JP2010074532A - アレイアンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】利得を落とすことなくアンテナ直下にも電波を輻射することができ、また給電位相や給電振幅の調整を必要としないアレイアンテナを提供する。
【解決手段】垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11からなる第一のアンテナ素子群と、第一のアンテナ素子群の下部に配列された、第一のアンテナ素子1−1〜1−11の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子2とを有するものである。
【選択図】図1
【解決手段】垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11からなる第一のアンテナ素子群と、第一のアンテナ素子群の下部に配列された、第一のアンテナ素子1−1〜1−11の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子2とを有するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話などの移動体通信の基地局において用いられるアレイアンテナに関するものである。
携帯電話などの移動体通信の基地局において用いられるアレイアンテナでは、サービスエリアを広く取るために、アンテナ素子を垂直方向に多段に配列することにより構成したアレイアンテナが多く用いられている。単体のアンテナ素子ではなく、アレイアンテナを用いることにより、垂直面指向性のメインローブが鋭くなり、これによって遠方まで電波を輻射することが可能となる。
また最近では、アレイアンテナの天空側の不要輻射(サイドローブ)を抑制する技術や、地上側にヌルフレインを施した指向性を持つアンテナが使用されている。
ところがアレイアンテナの場合、アンテナ素子を垂直方向に多段に配列する(利得が高くなる)に伴い、アレイアンテナの足元方向への電波の放射は極端に小さくなり、アレイアンテナの近くであっても、電波の極小点となることがしばしば発生する。
これはアンテナ素子を垂直方向に多段に配列することにより、電波がアレイアンテナの正面方向(多段に配列された線上の垂直方向)に集中するためである(アレイファクタが支配的になる)。
この問題に対して、特許文献1には、励振振幅分布が位相中心に対して点対称となるように励振される第1アンテナアレイと、第1アンテナアレイを構成するアンテナ素子と励振振幅がほぼ同一またはそれよりも小さく、かつ位相中心が第1アンテナアレイの位相中心位置とほぼ同一である第2アンテナアレイとを基板上に配列したヌルフィルアンテナが示されている。
この特許文献1のヌルフィルアンテナでは、各アンテナ素子の給電位相や給電振幅を細かく設定することでアンテナ直下までカバーできるように、目的の方向への輻射、すなわちメインローブを太くして広角のヌルフィルを実現している。
また、特許文献2では、主アンテナと偏波の一致する補助アンテナを用いて、補助アンテナの給電位相や給電振幅を調整して主アンテナに合成することにより、サイドローブ間に存在するヌル方向の放射レベルを規定レベル以上に制御して広範囲の領域で一様な放射レベルを達成している。
特許文献1、2はヌルをなくすという観点では同じようなアンテナであるが、特許文献1、2のようなアレイアンテナでは、アンテナの直下付近に不感地が生じやすいという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、アンテナの直下付近に不感地が生じにくい指向性を有するアレイアンテナを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子からなる第一のアンテナ素子群と、前記第一のアンテナ素子群の下部に配列された、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子とを有するアレイアンテナである。
請求項2の発明は、垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子からなる第一のアンテナ素子群と、前記第一のアンテナ素子群の下部に配列された、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する複数の第二のアンテナ素子からなる第二のアンテナ素子群とを有するアレイアンテナである。
請求項3の発明は、前記第二のアンテナ素子の垂直方向に対する傾斜角度θが、0°<θ≦90°である請求項1又は2に記載のアレイアンテナである。
請求項4の発明は、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波が、垂直偏波又は水平偏波である請求項1〜3のいずれかに記載のアレイアンテナである。
請求項5の発明は、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波が、+45°偏波又は−45°偏波である請求項1〜3のいずれかに記載のアレイアンテナである。
