JP2010075565A - 電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ - Google Patents
電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010075565A JP2010075565A JP2008249143A JP2008249143A JP2010075565A JP 2010075565 A JP2010075565 A JP 2010075565A JP 2008249143 A JP2008249143 A JP 2008249143A JP 2008249143 A JP2008249143 A JP 2008249143A JP 2010075565 A JP2010075565 A JP 2010075565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jaw members
- boot
- insulating boot
- jaw
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
【解決手段】遠位端に一対の顎部材を有するシャフトであって、顎部材は互いに関して間隔を空けて配置される第一の位置から、組織を把持するために顎部材が互いに関してより近付いた第二の位置まで、旋回心軸の周りを可動である、シャフトと;駆動アセンブリを作動させて、顎部材を互いに関して動かす、可動ハンドルと;顎部材間に保持される組織にエネルギーを伝えることができるように、電気エネルギー源に接続するように適合される、少なくとも1つの機械的インターフェースを備える、顎部材のうちの少なくとも1つと;該少なくとも1つの顎部材の外側表面の少なくとも一部分の上でかつ旋回心軸の周りに配置された可撓性絶縁ブーツであって、高デュロメーター材料から製造された第一の長手軸部分と、低デュロメーター材料から製造された第二の長手軸部分とを備える、可撓性絶縁ブーツとを備える、電気外科用鉗子。
【選択図】図2B
Description
本開示は、絶縁した電気外科用鉗子に関し、そして、より具体的には、本開示は、組織を密封、切断および/または凝固するための、内視鏡用または開放式のいずれかの双極式および/または単極式の電気外科用鉗子と共に使用するための絶縁ブーツに関する。
電気外科用鉗子は、組織および血管を加熱して、組織を凝固、焼灼および/または密封することによって止血を達成するために、機械的なクランプ留め作用と電気エネルギーの両方を利用する。開放式外科処置で使用するための開放式鉗子の代替として、多くの現代の外科医は、より小さな穿刺様の切開を通して遠隔から臓器にアクセスするために、内視鏡および内視鏡機器を使用する。その直接的な結果として、患者は、瘢痕が少なく、そして、治癒時間が短くなるという利益を受けやすい。
電気外科用鉗子は、その遠位端に一対の顎部材を有するシャフトと、駆動アセンブリを作動させて顎部材を互いに関して動かす可動ハンドルとを備え、これらの顎部材は、顎部材が互いに関して間隔を空けて配置される第一の位置から、組織を把持するための顎部材が互いに関してより近付いた第二の位置まで、旋回心軸の周りを可動である。顎部材のうち少なくとも一方は、少なくとも1つの機械的インターフェースを備え、そして、顎部材のうち少なくとも一方は、顎部材のうち少なくとも一方が顎部材間に保持される組織にエネルギーを伝えることができるように、電気エネルギー源に接続するように適合される。顎部材のうち少なくとも一方の外側表面の少なくとも一部分の上でかつ旋回心軸の周りには可撓性絶縁ブーツが配置され、この可撓性ブーツは、高デュロメーター材料から製造された第一の長手軸部分と、低デュロメーター材料から製造された第二の長手軸部分とを備える。この高デュロメーター材料は、可撓性ブーツを、顎部材の近位端と可撓性ブーツの遠位端の両方の上に保持するように作動可能に構成され得る。
(項目1)電気外科用鉗子であって、
遠位端に一対の顎部材を有するシャフトであって、該顎部材は、該顎部材が互いに関して間隔を空けて配置される第一の位置から、組織を把持するために該顎部材が互いに関してより近付いた第二の位置まで、旋回心軸の周りを可動である、シャフトと;
駆動アセンブリを作動させて、該顎部材を互いに関して動かす、可動ハンドルと;
少なくとも1つの機械的インターフェースを備える、該顎部材のうちの少なくとも1つであって、該少なくとも1つの顎部材は、該少なくとも1つの顎部材が該顎部材間に保持される組織にエネルギーを伝えることができるように、電気エネルギー源に接続するように適合される、該顎部材のうちの少なくとも1つと;
該少なくとも1つの顎部材の外側表面の少なくとも一部分の上でかつ該旋回心軸の周りに配置された可撓性絶縁ブーツであって、該可撓性ブーツは、高デュロメーター材料から製造された第一の長手軸部分と、低デュロメーター材料から製造された第二の長手軸部分とを備える、可撓性絶縁ブーツと
を備える、電気外科用鉗子。
(項目2)上記高デュロメーター材料が、上記可撓性絶縁ブーツを、上記顎部材の近位端と該可撓性絶縁ブーツの遠位端の両方の上に保持するように作動可能に構成される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
(項目3)上記高デュロメーター材料が、上記可撓性絶縁ブーツの遠位端に配置される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
(項目4)上記高デュロメーター材料が内部に規定される開口部を備え、該開口部は、該開口部内を通して上記顎部材の各々の近位端を作動可能に受容するように構成される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
(項目5)請求項1に記載の電気外科用鉗子であって、上記顎部材の各々が該顎部材の各々に関連付けられた近位フランジを備え、そして、上記シャフトが外周を規定し、そしてここで、上記低デュロメーター材料が伸びて、該顎部材の各々の該近位フランジが該シャフトの該外周を超えて回転することを可能にする、電気外科用鉗子。
(項目6)請求項1に記載の鉗子であって、上記高デュロメーター部分が近位に延びるフィンガーを備え、該フィンガーは、内部に上側スロットおよび下側スロットを規定し、該スロットは、上記可撓性絶縁ブーツを共有押し出し成形する間に、対応する上側の低デュロメーター部分および下側の低デュロメーター部分を受容するような寸法である、電気外科用鉗子。
