JP2010075555A - X線画像診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】関心領域として抽出された部位の視認性として、被験者の体格ばらつきまたは使用される装置の性能によらず安定した性能を提供することができるX線画像診断装置を提供することである。
【解決手段】X線画像診断装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集してデジタル画像処理装置21の記憶部21a内の換算厚さ値テーブル28に保存する。そして、該装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを、コントローラ20及びデジタル画像処理装置21内でファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出する。
【選択図】 図1
【解決手段】X線画像診断装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集してデジタル画像処理装置21の記憶部21a内の換算厚さ値テーブル28に保存する。そして、該装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを、コントローラ20及びデジタル画像処理装置21内でファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、X線を生体に照射し体内の情報を画像として得る、X線画像診断装置の改良に関するものである。
医療の分野に関するもので、特にX線画像診断及びX線画像を用いた治療の分野において使用されるものである。
異なる2種類のX線エネルギー(デュアルエネルギー)を使用するX線画像診断装置に於いて、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションは、乳房撮影及び胸部撮影等に使用されており、微小石灰の乳腺組織からの抽出、軟部部位の肋骨からの抽出等に役立っている。
しかし、こうしたアプリケーションに必要となる2種類のX線エネルギーの選択は、従来からの経験則に基づいていた(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2008−73115号公報
前述したように、このアプリケーションに必要となる2種類のX線エネルギーの選択は、操作者の従来からの経験則に基づいている。したがって、被験者の体格ばらつき、及び使用されるX線画像診断装置の性能から、何時もその経験則が最適値とは限らないものであった。それ故、得られたデュアルエネルギーサブトラクション画像は、その関心領域の抽出性にばらつきが生じていた。
したがって本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを使用するX線画像診断装置に於いて、関心領域として抽出された部位の視認性として、被験者の体格ばらつきまたは使用される装置の性能によらず安定した性能を提供することができるX線画像診断装置を提供することである。
すなわち本発明のX線画像診断装置は、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを有するX線画像診断装置に於いて、該X線画像診断装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集して保存し、前記X線画像診断装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを前記階段ファントムの厚さ値であるファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出することを特徴とする。
また、本発明は、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを有するX線画像診断装置に於いて、該装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、X線発生器による複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集して記憶する記憶手段と、前記装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを前記階段ファントムの厚さ値であるファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出する算出手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを使用するX線画像診断装置に於いて、関心領域として抽出された部位の視認性として、被験者の体格ばらつきまたは使用される装置の性能によらず安定した性能を提供することができるX線画像診断装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るX線画像診断装置を示すもので、(a)はシステム全体の構成を示したブロック図、(b)は(a)のデジタル画像処理装置内の記憶部に記憶されている各種テーブルの例を示した図である。
