JP2010075921A - 水素化物の電気化学的酸化用触媒 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属成分としてロジウム、ルテニウム又はイリジウムを含み、配位子として窒素含有多環式化合物又は炭素を含む金属錯体からなる、水素化物の電気化学的酸化用触媒、
該触媒をアノード極用触媒として含む、水素化ホウ素化合物を燃料とする直接型燃料電池用アノード極、及び
該触媒をアノード極触媒として用いる水素発生装置。
【選択図】図5
Description
みられている。特に、現在の多くのポータブル水素発生器では、白金担持カーボン等の金属状態の貴金属を含む触媒を水素化物に加えることによって、水素を発生させる方法が採用されている。しかしながら、金属状態の貴金属からなる水素化物酸化触媒を用いる方法では、水溶液中において、水素化物の自己分解反応が進行するために、水素発生量、水素発生速度などの制御が困難である。また、貴金属をバルク金属状態で用いるために貴金属使用量が多いという問題点もある(下記非特許文献1参照)。
1. 金属成分としてロジウム、ルテニウム又はイリジウムを含み、配位子として窒素含有多環式化合物又はCOを含む金属錯体からなる、水素化物の電気化学的酸化用触媒。
2. 金属成分がロジウムであり、配位子がポルフィリン化合物である上記項1に記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
3. 金属錯体が導電性担体に担持されたものである上記項1又は2に記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
4. 水素化物が、アルカリ金属の水素化ホウ素化合物である上記項1〜3のいずれかに記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
5. 上記項1〜4のいずれかに記載の触媒をアノード極用触媒として含む、水素化ホウ素化合物を燃料とする直接型燃料電池用アノード極。
6. 水素化物と水酸化物を含む溶液が供給されるアノード側電極部と、
該アノード側電極部と対向配置され、プロトンの還元反応によって水素を発生させるカソード側電極部と、
該アノード側電極部と該カソード側電極部の間に配置されたイオン透過性隔膜とを備えている水素発生装置であって、
該アノード側電極の触媒として、上記項1〜4のいずれかに記載の触媒を含むことを特徴とする水素発生装置。
7. 上記項6の水素発生装置において、アノード極触媒として、開回路時のアノード極の電位がカソード極の電位より低い触媒を用いることを特徴とする自己発電作用を有する水素発生装置。
本発明の水素化物の電気化学的酸化用触媒は、金属成分として、ロジウム、ルテニウム又はイリジウムを含み、配位子として、窒素含有多環式化合物又はCOを含む金属錯体である。
は特に限定的ではない。
リジル基等を例示できる。置換基を有するフェニル基における置換基としては、低級アルコシキ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、−SO3M1(式中、M1は水素原子、アルカリ金属又は−NH4である)、−COOM2(式中、M2は水素原子、アルカリ金属、−NH4又はアルキル基である)、−OCH2−COOM3(式中、M3は水素原子、アルカリ金属、−NH4又はアルキル基である)等を例示できる。
キシフェニル基等、置換基として低級アルキル基を有するフェニル基としては、パラ-メ
チルフェニル基、2,4,6-トリメチルフェニル基等、置換基としてハロゲン原子を有するフ
ェニル基としてはペンタフルオロフェニル基等を例示できる。
を有することのあるフェニル基であって、R2, R3, R5, R6, R8, R9, R11及びR12が水素原子であるテトラフェニルポリフィリン錯体; R1, R4, R7及びR10が水素原子であって、R2, R3, R5, R6, R8, R9, R11及びR12が低級アルキル基であるオクタアルキルポリフィリン錯体等を挙げることができる。
基であり、M2は水素原子、アルカリ金属又はアルキル基である)を示すか、或いは、R1とR2、R3とR4、R5とR6、R7とR8の各組み合わせの少なくとも一組は互いに結合し
て、これらの各基が結合する炭素原子と共に、置換基を有することのある芳香族環を形成してもよい。Mは、ロジウム、ルテニウム又はイリジウムを示す。但し、R1〜R8の少なくとも一つは、基:−R9−COOM2である)で表される金属ポルフィリン錯体。
ムが好ましい。
キル基、アルコキシル基、ハロゲン原子又はスルホン酸基を示す。更に、これらの内で、R2とR3、R6とR7、R10とR11、R14とR15の各組み合わせの少なくとも一組は互いに結合して、これらの各基が結合する炭素原子と共に、置換基を有することのある芳香族環を形成してもよい。