(項目7)請求項6に記載の電気外科用鉗子であって、上記顎部材の各々が該部材の各々に関連付けられた近位フランジを備え、そして、上記シャフトが外周を規定し、そしてここで、上記低デュロメーター材料が、伸び、そして、該顎部材の各々の該近位フランジが、該シャフトの該外周を超えて回転することを可能にするように定位される、電気外科用鉗子。
最初に、図1〜2Bを参照すると、種々の外科処置に使用し、そして一般に、ハウジング20と、ハンドルアセンブリ30と、回転アセンブリ80と、トリガアセンブリ70と、管状の脈管および脈管組織を把持、密封および分割するように互いに協働するエンドエフェクタアセンブリ100とを備える、一つの特に有用な内視鏡用鉗子10が示される。本明細書における目的のために、鉗子10は、概略的に記載される。しかし、この特定の鉗子の種々の特定の局面は、共有に係る米国特許出願第10/460,926号、米国特許出願第10/953,757号および米国特許出願第11/348,072号に詳述される。
100、405:エンドエフェクタアセンブリ
110、120、410、420:顎部材
465:旋回ピン
12、412:シャフト
500、600、700〜4400’:絶縁ブーツ
2610、2720:低デュロメーター材料
2610、2710:高デュロメーター材料
908、1110、3900:機械的インターフェース
113、123:近位フランジ
Claims (7)
- 電気外科用鉗子であって、
遠位端に一対の顎部材を有するシャフトであって、該顎部材は、該顎部材が互いに関して間隔を空けて配置される第一の位置から、組織を把持するために該顎部材が互いに関してより近付いた第二の位置まで、旋回心軸の周りを可動である、シャフトと;
駆動アセンブリを作動させて、該顎部材を互いに関して動かす、可動ハンドルと;
少なくとも1つの機械的インターフェースを備える、該顎部材のうちの少なくとも1つであって、該少なくとも1つの顎部材は、該少なくとも1つの顎部材が該顎部材間に保持される組織にエネルギーを伝えることができるように、電気エネルギー源に接続するように適合される、該顎部材のうちの少なくとも1つと;
該少なくとも1つの顎部材の外側表面の少なくとも一部分の上でかつ該旋回心軸の周りに配置された可撓性絶縁ブーツであって、該可撓性ブーツは、高デュロメーター材料から製造された第一の長手軸部分と、低デュロメーター材料から製造された第二の長手軸部分とを備える、可撓性絶縁ブーツと
を備える、電気外科用鉗子。 - 前記高デュロメーター材料が、前記可撓性絶縁ブーツを、前記顎部材の近位端と該可撓性絶縁ブーツの遠位端の両方の上に保持するように作動可能に構成される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
- 前記高デュロメーター材料が、前記可撓性絶縁ブーツの遠位端に配置される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
- 前記高デュロメーター材料が内部に規定される開口部を備え、該開口部は、該開口部内を通して前記顎部材の各々の近位端を作動可能に受容するように構成される、請求項1に記載の電気外科用鉗子。
- 請求項1に記載の電気外科用鉗子であって、前記顎部材の各々が該顎部材の各々に関連付けられた近位フランジを備え、そして、前記シャフトが外周を規定し、そしてここで、前記低デュロメーター材料が伸びて、該顎部材の各々の該近位フランジが該シャフトの該外周を超えて回転することを可能にする、電気外科用鉗子。
- 請求項1に記載の鉗子であって、前記高デュロメーター部分が近位に延びるフィンガーを備え、該フィンガーは、内部に上側スロットおよび下側スロットを規定し、該スロットは、前記可撓性絶縁ブーツを共有押し出し成形する間に、対応する上側の低デュロメーター部分および下側の低デュロメーター部分を受容するような寸法である、電気外科用鉗子。
- 請求項6に記載の電気外科用鉗子であって、前記顎部材の各々が該部材の各々に関連付けられた近位フランジを備え、そして、前記シャフトが外周を規定し、そしてここで、前記低デュロメーター材料が、伸び、そして、該顎部材の各々の該近位フランジが、該シャフトの該外周を超えて回転することを可能にするように適応させられる、電気外科用鉗子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008249143A JP5213172B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008249143A JP5213172B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010075565A true JP2010075565A (ja) | 2010-04-08 |
JP5213172B2 JP5213172B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=42206719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008249143A Expired - Fee Related JP5213172B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5213172B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013530771A (ja) * | 2010-07-09 | 2013-08-01 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 電気手術ツールカバー |
US9089351B2 (en) | 2010-02-12 | 2015-07-28 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheath for surgical instrument |
CN108969105A (zh) * | 2017-10-06 | 2018-12-11 | 伊西康有限责任公司 | 电外科器械的电绝缘 |
