JP2010074214A - 受動光網システム及び光多重終端装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】親局(OLT)は伝送速度毎にレンジングを行うことで、伝送速度の異なる複数の子局全てを伝送速度毎に把握し、各子局に応じた適正な伝送速度の信号を含むフレームを作製する。フレームを作成する際、複数の伝送速度の信号が混在した下り信号において、伝送速度が切り替わる場所にダミー信号5110、5111を配置し、各ONUにおいて伝送速度が変更される時に起こる光レベルの変動に伴う受信信号レベルの変動への追随に引き当てる時間を確保する。その結果、各ONUは追随にかかる時間の間に発生する受信エラーを回避する。
【選択図】図5−1
Description
上記各PONの形態では、様々な場所に点在する加入者宅にONUを設置するためOLTからONUまでの距離が異なる。すなわち、OLTから各ONU迄の基幹光ファイバと支線光ファイバを合わせた光ファイバの長さ(伝送距離)がばらつくため、各ONUとOLT間の伝送遅延がばらつく。各ONUが異なるタイミングで信号を送信しても、基幹光ファイバ上で各ONUから出力される光信号同士が衝突・干渉する可能性がある。このため、各PONにおいては、例えばG.984.3の10章で規定したような、レンジングと称される技術を用いて、OLTとONUとの間の距離測定を行った後に、各ONUからの信号出力が衝突しないように各ONUの出力信号の遅延を調整するようにしている。
OLTと各ONU間との信号の送受信においては、例えばG.984.2の8.3.3章の規定によれば、OLTが基幹光ファイバで多重された各ONUからの信号を識別して処理できるように、各ONUからの信号の先頭に最大12バイトからなる干渉防止用のガードタイム、OLT内受信器の信号識別閾値の決定およびクロック抽出に利用するプリアンブル、受信信号の区切りを識別するデリミタと呼ばれるバーストオーバヘッドバイトとPONの制御信号(オーバヘッドあるいはヘッダと称することもある)がデータ(ペイロードと称することもある)に付加される。尚、各データは可変長のバーストデータであるため、各データの先頭には、可変長データを処理するためのGEM(G−PON Encapsulation Method)ヘッダと呼ばれるヘッダも付加される。また、OLTから各ONU宛の信号には、各ONUがOLTからの信号を識別して処理できるように、OLTから各ONUに向けて送信される信号の先頭に、先頭を識別するためのフレーム同期パタン、監視・保守・制御情報を送信するPLOAM領域、各ONUの信号送信タイミングを指示するグラント指示領域と呼ばれるオーバヘッド(ヘッダと称されることもある)が各ONU宛に時分割多重化されたデータに付加される構成である。尚、多重化される各ONU宛のデータには、ONUからの信号と同様に、可変長データを処理するためのGEMヘッダが付加されている。OLTは、グラント指示領域を用いて各ONUの上り送信許可タイミング(送信開始(Start)と終了(Stop))を各ONUにバイト単位で指定する。この送信許可タイミングをグラントと称している。そして、各ONUが該許可タイミングでOLT宛のデータを送信すると、これらが光ファイバー上で光学(時分割)多重されOLTで受信される。
ここで高速な信号や低速な信号など、複数の伝送速度のPONを混在する場合、信号送信時には光信号のビットレートの違いによる光レベルの相違が考えられる。このとき、受信側のONUは、入力信号のレベル変動に追随するため数百ナノ秒程度の引き込み時間が一般的に必要である。OLT配下の各ONUは、この入力信号(受信信号)のレベル変動へ追随できなければ、伝送速度切り替え直後から受信信号レベル変動へ追随するまでの一部のデータが受信エラーを起こす場合がある。この課題を解決するためには、伝送速度の切り替えに対応できる高機能な受信機をONU側で採用すればよいが、ONU自体のコストが上昇する課題がある。
本発明は、通信サービス容量拡大の要求が発生しても対応するOLTおよびONUのみ交換することで、通信装置の交換費用を抑制することを目的のひとつとする。また、本発明は、高速な信号と低速な信号が混在した下り信号を受信するONUにおいて、レベル変動に対して高速応答が可能な高機能な部品を採用する必要が無く、より安価なONUで混在信号を送受信可能とすることを目的のひとつとする。
PONは、上述したレンジングやDBAの技術に基づき信号の送受信タイミングが管理された状態で運用されるものである。したがって、複数の速度のデータが混載していても、それらの位置(送受信タイミング)を把握して処理できる。すなわち、各ONUが自ONUの受信可能な伝送速度の到達タイミングや、自ONU宛のフレームが到達するタイミングが理解できれば、エラーを回避して通信が可能である。
本発明は、上記PONの特性に着目したもので、上記課題を達成するために、信号の伝送速度の異なる複数のONUを混在収容する場合、OLTは各ONUに合った伝送速度のデータの混在したフレームを作製し、各伝送速度の信号間にONUが追随できるような時間を確保するためのダミー信号を配置する構成と、フレーム内に伝送速度毎の信号の到着タイミングを通知する構成を有する。
本受動光網システムは、例えば、親局と伝送速度の異なる複数の子局とを光スプリッタを含む光ファイバ網で接続した受動光網システムであって、
前記子局は、第1の伝送速度の第1のデータのみを送受信可能な子局と、該第1の伝送速度より高速な第2の伝送速度の第2のデータのみを送受信可能な子局が親局に接続されている受動光網システムであって、
前記親局は、第1の伝送速度の第1のデータと該第1の伝送速度より高速な第2の伝送速度の第2のデータをそれぞれの子局へ送信する際、
通常運用前に各子局の送受信可能な伝送速度情報を把握することができ、データ送信時における各伝送速度の送信量の閾値を決定する調整回路と、(ONU伝送速度情報記憶・閾値決定部)
各子局宛のデータの照会を行う調整回路と、(優先度別キュー情報監視部)