つの金属に配位してもよく、或いは複数の金属原子に配位してもよい。複数の金属原子に配位する場合には、COで架橋される状態となる。CO以外の配位子の種類については特に限定はない。この様なCOを配位子として含む金属錯体としては、化学式:Rh2Cl2(CO)4で表
される金属錯体、Rh6(CO)16で表される金属錯体等を例示できる。
上記した金属錯体は、例えば、目的とする錯体の配位子となる化合物と金属化合物を溶媒中に溶解し、加熱することによって製造することができる。
、市販品として容易に入手できる。
上記した金属錯体は、導電性担体に担持させることにより、水素化物の電気化学的酸化反応に対して高い触媒活性を有するものとすることができる。
がより好ましい。この様なカーボンブラックの具体例としては、Vulcan XC-72R(Cabot社
製)の商標名で市販されているものを用いることができる。
上記した金属錯体は、いずれも、水素化物の電気化学的酸化反応用の触媒として、優れた活性を有するものである。
リ土類金属としては、Mg, Ca, Sr, Ba等を例示でき、ハロゲン原子としては、F, Cl, Br,
I等を例示できる。一価の炭化水素基としては、例えば、炭素数1〜6程度の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を挙げることができ、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、1−エチルプロピル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、1,2,2−トリメチルプロピル、3,3−ジメチルブチル、2−エチルブチル、イソヘキシル、3−メチルペンチル基等を例示できる。
水素化物の電気化学的酸化反応は、該触媒に水素化物が接触した状態において、所定の電位とすることによって、選択性よく進行させることができる。例えば、pH12程度以上のアルカリ性の水素化物を含む水溶液中に本発明の触媒を付与した電極を浸漬し、所定の電位とすることによって電気化学的酸化反応を進行させることができる。この場合の具体的な電位については、使用する金属錯体の種類、水素化物の種類、溶液の状態等によって異なるので一概に規定できないが、例えば、pH13程度の水溶液中で25℃で測定した電位(AgCl/KCl(飽和)電極基準)として、窒素含有多環式化合物(ポルフィリン、フタロシアニン、サレン等)を配位子とするロジウム錯体では−0.8V〜−0.4V程度とすることが好ましく、特に−0.8V〜−0.6V程度とすることがより好ましい。
本発明の触媒は、直接型ボロハイドライド燃料電池のアノード極用触媒として有効に利用できる。本発明の触媒を使用する直接型ボロハイドライド燃料電池の構造については特に限定はなく、水素化ホウ素化合物を燃料とする直接型燃料電池であればよい。例えば、”Electrochem. Commun. 10(2008)100-102”, ”J. Power Sources,176(2008) 287-292”等に記載されている、NaBH4等の水素化ホウ素化合物の水溶液を燃料とし、アニオン交換
膜又はアルカリ性の溶液を電解質とし、白金族の金属・金・銀等をカソード極用触媒とする直接型ボロハイドライド燃料電池のアノード極用触媒として使用できる。
本発明の触媒は、水素化物と水酸化物を含む溶液における水素化物の酸化反応を含むアノード反応と、プロトンの還元による水素発生反応を含むカソード反応をイオン透過性隔膜を介して生じさせることによる水素発生方法において、アノード触媒として使用できる。
記一般式において、Aは、アルカリ金属、NH4、又はM1/2(式中、Mはアルカリ土類金属である)である。アルカリ金属としては、Li, Na, K, Rb, Cs等を例示でき、アルカリ土類
金属としては、Mg, Ca, Sr, Ba等を例示できる。これらの水酸化物の内で、特に、LiOH, NaOH, KOH等のアルカリ金属水酸化物が好ましい。
。この様な溶媒としては、水の他に、ルイス塩基性が高く、ルイス酸性が低く、比誘電率が高い非水溶媒を用いることができる。この様な非水溶媒としては、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジグリム、トリグリム、テトラグリム、テトラヒドロフラン、メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン、テトラメチルピラン等のエーテル類、二硫化炭素、酢酸メチル、γ-ブチルラクトン、メチルカーボネート
