JP2010081678A - 回転電機 - Google Patents

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勉 谷本
Yasuhiro Yanagihara
康宏 柳原
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Abstract

【課題】異なる複数の磁極数に相当する磁石磁束を表面に合算して発生させる回転子と、複数の磁極数に対応した複数の電流磁界を合算しかつ回転させることができるように電流を与えられる固定子とを備えた回転電機におけるトルクを向上させることを課題とする。
【解決手段】ロータ2の空間磁束密度成分の基本波と複数の高調波を用いてマグネットトルクを発生させ、かつ永久磁石5N,5Sの磁束湧き出し部の幅がステータ1のティース幅に概ね等しい回転電機において、永久磁石5N,5Sとステータ1の電機子コイルとの間で吸引力のみと反発力のみが交互に発生するように電機子コイルを励磁することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、小型で高効率の回転電機に関する。
従来、この種の技術としては、例えば以下に示す文献に記載されたものが知られている(特許文献1参照)。この文献1には、1つの固定子に給電することで2つの回転子をそれぞれ独立に回転させ、1つのモータ体格で2つのモータ分のトルクを発生させることが可能となり、加えて両回転子に合わせて固定子に与えられる電流の平均値は、単純に2つのモータに電流を与えた場合の平均値より小さくなるので、電流による損失を低減した回転電機の技術が記載されている。
特許3480301号
上記従来のモータの電機子コイルに供給される電流は、先の文献1に記載されているように複合電流を用いる。複合電流は正弦波電流と比べて電流平均値を下げることができるが、電流ピーク値が増加してしまう。
このため、モータに電流を供給するインバータを構成するIGBT(絶縁ゲート型のバイポーラトランジスタ)のスイッチング素子に通電可能な最大電流値を最大負荷時の複合電流ピーク値で規定した場合に、パルス状の電流(矩形波電流)を最大電流で通電することによりモータのトルクを向上させることが望める。
しかし、一般的なブラシレスDCモータに矩形波電流を通電する場合は、等間隔のパルス電流でよいが、上述した異なる複数の磁極を合算させたモータに矩形波電流を通電すると、1つの磁極のみに対応したトルクしか発生できないため、トルクが減少してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、異なる複数の磁極数に相当する磁石磁束を表面に合算して発生させる回転子と、複数の磁極数に対応した複数の電流磁界を合算しかつ回転させることができるように電流を与えられる固定子とを備えた回転電機におけるトルクを向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、永久磁石と電機子コイルとの間で吸引力のみと反発力のみが交互に発生するように電機子コイルを励磁することを特徴とする。
本発明によれば、励磁電流を複合電流とした場合に比べてトルクを増加させることができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る回転電機本体の構成を示す断面図である。図1に示す実施例1の回転電機は、円筒状のステータ(固定子)1の内側に所定の隙間を介してロータ(回転子)2が同軸に回転可能に配置され、同期型の電動機として構成されている。ステータ1は、例えば18個の分割されたコア3で構成され、18個の分割されたコア3には、それぞれ巻線4が集中的に巻かれている。この巻線4は、6個おきに配置されている3個が1セット(トータル6セット)となっており、直列あるいは並列に接続され、その一方が中性点として他の相の一方と接続され、他方は後述するインバータの内部で、電源ラインの+側・−側にスイッチング素子を介して接続されている。このインバータは6相を制御する構成となっている。
なお、ステータ1は分割されたコア3で記述されているが、分割されないコアでも同様の動作ができることは周知のとおりである。また、巻線4は集中巻に限らず分布巻でも適用可能である。
ロータ2は、この実施例1では3極対と6極対の2種類の極対数を備えるものとなっている。
