JP2010078039A - 作業機の油圧システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続した油圧アクチュエータに対応して確実に作動油を流すことができるようにする。
【解決手段】 操作手段83に応じてハイフロー弁51における作動油の増量を制御するコントローラ75と、このコントローラ75に接続されていて運転席の周辺に設けられた報知手段85とを備える。コントローラ75には、操作手段83によるハイフロー弁51の増量制御を有効又は無効に切り換えるハイフロースイッチ84が接続されている。コントローラ75は、接続装置50に増量油路uからの作動油の増量が不要の油圧アクチュエータ34bが接続されていて、且つ、ハイフロースイッチ84によってハイフロー弁51による増量制御が有効になっているときに、報知手段85による警告を作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業機の油圧システムに関するものである。
従来、油圧駆動式作業具の油圧アクチュエータに作動油を供給するメインポンプと、油圧アクチュエータに供給される作動油の流量を増量させるためのサブポンプとを備えた作業機がある(特許文献1参照)。
特許文献1に示すような作業機においては、メインポンプから油圧アクチュエータに至る作動油の作動油流通路側に、サブポンプからの作動油を流す増量油路を接続することによって、油圧アクチュエータに流す作動油を増量することができるものとなっている。なお、増量油路にサブポンプからの作動油を流すか否かは制御弁(ハイフロー弁)で行っている。
米国特許第7017674号明細書
さて、このような作業機において、例えば、油圧駆動式草刈り機のように、その油圧アクチュエータが作動油の増量によって駆動する増量仕様(大容量仕様)のものを用いる場合、作動油流通路に設けた接続装置に大容量仕様の油圧アクチュエータ(大容量仕様のアタッチメント)を接続することになる。
一方で、バケットのように、その油圧アクチュエータが作動油の増量を不要として駆動する非増量仕様(標準仕様)のものを用いる場合も、前記接続装置に標準仕様の油圧アクチュエータ(標準仕様のアタッチメント)を接続することになる。
ここで、接続装置に接続した油圧アクチュエータが標準仕様のものであるのにも関わらずハイフロー弁を増量側に切り換えて動作させことは、油圧アクチュエータに多大な負荷をかけることになり好ましくはない。
そこで、本発明は、接続した油圧アクチュエータに対応して確実に作動油を流すことができる作業機の油圧システムを提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、メインポンプから供給された作動油を流すための作動油流通路と、この作動油流通路に接続され且つ前記メインポンプとは異なるサブポンプから供給された作動油を流して作動油流通路の作動油を増量するための増量油路と、この増量油路と連通した作動油流通路の端部側に設けられ油圧アクチュエータを接続するための接続装置と、この増量油路に設けられていて当該増量油路の作動油の増量を制御するハイフロー弁と、操作手段に応じて前記ハイフロー弁における作動油の増量を制御するコントローラと、このコントローラに接続されていて運転席の周辺に設けられた報知手段とを備え、前記コントローラには、前記操作手段によるハイフロー弁の増量制御を有効又は無効に切り換えるハイフロースイッチが接続され、前記コントローラは、前記接続装置に増量油路からの作動油の増量が不要の油圧アクチュエータが接続されていて、且つ、前記ハイフロースイッチによってハイフロー弁による増量制御が有効になっているときに、前記報知手段による警告を作動させる点にある。
前記油圧アクチュエータ及び接続装置には、接続装置に接続された油圧アクチュエータが増量が要又は不要であるかを識別する識別手段が設けられ、この識別手段は油圧アクチュエータが接続装置に接続したときに識別信号をコントローラに出力するように構成され、前記コントローラは、前記識別信号が増量不要の油圧アクチュエータに対応する信号であったときに、前記報知手段による警告を作動させることが好ましい。
前記識別手段は、接続装置に設けられ前記識別信号の検出用の電圧が出力される識別端子と、接続装置に設けられ識別信号をコントローラに出力する識別端子と、増量不要のノーマル用油圧アクチュエータに設けられて前記接続装置の電圧端子に接続するノーマル用第1端子と、前記ノーマル用油圧アクチュエータに設けられて前記ノーマル用第1端子とはオープン状態で且つ前記識別端子へノーマル用油圧アクチュエータに対応する識別信号を出力するノーマル用第2端子と、増量要のハイフロー用油圧アクチュエータに設けられて前記接続装置の電圧端子に接続するハイフロー用第1端子と、前記ハイフロー用油圧アクチュエータに設けられて前記ハイフロー用第1端子と短絡し且つ前記識別端子へハイフロー用油圧アクチュエータに対応する識別信号を出力するハイフロー用第2端子とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、接続した油圧アクチュエータに対応して確実に作動油を流すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図5及び図6において、本発明に係る作業機1(トラックローダ)は、機体フレーム2と、この機体フレーム2に装着した作業装置3と、機体フレーム2を支持する左右一対の走行装置4とを備え、機体フレーム2の上部前部側にキャビン5(運転者保護装置)が搭載されている。
