JP2010079030A - 光遅延素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動作波長帯域の広い光遅延素子を提供する。
【解決手段】 光遅延素子は、入力ポート、出力ポート、光導波路、リング共振器、第1の結合部、及び、第2の結合部を備える。光導波路は、入力ポートから出力ポートまで延びている。第1の結合部及び第2の結合部は、リング共振器の二つの部分と光導波路との間で光を結合させる。第1の結合部は、第2の結合部より入力ポート側に設けられている。第1の結合部から第2の結合部までの間の光導波路の経路の位相変化量φと、第1の結合部から第2の結合部までの間のリング共振器の経路の位相変化量φとは、0.8≦φ/φ≦1.2を満たしている。第1の結合部及び第2の結合部それぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが0.2≦θ/π≦0.3を満たすように、設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光遅延素子に関するものである。
光遅延素子としては、以下の非特許文献1及び2に開示されたものが知られている。非特許文献1に開示の光遅延素子は、複数の共振器を直列結合したものである。また、非特許文献2に開示の光遅延素子は、直線導波路と複数の共振器とを備えている。非特許文献2に開示の光遅延素子では、複数の共振器の各々は、その一部分において直線導波路に光学的に結合されている。
Ammon Yariv 他3名、"Coupled-resonator optical wavegauide: a proposal andanalysis", OPTICS LETTERS, June 1, 1999, Vol. 24, No. 11, p711-p713 John E. Heebner 他1名、"Slow light, induced dispersion, enhanced nonlinearity, andoptical solitons in a resonator-array waveguide", PHYSICAL REVIEW E, 2002,Vol. 65, 036619-1 - 036619-4
非特許文献1及び2に開示の光遅延素子は何れも、光を遅延させるために、共振器における共振現象を利用するものである。即ち、これら文献に開示の光遅延素子は、共振周波数付近のみにおいて、光の群速度を減少させて、光を遅延させることができるものである。したがって、これら文献に開示の光遅延素子の動作波長帯域は狭い。
本発明の目的は、動作波長帯域の広い光遅延素子を提供することにある。
本発明の光遅延素子は、入力ポートと、出力ポートと、光導波路と、リング共振器と、第1の結合部及び第2の結合部と、を備えている。入力ポートは、光が入力するポートである。出力ポートは、光を出力するためのポートである。光導波路は、入力ポートから出力ポートまで延びている。リング共振器はリング状に延びる導波路を有する。第1の結合部及び第2の結合部は、リング共振器の二つの部分と光導波路との間で光を結合させる。第1の結合部は、第2の結合部より入力ポート側に設けられている。第1の結合部から第2の結合部までの間の光導波路の経路の位相変化量φと、第1の結合部から第2の結合部までの間のリング共振器の導波路の経路の位相変化量φとは、0.8≦φ/φ≦1.2を満たしている。また、第1の結合部及び第2の結合部それぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが0.2≦θ/π≦0.3を満たすように、設定されている。
本光遅延素子は、広い波長帯域において光の群速度を減少させることができる。また、本光遅延素子によれば、光の群速度の波長依存性は、φ/φが1.0に近づくほど、また、θ/πが0.25に近づくほど、小さくなる。
φ/φに関する上述した条件は、リング共振器の経路を複数回曲げることによって実現可能である。また、φ/φに関する条件は、リング共振器の導波路の屈折率及び/又は断面積と光導波路の屈折率及び/又は断面積とを互いに異なるように設定することによって、実現可能である。
本発明の別の光遅延素子は、入力ポートと、出力ポートと、光導波路と、複数のリング共振器と、複数の第1の結合部及び複数の第2の結合部と、を備えている。入力ポートは、光が入力するポートである。出力ポートは、光を出力するためのポートである。光導波路は、入力ポートから出力ポートまで延びている。複数のリング共振器はそれぞれ、リング状の導波路を有する。複数の第1の結合部及び複数の第2の結合部は、複数のリング共振器のそれぞれの二つの部分と光導波路との間で光を結合させる。複数の第1の結合部の各々は、複数の第2の結合部のうち同じリング共振器に対して設けられた第2の結合部より、入力ポート側に設けられている。複数の第1の結合部及び複数の第2の結合部のうち、同じリング共振器に対して設けられた第1の結合部及び第2の結合部に関して、該第1の結合部から該第2の結合部までの間の光導波路の経路の位相変化量φと、該第1の結合部から該第2の結合部までの間の該リング共振器の導波路の経路の位相変化量φとは、0.8≦φ/φ≦1.2を満たしている。複数の第1の結合部及び複数の第2の結合部それぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが0.2≦θ/π≦0.3を満たすように、設定されている。
本光遅延素子も、広い波長帯域において光の群速度を減少させることができる。また、この光遅延素子は、リング共振器の数及びリング共振器のサイズを適宜設定することにより、任意の遅延量を得ることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、動作波長帯域の広い光遅延素子が提供される。
以下、本発明の好適な実施の形態を説明する前に、本発明の光遅延素子が満たすべき条件について説明する。
本発明の光遅延素子は、上述の通り、入力ポートから出力ポートまで延びる光導波路(以下、「還元導波路」という)を備えている。また、本発明の光遅延素子は、リング状の導波路を有する一以上のリング共振器を備えている。さらに、本発明の光遅延素子は、リング共振器の二つの部分と光導波路とを光学的に結合させるために、第1の結合部及び第2の結合部を備えている。
本発明の光遅延素子では、第1の結合部から第2の結合部までの間の還元導波路の経路の位相変化量φと、第1の結合部から第2の結合部までの間のリング共振器の経路の位相変化量φとが、次式(1)を満たしている。好ましくは、φ/φは1.0である。即ち、φ/φが1.0に近いほど好ましい。
0.8≦φ/φ≦1.2 …(1)
ここで、位相変化量φ及び位相変化量φは、次式(2)によって定義することができる。
φ=β (i=H,U) …(2)
式(2)において、βはリング共振器の伝搬定数であり、βは還元導波路の伝搬定数である。また、Lは、第1の結合部から第2の結合部までのリング共振器の導波路の経路長であり、Lは、第1の結合部から第2の結合部までの還元導波路の経路長である。
式(2)から明らかなように、伝搬定数β、伝搬定数β、経路長L、及び、経路長Lの少なくとも一つを調整することによって、φ/φを1.0に近づけることが可能である。例えば、φ/φを1.0に近づけるためには、以下の三つの方策が考えられる。
(i)リング共振器の導波路の上記経路に複数回の曲げを導入する(Lの調整)。
(ii)還元導波路の屈折率及び/又は断面積とリング共振器の導波路の屈折率及び/又は断面積を異ならせる(βの調整)
(iii)光導波路の上記経路の経路長とリング共振器の上記経路の経路長とを等しくする(Lの調整)
また、本発明の光遅延素子では、第1の結合部及び第2の結合部のそれぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが、波長に依らず、次式(3)を満たすように、設定されている。
0.2≦θ/π≦0.3 …(3)
好ましくは、φ/φは、波長に依らず0.25である。即ち、第1の結合部及び第2の結合部のそれぞれの光の強度結合効率κは、波長に依らず、50%であることが好ましい。
以下に説明する実施の形態は、上述した(i)〜(iii)の何れかの方策によって、φ/φを1.0とするものである。また、これら実施の形態は、θ/πを波長に依らず0.25とするものである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。図1に示す光遅延素子10は、入力ポート12、出力ポート14、還元導波路16、リング共振器18、第1の結合部20、及び第2の結合部22を備えている。この光遅延素子10は、例えば、平面導波路、又は光ファイバにより構成することができる。以下、光遅延素子10が平面導波路によって構成されているものとして説明を続ける。
入力ポート12は、光が入力するポートである。出力ポート14は、光が出力するポートである。光導波路16は、入力ポート12から出力ポート14までの間において延在している。入力ポート12に入力した光の一部は、光導波路16を導波して、出力ポート14から出力される。
リング共振器18は、リング状の導波路を有する。リング共振器18は、その光路長によって定まる波長の光を共振させる共振器である。リング共振器18の周回長は、当該リング共振器18内で共振する光の半波長の整数倍の長さである。
本例では、光導波路16及びリング共振器18は、コア材料をクラッド材料で埋め込んだ平面導波路によって構成することができる。コア材料としては、例えば、SiONを用いることができる。また、クラッド材料としては、SiOを用いることができる。また、コアの幅及び幅はそれぞれ、例えば、0.8μm及び1.6μmとすることができる。
本光遅延素子10では、第1の結合部20及び第2の結合部22において、リング共振器18の二つの部分と光導波路16との間で光を結合させる。第1の結合部20は、第2の結合部22より、入力ポート12側に位置している。
