JP2010073219A - 表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法 - Google Patents

表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンテーションの理解を促すのに好適な表示制御システムを提供する。
【解決手段】プロジェクタ200は、聴講者が検索を要求した対象用語についてその解説を含む説明情報がコンテンツデータに含まれているときは、コンテンツデータのなかから該当の説明情報を取得し、コンテンツデータには含まれていないが辞書データに含まれているときは、辞書データのなかから該当の説明情報を取得し、辞書データにも含まれていないときは、辞書サーバ300から説明情報をを取得する。そして、取得した説明情報を追加したページデータを生成し、生成したページデータを表示機器100に送信する。表示機器100は、受信したページデータに基づいて、対象用語および説明情報を対応付けて表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示機器の表示を制御するシステムおよび方法、並びにこれに適用する装置、機器およびプログラムに係り、特に、プレゼンテーションの理解を促すのに好適な表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法に関する。
プレゼンテーションや会議の会場においては、発表者の利用に供する表示機器と、各聴講者の利用に供する複数の表示機器とをネットワークで接続し、プレゼンテーション資料であるコンテンツデータを各表示機器に配信し、発表者および各聴講者がプレゼンテーション資料を自己の表示機器で表示しながらプレゼンテーションを行うシステムが知られている。
従来、こうしたプレゼンテーションシステムとしては、例えば、各表示機器および管理サーバをネットワークで接続し、管理サーバから各表示機器にコンテンツデータを配信しておき、表示機器は、ユーザからの操作に応じて任意のページを表示するものである。
しかしながら、聴講者は、コンテンツデータのなかで自分が知らない用語が使われている場合、コンテンツデータのいずれかのページにその説明が掲載されているときは、表示機器を操作しながら1ページずつ内容を確認しなければならない。
この問題を解決するため、コンテンツデータに含まれる情報を検索する技術が提案されており、例えば、特許文献1記載のプレゼンテーションプログラムの制御方法が知られている。
特許文献1記載の発明は、コンテンツデータの内容を解析して解析キーワードを抽出し、ユーザの音声指示に基づいて音声指示キーワードを抽出し、抽出した音声指示キーワードと解析キーワードに基づいて、音声指示キーワードに対応するページに移動するものである。
特開2001−249756号公報
プレゼンテーションは、通常、限られた短い時間内で行われるため、プレゼンテーションの理解を促すには、発表者が現在説明しているページを参照しながらも、聴講者が必要とする情報をすばやく参照できることが必要である。例えば、聴講者が現在参照しているページにおいて知らない用語が存在し、かつ、その用語の解説が他のページに存在する場合は、解説をすばやく参照できることはもちろん、解説を参照した後は元のページにすばやく戻れることが望ましい。
しかしながら、特許文献1記載の発明にあっては、所望の情報を検索すると、その情報が掲載されているページに単に移動するだけなので、聴講者が直前に参照していたページに戻りたい場合は、表示機器を操作して該当のページを探さなければならない。したがって、必要とする情報を参照するたびにページ操作の作業が発生し、プレゼンテーションの理解を十分に促すことができないという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、プレゼンテーションの理解を促すのに好適な表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕
上記目的を達成するために、発明1の表示制御システムは、
表示機器の表示を制御する表示制御システムであって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記表示データに基づいて前記表示機器の表示制御を行う機器表示制御手段とを備え、
前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報が取得され、機器表示制御手段により、取得された補助情報が、表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けられて表示機器で表示される。
これにより、対象情報と対応付けられてその補助情報が表示されるので、必要とする情報を得ることができ、また、補助情報を参照してもページ操作等の作業が発生することもない。したがって、従来に比して、プレゼンテーションの理解を促すことができるという効果が得られる。
ここで、補助情報取得手段は、補助情報を取得するようになっていればどのような構成であってもよく、表示データその他のデータから補助情報を取得するようになっていてもよいし、記憶装置、機器管理装置その他の装置または記憶媒体から補助情報を取得するようになっていてもよい。以下、発明18の機器管理装置において同じである。
また、補助情報とは、対象情報の補助となる情報をいい、これには、例えば、対象情報の概要、解説、詳説その他の説明を含む説明情報、対象情報に関連する関連情報、またはそのような情報へのリンク情報が含まれる。以下、発明18の機器管理装置、発明35の表示機器、発明42の機器管理プログラム、発明59の表示制御プログラム、および発明66の表示制御方法において同じである。
また、本システムは、表示機器からなる単体の機器として実現するようにしてもよいし、機器管理装置その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。
〔発明2〕
さらに、発明2の表示制御システムは、発明1の表示制御システムにおいて、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、表示データのなかから補助情報を含む表示領域のデータが補助情報として取得される。
これにより、対象情報に対応する補助情報が表示データに含まれていれば、その補助情報を参照することができるので、発表者が意図した内容の補助情報を得ることができるという効果が得られる。
ここで、表示領域とは、所定の表示単位の領域をいい、これには、例えば、ページ単位の領域が含まれる。以下、発明15の表示制御システム、発明19および32の機器管理装置、発明38および39の表示機器、発明43および56の機器管理プログラム、発明62および63の表示制御プログラム、並びに発明67および80の表示制御方法において同じである。
〔発明3〕
さらに、発明3の表示制御システムは、発明2の表示制御システムにおいて、
さらに、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域を記録する表示領域記録手段を備え、
前記補助情報取得手段は、前記表示領域記録手段の記録結果に基づいて、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域のなかから、前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、表示領域記録手段により、表示データのうち表示機器で表示済みの表示領域が記録される。そして、補助情報取得手段により、その記録結果に基づいて、表示データのうち表示機器で表示済みの表示領域のなかから、補助情報を含む表示領域のデータが補助情報として取得される。
これにより、表示機器で表示済みの表示領域に限って補助情報が検索されるので、演出上効果的な内容等を発表に先行して聴講者に閲覧されるのを防止することができ、効果的なプレゼンテーションを行うことができるという効果が得られる。
〔発明4〕
さらに、発明4の表示制御システムは、発明1ないし3のいずれか1の表示制御システムにおいて、
さらに、前記補助情報を含む補助データを記憶する補助データ記憶手段を備え、
前記補助情報取得手段は、前記補助データ記憶手段の補助データのなかから前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、補助データ記憶手段の補助データのなかから補助情報が取得される。
これにより、対象情報に対応する補助情報が表示データに含まれていなくても補助データに存在すれば、補助情報を参照することができるので、補助情報が得られずプレゼンテーションの理解が損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、補助データ記憶手段は、補助データをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、補助データをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、補助データをあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって補助データを記憶するようになっていてもよい。以下、発明21の機器管理装置において同じである。
〔発明5〕
さらに、発明5の表示制御システムは、発明1ないし4のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかで指定されている情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、表示データのなかで指定されている情報が対象情報として取得され、取得された対象情報に対応する補助情報が取得される。
これにより、表示データの作成時に対象情報を指定しておけば、その補助情報については比較的確実に参照することができるという効果が得られる。
〔発明6〕
さらに、発明6の表示制御システムは、発明1ないし5のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから任意の情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、表示データのなかから対象情報が取得され、取得された対象情報に対応する補助情報が取得される。
これにより、表示データの作成時に対象情報を指定しなくても補助情報を参照することができるので、表示データの作成に要する時間や手間を低減することができるという効果が得られる。
〔発明7〕
さらに、発明7の表示制御システムは、発明4ないし6のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記補助データは、辞書データであることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、辞書データのなかから補助情報が取得される。
これにより、補助データを作成しなくても、他のプレゼンテーション等で利用した辞書データを利用することができるので、補助データの準備に要する時間や手間を低減することができるという効果が得られる。
〔発明8〕
さらに、発明8の表示制御システムは、発明1ないし7のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記補助情報を蓄積する補助情報蓄積装置を通信可能に接続し、
前記補助情報取得手段は、前記補助情報蓄積装置から前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、補助情報蓄積装置から補助情報が取得される。
これにより、対象情報に対応する補助情報が表示データに含まれていなくても補助情報蓄積装置に存在すれば、補助情報を参照することができるので、補助情報が得られずプレゼンテーションの理解が損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、補助情報取得手段は、補助情報蓄積装置から補助情報を取得するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、補助情報蓄積装置から補助情報を直接取得するようになっているほか、補助情報蓄積装置から補助情報を間接的に取得するようになっていてもよい。間接的に取得する場合には、例えば、外部端末と通信可能に接続し、その外部端末を介して補助情報蓄積装置から補助情報を取得することが含まれる。すなわち、補助情報の取得は、1または複数の外部端末の協働により行うことも可能である。以下、対象から情報を取得する場合、対象に情報を送信する場合、および対象に情報を提供する場合については同様である。
〔発明9〕
さらに、発明9の表示制御システムは、発明1ないし8のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定手段を備え、
前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報のうち前記情報レベル設定手段で設定した情報レベル以上のものを前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、聴講者は、情報レベル設定手段により自己の知識レベルに応じた情報レベルを設定すると、機器表示制御手段により、取得された補助情報のうち設定された情報レベル以上のものが表示機器で表示される。
これにより、聴講者の知識レベルに応じた内容の補助情報を参照することができるので、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができるという効果が得られる。
〔発明10〕
さらに、発明10の表示制御システムは、発明1ないし9のいずれか1の表示制御システムにおいて、
さらに、音声を入力する音声入力手段を備え、
前記機器表示制御手段は、前記音声入力手段から音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、機器表示制御手段により、音声入力手段から音声を所定時間以上入力しないと判定されると、補助情報が表示機器で表示される。
これにより、発表者が話をしていないと思われるタイミングで補助情報が表示されるので、発表者の説明に集中する必要のない時間を利用して補助情報を参照することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができるという効果が得られる。
〔発明11〕
さらに、発明11の表示制御システムは、発明1ないし10のいずれか1の表示制御システムにおいて、
さらに、画像を入力する画像入力手段を備え、
前記機器表示制御手段は、前記画像入力手段で入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、機器表示制御手段により、画像入力手段で入力した画像が所定時間変化しないと判定されると、補助情報が表示機器で表示される。
これにより、発表者が動作をしていないと思われるタイミングで補助情報が表示されるので、発表者の説明に集中する必要のない時間を利用して補助情報を参照することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができるという効果が得られる。
〔発明12〕
さらに、発明12の表示制御システムは、発明1ないし11のいずれか1の表示制御システムにおいて、
前記機器表示制御手段は、前記表示機器からの提供要求に応じて前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、機器表示制御手段により、表示機器からの提供要求に応じて補助情報が表示機器で表示される。
これにより、聴講者が必要とするタイミングで補助情報が表示されるので、聴講者の希望に沿った情報提供を実現することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができるという効果が得られる。
〔発明13〕
さらに、発明13の表示制御システムは、発明1ないし12のいずれか1の表示制御システムにおいて、
さらに、前記表示機器で前記補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶手段に登録する表示履歴情報登録手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、表示履歴情報登録手段により、表示機器で補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報が表示履歴情報記憶手段に登録される。
これにより、表示履歴情報を参照すれば、どのような補助情報が参照されたかを把握することができるので、発表者は、これをもとに発表内容について検討を行うことができるという効果が得られる。
〔発明14〕
さらに、発明14の表示制御システムは、発明13の表示制御システムにおいて、
さらに、前記表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報を提供する表示履歴情報提供手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、表示履歴情報提供手段により、表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報が提供される。
これにより、表示履歴情報の提供を受けることができるので、表示履歴情報の入手が容易となるという効果が得られる。
〔発明15〕
さらに、発明15の表示制御システムは、発明1ないし14のいずれか1の表示制御システムにおいて、
さらに、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成手段を備え、
前記機器表示制御手段は、前記追加表示データ生成手段で生成した追加表示データに基づいて表示制御を行うようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、追加表示データ生成手段により、取得された補助情報が、表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加されて追加表示データが生成され、機器表示制御手段により、生成された追加表示データに基づいて表示制御が行われる。
これにより、表示データのうち対象情報を含む表示領域の内容やレイアウトをさほど変更することなく補助情報を参照することができるという効果が得られる。
〔発明16〕
さらに、発明16の表示制御システムは、発明1ないし15のいずれか1の表示制御システムにおいて、
少なくとも2つの前記表示機器を通信可能に接続し、
前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を一方の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を他方の前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、機器表示制御手段により、取得された補助情報が一方の表示機器で表示されるとともに、表示データに含まれる該当の対象情報が他方の表示機器で表示される。
これにより、対象情報および補助情報が別々の表示機器で表示されるので、表示データのうち対象情報を含む表示領域の内容やレイアウトを変更することなく補助情報を参照することができるという効果が得られる。
〔発明17〕
さらに、発明17の表示制御システムは、発明16の表示制御システムにおいて、
さらに、前記表示機器の重なり順序を検出する重複順序検出手段を備え、