機体フレーム2は、鉄板等により構成されていて、底壁6と、左右一対の側壁7と、前壁8と、左右各側壁7の後部に設けられた支持枠体9とを備え、側壁7間は上方に開放状とされ、この機体フレーム2の後端部には、左右一対の支持枠体9間の後端開口を塞ぐ蓋部材10が開閉自在に設けられている。
前記キャビン5は、前下端が機体フレーム2の前壁8の上縁部8aに接当載置されていると共に、背面の上下中途部が機体フレーム2の支持ブラケット11に、左右方向の支持軸12廻りに揺動自在に支持されており、前記支持軸12回りにキャビン5を上方に揺動することにより機体フレーム2内のメンテナンス等ができるよう構成されている。
キャビン5内には運転席13が設けられ、この運転席13の左右一側(例えば、左側)には、走行装置4を操作するための走行用操作部材が配置され、運転席13の左右他側(例えば、右側)には、作業装置3を操作するための作業用操作部材15が配置されている。運転席13の前側には、作業機1のエンジン29の回転数、水温、油温等を表示したり、様々な警告などを表示するための表示装置14(メータ)が設けられている。
キャビン5は上面が屋根で塞がれ、左右の側面が多数の角孔を形成した側壁で塞がれ、背面上部がリヤガラスで塞がれ、底面の前後方向中央部が底壁により塞がれていて、前方が開口した箱形に形成され、前面側が乗降口とされている。
左右の各走行装置4は、前後一対の従動輪16と、前後の従動輪16間の上方で且つ後部寄りに配置した駆動輪17と、前後の従動輪16間に配置した複数の転輪18と、これら前後従動輪16,駆動輪17及び転輪18にわたって巻き掛けられた無端帯状のクローラベルト19とを備えてなるクローラ式走行装置により構成されている。
前後従動輪16及び転輪18は、機体フレーム2に取付固定されたトラックフレーム20に横軸回りに回転自在に取り付けられ、駆動輪17は前記トラックフレーム20に取り付けられた油圧駆動式の走行モータ21L,21R(ホイルモータ)の回転ドラムに取り付けられ、該走行モータ21L,21Rによって駆動輪17を左右軸回りに回転駆動することによりクローラベルト19が周方向に循環回走され、これにより、作業機1が前後進するように構成されている。
作業装置3は、左右一対のブーム22と、該ブーム22の先端に装着したバケット23(作業具)とを備える。
左右一対のブーム22は、機体フレーム2及びキャビン5の左右両側に配置され、左右のブーム22はその前部側の中途部において連結体によって相互に連結されている。
左右の各ブーム22は、該ブーム22の先端側が機体フレーム2の前方側で昇降するように、その基部側(後部側)が機体フレーム2の後上部に第1リフトリンク24と第2リフトリンク25とを介して上下揺動自在に支持されている。
また、左右の各ブーム22の基部側と機体フレーム2の後下部との間には、複動式油圧シリンダからなるリフトシリンダ26が設けられていて、左右のリフトシリンダ26を左右同時に伸縮させることにより左右のブーム22が上下に揺動動作する。
左右の各ブーム22の先端側には、それぞれ装着ブラケット27が左右軸回りに回動自在に枢支連結され、左右の装着ブラケット27にバケット23の背面側が取り付けられている。
また、装着ブラケット27とブーム22の先端側中途部との間には、複動式油圧シリンダからなるチルトシリンダ28が介装され、このチルトシリンダ28の伸縮によってバケット23が揺動動作(スクイ・ダンプ動作)するように構成されている。
バケット23は装着ブラケット27に対して着脱自在とされており、バケット23を取り外して装着ブラケット27に各種のアタッチメント(油圧駆動式の作業具)を取り付けることで、掘削以外の各種の作業(又は他の掘削作業)を行えるように構成されている。
機体フレーム2の底壁6上の後側にはエンジン29が設けられ、機体フレーム2の底壁6上の前側には燃料タンク30と作動油タンク31とが設けられている。
エンジン29の前方には左右の走行モータ21L,21Rを駆動する油圧駆動装置32が設けられ、油圧駆動装置32の前方に第1〜3ポンプP1,P2,P3が設けられ、機体フレーム2の右側壁7の前後方向中途部に、作業装置3用のコントロールバルブ33(油圧制御装置)が設けられている。
次に、作業機の作業機系の油圧システムについて、図1〜2を用いて詳しく説明する。