US10376331B2 (en) | 2010-02-12 | 2019-08-13 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheaths for jointed instruments |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH119544A (ja) * | 1997-06-26 | 1999-01-19 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2008119470A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Covidien Ag | 電気外科用鉗子のための絶縁ブーツ |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008249143A patent/JP5213172B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH119544A (ja) * | 1997-06-26 | 1999-01-19 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2008119470A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Covidien Ag | 電気外科用鉗子のための絶縁ブーツ |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9089351B2 (en) | 2010-02-12 | 2015-07-28 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheath for surgical instrument |
US10292776B2 (en) | 2010-02-12 | 2019-05-21 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheath for surgical instrument |
US10376331B2 (en) | 2010-02-12 | 2019-08-13 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheaths for jointed instruments |
US11304766B2 (en) | 2010-02-12 | 2022-04-19 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Sheath for surgical instrument |
JP2013530771A (ja) * | 2010-07-09 | 2013-08-01 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 電気手術ツールカバー |
US9138284B2 (en) | 2010-07-09 | 2015-09-22 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Electrosurgical tool cover |
US10039594B2 (en) | 2010-07-09 | 2018-08-07 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Electrosurgical tool cover |
US11000331B2 (en) | 2010-07-09 | 2021-05-11 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Electrosurgical tool cover |
CN108969105A (zh) * | 2017-10-06 | 2018-12-11 | 伊西康有限责任公司 | 电外科器械的电绝缘 |
CN108969105B (zh) * | 2017-10-06 | 2023-06-20 | 爱惜康有限责任公司 | 电外科器械的电绝缘 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5213172B2 (ja) | 2013-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2042117B1 (en) | Dual durometer insulating boot for electrosurgical forceps | |
US8236025B2 (en) | Silicone insulated electrosurgical forceps | |
US8251996B2 (en) | Insulating sheath for electrosurgical forceps | |
US9023043B2 (en) | Insulating mechanically-interfaced boot and jaws for electrosurgical forceps | |
US8235992B2 (en) | Insulating boot with mechanical reinforcement for electrosurgical forceps | |
US8221416B2 (en) | Insulating boot for electrosurgical forceps with thermoplastic clevis | |
US8267936B2 (en) | Insulating mechanically-interfaced adhesive for electrosurgical forceps | |
US8235993B2 (en) | Insulating boot for electrosurgical forceps with exohinged structure | |
US20090088750A1 (en) | Insulating Boot with Silicone Overmold for Electrosurgical Forceps | |
US20090088748A1 (en) | Insulating Mesh-like Boot for Electrosurgical Forceps | |
US20090088745A1 (en) | Tapered Insulating Boot for Electrosurgical Forceps | |
US11000331B2 (en) | Electrosurgical tool cover | |
JP4436698B2 (ja) | 高周波処置具 | |
JP2004524923A (ja) | 血管の封止装置 | |
JP5213172B2 (ja) | 電気外科用鉗子のための二元デュロメーター絶縁ブーツ | |
JP5138738B2 (ja) | 血管の封止装置 | |
JP2012236076A (ja) | 血管の封止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |