JP2010078987A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブフィールド発光型の画像表示装置において、フレームレート変換した画像を表示する場合に発生する動画擬似輪郭、モーションジャダーなどを改善すること。
【解決手段】フレームレート変換部12は、入力画像のフレームレートを変換する。動きベクトル検出部11は、入力画像のフレーム間の動きベクトルV0を検出し、これからフレームレート変換後の動きベクトルVを求める。フレームレート変換部12が入力画像を繰り返して補間画像として出力する場合には、動きベクトル補正部15は、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルVをV1に補正する。サブフィールド変換部13は、各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換し、サブフィールド補正部16は、補正した動きベクトルV1を用いてサブフィールドの発光データを再配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して階調表示を行うサブフィールド発光型の画像表示装置および画像表示方法に関する。
入力する画像信号のフレームレートと、画像表示装置の表示フレームレートが異なる場合、フレームレート変換(フレーム数変換)が必要になる。フレームレート変換において、補間するフレームは、画質劣化を抑えフレーム間の画像の動きが滑らかに連続することが望まれる。動き補正型フレーム数変換方法は、動きベクトルで前後のフレームの画像位置を移動させて内挿フレームの信号を作成するもので、動き画像のモーションジャダーの除去に有効とされている。
特許文献1には、動き補正型フレーム数変換において、同一物体内の一部が別画像に置き換わるような孤立点的な劣化や、動画輪郭周縁部がフリッカしたり動きが不自然に見えるような解像度劣化を抑えため、画素単位動きベクトルを求めこれに基づき内挿フレームを作成する技術が開示される。
一方、プラズマディスプレイパネル(PDP)などを用いる画像表示装置は、サブフィールド発光による階調表示方式(中間調表示方式)を採用している。これは、1つのフレーム(またはフィールド)を輝度の重みの異なる複数の画面(サブフィールド、SFと略す)に時間方向に分割し、各サブフィールドにおける発光、非発光を制御するものである。階調表示法では、動画像を表示時に動画擬似輪郭と呼ばれる階調の乱れや動画ぼやけが発生し、表示品位を損ねるという問題があり、これは、動く物体を人間の目が追従するために発生することが知られている。
特許文献2には、この動画擬似輪郭の発生を防止するため、フレーム間(もしくはフィールド間)の各画素の動きベクトルを検出し、表示画素の各サブフィールドの発光位置を、その動きベクトルから算出した方向の各サブフィールドの画素位置へ補正する技術(サブフィールド補正、SF補正)が開示される。
特開平11−112939号公報 特開平8−211848号公報
入力画像のフレームレートが表示フレームレートと異なる場合、フレームレート変換にて補間するフレームを作成する訳であるが、動きベクトルを用いて新たに補間フレームを作成して出力する場合と、入力したフレームをそのまま補間フレームとして繰り返して出力する場合とがある。以下、本明細書では、前者を「フレームレート変換ON」、後者を「フレームレート変換OFF」と呼ぶ。基本的には、常にフレームレート変換ONで出力すれば良いが、画像の絵柄、動きの度合いなどによって、フレームレート変換ONよりもOFFの方が画像表示段階において画質劣化が少ない場合がある。よって、フレームレート変換ONとOFFとを適応的に切り替えて、表示装置に出力することが一般的である。
しかし、フレームレート変換のON/OFFと、表示装置のサブフィールド補正を単純に組み合わせると、次のような問題が生じることが判明した。
上記特許文献1のフレームレート変換技術によれば、モーションジャダー妨害が低減し、動画ぼやけの少ない画像となるが、その反面、フレームレート変換ONの画像を、サブフィールド補正なしでそのままサブフィールド発光型の表示装置(PDP)にて表示すると、今まで動画ぼやけにより見えていなかった動画擬似輪郭が新たに発生する。
また上記特許文献2のサブフィールド補正技術により補正を行うと、フレームレート変換がON時には、画像の動画擬似輪郭は低減する。しかし、フレームレート変換がOFF時には、モーションジャダーが強調されること、またフレームレート変換のON/OFF切替え時には画像の揺れが発生するという問題を発見した。
本発明の目的は、上記課題を鑑み、サブフィールド発光型の画像表示装置において、フレームレート変換した画像を表示する場合に発生する動画擬似輪郭、モーションジャダー、画像の揺れや動画ぼやけを改善することである。
本発明は、フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示装置において、入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出部と、動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換部と、フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換部と、フレームレート変換部の実行する変換モードが第1の変換モードと第2の変換モードのいずれであるかを検出する切替え検出部と、切替え検出部が検出した変換モードに応じて、動きベクトル検出部が検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正部と、補正した動きベクトルV1を用いて、サブフィールド変換部で求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正部と、サブフィールド補正部が再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示部とを備える。上記動きベクトル補正部は、上記切替え検出部により検出した変換モードが第1の変換モードである場合には、動きベクトルVをそのまま補正後の動きベクトルV1とし、上記切替え検出部により検出した変換モードが第2の変換モードである場合には、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルを補正する。
