JP2010076495A - コントローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】操作対象の切替えと設定変更とをより容易に実施し得る使用勝手の良い車両用のコントローラを提供すること。
【解決手段】操作ダイヤル3の位置を変更することによって、複数の操作対象の中から1つの操作対象を選択可能に構成し、操作対象を選択した状態で操作ダイヤル3を回転操作することによって選択した操作対象の設定を変更可能に構成し、選択した操作対象の設定状況を表示部2に表示させるように構成しており、操作ダイヤル3の位置を変更して複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した操作対象の設定状況を記憶し、再び操作ダイヤル3の位置を変更して操作対象を選択すると、記憶された操作対象の設定状況を表示部2に表示する記憶手段を備えるコントローラ1。
【選択図】図1
【解決手段】操作ダイヤル3の位置を変更することによって、複数の操作対象の中から1つの操作対象を選択可能に構成し、操作対象を選択した状態で操作ダイヤル3を回転操作することによって選択した操作対象の設定を変更可能に構成し、選択した操作対象の設定状況を表示部2に表示させるように構成しており、操作ダイヤル3の位置を変更して複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した操作対象の設定状況を記憶し、再び操作ダイヤル3の位置を変更して操作対象を選択すると、記憶された操作対象の設定状況を表示部2に表示する記憶手段を備えるコントローラ1。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作対象の設定状況を表示する表示部と、回転操作可能な操作ダイヤルとを備えるコントローラに関するものである。
従来の技術としては、例えば特許文献1の図1に開示されているように、風向き、吹出温度、風量というそれぞれ異なる操作対象を割り当てられた複数のプッシュスイッチ10と、プッシュスイッチ10の下部にあるダイヤルノブ30と、ダイヤルノブ30の周囲を略囲むように位置する動作表示部20とを備える車両用空調コントローラが知られている。
特開2006−199199号公報
特許文献1に開示される車両用空調コントローラでは、先ずプッシュスイッチ10のいずれかを選択して押し操作し、動作表示部20を見ながらダイヤルノブ30を回転操作することによって、選択した操作対象の設定を変更するように構成されている。
そのため、複数の操作対象の設定を続けて変更しようとする場合には、操作対象を切替えようとするたびに、ダイヤルノブ30から一旦手を離して、別の操作対象のプッシュスイッチ10を押し操作して、再びダイヤルノブ30を回転操作して当該別の操作対象の設定を変更するという操作を実施しなければならない。
そのため、複数の操作対象の設定を続けて変更しようとする場合には、操作対象を切替えようとするたびに、ダイヤルノブ30から一旦手を離して、別の操作対象のプッシュスイッチ10を押し操作して、再びダイヤルノブ30を回転操作して当該別の操作対象の設定を変更するという操作を実施しなければならない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作対象の切替えと設定変更とをより容易に実施し得る使用勝手の良い車両用のコントローラを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明では、
操作対象の設定状況を表示する表示部と、回転操作可能な操作ダイヤルとを備えるコントローラにおいて、
前記操作ダイヤルの位置を変更することによって、複数の操作対象の中から1つの操作対象を選択可能に構成し、前記操作対象を選択した状態で前記操作ダイヤルを回転操作することによって選択した前記操作対象の設定を変更可能に構成し、選択した前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示させるように構成しており、
前記操作ダイヤルの位置を変更して前記複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した前記操作対象の設定状況を記憶し、再び前記操作ダイヤルの位置を変更して前記操作対象を選択すると、記憶された前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示する記憶手段を備えることを特徴とする。
操作対象の設定状況を表示する表示部と、回転操作可能な操作ダイヤルとを備えるコントローラにおいて、
前記操作ダイヤルの位置を変更することによって、複数の操作対象の中から1つの操作対象を選択可能に構成し、前記操作対象を選択した状態で前記操作ダイヤルを回転操作することによって選択した前記操作対象の設定を変更可能に構成し、選択した前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示させるように構成しており、
