ回路52には一定電流が流れる。そのため、コイル521に、ラッシュ電流に耐えうる定格値のものを用いる必要がなくなることから、安価且つ小型のコイルを用いることができる。また、一定時間を経過後はSW回路51を直結状態とするので、送波回路60へ電源電圧(8V)をそのまま供給することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、マスター装置10と3つのスレーブ装置1〜3とがデイジーチェーン方式で接続されていたが、図7に示すように、マスター装置10に対して、スレーブ装置1〜3がスター結線方式で接続されていてもよい。
また、前述の実施形態は、電源制御回路50が電源供給する機器が送波回路60であったが、電源制御回路50が電源供給する機器に特に制限はなく、送波回路60に限定されるものではない。
本発明の実施形態となる電源制御回路50を備えたスレーブ装置1、2、3を含んで構成される車両用周辺監視装置の構成図である。 スレーブ装置1の構成を示すブロック図である。 SW回路51の詳細構成図である。 フィルタ回路52の構成図である。 送波回路60の詳細構成を示す図である。 マスター装置10の制御とスレーブ装置1〜3の出力電圧との関係を示すタイムチャートである。 マスター装置10とスレーブ装置1〜3とがスター結線方式で接続されている例を示す図である。
符号の説明
1:スレーブ装置、 2:スレーブ装置、 3:スレーブ装置、 10:マスター装置、 20:電源線、 21:電源線、 22:電源線、 30:通信線、 40:GND線、 50:電源制御回路、 51:SW回路(定電流制御手段)、 52:フィルタ回路、 53:電源回路、 54:ロジック回路(スイッチ制御手段)、 55:通信回路、 56:発振回路、 60:送波回路、 70:マイクロフォン、 80:受波回路

Claims (3)

  1. 電源電圧を、アナログローパスフィルタを通過させて出力する電源制御回路であって、
    一定電流を出力する定電流制御状態と、前記電源電圧に応じた電流を出力する直結状態とを切り替え可能な定電流制御手段が前記アナログローパスフィルタの前段に設けられており、
    その定電流制御手段を、電源投入時に一定時間、前記定電流制御状態とした後、前記直結状態とすることを特徴とする電源制御回路。
  2. 請求項1において、
    前記アナログローパスフィルタへの電源供給をオンオフ切り替えするスイッチ回路と、
    そのスイッチ回路のオンオフを制御するスイッチ制御手段とをさらに備えており、
    前記定電流制御手段は、前記スイッチ回路の出力電流を制御することを特徴とする電源制御回路。
  3. 請求項2において、
    前記スイッチ回路の出力電圧と、前記アナログローパスフィルタのコンデンサ容量と、前記定電流制御状態における前記スイッチ回路の出力電流値とに基づいて定まる前記コンデンサの充電時間に、前記スイッチ回路に対するオン指令信号が出力されてから実際にスイッチ回路がオンするまでの遅延時間を加えた時間に基づいて、前記一定時間が設定されていることを特徴とする電源制御回路。
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