図1(a)に於いて、本実施形態のX線画像診断装置10は、X線管11と、X線発生器12と、線質調整フィルタ13と、X線絞り14とを有したX線発生部と、被検者15を載置する寝台17と、X線検出器18と、システム制御用のコントローラ20と、デジタル画像処理装置21と、テレビジョン(TV)モニタ22と、X線診断装置操作パネル23と、X線曝射スイッチ24と、を有して構成されている。
前記X線管11は、X線発生器12から高電圧の電力供給を受けて、線質調整フィルタ13、X線絞り14を経て、被検者15を介してX線検出器18に向けてX線を放射する。X線発生器12は、デジタル画像処理装置21を介してコントローラ20によって、管電圧及びフィラメント電流が任意に調整されるようになっている。尚、コントローラ20は、このX線画像診断装置全体の制御動作を司るものであり、X線管11によるX線の発生の制御と同期して、X線検出器18及びデジタル画像処理装置21の制御も併せて行う。
X線検出器18は、前記X線管11より被検者15を介して入射するX線を検出して、その強度に応じた電気信号をコントローラ20に出力する。このコントローラ20内で変換された画像データは、デジタル画像処理装置21内の記憶部21aに出力される。
この記憶部21a内には、使用されるX線エネルギーの値が示されたX線エネルギーテーブル27と、後述する階段ファントム換算値に於ける関心領域の抽出される部位(第1の部位)と打ち消したい部位(第2の部位)の厚さ(階段ファントム換算値)が示された換算厚さ値テーブル28と、X線条件テーブル29とを有している。
図2は、本実施形態のX線画像診断装置の装置実使用時前のデータ収集に使用するための階段ファントム31の例を示した図である。
階段ファントム31の材質は特に問わないが、その携帯性及び入手性の観点から、アルミニウムまたは銅等によって作成されることが好ましい。そのステップに於ける厚さについては、事前曝射に用いられる所定のX線エネルギーに於いて得られる画像濃度レベルが、略0〜最大値までが表現可能な厚さを準備しておくことが必要である。また、所定のX線エネルギーは、各診断部位に於ける関心領域部位、及び打ち消す部位が表示されていることが重要であり、診断部位毎にそれが分解能良く表示される最も低いX線エネルギーが用いられることが重要である。
図3は、図2に示される階段ファントム31を使用して得られた各ステップに於ける厚さに対するX線画像濃度レベル特性を示した図である。
事前曝射に用いられる所定のX線エネルギーの他に、実使用される複数のX線エネルギー(図3の例では5本)にて本特性は装置の実使用時前に収集される。本実施形態のためのデータとして、前述したデジタル画像処理装置21内の記憶部21aに保存される。また、これらのデータを収集した時のmAs条件も同様に保存される。
次に、関心領域として抽出したい部位及び打ち消したい部位の、階段ファントム換算厚値への変換方法について説明する。これは、コントローラ20及びデジタル画像処理装置21にて行われる。
デジタル画像処理装置21の記憶部21a内には、前述したように、X線エネルギーテーブル27の他に、診断部位毎に各被検体厚(階段ファントム換算値)に於ける関心領域の抽出される部位と打ち消したい部位の厚さ(階段ファントム換算値)が示された換算厚さ値テーブル28(図4参照)が用いられる所定のX線エネルギー毎に保存されている。また、X線条件テーブル29(図5参照)も、同様にデジタル画像処理装置21の記憶部内に保存されており、基準となる画像濃度が得られるためのmAs条件が各X線エネルギー及び推定被検体厚(階段ファントム換算値)毎に記憶されている。
いま、ある検査部位が指定され、事前曝射が所定のX線エネルギー及び基準画像濃度が得られるためのmAsを以って照射されると、それらX線条件とX線条件テーブル29の内容がデジタル画像処理装置21内で比較される。これにより、本検査に於ける推定被検体厚(階段ファントム換算値)が導出される。
次に、この推定値を以って、換算厚さ値テーブル28を確認する作業が同様に実施される。これにより、関心領域として抽出したい部位と打ち消したい部位が、それぞれ階段ファントム換算値でどの厚さなのかが導出される。
そして、事前曝射により得られTVモニタ22に表示されている画像上に於いて、この導出された両部位が、果たして操作者の意図するものであるかを、その後に引き続き実行されるデュアルエネルギーサブトラクション画像のための曝射の前に確認されることも重要である。