、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ジエチル、アセトン、ホルムアミド、メチルホルムアミド、ジメチルホルムアミド、アセトアミド、メチルアセトアミド、ジメチルアセトアミド、エチレンジアミン、メチルピロリドン、ピリジン、アニリン、N-メチルピロリドン、テトラメチル尿素、テトラメチルグアニジン、アセトニトリル、ニトロメタン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、リン酸トリエチル、ヘキサメチルリン酸トリアミド、アンモニア等を例示できる。好ましい非水溶媒は、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、メチルピロリドン、ピリジン等である。
程度であることがより好ましい。
アノード反応の反応温度については特に限定的ではなく、通常は、室温で反応を進行させることができる。
カソード反応の反応温度については特に限定的ではなく、通常は、室温で反応を進行させることができる。
イオン透過性隔膜を移動してカソード側電極3まで達する場合には、上記したカソード反応を進行させることができる。カソード側電極3の表面で発生した水素は、例えば、カソード側電極部に設置した水素取り出し口9から回収される。また、カソード側電極3で生じた水酸化物イオンはイオン透過性隔膜を通過してアノード側の原料溶液に移動するか、或いは、原料溶液に混合することによって、再びアノード反応に用いることができる。これにより外部から新たに水酸化物を供給することなく反応を進行させることが可能となる。
オンがアニオン透過性隔膜4を通過してアノード側電極部に移動する。
上記したアノード側電極2とカソード側電極3との間に配置するイオン透過性隔膜4としては、例えば、カソード反応によって生じたOH-イオン又は水素化物から解離したカチ
オンを通過させることができるアニオン透過性隔膜又はカチオン透過性隔膜を用いることができる。
、アノード電極部に供給される水素化物のアニオンは透過しない隔膜を用いることが好ましい。これにより、水素化物アニオンがカソード極表面で加水分解されることが防止される。この様なアニオン透過性隔膜としては、例えば、商標名:ネオセプタAMX(株式会社アストム)膜等を用いることができる。
きる。
H2O → BO2 −+ 4H2の反応)に対する活性が非常に低いので、水素化物の自己分解反応
を促進することがほとんどない。このため、アノード極とカソード極を連結する外部回路を開いた場合には、水素化物の自己分解による水素発生を抑制することができる。また、外部回路を閉じ、且つ使用する電解液の種類、アノード触媒の種類、カソード触媒の種類などに応じて、アノードの電位を調整することによって、水素発生反応の速度、水素発生量などを簡単に制御することができる。即ち、上記した構造の水素発生装置では、開回路時のアノード極の電位がカソード極の電位より低い場合には、外部回路を閉じることによって、前述した反応に基づく水素発生反応を進行させることができ、また、開回路時のアノード極の電位がカソード極の電位より高い場合には、外部電源を用いて、アノード極の電位をより高い電位とすることによって、水素発生反応を進行させることができる。この際、アノード極の電位を調整することによって、水素発生速度、水素発生量などを制御することが可能である。
よって、自発的な発電が可能となる。特に、ロジウムヘマトポルフィリン、ロジウムテトラキスカルボキシフェニルポルフィリン等をアノード触媒とする場合には、水素化物の自己分解が遅いので、水素発生量、水素発生速度などの制御が容易である点でも有利である。
下記化学式
ールに溶かし、紫外・可視分光スペクトル(UV-visスペクトル)を測定して、目的化合物の生成を確認した。図2に紫外・可視分光スペクトルの吸光度曲線を示す。図2において、曲線Aが原料として用いたヘマトポルフィリンIXに対応し、曲線Bが目的物であるロジウムヘマトポルフィリンIXに対応する分光曲線である。
ロジウムヘマトポルフィリンIX担持カーボン触媒の作製
製造例1で得たロジウムヘマトポルフィリンIXを0.7 mMになるように10 mLのエタノー
ルに溶解させた後、このポルフィリン溶液にカーボンブラック(比表面積250 m2/g、商標名:Vulcan XC 72R、Cabot社製)を31 mg加えた。容器を密閉した後、超音波洗浄器
に1分掛けることにより分散性をよくした。
上記した方法で得たロジウムヘマトポルフィリンIX担持カーボン触媒を乳鉢で破砕し、5 mgを0.5 mLの混合溶媒(水:エタノール = 1 : 1)に懸濁させたのち、5 μLの5 % Nafion溶液 (Aldrich製)を加えた。この懸濁液を5分間超音波洗浄器に掛けることで、よく
分散させた後、回転ディスク電極の上に2 μLのせて乾燥させた。
BAS RDE-1)を用いて行った。触媒を塗布したグラッシーカーボンの回転ディスク電極を
作用電極とし、白金電極を対極、Ag/AgCl/KCl(sat.)電極を参照電極として用いた。