前記機器表示制御手段は、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を最上段の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報をそれ以外の前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、重複順序検出手段により、表示機器の重なり順序が検出される。そして、機器表示制御手段により、その検出結果に基づいて、取得された補助情報が最上段の表示機器で表示されるとともに、表示データに含まれる該当の対象情報がそれ以外の表示機器で表示される。
これにより、重なり合っている表示機器のうち最上段のもので補助情報が表示されるので、補助情報が参照しやすくなるという効果が得られる。
〔発明18〕
一方、上記目的を達成するために、発明18の機器管理装置は、
表示機器と通信可能に接続し、前記表示機器を管理する機器管理装置であって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を前記表示機器に送信する補助情報送信手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報取得手段により、表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報が取得され、補助情報送信手段により、取得された補助情報が表示機器に送信される。ここで、送信先の表示機器として、例えば、発明35の表示機器を利用した場合は、表示機器では、補助情報を受信すると、表示制御手段により、受信した補助情報が、表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けられて表示される。
これにより、発明1の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明19〕
さらに、発明19の機器管理装置は、発明18の機器管理装置において、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明2の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明20〕
さらに、発明20の機器管理装置は、発明19の機器管理装置において、
さらに、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域を記録する表示領域記録手段を備え、
前記補助情報取得手段は、前記表示領域記録手段の記録結果に基づいて、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域のなかから、前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明3の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明21〕
さらに、発明21の機器管理装置は、発明18ないし20のいずれか1の機器管理装置において、
さらに、前記補助情報を含む補助データを記憶する補助データ記憶手段を備え、
前記補助情報取得手段は、前記補助データ記憶手段の補助データのなかから前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明4の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明22〕
さらに、発明22の機器管理装置は、発明18ないし21のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかで指定されている情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明5の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明23〕
さらに、発明23の機器管理装置は、発明18ないし22のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから任意の情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明6の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明24〕
さらに、発明24の機器管理装置は、発明21ないし23のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助データは、辞書データであることを特徴とする。
このような構成であれば、発明7の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明25〕
さらに、発明25の機器管理装置は、発明18ないし24のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助情報を蓄積する補助情報蓄積装置と通信可能に接続し、
前記補助情報取得手段は、前記補助情報蓄積装置から前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明8の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明26〕
さらに、発明26の機器管理装置は、発明18ないし25のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定手段を備え、
前記補助情報送信手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報のうち前記情報レベル設定手段で設定した情報レベル以上のものを前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、聴講者は、情報レベル設定手段により自己の知識レベルに応じた情報レベルを設定すると、補助情報送信手段により、取得された補助情報のうち設定された情報レベル以上のものが表示機器に送信される。
これにより、発明9の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明27〕
さらに、発明27の機器管理装置は、発明18ないし26のいずれか1の機器管理装置において、
さらに、音声を入力する音声入力手段を備え、
前記補助情報送信手段は、前記音声入力手段から音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報送信手段により、音声入力手段から音声を所定時間以上入力しないと判定されると、補助情報が表示機器に送信される。
これにより、発明10の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明28〕
さらに、発明28の機器管理装置は、発明18ないし27のいずれか1の機器管理装置において、
さらに、画像を入力する画像入力手段を備え、
前記補助情報送信手段は、前記画像入力手段で入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報送信手段により、画像入力手段で入力した画像が所定時間変化しないと判定されると、補助情報が表示機器に送信される。
これにより、発明11の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明29〕
さらに、発明29の機器管理装置は、発明18ないし28のいずれか1の機器管理装置において、
前記補助情報送信手段は、前記表示機器からの提供要求に応じて前記補助情報を前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報送信手段により、表示機器からの提供要求に応じて補助情報が表示機器に送信される。
これにより、発明12の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明30〕
さらに、発明30の機器管理装置は、発明18ないし29のいずれか1の機器管理装置において、
さらに、前記表示機器で前記補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶手段に登録する表示履歴情報登録手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、発明13の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明31〕
さらに、発明31の機器管理装置は、発明30の機器管理装置において、
さらに、前記表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報を提供する表示履歴情報提供手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、発明14の表示制御システムと同等の作用および効果が得られる。
〔発明32〕
さらに、発明32の機器管理装置は、発明18ないし31のいずれか1の機器管理装置において、
さらに、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成手段を備え、
前記補助情報送信手段は、前記追加表示データ生成手段で生成した追加表示データを前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、追加表示データ生成手段により、取得された補助情報が、表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加されて追加表示データが生成され、補助情報送信手段により、生成された追加表示データが送信される。ここで、送信先の表示機器として、例えば、発明38の表示機器を利用した場合は、表示機器では、追加表示データ受信手段により追加表示データを受信すると、表示制御手段により、受信した追加表示データに基づいて表示制御が行われる。
これにより、発明15の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明33〕
さらに、発明33の機器管理装置は、発明18ないし32のいずれか1の機器管理装置において、
複数の前記表示機器と通信可能に接続し、
さらに、複数の前記表示機器をグループ化して管理するグループ管理手段を備え、
前記補助情報送信手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記グループ管理手段で管理されているグループに属する所定の前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報送信手段により、取得された補助情報が、グループ管理手段で管理されているグループに属する所定の表示機器に送信される。例えば、聴講者が2つの表示機器を所持している場合、それらを1つのグループとしてグループ化しておけば、聴講者が所持している所定の表示機器で補助情報が表示される。
これにより、発明16の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明34〕
さらに、発明34の機器管理装置は、発明33の機器管理装置において、
前記表示機器は、前記表示機器の重なり順序を検出する重複順序検出手段を有し、
前記補助情報送信手段は、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、同一グループに属する表示機器のうち最上段の前記表示機器に送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、表示機器では、重複順序検出手段により、表示機器の重なり順序が検出される。
機器管理装置では、補助情報送信手段により、その検出結果に基づいて、取得された補助情報が、同一グループに属する表示機器のうち最上段の表示機器に送信される。
これにより、発明17の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明35〕
一方、上記目的を達成するために、発明35の表示機器は、
機器管理装置と通信可能に接続し、前記機器管理装置と連携して表示を制御する表示機器であって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を受信する補助情報受信手段と、前記表示データに基づいて表示制御を行う表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報受信手段により、表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を受信すると、表示制御手段により、受信した補助情報が、表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けられて表示される。
これにより、発明1の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明36〕
さらに、発明36の表示機器は、発明35の表示機器において、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定手段を備え、
前記表示制御手段は、前記補助情報受信手段で受信した補助情報のうち前記情報レベル設定手段で設定した情報レベル以上のものを表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、聴講者は、情報レベル設定手段により自己の知識レベルに応じた情報レベルを設定すると、表示制御手段により、受信した補助情報のうち設定された情報レベル以上のものが表示される。発明26が補助情報の選択を機器管理装置で行うのに対して、本発明は、補助情報の選択を表示機器で行う点で異なる。
これにより、発明9の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明37〕
さらに、発明37の表示機器は、発明35および36のいずれか1の表示機器において、
前記表示制御手段は、前記補助情報の表示が要求されたときは、前記機器管理装置に提供要求を送信するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、補助情報の表示が要求されると、表示制御手段により、機器管理装置に提供要求が送信される。ここで、送信先の機器管理装置として、例えば、発明29の機器管理装置を利用した場合は、機器管理装置では、補助情報送信手段により、表示機器からの提供要求に応じて補助情報が表示機器に送信される。
これにより、発明12の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明38〕
さらに、発明38の表示機器は、発明35ないし37のいずれか1の表示機器において、
さらに、前記表示データのうち前記対象情報を含む表示領域のデータに前記補助情報を追加した追加表示データを受信する追加表示データ受信手段を備え、
前記表示制御手段は、前記追加表示データ受信手段で受信した追加表示データに基づいて表示制御を行うようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、追加表示データ受信手段により追加表示データを受信すると、表示制御手段により、受信した追加表示データに基づいて表示制御が行われる。
これにより、発明15の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明39〕
さらに、発明39の表示機器は、発明35ないし37のいずれか1の表示機器において、
さらに、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成手段を備え、
前記表示制御手段は、前記追加表示データ生成手段で生成した追加表示データに基づいて表示制御を行うようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、追加表示データ生成手段により、受信した補助情報が、表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加されて追加表示データが生成され、表示制御手段により、生成された追加表示データに基づいて表示制御が行われる。発明32が追加表示データの生成を機器管理装置で行うのに対して、本発明は、追加表示データの生成を表示機器で行う点で異なる。
これにより、発明15の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明40〕
さらに、発明40の表示機器は、発明35ないし39のいずれか1の表示機器において、
他の表示機器を通信可能に接続し、
前記表示制御手段は、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を前記他の表示機器に送信するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、表示制御手段により、受信した補助情報が他の表示機器に送信されるとともに、表示データに含まれる該当の対象情報が表示される。発明33が補助情報の送信先を機器管理装置で決定するのに対して、本発明は、補助情報の送信先を表示機器で決定する点で異なる。
これにより、発明16の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明41〕
さらに、発明41の表示機器は、発明40の表示機器において、
さらに、前記他の表示機器との重なり順序を検出する重複順序検出手段を備え、
前記表示制御手段は、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて前記他の表示機器が最上段であると判定したときは、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を前記他の表示機器に送信するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を表示し、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて自己が最上段であると判定したときは、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を表示するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、重複順序検出手段により、他の表示機器との重なり順序が検出される。そして、表示制御手段により、その検出結果に基づいて他の表示機器が最上段であると判定されると、受信した補助情報が他の表示機器に送信されるとともに、表示データに含まれる該当の対象情報が表示される。また、検出結果に基づいて自己が最上段であると判定されると、受信した補助情報が表示される。
これにより、発明17の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明42〕
一方、上記目的を達成するために、発明42の機器管理プログラムは、
表示機器と通信可能に接続し、前記表示機器を管理する機器管理装置として動作するコンピュータに実行させるための機器管理プログラムであって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得ステップと、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を前記表示機器に送信する補助情報送信ステップとからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明18の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