前記操作ダイヤルの位置を変更して前記複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した前記操作対象の設定状況を記憶し、再び前記操作ダイヤルの位置を変更して前記操作対象を選択すると、記憶された前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示する記憶手段を備えることを特徴とする。
〔作用及び効果〕
本発明のコントローラによれば、乗員は、操作ダイヤルを持ってその位置を変更することによって操作対象を切替え、そのまま操作ダイヤルを回転操作することによって操作対象の設定を変更することができる。
即ち、乗員は、操作対象の切替えと設定変更とを操作ダイヤルの操作だけで実施することができるので、操作対象を切替える際に操作ダイヤルからいちいち手を離す必要がなく、使用勝手が良い。その上、従来のコントローラとは異なり、操作対象を切替えるためのプッシュスイッチを必要としないので、構造も簡易であり、製造コスト的にも有利である。
本発明のコントローラによれば、乗員は、操作ダイヤルを持ってその位置を変更することによって操作対象を切替え、そのまま操作ダイヤルを回転操作することによって操作対象の設定を変更することができる。
即ち、乗員は、操作対象の切替えと設定変更とを操作ダイヤルの操作だけで実施することができるので、操作対象を切替える際に操作ダイヤルからいちいち手を離す必要がなく、使用勝手が良い。その上、従来のコントローラとは異なり、操作対象を切替えるためのプッシュスイッチを必要としないので、構造も簡易であり、製造コスト的にも有利である。
さらに、本発明のコントローラは、表示部と記憶手段とを備えるので、操作ダイヤルの位置を変更して別の操作対象に切替えても、乗員が再び前の操作対象を選択すると、記憶手段に記憶された前の操作対象に関する設定状況を、表示部を介して正確に知ることができる。
例えば、操作対象が空調に関する「吹出温度」及び「風向き」である場合、操作ダイヤルを操作して吹出温度を25℃に設定した後、操作ダイヤルの位置を変更して操作対象を「吹出温度」から「風向き」に切り替えた際、吹出温度の25℃という設定状況が記憶手段に記憶される。そして、操作ダイヤルの位置を変更して、再び操作対象を吹出温度に切替えると、記憶手段に記憶されている25℃という設定状況が表示部に表示される。尚、上記操作において、操作対象を風向きに切替えたときも同様に、風向きに関する前の設定状況が表示部に表示される。
そのため、乗員は操作ダイヤルを右又は左のいずれの方向に回転操作すべきか等を判断し易く、設定変更操作を実施し易い。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施形態〕
本発明のコントローラの実施形態について、図1乃至図7に基づいて説明する。
尚、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、それぞれ車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向(左右方向)を示す。
〔実施形態〕
本発明のコントローラの実施形態について、図1乃至図7に基づいて説明する。
尚、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印Wは、それぞれ車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向(左右方向)を示す。
図1は、本発明のコントローラを、車両の空調を行う車両用空調コントローラ1として使用したときの状態を示す。
図2は、車両用空調コントローラ1の正面図である。図2中に示される矢印は、操作ダイヤル3の移動方向を示す。
図3は、車両用空調コントローラ1の横断面図である。図3中に示される矢印は、操作ダイヤル3の移動方向を示す。
図4(a)及び(b)は、車両用空調コントローラ1の縦断面図を示す。図4(a)は、操作ダイヤル3の係合凸部3cがボリューム軸9bの被係合凹部10bに係合し、操作ダイヤル3の位置がロックノブ4により固定(ロック)されている状態を示しており、図4(b)は、ロックノブ4によるロックが解除されている状態を示す。図4(b)中に示される白抜きの矢印は、乗員によるロックノブ4の押下げ方向を示す。
図5は、表示部2aにおける風量の設定変更画面を示す図である。
図6は、表示部2bにおける風向きの設定変更画面を示す図である。
図7は、表示部2cにおける温度の設定変更画面を示す図である。
図2は、車両用空調コントローラ1の正面図である。図2中に示される矢印は、操作ダイヤル3の移動方向を示す。
図3は、車両用空調コントローラ1の横断面図である。図3中に示される矢印は、操作ダイヤル3の移動方向を示す。
図4(a)及び(b)は、車両用空調コントローラ1の縦断面図を示す。図4(a)は、操作ダイヤル3の係合凸部3cがボリューム軸9bの被係合凹部10bに係合し、操作ダイヤル3の位置がロックノブ4により固定(ロック)されている状態を示しており、図4(b)は、ロックノブ4によるロックが解除されている状態を示す。図4(b)中に示される白抜きの矢印は、乗員によるロックノブ4の押下げ方向を示す。
