JP2010073108A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像処理装置でそれぞれ顔の特徴情報を登録していたとしても、画像処理装置によらず重複しない特徴情報IDを生成することのできるが画像処理装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮影し、画像を得る撮像素子102と、画像から顔画像を認識する顔画像認識部105と、認識した顔画像から特徴を抽出する特徴抽出部106と、抽出した顔画像の特徴情報を記憶する特徴情報記憶部109とを備える。また、特徴情報に対応して特徴情報記憶部109に記憶される特徴情報IDを生成するID生成部108を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、顔認証機能を有する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来から、個人認証(顔認証)の分野で、バイオメトリクス情報を用いた個人認証システムというものがある(例えば、特許文献1)。特許文献1の例では、認証用のバイオメトリクス情報は、サーバ等で一元管理して、認証時にサーバからデータを取得して利用する方法がとられている。
認証時に使用する個人認証用のデータ取得技術に関しては、例えば、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
一方で、撮像装置としてのデジタルカメラにおいて、顔認識機能により認識された人物の情報をタグとして画像ファイルに付加する技術が提案されている(例えば、特許文献3)。特許文献3の例では、認識された人物に対応したカメラ内に登録されている名前をその画像のメタデータに追加するというものである。
上記特許文献1の例では、認証用データは一元管理されているが、持ち運びのできるデジタルカメラの場合では、それぞれの撮像装置内に認証用のデータを記憶していることが多い(例えば、特許文献4)。そのため、データの重複に関する問題が発生する。
特開2003−178031号公報 特開2007−249588号公報 特開2004−062868号公報 特開2006−165822号公報
上記特許文献3の例では、顔認識した人物の名前を画像ファイルに付加する場合、以下の課題があった。
即ち、複数の撮像装置で撮影した複数枚の画像に同じ名前が付加されていたとしても、名前は撮像装置それぞれで定義されたものであり、複数枚の画像に写っている人物が同一人物である保証ができないという問題が発生する。
例えば、図14のように、(a)と(b)の2つの撮像装置A、Bで撮影された画像において、名前がABCに対応する人物はまったく別の人である。そのため、複数の撮像装置で記憶した画像ファイルを付加された名前で分類してしまうと、異なった人同士が同じグループに分類されてしまうという問題である。
上記のような問題に対して、顔認識情報を付加した画像を複数の装置で登録した顔認識情報(顔の特徴情報)の管理を容易に行うことのできる画像処理装置が求められている。
本発明の目的は、複数の画像処理装置でそれぞれ顔の特徴情報を登録していたとしても、画像処理装置によらず重複しない特徴情報IDを生成することのできる画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、画像から顔画像を認識する顔画像認識手段と、前記認識した顔画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記抽出した顔画像の特徴情報を記憶する特徴情報記憶手段と、前記特徴情報に対応して前記特徴情報記憶手段に記憶される特徴情報IDを生成するID生成手段を備え、前記特徴情報IDには、前記画像処理装置の固有番号を示す情報が含まれることを特徴とする。
また、請求項10に記載の画像処理方法は、画像から顔画像を認識する顔画像認識工程と、前記認識した顔画像の特徴を抽出する特徴抽出工程と、前記抽出した顔画像の特徴情報を記憶する特徴情報記憶工程と、前記特徴情報に対応して前記特徴情報記憶手段に記憶される特徴情報IDを生成するID生成工程を備え、前記特徴情報IDには、前記画像処理装置の固有番号を示す情報が含まれることを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、複数の画像処理装置でそれぞれ顔の特徴情報を登録していたとしても、画像処理装置によらず重複しない特徴情報IDを生成することができる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック構成図である。本実施の形態では、画像処理装置の一例として、撮像装置を例にあげて説明を行う。