上記切替え検出部は、さらに、上記フレームレート変換部の実行する変換モードが第1の変換モードと第2の変換モードとの間で切り替わるか否かを検出し、上記動きベクトル補正部は、上記切替え検出部により変換モードの切り替えが検出された場合、切り替え時の画像に対して、V1=V×(1−β)+(V×α)×β(ただし0<β<1)により動きベクトルを補正する。
本発明は、フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示方法において、入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出ステップと、動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換ステップと、フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換ステップと、フレームレート変換ステップにて実行する変換モードが第1の変換モードと第2の変換モードのいずれであるかを検出する切替え検出ステップと、切替え検出ステップにて検出した変換モードに応じて、動きベクトル検出ステップにて検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正ステップと、補正した動きベクトルV1を用いて、サブフィールド変換ステップで求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正ステップと、サブフィールド補正ステップにて再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示ステップとを備える。上記動きベクトル補正ステップでは、上記切替え検出ステップにより検出した変換モードが第1の変換モードである場合には、動きベクトルVをそのまま補正後の動きベクトルV1とし、上記切替え検出ステップにより検出した変換モードが第2の変換モードである場合には、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルを補正する。
上記切替え検出ステップでは、さらに、上記フレームレート変換ステップにて実行する変換モードが第1の変換モードと第2の変換モードとの間で切り替わるか否かを検出し、前記動きベクトル補正ステップでは、前記切替え検出ステップにより変換モードの切り替えが検出された場合、切り替え時の画像に対して、V1=V×(1−β)+(V×α)×β(ただし0<β<1)により動きベクトルを補正する。
本発明によれば、フレームレート変換した画像をサブフィールド発光型の画像表示装置にて表示する場合に、動画擬似輪郭、モーションジャダー、画像の揺れや動画ぼやけを低減し、画質の劣化を低減した良質の画像を提供することができる。
以下、本発明の各実施例を図面を参照して説明する。各図面において共通の構成要素には同一の符号を付与した。以下の記載において、「サブフィールド」との記載は「サブフィールド期間」という意味も含む。また、「サブフィールドの発光」との記載は「サブフィールド期間における画素の発光」という意味も含む。また、以下の記載または図面において、動きベクトルの値として単にスカラー量を記載したものは、2次元ベクトルのうち、水平方向の動き量を画素単位で表わしたものとする。例えば、単に「+4」と表記した場合は、水平方向の動きベクトルVx=+4であることを示す。
図1は、本発明の第1の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図である。画像表示装置1の構成は、入力部10、動きベクトル検出部11、フレームレート変換部12、サブフィールド変換部13、切替え検出部14、動きベクトル補正部15、サブフィールド補正部16、画像表示部17、制御部20を備えている。
各部の動作を説明する。入力部10には動画像データが入力される。例えば入力部10は、画像入力端子、ネットワーク接続端子などを備え、あるいはTV放送用のチューナーであっても良い。入力部10では、入力された動画像データに対して必要に応じて画像の前処理を行い、処理後の表示データを動きベクトル検出部11とフレームレート変換部12へ出力する。
動きベクトル検出部11は、入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換した各フレーム間の各画素に対する動きベクトルVを求める。これらの動きベクトルから、物体の移動の速さと移動方向の情報が得られる。ここで、ある画素の動きベクトルVの水平成分をVx、垂直成分をVyとしたとき、その画素の動きベクトルをV=(Vx,Vy)と表す。動きベクトルを検出するための動き検出技術や動き推定技術等に関しては、MPEG符号化処理等で用いられている周知の技術を適用できるので、ここでは説明を省略する。
フレームレート変換部12では、入力する動画像データのフレームレートを表示するフレームレートに変換する。フレームレートを増加する場合には、現フレームより一つ前のフレーム(前フレームと呼ぶ)と現フレームの間に、1枚あるいは複数枚の補間フレームを挿入する。その場合、前フレームと現フレームの画像データとを比較し、動きベクトル検出部11にて求めた動きベクトルV0もしくは動きベクトルVを用いて、フレーム間の動きが滑らかになるように補間フレームを作成する。以下、これをフレームレート変換「ON」(第1の変換モード)とする。これに対し、補間フレームとして新たにフレームを作成せず、前フレームの画像データをそのまま繰り返して用いる場合がある。以下、これをフレームレート変換「OFF」(第2の変換モード)とする。フレームレート変換の「ON」と「OFF」は、画像の内容(絵柄)に応じて制御部20からの指示により切り替える。
サブフィールド変換部13では、入力画像の各画素データを複数のサブフィールドの発光データに変換する。1つのフレームをN個のサブフィールドにて構成し、各サブフィールドの輝度について、例えば、2の0乗、2の1乗、・・・、2の(N−1)乗と重み付けをする。そして、各サブフィールドの発光、非発光を選択することにより、発光したサブフィールドの輝度の和で当該フレームの階調を表現する。
切替え検出部14では、フレームレート変換部12から出力される画像データの表示モードMとそのフレームレート変換の切替え状態(変換モード)を示す切替フラグFを検出する。表示モードMとは、表示フレームの更新回数であり、例えば、24Hz、50Hz、60Hz等で表わす。すなわち、表示するフレームレートが60Hzであっても入力フレームレートが例えば24Hzであって、同一フレームを繰り返して表示する場合は、その更新回数は24Hzになる。また切替フラグFは、前フレームと現フレームとでフレームレート変換の変換モード(ON、OFF)がどのように推移するかを示すものである。ここではFの値について、「1」:ON→ON、「2」:OFF→OFF、「3」:ON→OFF、「4」:OFF→ONの4通りの状態で定義する。