図5は、表示部2aにおける風量の設定変更画面を示す図である。
図6は、表示部2bにおける風向きの設定変更画面を示す図である。
図7は、表示部2cにおける温度の設定変更画面を示す図である。
本実施形態におけるコントローラ1は、風量、風向き、吹出温度を調整する図示しない空調ユニット、及び図示しない各種センサー等と共に車両用空調装置を構成する。
コントローラ1に入力した風量、風向き、及び吹出温度に関する指令信号のそれぞれが、コントローラ1の制御部に出力され、制御部はこれらの指令信号と各種センサーの検出信号に基づいて空調ユニットを制御すると共に、コントローラ1の表示部2の表示内容を制御する。
コントローラ1に入力した風量、風向き、及び吹出温度に関する指令信号のそれぞれが、コントローラ1の制御部に出力され、制御部はこれらの指令信号と各種センサーの検出信号に基づいて空調ユニットを制御すると共に、コントローラ1の表示部2の表示内容を制御する。
図1〜図3に示すように、コントローラ1は、操作対象の設定状況を表示する表示部2、回転操作可能な操作ダイヤル3、操作ダイヤル3を左右方向にスライド移動可能に支持するカバー部材5、コントローラ1をインストルメントパネル11の所定位置に嵌め込んで設置するための接続部8、及び、空調ユニットの動作を制御する図示しない制御部を備えて構成されている。
表示部2は、接続部8の上面に設置され、発光インジケータを備えて構成されており、表示部2a,2b,2cのそれぞれは、風量、風向き、吹出温度という3種類の操作対象の設定状況を表示する。
図4(a),(b)に示すように、操作ダイヤル3は、乗員がその手で直接回転操作する円形部3aと、円形部3aよりも小径の軸部3bと、操作ダイヤル3の位置固定を担うロックノブ4とを備える。
軸部3bは、円形部3aの円の中心に設けられており、中間部に係止溝3dが形成され、先端部に傘歯状の係合凸部3cが形成されている。
ロックノブ4は、合成樹脂等で構成され階段状に成形されており、その一端に抜け止め部4cを有し、中間部に操作ダイヤル3の係止溝3dに外嵌可能なC字状凹溝部4aを有し、他端に乗員が操作する押下部4bを有する。
軸部3bは、円形部3aの円の中心に設けられており、中間部に係止溝3dが形成され、先端部に傘歯状の係合凸部3cが形成されている。
ロックノブ4は、合成樹脂等で構成され階段状に成形されており、その一端に抜け止め部4cを有し、中間部に操作ダイヤル3の係止溝3dに外嵌可能なC字状凹溝部4aを有し、他端に乗員が操作する押下部4bを有する。
図3及び図4(a),(b)に示すように、カバー部材5は、開口5aを有する箱型形状をなし、開口5aと相対する側壁5bには、左右方向に延びる貫通溝6が設けられている。カバー部材5の内側には、3つの半球形状部7aを有するガイド板7が設けられている。3つの半球形状部7aは左右方向に並設されており、各半球形状部7aの中心には、貫通孔7bが設けられている。
図3及び図4(a),(b)に示すように、接続部8には、その軸心周りに回転可能に構成される3つのボリューム軸9a,9b,9cが設けられており、各ボリューム軸9a,9b,9cの先端部には、放射状の縦溝を有するすり鉢状の被係合凹部10a,10b,10cが形成されている。尚、各被係合凹部10a,10b,10cは、操作ダイヤル3の軸部3bの係合凸部3cと係合し得るように構成されている。
図2に示すように、3つのボリューム軸9a,9b,9cのそれぞれは、風量設定、風向き設定、吹出温度設定に対応するものであり、表示部2a,2b,2cの下方に設けられている。
図3及び図4(a),(b)に示すように、カバー部材5の開口5aの縁を、接続部8に設けられている段部8aに嵌め込むことによって、カバー部材5が接続部8に固定されると共に、カバー部材5内のガイド板7に設けられている3つの貫通孔7bの中に、ボリューム軸9a,9b,9cの被係合凹部10a,10b,10cがそれぞれ配置されるように構成されている。
図4(a)に示すように、カバー部材5の貫通溝6はカバー部材5の厚み方向に貫通しており、操作ダイヤル3の軸部3bが、その係止溝3dにロックノブ4を外嵌した状態で貫通溝6に設置されるように構成されている。
例えば、図2に示すように、操作ダイヤル3を、風向きを表示する表示部2bの下に設定したとき、ロックノブ4が上方に付勢された状態で貫通溝6の上側内壁溝6a内に入り込んで当接すると共に、軸部3bが貫通溝6の下側内壁6bに当接して、貫通溝6における操作ダイヤル3の位置が固定(ロック)される。
また図4(b)に示すように、ロックノブ4の押下部4bを指で押下げると、ロックノブ4が上側内壁溝6aから外れてロックが解除される。そして、押下部4bを指で押下げたまま操作ダイヤル3を少し手前(後方)に引いて、操作ダイヤル3の係合凸部3cとボリューム軸9bの被係合凹部10bとの係合を外すと、操作ダイヤル3を貫通溝6に沿ってスライド移動させることができるようになる。尚、操作ダイヤル3を手前に引き過ぎても、ロックノブ4の抜け止め部4cが側壁5bに引っ掛かるように構成されているので、操作ダイヤル3が貫通溝6から抜け落ちることはない。
