JP2010077048A - ヤトロファが生育している場所の雑草を防除する方法。 - Google Patents

ヤトロファが生育している場所の雑草を防除する方法。 Download PDF

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誠司 大和
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Abstract

【課題】ヤトロファに薬害を引き起こすことなく、高い除草効果を示す雑草防除方法を提供すること。
【解決手段】ヤトロファ(Jatropha)が生育している場所に、有効成分としてグリホサートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネート−Pまたは農学的に許容されるその塩、ビアラホスまたは農学的に許容されるその塩から選ばれる一つまたはそれ以上の化合物の有効量を適用することからなるヤトロファの生育場所の雑草を防除する方法;等を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ヤトロファが生育している場所の雑草を防除する方法に関する。
現在、数多くの除草剤が市販され、使用されている(例えば、非特許文献1参照)が、ヤトロファに薬害を生じることなく、雑草を防除する除草活性化合物が求められている。
ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fourteenth Edition( 2 0 0 6 ) 、British Crop Protection Council(I S B N:1−901396−14−2)
本発明はヤトロファに薬害を引き起こすことなく、高い除草効果を示す雑草防除方法を提供することを課題とする。
本発明者等は、鋭意検討した結果、グリホサートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネート−Pまたは農学的に許容されるその塩、ビアラホスまたは農学的に許容されるその塩が、ヤトロファに薬害を引き起こすことなく、雑草を防除するのに有効であることが見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、
1.ヤトロファ(Jatropha)が生育している場所に、有効成分としてグリホサートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネート−Pまたは農学的に許容されるその塩、ビアラホスまたは農学的に許容されるその塩から選ばれる一つまたはそれ以上の化合物の有効量を適用することからなるヤトロファの生育場所の雑草を防除する方法;
2.ヤトロファが生育している場所に、有効成分としてグリホサートまたは農学的に許容されるその塩の有効量を適用することからなるヤトロファの生育場所の雑草を防除する方法;
3.更に第2の除草剤を組み合わせて用いられる項1又は2に記載の方法;
4.第2の除草剤が、2,4−D、クレトジム、ジウロン、ジクワット、シマジン、パラコート、ブタミホス、ブロマシル、および、それらの農学的に許容される塩もしくはエステルからなる群から選ばれる少なくとも1つである項3に記載の方法;
5.施用方法が茎葉処理又は土壌処理である項1〜4のいずれか一項に記載の方法;
等を提供するものである。
本発明により、ヤトロファの生育する場所で使用できる優れた雑草防除効果を有する除草活性化合物が提供可能になる。
本発明においてヤトロファ(Jatropha)とは、トウダイグサ科の落葉低木である。種としては、例えば、ヤトロファクルカス(Jatropha curcus)があり、その種子にはバイオディーゼル燃料の原料となるオイルが含まれている。
本発明において有効成分として用いられるグリホサートおよびその塩は、ペスティサイドマニュアル(The Pesticide Manual)Fourteenth Edition( 2 0 0 6 ) 、British Crop Protection Council(I S B N:1−901396−14−2)のエントリー番号431に記載の化合物である。グルホシネートおよびその塩は、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号430に記載の化合物である。グルホシネート−Pは、CAS No.35597−44−5の除草活性化合物である。ビアラホス(別名、ビラナホス)は、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号79に記載の化合物である。
尚、これらの有効成分は単独で用いられてもよく、或いは2種以上を組み合わせて用いられてもよい。
本発明において用いられる前記有効成分は、第2の除草剤と組み合わせて用いられてもよい。第2の除草剤としては、2,4−D、クレトジム、ジウロン、ジクワット、シマジン、パラコート、ブタミホス、ブロマシル、および、それらの農学的に許容される塩もしくはエステル等が挙げられる。