図2は図1のロータ2が永久磁石を埋め込んで構成された埋め込み磁石型のロータで構成された同期電動機の一部断面図であり、全体の1/8モデルを示している。図2において、ロータ2にはN極となる1対の永久磁石5NとS極となる1対の永久磁石5Sが、ロータコア6を挟んでそれぞれV字形に配置され、ロータ2の磁束を増加させている。ロータ2の内側には電動機の負荷と連結されるシャフト7が同軸に配置されている。
図2に示す電動機では、例えば8極対と16極対の2種類の極対数を備えるものとなっており、したがって図2に示す1/8モデルは8極対の磁極の電気角1周期を示している。
次に、図2に示す同期電動機に通電される複合電流について説明する。
図2において、ステータ1におけるコア3に巻線4が巻かれたティース1U、1V、1WをそれぞれU相、V相、W相とすると、ロータ2が図2の位置から反時計方向に45度回転したときのU相、V相、W相の電機子コイルに発生する誘起電圧波形を図3に示す。
通電によりマグネットトルクを発生させるためには、図3に示す誘起電圧波形と同位相の図4(a)に示すような励磁電流を電機子コイルに通電すればよい。さらにこのマグネットトルクに加えて、通電によりリラクタンストルクを発生させて合算させるためには、同図(b)に示すような励磁電流を通電する必要がある。図4(b)の励磁電流は同図(a)の励磁電流よりも進んだ電流位相となる。
図5は先の図2に示す1/8ラジアルモデルを直線的に図示したラジアルモデルに置き換えた図である。図5において、符号A1,A1’とA2,A2’の位置は図2で示す同符号の位置と対応している。また、図5において、符号Bはトルク方向を示しており、符号C、Dは電機子コイルの励磁によるティースの着磁方向を示し、符号E,Fは永久磁石の着磁方向を示している。
ここで、図5(a)はU,V相のティースがすべての永久磁石5N,5Sに対して符号Bで示すトルク方向に向けて反発力を作用させる場合を示し、同図(b)はV,W相のティースがすべての永久磁石5N,5Sに対して符号Bで示すトルク方向に向けて吸引力を作用させる場合を示している。
永久磁石を用いた通常の同期電動機は、永久磁石の配置が均一であるため、各々のステータのティースが永久磁石に対して吸引力と反発力を同時に与える位置関係を常にとっている。これに対して、この実施例1では、図2に示すように永久磁石5N,5Sの配置が不均一であるため、図5に示すように、吸引のみ(図5(b))と反発のみ(同図(a))を交互に繰り返す励磁パターンを採用している。
すなわち、ロータ2の空間磁束密度成分でマグネットトルクを発生させ、かつ永久磁石5N,5Sの磁束湧き出し部の幅がステータ1のティース幅に概ね等しい回転電機において、永久磁石のN極ならびにS極とティースの着磁との吸引のみと、永久磁石のN極ならびにS極とティースの着磁との反発のみとを交互に繰り返すように、電機子コイルを励磁する励磁手段を採用することで、トルクが最大となるような駆動電流を同期電動機に供給することが可能となり、従来のように複合電流を供給する場合に比べてトルクを向上させることができる。
図5(b)に示す励磁パターンでは、V相のティース1VとW相のティース1Wのみが励磁されていたが、さらに加えて図6に示すようにU相のティース1Uに符号Gで示す着磁が発生するように励磁電流を通電することで、V相に対して吸引力が作用している永久磁石5Nに対して逆の反発力を作用させることが可能となる。
このような励磁パターンを採用することで、すなわち先に説明したようにN極とS極の永久磁石5N,5Sがともに電機子コイルに対して吸引力が作用している状態において、一方の磁極の永久磁石に対して反発力が作用するように電機子コイルを励磁することで、さらにトルクを増加させることができる。
また、図5(a)に示す励磁パターンでは、U相のティース1UとV相のティース1Vのみの励磁であったが、さらに加えて図7に示すようにW相に符号Hで示す着磁が発生するように励磁電流を通電している。これにより、W、U相間で符号Iで示す磁束が発生するため、永久磁石5Nとこれに対向するティース1Uとの透磁率の差によりリラクタンストルクが発生する。
すなわち、電動機の1極対当たりのステータ1のティース数が3の場合に、永久磁石5N、5Sの磁束湧き出し部がステータ1の2つのティースと対向し、永久磁石の2つの磁極(N極とS極)がともに反発される励磁状態にあるときに、残り1つのティースを励磁することで、リラクタンストルクを発生させてトルクを増大させることが可能となる。