即ち本実施形態においては、ロックノブ4の押下部4bを指で押下げながら操作ダイヤル3を貫通溝6に沿ってスライド移動させてその位置を変更し、操作ダイヤル3の軸部3bの係合凸部3cを、3つのボリューム軸9a,9b,9cのいずれかの被係合凹部10a,10b,10cと係合させることによって、風量、風向き、吹出温度という3つの操作対象の中から1つの操作対象を選択することができる。
例えば、操作対象を風量から風向きに切替えて、風向きの設定を変更するような場合、先ず、操作ダイヤル3を、ロックノブ4の押下部4bを人差し指で押下げながら、風量を表示する表示部2aから風向きを表示する表示部2bの下までスライド移動させる(図2参照)。
そして、人差し指を離すと、ロックノブ4が貫通溝6の上側内壁溝6aに当接すると共に、軸部3bが貫通溝6の下側内壁6bに当接して操作ダイヤル3の位置が固定される(図4(a)参照)。このとき、操作ダイヤル3の軸部3bの係合凸部3cと、ボリューム軸9bの被係合凹部10bとが係合して、操作ダイヤル3とボリューム軸9bとが接続された状態となる。
そして、人差し指を離すと、ロックノブ4が貫通溝6の上側内壁溝6aに当接すると共に、軸部3bが貫通溝6の下側内壁6bに当接して操作ダイヤル3の位置が固定される(図4(a)参照)。このとき、操作ダイヤル3の軸部3bの係合凸部3cと、ボリューム軸9bの被係合凹部10bとが係合して、操作ダイヤル3とボリューム軸9bとが接続された状態となる。
尚、操作ダイヤル3をスライド移動させる際、軸部3bの係合凸部3cは、ガイド板7の半球形状部7aによって半球形状部7aの貫通孔7bへガイドされるため、軸部3bの係合凸部3cと、ボリューム軸9bの被係合凹部10bとを容易に係合させることができる(図3参照)。
次いで、操作ダイヤル3の円形部3aを回転操作することによって軸部3bを回転させる。すると、軸部3bの回転動作がボリューム軸9bへと伝えられてボリューム軸9bが回転し、ボリューム軸9bの回転動作が指令信号に変換されて図示しない制御部に出力される。尚、操作ダイヤル3を回転操作する際、ロックノブ4は、貫通溝6の上側内壁溝6aによって掛止されるので共回りせず、操作ダイヤル3の円形部3aと軸部3bだけが回転するように構成されている。
その結果、風向きの設定が変更されて、その設定状況が表示部2bに表示される。本実施形態においては、図6に示すように、操作ダイヤル3を回転操作することによって、風向きを4段階で自在に変更することができる。
操作対象を風量又は吹出温度に切替えてそれらの設定を変更する場合も、上述と同様に操作することによって、図5及び図7に示すように、所望する風量又は吹出温度に自在に変更することができる。
また、コントローラ1の図示しない制御部は、記憶手段を備えて構成されている。
記憶手段は、操作ダイヤル3の位置を変更して複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した操作対象の設定状況を記憶し、再び操作ダイヤル3の位置を変更して操作対象を選択すると、記憶された操作対象の設定状況を表示部2に表示するように構成されている。
記憶手段は、操作ダイヤル3の位置を変更して複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した操作対象の設定状況を記憶し、再び操作ダイヤル3の位置を変更して操作対象を選択すると、記憶された操作対象の設定状況を表示部2に表示するように構成されている。
例えば、風向きを図6(a)に示す状態(DEF/FOOT)に設定した後、操作ダイヤル3を移動させて操作対象を風量又は吹出温度に切替えた際、図6(a)の設定状況(DEF/FOOT)が記憶手段に記憶される。そして、操作ダイヤル3を移動させて、再び操作対象を風向きに切替えると、記憶手段に記憶されている図6(a)の設定状況(DEF/FOOT)が表示部2bに表示される。尚、上記操作において、操作対象を風量又は吹出温度に切替えたときも同様に、風量又は吹出温度に関する前の設定状況が表示部2a又は表示部2cにそれぞれ表示される。
以上より、本発明のコントローラ1によれば、操作対象の切替えと設定変更とを操作ダイヤル3の操作だけで実施することができるので、乗員は、操作対象を切替える際に操作ダイヤル3からいちいち手を離す必要がなく、使用勝手が良い。その上、従来のコントローラとは異なり、操作対象を切替えるためのプッシュスイッチを必要としないので、構造も簡易であり、製造コスト的にも有利である。
さらに、本発明のコントローラ1は記憶手段を備えるため、操作ダイヤル3の位置を変更して別の操作対象に切替えても、乗員が再び前の操作対象を選択すると、記憶手段に記憶された前の操作対象に関する設定状況を、表示部2を介して正確に知ることができる。そのため、乗員は操作ダイヤル3を右又は左のいずれの方向に回転操作すべきか等を判断し易く、設定変更操作を実施し易い。
〔別実施形態〕