前記複数の伝送速度のデータの間に、前記子局がエラー無く受信可能にするためのダミー信号を組み込む組み込み回路と、(ダミー信号生成部)
前記各子局宛のデータと前記各子局の伝送速度情報を照会し、送信タイミングを調整する調整回路と、(下りBWマップテーブル作成部又は下りBWマップ生成部)
受信したデータを前述したタイミングを基に、適切な伝送速度に変換する組み立て回路とを備え、(下り1G/10G信号切り替え部)
前記親局は受信したデータの宛先を前記各子局宛のデータと前記各子局の伝送速度情報を照会する調整回路を基に適切な伝送速度に変換し、第1のデータもしくは第2のデータを時分割多重し、該フレームを前記指定されたタイミングで前記複数の子局に送信する
ことを特徴とする。
前記親局は、複数の子局に対し、複数の伝送速度を混在したデータを送信する際、各子局の伝送速度情報と、親局の上位層から来るデータの宛先を照らし合わせ、前記調整回路にて決定した帯域割り当ての割合を加味して各子局における複数の伝送速度のデータの到達タイミングを求め、該データを、制御に用いるオーバヘッド内に生成し、該タイミング情報に基づいて、各子局で受信可能な伝送速度へ親局がデータを変換して、時分割多重されたフレームを組み立てることを特徴とする受動光網システム。
上述の受動光網システムにおいて、前記親局は、複数の子局から送信されたデータを受信する際、親局が作製した、各子局からの送信タイミングを参照し、該送信タイミングに基づいて、到達する伝送速度を予測し、切り替える切り替え制御部をもつ。
第1の伝送速度及び第2の伝送速度の信号を時分割多重して通信する親局と、
第1の伝送速度で前記親局と通信する第1の子局と、第2の伝送速度で前記親局と通信する第2の子局とを含む複数の子局と、
前記親局からの信号がスプリッタを介して各子局に送信されるための光ファイバ網と
を備え、
前記複数の子局は、
多重された信号の伝送速度の変化による受信信号のレベルの変化に追随して、受信信号を所定レベルに調整する自動利得調整回路
を有し、
前記親局は、
第1の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、第2の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、伝送速度が変化する箇所に挿入されるダミー信号とを時分割多重して前記子局に送信する受動光網システムが提供される。
また、本発明の第2の解決手段によると、
第1の伝送速度及び第2の伝送速度の信号を時分割多重して通信する光多重終端装置と、第1の伝送速度で前記光多重終端装置と通信する第1の光網終端装置と、第2の伝送速度で前記光多重終端装置と通信する第2の光網終端装置とを含む複数の光網終端装置と、前記光多重終端装置からの信号がスプリッタを介して各光網終端装置に送信されるための光ファイバ網とを備え、前記光網終端装置が、多重された信号の伝送速度の変化による受信信号のレベルの変化に追随して、受信信号を所定レベルに調整する自動利得調整回路を有する光受動網システムにおける前記光多重終端装置であって、
第1の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、第2の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、伝送速度が変化する箇所に挿入されるダミー信号とを時分割多重したフレームを生成するフレーム組み立て部と、
前記フレーム組み立て部で生成されたフレームを光信号に変換して前記光網終端装置に送信する送信部と
を備えた前記光多重終端装置が提供される。
本発明によると、通信サービス容量拡大の要求が発生しても対応するOLTおよびONUのみ交換することで、通信装置の交換費用を抑制することができる。また、本発明によると、高速な信号と低速な信号が混在した下り信号を受信するONUにおいて、レベル変動に対して高速応答が可能な高機能な部品を採用する必要が無く、より安価なONUで混在信号を送受信可能である。
以下の説明では、GPONと同様な可変長のデータを時分割多重して処理する構成のPONを想定したもので、OLTから各ONUへの下りデータの伝送速度は、GPONが1Gbit/秒(1.24416Gbit/秒だが、以下、簡略化して1Gbit/秒もしくは1Gと称する)で10GPONが10Gbit/秒(9.95328Gbit/秒だが、以下同様に10Gbit/秒もしくは10Gと称する)を例にとり説明する。また、ONUからOLTへの上りデータの伝送速度は、GPONが1Gbit/秒(1、24416Gbit/秒だが、以下同様に1Gbit/秒もしくは1Gと称する)で10GPONが5Gbit/秒(4.97664Gbit/秒だが、以下同様に5Gbit/秒もしくは5Gと称する)を例にとり説明する。尚、これらの伝送速度等の数値は一例であり、本実施の形態がこの数値に限定されるものではない。
図1は、PONを使用した光アクセス網の構成例を示す網構成図である。
アクセス網1は、PON10を介して上位の通信網である公衆通信網(PSTN)/インターネット20(以下、上位網と称することがある)と加入者の端末(Tel:400、PC:410等)とを接続して通信を行う網である。PON10は、上位網20と接続されるOLT(以下、親局と称することがある)200、加入者の端末(電話(Tel)400、PC410等)を収容する複数のONU(以下、子局と称することがある)300および310とを備える。また、基幹光ファイバ110と光スプリッタ100と複数の支線光ファイバ120を含む光受動網でOLT200と各ONU300、310を接続して上位網20と加入者端末400、410との通信、または、加入者端末400、410同士の通信を行う。