図1において、本撮像装置は、撮影レンズ101、撮像素子102、A/D変換器103、メモリ104、顔画像認識部105、特徴抽出部106、特徴比較部107、ID生成部108、特徴情報記憶部109、撮影画像記憶部110を備える。また、本撮像装置は、情報表示部111、通信部112、マイクロコンピュータ113を備える。
以下、各部の機能、動作を説明する。
撮影レンズ101より入射した映像(画像)は、撮像素子102で受光され、A/D変換器103でデジタル信号に変換され、メモリ104に格納される。
顔画像認識部105は、メモリ104に格納された画像から顔画像の領域を認識する部分であり、撮影された画像(撮影画像)中に顔画像が含まれているか否かを判別し、顔画像が含まれていればその位置を特定する部分である。
顔画像の領域の認識には、公知の技術を利用できる。公知の顔画像の認識技術としては、ニューラルネットワーク等を利用した学習に基づく手法、テンプレートマッチングを用いて目、鼻、口等の形状に特徴のある部位を画像から探し出し、類似度が高ければ顔とみなす手法等がある。
また、他にも、ウェーブレット変換を用いる手法や、肌の色や目の形状といった特徴情報を検出し、統計的解析を用いた手法等、多数提案されている。一般的にはこれらの手法を複数組み合わせ、顔検出の精度を向上させている。
撮影された画像中に顔画像が含まれていた場合、特徴抽出部106により顔画像から顔の特徴(特徴情報)を抽出する。
特徴抽出部106で抽出した特徴(特徴情報)は、特徴比較部107により、特徴情報記憶部109に既に記憶されている顔の特徴情報と比較され、同一の顔に対する特徴情報であるか否か判定される。
ID生成部108は、顔認識用の特徴情報を特徴情報記憶部109に記憶する際に管理番号である特徴情報IDを生成する装置であり、ID生成部108で生成した特徴情報IDと特徴情報を特徴情報記憶部109に記憶する。
撮影画像記憶部110は、撮影画像を記憶する装置である。情報表示部111は、撮影を行った際の撮影画像や特徴情報記憶部109に記憶されている特徴情報を表示する装置である。
通信部112は、特徴情報記憶部109や撮影画像記憶部110に記憶されている情報を、他の撮像装置に通信する装置である。マイクロコンピュータ113は、上記の動作を制御する装置である。
図2は、図1の撮像装置によって実行される撮影処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、図1におけるマイクロコンピュータ113の制御の下に実行される。
図2において、まず、ステップS201で、マイクロコンピュータ113は、撮像素子102に画像を取得させる。
ステップS201は、被写体の画像を取得する取得手段として機能する。
ステップS202で、マイクロコンピュータ113は、撮像素子102で取得した画像をメモリ104に記憶させる。
ステップS203で、マイクロコンピュータ113は、メモリ104に格納されている画像から、顔画像認識部105に顔画像を認識させる。
ステップS204で、マイクロコンピュータ113は、顔画像認識部105の認識結果から顔画像が含まれているか否かの判定を行う。
顔画像が含まれていれば、ステップS205で、マイクロコンピュータ113は、特徴抽出部106に顔の特徴(特徴情報)を抽出させる。
次のステップS206では、マイクロコンピュータ113は、特徴比較部107で抽出した特徴と、特徴情報記憶部109に予め記憶されている特徴情報とが、同一の顔に対する特徴情報であるか否かの判定を行う。
一致していない場合は、ステップ210に進み、後述する特徴情報IDを新規に生成する。そしてステップS208に進み、マイクロコンピュータ113は、撮影画像記憶部110に撮影画像を記憶させる。
一致していた場合は、ステップS207で、マイクロコンピュータ113は、特徴記憶部109に記憶されている特徴に対応する特徴情報IDを取得する。
そして、ステップS208に進み、マイクロコンピュータ113は、特徴情報IDをメタ情報として撮影画像に付与して撮影画像記憶部110に記憶させる。
この際に、被写体が複数人写っていた場合に、顔画像と特徴情報IDとの対応関係を特定できるように、位置情報も同時に記憶しておくようにする。
図3は、図1の撮像装置において、顔認識した画像を保存する場合を説明するための図である。