〔1〕前述の実施形態における操作対象が、FM放送、AM放送、又はTV放送の設定に関するものであっても良い。
〔2〕前述の実施形態における操作ダイヤルは、左右方向にスライド移動させることによって操作対象を選択するが、この構成に限定されるものではなく、他にも例えば、操作ダイヤルの軸部先端を支点として、操作ダイヤルの設置角度を変更することによって、操作対象を選択するような構成としても良い。
〔1〕前述の実施形態における操作対象が、FM放送、AM放送、又はTV放送の設定に関するものであっても良い。
〔2〕前述の実施形態における操作ダイヤルは、左右方向にスライド移動させることによって操作対象を選択するが、この構成に限定されるものではなく、他にも例えば、操作ダイヤルの軸部先端を支点として、操作ダイヤルの設置角度を変更することによって、操作対象を選択するような構成としても良い。
1 コントローラ
2 表示部
3 操作ダイヤル
3a 円形部
3b 軸部
3c 係合凸部
4 ロックノブ
4a C字状凹溝
4b 押下部
4c 抜け止め部
5 カバー部材
5a 開口
5b 側壁
6 貫通溝
6a 上側内壁溝
6b 下側内壁
7 ガイド板
7a 半球形状部
7b 貫通孔
8 接続部
8a 段部
9 ボリューム軸
10 被係合凹部
11 インストルメントパネル
2 表示部
3 操作ダイヤル
3a 円形部
3b 軸部
3c 係合凸部
4 ロックノブ
4a C字状凹溝
4b 押下部
4c 抜け止め部
5 カバー部材
5a 開口
5b 側壁
6 貫通溝
6a 上側内壁溝
6b 下側内壁
7 ガイド板
7a 半球形状部
7b 貫通孔
8 接続部
8a 段部
9 ボリューム軸
10 被係合凹部
11 インストルメントパネル
Claims (1)
- 操作対象の設定状況を表示する表示部と、回転操作可能な操作ダイヤルとを備えるコントローラにおいて、
前記操作ダイヤルの位置を変更することによって、複数の操作対象の中から1つの操作対象を選択可能に構成し、前記操作対象を選択した状態で前記操作ダイヤルを回転操作することによって選択した前記操作対象の設定を変更可能に構成し、選択した前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示させるように構成しており、
前記操作ダイヤルの位置を変更して前記複数の操作対象の中の1つの操作対象の選択を解除すると、選択を解除した前記操作対象の設定状況を記憶し、再び前記操作ダイヤルの位置を変更して前記操作対象を選択すると、記憶された前記操作対象の設定状況を前記表示部に表示する記憶手段を備えるコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008244355A JP2010076495A (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | コントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008244355A JP2010076495A (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | コントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010076495A true JP2010076495A (ja) | 2010-04-08 |
Family
ID=42207455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008244355A Pending JP2010076495A (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | コントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010076495A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204299A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
KR101508509B1 (ko) | 2013-12-19 | 2015-04-08 | 현대자동차주식회사 | 입력 장치, 명령 입력 방법 및 입력 장치가 설치된 차량 |
WO2018146721A1 (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | 三菱電機株式会社 | 車載情報装置 |
CN112902403A (zh) * | 2021-03-05 | 2021-06-04 | 合肥美的暖通设备有限公司 | 空调器及其防凝露控制方法和装置 |
-
2008
- 2008-09-24 JP JP2008244355A patent/JP2010076495A/ja active Pending
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