尚、TVモニタ22に表示されている画像上に於いて、スーパーインポーズの技術等により、前記両部位を着色表示しても良い。これまでのプロセスにより、関心領域の抽出される部位及び打ち消したい部位の階段ファントム換算厚値が指定できているので、図3に示される特性図中から事前曝射に用いられた所定のX線エネルギーの特性曲線を用いて、その時の出力画像濃度レベルを知ることができ、その濃度に相応する画素をTVモニタ22上にて着色表示することができる。
ここで、一方若しくは両方の部位が操作者の意図するものでなかった場合は、意図する部位をデジタル画像処理装置21に準備されている機能を用いて、TVモニタ22の表示画像上にマークする。デジタル画像処理装置21は、このマークされた位置の出力画像濃度レベルを読み取ることで、同様に、図3の特性図を使用することで、正確に最終的な両部位の位置を特定することができる。このようにして、前述した両部位の換算厚さ値を補正することができる。尚、表示画像上から意図する部分を再入力することで、これを更新することができる。
次に、デュアルエネルギーの診断画像を収集するためのX線エネルギー条件の自動選択方法について、図3を参照して説明する。
いま、説明を簡略化するために、関心領域の抽出される部位と打ち消したい部位が、それぞれ3mmと9mmであったとする。デュアルエネルギーサブトラクションの方法としては、抽出したい関心部位(関心領域の抽出される部位)の濃度が(同打ち消したい部位)背景部位の厚さに影響受けない、Logサブトラクションであることが望ましい。以下、Logサブトラクションが使用されたとして説明する。
抽出したい関心部位と、打ち消したい(背景)部位との基準コントラストをAとすると、
|[Log{高X線エネルギー(3mm)}−Log{低X線エネルギー(3mm)}]
−[Log{高X線エネルギー(9mm)}−Log{低X線エネルギー(9mm)}]|
=A
が得られるための高X線エネルギー及び低X線エネルギーが求める解となる。
|[Log{高X線エネルギー(3mm)}−Log{低X線エネルギー(3mm)}]
−[Log{高X線エネルギー(9mm)}−Log{低X線エネルギー(9mm)}]|
=A
が得られるための高X線エネルギー及び低X線エネルギーが求める解となる。
この時、被験者への被曝低減の観点から、両ペアは極力の高X線エネルギーであることが望ましく、高X線エネルギーは、図3の特性図に於いてEnergy5に固定して、Aに最も近づく低X線エネルギーを算出することが望ましい。Aの値は、診断部位毎に適切なものがデジタル画像処理装置21内の記憶部21aに事前に保存されているものとする。
尚、X線発生器12により実現されるX線管電圧は、一般的には1〜2kVpのピッチで設定可能であり、また線質調整フィルタ13についても、3〜4種類が準備されていることが一般的である。しかし、これによって得られる全てのX線エネルギーについて、前述した階段ファントム31を使用して図3に示される特性図のデータをデジタル画像処理装置21内に保存しておくことは得策ではない。
そこで、デジタル画像処理装置21内には、所定の離散的な条件で収集された図3に示されるデータのみを保存しておき、同様にデジタル画像処理装置21内に保存されている補間公式を用いて、最終的なデュアルエネルギーサブトラクションに使用されるX線エネルギーのペアを選択することが好ましい。
照射されるX線エネルギーは、X線管11の電圧と線質調整フィルタ13の設定により決定される。よって、デジタル画像処理装置21内に目的のX線エネルギーを得るための両者の組み合わせを示すX線エネルギーテーブル27を有している。このX線テーブルエネルギー27を使用することで、X線管電圧と線質調整フィルタ13を指定することができる。
最終的なX線の照射のためのmAsの設定は、推定被験者体厚(階段ファントム換算値)、使用するX線エネルギーが既に求められていることから、X線条件テーブル29を使用することで、デュアルエネルギーサブトラクション画像収集のためのmAs条件は、自ずと導出することができる。
このように、本実施形態によれば、デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションに於いて、関心領域として抽出された部位の視認性として、被験者の体格ばらつきまたは使用されるX線画像診断装置の性能によらず、安定した性能を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
10…X線画像診断装置、11…X線管、12…X線発生器、13…線質調整フィルタ、14…X線絞り、15…被検者、17…寝台、18…X線検出器、20…コントローラ、21…デジタル画像処理装置、21a…記憶部、22…テレビジョン(TV)モニタ、23…X線診断装置操作パネル、24…X線曝射スイッチ、27…X線エネルギーテーブル、28…換算厚さ値テーブル、29…X線条件テーブル。