本発明によれば、アンテナの直下付近に不感地が生じにくい指向性を有するアレイアンテナを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るアレイアンテナの概略図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るアレイアンテナ10は、垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11からなる第一のアンテナ素子群と、第一のアンテナ素子群の下部に配列された、第一のアンテナ素子1−1〜1−11の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子2とを有する。
より具体的には、複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11が、地面と垂直に設置した反射板(グランド板)3の表面に、垂直方向(天地方向:図では上下方向)に沿って直線状に配列され、さらに第二のアンテナ素子2が、複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11の最下部にそれらと同様に垂直方向に配置されたものである。
第一、第二のアンテナ素子1−1〜1−11、2は、それぞれダイポールアンテナ素子からなる。
ダイポールアンテナ素子としては、例えば、同軸給電線1−1c〜1−11c、2cの先に放射素子として1対のエレメント1−1a〜1−11a、1−1b〜1−11b、2a、2bを左右対称に取り付けたものを用いる。
エレメント1−1a〜1−11a、1−1b〜1−11b、2a、2bは、図1では簡略的に示しているが、棒状の導体や、プリント配線されたマイクロストリップ線路などで形成する。
一般に、ダイポールアンテナ素子の各エレメントの長さは1/4波長であり、1対のエレメントを取り付けたときの長さが一番効率のよい1/2波長となるようになっている(厳密にはエレメントの長さを1/4波長とするとインピーダンスが誘導性となり給電線とのインピーダンス整合が難しくなるので1/4波長よりも数%短縮させてインピーダンスを純抵抗に合わせることが多い)。
例えば、携帯電話で用いられる850MHzの電波では、その波長は0.353mとなる。この場合、各エレメントの長さはこの1/4である8.82cmにするとよい。
第一のアンテナ素子1−1〜1−11は、その各エレメント1−1a〜1−11a、1−1b〜1−11bが一直線に配列されるようにされる。これに対し、第二のアンテナ素子2は、そのエレメント2a、2bが第一のアンテナ素子1−1〜1−11の各エレメント1−1a〜1−11a、1−1b〜1−11bと直交するように配置される。
すなわち、図1では、第一のアンテナ素子1−1〜1−11は垂直偏波ダイポールアンテナ素子であり、第二のアンテナ素子2は水平偏波ダイポールアンテナ素子である。
各アンテナ素子1−1〜1−11、2は、それぞれのエレメント1−1a〜1−11a、1−1b〜1−11b、2a、2bが接触しないように間隔dが0.6波長となるように配置されている。
各アンテナ素子1−1〜1−11、2を反射板(グランド板)3の表面に配置するのは、バックローブ(不要輻射のうち最大のもの)をなくすためである。反射板3には、給電端子4から各アンテナ素子1−1〜1−11、2の同軸給電線1−1c〜1−11c、2cに接続するための分配回路5が配線される。
分配回路5は、給電端子4から各アンテナ素子1−1〜1−11、2までの線路長ができるだけ等しくなるようにトーナメント状に配線される。これにより、各アンテナ素子1−1〜1−11、2での給電位相のずれが最小限になる。分配回路5としては、同軸線路やマイクロストリップ線路を用いるとよい。
第一のアンテナ素子1−1〜1−11として垂直偏波ダイポールアンテナ素子を、第二のアンテナ素子2として水平偏波ダイポールアンテナ素子を用いた場合の垂直面指向性を図3に示す。
図3は、図1のアレイアンテナ10において、各アンテナ素子1−1〜1−11、2の間隔を0.6波長、各アンテナ素子1−1〜1−11、2に同位相・同振幅で給電した場合の垂直面指向性を示す図である。
図3に示すように、図1のアレイアンテナ10は、11素子の垂直偏波ダイポールアンテナ素子(第一のアンテナ素子1−1〜1−11)からなるアレイになっていることから、1素子に比較して利得の高い指向性が得られる。この指向性が主にエリアを構築することになる。
しかしながら、各サイドロープ(不要輻射)間にはヌル点が存在しており、特にアンテナ直下においては、直接伝播になることが多いため、不感地(ヌル)となる可能性が高い。
そこで、第一のアンテナ素子1−1〜1−11からなるアレイの最下部に設けられた水平偏波ダイポールアンテナ素子(第二のアンテナ素子2)から輻射される電波(垂直偏波とは直交する偏波)によって、この不感地も補完することができる。
これは、近年の携帯機では受信ダイバーシチ機能を有しているため(又は強電界であれば)、水平偏波であっても、問題なく送受信ができることを利用したものである。
以上のようなアレイアンテナ10によれば、複数の第一のアンテナ素子1−1〜1−11の最下部に第一のアンテナ素子1−1〜1−11の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子2を設けることにより、給電位相や給電振幅を調整することなく、また利得を落とすことなくアンテナ直下にも電波を輻射することができ、不感地を補完できる。
