JP2010080365A - 光源装置および該光源装置を備える表示装置 - Google Patents

光源装置および該光源装置を備える表示装置 Download PDF

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【課題】耐久性を高めるとともに、出射光の輝度ムラの発生を低減させた光源装置および該光源装置を備える表示装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光源装置光源は、該光源から出射される光を導く導光板と、該導光板の一部を覆う反射体とを備えている。前記導光板の側面は、前記光源が対向配置される光入射面と、該光入射面に対して交差する第1側面と、該第1側面に対向する第2側面とを含んでおり、前記反射体は、少なくとも前記導光板における前記第1側面および下面を覆うように配置されており、その一端部が前記導光板の上面における前記第1側面に沿った領域で接着され、その他端部が前記導光板における前記第2側面に沿った領域で接着されていることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源から入射される光を、導光板を介して対象箇所まで導き、照射する光源装置および該光源装置を備える表示装置に関する。
液晶表示装置などに採用される光源装置としては、低消費電力などの観点から、エッジライト方式のものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1のバックライト装置では、直方体状の導光板の一側面に光源が対向配置されており、この光源および導光板の下面を覆うように反射シートが配置されている。また、反射シートは、その一端部が導光板の上面における光源に沿った領域で両面テープにより接着されている。一般的に、両面テープによる反射シートと導光板と接着が行われている光源近傍では、光源のONとOFFとの切り替えによる温度変化が大きくなり易い。つまり、特許文献1のバックライト装置では、両面テープに対して作用する反射シートと導光板との熱膨張係数の相違に起因する応力が大きくなり易いため、光源の発光(ON)と消光(OFF)との切り替えに対する耐久性が非常に低い。
一方、導光板と反射体との接着位置が光源から離れた位置で行われている光源装置としては、例えば特許文献2に開示されているものがある。
特許文献2の照明ユニットでは、直方体状の導光板における一対の側面に光源が対向配置されており、導光板の下面を覆うように反射シートが配置されている。また、反射シートは、その一端部および他端部が導光板の下面における光源が対向していない一対の側面に沿った領域でそれぞれ両面接着テープにより接着されている。
特開2000−315414号公報 特開平8−68911号公報
導光板および反射シートは、通常、光源をONにすると光源の熱に起因して熱膨張するものの、光源をOFFにすると導光板は収縮する。そして、この熱膨張や収縮の程度は、導光板と反射シートで異なる。そのため、特許文献2の照明ユニットでは、導光板の方が熱膨張の程度が大きい(収縮の程度が小さい)場合、両面接着テープに大きな応力が作用してしまい、反射シートの方が熱膨張の程度が大きい(収縮の程度が小さい)場合、反射シートが弛んでしまう。
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、温度変化に対する耐久性が高められ、且つ、出射光における輝度ムラの発生が低減された光源装置および該光源装置を備える表示装置を提供すること、を目的とする。
本発明に係る光源装置では、光源と、該光源から出射される光を導く導光板と、該導光板の一部を覆う反射体と、を備えるものであって、前記導光板の側面は、前記光源が対向配置される光入射面と、該光入射面に対して交差する第1側面と、該第1側面に対向する第2側面とを含んでおり、前記反射体は、少なくとも前記導光板における前記第1側面および下面を覆うように配置されており、その一端部が前記導光板の上面における前記第1側面に沿った領域で接着され、その他端部が前記導光板における前記第2側面に沿った領域で接着されていることを特徴としている。
本光源装置において、前記反射体の他端部は、前記導光板の上面における前記第2側面に沿った領域で接着されているのが好ましい。
本光源装置において、前記導光板の上面における前記第1側面に沿った領域での接着領域と、前記導光板における前記第2側面に沿った領域での接着領域との間の前記反射体の長さは、前記光源からの離間距離が小さいほど長いのが好ましい。
本光源装置は、前記導光板の前記光入射面に対向配置される第1放熱体を更に備えるのが好ましい。
本光源装置は、前記反射体を介して前記導光板の下面に対向配置される第2放熱体を更に備え、前記第2放熱体は、前記反射体における前記導光板の下面の中央部に対応する部位に接着されているのが好ましい。
本光源装置において、前記光源は発光ダイオードを含んでなるのが好ましい。
本発明に係る表示装置では、上述の光源装置と、該光源装置の上部に配置される液晶パネルと、前記光源装置および前記液晶パネルを収容する筐体とを備えることを特徴としている。