図8は本発明に係る回転電機に駆動電流を供給制御するインバータの構成を示す図である。図8に示すインバータは、バッテリなどの電源から与えられる直流電流を交流電流に変換し、得られた交流電流を図2に示す電動機の巻線4(電機子コイル)に供給して励磁する。インバータは、トランジスタとダイオードからなるフルブリッジ型のインバータを3セット(3相)備えて構成され、U相、V相、W相の各相に対応した巻線4の電機子コイル4a、4b、4cがインバータの対応したセットに接続され、3相の励磁電流を6本の給電線で並列に給電している。これにより、各相はそれぞれ独立して励磁電流を制御することが可能である。
図8に示すようにインバータを接続して電動機を励磁制御し駆動する際の、励磁電流のパターンを図9に示す。図9に示すパターンは、図2に示す電動機の8極対に対応した電気角1周期分の励磁電流波形である。したがって、16極対では電気角2周期分の励磁電流波形となる。
図9において、符号9a、9bで示す励磁パターンは、先の図5(a)、図5(b)に示す吸引力/反発力の作用を実現する際の励磁電流であり、同様に符号10、11で示す励磁パターンは、先の図6、図7に示す吸引力/反発力の作用を実現する際の励磁電流である。このような励磁電流のパターンが8極対に対応する電気角1周期当たり3回繰り返される。なお、図9に示す励磁電流は離散的な5段階の電流値により表現されているが、連続的に変化する励磁電流であっても同様である。
図10に本発明の駆動電流と従来の複合電流とを対比して示す。このような駆動電流の違いにおいて、例えばインバータを構成するスイッチング素子のIGBTに通電可能な最大電流密度を両者の間で同じとすると、本発明の駆動電流によるトルク平均値は複合電流によるトルク平均値よりも概ね20%程度増加するものと推定される。
図11は本発明の回転電機を励磁制御して駆動するインバータの他の実施例の構成を示す図である。この実施例2の特徴とするところは、図11に示すように3相のインバータに図2に示す電動機の各3相の電機子コイル4a、4b、4cを接続し、3相の励磁電流を3本の給電線で給電している。したがって、すべての相はインバータの中性点に接続されており、すべての相電流の和はゼロとなる。
図11に示すように接続されたインバータを用いて図2に示す電動機を励磁制御して駆動する際の、励磁電流のパターンを図12に示す。図12に示すパターンは、図2に示す電動機の8極対に対応した電気角1周期分の励磁電流波形である。したがって、16極対では電気角2周期分の励磁電流波形となる。
図12において、符号12a、12bで示す励磁パターンは、先の図5(a)、図5(b)に示す駆動パターンを実現する際の励磁電流であり、同様に符号13、14で示す励磁パターンは、先の図6、図7に示す駆動パターンを実現する際の励磁電流である。図11に示す励磁パターンが図9に示す励磁パターンと異なる点は、符号12b、13,14で示す励磁パターンのときに全相の電流和がゼロなることである。
このように、図11に示す接続構成で電動機を駆動制御することで、図8に示す構成に比べてインバータを構成する素子の数、ならびに電動機に励磁電流を供給する給電線の数を削減して、構成を小型化することができる。
図13は本発明に係る回転電機に励磁電流を供給制御するインバータをスイッチング制御して、回転電機を駆動制御する制御装置の構成を示す図である。
図13において、制御装置は、電流指令値演算部21、電流次数成分演算部22、電流制御部23、インバータ駆動信号生成部24、インバータ25、電流センサ26ならびにロータ位置センサ27を備えて構成されている。
電流指令値演算部21は、ベクトル制御を用いて図2に示す3相の電動機28を駆動制御する際に、トルク指令(目標トルク)に基づいてd軸電流(id:励磁電流成分)とq軸電流(iq:トルク寄与電流成分)の指令値を演算し、得られたd軸電流、q軸電流を電流次数成分演算部22に与える。
電流次数成分演算部22は、電動機の回転速度の指令値(目標速度)に基づいて、電流指令値演算部21から与えられたd軸、q軸電流の指令値のそれぞれに対して高調波成分の電流値を演算する。図9および図11で示した駆動電流パターンをフーリエ解析すると、8極対、16極対に対応する電流成分の他に高調波成分(id1、id2、id3、…、iq1、iq2、iq3、…)が抽出される。