図1では、第一のアンテナ素子1−1〜1−11として垂直偏波を輻射する垂直偏波ダイポールアンテナ素子を多段に設け、第二のアンテナ素子2として水平偏波を輻射する水平偏波ダイポールアンテナ素子を設けているが、逆に、第一のアンテナ素子1−1〜1−11として水平偏波ダイポールアンテナ素子を多段に設け、第二のアンテナ素子2として垂直偏波ダイポールアンテナ素子を設けるようにしてもよい。
次に、第2の実施の形態に係るアレイアンテナを説明する。
図2は、第2の実施の形態に係るアレイアンテナの概略図である。
図2のアレイアンテナ20は、図1のダイポールアンテナ素子からなる第一のアンテナ素子1−1〜1−11、2に代えて、パッチアンテナ素子からなる偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11、22を用いたものであり、基本的な構造は図1のアレイアンテナ10と同様である。
パッチアンテナ素子としては、例えば、誘電体基板の両面に絶縁体を介して銅などの金属を被覆し、一方の面をグランドとし、他方の面にエッチングなどを施して寸法が1/2波長程度の方形のマイクロストリップ線路を形成したものを用いる。
マイクロストリップ線路は、複数(図では2つ)の給電点21−1a〜21−11a、21−1b〜21−11b、22a、22bを有する。複数の給電点21−1a〜21−11a、21−1b〜21−11b、22a、22bのそれぞれがマイクロストリップ線路の対角線を隔てて対称の位置にあることが望ましい。給電は、パッチアンテナ素子のグランド側から線路を実装して行う。
この複数の給電点21−1a〜21−11a、21−1b〜21−11b、22a、22bを切り替えることで電界発生位置を切り替えて、水平偏波と垂直偏波を切り替えることができる。
各給電点21−1a〜21−11a、21−1b〜21−11b、22a、22bには、給電端子23又は給電端子24から給電点21−1a〜21−11a、21−1b〜21−11b、22a、22bまでの線路長ができるだけ等しくなるようにトーナメント状に配線された分配回路25、26が接続される。
この分配回路25、26により偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11と偏波ダイバーシチアンテナ素子22の給電点を異ならせることで、最下部の偏波ダイバーシチアンテナ素子22が輻射する偏波と、それ以外の偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11が輻射する偏波は互いに直交することになる。
例えば、図2に示す給電端子23から給電した場合は、各偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11には分配回路25を通じて下側の給電点21−1a〜21−11aから給電され、偏波ダイバーシチアンテナ素子22には同じく分配回路25を通じて左側の給電点22bから給電されるので、偏波ダイバーシチアンテナ素子22が輻射する偏波と、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11から輻射される偏波は互いに直交することになる。
また、給電端子24から給電した場合は、各偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11には分配回路26を通じて右側の給電点21−1b〜21−11bから給電され、偏波ダイバーシチアンテナ素子22には同じく分配回路26を通じて下側の給電点22aから給電されるので、偏波ダイバーシチアンテナ素子22が輻射する偏波と、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11から輻射される偏波は互いに直交することになる。
図2の説明で用いた互いに直交する偏波とは垂直偏波と水平偏波のことであるが、偏波ダイバーシチアンテナにおける給電点を適宜変更することにより、互いに直交する偏波を+45°偏波と−45°偏波にすることもできる。
また、パッチアンテナ素子に代えて偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11、22として+45°偏波ダイポールアンテナと−45°偏波ダイポールアンテナからなる偏波ダイポールアンテナを垂直方向に配列することにより構成したアレイアンテナを用いることもでき、この場合には、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11では偏波ダイポールアンテナの+45°偏波ダイポールアンテナに給電し、偏波ダイバーシチアンテナ素子22では偏波ダイポールアンテナの−45°偏波ダイポールアンテナに給電することにより、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11から輻射される偏波と偏波ダイバーシチアンテナ素子22から輻射される偏波も互いに直交することになる。
また、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11では−45°偏波ダイポールアンテナに給電し、偏波ダイバーシチアンテナ素子22では+45°偏波ダイポールアンテナに給電することにより、偏波ダイバーシチアンテナ素子21−1〜21−11から輻射される偏波と偏波ダイバーシチアンテナ素子22から輻射される偏波も互いに直交することにしてもよい。
以上のようなアレイアンテナ20によれば、図1のアレイアンテナ10と同様に、給電位相や給電振幅を調整することなく、また利得を落とすことなくアンテナ直下にも電波を輻射することができ、不感地を補完できる。