本発明に係る光源装置では、反射体の一端部が導光板の上面における第1側面に沿った領域で接着され、他端部が導光板の上面における第2側面に沿った領域で接着されている。つまり、本光源装置では、導光板と反射体との接着が光源から比較的離れた位置で行われているため、導光板と反射体との熱膨張係数の相違に起因して接着部分に作用する応力を低減することができる。また、本光源装置では、導光板の方が反射体より体積収縮の程度が小さい場合でも、導光板と反射体との間における体積変化量の差を反射体における下面から上面の領域にかけて導光板を覆うように配置した部分に設けたスペースで吸収することができるため、導光板と反射体との接着部分に作用する応力を低減することができる。一方、本光源装置では、反射体の方が導光板より体積収縮の程度が小さい場合でも、反射体における余剰部位を導光板の第1側面側あるいは第2側面側に逃がすことができるため、導光板と反射体との接着部分に作用する応力と、その応力により生じる導光板の下面側における反射体の弛みを低減することができる。以上のことから、本光源装置では、温度変化に対する耐久性を高めることができるのに加えて、導光体からの出射光における輝度ムラの発生を低減することができる。本発明に係る表示装置は、上述の本発明に係る光源装置を備えているため、上述の本発明に係る光源装置の有する効果を享受することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光源装置X1の概略構成を表す平面図である。図2(a)は、図1のIIa−IIa線に沿った断面図であり、図2(b)は、図1のIIb−IIb線に沿った断面図である。
光源装置X1は、光源10と、導光板20と、光拡散体30と、反射体40と、拡散板50と、プリズム60と、を備えている。光源装置X1は、導光板20を介して光源10から出射された光を照射対象(例えば液晶表示パネル)に導くように構成されている。
光源10は、導光板20に向けて光を出射する機能を有するものである。本実施形態における光源10は、複数(図1では6つ)の点光源(例えばLED)を矢印AB方向に沿って配列した構成とされているが、このような構成には限られない。光源10としては、例えばLED(Light Emitting Diode)、CFL(Cathode Fluorescent Lamp)、ハロゲンランプ、キセノンランプ、およびEL(Electro-Luminescence)が挙げられるが、中でも低消費電力化および低ノイズ化の観点からLEDが好ましい。
導光板20は、光源10から出射された光を照射対象に導く役割を担うものである。導光板20の構成材料としては、例えばアクリル樹脂およびポリカーボネート樹脂などの透
光性を有する材料が挙げられる。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を意味する。
本実施形態における導光板20は、上面20aと、下面20bと、光入射面20cと、第1側面20dと、第2側面20eと、第3側面20fとを含む直方体状の構成とされているが、このような構成には限られない。上面20aは、主として導光板20内の光を照射対象に向けて出射する部位である。本実施形態における上面20aは、平坦状とされているが、このような平面形状には限られない。下面20bは、上面20aに対向する部位(上面20aとは反対側に位置する部位)であり、後述する光拡散体30が位置している。光入射面20cは、光源10から出射される光が入射する部位であり、光源10が対向配置されている。本実施形態における光入射面20cは、導光板20における一側面に相当するが、このような構成には限られず、二つ以上の側面に光源10を対向配置することにより複数の光入射面を有する構成としてもよい。第1側面20dは、光入射面20cに対して交差する部位であり、光源10が対向配置されていない。第2側面20eは、第1側面20dに対向する部位(第1側面20dとは反対側に位置する部位)であり、光源10が対向配置されていない。第3側面20fは、光入射面20cに対向する部位(光入射面20cとは反対に位置する部位)である。
光拡散体30は、導光板20を介して入射する光を拡散する役割を担うものである。光拡散体30は、導光板20の光出射領域以外の部位(本実施形態においては下面20b)に位置している。本実施形態における光拡散体30は、所定のパターンで配置される複数のドット形状体30aを含んで構成される。ドット形状体30aとしては、平面視形状が円形状の円柱状構造体を採用しているが、このような構造には限られず、平面視形状が円形状の半球状構造体や平面視形状が楕円状の楕円柱状構造体などでもよい。
反射体40は、主として導光板20の上面20a以外から出射される光を導光板20に向けて反射する役割を担うものである。反射体40の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)系材料を延伸させてなる白色発泡体と、PET系材料を含んでなる基材上に銀(Ag)を成膜したものと、PET系材料を含んでなる基材上に誘電体膜を積層形成したものとが挙げられる。
本実施形態における反射体40は、導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aと、第1側面20dと、下面20bと、第2側面20eと、導光板20の上面20aにおける第2側面20eに沿った領域20aと、を覆うように配置されている。また、本実施形態における反射体40は、その一端部が導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aで接着され(接着領域S)、その他端部が導光板20の上面20aにおける第2側面20eに沿った領域20aで接着されている(接着領域S)。本実施形態において導光板20と反射体40との接着領域Sは、上面20aの領域20aにおいて平面視で矢印CD方向に延びる線状とされており、接着領域Sは、上面20aの領域20aにおいて矢印CD方向に延びる線状とされている。