ここで、補助情報取得ステップは、補助情報を取得すればどのような形態であってもよく、表示データその他のデータから補助情報を取得してもよいし、記憶装置、機器管理装置その他の装置または記憶媒体から補助情報を取得してもよい。以下、発明66の表示制御方法において同じである。
〔発明43〕
さらに、発明43の機器管理プログラムは、発明42の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかから前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明19の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明44〕
さらに、発明44の機器管理プログラムは、発明43の機器管理プログラムにおいて、
さらに、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域を記録する表示領域記録ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報取得ステップは、前記表示領域記録ステップの記録結果に基づいて、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域のなかから、前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明20の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明45〕
さらに、発明45の機器管理プログラムは、発明42ないし44のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報取得ステップは、前記補助情報を含む補助データのなかから前記補助情報を取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明21の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明46〕
さらに、発明46の機器管理プログラムは、発明42ないし45のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかで指定されている情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明22の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明47〕
さらに、発明47の機器管理プログラムは、発明42ないし46のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかから任意の情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明23の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明48〕
さらに、発明48の機器管理プログラムは、発明45ないし47のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助データは、辞書データであることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明24の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明49〕
さらに、発明49の機器管理プログラムは、発明42ないし48のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記コンピュータは、さらに、前記補助情報を蓄積する補助情報蓄積装置と通信可能に接続し、
前記補助情報取得ステップは、前記補助情報蓄積装置から前記補助情報を取得することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明25の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明50〕
さらに、発明50の機器管理プログラムは、発明42ないし49のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報送信ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報のうち前記情報レベル設定ステップで設定した情報レベル以上のものを前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明26の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明51〕
さらに、発明51の機器管理プログラムは、発明42ないし50のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
さらに、音声を入力する音声入力ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報送信ステップは、前記音声入力ステップから音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明27の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明52〕
さらに、発明52の機器管理プログラムは、発明42ないし51のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
さらに、画像を入力する画像入力ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報送信ステップは、前記画像入力ステップで入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明28の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明53〕
さらに、発明53の機器管理プログラムは、発明42ないし52のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記補助情報送信ステップは、前記表示機器からの提供要求に応じて前記補助情報を前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明29の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明54〕
さらに、発明54の機器管理プログラムは、発明42ないし53のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
さらに、前記表示機器で前記補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶手段に登録する表示履歴情報登録ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明30の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明55〕
さらに、発明55の機器管理プログラムは、発明54の機器管理プログラムにおいて、
さらに、前記表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報を提供する表示履歴情報提供ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明31の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明56〕
さらに、発明56の機器管理プログラムは、発明42ないし55のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
さらに、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報送信ステップは、前記追加表示データ生成ステップで生成した追加表示データを前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明32の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明57〕
さらに、発明57の機器管理プログラムは、発明42ないし56のいずれか1の機器管理プログラムにおいて、
前記コンピュータは、さらに、複数の前記表示機器と通信可能に接続し、
さらに、複数の前記表示機器をグループ化して管理するグループ管理ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記補助情報送信ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、前記グループ管理ステップで管理されているグループに属する所定の前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明33の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明58〕
さらに、発明58の機器管理プログラムは、発明57の機器管理プログラムにおいて、
前記表示機器は、前記表示機器の重なり順序を検出する重複順序検出手段を有し、
前記補助情報送信ステップは、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、同一グループに属する表示機器のうち最上段の前記表示機器に送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明34の機器管理装置と同等の作用および効果が得られる。
〔発明59〕
一方、上記目的を達成するために、発明59の表示制御プログラムは、
機器管理装置と通信可能に接続し、前記機器管理装置と連携して表示を制御する表示機器として動作するコンピュータに実行させるための表示制御プログラムであって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を受信する補助情報受信ステップと、前記表示データに基づいて表示制御を行う表示制御ステップとからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記表示制御ステップは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて表示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明35の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明60〕
さらに、発明60の表示制御プログラムは、発明59の表示制御プログラムにおいて、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記表示制御ステップは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報のうち前記情報レベル設定ステップで設定した情報レベル以上のものを表示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明36の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明61〕
さらに、発明61の表示制御プログラムは、発明59および60のいずれか1の表示制御プログラムにおいて、
前記表示制御ステップは、前記補助情報の表示が要求されたときは、前記機器管理装置に提供要求を送信することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明37の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明62〕
さらに、発明62の表示制御プログラムは、発明59ないし61のいずれか1の表示制御プログラムにおいて、
さらに、前記表示データのうち前記対象情報を含む表示領域のデータに前記補助情報を追加した追加表示データを受信する追加表示データ受信ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記表示制御ステップは、前記追加表示データ受信ステップで受信した追加表示データに基づいて表示制御を行うことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明38の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明63〕
さらに、発明63の表示制御プログラムは、発明59ないし61のいずれか1の表示制御プログラムにおいて、
さらに、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記表示制御ステップは、前記追加表示データ生成ステップで生成した追加表示データに基づいて表示制御を行うことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明39の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明64〕
さらに、発明64の表示制御プログラムは、発明59ないし63のいずれか1の表示制御プログラムにおいて、
前記コンピュータは、さらに、他の表示機器を通信可能に接続し、
前記表示制御ステップは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を前記他の表示機器に送信するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を表示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明40の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明65〕
さらに、発明65の表示制御プログラムは、発明64の表示制御プログラムにおいて、
さらに、前記他の表示機器との重なり順序を検出する重複順序検出ステップからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
前記表示制御ステップは、前記重複順序検出ステップの検出結果に基づいて前記他の表示機器が最上段であると判定したときは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を前記他の表示機器に送信するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を表示し、前記重複順序検出ステップの検出結果に基づいて自己が最上段であると判定したときは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を表示することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明41の表示機器と同等の作用および効果が得られる。
〔発明66〕
一方、上記目的を達成するために、発明66の表示制御方法は、
表示機器の表示を制御する表示制御方法であって、
表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得ステップと、前記表示データに基づいて前記表示機器の表示制御を行う機器表示制御ステップとを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明1の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明67〕
さらに、発明67の表示制御方法は、発明66の表示制御方法において、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかから前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得することを特徴とする。
これにより、発明2の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明68〕
さらに、発明68の表示制御方法は、発明67の表示制御方法において、
さらに、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域を記録する表示領域記録ステップを含み、
前記補助情報取得ステップは、前記表示領域記録ステップの記録結果に基づいて、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域のなかから、前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得することを特徴とする。
これにより、発明3の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明69〕
さらに、発明69の表示制御方法は、発明66ないし68のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助情報取得ステップは、前記補助情報を含む補助データのなかから前記補助情報を取得することを特徴とする。
これにより、発明4の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明70〕
さらに、発明70の表示制御方法は、発明66ないし69のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかで指定されている情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得することを特徴とする。
これにより、発明5の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明71〕
さらに、発明71の表示制御方法は、発明66ないし70のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助情報取得ステップは、前記表示データのなかから任意の情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得することを特徴とする。
これにより、発明6の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明72〕
さらに、発明72の表示制御方法は、発明69ないし71のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助データは、辞書データであることを特徴とする。
これにより、発明7の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明73〕
さらに、発明73の表示制御方法は、発明66ないし72のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助情報を蓄積する補助情報蓄積装置を通信可能に接続し、
前記補助情報取得ステップは、前記補助情報蓄積装置から前記補助情報を取得することを特徴とする。