ONU300は、10GPON(下りが10Gbit/秒)のONUで、ONU310は、GPON(下りが1Gbit/秒)のONUである。2者のONUが混在する場合でも現状の勧告G.984に従えば、OLT200に対しONU300/310は、最大64台迄接続可能である。図1の例では、4台のONU300または310が図示されており、下りデータ信号10Gbit/秒の伝送速度でデータが受信できる10GのONU#33、34(300−1、3)と、下りデータ信号1Gbit/秒の伝送速度でデータが受信できる1GのONU#1、n(310−2、n)が混在してOLT200に接続されている。
詳細は後述するが、OLT200からONU300/310の方向に伝送される下り信号130は、伝送速度毎のオーバヘッド、フレームペイロードが格納されており、各伝送速度が切り替わる箇所には、ダミー信号が挿入されている。各ONU300/310宛の信号は時分割多重されて同報される。各ONU300/310は、受信した信号を自身の伝送速度であるかを判断するか、又は、自宛の信号であるか否かを判定し、信号の宛先に基づいて、電話400やPC410に送る。また、ONU300/310からOLT200の上り方向では、ONU300−1から伝送される上り信号150−1、ONU310−2から伝送される上り信号150−2、ONU300−3から伝送される上り信号150−3、ONU310−nから伝送される信号150−nが、光スプリッタ100を介して光学的に時分割多重された光多重化信号140となり、OLT200へ伝送される。尚、各ONU300/310とOLT200の間のファイバ長が異なるため、信号140は振幅が異なる信号が多重化される形態をとる。
尚、例えば、下り信号130は波長帯1.5μmの光信号、上り信号140/150は波長帯1.3μmの光信号が用いられ、両方の光信号が同じ光ファイバ110、120を波長多重(WDM)されて送受信されることができる。
図5−1、図5−2は、それぞれOLTからONUへの光信号の信号構成図である。
10GPONの光信号の構成は現状未規定であるが、GPONと10GPONのどちらも可変長のデータを扱うものなので、現在勧告で規定されたGPONと同様な信号構成による時分割多重で各速度の信号を処理するのが現実(実用)的と考えられる。従って、以下の実施の形態では、GPONで規定された信号構成をベースにPONの動作説明を行う。もちろん、これらの信号構成やPONの動作は、一例であり、本実施の形態がこの構成や動作に限定されるものではない。また、図5−1と図5−2の構成の違いは、後述する下り信号130作製の過程で利用される下りBWマップの違いによる。
OLT200から各ONU300/310への信号は下り信号130と呼ばれ、図5−1(a)、図5−2(a)で示したように、例えば125μ秒のフレームに、オーバヘッドとペイロードとを含む。オーバヘッドは、各伝送速度について、各ONU300/310が信号の先頭を見つけるためのフレーム同期パタン5000/5001、各ONU300/310に対する監視・保守・制御に関する情報を送信するPLOAM領域5010/5011、各ONU300/310からOLT200への上り信号送信タイミングを指定するグラント指示領域5020/5021、該フレームの伝送速度毎のフレームペイロード5040/5041のタイミング情報及び各ONU300/310が次に受信する125μ秒のフレームにおける伝送速度毎のオーバヘッドのタイミング情報及び各ONU300/310が伝送速度の変更(光レベルの変動)に伴う受信信号レベルの変動への追随を可能にするために設けられたダミー信号5110/5111のタイミング情報を示した下りBWマップ5030/5031を含む。ペイロードは、各ONU300/310へのデータを時分割多重した1Gフレームペイロード5040、10Gフレームペイロード5041が格納されており、さらに、各伝送速度のオーバヘッドの間や各伝送速度のフレームペイロード間に前述したダミー信号5110/5111が挿入された構成となっている。この下り信号130は、各ONU300/310に同報される。各ONU300/310は、オーバヘッドの下りBWマップから得ている情報から、自ONUに対応する伝送速度の受信信号の到達するタイミングや、受信信号が自ONU宛の信号であるか否かを判定して、図15や図16に示すONUの構成例で説明する各種動作を行い、受信したデータを宛先端末400、410へ送信する。
図6は、ONUからOLTへの光信号の構成例を示す信号構成図である。
各ONU300/310からOLT200への信号は上り信号150と呼ばれ、図6(a)で示したように、バーストデータ6120/6121と、バーストオーバヘッド6100/6101とを有する。バーストデータ6120/6121は、各ONU300/310の監視・保守・制御に関する情報を送信するPLOAM領域6020/6021、各ONU300/310が送信を待っているデータの量をOLT200に通知するキュー長領域6030/6031を含む制御信号6110/6111と、該ONUの端末400、410からのデータを入れた可変長のフレームペイロード6040/6041とを有する。バーストオーバヘッド6100/6101は、OLT200が各ONU300/310からのバーストデータ6120/6121を認識して処理するためのプリアンブル領域6000/6001と、デリミタ領域6010/6011とを有する。尚、プリアンブル領域6000/6001の前に示したガードタイム6200は、各ONUからの送信信号を分離するための無信号(光信号OFF状態)領域であり、勧告G.984では、このガードタイム6200とバーストオーバヘッド6100/6101の合計が最大12バイトと規定されている。図1で示したように、各ONU300/310からの上りは、光スプリッタ100を通った後に基幹光ファイバ110上で時分割多重され、多重光信号140となり、OLT200に伝送される。