図1、2に示すように、第1〜3ポンプP1,P2,P3は、エンジン29の動力によって駆動される定容量型のギヤポンプによって構成されている。第1ポンプP1(メインポンプ)は、リフトシリンダ26、チルトシリンダ28又はブーム22の先端側に取り付けられるアタッチメントの油圧アクチュエータ34を駆動するために使用される。第2ポンプP2は、主として制御信号圧力の供給用に使用される。第3ポンプP3(サブポンプ)は、ブーム22の先端側に取り付けられる油圧駆動式のアタッチメントの油圧アクチュエータ34が大容量を必要とする油圧アクチュエータ34である場合に該油圧アクチュエータ34に供給する作動油の流量を増量するのに使用される。
図2に示すように、作業用操作部材15の下側には、ブーム上げ用パイロット弁40と、ブーム下げ用パイロット弁41と、バケットダンプ用パイロット弁42と、バケットスクイ用パイロット弁43とが配置されている。これらパイロット弁40,41,42,43は、作業用操作部材15により操作される。 作業用操作装置15の各パイロット弁40,41,42,43には、電磁方式の2位置切換弁からなる作業ロック弁44を励磁することにより第2ポンプP2からの圧油が供給可能とされ、前記作業ロック弁44が消磁されることにより第2ポンプP2からの圧油が供給不能とされて操作部材15が操作不能となるように構成されている。作業ロック弁44には、例えば、降車時に操作されるロックレバーによって消磁信号が送られ、解除スイッチによって励磁信号が送られる。
作業装置3用のコントロールバルブ33は、リフトシリンダ26を制御するブーム用制御弁45と、チルトシリンダ28を制御するバケット用制御弁46と、ブーム22の先端側等に取り付けられるアタッチメントの油圧アクチュエータ34を制御する予備用制御弁47(これをSP用制御弁という)とを有している。各制御弁45,46,47は、パイロット方式の直動スプール形3位置切換弁から構成されている。
ブーム用制御弁45、バケット用制御弁46及びSP用制御弁47は、第1ポンプP1の吐出路eに接続された作業系供給油路fに、上流側からブーム用制御弁45、バケット用制御弁46、SP用制御弁47の順で設けられており、第1ポンプP1からの作動油が、ブーム用制御弁45を介してリフトシリンダ26に、又はバケット用制御弁46を介してチルトシリンダ28に、或いはSP用制御弁47を介してアタッチメントの油圧アクチュエータ34にそれぞれ供給可能とされている。
作業系供給油路fはSP用制御弁47を経た後にドレン油路gに接続されている。作業系供給油路fのブーム用制御弁45より上流側には、バイパス油路hの一端側が接続されている。バイパス油路hの他端側は、作業系供給油路fのSP用制御弁47よりも下流側に接続されている。バイパス油路hには、該作業系供給油路fの回路圧を設定するリリーフ弁48が設けられている。
作業用操作部材(操作レバー)15は、中立位置から、前後左右と前後左右の間の斜め方向に傾動操作可能とされている。この操作レバー15を傾動操作することにより、各パイロット弁40,41,42,43が操作される。
操作レバー15の中立位置からの操作量に比例してパイロット圧が設定されて、各パイロット弁40,41,42,43から設定されたパイロット圧が出力されるようになっている。
具体的には、操作レバー15を後側に(図2では矢示B1方向に)傾動させると、ブーム上げ用パイロット弁40が操作されて該パイロット弁40からパイロット圧が出力され、該パイロット圧がブーム用制御弁45の一方の受圧部に作用して該制御弁45が操作されることでリフトシリンダ26が伸長し、操作レバー15の傾動量に比例した速度でブーム22が上がる。
操作レバー15を前側に(図2では矢示B2方向に)傾動させると、ブーム下げ用パイロット弁41が操作されて該パイロット弁41からパイロット圧が出力され、該パイロット圧がブーム用制御弁45の他方の受圧部に作用して該制御弁45が操作されることでリフトシリンダ26が縮小し、操作レバー15の傾動量に比例した速度でブーム22が下がる。
また、操作レバー15を右側に(図2では矢示B3方向に)傾動させると、バケットダンプ用のパイロット弁42が操作されて該パイロット弁42からパイロット圧が出力され、該パイロット圧がバケット用制御弁46の一方の受圧部に作用して該制御弁46が操作されることでチルトシリンダ28が伸長し、操作レバー15の傾動量に比例した速度でバケット23がダンプ動作する。
また、操作レバー15を左側に(図2では矢示B4方向に)傾動させると、バケットスクイ用パイロット弁43が操作されて該パイロット弁43からパイロット圧が出力され、該パイロット圧がバケット用制御弁46の他方の受圧部に作用して該制御弁46が操作されることでチルトシリンダ28が縮小し、操作レバー15の傾動量に比例した速度でバケット23がスクイ動作する。