これにより、発明8の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明74〕
さらに、発明74の表示制御方法は、発明66ないし73のいずれか1の表示制御方法において、
前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定ステップを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報のうち前記情報レベル設定ステップで設定した情報レベル以上のものを前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明9の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明75〕
さらに、発明75の表示制御方法は、発明66ないし74のいずれか1の表示制御方法において、
さらに、音声を入力する音声入力ステップを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記音声入力ステップから音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明10の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明76〕
さらに、発明76の表示制御方法は、発明66ないし75のいずれか1の表示制御方法において、
さらに、画像を入力する画像入力ステップを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記画像入力ステップで入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明11の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明77〕
さらに、発明77の表示制御方法は、発明66ないし76のいずれか1の表示制御方法において、
前記機器表示制御ステップは、前記表示機器からの提供要求に応じて前記補助情報を前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明12の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明78〕
さらに、発明78の表示制御方法は、発明66ないし77のいずれか1の表示制御方法において、
さらに、前記表示機器で前記補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶手段に登録する表示履歴情報登録ステップを含むことを特徴とする。
これにより、発明13の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明79〕
さらに、発明79の表示制御方法は、発明78の表示制御方法において、
さらに、前記表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報を提供する表示履歴情報提供ステップを含むことを特徴とする。
これにより、発明14の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明80〕
さらに、発明80の表示制御方法は、発明66ないし79のいずれか1の表示制御方法において、
さらに、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成ステップを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記追加表示データ生成ステップで生成した追加表示データに基づいて表示制御を行うことを特徴とする。
これにより、発明15の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明81〕
さらに、発明81の表示制御方法は、発明66ないし80のいずれか1の表示制御方法において、
少なくとも2つの前記表示機器を通信可能に接続し、
前記機器表示制御ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を一方の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を他方の前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明16の表示制御システムと同等の効果が得られる。
〔発明82〕
さらに、発明82の表示制御方法は、発明81の表示制御方法において、
さらに、前記表示機器の重なり順序を検出する重複順序検出ステップを含み、
前記機器表示制御ステップは、前記重複順序検出ステップの検出結果に基づいて、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を最上段の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報をそれ以外の前記表示機器で表示することを特徴とする。
これにより、発明17の表示制御システムと同等の効果が得られる。
ネットワークシステムの機能概要を示す機能ブロック図である。 表示機器100のハードウェア構成を示すブロック図である。 内部要求受付処理を示すフローチャートである。 外部情報受付処理を示すフローチャートである。 プロジェクタ200のハードウェア構成を示すブロック図である。 コンテンツデータのデータ構造を示す図である。 辞書データ登録テーブル420のデータ構造を示す図である。 表示機器管理テーブル430のデータ構造を示す図である。 辞書サーバ管理テーブル440のデータ構造を示す図である。 表示履歴登録テーブル460のデータ構造を示す図である。 ページ操作受付処理を示すフローチャートである。 検索要求受付処理を示すフローチャートである。 説明情報を追加したページデータに基づいて表示した表示画面の遷移図である。 ネットワークシステムの機能概要を示す機能ブロック図である。 重複順序検出処理を示すフローチャートである。 グループ管理テーブル500のデータ構造を示す図である。 重複情報登録テーブル520のデータ構造を示す図である。 重複情報登録処理を示すフローチャートである。 説明情報提供処理を示すフローチャートである。 ページデータに基づいて表示した表示画面の遷移図である。 説明情報転送処理を示すフローチャートである。 辞書データ登録テーブル540のデータ構造を示す図である。 外部情報受付処理を示すフローチャートである。 ページデータに基づいて表示した表示画面の例を示す図である。 辞書データ登録テーブル540のデータ構造を示す図である。 外部情報受付処理を示すフローチャートである。 ページデータに基づいて表示した表示画面の例を示す図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図13は、本発明に係る表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を、図1に示すように、複数の表示機器100を利用してプレゼンテーションを行う場合について適用したものである。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの機能概要を図1を参照しながら説明する。
図1は、ネットワークシステムの機能概要を示す機能ブロック図である。
ネットワーク199には、図1に示すように、発表者および聴講者の利用に供するPDA(Personal Digital Assistant)等からなる複数の表示機器100と、スクリーンに投影を行うプロジェクタ200と、辞書データを蓄積する複数の辞書サーバ300とが接続されている。各表示機器100およびプロジェクタ200は、プレゼンテーションを行う会場に設置されている。
表示機器100は、プレゼンテーション資料の1ページを構成するページデータを受信するページデータ受信部10と、ページデータ受信部10で受信したページデータを記憶するページデータ記憶部11と、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部12と、ページデータ記憶部11のページデータに基づいて表示部12の表示制御を行う表示制御部13と、ページ操作を行うページ操作部14と、用語の検索要求を入力する用語検索要求入力部15とを有して構成されている。
表示制御部13は、ページ操作部14でページ操作を入力したときは、ページ操作要求をプロジェクタ200に送信する。また、用語検索要求入力部15で検索要求を入力したときは、表示部12で現在表示しているページのページデータから検索要求に係る対象用語を取得し、取得した対象用語を検索要求とともにプロジェクタ200に送信する。
プロジェクタ200は、プレゼンテーション資料であるコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶部20と、用語の解説を含む説明情報を複数登録した辞書データを記憶する辞書データ記憶部21と、投影レンズを介してスクリーンに投影画像を投影する投影部22と、説明情報を取得する説明情報取得部23とを有して構成されている。
説明情報取得部23は、検索要求とともに対象用語を受信したときは、コンテンツデータ記憶部20のコンテンツデータ、または辞書データ記憶部21の辞書データのなかから、受信した対象用語の解説を含む説明情報を取得する。また、その検索により該当の説明情報が索出できないと判定したときは、検索要求とともに対象用語を辞書サーバ300に送信し、辞書サーバ300から説明情報を取得する。
プロジェクタ200は、さらに、説明情報取得部23で取得した説明情報に基づいてページデータを生成するページデータ生成部24と、ページデータ生成部24で生成したページデータを表示機器100に送信するページデータ送信部25と、発表者の音声を入力するマイク26と、発表者の画像を入力するカメラ27とを有して構成されている。
ページデータ生成部24は、表示機器100で現在表示しているページのページデータをコンテンツデータ記憶部20のコンテンツデータのなかから取得し、取得したページデータおよび説明情報取得部23で取得した説明情報に基づいて、説明情報を追加したページデータを生成する。
ページデータ送信部25は、ページ操作要求を受信したときは、受信したページ操作要求によって変更されたページのページデータをコンテンツデータ記憶部20のコンテンツデータのなかから取得し、取得したページデータを表示機器100に送信するとともに、ページ操作要求が発表者の表示機器100からのものであるときは、取得したページデータに基づいて投影部22で投影画面を投影する。また、マイク26から音声を所定時間以上入力しないと判定したとき、またはカメラ27で入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、ページデータ生成部24で生成したページデータを表示機器100に送信する。
プロジェクタ200は、さらに、表示履歴情報記憶部28と、表示機器100で説明情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶部28に登録する表示履歴情報登録部29と、表示履歴情報記憶部28の表示履歴情報を表示機器100に提供する表示履歴情報提供部30とを有して構成されている。
辞書サーバ300は、辞書データを記憶する辞書データ記憶部40と、説明情報を取得する説明情報取得部41と、説明情報取得部41で取得した説明情報をプロジェクタ200に送信する説明情報送信部42とを有して構成されている。
説明情報取得部41は、検索要求とともに対象用語を受信したときは、辞書データ記憶部40の辞書データのなかから、受信した対象用語の解説を含む説明情報を取得する。
次に、表示機器100の構成を説明する。
図2は、表示機器100のハードウェア構成を示すブロック図である。
表示機器100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F58には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能な操作パネル60と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置62と、表示部12と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図3および図4のフローチャートに示す内部要求受付処理および外部情報受付処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
初めに、内部要求受付処理を図3を参照しながら詳細に説明する。
図3は、内部要求受付処理を示すフローチャートである。
内部要求受付処理は、表示機器100からの要求を受け付ける処理であって、CPU50において実行されると、図3に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、ページ数を増加させるページアップ操作が操作パネル60から要求されたか否かを判定し、ページアップ操作が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS101に移行する。
ステップS101では、自己の表示機器100に対して一意に割り当てられるデバイスIDをROM52等から取得し、ステップS102に移行して、取得したデバイスIDを含むページアップ要求をプロジェクタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS100で、ページアップ操作が操作パネル60から要求されないと判定したとき(No)は、ステップS104に移行して、ページ数を減少させるページダウン操作が操作パネル60から要求されたか否かを判定し、ページダウン操作が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS105に移行する。
ステップS105では、自己のデバイスIDをROM52等から取得し、ステップS106に移行して、取得したデバイスIDを含むページダウン要求をプロジェクタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS104で、ページダウン操作が操作パネル60から要求されないと判定したとき(No)は、ステップS108に移行して、プレゼンテーションの終了が操作パネル60から要求されたか否かを判定し、プレゼンテーションの終了が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS110に移行して、プレゼン終了要求をプロジェクタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS108で、プレゼンテーションの終了が操作パネル60から要求されないと判定したとき(No)は、ステップS112に移行して、用語の解説を検索すべきことが操作パネル60から要求されたか否かを判定し、用語の検索が要求されたと判定したとき(Yes)は、ステップS114に移行する。
ステップS114では、表示部12で現在表示しているページに含まれる用語のなかから検索対象とする対象用語の選択を操作パネル60から入力し、ステップS115に移行して、自己のデバイスIDをROM52等から取得し、ステップS116に移行して、取得したデバイスIDを含む検索要求をプロジェクタ200に送信し、ステップS118に移行して、選択された対象用語をプロジェクタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS112で、用語の解説を検索すべきことが操作パネル60から要求されないと判定したとき(No)は、ステップS100に移行する。
次に、外部情報受付処理を図4を参照しながら詳細に説明する。
図4は、外部情報受付処理を示すフローチャートである。
外部情報受付処理は、プロジェクタ200からの情報を受け付ける処理であって、CPU50において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS150に移行するようになっている。
ステップS150では、ページデータを受信したか否かを判定し、ページデータを受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS152に移行して、受信したページデータを記憶装置62に保存し、ステップS154に移行して、記憶装置62のページデータに基づいて表示部12にページを表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS150で、ページデータを受信しないと判定したとき(No)は、ステップS156に移行して、表示履歴情報を受信したか否かを判定し、表示履歴情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS158に移行して、受信した表示履歴情報を記憶装置62に保存し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS156で、表示履歴情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS150に移行する。
次に、プロジェクタ200の構成を説明する。
図5は、プロジェクタ200のハードウェア構成を示すブロック図である。
プロジェクタ200は、図5に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU70と、所定領域にあらかじめCPU70の制御プログラム等を格納しているROM72と、ROM72等から読み出したデータやCPU70の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM74と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F78とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス79で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F78には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能な操作パネル80と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置82と、投影部22と、マイク26と、カメラ27と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
記憶装置82は、コンテンツデータ記憶部20を構成している。
記憶装置82には、外部のノートPC等から提供されるコンテンツデータが格納される。
図6は、コンテンツデータのデータ構造を示す図である。
コンテンツデータは、図6に示すように、各ページごとに1つのレコードを有している。各レコードは、ページ数を登録したフィールド402と、ページデータを構成するフィールド404と、ページデータに含まれる用語のうち作成者によって指定された指定用語を登録したフィールド406とを含んで構成されている。
図6の例では、第1段目のレコードには、ページ数として「1」が、ページデータとして「ABCとは何か?」が、指定用語として「ABC」がそれぞれ登録されている。これは、プレゼンテーション資料の1ページ目のページデータが「ABCとは何か?」というテキストを含み、そのページに含まれる用語のうち「ABC」が作成者によって指定されていることを示している。
また、記憶装置82は、辞書データ記憶部21を構成している。