2,4−Dおよびその塩またはエステルは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号214に記載の化合物である。クレトジムは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号159に記載の化合物である。ジウロンは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号291に記載の化合物である。ジクワットは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号286に記載の化合物である。シマジンは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号750に記載の化合物である。パラコートおよびその塩は、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号633に記載の化合物である。ブタミホスは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号104に記載の化合物である。ブロマシルは、ペスティサイドマニュアルのエントリー番号92に記載の化合物である。
尚、これら第2の除草剤は単独で用いられてもよく、或いは2種以上を組み合わせて用いられてもよい。
当該グリホサートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネート−Pまたは農学的に許容されるその塩、ビアラホスまたは農学的に許容されるその塩は、広範囲の雑草に対し除草活性を有し、ヤトロファ園において、効果的に広範囲の雑草を防除することができる。
当該非選択性除草剤で防除できる雑草としては、例えば次のものが挙げられるが、下記の雑草に限定されるものではない。
Abutilon theophrasti(イチビ)、Hibiscus trionum(ギンセンカ)、Sida acuta(ホソバキンゴジカ)、Sida rhombiforia(キンゴジカ)、Sida spinosa(アメリカキンゴジカ)、Chenopodium album(シロザ)、Chenopodium ambrosioides(ケアリタソウ)、Chenopodium serotinum(コアカザ)、Kochia scoparia(ホウキギ)、Salsola collina、Borreria alata(スクエアーウィード)、Borreria latifolia(ヒロハフタバムグラ)、Borreria verticillata(ホワイトヘッドブルーム)、Capsella bursa−pastoris(ナズナ)、Draba nemorosa(イヌナズナ)、Galium aparine(ヤエムグラ)、Lepidium virginicum(マメグンバイナズナ)、Mitracarpus scaber)、Oldenlandia corymbosa(オールドワールドダイアモンドフラワー)、Richardia brasiliensis(ニセトコン)、Richardia scabra(ハシカグサモドキ)、Rorippa montana(イヌガラシ)、Thlaspi arvense(グンバイナズナ)、Capsella bursa−pastoris(ナズナ)、Raphanus raphanistrum(セイヨウノダイコン)、Lepidium virginicum(マメグンバイナズナ)、Sinapis arvensis(ノハラガラシ)、Agropyron repens(シバムギ)、Alopecurus myosuroides(ブラックグラス)、Apera spica−venti(セイヨウヌカボ)、Avena fatua(カラスムギ)、Avena ludoviciana(オニカラスムギ)、Axonopus affinis(ナローリーフカーペットグラス)、Axonopus compessus(ツルメヒシバ)、Brachiaria deflexa、Brachiaria distachya、Brachiaria distichophylla、Brachiaria eruciformis(ヒメスズメノヒエ)、Brachiaria mutica(パラグラス)、Brachiaria plantaginea(ビロードキビ)、Brachiaria platyphylla(メリケンニクキビ)、Bromus tectorum(ウマノチャヒキ)、Bromus sterilis(アレチノチャヒキ)、Cenchrus ciliaris(バッフェルグラス)、Cenchrus echinatus(シンクリノイガ)、Cenchrus pauciflorus(ヒメクリノイガ)、Chloris barbata(タイワンヒゲシバ)、Chloris gayana(アフリカヒゲシバ)、Chloris pilosa、Cynodon dactylon(ギョウギシバ)、Dactyloctenium aegyptium(タツノツメガヤ)、Digitaria adscendens(メヒシバ)、Digitaria horizontalis(ムレメヒシバ)、Digitaria sanguinalis(オニメヒシバ)、Echinochloa colona(コヒメビエ)、Echinochloa crus−galli(イヌビエ)、Echinochloa crus−pavonis、Eleusine indica(オヒシバ)、Eragrostis cilianensis(スズメガヤ)、Eragrostis ciliaris(ウリーラブグラス)、Eragrostis pilosa(オオニワホコリ)、Eragrostis tenella(ヌカカゼクサ)、Imperata cylindrica(チガヤ)、Ischaemum rugosum(シバカモノハシ)、Leersia oryzoides(エゾノサヤヌカグサ)、Leptochloa filiformis(イトアゼガヤ)、Lolium multiflorum(ネズミムギ)、Lolium temulentum(ドクムギ)、Ottochloa nodosa(スレンダーパニックグラス)、Panicum antidota(エルボーグラス)、Panicum bisulcatum(ヌカキビ)、Panicum brevifolium(ウィッチグラス)、Panicum maximum(ギネアキビ)、Panicum