また、操作レバー15を斜め方向に傾動させると、ブーム22の上げ又は下げ動作と、バケット23のスクイ又はダンプ動作とを複合した動作が行える。 図1に示すように、この油圧システムにおいては、第1ポンプP1から供給された作動油を流すための作動油流通路49と、第3ポンプP3から供給された作動油を流すための増量油路uとを有している。
作動油流通路49は、SP用制御弁47のポートに接続されたものであって、2つの流通路、即ち、第1作動油流通路iと、第2作動油流通路jとから構成されている。第1,第2作動油流通路i,jの一端側にはSP用制御弁47が接続され、第1,第2作動油流通路i,jの他端側には接続装置50が接続されている。
増量油路uの一端側には第3ポンプP3が接続され、増量油路uの他端側には第1作動油流通路iに接続されている。また、増量油路uの中途部にはハイフロー弁51が設けられている。
このハイフロー弁51は、パイロット方式の2位置切換弁から構成され、第3ポンプP3からの吐出油をドレン油路gに流す(第1作動油流通路iに流さない)非増量位置51aと、第3ポンプP3からの吐出油を増量油路uに流す増量位置51bとに切り換え自在とされている。受圧部51cにパイロット圧が作用していない状態ではバネによって非増量位置51aに切り換えられ、受圧部51cに作用するパイロット圧により増量位置51bへと切り換えられる。
ハイフロー弁51の受圧部51cには連動油路wの一端側が接続され、この連動油路wの他端側は第1パイロット油路qに接続されており、該連動油路wには、ハイフロー弁51の受圧部51cにパイロット圧を作用させる作用位置52aと、該受圧部51cにパイロット圧を作用させない非作用位置52bとに切換え自在な電磁方式の2位置切換弁からなるハイフロー切換弁52が設けられている。
したがって、ハイフロー切換弁52を作用位置52aにすると、ハイフロー弁51の受圧部51cにパイロット圧が作用し、ハイフロー弁51が増量位置51bになる。その結果、第3ポンプP3からの吐出油を増量油路uに流れ、この増量油路uの作動油と第1作動油流通路iの作動油とが合流部53で合わさって、合流部53から接続装置50へかけての作動油が増量する。
また、ハイフロー切換弁52を受圧部51cにパイロット圧を作用させない非作用位置52bにすると、ハイフロー弁51の受圧部51cにパイロット圧が作用しなくなり、ハイフロー弁51が非増量位置51aになる。その結果、第3ポンプP3からの吐出油は増量油路uに流れなくなり、合流部53から接続装置50へかけての作動油は第1ポンプP1からのものだけになる。
接続装置50は、増量油路uからの増量が必要な大容量の油圧アクチュエータ(大容量仕様の油圧アクチュエータということがある)34aと、増量油路uからの増量が不要な標準の油圧アクチュエータ(標準仕様の油圧アクチュエータということがある)34bとをそれぞれ接続可能なものである。なお、図1においては、説明の便宜上、大容量仕様の油圧アクチュエータ34a、油圧アクチュエータ34bの両方が接続装置50に接続されているものになっているが、実際には、この接続装置50には、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aと油圧アクチュエータ34bとのいずれかが接続されることになる。
この接続装置50は、第1作動油流通路i側に接続される一方側の第1接続部55と、第2作動油流通路49j側に接続される他方側の第2接続部56とを備えている。
第1接続部55の流路は、2つに分岐していて、分岐したぞれぞれの分岐路には逆止弁57が設けられている。この逆止弁57にはそれぞれ接続口58が形成されている。第2接続部56の流路も第1接続部55と同様に、2つに分岐していて、分岐したぞれぞれの分岐路には逆止弁60が設けられ、それぞれ接続口61が形成されている。
したがって、この実施形態の油圧システムにおいては、第1接続部55に2つの接続口58(順に、第1接続口58a、第2接続口58bということがある)が設けられ、第2接続部56にも2つの接続口61(順に、第3接続口61a、第4接続口61bということがある)が設けられている。
大容量仕様の油圧アクチュエータ34aを備えたアタッチメント(例えば、ブラッシュカッター、フォレストモアー等)を接続装置50に接続する場合は、例えば、一方の油圧ホース62を第1接続部55の第1接続口58aに接続し、他方の油圧ホース63を第2接続部56の第3接続口61aに接続する。
標準仕様の油圧アクチュエータ34bを備えたアタッチメント(例えば、油圧ブレーカ、チルトバケット等)を接続装置50に接続する場合、例えば、一方の油圧ホース64を第1接続部55の第2接続口58bに接続し、他方の油圧ホース65を第2接続部56の第4接続口61bに接続する。