記憶装置82には、辞書データを登録した辞書データ登録テーブル420が格納されている。
図7は、辞書データ登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
辞書データ登録テーブル420には、図7に示すように、各用語ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、用語を登録したフィールド422と、情報レベルを登録したフィールド424と、用語の解説を含む説明情報を登録したフィールド426とを含んで構成されている。
図7の例では、第1段目のレコードには、用語として「ABC」が、情報レベルとして「1」が、解説として「A社が提供する〜」がそれぞれ登録されている。これは、用語「ABC」の情報レベルが「1」であり、その解説が「A社が提供する〜」であることを示している。なお、情報レベルは、数値が高いほど理解に高い知識を必要とするものとして設定される。
また、記憶装置82には、表示機器100のネットワークアドレスを登録した表示機器管理テーブル430が格納されている。
図8は、表示機器管理テーブル430のデータ構造を示す図である。
表示機器管理テーブル430には、図8に示すように、各表示機器100ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、デバイスIDを登録したフィールド432と、表示機器100のネットワークアドレスを登録したフィールド434とを含んで構成されている。
図8の例では、第1段目のレコードには、デバイスIDとして「001」が、ネットワークアドレスとして「192.168.0.1」がそれぞれ登録されている。これは、デバイスID「001」により特定される表示機器100のネットワークアドレスが「192.168.0.1」であることを示している。
また、記憶装置82には、辞書サーバ300のネットワークアドレスを登録した辞書サーバ管理テーブル440が格納されている。
図9は、辞書サーバ管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
辞書サーバ管理テーブル440には、図9に示すように、各辞書サーバ300ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、辞書サーバ300に対して一意に割り当てられるサーバIDを登録したフィールド442と、辞書サーバ300のネットワークアドレスを登録したフィールド444とを含んで構成されている。
図9の例では、第1段目のレコードには、サーバIDとして「001」が、ネットワークアドレスとして「http://192.168.1.1/dic/」がそれぞれ登録されている。これは、サーバID「001」により特定される辞書サーバ300のネットワークアドレスが「http://192.168.1.1/dic/」であることを示している。
また、記憶装置82は、表示履歴情報記憶部28を構成している。
記憶装置82には、表示機器100で説明情報を表示した表示履歴を登録する表示履歴登録テーブル460が格納されている。
図10は、表示履歴登録テーブル460のデータ構造を示す図である。
表示履歴登録テーブル460には、図10に示すように、表示機器100で検索が要求された各対象用語ごとに1つのレコードが登録される。各レコードは、デバイスIDを登録するフィールド462と、コンテンツデータのファイル名を登録するフィールド464と、ページ数を登録するフィールド466と、対象用語を登録するフィールド468と、対象用語の解説を含む説明情報を登録するフィールド470とを含んで構成されている。
図10の例では、第1段目のレコードには、デバイスIDとして「001」が、ファイル名として「プレゼンA」が、ページ数として「1」が、対象用語として「ABC」が、解説として「A社が提供する〜」がそれぞれ登録されている。これは、デバイスID「001」により特定される表示機器100によって用語「ABC」の解説が参照されたことを示している。また、その用語「ABC」は、ファイル名「プレゼンA」のコンテンツデータにおいて1ページ目に含まれていることを示している。
図5に戻り、CPU70は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM72の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図11および図12のフローチャートに示すページ操作受付処理および検索要求受付処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
初めに、ページ操作受付処理を図11を参照しながら詳細に説明する。
図11は、ページ操作受付処理を示すフローチャートである。
ページ操作受付処理は、表示機器100からのページ操作要求を受け付ける処理であって、CPU70において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、外部のノートPC等から提供されるコンテンツデータを受信し、ステップS202に移行して、受信したコンテンツデータを記憶装置82に保存し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、各表示機器100ごとに確保された表示ページ変数にすべて「1」を設定し、ステップS206に移行して、各表示機器100ごとに確保された現表示ページ変数および表示済みページ変数にすべて「0」を設定する。表示ページ変数は、表示機器100で現在表示すべきページ数を保持するものである。また、現表示ページ変数は、表示機器100で現在表示しているページ数を保持するものである。また、表示済みページ変数は、既に表示したことのあるページ数(すなわち、最終ページ数)を保持するものである。これらページ変数は、デバイスIDによって各表示機器100と対応付けられている。
次いで、ステップS208に移行して、各表示機器100ごとに、その表示機器100に対応する表示ページ変数および現表示ページ変数の値が異なるか否かを判定し、変数の値が異なると判定したとき(Yes)は、ステップS210に移行して、記憶装置82のコンテンツデータのなかから、表示ページ変数の値が示すページ数のページデータを取得し、ステップS212に移行する。
ステップS212では、表示機器管理テーブル430を参照して、取得したページデータを該当の表示機器100に送信し、ステップS214に移行して、該当の表示機器100が発表者所有のものであるときは、取得したページデータに基づいて投影部22で投影画面を投影し、ステップS215に移行して、現表示ページ変数に表示ページ変数の値を設定し、ステップS216に移行する。
ステップS216では、各表示機器100ごとに、その表示機器100に対応する表示ページ変数の値が表示済みページ変数の値よりも大きいか否かを判定し、表示済みページ変数の値よりも大きいと判定したとき(Yes)は、ステップS217に移行して、表示済みページ変数に表示ページ変数の値を設定し、ステップS218に移行する。
ステップS218では、ページアップ要求を受信したか否かを判定し、ページアップ要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS220に移行して、受信したページアップ要求からデバイスIDを取得し、取得したデバイスIDに対応する表示ページ変数の値を「1」加算し、ステップS222に移行する。
ステップS222では、ページダウン要求を受信したか否かを判定し、ページダウン要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS224に移行して、受信したページダウン要求からデバイスIDを取得し、取得したデバイスIDに対応する表示ページ変数の値を「1」減算し、ステップS226に移行する。
ステップS226では、プレゼン終了要求を受信したか否かを判定し、プレゼン終了要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS228に移行して、表示履歴登録テーブル460からすべての表示履歴情報を読み出し、ステップS230に移行して、表示機器管理テーブル430を参照して、読み出した表示履歴情報を発表者所有の表示機器100に送信し、ステップS232に移行する。
ステップS232では、コンテンツデータを記憶装置82から削除し、ステップS234に移行して、表示履歴登録テーブル460からすべてのレコードを削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS226で、プレゼン要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS208に移行する。
一方、ステップS222で、ページダウン要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS226に移行する。
一方、ステップS218で、ページアップ要求を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS222に移行する。
一方、ステップS216で、表示ページ変数の値が表示済みページ変数の値以下であると判定したとき(No)は、ステップS218に移行する。
一方、ステップS208で、表示ページ変数および現表示ページ変数の値が同一であると判定したとき(No)は、ステップS218に移行する。
次に、検索要求受付処理を図12を参照しながら詳細に説明する。
図12は、検索要求受付処理を示すフローチャートである。
検索要求受付処理は、表示機器100からの検索要求を受け付ける処理であって、CPU70において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS250に移行するようになっている。
ステップS250では、検索要求を受信したか否かを判定し、検索要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS252に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、検索要求を受信するまでステップS250で待機する。
ステップS252では、対象用語を受信し、ステップS254に移行して、受信した対象用語の解説を含む説明情報が記憶装置82のコンテンツデータに含まれているか否かを判定し、対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータに含まれていると判定したとき(Yes)は、ステップS256に移行する。
ステップS256では、受信した対象用語の解説を含む説明情報を記憶装置82のコンテンツデータのなかから取得する。このとき、表示済みページ変数の値に基づいて、コンテンツデータのうち発表者所有の表示機器100で表示済みのページのなかから説明情報を取得する。
次いで、ステップS258に移行して、受信した検索要求からデバイスIDを取得し、取得したデバイスIDに対応する表示機器100で現在表示しているページのページデータ(デバイスIDに対応する表示ページ変数の値が示すページ数のページデータをいう。以下、同じ。)を記憶装置82のコンテンツデータのなかから取得し、ステップS260に移行して、取得した説明情報およびページデータに基づいて、説明情報を追加したページデータを生成し、ステップS262に移行する。
ステップS262では、取得したデバイスID、コンテンツデータのファイル名、説明情報をコンテンツデータから取得した場合は該当のページ数、受信した対象用語、および取得した説明情報を対応付けて表示履歴登録テーブル460に登録し、ステップS264に移行する。
ステップS264では、マイク26から音声を所定時間(例えば、10秒)以上入力していないか否かを判定し、マイク26から音声を所定時間以上入力していないと判定したとき(Yes)は、ステップS266に移行して、表示機器管理テーブル430を参照して、ステップS260で生成したページデータを、取得したデバイスIDにより特定される表示機器100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS264で、マイク26から音声入力がない期間が所定時間未満であると判定したとき(No)は、ステップS268に移行して、カメラ27で入力した画像が所定時間変化しないか否かを判定し、カメラ27で入力した画像が所定時間変化しないと判定したとき(Yes)は、ステップS266に移行する。
一方、ステップS268で、カメラ27で入力した画像が変化しない期間が所定時間未満であると判定したとき(No)は、ステップS264に移行する。
一方、ステップS254で、受信した対象用語の解説を含む説明情報が記憶装置82のコンテンツデータに含まれていないと判定したとき(No)は、ステップS270に移行する。
ステップS270では、受信した対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれているか否かを判定し、対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていると判定したとき(Yes)は、ステップS272に移行して、受信した対象用語の解説を含む説明情報を辞書データ登録テーブル420から取得し、ステップS258に移行する。
一方、ステップS270で、受信した対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていないと判定したとき(No)は、ステップS274に移行して、辞書サーバ管理テーブル440を参照してすべての辞書サーバ300に検索要求を送信し、ステップS275に移行して、辞書サーバ管理テーブル440を参照してすべての辞書サーバ300に対象用語を送信し、ステップS276に移行する。
ステップS276では、説明情報を受信したか否かを判定し、説明情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS258に移行する。
一方、ステップS276で、説明情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS278に移行して、説明情報が取得できなかった旨の説明情報を生成し、ステップS258に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、発表者は、プレゼンテーションを開始したい場合は、外部のノートPC等において、プレゼンテーション資料となるコンテンツデータをプロジェクタ200に送信する。
プロジェクタ200では、コンテンツデータを受信すると、ステップS202〜S206を経て、受信したコンテンツデータが記憶装置82に保存され、すべての表示ページ変数に「1」が、すべての現表示ページ変数および表示済みページ変数に「0」がそれぞれ設定される。この初期設定より、すべての表示機器100について表示ページ変数および現表示ページ変数の値が異なるので、ステップS210,S212を経て、コンテンツデータのなかから1ページ目のページデータが取得され、取得されたページデータが各表示機器100に送信される。
表示機器100では、ページデータを受信すると、ステップS152,S154を経て、受信したページデータが記憶装置62に保存され、記憶装置62のページデータに基づいて1ページ目の表示画面が表示される。
プロジェクタ200では、ステップS214を経て、取得されたページデータに基づいて1ページ目の投影画面が投影される。
次に、発表者は、プレゼンテーションの説明に必要なページを閲覧したい場合は、自己の表示機器100において、操作パネル60によりページアップ操作またはページダウン操作を行う。
表示機器100では、ページアップ操作が行われると、ステップS101,S102を経て、自己のデバイスIDが取得され、取得されたデバイスIDを含むページアップ要求がプロジェクタ200に送信される。
プロジェクタ200では、ページアップ要求を受信すると、ステップS220を経て、受信したページアップ要求からデバイスIDが取得され、取得されたデバイスIDに対応する表示ページ変数の値が「1」加算される。その結果、その表示機器100について表示ページ変数および現表示ページ変数の値が異なるので、ステップS210,S212を経て、コンテンツデータのなかから次ページのページデータが取得され、取得されたページデータが各表示機器100に送信される。
表示機器100では、ページデータを受信すると、ステップS152,S154を経て、受信したページデータが記憶装置62に保存され、記憶装置62のページデータに基づいて次ページの表示画面が表示される。
プロジェクタ200では、ページアップ要求が発表者所有の表示機器100からのものなので、ステップS214を経て、取得されたページデータに基づいて次ページの投影画面が投影される。
なお、ページダウン操作を行う場合は、前ページのページデータが取得され、取得されたページデータに基づいて前ページの表示画面が表示される点が異なるほかは、ページアップ操作と同様に行われる。
次に、聴講者は、現在参照しているページにおいて知らない用語が存在する場合は、自己の表示機器100において、操作パネル60により用語の解説を検索すべきことを要求し、現在表示しているページに含まれる用語のなかから検索対象とする対象用語を選択する。
表示機器100では、検索が要求され、対象用語が選択されると、ステップS115〜S118を経て、自己のデバイスIDが取得され、取得されたデバイスIDを含む検索要求とともに、聴講者により選択された対象用語がプロジェクタ200に送信される。
プロジェクタ200では、検索要求とともに対象用語を受信すると、ステップS254を経て、受信した対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータに含まれているか否かが判定される。該当の説明情報がコンテンツデータに含まれている場合は、ステップS256を経て、受信した対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータのなかから取得される。
一方、該当の説明情報がコンテンツデータに含まれていない場合は、ステップS270を経て、受信した対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれているか否かが判定される。該当のレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれている場合は、ステップS272を経て、受信した対象用語の解説を含む説明情報が辞書データ登録テーブル420から取得される。
一方、該当のレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていない場合は、ステップS274,S275を経て、検索要求とともに対象用語がすべての辞書サーバ300に送信される。
辞書サーバ300では、検索要求とともに対象用語を受信すると、説明情報取得部41により、受信した対象用語の解説を含む説明情報が辞書データのなかから取得され、説明情報送信部42により、取得された説明情報がプロジェクタ200に送信される。したがって、プロジェクタ200では、いずれかの辞書サーバ300の辞書データに該当の説明情報が存在すれば、その辞書サーバ300から説明情報が取得される。