repens(ハイキビ)、Panicum dichotomiflorum(オオクサキビ)、Panicum dilatatum(シマスズメノヒエ)、Panicum texanum(テキサスパニカム)、Paspalum conjugatum(オガサワラスズメノヒエ)、Paspalum dilatatum(シマスズメノヒエ)、Paspalum distichum(キシュウスズメノヒエ)、Paspalum thunbergii(スズメノヒエ)、Pennisetum alopecuroides(チカラシバ)、Pennisetum clandestinum(キクユグラス)、Pennisetum purpureum(ナピアグラス)、Pennisetum polystachyon、Pennisetem setosum(フェザリーペニセタム)、Phalaris minor(ヒメカナリークサヨシ)、Phragmites avstralis(ヨシ)、Poa annua(スズメノカタビラ)、Rhynchelytrum roseum、Rottboellia exaltata(ツノアイアシ)、Saccharum spontaneum(ナンゴクワセオバナ)、Setaria barbata(ヒメササキビ)、Setaria faberi(アキノエノコログサ)、Setaria glauca(キンエノコログサ)、Setaria lutescens(キンエノコログサ)、Setaria verticillata(ザラツキエノコログサ)、Setaria viridis(エノコログサ)、Sorghum halepense(セイバンモロコシ)、Sorghum bicolor(シャターケーン)、Sporobolus pyramidalis(キャッツテイルグラス)、Agropyron repens(シバムギ)、Plantago asiatica(オオバコ)、Plantago major(セイヨウオオバコ)、Boerhavia coccinea、Boerhavia diffusa(ナハカノコソウ)、Asclepias curassavica(トウワタ)、Asclepias syriaca(オオトウワタ)、Oxalis corniculata(カタバミ)、Oxalis corymbosa(ムラサキカタバミ)、Oxalis martiana(ピンクシャムロック)、Cyperus rotundus(ハマスゲ)、Cyperus esculentus(キハマスゲ)、Cyperus iria(コゴメガヤツリ)、Mariscus alternifolius、Mariscus flabelliformis、Cephalostigma perrotteii、Sphenoclea zeylanica(ナガボノウルシ)、Acanthospermum australe(スパイニーバー)、Acanthospermum hispidum(ブリストリースターバー)、Ageratina riparia(スモールクロフロンウィード)、Ageratum conyzoides(カッコウアザミ)、Ambrosia artemisiifolia(ブタクサ)、Ambrosia trifida(オオブタクサ)、Artemisia annua(クソニンジン)、Artemisia vulgaris(ヨモギ)、Aspilia africana、Bidens biternata(センダングサ)、Bidens pilosa(コセンダングサ)、Chromolaena odorata(シャムウィード)、Chrysanthemum segetum(アラゲシュンギク)、Cirsium arvense(セイヨウトゲアザミ)、Cirsium segetum(アレチアザミ)、Conyza sumatrensis(オオアレチノギク)、Emilia sonchifolia(ウスベニニガナ)、Erechtites hieracifolia(ダンドボロギク)、Erigeron bonariensis(アレチノギク)、Erigeron canadensis(ヒメムカシヨモギ)、Eupatorium odoratum(ビターブッシュ)、Galinsoga ciliata(ハキダメギク)、Galinsoga parviflora(コゴメギク)、Gnaphalium spicatum(アメリカチチコグサ)、Hemistepta carthamoides(キツネアザミ)、Ixeris debilis(オオジシバリ)、Launaea cornuta(ワイルドレタス)、Matricaria chamomilla(カミツレ)、Matricaria inodora(イヌカミツレ)、Matricaria matricarioides(オロシャギク)、Mikania cordata(ヘアリーヘンプウィード)、Mikania micrantha、Senecio vulgaris(ノボロギク)、Siegesbeckia pubescens(メナモミ)、Solidago altissima(セイタカアワダチソウ)、Sonchus oleraceus(ノゲシ)、Sonchus virgo−aurea、Synedrella nodiflora(フジザキソウ)、Tridax procumbens(コトブキギク)、Vernonia cinerea(ムラサキムカシヨモギ)、Xanthium spinosum(トゲオナモミ)、Xanthium strumarium(オナモミ)、Lantana camara(シチヘンゲ)、Humulus scandens(カナムグラ)、Argemone mexicana(アザミゲシ)、Papaver rhoeas(ヒナゲシ)、Striga hermonthica、Striga lutea(ナンヨウヒメマエガミ)、Veronica