尚、本実施の形態においては、各ONU300/310からの上り信号150の送信タイミングは、ITU−T勧告G.984で規定されたGPONと同様に決定されることができる。具体的には前述した、PONシステムの立上げ時にレンジングと称されるシステム運用に必要な制御パラメータを確定させ、OLT200や各ONU300/310に設定された後、OLT200が各ONU300/310から受信したキュー長レポートと契約に基づく許容トラヒックに基づき各ONUへ送信を許可するデータ量(帯域)を決定する。各ONU300/310へ該決定帯域に対応した送信許可タイミング(グラント指示)をグラント指示領域5020/5021で通知する。各ONU300/310は、該タイミングで上り信号150をOLT200に向け送信する。
図7は、OLT200の構成例を示すブロック図である。
OLT200は、例えば、網IF7001と、パケットバッファ部7010と、GEMヘッダ生成部7180と、オーバヘッド生成部7170と、ダミー信号生成部7250と、下りPONフレーム組み立て部7020と、下り1G/10G信号切り替え部7030と、E/O7060と、WDMフィルタ7070と、O/E7080と、セレクタ7090と、1G ATC7100と、10G ATC7110と、上りPONフレーム分解部7120と、通信処理部7130と、パケットバッファ部7140と、網I/F7150と、レンジング信号終端部7210と、上り1G/10G切り替え制御部7205とを備える。また、下りBWマップ生成部7160は、後述するように、優先度別キュー情報監視部と、下りBWマップテーブル作製部と、ONU伝送速度情報記憶部又はONU伝送速度情報記憶・閾値決定部を有する。
また、キュー長レポートを得たOLT200は、新たなグラント指示を作製する。具体的には、上りPONフレーム分解部7120が上りPONフレームから分解したキュー長レポートをグラント指示生成部7190へ送る。キュー長レポートには、各ONU300/310からの次回送信時の送信希望の情報量などが掲載されている。この情報に基づき、グラント指示生成部7190は、グラント指示を生成する。具体的な生成法は、G.984に規定されているので説明を省略する。このとき、例えば下りBWマップ生成部7160のONU伝送速度情報記憶部又はONU伝送速度情報記憶・閾値決定部がグラント指示生成部7190へONU毎の伝送速度情報(図4(c))を通知している。本実施の形態で規定するグラント指示は、従来のグラント指示にこのONU毎の伝送速度情報を加えたものである(図10)。このグラント指示を受け取った上り1G/10G切り替え制御部7205が、受信するタイミングによって、O/E7080、セレクタ7090、1G ATC7100、10G ATC7110を切り替えることで、OLT200はエラーを起こすことなく、各ONU300/310からのデータを受信できる。
図15は、10G用ONU300の構成例を示すブロック図である。図16は1G用ONU310の構成例を示すブロック図である。
1G用ONU310の各ブロックの機能は、10G用ONU300と伝送速度の違いに対応させれば、機能は同一のもとなるので、以下10G用ONU300について説明し、1G用ONU310の詳細な説明は省略する。
10G ONU300は、例えば、WDMフィルタ15000と、O/E15010と、10G AGC15020と、下りPONフレーム分離部15040と、下りBWマップ終端部15050と、1G/10G信号タイミング制御部15060と、フレーム振分部15080と、パケットバッファ部15090、15110と、ユーザI/F15100と、グラント終端部15070と、レンジングリクエスト終端部15180と、GEMヘッダ生成部15130と、オーバヘッド生成部15140と、キュー長監視部15150と、送信制御部15120と、上りPONフレーム生成部15160と、E/O15170を備える。オーバヘッド生成部15140は、レンジングレスポンス生成部15190を有する。パケットバッファ部15090、15110、ユーザIF15100は、適宜の数を有することができる。
下りPONフレーム分離部15040は、受信した下りPONフレームに多重化されたオーバヘッドやペイロードを分離するもので、詳細な動作は省略するが、フレーム同期パタン5001で下り信号130の先頭を見つけると、PLOAM領域5011に入っていたPON制御メッセージに基づき、ONUの動作に必要な設定を行ったり、自ONUの監視結果やOLT200に要求する制御内容等を含む制御メッセージを作製して上り信号150のPLOAM領域6020に入れてOLT200に送信する。尚、下りPONフレーム分離部15040にて分解されたオーバヘッド内の下りBWマップを下りBWマップ終端部15050が確認した後、下りBWマップ終端部15050はその情報を1G/10G信号タイミング制御部15060へ通知する。1G/10G信号タイミング制御部15060が次回到達時のフレームのオーバヘッドに対し、そのタイミング情報を下りPONフレーム分離部15040へ通知することで、下りPONフレーム分離部15040は1G信号と10G信号の判断を行いながら、10G信号のオーバヘッドを読み取り、処理できる。また、グラント終端部15070は、グラント指示領域5021に入っていたグラント指示から自ONU宛のグラント指示を抽出し、自ONUの上り信号の送信タイミングに応じて、パケットバッファ部15110の情報を抽出する。抽出された情報により上り信号150を生成し、OLT200に送信する。
フレーム振分部15080は、受信したデータを宛先の端末400/410毎にパケットバッファ部15090に一旦蓄積後、端末とのインタフェースであるユーザIF15100を介して各端末400/410に送信する。
各端末400/410が送信するデータは、ユーザIF15100/16100を介してパケットバッファ15110/16110に一旦蓄積される。グラント終端部15070/16070が受け取ったグラント指示領域5020/5021のタイミング情報に基づき、上りPONフレーム生成部15160/16160で以下のように上り信号150に組み立てられる。上り信号150は、E/O15170/16170で電気信号から光信号に変換された後、WDMフィルタ15000/16000を介して支線ファイバ120経由でOLT200に送信される。