プロジェクタ200では、説明情報が取得されると、ステップS258,S260を経て、受信した検索要求からデバイスIDが取得され、取得されたデバイスIDに対応する表示機器100で現在表示しているページのページデータがコンテンツデータのなかから取得され、取得された説明情報およびページデータに基づいて、説明情報を追加したページデータが生成される。また、ステップS262を経て、取得された説明情報についての表示履歴情報が表示履歴登録テーブル460に登録される。生成されたページデータは、マイク26から音声を所定時間以上入力しないと判定されるか、カメラ27で入力した画像が所定時間変化しないと判定されると、ステップS266を経て、取得されたデバイスIDにより特定される表示機器100に送信される。
表示機器100では、ページデータを受信すると、ステップS152,S154を経て、受信したページデータが記憶装置62に保存され、記憶装置62のページデータに基づいて、説明情報を追加した表示画面が表示される。
図13は、説明情報を追加したページデータに基づいて表示した表示画面の遷移図である。
第1の表示パターンとしては、図13(b),(c)のような表示パターンが考えられる。
表示機器100では、いま、図13(a)に示すように、用語「ABC」を含むプレゼンページが表示部12の表示領域いっぱいに表示されているとする。ここで、聴講者は、用語「ABC」について検索を要求すると、まず、図13(b)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、左半分の表示領域にプレゼンページが、右半分の表示領域に説明情報がそれぞれ表示される。この状態において操作パネル60により表示の切り換えを要求すると、図13(c)に示すように、表示部12の表示領域が縦方向に2分割され、上半分の表示領域にプレゼンページが、下半分の表示領域に説明情報がそれぞれ表示される。図13(b),(c)の表示パターンは、操作パネル60により交互に切り換えることができる。
第2の表示パターンとしては、図13(d)〜(f)のような表示パターンが考えられる。
表示機器100では、いま、図13(a)に示すように、用語「ABC」を含むプレゼンページが表示部12の表示領域いっぱいに表示されているとする。ここで、聴講者は、用語「ABC」について検索を要求すると、まず、図13(d)に示すように、説明情報を含むポップアップ画面が用語「ABC」の付近に表示される。この状態において操作パネル60により表示の切り換えを要求すると、図13(e)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、左半分の表示領域にプレゼンページが、右半分の表示領域にポップアップ画面を含むプレゼンページがそれぞれ表示される。さらに、この状態において操作パネル60により表示の切り換えを要求すると、図13(f)に示すように、表示部12の表示領域が縦方向に2分割され、上半分の表示領域にプレゼンページが、下半分の表示領域にポップアップ画面を含むプレゼンページがそれぞれ表示される。図13(d)〜(f)の表示パターンは、操作パネル60により循環的に切り換えることができる。
最後に、発表者は、プレゼンテーションを終了したい場合は、自己の表示機器100において、操作パネル60によりプレゼンテーションの終了を要求する。
表示機器100では、プレゼンテーションの終了が要求されると、ステップS228,S230を経て、表示履歴登録テーブル460からすべての表示履歴情報が読み出され、読み出された表示履歴情報が発表者所有の表示機器100に送信される。そして、ステップS232,S234を経て、コンテンツデータおよび表示履歴登録テーブル460のすべてのレコードが削除される。
このようにして、本実施の形態では、プロジェクタ200は、コンテンツデータに含まれる対象用語の説明情報を取得し、取得した説明情報を追加したページデータを生成し、生成したページデータを表示機器100に送信するようになっており、表示機器100は、受信したページデータに基づいて、対象用語および説明情報を対応付けて表示するようになっている。
これにより、対象用語と対応付けられてその説明情報が表示されるので、聴講者は、必要とする情報を得ることができ、また、説明情報を参照してもページ操作の作業が発生することもない。したがって、従来に比して、プレゼンテーションの理解を促すことができる。また、コンテンツデータのうち対象用語を含むページの内容やレイアウトをさほど変更することなく説明情報を参照することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、コンテンツデータのなかから説明情報を取得するようになっている。
これにより、対象用語に対応する説明情報がコンテンツデータに含まれていれば、その説明情報を参照することができるので、発表者が意図した内容の説明情報を得ることができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、発表者所有の表示機器100で表示済みのページを記録し、その記録結果に基づいて、コンテンツデータのうち表示機器100で表示済みのページのなかから説明情報を取得するようになっている。
これにより、表示機器100で表示済みのページに限って説明情報が検索されるので、演出上効果的な内容等を発表に先行して聴講者に閲覧されるのを防止することができ、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、コンテンツデータに説明情報が含まれていないと判定したときは、辞書データ登録テーブル420から説明情報を取得するようになっている。
これにより、対象用語に対応する説明情報がコンテンツデータに含まれていなくても辞書データ登録テーブル420に存在すれば、説明情報を参照することができるので、説明情報が得られずプレゼンテーションの理解が損なわれる可能性を低減することができる。また、辞書データ登録テーブル420を作成しなくても、他のプレゼンテーション等で利用した辞書データ登録テーブル420を利用することができるので、辞書データの準備に要する時間や手間を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、辞書データ登録テーブル420に説明情報が含まれていないと判定したときは、いずれかの辞書サーバ300から説明情報を取得するようになっている。
これにより、対象用語に対応する説明情報がコンテンツデータおよび辞書データ登録テーブル420に含まれていなくても辞書サーバ300に存在すれば、説明情報を参照することができるので、説明情報が得られずプレゼンテーションの理解が損なわれる可能性を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、マイク26から音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、説明情報を追加したページデータを表示機器100に送信するようになっている。
これにより、発表者が話をしていないと思われるタイミングで説明情報が表示されるので、聴講者は、発表者の説明に集中する必要のない時間を利用して説明情報を参照することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、カメラ27で入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、説明情報を追加したページデータを表示機器100に送信するようになっている。
これにより、発表者が動作をしていないと思われるタイミングで説明情報が表示されるので、聴講者は、発表者の説明に集中する必要のない時間を利用して説明情報を参照することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、表示機器100からの検索要求に応じて説明情報を表示機器100に送信するようになっている。
これにより、聴講者が必要とするタイミングで説明情報が表示されるので、聴講者の希望に沿った情報提供を実現することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、表示機器100で説明情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を記憶装置82に登録するようになっている。
これにより、表示履歴情報を参照すれば、どのような説明情報が参照されたかを把握することができるので、発表者は、これをもとに発表内容について検討を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、記憶装置82の表示履歴情報を発表者所有の表示機器100に提供するようになっている。
これにより、発表者は、表示履歴情報の提供を受けることができるので、表示履歴情報の入手が容易となる。
上記第1の実施の形態において、プロジェクタ200は、発明18ないし21、24、25、27ないし32、35、37、42、59または61の機器管理装置に対応し、辞書サーバ300は、発明8、25、49または73の補助情報蓄積装置に対応し、辞書データ記憶部21および記憶装置82は、発明4または21の補助データ記憶手段に対応している。また、表示履歴情報記憶部28および記憶装置82は、発明13、14、30、31、54、55、78または79の表示履歴情報記憶手段に対応し、ページデータ受信部10、I/F58およびステップS150は、発明35の補助情報受信手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS150は、発明59の補助情報受信ステップに対応し、表示制御部13およびステップS154は、発明35、37または38の表示制御手段に対応し、ステップS154は、発明59、61または62の表示制御ステップに対応している。また、ステップS217は、発明3若しくは20の表示領域記録手段、または発明44若しくは68の表示領域記録ステップに対応し、説明情報取得部23、I/F78およびステップS252〜S256,S270〜S278は、発明1ないし4、8、15、18ないし21、25または32の補助情報取得手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS252〜S256,S270〜S278は、発明42ないし45、49、56、66ないし69、73または80の補助情報取得ステップに対応し、ページデータ生成部24およびステップS258,S260は、発明15または32の追加表示データ生成手段に対応している。また、ステップS258,S260は、発明56または80の追加表示データ生成ステップに対応し、ページデータ送信部25、I/F78およびステップS250,S264〜S268は、発明18、27ないし29または32の補助情報送信手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS250,S264〜S268は、発明42、51ないし53または56の補助情報送信ステップに対応し、マイク26は、発明10または27の音声入力手段に対応し、カメラ27は、発明11または28の画像入力手段に対応している。また、表示履歴情報登録部29およびステップS262は、発明13または30の表示履歴情報登録手段に対応し、ステップS262は、発明54または78の表示履歴情報登録ステップに対応し、表示履歴情報提供部30、I/F78およびステップS228,S230は、発明14または31の表示履歴情報提供手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS228,S230は、発明55または79の表示履歴情報提供ステップに対応し、ページデータ受信部10、表示制御部13、ページデータ送信部25、I/F58、I/F78およびステップS150,S154,S250,S264〜S268は、発明1、10ないし12または15の機器表示制御手段に対応している。また、ステップS150,S154,S250,S264〜S268は、発明66、75ないし77または80の機器表示制御ステップに対応し、コンテンツデータは、発明1ないし3、15、18ないし20、32、35、38、42ないし44、56、59、62、66ないし68または80の表示データに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、辞書データは、発明4、7、21、24、45、48、69または72の補助データに対応し、対象用語は、発明1、15、18、32、35、38、42、56、59、62、66または80の対象情報に対応し、説明情報は、発明1ないし4、8、10ないし13、15、18ないし21、25、27ないし30、32、35、37、38、42ないし45、49、51ないし54、56、59、61、62、66ないし69、73、75ないし78または80の補助情報に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図14ないし図20は、本発明に係る表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を、図14に示すように、複数の表示機器100を利用してプレゼンテーションを行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、発表者または聴講者が1人につき複数の表示機器100を利用してプレゼンテーションを行う点にある。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの機能概要を図14を参照しながら説明する。
図14は、ネットワークシステムの機能概要を示す機能ブロック図である。
ネットワーク199には、図14に示すように、複数の表示機器100、プロジェクタ200および辞書サーバ300が接続されている。
表示機器100は、ページデータ受信部10、ページデータ記憶部11、表示部12、表示制御部13およびページ操作部14のほか、自己のデバイスIDを記録したRFID(Radio Frequency IDentification)非接触型ICタグ16と、自己の上方に近接する表示機器100のRFID非接触型ICタグ16からデバイスIDを読み取るタグリーダ17とを有して構成されている。
表示制御部13は、タグリーダ17で読み取ったデバイスIDを含む重複情報をプロジェクタ200に送信する。
プロジェクタ200は、コンテンツデータ記憶部20、辞書データ記憶部21、投影部22および説明情報取得部23のほか、複数の表示機器100をグループ化して管理するグループ管理部31と、重複情報を記憶する重複情報記憶部32と、説明情報取得部23で取得した説明情報をページデータとして表示機器100に送信するページデータ送信部33とを有して構成されている。
ページデータ送信部33は、重複情報を受信したときは、受信した重複情報を重複情報記憶部32に登録する。また、グループ管理部31で管理されている各グループごとに、重複情報記憶部32の重複情報に基づいて、説明情報取得部23で取得した説明情報を、そのグループに属する表示機器100のうち最上段のものにページデータとして送信する。
次に、表示機器100の構成を説明する。
CPU50は、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図15のフローチャートに示す重複順序検出処理を他の処理と並列に時分割で実行するようになっている。
図15は、重複順序検出処理を示すフローチャートである。
重複順序検出処理は、表示機器100の重なり順序を検出する処理であって、CPU50において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、前回の実行時から所定時間(例えば、1秒)が経過しているか否かを判定し、所定時間が経過していると判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、所定時間が経過するまでステップS300で待機する。
ステップS302では、タグリーダ17により上方の表示機器100のデバイスIDを検出し、ステップS304に移行して、自己のデバイスIDをROM52等から取得し、ステップS306に移行する。
ステップS306では、取得したデバイスIDを含む重複検出通知をプロジェクタ200に送信し、ステップS308に移行して、検出したデバイスIDを含む重複情報をプロジェクタ200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、プロジェクタ200の構成を説明する。
記憶装置82には、表示機器100のグループ情報を管理するグループ管理テーブル500が格納されている。
図16は、グループ管理テーブル500のデータ構造を示す図である。
グループ管理テーブル500には、図16に示すように、各グループごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、グループを代表する表示機器100のデバイスIDを登録したフィールド502と、グループに属する代表以外の表示機器100のデバイスIDを登録したフィールド504と、プレゼンテーション資料のページを表示させる表示機器100(以下、メイン表示用の表示機器100という。)のデバイスIDを登録したフィールド506と、説明情報を表示させる表示機器100(以下、説明情報表示用の表示機器100という。)のデバイスIDを登録したフィールド508と、発表者または聴講者の知識レベルに応じた情報レベルを登録したフィールド510とを含んで構成されている。なお、フィールド510の情報レベルは、例えば、操作パネル80を操作することにより設定することができる。
図16の例では、第2段目のレコードには、メインのデバイスIDとして「002」が、サブのデバイスIDとして「004、005」がそれぞれ登録されている。これは、第1番目のグループが、表示機器(002)(デバイスID「002」により特定される表示機器100を示す。以下、同様に略記する。)、表示機器(004)および表示機器(005)から構成されており、表示機器(002)が代表でそれ以外のものがサブであることを示している。
さらに、第2段目のレコードには、メイン表示用のデバイスIDとして「002」が、説明情報表示用のデバイスIDとして「004」がそれぞれ登録されている。これは、表示機器(002)でプレゼンテーション資料のページを表示し、表示機器(004)で説明情報を表示することを示している。
また、記憶装置82には、重複情報を登録した重複情報登録テーブル520が格納されている。
図17は、重複情報登録テーブル520のデータ構造を示す図である。
重複情報登録テーブル520には、図17に示すように、各表示機器100ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、対象の表示機器100のデバイスIDを登録するフィールド522と、対象の表示機器100よりも上方の表示機器100のデバイスIDを登録するフィールド524とを含んで構成されている。
図17の例では、第5段目のレコードには、対象のデバイスIDとして「005」が、上方のデバイスIDとして「002、004」がそれぞれ登録されている。これは、表示機器(005)の上方に表示機器(002),(004)が位置していることを示している。図16の例によると、表示機器(002),(004),(005)は同一グループに属している。そのため、重複情報登録テーブル520のうち表示機器(002),(004)のレコードも参照すると、表示機器(002)の上方に位置するものは存在せず、表示機器(004)の上方に表示機器(002)が位置していることが分かる。したがって、表示機器(002),(004),(005)の順で上から順に重なり合っていることを判定できる。
CPU70は、ROM72の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図18のフローチャートに示す重複情報登録処理を他の処理と並列に時分割で実行するようになっている。さらに、図12のフローチャートに示す検索要求受付処理に代えて、図19のフローチャートに示す説明情報提供処理を実行するようになっている。