hederifolia(フラサバソウ)、Veronica persica(オオイヌノフグリ)、Anagallis arvensis(アカバナルリハコベ)、Mollugo pentaphylla(ザクロソウ)、Pinellia ternata(カラスビシャク)、Lamium amplexicaule(ホトケノザ)、Lamium purpureum(ヒメオドリコソウ)、Leonurus sibiricus(メハジキ)、Mosla punctulata(イヌコウジュ)、Corchorus olitorius(タイワンツナソ)、Portulaca oleracea(スベリヒユ)、Portulaca quadrifida(ワイルドパースレーン)、Talinum triangulare(ピンクパースレーン)、Trianthema portulacastrum(スベリヒユモドキ)、Viola arvensis(フィールドパンジー)、Viola tricolor(ワイルドパンジー)、Viola yedoensis(ノジスミレ)、Viola japonica(コスミレ)、Cnidium monnieri(ジャショウシ)、Daucus carota(ノハラニンジン)、Polygonum convolvulus(ソバカズラ)、Polygonum cuspidatum(イタドリ)、Polygonum aviculare(ミチヤナギ)、Polygonum barbatum(ベアーデッドノットウィード)、Polygonum bungeanum
(ハリタデ)、Polygonum lapathifolium(サナエタデ)、Polygonum longisetum(イヌタデ)、Polygonum nodosum(オオイヌタデ)、Polygonum orientale(オオケタデ)、Polygonum pensylvanicum(アメリカサナエタデ)、Polygonum persicaria(ハルタデ)、Rumex acetosa(スイバ)、Rumex bidens(マッドドック)、Rumex crispus(ナガバギシギシ)、Rumex japonicus(ギシギシ)、Rumex obtusifolius(エゾノギシギシ)、Commelina benghalensis(マルバツユクサ)、Commelina communis(ツユクサ)、Commelina diffusa(シマツユクサ)、Commelina nudiflora)、Acalypha australis(エノキグサ)、Acalypha ciliata、Croton lobatus、Croton hirtus(クサクロトン)、Micrococca mercurialis、Phyllanthus amarus(キダチコミカンソウ)、Phyllanthus corcovadensis(キダチコミカンソウ)、Phyllanthus urinaria(コミカンソウ)、Equisetum arvense(スギナ)、Datura stramonium(シロバナチョウセンアサガオ)、Physalis angulata(センナリホオズキ)、Physalis micrantha、Physalis pubescens、Schwenckia americana、Solanum incanum(ソドムアップル)、Solanum nigrum(イヌホオズキ)、Solanum sisymbrifolium(ハリナスビ)、Cerastium viscosum(オランダミミナグサ)、Drymaria cordata(オムナグサ)、Spergula arvensis(ノハラツメクサ)、Stellaria media(ハコベ)、Stellaria alsine(ノミノフスマ)、Tribulus terrestris(ハマビシ)、Convolvulus arvensis(セイヨウヒルガオ)、Calystegia sepium(シロバナヒロハヒルガオ)、Cuscuta chinensis(ハマネナシカズラ)、Ipomoea congesta(ノアサガオ)、Ipomoea hederacea(アメリカアサガオ)、Ipomoea lacunosa(マメアサガオ)、Ipomoea purpurea(マルバアサガオ)、Achyranthes aspera(インドイノコズチ)、Alternanthera pungens(ケツルノゲイトウ)、Alternanthera sessilis(ツルノゲイトウ)、Amaranthus deflexus(ハイビユ)、Amaranthus hybridus(ホナガアオゲイトウ)、Amaranthus lividus(イヌビユ)、Amaranthus retroflexus(アオゲイトウ)、Amaranthus spinosus(ハリビユ)、Amaranthus viridis(アオビユ)、Celosia argentea(ノゲイトウ)、Celosia trigyna(シルバースピナッチ)、Pupalia lappacea(スウィートハーツ)、Polygala paniculata(カスミヒメハギ)、Cleome rutidosperma(イエロークレオメ)、Gynandropsis gynandra(カフィアキャベッジ)、Erodium cicutarium(オランダフウロ)、Geranium carolinianum(アメリカフウロ)、Spigelia anthelmia(ピンクウィード)、Cassia mimosoides(カワラケツメイ)、Cassia obtusifolia(エビスグサ)、Cassia tora(フォエティッドカッシア)、Desmodium purpureum(ムラサキヌスビトハギ)、Desmodium tortuosum(フロリダベガーウィード)、Indigofera hirsuta(タヌキコマツナギ)、Kummerovia striata(ヤハズソウ)、Medicago lupulina(コメツブウマゴヤシ)、Mimosa invisa(オオトゲミモザ)、Mimosa pudica(オジギソウ)、Pueraria lobata(クズ)、Sesbania exaltata(アメリカツノクサネム)、Trifolium repens(シロツメクサ)、Vicia amoena(ツルフジバカマ)、Vicia sativa(カラスノエンドウ)、Cuphea mesostemon、Heliotropium indicum(ナンバンルリソウ)、Myosotis arvensis(ノハラムラサキ)、Trigonotis peduncularis(キュウリグサ)、Allium niponicum(ノビル)等の雑草。