なお、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aを備えたアタッチメントや標準仕様の油圧アクチュエータ34bを備えたアタッチメントのいずれを接続装置に接続する場合であっても、一方の油圧ホース62、64を第1接続部55に接続し、他方の油圧ホース63、65を第2接続部56に接続すればよい。 大容量仕様の油圧アクチュエータ34aや標準仕様の油圧アクチュエータ34b及び接続装置50には、接続装置50に接続された油圧アクチュエータ34が増量が要又は不要であるかを識別する識別手段68が設けられている。言い換えれば、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aや標準仕様の油圧アクチュエータ34b及び接続装置50には、当該接続装置50に大容量仕様の油圧アクチュエータ34aと、標準仕様の油圧アクチュエータ34bとのどちらかが接続されたかを識別するための手段(識別手段68)が設けられている。
図3は、接続装置50側及び油圧アクチュエータ34側の電気的接続部分を示したものであり、この電気的接続部分に識別手段68が設けられたものとなっている。
詳しくは、図3(a)は接続装置50側におけるコネクタ71の接続部分を示しており、図3(b)は大容量仕様の油圧アクチュエータ34aにおけるコネクタ72の接続部分を示しており、図3(c)は標準仕様の油圧アクチュエータ34bにおけるコネクタ73の接続部分を示している。
図3(a)に示すように、接続装置50のコネクタ71は、油圧アクチュエータ34のコネクタ72,73に接続した際に検出用の電圧(検出電圧)が油圧アクチュエータ34のコネクタ72,73へ出力する識別端子71aと、油圧アクチュエータ34のコネクタ72,73を接続した際に識別信号をコントローラ75に出力する識別端子71bとを備えている。
また、接続装置50のコネクタ71は、油圧アクチュエータ34のコネクタ72,73を接続した際に油圧アクチュエータ34へ電源を供給する電源端子71cと、GND端子71dとを備えている。
図3(b)に示すように、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aのコネクタ72は、識別端子71aに接続するハイフロー用第1端子72aと、識別端子71bに接続するハイフロー用第2端子72bとを備えている。
このハイフロー用第1端子72aとハイフロー用第2端子72bとはリード線76等により互いに接続されていて両者の端子は短絡している。なお、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aのコネクタ72は、接続装置50の電源端子71cに接続する電源端子72cと、接続装置50のGND端子71dに接続するGND端子72dとを備えている。
図3(c)に示すように、標準仕様の油圧アクチュエータ34bのコネクタ73は、識別端子71aに接続するノーマル用第1端子73aと、識別端子71bに接続するノーマル用第2端子73bとを備えている。
このノーマル用第1端子73aとノーマル用第2端子73bとは接続されておらず、互いにオープン状態となっている。なお、標準仕様の油圧アクチュエータ34bのコネクタ73は、接続装置50の電源端子71cに接続する電源端子73cと、接続装置50のGND端子71dに接続するGND端子73dとを備えている。
大容量仕様の油圧アクチュエータ34aを接続装置50に接続するときには、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aのコネクタ72と接続装置50のコネクタ71も接続することになるが、これらを接続すると、接続装置50の識別端子71aからハイフロー用第1端子72aに識別信号S1の検出電圧(例えば、12V)が印加され、その検出電圧(12V)がハイフロー用第1端子72aと短絡しているハイフロー用第2端子72bを介して識別端子71bに出力されることになる。
一方で、標準仕様の油圧アクチュエータ34bを接続装置50に接続するときに、標準仕様の油圧アクチュエータ34bのコネクタ73と接続装置50のコネクタ71とを接続すると、接続装置50の識別端子71aからノーマル用第1端子73aに識別信号S1の検出電圧(例えば、12V)が印加される。ここで、ノーマル用第1端子73aとノーマル用第2端子73bとが接続されていないため、ノーマル用第1端子73aに入力された検出電圧(12V)がノーマル用第2端子73bを介して識別端子71bに出力されることはなく、接続装置50の識別端子71bの電圧は0Vである。
即ち、図4(a)に示すように、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aを接続装置50に接続すると接続装置50の識別端子71bの電圧が検出電圧と同じ12V(高電圧H)となり、標準仕様の油圧アクチュエータ34bを接続装置50に接続すると接続装置50の識別端子71bの電圧が検出電圧とは異なる0V(低電圧L)となる。