第1の結合部20及び第2の結合部22は、波長に依らず、θ/π=0.25を満たしている。即ち、第1の結合部20及び第2の結合部22のそれぞれの強度結合効率κは50%である。かかる第1の結合部20及び第2の結合部22には、波長無依存の方向性結合器を用いることができる。
波長無依存の方向性結合器は、光導波路16とリング共振器18の導波路との間の平均距離、光導波路16とリング共振器18の導波路のそれぞれの断面積、及び、光導波路16とリング共振器18の導波路の曲率を調整することによって、得ることができる。波長無依存の方向性結合器の設計方法の詳細については、GeorgeT. Paloczi, 他2名、"Wavelength-Insensitive Nonadiabatic Mode EvolutionCouplers", IEEE Photonics Technology Letters, February 2004, Vol.16, No.2p515-517 を参照されたい。
また、本光遅延素子10では、φ/φが1.0となるように、上記の(i)の方策を採用している。即ち、光遅延素子10では、第1の結合部20から第2の結合部22までの間のリング共振器18の経路18aに、複数の曲げが導入されている。なお、光導波路16の伝搬定数βとリング共振器18の導波路の伝搬定数βは同一である。ここで、φは、第1の結合部20から第2の結合部22までの間の光導波路16の経路16aの位相変化量であり、φは、第1の結合部20から第2の結合部22までの間のリング共振器18の導波路の経路18aの位相変化量である。
以上説明した構成を有する光遅延素子10の特性を、図2〜図4に従って説明する。なお、図2〜図4に示す特性は、実効屈折率法による計算を用いて求めたものである。この計算においては、リング共振器18の導波路及び還元導波路16に関して以下の条件を採用した。
コアの幅:1.6μm
コアの高さ:0.8μm
コアの屈折率:2.8
クラッドの屈折率:1.45
リング共振器の周回長:100μm
まず、図2に関して説明する。図2は、第1の結合部及び第2の結合部における強度結合効率をパラメータとして変化させた場合の、光遅延素子に入力する光の波長と当該光遅延素子の通過による相対的な位相変化量φとの関係を示すグラフである。図2に示すパラメータθ/πは、強度結合効率κに対応する量である。図2においては、縦軸に、φ/πをとっており、横軸に、リング共振器の共振周波数からのずれ量に対応する量δをπで割った値をとっている。ここで、δは次式(4)によって表すことができる。
δ=(ω−ω)neff/c …(4)
式(4)において、ωは光の角周波数であり、ωは共振角周波数であり、neffはリング共振器を構成する導波路の実効屈折率であり、Lはリング共振器の周回長であり、cは真空中の光速である。
図2において、θ/π=0の場合の特性は、光遅延素子10からリング共振器を取り除いた素子の特性である。また、図2において各特性を示す線の傾きは、光の群速度に反比例する。したがって、図2に示すθ/π=0の場合の特性とθ/π=0.25の場合の特性を比較すれば明らかなように、光遅延素子10は、θ/π=0.25を満たすことによって、光の群速度を1/3とすることが可能である。また、θ/π=0.25の場合の特性から明らかなように、光遅延素子10では、光の群速度が波長に依存せず1/3に減少する。
また、図2に示すように、θ/π=0.1の場合やθ/π=0.4の場合には、これらの場合の特性を示す線の傾きが、δ/π=±0.5やδ/π=±1.5において、リング共振器が無い場合の特性を示す傾きと同じになっている。即ち、θ/π=0.1の場合やθ/π=0.4の場合には、群速度を減少させることができない波長帯域が存在する。一方、図2に示すように、θ/πが0.2以上且つ0.3以下であれば、全波長帯域において群速度が減少している。したがって、光遅延素子10は、0.2≦θ/π≦0.3の条件を満たす場合に、全波長帯域において群速度を減少させることができる。
次に、図3に関して説明する。図3は、強度結合効率に対応するθ/πを0.25とし、φ/φをパラメータとした変化させた場合の、光遅延素子に入力する光の波長と当該光遅延素子の通過による相対的な位相変化量φとの関係を示すグラフである。図3においても、図2と同様に、縦軸にφ/πをとっており、横軸にδ/πをとっている。
図3に示すように、光遅延素子10は、φ/φ=1.0を満たすことによって、光の群速度を波長に依存せず1/3に減少させることが可能である。また、図3から明らかなように、φ/φが0.2や1.8の場合には、群速度が減少しない波長帯域が存在する。一方、φ/φが0.8以上1.2以下であれば、群速度が全波長帯域で減少する。したがって、光遅延素子10は、0.8≦φ/φ≦1.2の条件を満たすことによって、全波長帯域において群速度を減少させることができる。