本発明の対象作物であるヤトロファには、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、グリホサート等のEPSP合成酵素阻害剤、グルホシネート等のグルタミン合成酵素阻害剤、セトキシジム等のアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤、フルミオキサジン等のPPO阻害剤、ブロモキシニル、ジカンバ、2,4−D等の除草剤に対する耐性を古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与されたものも含まれる。
本発明の対象作物であるヤトロファには、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となったものも含まれる。
この様な遺伝子組換えヤトロファで発現される毒素として、バチルス・セレウスやバチルス・ポピリエ由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素または昆虫特異的神経毒素等の動物によって産生される毒素;糸状菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG−CoAリダクターゼ;ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換えヤトロファで発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3またはVIP3A等の殺虫タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型毒素のアミノ酸の1つまたは複数が置換されている。
これら毒素は、EP−A−0 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP−A−0 427 529、EP−A−451 878、WO 03/052073等に記載されている。
これらの毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性をヤトロファへ付与する。
本発明の対象作物であるヤトロファには、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質としては、例えばPRタンパク(PRPs、EP−A−0392225に記載されている);ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子等の微生物が産生する物質等が挙げられる。このような抗病原性物質は、EP−A−0392225、WO95/33818、EP−A−0353191等に記載されている。
本発明の対象作物であるヤトロファには、遺伝子組換え技術を用いて、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質を付与したものも含まれる。
さらに、上記の古典的な除草剤形質あるいは除草剤耐性遺伝子、殺虫性害虫抵抗性遺伝子、抗病原性物質産生遺伝子、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質について、これらを複数組み合わせたスタック品種も含まれる。
当該非選択性除草剤は、通常、有効成分を適当な液体担体に溶解するか分散させるか、または適当な固体担体と混合するか吸着させ、使用目的にとって都合の良い剤型に製剤化して使用する。本阻害剤の製剤は、例えば乳剤、液剤、油剤、噴霧剤、水和剤、粉剤、DL(ドリフトレス)型粉剤、粒剤、微粒剤、微粒剤F、細粒剤F、顆粒水和剤、水溶剤、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、ジャンボ剤、錠剤、ペースト剤等の形態である。これらの製剤は、必要に応じて、例えば乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、結合剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、着色剤等の製剤補助剤を更に添加され、公知の方法で調製することができる。