油圧アクチュエータ34を接続装置50に接続した際に、接続装置50の識別端子71bの電圧(識別信号S1の電圧)が、高電圧Hであるか低電圧Lであるかによって、接続装置50に大容量仕様の油圧アクチュエータ34aと、標準仕様の油圧アクチュエータ34bとのどちらかが接続されたかを識別することができる。
さて、SP用制御弁47は排油路kを介して前記バイパス油路hに接続されている。第1作動油流通路iは第1逃がし路mを介して前記バイパス油路hに接続されている。第2作動油流通路49jは第2逃がし路nを介して前記バイパス油路hに接続され、第1,第2逃がし路m,nには、それぞれリリーフ弁78,79が設けられている。
SP用制御弁47は、パイロット圧によって中立位置47aと第1位置47bと第2位置47cとに切換自在とされ、バネによって中立位置47aに戻されるように構成されている。
このSP用制御弁47を第1位置47bに切り換えると、第1作動油流通路iからアタッチメントの油圧アクチュエータ34へと第1ポンプP1からの作動油が供給されると共にアタッチメントの油圧アクチュエータ34からの戻りの油が第2作動油流通路jから排油路kに流され、第2位置47cに切り換えると、第2作動油流通路jからアタッチメントの油圧アクチュエータ34へと第1ポンプP1からの作動油が供給されると共にアタッチメントの油圧アクチュエータ34からの戻りの油が第1作動油流通路iから排油路kに流される。
したがって、一対の作動油流通路i,jは、一方が油圧アクチュエータ34に作動油を供給する作動油供給側となる場合に他方が油圧アクチュエータ34からの戻りの油を流通させる作動油戻り側となるものである。
このSP用制御弁47は、受圧部82a,82bに作用するパイロット圧の大きさによって任意の開度をとることのできる(流量を連続的に制御することのできる)弁であって、一側の受圧部82a又は他側の受圧部82bに作用するパイロット圧により、第1作動油流通路i又は第2作動油流通路jから油圧アクチュエータ34に供給される作動油の流量が制御される。
SP用制御弁47は比例電磁方式のパイロット弁によって構成された一対の予備用操作弁80,81(これをSP操作弁という)によって操作可能とされている。一方のSP操作弁80は第1パイロット油路qを介してSP用制御弁47の一側の受圧部82aに接続され、他方のSP操作弁81は第2パイロット油路rを介してSP用制御弁47の他側の受圧部82bに接続されている。 なお、一対のSP操作弁80,81にはパイロット圧供給油路tを介して第2ポンプP2からの圧油が供給可能とされている。
上述したSP操作弁80,81の操作、即ち、SP用制御弁47の操作は、コントローラ75の制御によって行うものとなっている。また、ハイフロー切換弁52の操作、即ち、ハイフロー弁51の操作も、コントローラ75の制御によって行うものとなっている。
コントローラ75の入力側には、操作レバー15の頂部側に設けられて左右方向にスライド自在なスライドボタン83が接続されると共に、運転席の近傍に設けられて押しボタン型のハイフロースイッチ84が接続されている。また、コントローラ75の入力側には、識別手段68、即ち、接続装置50のコネクタ71の識別端子71bが接続されている。
一方で、コントローラ75の出力側には、SP操作弁80のソレノイド80aが接続されると共に、SP操作弁81のソレノイド81aが接続されている。また、コントローラ75の出力側には、ハイフロー切換弁52のソレノイド52cが接続されると共に、運転席13の周辺に設けられた報知手段85が接続されている。この報知手段85は、例えば、運転席13の表示装置(メータ)14に設けられたランプ14aを備えている。
コントローラ75に接続されたスライドボタン(操作手段)83を左右一方にスライド操作すると、操作量に対応した操作信号がコントローラ75に入力され、このコントローラ75からスライドボタン83の操作量に対応した指令信号が一方のSP操作弁80に出力されて該SP操作弁80のソレノイド80aが励磁され、これにより一方のSP操作弁80からスライドボタン83の操作量に比例したパイロット圧が出力され、該パイロット圧が第1パイロット油路qを介してSP用制御弁47の一側の受圧部82aに作用してSP用制御弁47がスライドボタン83の操作量に比例して第1位置47bへと操作される。
また、スライドボタン83を左右他方にスライド操作すると、操作量に対応した操作信号がコントローラ75に入力され、このコントローラ75から指令信号が他方のSP操作弁81に出力されて該SP操作弁81のソレノイド81aが励磁され、これにより他方のSP操作弁81からスライドボタン83の操作量に比例したパイロット圧が出力され、該パイロット圧が第2パイロット油路sを介してSP用制御弁47の他側の受圧部82bに作用してSP用制御弁47がスライドボタン83の操作量に比例して第2位置47cへと操作される。