拡散板50は、導光板20の上面20aから照射対象に向けて出射される光の輝度の均一性を高める役割を担うものであり、主として導光板20の上面20aに対向配置されている。拡散板50の構成材料としては、例えば、PETなどの樹脂材料を含んでなる基材上にシリカビーズ含有樹脂を硬化させてなるシートと、ポリカーボネート(PC)などの樹脂材料中にシリカビーズを混合させてなるシートとが挙げられる。なお、図1では、図面の見易さの観点から拡散板50が省略されている。
プリズム60は、入射される光を屈折する役割を担うものであり、プリズム60に入射した光を導光板20の上面20aに対して略垂直方向となるように屈折させて出射するように構成されている。プリズム60としては、例えば、PETなどの樹脂材料を含んでなる基材にアクリル系材料にて形成したプリズム構造体を積層したものと、PCなどの樹脂材料を含んでなる基材自体にプリズム構造を形成したものとが挙げられる。なお、図1(a)では、図面の見易さの観点からプリズム60が省略されている。
本実施形態に係る光源装置X1では、反射体40の一端部が導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aで接着され、他端部が導光板20の上面20aにおける第2側面20eに沿った領域20aで接着されている。つまり、光源装置X1では、導光板20と反射体40との接着が光源10から比較的離れた位置で行われているため、導光板20と反射体40との熱膨張係数の相違に起因して接着部分に作用する応力を低減することができる。また、光源装置X1では、導光板20の方が反射体40より体積収縮の程度が小さい場合でも、導光板20と反射体40との間における体積変化量の差を反射体40における下面20bから上面20aの領域20a,20aにかけて導光板20を覆うように配置した部分に設けたスペースで吸収することができるため、導光板20と反射体40との接着部分に作用する応力を低減することができる。一方、光源装置X1では、反射体40の方が導光板20より体積収縮の程度が小さい場合でも、反射体40における余剰部位を導光板20の第1側面20d側あるいは第2側面20e側に逃がすことができるため、導光板20と反射体40との接着部分に作用する応力と、その応力により生じる導光板20の下面20b側における反射体40の弛みを低減することができる。以上のことから、光源装置X1では、温度変化に対する耐久性を高めることができるのに加えて、導光体20からの出射光における輝度ムラの発生を低減することができる。なお、光源装置X1では、上述のスペースを導光板20の第1側面20d側および第2側面20e側の2箇所に設けることができるため、いずれか一方のみに上述のスペースを設ける場合に比べて、上述の効果をより高く得ることが可能となる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る光源装置X2の概略構成を表す図であり、(a)は平面図、(b)は矢印A方向視した側面図である。図4(a)は、図3のIVa−IVa線に沿った断面図であり、図4(b)は、図3のIVb−IVb線に沿った断面図である。光源装置X2は、反射体40に代えて反射体40Aを採用する点で光源装置X1と異なる。光源装置X2の他の構成については、光源装置X1に関して上述したのと同様である。
反射体40Aは、主として導光板20の上面20a以外から出射される光を導光板20に向けて反射する役割を担うものである。反射体40Aの構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)系材料を延伸させてなる白色発泡体と、PET系材料を含んでなる基材上に銀(Ag)を成膜したものと、PET系材料を含んでなる基材上に誘電体膜を積層形成したものとが挙げられる。
反射体40Aは、導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aと、第1側面20dと、下面20bと、第2側面20eと、を覆うように配置されている。また、本実施形態における反射体40Aは、その一端部が導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aで接着され(接着領域S)、その他端部が第2側面20eで接着されている(接着領域S)。本実施形態において導光板20と反射体40との接着領域Sは、上面20aの領域20aにおいて平面視で矢印CD方向に延びる線状とされており、接着領域Sは、第2側面20eにおいて矢印CD方向に延びる線状とされている。
本実施形態における光源装置X2は、上述の光源装置X1と同様の効果を奏する。
また、光源装置X2では、導光板20の上面20aにおいて反射体40Aで覆われる領域を小さくすることができるため、照射対象に光を出射する面積をより広く確保することができる。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る光源装置X3の概略構成を表す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図である。図6(a)は、図5のVIa−VIa線に沿った断面図であり、図6(b)は、図5のVIb−VIb線に沿った断面図である。光源装置X3は、反射体40に代えて反射体40Bを採用する点で光源装置X1と異なる。光源装置X3の他の構成については、光源装置X1に関して上述したのと同様である。