次に、図4に関して説明する。図4は、光遅延素子10、及び、光遅延素子10からリング共振器を取り除いた素子のそれぞれについての波長分散を示す図である。図4においては、横軸に入力する光の波長をとっており、縦軸に分散(各波長の光の速度をその波長で割った値)をとっている。
図4に示すように、光遅延素子10の分散(リング共振器ありの場合の特性を参照のこと)は、光遅延素子10の群速度がリング共振器が無い素子の群速度の1/3になることに対応して、3倍となっている。したがって、図4から、本光遅延素子10では、群速度の低下に伴う分散の増加以外に、付加される波長分散はないことが確認できる。
以下、本発明の別の実施形態に係る光遅延素子について説明する。図5は、一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。図5に示す光遅延素子10Aは、図1に示す光遅延素子10と略同様の要素を有するので、以下、光遅延素子10Aが光遅延素子10と異なる点について、説明を行う。
光遅延素子10Aでは、φ/φ=1.0を満たすために、上述した(iii)の方策を採用している。具体的には、光遅延素子10Aでは、第1の結合部20から第2の結合部22までの間の光導波路16の経路16aと、第1の結合部20から第2の結合部22までの間のリング共振器18の導波路の経路18aとが、略直線状に延びている。これにより、経路16aの経路長と経路18aの経路長が略同一になっている。なお、光導波路16の伝搬定数βとリング共振器18の導波路の伝搬定数βは同一である。
かかる光遅延素子10Aも、光遅延素子10と同様に、式(1)及び式(3)を満たすことによって、広い波長帯域において光の群速度を減少させることが可能である。また、光遅延素子10Aは、φ/φ=1.0、及び、第1の結合部20及び第2の結合部22における強度結合効率κ=50%(θ/π=0.25)を満たすことにより、広い波長帯域において、波長に依らず光の群速度を1/3に減少させることが可能である。
なお、本発明の光遅延素子は、上述した(ii)の方策による構成をとることも可能である。即ち、還元導波路の屈折率及び/又は断面積とリング共振器の導波路の屈折率及び/又は断面積を異ならせる(βを調整する)ことによって、式(1)を満たし、好ましくは、φ/φ=1.0を満たすことができる。
以下、本発明の更に別の実施形態に係る光遅延素子について説明する。図6は、一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。図6に示すように、光遅延素子10Bは、入力ポート12、出力ポート14、還元導波路16、複数のリング共振器18、複数の第1の結合部20、及び、複数の第2の結合部22を備えている。
光遅延素子10Bでは、一つのリング共振器18、当該リング共振器18に付随する第1の結合部20及び第2の結合部22、当該第1の結合部20から当該第2の結合部22までの間の光導波路16が、光遅延素子10と同様の構成を有するユニットとなっている。光遅延素子10Bは、複数のこのようなユニットを直列接続した形態をとっている。
以下、具体的に説明する。光遅延素子10Bでは、複数の第1の結合部20及び複数の第2の結合部22によって、複数のリング共振器18のそれぞれが、二つの部分において、光導波路16と光学的に結合されている。複数の第1の結合部20及び複数の第2の結合部22には、光遅延素子10の第1の結合部20及び第2の結合部22と同じく、波長無依存の方向性結合器を用いることができる。即ち、複数の第1の結合部20及び複数の第2の結合部22は、波長に依らず、θ/π=0.25を満たしている。なお、複数の第1の結合部20及び複数の第2の結合部22は、波長に依らず、式(3)を満たしていればよい。
また、光遅延素子10Bでは、同じリング共振器18に対して設けられた第1の結合部20から第2の結合部22までの間の光導波路16の経路16aの位相変化量φと、当該第1の結合部20から当該第2の結合部22までの間のリング共振器18の導波路の経路18aの位相変化量φとは、φ/φ=1.0を満たしている。なお、φ/φは、式(1)を満たしていればよい。
φ/φ=1.0を満たすために、光遅延素子10Bでは、光遅延素子10と同じく、経路16aと経路18aとが、方策(i)に基づく構成をとっている。なお、経路16aと経路18aは、方策(i)〜(iii)の何れによる構成をとってもよい。
かかる光遅延素子10Bによれば、上述した光遅延素子10及び10Aと同様に、広い波長帯域において光の群速度を減少させることが可能である。また、φ/φ=1.0、及び、θ/π=0.25を満たすことによって、波長に依らず、光の群速度を1/3に減少させることが可能である。また、光遅延素子10Bによれば、上述した複数のユニットのそれぞれの大きさを調整することによって、任意の遅延量を実現することが可能である。
次に、本発明の光遅延素子の応用例について説明する。図7は、一実施形態に係る光遅延素子の応用例を概略的に示す図である。図7は、波長フィルタ等に用いることのできるマッハツェンダー干渉計の一部として光遅延素子10Bを応用した例を示している。