初めに、重複情報登録処理を図18を参照しながら詳細に説明する。
図18は、重複情報登録処理を示すフローチャートである。
重複情報登録処理は、表示機器100からの重複情報を登録する処理であって、CPU70において実行されると、図18に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400では、重複検出通知を受信したか否かを判定し、重複検出通知を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS402に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、重複検出通知を受信するまでステップS400で待機する。
ステップS402では、重複情報を受信し、ステップS404に移行して、受信した重複検出通知からデバイスIDを取得し、取得したデバイスIDおよび受信した重複情報に含まれるデバイスIDを対応付けて重複情報登録テーブル520に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、説明情報提供処理を図19を参照しながら詳細に説明する。
図19は、説明情報提供処理を示すフローチャートである。
説明情報提供処理は、表示機器100に説明情報を提供する処理であって、CPU70において実行されると、図19に示すように、まず、ステップS450に移行するようになっている。なお、以下の説明情報提供処理は、1つの表示機器100に対しての処理であり、実際には、同様の処理を他のすべての表示機器100に対して行う。具体的には、各表示機器100ごとにその表示機器100のデバイスIDを説明情報提供処理に与えて実行する。
ステップS450では、記憶装置82のコンテンツデータに基づいて、与えられたデバイスIDに対応する表示機器100で現在表示しているページ(以下、現表示ページという。)に指定用語が含まれているか否かを判定し、現表示ページに指定用語が含まれていると判定したとき(Yes)は、ステップS452に移行して、現表示ページに含まれる指定用語を対象用語として記憶装置82のコンテンツデータのなかから取得し、ステップS454に移行する。
ステップS454では、取得した対象用語の解説を含む説明情報が記憶装置82のコンテンツデータに含まれているか否かを判定し、対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータに含まれていると判定したとき(Yes)は、ステップS456に移行する。
ステップS456では、取得した対象用語の解説を含む説明情報を記憶装置82のコンテンツデータのなかから取得する。このとき、表示済みページ変数の値に基づいて、コンテンツデータのうち発表者所有の表示機器100で表示済みのページのなかから説明情報を取得する。
次いで、ステップS458に移行して、与えられたデバイスIDに対応するグループ情報をグループ管理テーブル500から読み出し、ステップS460に移行して、取得した説明情報のなかから、読み出したグループ情報に含まれる情報レベル以上のものを選択し、ステップS462に移行して、読み出したグループ情報に含まれる各デバイスIDに対応する重複情報を重複情報登録テーブル520から読み出し、ステップS464に移行する。
ステップS464では、読み出したグループ情報および重複情報に基づいて、最上段の表示機器100がメイン表示用に設定されているか否かを判定し、最上段の表示機器100がメイン表示用に設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS466に移行して、読み出したグループ情報および重複情報に基づいて最上段以外の表示機器100をメイン表示用に設定し、ステップS468に移行する。
ステップS468では、現表示ページのページデータを記憶装置82のコンテンツデータのなかから取得し、ステップS470に移行して、表示機器管理テーブル430を参照して、読み出したページデータをメイン表示用の表示機器100に送信し、ステップS472に移行する。
ステップS472では、読み出したグループ情報および重複情報に基づいて最上段の表示機器100を説明情報表示用に設定し、ステップS474に移行して、取得した説明情報に基づいてページデータを生成し、ステップS476に移行して、表示機器管理テーブル430を参照して、生成したページデータを説明情報表示用の表示機器100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS464で、最上段の表示機器100がメイン表示用に設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS472に移行する。
一方、ステップS454で、取得した対象用語の解説を含む説明情報が記憶装置82のコンテンツデータに含まれていないと判定したとき(No)は、ステップS482に移行する。
ステップS482では、取得した対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれているか否かを判定し、対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていると判定したとき(Yes)は、ステップS484に移行して、取得した対象用語の解説を含む説明情報を辞書データ登録テーブル420から取得し、ステップS458に移行する。
一方、ステップS482で、取得した対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていないと判定したとき(No)は、ステップS486に移行して、辞書サーバ管理テーブル440を参照してすべての辞書サーバ300に検索要求を送信し、ステップS487に移行して、辞書サーバ管理テーブル440を参照してすべての辞書サーバ300に対象用語を送信し、ステップS488に移行する。
ステップS488では、説明情報を受信したか否かを判定し、説明情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS458に移行する。
一方、ステップS488で、説明情報を受信しないと判定したとき(No)は、ステップS490に移行して、説明情報が取得できなかった旨の説明情報を生成し、ステップS458に移行する。
一方、ステップS450で、現表示ページに指定用語が含まれていないと判定したとき (No)は、ステップS492に移行して、記憶装置82のコンテンツデータのなかから任意の用語を対象用語として取得し、ステップS454に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、プロジェクタ200に重複情報を登録する場合を説明する。
表示機器100では、重複順序検出処理が所定周期で実行される。重複順序検出処理では、ステップS302,S304を経て、タグリーダ17により上方の表示機器100のデバイスIDが検出され、自己のデバイスIDが取得される。そして、ステップS306,S308を経て、取得されたデバイスIDを含む重複検出通知とともに、検出されたデバイスIDを含む重複情報がプロジェクタ200に送信される。
プロジェクタ200では、重複検出通知とともに重複情報を受信すると、ステップS404を経て、受信した重複検出通知からデバイスIDが取得され、取得されたデバイスIDおよび受信した重複情報に含まれるデバイスIDが対応付けられて重複情報登録テーブル520に登録される。
次に、プレゼンテーションを行う場合を説明する。
プロジェクタ200では、各表示機器100ごとに説明情報提供処理が所定周期で実行される。まず、表示機器管理テーブル430の先頭レコードからデバイスIDが読み出され、読み出されたデバイスIDが引数として説明情報提供処理に与えられる。
説明情報提供処理では、ステップS450を経て、現表示ページに指定用語が含まれているか否かが判定される。指定用語が含まれている場合は、ステップS452を経て、現表示ページに含まれる指定用語が対象用語としてコンテンツデータのなかから取得される。一方、指定用語が含まれていない場合は、ステップS492を経て、コンテンツデータのなかから任意の用語が対象用語として取得される。
プロジェクタ200では、対象用語が取得されると、ステップS454を経て、取得された対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータに含まれているか否かが判定される。該当の説明情報がコンテンツデータに含まれている場合は、ステップS456を経て、取得された対象用語の解説を含む説明情報がコンテンツデータのなかから取得される。
一方、該当の説明情報がコンテンツデータに含まれていない場合は、ステップS482を経て、取得された対象用語に対応するレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれているか否かが判定される。該当のレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれている場合は、ステップS484を経て、取得された対象用語の解説を含む説明情報が辞書データ登録テーブル420から取得される。
一方、該当のレコードが辞書データ登録テーブル420に含まれていない場合は、ステップS486,S487を経て、検索要求とともに対象用語がすべての辞書サーバ300に送信される。
辞書サーバ300では、検索要求とともに対象用語を受信すると、説明情報取得部41により、受信した対象用語の解説を含む説明情報が辞書データのなかから取得され、説明情報送信部42により、取得された説明情報がプロジェクタ200に送信される。したがって、プロジェクタ200では、いずれかの辞書サーバ300の辞書データに該当の説明情報が存在すれば、その辞書サーバ300から説明情報が取得される。
プロジェクタ200では、説明情報が取得されると、ステップS458〜S464を経て、取得された説明情報のなかから、設定された情報レベル以上のものが選択され、最上段の表示機器100がメイン表示用に設定されているか否かが判定される。最上段がメイン表示用に設定されている場合は、ステップS466〜S470を経て、最上段以外の表示機器100がメイン表示用に設定され、現表示ページのページデータがコンテンツデータのなかから取得され、読み出されたページデータがメイン表示用の表示機器100に送信される。そして、ステップS472〜S476を経て、最上段の表示機器100が説明情報表示用に設定され、取得された説明情報に基づいてページデータが生成され、生成されたページデータが説明情報表示用の表示機器100に送信される。
一方、最上段がメイン表示用に設定されていない場合は、ステップS466〜S470の処理が実行されない点が異なるほかは、同様の処理が実行される。
図20は、ページデータに基づいて表示した表示画面の遷移図である。
聴講者は、1人につき複数の表示機器100を所有し、それらを重ね合わせて利用する。図20の例では、聴講者は、3つの表示機器100を所有している。いま、最上段の表示機器100では、図20(a)に示すように、用語「ABC」を含むプレゼンページが表示されているとする。
この状態においてプロジェクタ200から説明情報が提供されると、最上段の表示機器100が説明情報のページデータを受信する。最上段の表示機器100では、ページデータを受信すると、ステップS152,S154を経て、図20(b)に示すように、受信したページデータに基づいて説明情報が表示される。また、上から2段目の表示機器100がプレゼンページのページデータを受信する。2段目の表示機器100では、ページデータを受信すると、ステップS152,S154を経て、図20(b)に示すように、受信したページデータに基づいてプレゼンページが表示される。
この状態において操作パネル60により表示の切り換えを要求すると、図20(c)に示すように、最下段の表示機器100で説明情報が表示され、最上段の表示機器100でプレゼンページが表示される。さらに、この状態において操作パネル60により表示の切り換えを要求すると、上から2段目の表示機器100で説明情報が表示され、最下段の表示機器100でプレゼンページが表示される。すなわち、切換のたびに、各表示画面が上方向に1段ずつシフトしていく。図20(b)〜(d)の表示パターンは、操作パネル60により循環的に切り換えることができる。
このようにして、本実施の形態では、プロジェクタ200は、コンテンツデータのなかから指定用語を対象用語として取得し、取得した対象用語に対応する説明情報をコンテンツデータまたは辞書データのなかから取得するようになっている。
これにより、コンテンツデータの作成時に対象用語を指定しておけば、その説明情報については比較的確実に参照することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、コンテンツデータのなかから任意の用語を対象用語として取得し、取得した対象用語に対応する説明情報をコンテンツデータまたは辞書データのなかから取得するようになっている。
これにより、コンテンツデータの作成時に対象用語を指定しなくても説明情報を参照することができるので、コンテンツデータの作成に要する時間や手間を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、取得した説明情報のなかから情報レベル以上のものを選択し、選択した説明情報に基づいてページデータを生成し、生成したページデータを表示機器100に送信するようになっている。
これにより、聴講者は、自己の知識レベルに応じた内容の説明情報を参照することができるので、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
さらに、本実施の形態では、プロジェクタ200は、取得した説明情報に基づいてページデータを生成し、同一グループに属する表示機器100のうち最上段のものにそのページデータを送信するようになっている。
これにより、対象用語および説明情報が別々の表示機器100で表示されるので、コンテンツデータのうち対象用語を含むページの内容やレイアウトを変更することなく説明情報を参照することができる。また、重なり合っている表示機器100のうち最上段のもので説明情報が表示されるので、説明情報が参照しやすくなる。
上記第2の実施の形態において、タグリーダ17およびステップS302は、発明17、34または58の重複順序検出手段に対応し、ステップS302は、発明82の重複順序検出ステップに対応し、説明情報取得部23、I/F78およびステップS450〜S456,S482〜S492は、発明1ないし6、8、9、16ないし23、25、26、33または34の補助情報取得手段に対応している。また、ステップS450〜S456,S482〜S492は、発明42ないし47、49、50、57、58、66ないし71、73、74、81または82の補助情報取得ステップに対応し、グループ管理部31およびグループ管理テーブル500は、発明33のグループ管理手段に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、ページデータ送信部33、I/F78およびステップS458〜S476は、発明18、26、33または34の補助情報送信手段に対応し、ステップS458〜S476は、発明42、50、57または58の補助情報送信ステップに対応している。また、ページデータ受信部10、表示制御部13、ページデータ送信部33、I/F58、I/F78およびステップS150,S154,S458〜S476は、発明1、9、16または17の機器表示制御手段に対応し、ステップS150,S154,S458〜S476は、発明66、74、81または82の機器表示制御ステップに対応している。
なお、上記第2の実施の形態において、プロジェクタ200は、取得した説明情報のなかから情報レベル以上のものを選択し、選択した説明情報に基づいてページデータを生成し、生成したページデータを表示機器100に送信するように構成したが、これに限らず、説明情報の選択を表示機器100で行うように構成することもできる。具体的には、プロジェクタ200は、取得した説明情報を表示機器100に送信する。表示機器100は、説明情報を受信したときは、受信した説明情報のなかから情報レベル以上のものを選択し、選択した説明情報に基づいてページデータを生成し、生成したページデータに基づいてページを表示する。
また、上記第1の実施の形態において、プロジェクタ200は、取得した説明情報を追加したページデータを生成し、生成したページデータを表示機器100に送信するように構成したが、これに限らず、説明情報を追加したページデータを表示機器100で生成するように構成することもできる。具体的には、プロジェクタ200は、取得した説明情報を表示機器100に送信する。表示機器100は、説明情報を受信したときは、表示部12で現在表示しているページのページデータを記憶装置62から読み出し、受信した説明情報および読み出したページデータに基づいて、説明情報を追加したページデータを生成し、生成したページデータに基づいてページを表示する。
また、上記第2の実施の形態において、プロジェクタ200は、複数の表示機器100をグループ化して管理し、取得した説明情報に基づいてページデータを生成し、同一グループに属する表示機器100のうち最上段のものにそのページデータを送信するように構成したが、これに限らず、説明情報およびプレゼンページをどの表示機器100で表示するかを表示機器100で管理するように構成することもできる。具体的には、次のような構成を提案することができる。
プロジェクタ200は、複数の表示機器100のうちいずれかに説明情報を送信する。
表示機器100は、CPU50により、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図21のフローチャートに示す説明情報転送処理を他の処理と並列に時分割で実行するようになっている。
図21は、説明情報転送処理を示すフローチャートである。
説明情報転送処理は、他の表示機器100に説明情報を転送する処理であって、CPU50において実行されると、図21に示すように、まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS500では、説明情報を受信したか否かを判定し、説明情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS502に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、説明情報を受信するまでステップS500で待機する。
ステップS502では、タグリーダ17により上方の表示機器100のデバイスIDを検出し、ステップS504に移行して、その検出結果に基づいて自己が最上段の表示機器100であるか否かを判定し、自己が最上段の表示機器100であると判定したとき(Yes)は、ステップS506に移行する。
ステップS506では、自己がプレゼンページを表示しているか否かを判定し、プレゼンページを表示していると判定したとき(Yes)は、ステップS508に移行して、表示中のページのページデータを記憶装置62から読み出し、ステップS510に移行して、読み出したページデータを他の表示機器100に送信し、ステップS512に移行する。
ステップS512では、受信した説明情報に基づいてページデータを生成し、ステップS514に移行して、生成したページデータに基づいてページを表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS506で、プレゼンページを表示していないと判定したとき(No)は、ステップS512に移行する。