反射体40Bは、主として導光板20の上面20a以外から出射される光を導光板20に向けて反射する役割を担うものであり、第1反射片40Bおよび第2反射片40Bを含んでなる。反射体40Bの構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)系材料を延伸させてなる白色発泡体と、PET系材料を含んでなる基材上に銀(Ag)を成膜したものと、PET系材料を含んでなる基材上に誘電体膜を積層形成したものとが挙げられる。
第1反射片40Bは、導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aと、第1側面20dと、下面20bと、を覆うように配置されている。本実施形態における第1反射片40Bは、その一端部が導光板20の上面20aにおける第1側面20dに沿った領域20aで接着され、その他端部が導光板20の下面20bにおける第2側面20eに沿った領域20bで接着されている。また、第2反射片40Bは、第2側面20eを覆うように配置されている。本実施形態における第2反射片40Bは、第2側面20eで接着されている。本実施形態において導光板20と第1反射片40Bとの接着領域Sは、上面20aの領域20aにおいて平面視で矢印CD方向に延びる線状とされており、接着領域Sは、下面20bの領域20bにおいて矢印CD方向に延びる線状とされている。
本実施形態における光源装置X3は、上述の光源装置X1と同様の効果を奏する。
また、光源装置X3では、導光板20の上面20aにおいて反射体40Bで覆われる領域を小さくすることができるため、照射対象に光を出射する面積をより広く確保することができる。
図7は、本発明に係る光源装置X1を備える表示装置Yの概略構成を表す断面図である。表示装置Yは、光源装置X1と、液晶表示パネル70と、筐体80とを備えている。なお、表示装置Yについては、光源装置X1を採用して説明するが、光源装置X2,X3を採用しても同様である。
図8は、表示装置Yの液晶表示パネル70の概略構成を表す斜視図である。図9は、図8に示す液晶表示パネル70の要部拡大断面図である。
液晶表示パネル70は、液晶層71と、第1基体72と、第2基体73と、封止部材74とを備えており、第1基体72と第2基体73との間に液晶層71を介在させ、該液晶層71を封止部材74により封止することにより、画像を表示するための複数の画素を含んでなる表示領域Pが構成されている。
液晶層71は、電気的、光学的、力学的、あるいは磁気的な異方性を示し、固体の規則性と液体の流動性を併せ持つ液晶を含んでなる層である。この液晶としては、ネマティック液晶、コレステリック液晶、およびスメクティック液晶などが挙げられる。なお、液晶層71には、該液晶層71の厚さを一定に保つべく、例えば多数の粒子状部材により構成されるスペーサ(図示せず)を介在させてもよい。
第1基体72は、透明基体721と、遮光膜722と、カラーフィルタ723と、平坦化膜724と、透明電極725と、配向膜726とを備えている。
透明基体721は、遮光膜722およびカラーフィルタ723を支持するとともに、液晶層71を封止する役割を担うものであり、その主面に対して交差する方向(例えば矢印EF方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基体721の構成材料としては、ガラスおよび透光性プラスチックなどが挙げられる。
遮光膜722は、光を遮る(光の透過量を所定値以下にする)役割を担う部材であり、透明基体721の上面に形成されている。また、遮光膜722は、光を通過させるために、膜厚方向(矢印EF方向)に貫通する貫通孔722aを有している。遮光膜722の構成材料としては、例えば、遮光性の高い色(例えば黒色)の染料あるいは顔料、カーボンが添加された樹脂(例えばアクリル系樹脂)と、クロム(Cr)と、酸化Crとが挙げられる。
カラーフィルタ723は、該カラーフィルタ723に入射した光のうち所定の波長を選択的に吸収し、所定の波長のみを選択的に透過させるための部材、例えばアクリル系樹脂に染料あるいは顔料を添加させることにより構成される。カラーフィルタ723としては、例えば赤色可視光の波長を選択的に透過させる赤色カラーフィルタ(R)と、緑色可視光の波長を選択的に透過させる緑色カラーフィルタ(G)と、青色可視光の波長を選択的に透過させる青色カラーフィルタ(B)とが挙げられる。
平坦化膜724は、カラーフィルタ723などを配置することにより生じる凹凸を平坦化する役割を担うものである。平坦化膜724の構成材料としては、例えばアクリル系樹脂などの透明樹脂が挙げられる。
透明電極725は、後述の第2基体73の透明電極732との間に位置する液晶層71の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、一方側から入射した光を他方側に透過するように構成されている。また、透明電極725は、所定の信号(画像信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として矢印CD方向に延びるように複数配列されている。透明電極725の構成材料としては、ITO(Indium Tin Oxide)および酸化錫などの透光性を有する導電部材が挙げられる。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を意味する。