Claims (10)
- デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを有するX線画像診断装置に於いて、
該X線画像診断装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集して保存し、前記X線画像診断装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを前記階段ファントムの厚さ値であるファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出することを特徴とするX線画像診断装置。 - 前記X線照射は、前記所定の各検査部位のX線吸収度合いを所定の物質換算厚さ値にするためのものであり、常時所定のX線エネルギーで、且つ実曝射前の事前曝射により行われることを特徴とする請求項1に記載のX線画像診断装置。
- 前記アプリケーションが使用される前記所定の各検査部位にて、前記ファントム換算厚で求められた推定被験者体厚毎に関心領域として抽出及び打消しが求められる第1及び第2の部位それぞれの前記ファントム換算厚の値を予め保存し、
前記事前曝射により得られた画像から算出された、前記ファントム換算厚で求められた実際の被験者体厚情報を基に、前記指定部位それぞれの換算厚さ値を補正することを特徴とする請求項2に記載のX線画像診断装置。 - 前記関心領域として抽出される第1の部位と、該抽出される電圧の周辺の打消しが求められる第2の部位間での、前記関心領域を視認するためのデュアルエネルギーサブトラクション画像コントラスト基準値を、予め保存し、
前記複数のX線エネルギーによる前記階段ファントム換算厚の値に対するX線吸収特性、及び前記指定部位の前記ファントム換算厚の情報を用いることで、当該コントラスト値が得られる最も高いX線エネルギーのペアを選択することを特徴とする請求項3に記載のX線画像診断装置。 - 前記関心領域として抽出及び打消しが求められる第1及び第2の部位それぞれの前記階段ファントム換算厚さ値を、前記事前曝射による画像上で選択表示させ、意図しない領域が指定されていた場合には表示画像上から意図する部分を再入力することでこれを更新する機能を有することを特徴とする請求項3に記載のX線画像診断装置。
- デュアルエネルギーサブトラクションのアプリケーションを有するX線画像診断装置に於いて、
該装置の実使用時前に、所定の物質で作製された複数の異なる厚さを有する階段状のファントムを用いて、X線発生器により照射される複数のX線エネルギーにより前記所定の物質の厚さに対するX線吸収特性を事前に収集して記憶する記憶手段と、
前記装置の実使用時に使用されたX線照射によるX線エネルギーと画像濃度レベルから、所定の各検査部位のX線吸収度合いを前記階段ファントムの厚さ値であるファントム換算厚に換算して、デュアルエネルギーサブトラクションに必要な2種以上の最適なX線エネルギーを算出する算出手段と、
を具備することを特徴とするX線画像診断装置。 - 前記X線発生器は、前記所定の各検査部位のX線吸収度合いを所定の物質換算厚さ値にするために、常時所定のX線エネルギーで、且つ実曝射前の事前曝射により照射されることを特徴とする請求項6に記載のX線画像診断装置。
- 前記記憶手段は、前記アプリケーションが使用される前記所定の各検査部位にて、前記ファントム換算厚で求められた推定被験者体厚毎に関心領域として抽出及び打消しが求められる第1及び第2の部位それぞれの前記ファントム換算厚の値を予め記憶し、
前記事前曝射により得られた画像から算出された、前記ファントム換算厚で求められた実際の被験者体厚情報を基に、前記指定部位それぞれの換算厚さ値を補正する処理手段を更に具備することを特徴とする請求項7に記載のX線画像診断装置。 - 前記記憶手段は、前記関心領域として抽出される第1の部位と、該抽出される電圧の周辺の打消しが求められる第2の部位間での、前記関心領域を視認するためのデュアルエネルギーサブトラクション画像コントラスト基準値を予め記憶し、
前記複数のX線エネルギーによる前記階段ファントム換算厚の値に対するX線吸収特性、及び前記指定部位の前記ファントム換算厚の情報を用いることで、当該コントラスト値が得られる最も高いX線エネルギーのペアを選択する選択手段を更に具備することを特徴とする請求項8に記載のX線画像診断装置。 - 前記処理手段は、前記関心領域として抽出及び打消しが求められる第1及び第2の部位それぞれの前記階段ファントム換算厚さ値を、前記事前曝射による画像上で選択表示させ、所望しない領域が指定されていた場合には表示画像上から所望する部分を再入力することでこれを更新することを特徴とする請求項8に記載のX線画像診断装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111206 |