動きベクトル補正部15では、切替え検出部14が検出した表示モードMと切替フラグFの状態に応じて、動きベクトル検出部11で検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する。この補正法については後述するが、例えば切替フラグFが「2」または「3」のとき(現フレームの変換モードが第2の変換モードのとき)、動きベクトルVに減衰係数αを乗じて動きベクトルV1に補正する。
サブフィールド補正部16では、サブフィールド変換部13で求めた各画素のサブフィールドの発光データを、動きベクトル補正部15で補正した各画素の動きベクトルV1を用いて、1画素毎に動きベクトルV1が示す方向へ再配置する。これをフレーム内の全ての画素について繰り返すことにより、サブフィールド変換部13が出力したサブフィールドデータを再配置する。
画像表示部17は、PDPなどの表示素子からなり、点灯および消灯などの発光動作を行う複数の画素を有し、サブフィールド補正部16で再配置したサブフィールドデータに基づいて、各画素の点灯または消灯を制御し画像を表示する。
制御部20は、表示装置内の各要素に接続される。表示装置の各要素の動作は、上述した各構成要素の自律的な動作、又は制御部20の指示により動作する。
このように本実施例の画像表示装置1では、切替え検出部14にて検出した表示モードMと切替フラグFを用いて動きベクトルを補正し、補正した動きベクトルを用いて、フレームレート変換部12から出力した画像データのサブフィールド補正を行うことを特徴とする。
以下、各部の構成と動作を詳細に説明する。
図2は、フレームレート変換部12の動作の一例を説明する図である。ここでは、入力する動画像データのフレーム列(フレームレート24Hz)を、出力するフレーム列(表示フレームレート60Hz)にフレームレート変換(以下、FRCと略す)する場合を示す。(a)はFRCを途中でOFFからONに切り替える場合、(b)はFRCを途中でONからOFFに切り替える場合である。各フレームには時系列に番号を付与している。また入力するフレーム間の動きベクトルV0は、簡単のためにV0=+4とV0=+10の2通りとする。V0=+4のときは画像の動きが小さくFRCをOFF、V0=+10のときは画像の動きが大きくFRCをONにすることとする。
図2(a)において、入力フレーム1,2に対してはFRCがOFFであり、入力フレームをそのまま繰り返して間隔が60Hzとなるように出力する。すなわち、出力フレーム1a,1b,1cと出力フレーム2a,2bを作成する。このとき出力フレーム間の動きベクトルVは、フレーム1aと1bの間、1bと1cの間ではV=0であるが、1cと2aの間ではフレームが更新されV=+4となる。同様に、フレーム2aと2bの間ではV=0であるが、2bと3の間ではV=+4となる。
入力フレーム3〜6に対してはFRCがONであり、間隔が60Hzとなるように補間フレームを作成して出力する。例えば入力フレーム3と4から出力用の補間フレーム4,5を作成し、入力フレーム4と5から出力用の補間フレーム6,7を作成する。このとき線形補間を行うものとすれば、出力フレーム間の動きベクトルVは、各フレーム間(3と4の間、4と5の間、・・・)でV=+4となる。
このときの表示モードMは、出力フレーム1a〜2bではM=24Hz、出力フレーム3〜10ではM=60Hzである。切替フラグFは、出力フレーム1a〜2bではF=2(OFF→OFF)、出力フレーム3ではF=4(OFF→ONの切替)、出力フレーム4〜10ではF=1(ON→ON)である。
一方図2(b)では、入力フレーム11,12に対してはFRCがON、入力フレーム13〜16に対してはFRCがOFFである。補間フレームは(a)と同様に作成する。出力フレームの動きベクトルVは、出力フレーム11〜16aの各フレーム間ではV=+4、出力フレーム16aと16bの間、16bと16cの間ではV=0、16cと17aの間ではV=+4となる。
このときの表示モードMは、出力フレーム11〜15ではM=60Hz、出力フレーム16a〜18cではM=24Hzである。切替フラグFは、出力フレーム11〜15ではF=1(ON→ON)、出力フレーム16aではF=3(ON→OFFの切替)、出力フレーム16b〜18cではF=2(OFF→OFF)である。
図3は、切替え検出部14の動作を示すフローチャートである。
切替え検出部14では、フレームレート変換部12から出力される各画像フレームについて、表示モードMと切替フラグFを検出して出力する。その手順を説明する。
ステップ301にて、1つ前の出力フレームのFRCの状態(ONまたはOFF)を検出してFRC(P)とする。また、1つ前のフレームの表示モードMを検出してM(P)とする。ステップ302にて、現フレームのFRCの状態を検出してFRC(N)とする。また、現フレームの表示モードMを検出してM(N)とする。
ステップ303にて、FRC(P)がONかOFFかを判定する。FRC(P)=ONならば、ステップ304に進み、FRC(N)がONかOFFかを判定する。FRC(N)=ONならば、ステップ305にて切替フラグF=1(ON→ON)とする。FRC(N)=OFFならば、ステップ306にて切替フラグF=3(ON→OFF)とする。
ステップ303でFRC(P)=OFFならば、ステップ307に進み、FRC(N)がONかOFFかを判定する。FRC(N)=ONならば、ステップ308にて切替フラグF=4(OFF→ON)とする。FRC(N)=OFFならば、ステップ309にて切替フラグF=2(OFF→OFF)とする。
ステップ310にて、検出した表示モードM(P)、M(N)および切替フラグFを動きベクトル補正部15に出力する。例えば図2(a)の場合、出力フレーム3については、M(P)=24Hz、M(N)=60HzおよびF=4(OFF→ON)と求めて出力する。
次に、動きベクトル補正部15について説明する。フレームレート変換部12においてFRC=OFF(第2の変換モード)時は、入力フレームを繰り返して表示する。例えば図2(a)では、24Hzの入力フレーム1や2を繰り返し、60Hzの出力フレーム1a,1b,1cや2a,2bとして表示する。この映像をサブフィールド補正部16にてSF補正を施して画像表示部17に表示すると、モーションジャダー妨害が強調されるという問題がある。その理由は、フレームレート変換部12にてFRC=OFFとしたため出力フレーム間の画像の動きの滑らかさが失われ、一部のフレーム間(1cと2a)に動きが集中するためにモーションジャダーが発生する。サブフィールド補正部16では、SF補正を行うためにさらにその動きを加速させ、モーションジャダーを強調することになる。
そこで、動きベクトル補正部15では、SF補正を抑制するために、動きベクトルVの大きさを減衰させる補正を行う。具体的には、次式(1)により動きベクトルVに減衰係数αを乗じて動きベクトルV1を求める。
V1=V×α (1)
ここに減衰係数αは、画質に合わせて0≦α<1の範囲から最適な値を選択する。これにより、画像の急激な動きを緩和させ、モーションジャダーの強調を抑えることができる。
図4は、動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャートである。
ステップ401にて、切替え検出部14で求めた対象フレームの切替フラグFを入力する。ステップ402にて、動きベクトル検出部11で求めた対象画素の動きベクトルVを入力する。ステップ403にて、切替フラグFの値を判定する。
切替フラグF=1または4の場合(対象フレームのFRC=ON、第1の変換モード)、ステップ404に進み、補正ベクトルV1=Vとし動きベクトルの補正は行わない。切替フラグF=2または3の場合(対象フレームのFRC=OFF、第2の変換モード)、ステップ405に進み、(1)式により計算し新たな動きベクトルV1を求める。
ステップ406にて、補正後の動きベクトルV1をサブフィールド補正部16に出力する。ステップ407にて、対象フレームの全ての画素について補正を終了するまで、上記ステップ402から406を繰り返す。
このように本実施例の動きベクトル補正部15は、対象フレームの切替フラグFが2または3の場合(フレームレート変換FRCがOFF)、出力するフレームの各画素の動きベクトルを減衰させるよう補正する。
図5は、サブフィールド補正部16の動作を示すフローチャートである。サブフィールド補正部16では、サブフィールド変換部13で求めたサブフィールドデータを再配置するものであるが、その際、動きベクトル補正部15にて求めた補正後の動きベクトルV1を用いて再配置位置を決定するものである。ここでは、サブフィールド(SF)の総数をNとし、各SFの番号を変数i(i=1〜N)で表わす。
ステップ501にて、変数iに1を代入する。ステップ502にて、
Xi=V1×(i−1)/N (2)
を計算し、移動先の画素位置Xiを求める。この計算では、動きベクトルとして補正後の値V1を使用する。i=1(先頭のSF)のときはXi=0とし、画素位置の移動は行わない。ステップ503にて、対象のSF(i)の発光位置を画素位置Xiが示す位置に再配置する。
ステップ504にて、iに1を加算し、次に対象となるSFの番号iを求める。ステップ505にて、i>Nか否かの判定、即ち、対象画素の全てのSFについて、SFの再配置が終了したか否かの判定を行う。終了していない場合、上記ステップ502から504を繰り返す。終了したならば、ステップ506に進み、対象フレームの全画素についてSFの再配置が終了するまで、ステップ501から505までを繰り返す。これにより、サブフィールド変換部13で求めた対象フレームの全画素について、補正後の動きベクトルV1を用いてSFの再配置を行う。
なお、ステップ502にて算出した画素位置Xiの結果が小数精度である場合は、これを四捨五入、切捨て、切上げなどの処理により整数精度とした画素位置Xiを用いてもよい。以下の実施例では、切捨てにより整数化している。
図6は、サブフィールド補正部16にて行うサブフィールド補正の一例を示す図である。(a)は比較のためにサブフィールド補正なしの場合、(b)は動きベクトルの補正なしでサブフィールド補正を行う場合、(c)は補正した動きベクトルを用いてサブフィールド補正を行う場合である。水平方向は水平画素位置を示し、垂直方向はフレーム時間を示している。各画素n〜(n+4)の各サブフィールド(SF1〜SF4)の発光状態を点灯=黒、消灯=白で示している。
図6(a)はサブフィールド補正なしの場合で、画素nの各SFの点灯位置は元の位置のまま(画素nのライン600上)である。これは、静止画表示のとき(すなわち、動きベクトルV=0のとき)には問題ないが、動画の場合(例えば動きベクトルV=+4の場合)、人の視線方向は点線矢印601が示す方向となり、目が追従して周辺の別な画素のサブフィールドの発光を見るため、動画擬似輪郭が発生する。
図6(b)は、動きベクトルの補正なしでサブフィールド補正を行う場合である。これは切替フラグF=1または4の場合の処理であって、例えば図2(a)の出力フレーム4の場合に適用する。切替え検出部14は、出力フレーム4について、表示モードM(P)=60Hz、M(N)=60Hzおよび切替フラグF=1(ON→ON)と求める。この場合フラグF=1であるので、動きベクトル補正部15は、各画素の動きベクトルV1を、V1=V=+4とする(補正なし)。サブフィールド補正部16は、このV1を用いて前記(2)式に従い各SFの画素位置Xi(i=1〜4)を計算し、X1=0、X2=1、X3=2、X4=3と求める。図6(b)はこれらの計算値Xiに従ってSF1からSF4を再配置したもので、点灯画素を視線方向601に沿って配置し、動画擬似輪郭や動画ぼやけを低減することができる。
図6(c)は、補正した動きベクトルを用いてサブフィールド補正を行う場合である。これは切替フラグF=2または3の場合の処理であって、例えば図2(a)の出力フレーム2aの場合に適用する。切替え検出部14は、出力フレーム2aについて、表示モードM(P)=24Hz、M(N)=24Hzおよび切替フラグF=2(OFF→OFF)と求める。この場合フラグF=2であるので、動きベクトル補正部15は各画素の動きベクトルV1を、前記(1)式の計算で補正する。ここで減衰係数α=0.5とすると、V1=4×0.5=+2となる。サブフィールド補正部16は、このV1=+2を用いて前記(2)式に従い各SFの画素位置Xi(i=1〜4)を計算し、X1=0、X2=0、X3=1、X4=1と求める(小数以下は切り捨て)。図6(c)はこれらの計算値Xiに従ってSF1からSF4を再配置したもので、視線方向601よりも移動量を減少させた方向602に沿って点灯画素を配置する。これによりサブフィールドの補正量が小さくなるため、モーションジャダーを強調することなく、動画擬似輪郭と動画ぼやけを低減することが可能となる。
本実施例によれば、フレームレート変換(FRC)の変換モード(ONまたはOFFの状態)に応じてサブフィールド補正量を変えることで、FRCがOFFのときに発生するモーションジャダーを強調することなく、変換後の画像表示における動画擬似輪郭や動画ぼやけの発生を抑制できる。