次に、第3の実施の形態に係るアレイアンテナを説明する。
図4は、第3の実施の形態に係るアレイアンテナの概略図である。
図4のアレイアンテナ40は、図1のアレイアンテナ10と基本的に同様の構成であり、第二のアンテナ素子2を垂直方向(第一のアンテナ素子1−1〜1−11の設置面)に対して傾斜角度θ(0°<θ≦90°)で傾けて配置した点が異なる。
第二のアンテナ素子2に傾斜をかけるため、反射板(グランド板)3に代えて、第二のアンテナ素子2を取り付ける部分(傾斜部)43aが傾斜角度θで屈曲した反射板(グランド板)43を用いる。
傾斜部43aは、アレイアンテナ40の設置場所に応じて自由に傾斜角度θを変えられるような構造としてもよいし、取り付け場所が予め決まっている場合にはその場所に合わせた傾斜角度θで固定されていてもよい。
図5は、図4のアレイアンテナ40の垂直面指向性を示す図である。
図1のアレイアンテナ10では最下部の第二のアンテナ素子2が輻射する電波は水平方向に輻射されるが、図4のアレイアンテナ40では第二のアンテナ素子2が傾斜(図4では、垂直方向に対して20°の傾斜をかけている)しているので、図5に示すようにアンテナ下部方向に電波を集中することが可能である。
どの程度の傾斜をかけるのかは、アレイアンテナ40の足元に存在する構造物の種類や大きさによって適宜設定するとよい。
以上のようなアレイアンテナ40によれば、図1のアレイアンテナ10と同様に、給電位相や給電振幅を調整することなく、また利得を落とすことなくアンテナ直下にも電波を輻射することができ、不感地を補完できる。
上述の第1〜3の実施の形態のように、アレイアンテナの足元方向の不感地を解消するという目的を達成するという点においては、第一のアンテナ素子群の最下部に配置する、他の第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子は1個であることが望ましい。
ただ、アレイアンテナの足元方向の不感地を解消するという性能を多少犠牲にすることになるものの、指向性が増すように、第一のアンテナ素子群の下部に第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する複数の第二のアンテナ素子からなる第二のアンテナ素子群を設けるようにしてもよい。
また、この場合において、最下部に配列された第二のアンテナ素子群の傾斜角度を適宜変更してもよいし、各アンテナ素子が輻射する偏波を、垂直偏波又は水平偏波、+45°偏波又は−45°偏波としてもよい。
上述の実施の形態においては、各アンテナ素子への給電位相・給電電力を同位相・同振幅としたが、電気チルトをかけたりするために、異なる位相・電力で給電しても、同様な効果が期待できることは自明である。
また、第一、第二のアンテナ素子としては、ダイポールアンテナ素子やパッチアンテナ素子、偏波ダイポールアンテナ素子に限らず、マイクロストリップアンテナ素子、八木アンテナ素子、スロットアンテナ素子などを用いても同様の効果を得ることができる。
1−1〜1−11 第一のアンテナ素子
2 第二のアンテナ素子
3 反射板(グランド板)
10 アレイアンテナ
2 第二のアンテナ素子
3 反射板(グランド板)
10 アレイアンテナ
Claims (5)
- 垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子からなる第一のアンテナ素子群と、
前記第一のアンテナ素子群の下部に配列された、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する第二のアンテナ素子とを有することを特徴とするアレイアンテナ。 - 垂直方向に配列された、偏波を輻射する複数の第一のアンテナ素子からなる第一のアンテナ素子群と、
前記第一のアンテナ素子群の下部に配列された、前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波に直交する偏波を輻射する複数の第二のアンテナ素子からなる第二のアンテナ素子群とを有することを特徴とするアレイアンテナ。 - 前記第二のアンテナ素子の垂直方向に対する傾斜角度θが、0°<θ≦90°であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアレイアンテナ。
- 前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波が、垂直偏波又は水平偏波であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアレイアンテナ。
- 前記第一のアンテナ素子の輻射する偏波が、+45°偏波又は−45°偏波であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアレイアンテナ。
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WO2023127966A1 (ja) * | 2021-12-28 | 2023-07-06 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | アンテナ装置および電子機器 |
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