(2)GEMヘッダ生成部15130/16130が生成したGEMヘッダ(図6:6300/6301)を5Gペイロード6310や1Gペイロード6311の前に付けてフレームペイロード(図6:6040/6041)を作製する。GEMヘッダ6300/6301は図6(c)に示した構成で、各バイトの詳細は勧告G.984に規定されたもので説明を省略する。
(3)送信制御部15120/16120は、自ONU300/310の監視結果やOLT200に要求する制御内容等を含む制御メッセージを上り信号150のPLOAM領域6020/6021に入れる。また、キュー長監視部15150/16150は、各パケットバッファ部15110/16110に蓄積されたOLT200への送信を待っているデータの量を監視し、このデータ量をキュー長レポートとしてPLOAM領域6020/6021とフレームペイロード6040/6041の間に規定されたキュー長領域6030/6031に入れる。
(4)PLOAM領域6020/6021とキュー長領域6030/6031を含む制御信号6110/6111がフレームペイロード6040/6041の前に付加されたバーストデータ6120/6121には、オーバヘッド生成部15140/16140が生成したプリアンブル領域6000/6001とデリミタ領域6010/6011を含むバーストオーバヘッド6100/6101が更に前に付加され、上り信号150が組み立てられる。この上り信号150は、OLT200から指定されたグラント指示に基づき、ガードタイム6200も付加して指定されたタイミングで送信される。
図2−1、図2−2は、立ち上がり時のOLTの動作を示したフロー図である。図3−1は、1G ONU310の立ち上がり時の動作を示すフロー図である。図3−2は、10G ONU300の立ち上がり時の動作を示すフロー図である。ただし、図2−1と図2−2のフローの違いは、後述する閾値決定に関するステップ(図2−2:2110)の有無が異なるものである。
OLT200とONU300/310は立ち上がり時に、レンジングと呼ばれる距離補正を行う。まずOLT200側では、レンジングリクエスト生成部7230がレンジングリクエスト信号を各ONU300/310に対し送信する。なお、1Gと10Gのレンジング処理のいずれを先にやってもよい。このとき、OLT200の配下には、伝送速度の異なるONU300/310が配置されているので、まずOLT200は伝送速度の遅い1G ONU310に対して、1G信号でレンジングリクエスト信号(図2−1、図2−2ともに2010)を送信する。10G ONU300は、1G信号でレンジングリクエスト信号を受け取った際、エラーとして認識するため、レンジングレスポンス信号を返さない。このとき、詳細は後述するが、OLT200内ではオーバヘッド生成部7170や下りPONフレーム組み立て部7020は10G信号で信号を組み立てているので、レンジングリクエスト生成部7230は1G信号のレンジングを行う間、下り1G/10G信号切り替え部7030に対して1G信号へ速度変換するように指示を出す。
図8−1は、OLT200に備えられた下りBWマップ生成部7160の構成例を示すブロック図(1)である。また、図9−1に下りBWマップ生成のフロー図(1)を示す。
まず、図8−1に示す下りBWマップ生成部7160(ここでは7160−1とする)の構成及び図9−1に示した下りBWマップ生成のフローに従うことによって作製される下りBWマップ生成の過程を示す。ここで生成される下りBWマップに基づいて、図5−1に示した下り信号130が作製される。図8−1の下りBWマップ生成部7160−1はパケットバッファ部7010の各優先度別キューバッファ7010−1〜7010−nから優先度別キュー情報を得る優先度別キュー情報監視部8000と、レンジング時の結果からONU毎の伝送速度情報を記憶しているONU伝送速度情報記憶部8010と、図9−1のフローに従って下りBWマップを作製する下りBWマップテーブル作製部8020−1とを有する。
優先度別キュー情報監視部8000が各優先度別キューバッファ7010−1〜7010−nからキュー情報を取り込む。このキュー情報の中には、下り信号130で送信される各ONU宛の宛先や送信量などの情報が含まれている。ONU伝送速度情報記憶部8010は、下りBWマップテーブル作製部8020−1へ事前に各ONUの適用伝送速度(図4(c))を通知している。各ONUの適用伝送速度を得ている下りBWマップテーブル作製部8020−1は各情報のデータ量や優先度や宛先を照らし合わせ、下りBWマップを生成する。
例を挙げると、優先度別キューバッファには優先度が優先度1から優先度4まで設定されており、優先度1にはONU番号33、優先度2にはONU番号1、優先度3にはONU番号34、優先度4にはONU番号35の情報が、それぞれ格納されているとする。優先度別キュー情報監視部8000は、この格納された各宛先と情報量を取り込み、下りBWマップテーブル作製部8020−1へ通知する(図9−1:9010)。下りBWマップテーブル作製部8020−1は、事前にONU伝送速度情報記憶部8010が作製した各ONUの伝送速度情報(図4(c))を参照し、送信する情報の優先度と、宛先のONU番号(又はID)と各宛先に対する伝送速度(図中Signal)と確保する帯域(データ量)の対応表を作製する(図9−1:9020、図11−1)。下りBWマップテーブル作製部8020−1は図11−1の対応表を作製した後、信号の伝送速度が変わる箇所(例えば、10G信号から1G信号へ変わる箇所や、1G信号から10G信号へ変わる箇所)へ挿入するダミー信号5110/5111の情報や、今回作製しているフレームの次に送信するフレームのオーバヘッド部のタイミング情報を追加する(図9−1:9070、図11−2)。また、帯域に応じて送信タイミング情報(Start、End)を割当てる。この図11−2の一覧が下りBWマップとなる。図11−2の例では、例えば、優先度順にペイロードを並べている。