配向膜726は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層71の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極725上に形成されている。配向膜726の構成材料としては、ポリイミド樹脂などが挙げられる。
第2基体73は、透明基体731と、透明電極732と、配向膜733とを備えている。
透明基体731は、透明電極732および配向膜733を支持するとともに、液晶層71を封止する役割を担うものであり、その主面に対して交差する方向(例えば矢印EF方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基体731の構成材料としては、透明絶縁基体721の構成材料と同様のものが挙げられる。
透明電極732は、第1基体72の透明電極725との間に位置する液晶層71の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、一方側から入射した光を他方側に透過するように構成されている。また、透明電極732は、液晶層71への電圧印加状態(ON)もしくは電圧非印加状態(OFF)を制御する信号(走査信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として図8における紙面垂直方向に延びるように複数配列されている。透明電極732の構成材料としては、透明電極725の構成材料と同様のものが挙げられる。
配向膜733は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層71の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極732上に形成されている。配向膜733の構成材料としては、配向膜726の構成材料と同様のものが挙げられる。
封止部材74は、第1基体72と第2基体73との間に液晶層71を封止するとともに、第1基体72と第2基体73とを所定間隔で離間した状態で接合する役割を担うものである。封止部材74としては、絶縁性樹脂およびシール樹脂などが挙げられる。
光源装置X1は、導光板20から液晶表示パネル70の第1基体72に向けて光を出射するように配置されている。
筐体80は、液晶表示パネル70および光源装置X1を収容するものであり、上側筐体81および下側筐体82を含んで構成される。筐体80の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂などの樹脂と、ステンレス(SUS)あるいはアルミニウムなどの金属とが挙げられる。
本実施形態に係る表示装置Yは、光源装置X1を備えているため、上述の光源装置X1の有する効果と同様の効果を享受することができる。すなわち、表示装置Yでは、温度変化に対する耐久性を高めることができるのに加えて、導光体20からの出射光における輝度ムラの発生を低減することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
光源装置X1,X2,X3では、導光板20の一側面が光入射面20cとされているが、このような構成には限られず、例えば導光板20の第3側面20fに光源10を対向配置することにより該第3側面20fも光入射面として機能させてもよい。また、図10に示すように、平面視四角形状の導光板20に代えて平面視六角形状の導光板20Aを採用する場合、第4側面20gにも光源10を対向配置することにより該第4側面20gも光入射面として機能させてもよい。
光源装置X1,X2,X3では、導光板20の下面20bに光拡散体30を配置しているが、導光板20から照射対象に向けて光を取り出すことが可能にする構造であれば、このような構造には限定されない。例えば、導光板20の下面20b自体に所定形状の溝(凹凸)を形成した構造としてもよいし、下面20bを上面20aに対して傾斜させる構造と してもよい。
光源装置X1,X2,X3では、導光板20の第3側面20fを覆う反射体を更に備えていてもよい。このような構成によると、導光体20内の光をより効率的に上面20aの所定領域から出射させることが可能となる。
光源装置X1では、接着領域Sと接着領域Sとの間における反射体40の長さLが光源10からの離間距離Tにかかわらず、略一定となるように設定されているが、これに代えて、図11に示すように、離間距離Tが小さいほど反射体40の長さLが長くなるように設定するのが好ましい。ここで、反射体40の長さLは、離間距離Tが同じ部位における接着領域Sと接着領域Sとの間の反射体40の長さであり、図11における長さL,L,L,L,Lの総和で表される。このような構成によると、光源10からの熱に起因する温度変化が相対的に大きくなる離間距離Tが小さい領域ほど熱膨張や収縮の影響を吸収するスペースを確保することが可能となる。なお、光源装置X2,X3においても同様の構成とすることにより、同様の効果を奏する。
光源装置X1,X2,X3では、各接着領域S,S,S,S,S,Sがいずれも一直線状の構成とされているが、このような構成には限られず、例えば破線状の構成としてもよい。また、光源装置X1,X2,X3では、矢印CD方向における矢印C方向側端部から矢印D方向側端部にかけて構成されているが、このような構成には限られず、例えば矢印CD方向における中央部のみの構成とされてもよい。このような構成によると、反射体40,40A,40Bの平坦性をより高めることが可能となる。