製剤化する際に使用される液体担体としては、例えば、水、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール等)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(例えば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等)、脂肪族炭化水素類(例えば、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、灯油、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水素類(例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例えば、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミド類(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリセリンエステル等)、ニトリル類(例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル等)等が挙げられる。これらの液体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。
製剤化する際に使用される固体担体としては、植物性粉末(例えば、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性粉末(例えば、カオリン、ベントナイト、酸性白土、クレイ等のクレイ類、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等のシリカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭、糖類(例えば、乳糖、ブドウ糖等)、無機塩類(例えば、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム等)、ガラス中空体(天然のガラス質を焼成加工してその中に気泡を内包させたもの)等が挙げられる。これらの固体担体は2種以上を適当な割合で混合して使用することもできる。
液体担体または固体担体は、製剤全体に対して通常1〜99重量%、好ましくは約10〜99重量%の割合で用いられる。
製剤化する際に使用される乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤等としては通常界面活性剤が用いられる。界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホネートホルムアルデヒド重縮合物等の陰イオン界面活性剤およびポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙げられる。これらの界面活性剤は2種以上を用いることもできる。界面活性剤は、製剤全体に対して通常0.1〜50重量%、好ましくは約0.1〜25重量%の割合で用いられる。
結合剤および増粘剤としては、例えば、デキストリン、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ポリカルボン酸系高分子化合物、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、リグニンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸カルシウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、マンニトール、ソルビトール、ベントナイト系鉱物質、ポリアクリル酸とその誘導体、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ホワイトカーボン、天然の糖類誘導体(例えば、キサンタンガム、グアーガム等)等が挙げられる。
製剤中に含有される当該非選択性除草剤の有効成分の合計量は、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、液剤、水溶剤、フロアブル剤等では、製剤全体に対して通常1〜90重量%の割合であり、油剤、粉剤、DL型粉剤等では、製剤全体に対して通常0.01〜10重量%の割合であり、微粒剤、微粒剤F、細粒剤F、粒剤等では、製剤全体に対して通常0.05〜10重量%の割合であるが、使用目的によってはこれらの濃度を適宜変更してもよい。乳剤、水和剤、顆粒水和剤、液剤、水溶剤、フロアブル剤等は、通常は水等で適宜希釈して使用されるが、通常は約100〜100,000倍に希釈して使用する。
本発明の当該非選択性除草剤の少なくとも1つの有効量と第2の除草剤を組み合わせることがヤトロファの生育場所の雑草を防除するのに有利である。特に好ましい組み合わせは、2,4−D、クレトジム、ジウロン、ジクワット、シマジン、パラコート、ブタミホス、ブロマシル、および、それらの塩またはエステルからなる群から選ばれる1つ以上の除草剤である。
本発明組成物において、有効成分として用いられる非選択性除草剤と第2の除草剤の混合割合は、重量比で通常1:0.005〜1:100、好ましくは重量比で1:0.01〜1:50の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートと2,4−Dの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.02〜1:10、好ましくは重量比で1:0.1〜1:5の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとクレトジムの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.005〜1:1、好ましくは重量比で1:0.01〜1:0.5の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとジウロンの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.05〜1:100、好ましくは重量比で1:0.1〜1:50の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとジクワットの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.01〜1:10、好ましくは重量比で1:0.03〜1:3の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとシマジンの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.01〜1:10、好ましくは重量比で1:0.05〜1:5の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとパラコートの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.01〜1:10、好ましくは重量比で1:0.05〜1:2の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとブタミホスの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.1〜1:10、好ましくは重量比で1:0.1〜1:5の範囲である。
本発明組成物において、有効成分として用いられるグリホサートとブロマシルの組み合わせの混合割合は、重量比で通常1:0.1〜1:50、好ましくは重量比で1:0.2〜1:40の範囲である。
本発明組成物は、夫々の有効成分を上述の製剤手法により製剤化した後、これらを混合することにより調製することもできる。
本発明除草剤の施用方法は、通常の公知の農薬施用方法と同様の方法を用いることができ、例えば、空中散布、土壌散布、茎葉散布等があげられる。
本発明除草剤の使用量は、適用地域、適用時期、施用方法、対象草種、栽培作物等により差異はあるが、通常は本発明除草剤の有効成分の合計量としてヤトロファ園1ヘクタールあたり1〜20000g程度、好ましくは10〜5000g程度である。
本発明除草剤は通常、出芽前土壌混和処理剤、出芽前土壌処理剤または出芽後茎葉処理剤として使用される。
以下、本発明をより詳細に説明するため、実施例を挙げて説明するが本発明はこれらの例に限定されるものではない。
以下、製剤例を示す。
製剤例1
グリホサートカリウム塩 20重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3重量%
CMC(カルボキシメチルセルロース) 3重量%
水 74重量%
を混合してフロアブル剤を得る。調製したフロアブル剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、グリホサートカリウム塩をグルホシネート、グルホシネート−P、または、ビアラホスに置き換えた各々のフロアブル剤を得る。
製剤例2
グルホシネートアンモニウム塩 40重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 45重量%
を混合して水和剤を得る。調製した水和剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、グルホシネートアンモニウム塩をグリホサート、グルホシネート−P、または、ビアラホスに置き換えた各々の水和剤を得る。
製剤例3
グリホサートカリウム塩 15重量%
ジウロン 25重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3重量%
CMC(カルボキシメチルセルロース) 3重量%
水 54重量%
を混合してフロアブル剤を得る。調製したフロアブル剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、ジウロンを2,4−Dまたはその塩もしくはエステル、クレトジム、ジクワットもしくはその塩、シマジン、パラコートもしくはその塩、ブタミホス、または、ブロマシルに置き換えた各々のフロアブル剤を得る。
製剤例4
グルホシネートアンモニウム塩 10重量%
シマジン 20重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 55重量%
を混合して水和剤を得る。調製した水和剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、シマジンを2,4−Dまたはその塩もしくはエステル、クレトジム、ジウロン、ジクワットもしくはその塩、シマジン、パラコートもしくはその塩、ブタミホス、または、ブロマシルに置き換えた各々の水和剤を得る。
製剤例5
グリホサートカリウム塩 10重量%
ブロマシル 25重量%
リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5重量%
ホワイトカーボン 5重量%
クレイ 50重量%
を混合して水和剤を得る。調製した水和剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、ブロマシルを2,4−Dまたはその塩もしくはエステル、クレトジム、ジウロン、ジクワットもしくはその塩、シマジン、パラコートもしくはその塩、または、ブタミホスに置き換えた各々の水和剤を得る。
製剤例6
グルホシネートアンモニウム塩 5重量%
ブロマシル 20重量%
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 3重量%
CMC(カルボキシメチルセルロース) 3重量%
水 69重量%
を混合してフロアブル剤を得る。調製したフロアブル剤は水で適宜希釈して使用する。
同様にして、ブロマシルを2,4−Dまたはその塩もしくはエステル、クレトジム、ジウロン、ジクワットもしくはその塩、シマジン、パラコートもしくはその塩、または、ブタミホスに置き換えた各々のフロアブル剤を得る。