図8−2は、OLT200に備えられた下りBWマップ生成部7160の構成例を示すブロック図(2)である。また、図9−2に下りBWマップ生成のフロー図(2)を示す。下りBWマップ生成部7160を図8−2に示す構成を用い、図9−2の下りBWマップ生成のフローを適用すると、図5−2に示した下り信号130が生成される基となる下りBWマップが生成される。下りBWマップ生成部7160(ここでは7160−2とする)の構成は図8−1の場合と比べると、ONU伝送速度情報記憶部8010の代わりにONU伝送速度情報記憶・閾値決定部8030が搭載されている。また、下りBWマップテーブル作製部8020−2は図9−2の下りBWマップ生成のフローに従って下りBWマップを生成する。図9−2の下りBWマップ生成のフローは、図9−1の下りBWマップ生成のフローに比べ、OLT200が決定した閾値に基づいてフレームペイロードの割り当てを行うフローを追加したものとなっている。
ここでは、同じ伝送速度のペイロードをまとめて、挿入されるダミー信号の数を抑え、ダミー信号によるリソース消費を抑える。
優先度別キュー情報監視部8000は図8−1の説明の時と同様に、各優先度別キューバッファ7010−1〜7010−nからキュー情報を取り込む。このキュー情報の中には、下り信号130で送信される各ONU宛の宛先や送信量などの情報が含まれている。ONU伝送速度情報記憶・閾値決定部8030は、下りBWマップテーブル作製部8020−2へ事前に各ONUの適用伝送速度(図4(c))と伝送速度毎のフレーム生成時の閾値を通知している。各ONU300/310の適用伝送速度を得ている下りBWマップテーブル作製部8020−2は各情報のデータ量や優先度や宛先の他に通常運用前に決定した伝送速度毎の情報量の閾値を照らし合わせ、下りBWマップを生成する。
尚、これらの図中に示した割り当て帯域は一例であり、本実施の形態がこの帯域に縛られるものではない。
下りBWマップテーブル作製部8020は生成した下りBWマップを、下りPONフレームのオーバヘッド部に搭載させるだけでなく、下り1G/10G信号切り替え部7030へも通知する。通知を受けた下り1G/10G信号切り替え部7030は、その下りBWマップを基にして、下りPONフレーム組み立て部7020から送られる下りPONフレームを10G/1Gへ振り分ける。
尚、先の例では、上位網20からのデータ振り分けを優先度別に優先度1〜優先度4と、4段階に分割しているが、これは振り分け例として挙げており、必ずしもこの分割数を規定しているわけではなく、適宜の分割数でよい。また、グラント指示や下りBWマップを除くオーバヘッド部やGEMヘッダの生成は、勧告G.984で定められているので、ここでは省略する。
OLT200の下りPONフレーム組み立て部7020は、下りBWマップ生成部7160が生成する下りBWマップに基づいて動作するパケットバッファ部7010、GEMヘッダ生成部7180、オーバヘッド生成部7170、ダミー信号生成部7250を用いて以下のように下り信号130を組み立てる。
(1)オーバヘッド生成部7170からの信号を受けフレーム同期パタン5000/5001、PLOAM領域5010/5011、グラント指示領域5020/5021、下りBWマップ5030/5031を含むオーバヘッド部を組み立てる。尚、オーバヘッド部を構成している、フレーム同期パタン、PLOAM領域、グラント指示領域、下りBWマップは伝送する伝送速度分用意する。また伝送速度が変更される箇所には、ダミー信号生成部7250がダミー信号5110/5111を設置する。ダミー信号5110/5111は、伝送速度が1G信号から10G信号へ切り替わる場合は10Gダミー信号5110を設置し、伝送速度が10G信号から1G信号へ切り替わる場合は1Gダミー信号5111を設置する。これは、各ONU300/310が伝送速度の変更(光レベルの変動)に伴う受信信号レベル変動への追随を可能にするため、ダミー信号5110/5111は切り替わる後の伝送速度のものが必要なためである。
(2)オーバヘッド部の後のフレームペイロードに各ONU300/310宛のデータを、該フレーム用に生成された下りBWマップの決定順に各ONU300/310宛のGEMヘッダ5050/5051をGEMヘッダ生成部7180から受け、データを入れる。
(3)フレーム長が125μ秒になるようフレームペイロード5040/5041内に時分割多重する各ONU300/310宛のデータの長さと順序を下りBWマップが定めているので、この決定に従い(2)を繰り返す。また(1)と同様に、ダミー信号生成部7250がフレームペイロード5040/5041間の各伝送速度の切り替え時に下りBWマップに従い、ダミー信号5110/5111を設置する。
下りPONフレーム組み立て部7020で組み立てられた下りPONフレームは、生成された下りBWマップの該フレームのタイミング情報に基づき、下り1G/10G信号切り替え部7030にて1G信号と10G信号へと振り分けられる。このとき、オーバヘッド部は、複数分(本実施の形態では1G信号用と10G信号用の2個分)作製されているので、複数のオーバヘッド部のタイミングに合わせて、下り1G/10G信号切り替え部7030が働くことで、オーバヘッド部分も1G信号の構成が生成される。こうして下り信号130が構成され、光変調部(E/O:7060)で電気信号から光信号に変換され、WDMフィルタ7070を介して基幹光ファイバ110や光スプリッタ100や支線光ファイバ120を経由し、各ONU300/310に同報される。なお、伝送速度に応じて出力する光信号のレベルを変えてもよい。
図12は、OLTに備えた下り1G/10G信号切り替え部7030の構成例を示したブロック図である。