第2の実施例に係る画像表示装置は、前記実施例1の図1と同じ構成であるが、動きベクトル補正部15の動作を変更したものである。フレームレート変換(FRC)の変換モードがON(第1の変換モード)とOFF(第2の変換モード)の間で切り替わる時には、切り替え前後の画像の動きが不連続になり、画像の揺れが生じる場合がある。そこで本実施例の動きベクトル補正部15は、FRCの切替え時の動きベクトルの変化が滑らかになるよう補正する。
サブフィールド補正部16では、補正した動きベクトルを用いてサブフィールドの再配置を行う。具体的には、動きベクトル補正部15は、前記(1)式で補正した場合(V×α)を補正量100%とし、この補正量をさらに調整係数βにて調整して動きベクトルV1を求める。その計算式は例えば次式(3)を用いる。
V1=V×(1−β)+(V×α)×β (3)
例えば補正前のVと、100%補正値である(V×α)との平均値として求める場合は、調整係数β=0.5(補正量=50%)とする。ここでα=0.5であれば、
V1=0.5V+0.25V=0.75V
となる。なお、調整係数βは、0<β<1の範囲から選択して重み付け平均しても良い。
これにより、変換モードが切り替わるとき、すなわちFRCがOFFからONへ切替わる場合は、サブフィールドの補正量を段階的に強め(0.5V→0.75V→V)、またFRCがONからOFFへ切替わる場合は、サブフィールドの補正量を段階的に弱めることができ(V→0.75V→0.5V)、画像の揺れを抑える効果がある。
図7は、動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャートである。
ステップ701にて、切替え検出部14で求めた対象フレームの切替フラグFを入力する。ステップ702にて、動きベクトル検出部11で求めた対象画素の動きベクトルVを入力する。ステップ703にて、切替フラグFの値を判定する。
切替フラグF=1の場合(FRCがON→ON)、ステップ704に進み、補正ベクトルV1=Vとし動きベクトルの補正は行わない。切替フラグF=2の場合(FRCがOFF→OFF)、ステップ705に進み前記(1)式にて計算し、新たな動きベクトルV1を求める。切替フラグF=3または4の場合(FRCがON→OFF、またはOFF→ON)、ステップ706に進み、上記(3)式にて計算し動きベクトルV1を求める。
ステップ707にて、求めた補正後の動きベクトルV1をサブフィールド補正部16に出力する。ステップ708では、対象フレームの全ての画素について補正を終了するまで、上記ステップ702から707を繰り返す。
図8は、サブフィールド補正部16にて行うサブフィールド補正の一例を示す図である。ここでは、上記(3)式に従い減衰係数αと調整係数βにて補正した動きベクトルを用いてサブフィールド補正を行う場合を示す。これは切替フラグF=3または4(FRC切替あり)の場合の処理であって、例えば図2(a)の出力フレーム3や図2(b)の出力フレーム16aの場合に適用する。
出力フレーム3の場合、切替え検出部14により、表示モードM(P)=24Hz、M(N)=60Hzおよび切替フラグF=4(OFF→ON)と求める。この場合フラグF=4であるため、動きベクトル補正部15は、上記(3)式を用いて計算し、減衰係数α=0.5、調整係数β=0.5であれば、
V1=4×(1−0.5)+(4×0.5)×0.5=+3
と求まる。サブフィールド補正部16は、このV1を用いて前記(2)式に従い各SFの画素位置Xi(i=1〜4)を計算し、X1=0、X2=0、X3=1、X4=2と求める(小数以下は切り捨て)。図8はこれらの計算値Xiに従って、SF1からSF4を方向803に沿って再配置したものである。この配置方向803は、前後の出力フレーム2b、4における配置方向である前記図6の(b)と(c)の再配置方向801(601)と802(602)と比較するとそれらの中間の方向であり、FRC切替時にサブフィールドを段階的に大きくなるように配置できることを示す。
同様に、図2(b)の出力フレーム16aの場合にもFRCの切替(ON→OFF)が行われ、そのサブフィールドの配置方向は前後の出力フレーム15、16bにおける配置方向の中間の方向となり、サブフィールドを段階的に小さくなるように配置することができる。
これより、FRCの切替え時に発生する画像の揺れを低減しつつ、動画ぼやけや動画擬似輪郭を低減することが可能となる。
本実施例では、FRCの切替え時の1個のフレームについてのみサブフィールドの補正量を係数βで調整したが、切替え前後の数フレームに渡り同様に係数βで調整することでも同様の効果が得られる。
本実施例によれば、前記実施例1と同様に、モーションジャダーを強調することなく、動画ぼやけと動画擬似輪郭の両方を低減することが可能となる。さらに、フレームレート変換の変換モード(ONとOFF)の切替え時に発生する画像の揺れを低減することができる。
図9は、本発明の第3の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図である。本実施例の画像表示装置1は、前記実施例1の図1の構成において、切替え検出部14を削除し新たにフレームレート変換設定部18を設けたものである。
フレームレート変換設定部18は、テレビ画面設定メニューの1つであり、ユーザがリモコン等の操作によりフレームレート変換(FRC)の変換モード(ONまたはOFF)を設定するためのものである。FRC=ON(第1の変換モード)が選択された場合は、FRC設定値T=1とする。FRC=OFF(第2の変換モード)が選択された場合は、FRC設定値T=2とする。
FRC設定値Tに従い、フレームレート変換部12は変換動作を切り替えて補間フレームを作成し出力する。また、FRC設定値Tの情報は動きベクトル補正部15に入力し、動きベクトルの補正のために用いる。よって、前記実施例1(図1)の切替え検出部14は不要となる。動きベクトル検出部11にて検出した動きベクトルVに対し、動きベクトル補正部15は、FRC=ONが選択された場合(T=1)には、補正ベクトルV1=V(第1の補正)とし、FRC=OFFが選択された場合(T=2)には、前記(1)式に従いV1=V×α(第2の補正)として出力する。サブフィールド補正部16では、補正ベクトルV1を用いてサブフィールドの再配置を行う。
図10は、図9における動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャートである。
ステップ1001にて、フレームレート変換設定部18で設定されたFRC設定値Tを入力する。ステップ1002にて、動きベクトル検出部11で求めた対象画素の動きベクトルVを入力する。ステップ1003にて、FRC設定値Tの値を判定する。
FRC設定値T=1の場合(FRC実行)、ステップ1004に進み、補正ベクトルV1=Vとし、動きベクトルの補正は行わない。FRC設定値T=2の場合(FRC非実行)、ステップ1005に進み、前記(1)式の計算により新たな動きベクトルV1を求める。
ステップ1006にて、求めた補正後の動きベクトルV1をサブフィールド補正部16に出力する。ステップ1007にて、対象フレームの全ての画素について補正を終了するまで、上記ステップ1002から1006を繰り返す。
以上の結果、サブフィールド補正部16によるサブフィールドの再配置は、例えば前記図6と同様になる。図6(a)のフレームに対して、FRCの実行が選択された場合は、図6(b)に示すように再配置され、FRCの非実行が選択された場合は、図6(c)に示すように再配置される。これより、FRCの非実行の場合、サブフィールドの補正量を小さくすることができる。
本実施例によれば、前記実施例1と同様に、モーションジャダーを強調することなく、フレームレート変換後の画像表示における動画擬似輪郭や動画ぼやけの発生を抑制できる。さらに、フレームレート変換の変換モード(ONまたはOFF)をユーザが設定することが可能となり、使い勝手が向上する。
図11は、本発明の第4の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図である。本実施例の画像表示装置1は、前記実施例1の図1の構成において、切替え検出部14を削除し新たにサブフィールド補正設定部19を設けたものである。
サブフィールド補正設定部19は、テレビ画面設定メニューの1つであり、ユーザがリモコン等の操作によりサブフィールド補正(SF補正)の補正量の大小を設定するためのものである。SF補正の補正量が大に設定された場合は、SF補正設定値S=1とする。補正量が小に設定された場合は、SF補正設定値S=2とする。SF補正設定値Sに従い、動きベクトル補正部15は動きベクトルの補正を行う。よって、前記実施例1(図1)の切替え検出部14は不要となる。
動きベクトル検出部11にて検出した動きベクトルVに対し、動きベクトル補正部15は、SF補正量が大に設定された場合(S=1)には、補正ベクトルV1=V(第1の補正)とし、SF補正量が小に設定された場合(S=2)には、前記(1)式に従いV1=V×α(第2の補正)として出力する。これらは、フレームレート変換部12でのフレームレート変換のON,OFFには関係しない。サブフィールド補正部16では、補正ベクトルV1を用いてサブフィールドの再配置を行う。
図12は、図11における動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャートである。
ステップ1201にて、サブフィールド補正設定部19で設定されたSF補正設定値Sを入力する。ステップ1202にて、動きベクトル検出部11で求めた対象画素の動きベクトルVを入力する。ステップ1203にて、SF補正設定値Sの値を判定する。
SF補正設定値S=1の場合(SF補正量大)、ステップ1204に進み、補正ベクトルV1=Vとし、動きベクトルの補正は行わない。SF補正設定値S=2の場合(SF補正量小)、ステップ1205に進み、前記(1)式により計算し新たな動きベクトルV1を求める。
ステップ1206にて、求めた補正後の動きベクトルV1をサブフィールド補正部16に出力する。ステップ1207にて、対象フレームの全ての画素について補正を終了するまで、上記ステップ1202から1206を繰り返す。
以上の結果、サブフィールド補正部16によるサブフィールドの再配置は、例えば前記図6と同様になる。図6(a)のフレームに対して、SF補正量大が設定された場合は図6(b)に示すように再配置され、SF補正量小が設定された場合は図6(c)に示すように再配置される。このように、SF補正設定値Sによりサブフィールドの補正量を小さくすることができる。
なお、SF補正設定値Sは上記例では2通り(S=1,2)の選択肢としたが、減衰係数αを複数通り設定することで、3通り以上の選択肢を設けることもできる。
本実施例によれば、フレームレート変換後の画像表示における動画擬似輪郭や動画ぼやけの発生を抑制できる。さらに、サブフィールド補正時の補正量をユーザが設定することが可能となり、使い勝手が向上する。
以上説明した各実施例によれば、いずれの場合も、より好適に画質の劣化を防止する。なお、上記各実施例においては、次のような特有の効果を有する。
実施例1によれば、フレームレート変換(FRC)のON、OFFの状態に応じてサブフィールド補正量を変えることができ、FRCにより補間した映像の動画ぼやけや動画擬似輪郭の発生を抑制できる。また、変換前フレームと変換後フレームが同一となる各フレームのモーションジャダーを強調することなく、動画ぼやけと擬似輪郭の両方を低減することが可能となる。
実施例2によれば、FRCの自動切替え時の画像の揺れを低減しつつ、FRCにより補間されたフレームの動画ぼやけや動画擬似輪郭を低減し、また、モーションジャダーを強調することなく、変換前フレームと変換後フレームが同一となる各フレームの動画ぼやけと動画擬似輪郭の両方を低減することが可能となる。
実施例3によれば、ユーザが設定したFRCの実行有無の設定値Tに応じてサブフィールドの補正量を変えることができ、FRCにより補間されたフレームの動画ぼやけや動画擬似輪郭を低減し、また、モーションジャダーを強調することなく、変換前フレームと変換後フレームが同一となる各フレームの動画ぼやけと動画擬似輪郭の両方を低減することが可能となる。
実施例4は、ユーザが設定したSF補正の補正量の設定値Sに応じてサブフィールドの補正量を変えることができ、ユーザの好みに応じて、全てのフレームの動画ぼやけや動画擬似輪郭を多く低減したり、少なく低減したりすることが可能となる。
以上説明した各実施例については、次のような変形が可能である。
フレームレート変換においては、24Hzと60Hzのフレームレート変換を例にして説明したが、50Hzと60Hz、30Hzと60Hz、25Hzと50Hzなど、他のフレームレート変換等に対しても適用可能であり、同様の効果を有する。
動きベクトルに関しは、一例として水平方向の移動のみを伴う1次元の値を用いて説明したが、2次元の値であってもよい。サブフィールド数Nは4の場合について説明したが、サブフィールド数Nが4以外の場合であってもよい。
また、以上説明した各図、各方法等の実施例のいずれを組み合わせても、本発明の実施の形態となりうる。
本発明の第1の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図(実施例1)。 フレームレート変換部12の動作の一例を説明する図。 切替え検出部14の動作を示すフローチャート。 動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャート。 サブフィールド補正部16の動作を示すフローチャート。 サブフィールド補正の一例を示す図。 本発明の第2の実施例に係る動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャート(実施例2)。 サブフィールド補正の一例を示す図。 本発明の第3の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図(実施例3)。 実施例3に係る動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャート。 本発明の第4の実施例に係る画像表示装置を示すブロック図(実施例4)。 実施例4に係る動きベクトル補正部15の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…画像表示装置、10…入力部、11…動きベクトル検出部、12…フレームレート変換部、13…サブフィールド(SF)変換部、14…切替え検出部、15…動きベクトル補正部、16…サブフィールド補正部、17…画像表示部、18…フレームレート変換(FRC)設定部、19サブフィールド(SF)補正設定部、20…制御部、F…切替フラグ、T…FRC設定値、S…SF補正設定値、V0,V,V1…動きベクトル。

Claims (10)

  1. フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、該複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示装置において、
    入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出部と、
    上記動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは上記入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、上記入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換部と、
    上記フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換部と、
    上記フレームレート変換部の実行する変換モードが上記第1の変換モードと上記第2の変換モードのいずれであるかを検出する切替え検出部と、
    上記切替え検出部が検出した変換モードに応じて、上記動きベクトル検出部が検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正部と、
    上記補正した動きベクトルV1を用いて、上記サブフィールド変換部で求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正部と、
    上記サブフィールド補正部が再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示部とを備え、
    上記動きベクトル補正部は、上記切替え検出部により検出した変換モードが上記第1の変換モードである場合には、上記動きベクトルVをそのまま上記補正後の動きベクトルV1とし、上記切替え検出部により検出した変換モードが上記第2の変換モードである場合には、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルを補正することを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記切替え検出部は、さらに、前記フレームレート変換部の実行する変換モードが前記第1の変換モードと前記第2の変換モードとの間で切り替わるか否かを検出し、
    前記動きベクトル補正部は、前記切替え検出部により変換モードの切り替えが検出された場合、切り替え時の画像に対して、
    V1=V×(1−β)+(V×α)×β (ただし0<β<1)
    により動きベクトルを補正することを特徴とする画像表示装置。
  3. フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、該複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示装置において、
    入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出部と、
    上記動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは上記入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、上記入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換部と、
    上記フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換部と、
    上記動きベクトル検出部が検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正部と、
    上記補正した動きベクトルV1を用いて、上記サブフィールド変換部で求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正部と、
    上記サブフィールド補正部が再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示部とを備え、
    上記動きベクトル補正部は、上記動きベクトルVをそのまま上記補正後の動きベクトルV1とする第1の補正と、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルV1を求める第2の補正とから一方を選択することを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記フレームレート変換部が実行する変換モードとして前記第1の変換モードまたは前記第2の変換モードのいずれかを設定するフレームレート変換設定部を備え、
    前記動きベクトル補正部は、上記フレームレート変換設定部により前記第1の変換モードが設定された場合には、前記第1の補正を選択し、上記フレームレート変換設定部により前記第2の変換モードが設定された場合には、前記第2の補正を選択して動きベクトルV1を求めることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記サブフィールド補正部にて発光データを再配置するときの補正量を設定するサブフィールド補正設定部を備え、
    前記動きベクトル補正部は、上記サブフィールド補正設定部により補正量を大きく設定された場合には、前記第1の補正を選択し、上記サブフィールド補正設定部により補正量を小さく設定された場合には、前記第2の補正を選択して動きベクトルV1を求めることを特徴とする画像表示装置。
  6. フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、該複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示方法において、
    入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出ステップと、
    上記動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは上記入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、上記入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換ステップと、
    上記フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換ステップと、
    上記フレームレート変換ステップにて実行する変換モードが上記第1の変換モードと上記第2の変換モードのいずれであるかを検出する切替え検出ステップと、
    上記切替え検出ステップにて検出した変換モードに応じて、上記動きベクトル検出ステップにて検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正ステップと、
    上記補正した動きベクトルV1を用いて、上記サブフィールド変換ステップで求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正ステップと、
    上記サブフィールド補正ステップにて再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示ステップとを備え、
    上記動きベクトル補正ステップでは、上記切替え検出ステップにより検出した変換モードが上記第1の変換モードである場合には、上記動きベクトルVをそのまま上記補正後の動きベクトルV1とし、上記切替え検出ステップにより検出した変換モードが上記第2の変換モードである場合には、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルを補正することを特徴とする画像表示方法。
  7. 請求項6に記載の画像表示方法において、
    前記切替え検出ステップでは、さらに、前記フレームレート変換ステップにて実行する変換モードが前記第1の変換モードと前記第2の変換モードとの間で切り替わるか否かを検出し、
    前記動きベクトル補正ステップでは、前記切替え検出ステップにより変換モードの切り替えが検出された場合、切り替え時の画像に対して、
    V1=V×(1−β)+(V×α)×β (ただし0<β<1)
    により動きベクトルを補正することを特徴とする画像表示方法。
  8. フレームレート変換により作成した画像の各フレームを複数のサブフィールドに時分割して、該複数のサブフィールドにおける発光データを表示する画像表示方法において、
    入力画像についてフレーム間の画素の動きベクトルV0を検出し、動きベクトルV0を用いてフレームレートを変換したフレーム間の画素の動きベクトルVを求める動きベクトル検出ステップと、
    上記動きベクトルV0または動きベクトルVを用いて補間画像を作成する第1の変換モード、あるいは上記入力画像を繰り返して出力する第2の変換モードにより、上記入力画像のフレームレートを画像を表示するフレームレートに変換するフレームレート変換ステップと、
    上記フレームレートを変換した画像の各フレームを複数のサブフィールドの発光データに変換するサブフィールド変換ステップと、
    上記動きベクトル検出ステップにて検出した動きベクトルVを動きベクトルV1に補正する動きベクトル補正ステップと、
    上記補正した動きベクトルV1を用いて、上記サブフィールド変換ステップにて求めたサブフィールドの発光データを再配置するサブフィールド補正ステップと、
    上記サブフィールド補正ステップにて再配置したサブフィールドの発光データを用いて画像を表示する画像表示ステップとを備え、
    上記動きベクトル補正ステップでは、上記動きベクトルVをそのまま上記補正後の動きベクトルV1とする第1の補正と、V1=V×α(ただし0≦α<1)により動きベクトルV1を求める第2の補正とから一方を選択することを特徴とする画像表示方法。
  9. 請求項8に記載の画像表示方法において、
    前記フレームレート変換ステップにて実行する変換モードとして前記第1の変換モードまたは前記第2の変換モードのいずれかを設定するフレームレート変換設定ステップを備え、
    前記動きベクトル補正ステップでは、上記フレームレート変換設定ステップにより前記第1の変換モードが設定された場合には、前記第1の補正を選択し、上記フレームレート変換設定ステップにより前記第2の変換モードが設定された場合には、前記第2の補正を選択して動きベクトルV1を求めることを特徴とする画像表示方法。
  10. 請求項8に記載の画像表示方法において、
    前記サブフィールド補正ステップにて発光データを再配置するときの補正量を設定するサブフィールド補正設定ステップを備え、
    前記動きベクトル補正ステップでは、上記サブフィールド補正設定ステップにより補正量を大きく設定された場合には、前記第1の補正を選択し、上記サブフィールド補正設定ステップにより補正量を小さく設定された場合には、前記第2の補正を選択して動きベクトルV1を求めることを特徴とする画像表示方法。
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