以下、試験例を示す。
試験例1 ヤトロファ畝間処理試験
直径24cm,高さ21cmのポットに畑地土壌を充填し、ヤトロファを1樹植えて温室で栽培した。また、プラスチックカップに畑地土壌を充填し、キハマスゲ(Cyperus esculentus)、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、ハコベ(Stellaria media)、および、イチビ(Abutilon theophrasti)の種子を播き、約0.5cmの覆土後、温室内で2週間栽培した。次いで、ヤトロファが生育するポットと雑草が生育するポットを並べ、ヤトロファに直接薬液がかからぬように、グリホサートカリウム塩を含む薬剤希釈液を所定の処理薬量で茎葉散布した。グリホサートはラウンドアップオリジナルマックス水溶剤(モンサント社製)を脱イオン水で希釈することにより調製した。薬剤処理後の植物は温室内で栽培し、処理21日後に薬害および除草効果を表1の基準に従って評価した。なお、本試験例でいう畝間処理とは、樹木の周辺に薬剤を処理することである。
結果を表2に示す。
Figure 2010077048
Figure 2010077048
(上表において、Jcはヤトロファを、Ceはキハマスゲを、Ecはイヌビエを、Sfはアキノエノコログサを、Lmはネズミムギを、Saはノハラガラシを、Smはハコベを、Atはイチビを夫々表す。)
試験例2 ヤトロファ畝間処理試験
直径24cm,高さ21cmのポットに畑地土壌を充填し、ヤトロファを1樹植えて温室で栽培した。また、プラスチックカップに畑地土壌を充填し、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)、イチビ(Abutilon theophrasti)、および、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis)の種子を播き、約0.5cmの覆土後、温室内で2週間栽培した。次いで、ヤトロファが生育するポットと雑草が生育するポットを並べ、ヤトロファに直接薬液がかからぬように、グルホシネートアンモニウム塩を含む薬剤希釈液を所定の処理薬量で茎葉散布した。グルホシネートアンモニウム塩はバスタ液剤(日産化学工業社製)を脱イオン水で希釈することにより調製した。薬剤処理後の植物は温室内で栽培し、処理21日後に薬害および除草効果を表1の基準に従って評価した。なお、本試験例でいう畝間処理とは、樹木の周辺に薬剤を処理することである。
結果を表3に示す。
Figure 2010077048
(上表において、Jcはヤトロファを、Ecはイヌビエを、Sfはアキノエノコログサを、Lmはネズミムギを、Atはイチビを、Ecaはヒメムカシヨモギを夫々表す。)
試験例3 ヤトロファ畝間処理試験
直径24cm,高さ21cmのポットに畑地土壌を充填し、ヤトロファを1樹植えて温室で栽培した。また、プラスチックカップに畑地土壌を充填し、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、ネズミムギ(Lolium multiflorum)、イチビ(Abutilon theophrasti)、および、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis)の種子を播き、約0.5cmの覆土後、温室内で2週間栽培した。次いで、ヤトロファが生育するポットと雑草が生育するポットを並べ、ヤトロファに直接薬液がかからぬように、ビアラホスを含む薬剤希釈液を所定の処理薬量で茎葉散布した。ビアラホスはハービー液剤(北興化学工業社製)を脱イオン水で希釈することにより調製した。薬剤処理後の植物は温室内で栽培し、処理21日後に薬害および除草効果を表1の基準に従って評価した。なお、本試験例でいう畝間処理とは、樹木の周辺に薬剤を処理することである。
結果を表4に示す。
Figure 2010077048
(上表において、Jcはヤトロファを、Ecはイヌビエを、Sfはアキノエノコログサを、Lmはネズミムギを、Atはイチビを、Ecaはヒメムカシヨモギを夫々表す。)
本発明により、ヤトロファが生育している場所における雑草をヤトロファに害を引き起こすことなく防除することができる。

Claims (5)

  1. ヤトロファ(Jatropha)が生育している場所に、有効成分としてグリホサートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネートまたは農学的に許容されるその塩、グルホシネート−Pまたは農学的に許容されるその塩、ビアラホスまたは農学的に許容されるその塩から選ばれる一つまたはそれ以上の化合物の有効量を適用することからなるヤトロファの生育場所の雑草を防除する方法。
  2. ヤトロファが生育している場所に、有効成分としてグリホサートまたは農学的に許容されるその塩の有効量を適用することからなるヤトロファの生育場所の雑草を防除する方法。
  3. 更に第2の除草剤を組み合わせて用いられる請求項1又は2に記載の方法。
  4. 第2の除草剤が、2,4−D、クレトジム、ジウロン、ジクワット、シマジン、パラコート、ブタミホス、ブロマシル、および、それらの農学的に許容される塩もしくはエステルからなる群から選ばれる少なくとも1つである請求項3に記載の方法。
  5. 施用方法が茎葉処理又は土壌処理である請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
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