光源装置X1、X2、X3では、反射体40、40A、40Bは、光源10及び導光板20の上面20aにおける光入射面20cに沿った領域を覆わない。そのため、図12に示すように、導光板20の光入射面20cに対向配置される第1放熱体91を備える構成を採用しやすく、熱による反射体40および導光板20に与える影響を低減できる。
光源装置X1、X2、X3では、反射体40,40A,40Bを介して導光板20の下面20bに対向配置される第2放熱体92を備える構成としてもよい。このような構成によると、導光板20および反射体40,40A,40Bの熱膨張などに作用する熱を低減することが可能となる。また、第2放熱体92は、反射体40,40A,40Bにおける導光板20の下面20bの中央部に対応する部位に接着されるのが好ましい。このような構成によると、反射体40,40A,40Bの平坦性をより高めることが可能となる。
第1放熱体91および第2放熱体92を構成する材料としては、アルミニウム、アルミニウム合金、銅等の金属類、又はこれらに熱伝導性の高い銀あるいは金メッキを施したものなどがある。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置の概略構成を表す平面図である。 図1に示す光源装置の概略構成を表す断面図であり、(a)は図1のIIa−IIa線に沿った断面図、(b)は図1のIIb−IIb線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光源装置の概略構成を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の矢印A方向視した側面図である。 図3(a)に示す光源装置の概略構成を表す断面図であり、(a)は図3(a)のIVa−IVa線に沿った断面図、(b)は図3(a)のIVb−IVb線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光源装置の概略構成を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)の背面図である。 図5に示す光源装置の概略構成を表す断面図であり、(a)は、図5(a)のVIa−VIa線に沿った断面図、(b)は、図5(a)のVIb−VIb線に沿った断面図である。 本発明に係る光源装置X1を備える表示装置Yの概略構成を表す断面図である。 図7に示す表示装置Yにおける液晶表示パネル70の概略構成を表す斜視図である。 図8に示す表示装置における液晶表示パネルの概略構成を表す要部拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置の第1変形例の概略構成を表す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置の第2変形例の概略構成を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のVIb−VIb線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置の第3変形例の概略構成を表す断面図である。
符号の説明
X1,X2,X3 光源装置
Y 表示装置
10 光源
20 導光板
30 光拡散体
40 反射体
50 拡散板
60 プリズム
70 液晶表示パネル
80 筐体

Claims (7)

  1. 光源と、該光源から出射される光を導く導光板と、該導光板の一部を覆う反射体と、を備える光源装置であって、
    前記導光板の側面は、前記光源が対向配置される光入射面と、該光入射面に対して交差する第1側面と、該第1側面に対向する第2側面とを含んでおり、
    前記反射体は、少なくとも前記導光板における前記第1側面および下面を覆うように配置されており、その一端部が前記導光板の上面における前記第1側面に沿った領域で接着され、その他端部が前記導光板における前記第2側面に沿った領域で接着されていることを特徴とする、光源装置。
  2. 前記反射体の他端部は、前記導光板の上面における前記第2側面に沿った領域で接着されている、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記導光板の上面における前記第1側面に沿った領域での接着領域と、前記導光板の前記第2側面に沿った領域での接着領域との間の前記反射体の長さは、前記光源からの離間距離が小さいほど長い、請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記導光板の前記光入射面に対向配置される第1放熱体を更に備える、請求項1から3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 前記反射体を介して前記導光板の下面に対向配置される第2放熱体を更に備
    え、
    前記第2放熱体は、前記反射体における前記導光板の下面の中央部に対応する部位に接着されている、請求項1から4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 前記光源は発光ダイオードを含んでなる、請求項1から5のいずれかに記載の光源装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の光源装置と、該光源装置の上部に配置される液晶パネルと、前記光源装置および前記液晶パネルを収容する筐体とを備えることを特徴とする、表示装置。
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