図13に図9に示す励磁電流をフーリエ解析した結果を示す。図9に示す励磁電流は、目標トルクや目標速度に応じて変化するため、実験等により予めトルク、速度と電流次数成分との関係を取得し、この関係をマップ等で用意しておき、このマップ等を参照することでd軸、q軸電流の高次成分を演算する。この演算の際に、どの程度の次数の高調波成分までを制御に含めるかは、電流次数成分演算部22の演算速度、電動機制御の速度、電動機のロータ回転数などによって適宜設定される。
電流制御部23は、電動機の回転速度の指令値(目標速度)、電流センサ26で検出された各相の電流、ロータ位置センサ27で検出された電動機28のロータの位置に基づいて、電流次数成分演算部22で得られた高調波成分を含むd軸、q軸電流から電動機各相の電圧指令値Vu、Vv、Vwを生成する。電流制御部23は、例えば特開2002−223600で提案されている技術を高調波成分まで拡張することで電圧指令値を生成している。
インバータ駆動信号生成部24は、電流制御部23から与えられた各相の電圧指令値
Vu、Vv、Vwに基づいて、インバータ25のスイッチング素子をスイッチング制御して駆動制御するスイッチング信号を生成する。
インバータ25は、インバータ駆動信号生成部24から与えられるスイッチング信号に基づいてインバータ25を構成するスイッチング素子をスイッチング制御して電動機28の各相に図9、図12に示すような駆動電流を供給する。
このように、この実施例3においては、主に電流指令値演算部21、電流次数成分演算部22ならびに電流制御部23をマイクロコンピュータで構成した場合には、各部の動作を制御して全体を統御する制御ロジック(制御ソフトウェア)を適宜変更することで、図9や図12に示す励磁電流パターンを容易に実現することが可能となる。
図15は本発明に係る回転電機に励磁電流を供給制御するインバータをスイッチング制御して、回転電機を駆動制御する制御装置の構成を示す図である。
図15において、制御装置は、電流指令値制御部31、インバータ駆動信号生成部32、ならびに先の図13で示したと同様のインバータ25、電流センサ26ならびにロータ位置センサ27を備えて構成されている。
電流指令値制御部31は、トルク指令値(目標トルク)、電流センサ26で検出され各相の駆動電流ならびにロータ位置センサ27で検出されたロータ位置に基づいて、ヒステリシスコンパレータ方式により電動機の駆動電流を制御するべく電動機28の各相の電流駆動パターンを決定し、電流通電開始ロータ位置θon、電流通電終了ロータ位置θoff、電流(励磁電流)上限値it、電流(励磁電流)下限値ibを演算し、得られた演算結果をインバータ駆動信号生成部32に与える。
インバータ駆動信号生成部32は、電流指令値制御部31から与えられた電流通電開始ロータ位置θon、電流通電終了ロータ位置θoff、電流上限値it、電流下限値ib、ならびに電流センサ26で検出され各相の駆動電流ならびにロータ位置センサ27で検出されたロータ位置に基づいて、インバータ25のスイッチング素子をスイッチング制御して駆動制御するスイッチング信号を生成する。
生成されたスイッチング信号によりインバータ25がスイッチング制御され、例えば図16に示すような励磁電流がインバータ25から電動機28に供給されて駆動制御される。
このように、この実施例4においては、応答性の良好な所望の矩形波の励磁電流を生成して電動機に与えることが可能となり、これにより電動機の制御性を向上することができる。
なお、上記各実施例1〜4において、例えば図12に示す励磁電流波形を図17に示す励磁電流波形のように、励磁電流の時間変化率に上限を設定して抑制することで、ロータの永久磁石に鎖交する磁束の変化率を抑えることが可能となり、永久磁石に生じる渦電流損を低減することができる。なお、励磁電流の時間変化率に上限を設定して抑制することは、図13に示す電流制御部23や図15に示す電流指令値制御部31の機能として実現することが可能である。
また、ロータの永久磁石の温度を検出する温度センサ等を設けることで永久磁石の温度を監視し、永久磁石の温度が上昇して高温になる程励磁電流波形の時間変化率を低下させるようにしてもよい。このような手法を採用することで、永久磁石を貫通する磁束の変化率を制限することが可能となり、永久磁石に生じる渦電流損を低減することができる。