下り1G/10G信号切り替え部7030は10G書込みCLK(クロック)12020−1、10G読出しCLK12030を内蔵したメモリ部A12010と10G書込みCLK12020−2、1G読出しCLK12050を内蔵したメモリ部B12040、書込み・読出し制御部12005を内蔵したスケジューラ12000を有する。下りPONフレーム組み立て部7020で作製された下りPONフレームは下り1G/10G信号切り替え部7030内のメモリ部A12010、メモリ部B12040へ転送される。このとき、OLT200はフレーム内の1G信号へ変換すべき箇所を下りBWマップを生成することで把握している。下りBWマップ生成部7160は下りBWマップの情報をスケジューラ12000へ転送している。スケジューラ12000は下りBWマップ生成部7160から該フレームのタイミング情報を受け取り、書込み・読出し制御部12005がメモリ部A12010、メモリ部B12040へ対し、到達するフレームの書込みを指示する。このとき、フレームペイロードのタイミング情報は、この下りPONフレームを作製する時に利用した下りBWマップを参照すればよいが、オーバヘッド部のタイミング情報は、この下りPONフレームの前に送信した下りPONフレームを作製する時に利用した下りBWマップを参照する。具体的には、スケジューラ12000内の書込み・読出し制御部12005は下りBWマップから10G信号部分についてはメモリ部A12010へ書込み指示を与え、1G信号へ変換する部分についてはメモリ部B12040へ書込みを指示する。両者のメモリには10Gの速度で書込みを行うための10G書込みCLK12020が搭載されているので、問題無く書込みが行われる。その後スケジューラ12000内の書込み・読出し制御部12005は下りBWマップに従って、各メモリ部へ読出し指令を出す。このとき、メモリ部A12010は10Gの速度で読出しを行うための10G読出しCLK12030で読出しを行い10G信号がそのまま転送され、メモリ部B12040は1Gの速度で読出しを行うための1G読出しCLK12050で読出しを行い1G信号へ変換して転送する。読み出された10G信号、1G信号はE/O7060へ転送される。尚、通常運用前のレンジング時において、1G信号でレンジングを行う時はレンジングリクエスト生成部7230がスケジューラ12000に対し、転送されてくるフレームを常に1G信号でE/O7060へ転送するよう指令を出し、10G信号でレンジングを行う時はレンジングリクエスト生成部7230がスケジューラ12000に対し、転送されてくるフレームを常に10G信号でE/O7060へ転送するよう指令を出している。本実施の形態で述べた構成において、上位網20から転送される信号が10G信号で構成されているのは一例であり、本実施の形態がこの数値に限定されるものではない。上位網20から転送される伝送速度が異なる場合、適宜下り1G/10G信号切り替え部7030内の書込み用のCLKを変更するなどの対応をとればよい。
LD(レーザダイオード)ドライバ13000内には伝送速度毎のラインに差動動作のトランジスタ13030/13040が内蔵されている。このとき、電流源の容量を変更することで、伝送速度に対応した送信パワーを持った発光をLD13050が行うことができる。10G信号の送信パワーについてはまだ規定されていないが、現在のGPONと異なる場合は、こうした構成で伝送速度毎の送信パワーを実現すればよい。具体的には、差動動作のトランジスタ13030/13040に各伝送速度の信号が入力されると、接続されている電流源13010/13020の容量に対応した電流がLD13050に流れ、LD13050は特定の送信パワーを持った発光を行う。こうして、伝送速度毎の電気信号が光信号に変換され、各ONU300/310へ送信される。
図14は、O/E7080、セレクタ7090、1G ATC7100、10G ATC7110の構成例を示したブロック図である。
上述したOLT200の構成と動作によれば、1Gbit/秒で動作するGPONに新たな10Gbit/秒のような高速データの伝送が要求されるようになっても、これら伝送速度の異なる信号を混在収容して運用できる構成のOLTとONUを備えたPON、および、その通信方法が容易に提供出来るようになる。
以上で説明したように、本実施の形態のPON、OLT、ONUの構成と動作により、既存のPONの設備を収容しつつ新しいPONへと移行できるような、PONを混在させて運用出来るような構成のPONとその通信方法が容易に提供出来るようになる。また、複数の仕様(規格)の異なるPONを混在させて運用出来るような構成のPONとその通信方法を容易に提供出来るようになる。尚、複数のPONを混在させても、各PONの内容が誤って解釈されることはなく警報や誤動作が発生することがない。また、OLTから複数のONUへの通信信号は時分割多重されて伝送されるPONにおいて、伝送速度の異なる複数のONUを混在収容することを可能とし、通信サービス容量の拡大に要求が発生しても対応するOLTおよびONUのみ交換することで、通信装置の交換費用を抑制することが可能となる。
100 スプリッタ
110、120 光ファイバ
130 下り信号
140、150 上り信号
200 OLT
300、310 ONU
400、410 端末
5110、5111 ダミー信号
5050、5051、6300、6301 GEMヘッダ
5060、5061 下り信号ペイロード
6310、6311 上り信号ペイロード
7010 パケットバッファ、キュー
7020 下りPONフレーム組み立て部
7230 レンジングリクエスト生成部
7250 ダミー信号生成部
8000 優先度別キュー情報監視部
8010 ONU伝送速度情報記憶部
8020 下りBWマップテーブル作製部
8030 ONU伝送速度情報記憶・閾値決定部
15020、16020 AGC
Claims (14)
- 第1の伝送速度及び第2の伝送速度の信号を時分割多重して通信する親局と、
第1の伝送速度で前記親局と通信する第1の子局と、第2の伝送速度で前記親局と通信する第2の子局とを含む複数の子局と、
前記親局からの信号がスプリッタを介して各子局に送信されるための光ファイバ網と
を備え、
前記複数の子局は、
多重された信号の伝送速度の変化による受信信号のレベルの変化に追随して、受信信号を所定レベルに調整する自動利得調整回路
を有し、
前記親局は、