ハイフロースイッチ84を押すと、ハイフロースイッチ84をオンとした信号がコントローラ75に入力される。コントローラ75にハイフロースイッチ84のオン信号が入力されると、ハイフロー切換弁52のソレノイド52cが連続的に励磁され、これにより、ハイフロー切換弁52が作用位置52aに切り換わる。このときに、スライドボタン83を操作すると、ハイフロー弁51で制御された流量の作動油が(スライドボタン83の操作量に比例した量の作動油が)サブポンプP3から増量油路uを介して第1作動油流通路iへと流れて、作動油が増量する。即ち、ハイフロースイッチ84を押すと、ハイフロー弁51の増量制御が有効となり、第1作動油流路iの作動油を増量することができる。なお、ハイフロー弁51の増量制御が有効となっているときに、再度、ハイフロースイッチ84を押すことによって、ハイフロー弁51の増量制御が無効となり、コントローラ75によるハイフロー切換弁52のソレノイド52cへの励磁が停止することになる。
このコントローラ75は、接続装置50に標準仕様の油圧アクチュエータ34bの油圧ホースを接続装置50が接続されていて、且つ、ハイフロースイッチ84によってハイフロー弁51による増量制御が有効になっているときに、報知手段85の警告を作動させるものとなっている。
具体的には、図4に示すように、コントローラ75は、標準仕様の油圧アクチュエータ34bが接続装置50に接続されて識別信号S1が0V(低電位L)となっているときに、作業者がハイフロースイッチ84を押して(ON)、ハイフロー弁51の増量制御を有効にした場合(ポイントP1地点)、報知手段85による警告を作動させる(表示装置14のランプ14aを点滅させる)。このランプ14aの点滅によって、標準仕様の油圧アクチュエータ34bが接続装置50に接続されているにも関わらず、ハイフロー弁51の増量をしようとしていることが分かるものとなっている。
即ち、コントローラ75は、油圧アクチュエータ34における作動油の仕様(標準仕様の油圧アクチュエータ34b、大容量仕様の油圧アクチュエータ34a)と、ハイフロー弁51の作動時での作動油の流量(増量又は非増量)とが異なっていることを、ランプ14aの点滅によって警告し、運転席13に座った作業者に知らせるようにしている。
これにより、ランプ14aの点滅による警告によってハイフロー弁51による増量制御を無効にしなければならないことを作業者は即座に知ることができる。警告を知った作業者は、ハイフロースイッチ84を再度押して、ハイフロー弁51の増量制御を無効にした後、スライドボタン83をスライドして標準仕様の油圧アクチュエータ34bに対しては増量不要で作業を行う。
また、コントローラ75は、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aが接続装置50に接続されて識別信号S1が12V(高電位H)となっているときに、作業者がハイフロースイッチ84を押して(ON)、ハイフロー弁の増量制御を有効にした場合(ポイントP2地点)は、表示装置14のランプ14aを連続的に点灯させて、ハイフロー弁51による増量制御が行えることを知らせる。このランプ14aの点灯によって、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aが接続装置50に接続された状態で、ハイフロー弁51の増量をしようとしていることが分かるものとなっている。
即ち、コントローラ75は、油圧アクチュエータ34における作動油の仕様(標準仕様の油圧アクチュエータ34b、大容量仕様の油圧アクチュエータ34a)と、ハイフロー弁51の作動時での作動油の流量(増量又は非増量)とが一致していることを、ランプ14aの点灯によって、運転席13に座った作業者に知らせるようにしている。
作業者は、ランプ14aの点灯によって、大容量仕様の油圧アクチュエータ34aが接続装置50に接続した状態で、ハイフロー弁51における増量制御を行えることが分かり、この状態でスライドボタン83をスライドして大容量仕様の油圧アクチュエータ34aに対しては増量で作業を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。即ち、報知手段85は、表示装置14のランプ14aを有するものとしていたが、これに限らず、音声によって知らせるものであっても、振動によって知らせるものであってもよい。
上記実施形態では、増量制御が有効になっているときに、操作手段83の操作量に応じてハイフロー弁51における作動油の流量を比例させる構成としていたが、これに限定されない。
即ち、図7(a)に示すように、増量制御が有効の際には、操作手段83の操作量の増減に応じてSP用制御弁47における作動油の流量を徐々に増加させると共に、操作手段83を操作方向に略最大動かした時点(例えば、90%前後、流量全開位置)にてSP用制御弁47を全開させる(標準の作動油の流量を最大にする)。