については、Ag/AgCl/KCl(sat.)電極に対して-1.0V付近から酸化電流が観測されるようになり、また実施例2のロジウムオクタエチルポルフィリン担持カーボン触媒については、-0.85V付近から酸化電流が観測されるようになり、これら電位付近でもBH4 -が酸化されていることがわかる。また、これらの触媒では、電位が正になるにつれ酸化電流は急速に上昇し、実施例1の触媒については-0.5 V付近では1mAを超える酸化電流となり、実施例
2の触媒については、-0.5 V付近では0.4mAを超える酸化電流となった。
製造例1と同様の方法によって、下記表1に示す各金属錯体を作製した。尚、実施例4,5,6,7,11,12,14、16,17,19,20,21,25,26,29については実施例1と同様の方法で各錯体をカーボンに担持させた。実施例3,8,9,1
0,13,15,18,22,23,24,27,28については、以下の方法で金属錯体をカーボンに担持させた。
)、-0.7Vの時の電流値(μA)、及び最大電流値(μA)を示す。これらの内で、20μA
になるときの電圧と-0.7Vの時の電流値は、いずれも過電圧に関する指標であり、20μAになるときの電圧が負である程過電圧が小さく、-0.7Vの時の電流値が大きいほど活性が高
い触媒といえる。また、最大電流値は反応速度に関する指標であり、この値が高い程、反応速度が速いといえる。尚、電流値は、水素化ホウ素ナトリウム0mMのときの電流値を引
いた値である。
Nafion 5%溶液(Aldrich社製)を5μL含む0.5mLの混合溶媒(水:エタノール = 1 : 1
)に、実施例2で用いたロジウムオクタエチルポルフィリン担持カーボン触媒5 mgを懸濁させた懸濁液0.2 mLを、グラッシーカーボン電極(実効表面積 =4.5 cm2)にのせて乾燥
させて、ロジウム錯体修飾電極を作製した。また、白金担持カーボン(40%, ジョンソン
・マッセイ社)の懸濁液を同様の手法(但し、水0.5mLに懸濁)により作成し、同様の方
法でグラッシーカーボン電極上に塗布・乾燥させた。
ナトリウムを加えた。H型セルは上部をシリコン栓で密封されている。両方の電解液をア
ルゴンパージすることにより溶存酸素を除去した後、水素化ホウ素ナトリウムが入っている方の電解液にロジウム錯体修飾電極を浸し、水素化ホウ素ナトリムの入っていない電解液に白金担持カーボン修飾電極を浸した。100分間放置したあと、気相中の水素ガスを定
量した。
た後、気相中の水素ガスを定量した。
実施例30と同様の方法によって、実施例1(ロジウムヘマトポルフィリン)、実施例6(ロジウムテトラキスカルボキシフェニルポルフィリン)、実施例9(ロジウムフタロシアニン)、及び実施例10(テトラカルボニルジ-μ-クロロ二ロジウム、Rh2Cl2(CO)4
)の各ロジウム錯体を用いて、ロジウム錯体修飾電極を作製した。
水素発生装置の概略構成と各電極での反応を記載した図面を図5に示す。
のセル電圧は、白金触媒電極のロジウム錯体触媒電極に対する電圧である。尚、水素化ホウ素ナトリウムが入っている電解液(ロジウム錯体側)は窒素ガスでパージし、水素化ホウ素ナトリウムが入っていない電解液(白金担持カーボン側)は水素ガスでパージした。
2 アノード側電極
3 カソード側電極
4 イオン透過性隔膜
5 外部回路
6 アノード側原料入口
7 アノード側出口
8 カソード側原料入口
9 水素取り出し口
Claims (7)
- 金属成分としてロジウム、ルテニウム又はイリジウムを含み、配位子として窒素含有多環式化合物又はCOを含む金属錯体からなる、水素化物の電気化学的酸化用触媒。
- 金属成分がロジウムであり、配位子がポルフィリン化合物である請求項1に記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
- 金属錯体が導電性担体に担持されたものである請求項1又は2に記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
- 水素化物が、アルカリ金属の水素化ホウ素化合物である請求項1〜3のいずれかに記載の水素化物の電気化学的酸化用触媒。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の触媒をアノード極用触媒として含む、水素化ホウ素化合物を燃料とする直接型燃料電池用アノード極。
- 水素化物と水酸化物を含む溶液が供給されるアノード側電極部と、
該アノード側電極部と対向配置され、プロトンの還元反応によって水素を発生させるカソード側電極部と、
該アノード側電極部と該カソード側電極部の間に配置されたイオン透過性隔膜とを備えている水素発生装置であって、
該アノード側電極の触媒として、請求項1〜4のいずれかに記載の触媒を含むことを特徴とする水素発生装置。 - 請求項6の水素発生装置において、アノード極触媒として、開回路時のアノード極の電位がカソード極の電位より低い触媒を用いることを特徴とする自己発電作用を有する水素発生装置。
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