一方、ステップS504で、自己が最上段の表示機器100でないと判定したとき(No)は、ステップS516に移行して、受信した説明情報を最上段の表示機器100に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
この場合において、I/F58およびステップS500は、発明40または41の補助情報受信手段に対応し、ステップS500は、発明64または65の補助情報受信ステップに対応し、タグリーダ17およびステップS502は、発明41の重複順序検出手段に対応している。また、ステップS502は、発明65の重複順序検出ステップに対応し、ステップS504〜S516は、発明40若しくは41の表示制御手段、または発明64若しくは65の表示制御ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、プロジェクタ200は、取得した説明情報のなかから情報レベル以上のものを選択するように構成したが、これに限らず、聴講者独自の辞書データを設け、辞書データを参照して説明情報を選択するように構成することもできる。具体的には、次のような構成を提案することができる。
プロジェクタ200は、説明情報を表示機器100に送信する。
表示機器100は、辞書データ登録テーブル540を記憶装置62に格納している。
図22は、辞書データ登録テーブル540のデータ構造を示す図である。
辞書データ登録テーブル540には、図22に示すように、各用語ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、用語を登録したフィールド542と、用語の解説を含む説明情報を登録したフィールド544とを含んで構成されている。図22の例では、用語として「ABC」が登録されている。
CPU50は、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、図4のフローチャートに示す外部情報受付処理に代えて、図23のフローチャートに示す外部情報受付処理を実行するようになっている。
図23は、外部情報受付処理を示すフローチャートである。
外部情報受付処理は、CPU50において実行されると、図23に示すように、まず、ステップS600に移行するようになっている。
ステップS600では、説明情報を受信したか否かを判定し、説明情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS602に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、説明情報を受信するまでステップS600で待機する。
ステップS602では、受信した説明情報のなかから、辞書データ登録テーブル540に登録されている用語に対応する説明情報を除外し、ステップS604に移行して、登録用語を除外した説明情報に基づいてページデータを生成し、ステップS606に移行して、生成したページデータに基づいてページを表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図24は、ページデータに基づいて表示した表示画面の例を示す図である。
例えば、辞書データ登録テーブル540に用語「ABC」が登録されていない場合、表示機器100では、用語「ABC」の解説を含む説明情報を受信すると、図24(a)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、用語「ABC」を含むプレゼンページが左半分の表示領域に、用語「ABC」の解説を含む説明情報が右半分の表示領域にそれぞれ表示される。
これに対し、辞書データ登録テーブル540に用語「ABC」が登録されている場合、表示機器100では、用語「ABC」の解説を含む説明情報を受信すると、図24(b)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、用語「ABC」を含むプレゼンページが左半分の表示領域に表示されるが、右半分の表示領域には説明情報が表示されない。
これにより、聴講者は、自分が熟知している用語を辞書データ登録テーブル540に登録しておけば、その用語については説明情報の表示が省略されるので、聴講者の知識レベルに応じた情報提供を実現することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
また、上記第2の実施の形態において、プロジェクタ200は、取得した説明情報のなかから情報レベル以上のものを選択するように構成したが、これに限らず、聴講者独自の辞書データを設け、辞書データを参照して説明情報を選択するように構成することもできる。具体的には、次のような構成を提案することができる。
プロジェクタ200は、説明情報を表示機器100に送信する。
表示機器100は、辞書データ登録テーブル540を記憶装置62に格納している。
図25は、辞書データ登録テーブル540のデータ構造を示す図である。
辞書データ登録テーブル540には、図25に示すように、各用語ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、用語を登録したフィールド542と、用語の解説を含む説明情報を登録したフィールド544とを含んで構成されている。図25の例では、用語として「DEF」が登録されている。
CPU50は、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、図4のフローチャートに示す外部情報受付処理に代えて、図26のフローチャートに示す外部情報受付処理を実行するようになっている。
図26は、外部情報受付処理を示すフローチャートである。
外部情報受付処理は、CPU50において実行されると、図26に示すように、まず、ステップS700に移行するようになっている。
ステップS700では、説明情報を受信したか否かを判定し、説明情報を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS702に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、説明情報を受信するまでステップS700で待機する。
ステップS702では、受信した説明情報において、辞書データ登録テーブル540に登録されている用語に対応する説明情報をマークし、ステップS704に移行して、受信した説明情報に基づいて、マーク箇所を強調処理(例えば、ハイライト処理)したページデータを生成し、ステップS706に移行して、生成したページデータに基づいてページを表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図27は、ページデータに基づいて表示した表示画面の例を示す図である。
例えば、辞書データ登録テーブル540に用語「DEF」が登録されていない場合、表示機器100では、用語「DEF」の解説を含む説明情報を受信すると、図27(a)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、用語「DEF」を含むプレゼンページが左半分の表示領域に、用語「DEF」の解説を含む説明情報が右半分の表示領域にそれぞれ表示される。このとき、説明情報は通常の形態で表示される。
これに対し、辞書データ登録テーブル540に用語「DEF」が登録されている場合、表示機器100では、用語「DEF」の解説を含む説明情報を受信すると、図27(b)に示すように、表示部12の表示領域が横方向に2分割され、用語「DEF」の解説を含む説明情報が右半分の表示領域に表示されるが、説明情報がハイライト表示される。
これにより、聴講者は、自分が興味ある用語を辞書データ登録テーブル540に登録しておけば、その用語については説明情報が強調表示されるので、聴講者の興味に沿った情報提供を実現することができる。したがって、プレゼンテーションの理解をさらに促すことができる。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、プロジェクタ200を設けて構成したが、これに限らず、プロジェクタ200を設けず、その代わりに、プロジェクタ200の機能を表示機器100に設けて構成することもできる。この場合、上記第1の実施の形態にあっては、コンテンツデータ記憶部20、辞書データ記憶部21、説明情報取得部23、ページデータ生成部24、ページデータ送信部25、マイク26、カメラ27、表示履歴情報記憶部28、表示履歴情報登録部29および表示履歴情報提供部30を表示機器100に設ければよい。また、上記第2の実施の形態にあっては、コンテンツデータ記憶部20、辞書データ記憶部21、説明情報取得部23、グループ管理部31、重複情報記憶部32およびページデータ送信部33を表示機器100に設ければよい。もちろん、これらを複数の表示機器100に分散して設けてもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図3、図4、図11、図12、図15、図18および図19のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52,72にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM54,74に読み込んで実行するようにしてもよい。このことは、図21、図23および図26のフローチャートに示す処理についても同様である。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る表示制御システム、機器管理装置、表示機器、機器管理プログラムおよび表示制御プログラム、並びに表示制御方法を、複数の表示機器100を利用してプレゼンテーションを行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
100…表示機器, 200…プロジェクタ, 300…辞書サーバ, 10…ページデータ受信部, 11…ページデータ記憶部, 12…表示部, 13…表示制御部, 14…ページ操作部, 15…用語検索要求入力部, 16…RFID非接触型ICタグ, 17…タグリーダ, 20…コンテンツデータ記憶部, 21,40…辞書データ記憶部, 22…投影部, 23,41…説明情報取得部, 24…ページデータ生成部, 25,33…ページデータ送信部, 26…マイク, 27…カメラ, 28…表示履歴情報記憶部, 29…表示履歴情報登録部, 30…表示履歴情報提供部, 31…グループ管理部, 32…重複情報記憶部, 42…説明情報送信部, 50,70…CPU, 52,72…ROM, 54,74…RAM, 58,78…I/F, 59,79…バス, 60,80…操作パネル, 62,82…記憶装置, 420,540…辞書データ登録テーブル, 430…表示機器管理テーブル, 440…辞書サーバ管理テーブル, 460…表示履歴登録テーブル, 500…グループ管理テーブル, 520…重複情報登録テーブル, 199…ネットワーク。

Claims (22)

  1. 表示機器の表示を制御する表示制御システムであって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記表示データに基づいて前記表示機器の表示制御を行う機器表示制御手段とを備え、
    前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  3. 請求項2において、
    さらに、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域を記録する表示領域記録手段を備え、
    前記補助情報取得手段は、前記表示領域記録手段の記録結果に基づいて、前記表示データのうち前記表示機器で表示済みの表示領域のなかから、前記補助情報を含む表示領域のデータを前記補助情報として取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    さらに、前記補助情報を含む補助データを記憶する補助データ記憶手段を備え、
    前記補助情報取得手段は、前記補助データ記憶手段の補助データのなかから前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかで指定されている情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、
    前記補助情報取得手段は、前記表示データのなかから任意の情報を前記対象情報として取得し、取得した対象情報に対応する補助情報を取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項において、
    前記補助データは、辞書データであることを特徴とする表示制御システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、
    前記補助情報を蓄積する補助情報蓄積装置を通信可能に接続し、
    前記補助情報取得手段は、前記補助情報蓄積装置から前記補助情報を取得するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、
    前記補助情報は、所定の情報レベルが設定されており、
    さらに、前記情報レベルを設定する情報レベル設定手段を備え、
    前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報のうち前記情報レベル設定手段で設定した情報レベル以上のものを前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項において、
    さらに、音声を入力する音声入力手段を備え、
    前記機器表示制御手段は、前記音声入力手段から音声を所定時間以上入力しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項において、
    さらに、画像を入力する画像入力手段を備え、
    前記機器表示制御手段は、前記画像入力手段で入力した画像が所定時間変化しないと判定したときは、前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項において、
    前記機器表示制御手段は、前記表示機器からの提供要求に応じて前記補助情報を前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項において、
    さらに、前記表示機器で前記補助情報を表示した表示履歴を示す表示履歴情報を表示履歴情報記憶手段に登録する表示履歴情報登録手段を備えることを特徴とする表示制御システム。
  14. 請求項13において、
    さらに、前記表示履歴情報記憶手段の表示履歴情報を提供する表示履歴情報提供手段を備えることを特徴とする表示制御システム。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項において、
    さらに、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を、前記表示データのうち該当の対象情報を含む表示領域のデータに追加した追加表示データを生成する追加表示データ生成手段を備え、
    前記機器表示制御手段は、前記追加表示データ生成手段で生成した追加表示データに基づいて表示制御を行うようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  16. 請求項1ないし15のいずれか1項において、
    少なくとも2つの前記表示機器を通信可能に接続し、
    前記機器表示制御手段は、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を一方の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報を他方の前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  17. 請求項16において、
    さらに、前記表示機器の重なり順序を検出する重複順序検出手段を備え、
    前記機器表示制御手段は、前記重複順序検出手段の検出結果に基づいて、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を最上段の前記表示機器で表示するとともに、前記表示データに含まれる該当の対象情報をそれ以外の前記表示機器で表示するようになっていることを特徴とする表示制御システム。
  18. 表示機器と通信可能に接続し、前記表示機器を管理する機器管理装置であって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得手段と、前記補助情報取得手段で取得した補助情報を前記表示機器に送信する補助情報送信手段とを備えることを特徴とする機器管理装置。
  19. 機器管理装置と通信可能に接続し、前記機器管理装置と連携して表示を制御する表示機器であって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を受信する補助情報受信手段と、前記表示データに基づいて表示制御を行う表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記補助情報受信手段で受信した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて表示するようになっていることを特徴とする表示機器。
  20. 表示機器と通信可能に接続し、前記表示機器を管理する機器管理装置として動作するコンピュータに実行させるための機器管理プログラムであって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得ステップと、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を前記表示機器に送信する補助情報送信ステップとからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする機器管理プログラム。
  21. 機器管理装置と通信可能に接続し、前記機器管理装置と連携して表示を制御する表示機器として動作するコンピュータに実行させるための表示制御プログラムであって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を受信する補助情報受信ステップと、前記表示データに基づいて表示制御を行う表示制御ステップとからなる処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムを含み、
    前記表示制御ステップは、前記補助情報受信ステップで受信した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて表示することを特徴とする表示制御プログラム。
  22. 表示機器の表示を制御する表示制御方法であって、
    表示データに含まれる対象情報の補助となる補助情報を取得する補助情報取得ステップと、前記表示データに基づいて前記表示機器の表示制御を行う機器表示制御ステップとを含み、
    前記機器表示制御ステップは、前記補助情報取得ステップで取得した補助情報を、前記表示データに含まれる該当の対象情報と対応付けて前記表示機器で表示することを特徴とする表示制御方法。
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