一方で、図7(b)に示すように、増量制御が有効の際には、操作手段83が流量全開位置を超えるまではハイフロー弁51を閉鎖状態にして増量する作動油は流さず、流量全開位置を超えてからハイフロー弁51を全開にする(増量する作動油の流量を最大にする)。さらに詳しくは、操作手段83において、当該操作手段83の操作に関し、標準側の作動油の流量が最大となる流量全開位置と、操作手段83自体の操作限界(物理的な最終位置)との間に、ハイフロー弁51をONにする位置(ON位置、増量制御開始位置)が設けられる。操作手段83がON位置(増量制御開始位置)に達したときに増量する作動油を最大とする(ハイフロー弁51に流れる作動油が最大)。
これによれば、ハイフロー制御(増量制御)を行うときに、SP用制御弁47が必ず全開となっているので、SP用制御弁47へと戻るリリーフ弁などが吹き上がることもなく、必ず操作手段83を操作限界まで操作するとハイフロー制御を行うことができる。
以上のように、ハイフロー弁51が動作すれば、ハイフロー弁51、ハイフロー切換弁52、コントローラ75及び油圧回路等の構造は限定されず、例えば、操作手段83がON位置になったときに、コントローラ75が電気信号によって、直接、ハイフロー弁51を増量位置51bにしてもよいし、ハイフロー切換弁52のソレノイドを励磁してハイフロー弁51にパイロット圧をかけることによりハイフロー弁51を増量位置51bに切り換えてもよい。ただし、ハイフロー弁51にパイロット圧をかける場合は、操作手段83の操作量に比例ではなく、操作手段83のON位置にてパイロット油の流量が最大とするような構造となる。
本発明に係る油圧システムの要部の回路図である。 作業系の油圧システムの回路図である。 識別手段の構成図である。 報知手段に関する信号の変化図である。 作業機の全体側面図である。 キャビンを持ち上げた状態の作業機の側面断面図である。 (a)標準の作動油の流量変化と操作手段との関係を示し、(b)増量する作動油の流量と操作手段との関係を示した図である。
符号の説明
1 作業機(トラックローダ)
34 油圧アクチュエータ
34a 大容量仕様の油圧アクチュエータ(増量要の油圧アクチュエータ)
34b 標準仕様の油圧アクチュエータ(増量不要の油圧アクチュエータ)
50 接続装置
51 ハイフロー弁
75 コントローラ
83 操作手段
84 ハイフロースイッチ
85 報知手段
u 増量油路

Claims (3)

  1. メインポンプから供給された作動油を流すための作動油流通路と、この作動油流通路に接続され且つ前記メインポンプとは異なるサブポンプから供給された作動油を流して作動油流通路の作動油を増量するための増量油路と、この増量油路と連通した作動油流通路の端部側に設けられ油圧アクチュエータを接続するための接続装置と、この増量油路に設けられていて当該増量油路の作動油の増量を制御するハイフロー弁と、操作手段に応じて前記ハイフロー弁における作動油の増量を制御するコントローラと、このコントローラに接続されていて運転席の周辺に設けられた報知手段とを備え、
    前記コントローラには、前記操作手段によるハイフロー弁の増量制御を有効又は無効に切り換えるハイフロースイッチが接続され、前記コントローラは、前記接続装置に増量油路からの作動油の増量が不要の油圧アクチュエータが接続されていて、且つ、前記ハイフロースイッチによってハイフロー弁による増量制御が有効になっているときに、前記報知手段による警告を作動させることを特徴とする作業機の油圧システム。
  2. 前記油圧アクチュエータ及び接続装置には、接続装置に接続された油圧アクチュエータが増量が要又は不要であるかを識別する識別手段が設けられ、この識別手段は油圧アクチュエータが接続装置に接続したときに識別信号をコントローラに出力するように構成され、前記コントローラは、前記識別信号が増量不要の油圧アクチュエータに対応する信号であったときに、前記報知手段による警告を作動させることを特徴とする請求項1に記載の作業機の油圧システム。
  3. 前記識別手段は、接続装置に設けられ前記識別信号の検出用の電圧が出力される識別端子と、接続装置に設けられ識別信号をコントローラに出力する識別端子と、増量不要のノーマル用油圧アクチュエータに設けられて前記接続装置の電圧端子に接続するノーマル用第1端子と、前記ノーマル用油圧アクチュエータに設けられて前記ノーマル用第1端子とはオープン状態で且つ前記識別端子へノーマル用油圧アクチュエータに対応する識別信号を出力するノーマル用第2端子と、増量要のハイフロー用油圧アクチュエータに設けられて前記接続装置の電圧端子に接続するハイフロー用第1端子と、前記ハイフロー用油圧アクチュエータに設けられて前記ハイフロー用第1端子と短絡し且つ前記識別端子へハイフロー用油圧アクチュエータに対応する識別信号を出力するハイフロー用第2端子とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の作業機の油圧システム。
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