本発明の実施例1に係る回転電機の構成を示す断面図である。 埋め込み磁石型のロータを備えた回転電機の構成を示す断面図である。 各相の電機子コイルに発生する誘起電圧の変化を示す図である。 励磁電流となる複合電流の変化を示す図である。 ロータの永久磁石とステータの電機子コイルとの間に発生する吸引力または反発力の様子を示す図である。 ロータの永久磁石とステータの電機子コイルとの間に発生する吸引力または反発力の他の様子を示す図である。 ロータの永久磁石とステータの電機子コイルとの間に発生する吸引力または反発力の他の様子を示す図である。 回転電機とインバータの接続構成を示す図である。 図8に示す接続構成における励磁電流のパターンを示す図である。 本発明の励磁電流と従来の複合電流との変化を示す図である。 回転電機とインバータの他の接続構成を示す図である。 図11に示す接続構成における励磁電流のパターンを示す図である。 本発明の回転電機を駆動制御する制御装置の構成を示す図である。 図13に示す制御装置における励磁電流のフーリエ解析の結果を示す図である。 本発明の回転電機を駆動制御する制御装置の他の構成を示す図である。 図15に示す制御装置における励磁電流を示す図である。 図12に示す励磁電流の時間変化率を抑制したパターンを示す図である。
符号の説明
1…ステータ
1U…ティース
1V…ティース
1W…ティース
2…ロータ
3…コア
4…巻線
4a,4b,4c…電機子コイル
5N,5S…永久磁石
6…ロータコア
7…シャフト
21…電流指令値演算部
22…電流次数成分演算部
23…電流制御部
24…インバータ駆動信号生成部
25…インバータ
26…電流センサ
27…ロータ位置センサ
28…電動機
31…電流指令値制御部
32…インバータ駆動信号生成部

Claims (9)

  1. ロータの空間磁束密度成分の基本波と複数の高調波を用いてマグネットトルクを発生させ、かつ永久磁石の磁束湧き出し部の幅がステータのティース幅に概ね等しい回転電機において、
    前記永久磁石と前記電機子コイルとの間で吸引力のみと反発力のみが交互に発生するように電機子コイルを励磁する励磁手段
    を有することを特徴とする回転電機。
  2. 前記励磁手段は、2つの前記永久磁石に吸引力が作用している状態において、前記2つの永久磁石の内いずれか一方の永久磁石に反発力を作用させるように前記電機子コイルを励磁する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記励磁手段は、前記回転電機の1極対当たりのステータのティース数が3の場合に、2つの前記永久磁石の磁束湧き出し部が前記ステータの2つのティースと対向して2つの前記永久磁石に反発力が作用している状態において、前記残りの1つのティースに対応した前記電機子コイルを励磁する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  4. 前記回転電機の1極対当たりの前記電機子コイルがN(自然数)相である場合に、各相に独立してインバータを接続して、前記インバータから各相に独立して駆動電流を供給する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記回転電機の1極対当たりの前記電機子コイルがN(自然数)相である場合に、N相のインバータを接続して、前記N相のインバータから各相に駆動電流を供給する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記励磁手段は、複数の高次高調波の励磁電流成分をベクトル制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記励磁手段は、ヒステリシスコンパレータ方式に基づいて励磁電流を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記励磁手段は、励磁電流の変化率に上限値を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 前記上限値は、前記永久磁石の温度が高くなるほど小さく設定される
    ことを特徴とする請求項8に記載の回転電機。
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