第1の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、第2の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、伝送速度が変化する箇所に挿入されるダミー信号とを時分割多重して前記子局に送信する受動光網システム。 - 前記親局は、
多重された信号が第1の伝送速度から第2の伝送速度へ変化する箇所には、第2の伝送速度のダミー信号を用い、
多重された信号が第2の伝送速度から第1の伝送速度へ変化する箇所には、第1の伝送速度のダミー信号を用いる請求項1に記載の受動光網システム。 - 前記自動利得調整回路は、ダミー信号を受信する期間に、受信信号のレベルの変化に追随する請求項1に記載の受動光網システム。
- 前記親局は、
子局識別情報と該子局が通信する伝送速度情報とが対応して予め記憶された伝送速度情報記憶部と、
前記子局へ送信する信号の送信タイミングを決定し、前記伝送速度情報記憶部を参照して、各送信タイミングで送信される各子局への信号の伝送速度情報に基づき伝送速度が変化する箇所を判断し、該箇所にダミー信号を挿入するための送信タイミングを追加する帯域情報作製部と
を有する請求項1に記載の受動光網システム。 - 前記親局は、
第1の伝送速度の第1信号を前記光ファイバ網を介して前記複数の子局に送信し、及び、第2の伝送速度の第2信号を前記光ファイバ網を介して前記複数の子局に送信する信号送信部
を有し、
第1信号を受信した前記第1の子局から送信される第1応答信号を受信すると、該第1の子局識別情報に対応して、第1の伝送速度を示す伝送速度情報を前記伝送速度情報記憶部に記憶し、
第2信号を受信した前記第2の子局から送信される第2応答信号を受信すると、該第2の子局識別情報に対応して、第2の伝送速度を示す伝送速度情報を前記伝送速度情報記憶部に記憶する請求項4に記載の受動光網システム。 - 前記第1及び第2信号は、前記親局から各子局までの伝送距離が異なることによる信号の遅延量の違いを調整するためのレンジング処理におけるレンジングリクエスト信号であり、
前記第1及び第2応答信号は、該レンジング処理におけるレンジングレスポンス信号である請求項5に記載の受動光網システム。 - 前記親局は、
前記子局へ送信するデータを格納するキューと、
前記キューに格納されているデータの宛先を示す前記子局識別情報を取得するキュー情報監視部と、
ダミー信号を生成するダミー信号生成部と、
前記帯域情報作製部での送信タイミングに従い、前記キューに記憶された各子局へのデータと、前記ダミー信号生成部からのダミー信号とを時分割多重したフレームを組み立てて出力するフレーム組み立て部と
をさらに有する請求項4に記載の受動光網システム。 - 前記帯域情報作製部は、
第1の伝送速度の信号が連続して送信されるように送信タイミングを決定し、第2の伝送速度の信号が連続して送信されるように送信タイミングを決定し、該第1の伝送速度の信号と第2の伝送速度の信号の間にダミー信号を挿入する請求項4に記載の受動光網システム。 - 前記帯域情報作製部は、
第1の伝送速度のペイロードに割り当てる送信タイミングの長さと第2の伝送速度のペーロードに割り当てる送信タイミングの長さとの割合が予め設定され、第1の伝送速度のデータを該割合に応じた範囲で連続させて送信タイミングを決定し、第2の伝送速度のデータを該割合に応じた範囲で連続させて送信タイミングを決定する請求項8に記載の受動光網システム。 - 前記帯域情報作製部は、
前記伝送速度情報記憶部を参照し、第1の伝送速度の子局の数と、第2の伝送速度の子局の数に従い、前記割合を決定する請求項9に記載の受動光網システム。 - 前記帯域情報作製部は、
前記割合に応じた範囲で第1及び第2の伝送速度のデータの送信タイミングを決定した後、いずれかの帯域が余っている場合には、該帯域を用いて第1又は第2の伝送速度のデータを送信する送信タイミングを決定する請求項9に記載の受動光網システム。 - 前記親局は、決定された送信タイミングの情報と、各送信タイミングで送信されるデータの伝送速度情報とを、前記複数の子局に送信し、
前記子局は、該送信タイミングと伝送速度情報に従い、前記光ファイバ網から入力され、前記自動利得調整回路でレベルが調整された受信信号から、自子局の第1又は第2の伝送速度に対応するタイミングのデータを取り込む請求項4に記載の受動光網システム。 - 前記親局は、決定された送信タイミングの情報と、各送信タイミングで送信されるフレームの宛先を示す子局識別情報とを、前記複数の子局に送信し、
前記複数の子局は、該送信タイミングと子局識別情報に従い、前記光ファイバ網から入力され、前記自動利得調整回路でレベルが調整された受信信号から、子局識別情報が自子局を示すタイミングのデータを取り込む請求項4に記載の受動光網システム。 - 第1の伝送速度及び第2の伝送速度の信号を時分割多重して通信する光多重終端装置と、第1の伝送速度で前記光多重終端装置と通信する第1の光網終端装置と、第2の伝送速度で前記光多重終端装置と通信する第2の光網終端装置とを含む複数の光網終端装置と、前記光多重終端装置からの信号がスプリッタを介して各光網終端装置に送信されるための光ファイバ網とを備え、前記光網終端装置が、多重された信号の伝送速度の変化による受信信号のレベルの変化に追随して、受信信号を所定レベルに調整する自動利得調整回路を有する光受動網システムにおける前記光多重終端装置であって、
第1の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、第2の伝送速度のペイロード及び/又はオーバヘッド情報と、伝送速度が変化する箇所に挿入されるダミー信号とを時分割多重したフレームを生成するフレーム組み立て部と、
前記フレーム組み立て部で生成されたフレームを光信号に変換して前記光網終端装置に送信する送信部と
を備えた前記光多重終端装置。
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