図7に示すマッハツェンダー干渉計30は、光遅延素子10Bと、光導波路32と、を備えている。光遅延素子10Bは、図6に示す光遅延素子10と同様のものであり、三つの上述したユニットを有するものである。このマッハツェンダー干渉計30では、光導波路32の入力端から入力した光の一部を光遅延素子10Bに結合させ、光遅延素子10Bを通過させることによって遅延させた光を、光導波路32において、当該光導波路32を導波した光と結合させて、光導波路32の出力端から出力することができる。
光遅延素子10Bを用いないマッハツェンダー干渉計では、光遅延素子10Bに代えて、経路の長い光導波路を用いる必要がある。一方、マッハツェンダー干渉計30は、経路の長い光導波路に代えて光遅延素子10Bを用いているので、そのサイズを小型化することが可能である。このように、本発明の光遅延素子は、種々の光学部品に利用することができ、それら光学部品を小型化することが可能である。
一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。 第1の結合部及び第2の結合部における強度結合効率をパラメータとして変化させた場合の、光遅延素子に入力する光の波長と当該光遅延素子の通過による相対的な位相変化量との関係を示すグラフである。 φ/φをパラメータとした変化させた場合の、光遅延素子に入力する光の波長と当該光遅延素子の通過による相対的な位相変化量φとの関係を示すグラフである。 一実施形態の光遅延素子、及び、当該光遅延素子からリング共振器を取り除いた素子のそれぞれについての波長分散を示す図である 一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。 一実施形態に係る光遅延素子を概略的に示す平面図である。 一実施形態に係る光遅延素子の応用例を概略的に示す図である。
符号の説明
10,10A,10B…光遅延素子、12…入力ポート、14…出力ポート、16…光導波路(還元導波路)、16a…経路(第1の結合部から第2の結合部までの間の光導波路16の経路)、18…リング共振器、18a…経路(第1の結合部から第2の結合部までの間のリング共振器の導波路の経路)、20…第1の結合部、22…第2の結合部、30…マッハツェンダー干渉計、32…光導波路。

Claims (5)

  1. 光が入力する入力ポートと、
    光が出力する出力ポートと、
    前記入力ポートから前記出力ポートまで延びる光導波路と、
    リング状に延びる導波路を有するリング共振器と、
    前記リング共振器の二つの部分と前記光導波路との間で光を結合させるための第1の結合部及び第2の結合部と、
    を備え、
    前記第1の結合部は、前記第2の結合部より前記入力ポート側に設けられており、
    前記第1の結合部から前記第2の結合部までの間の前記光導波路の経路の位相変化量φと、前記第1の結合部から前記第2の結合部までの間の前記リング共振器の前記導波路の経路の位相変化量φとは、0.8≦φ/φ≦1.2を満たし、
    前記第1の結合部及び前記第2の結合部のそれぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが0.2≦θ/π≦0.3を満たすように、設定されている、
    光遅延素子。
  2. 前記リング共振器の前記経路が、複数回曲げられている、請求項1に記載の光遅延素子。
  3. 前記リング共振器の前記導波路の屈折率が、前記光導波路の屈折率と異なる、請求項1に記載の光遅延素子。
  4. 前記リング共振器の前記導波路の断面積が、前記光導波路の断面積と異なる、請求項1に記載の光遅延素子。
  5. 光が入力する入力ポートと、
    光が出力する出力ポートと、
    前記入力ポートから前記出力ポートまで延びる光導波路と、
    リング状に延びる導波路を有する複数のリング共振器と、
    前記複数のリング共振器のそれぞれの二つの部分と前記光導波路との間で光を結合させるための複数の第1の結合部及び複数の第2の結合部と、
    を備え、
    前記複数の第1の結合部の各々は、前記複数の第2の結合部のうち同じリング共振器に対して設けられた第2の結合部より、前記入力ポート側に設けられており、
    前記複数の第1の結合部及び前記複数の第2の結合部のうち、同じリング共振器に対して設けられた第1の結合部及び第2の結合部に関して、該第1の結合部から該第2の結合部までの間の前記光導波路の経路の位相変化量φと、該第1の結合部から該第2の結合部までの間の該リング共振器の前記導波路の経路の位相変化量φとは、0.8≦φ/φ≦1.2を満たし、
    前記複数の第1の結合部及び前記複数の第2の結合部それぞれにおける光の強度結合効率κは、振幅結合係数κに対してκ=sin(θ)の関係にあるパラメータθが0.2≦θ/π≦0.3を満たすように、設定されている、
    光遅延素子。
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