例えば、図3において、顔認識イメージ301のように撮影画像を顔認識した場合、画像記憶イメージ302のように、特徴情報IDと認識した顔の画像中における位置情報を付与するようにする。こうすることによって、後で特徴情報IDを読み出した際に、どの特徴情報IDがどの顔に対応しているのかすぐに判別することができる。
撮影した顔画像の特徴が、既に特徴情報記憶部109に記憶されている特徴と一致しなかった場合は、撮影画像に特徴情報IDは記憶されないが、位置情報だけ付与して撮影画像記憶部110に記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS209で、マイクロコンピュータ113は、撮影した画像を情報表示部111に表示させる。この際に顔画像の認識情報の表示を行ってもよい。そして、本処理を終了する。
上記ように、撮像装置によらず、重複しない特徴情報IDを生成し、メタ情報を画像に記憶することで、複数の撮像装置で記憶した画像ファイル管理の問題を解決することができる。
次に、特徴情報IDの生成方法について、図を用いて説明を行う。
図4は、図1におけるID生成部によって生成される特徴情報IDを示す図である。
特徴情報ID402は、機種によって定義された撮像装置名、同じ機種であっても複数の撮像装置があった場合にそれぞれの撮像装置を特定することのできる固有番号(シリアル番号)、撮像装置内で重複しない番号により、撮像装置によらない唯一のものである。
図4は、撮像装置401の名前Aと、シリアル番号123と個々の撮像装置内で独立して管理している番号により、特徴情報ID402を生成した例である。
図4は、撮像装置名とシリアル番号と撮像装置内で重複しない番号をそれぞれ“_”でつないでIDを生成した例であるが、この例に限るものではなく、“_”がなくてもよいし、“_”の代わりに“+”等の記号を使用してもよい。
また、名前とシリアル番号を付与する個所は、図4の例に限ったものではなく、例えば(撮像装置内番号)_123_A等、撮像装置によらず重複しない名前であれば自由に決定してよい。また、ID生成の際に付加する識別子は、機種名やシリアル番号に限ったものではなく、重複しない名前であれば特徴情報を表す記号等を自由に付加してもよい。
上記のようにして、撮像装置によらず重複しない特徴情報IDを生成することができる。
ここで、特徴情報IDには、撮像装置の固有番号を示す情報が付与される。また、特徴情報IDには、撮像装置の個別の型名を示す情報が付与される。
また、特徴情報IDは、複数の撮像装置で共有される。さらに、特徴情報IDは、個人名の情報と関連付けられる。
顔認識用の特徴情報を取得する手法に関しては、例えば、特許文献2に記載の手法を利用する。顔の特徴情報の登録は、図5の情報テーブル501ように使用者に分かりやすいように、エイリアスとして使用者が自由に決定できる名前と、登録する際に使用した顔画像も登録できるようにしてもよい。
次に、2台の撮像装置で特徴情報の通信を行う例について、図を用いて説明を行う。
図6は、2台の撮像装置に特徴情報が登録されている例を示す図である。尚、通信相手となる外部装置は撮像装置でなくとも構わない。特徴情報を有してさえいれば、パーソナルコンピュータや外部ストレージ等であってもよい。
(a)に示す、名前がAである撮像装置601は、シリアル番号が123であり、撮像装置601で登録した4人分の顔の特徴情報(情報テーブル)602が登録されている。図4の例に従い、特徴情報IDは“A_123_(撮像装置内番号)”としている。
(b)に示す、名前がBである撮像装置603は、シリアル番号が456であり、撮像装置Bで登録した5人分の顔の特徴情報(情報テーブル)604が登録されている。撮像装置601と同様にして特徴情報IDは“B_456_(撮像装置内番号)”となっている。
撮像装置601及び撮像装置603内にある特徴情報IDは重複するものではないので2台の撮像装置に登録されている特徴情報を共有して使用したい場合は、特徴情報IDの重複を気にすることなく特徴情報をそのままコピーすればよい。
図7は、2台の撮像装置をケーブルで接続して、図1における通信部により情報の通信を行う状態を示す図である。
図7は、2台の撮像装置701、702をケーブル703で接続した例であるが、この例に限ったものではなく、例えば、赤外線通信等で通信するようにしてもよい。
図8は、図6における撮像装置601が撮像装置603から特徴情報を受信した後の撮像装置601の情報テーブルの例を示す図である。
情報テーブル801は、撮像装置601が特徴情報を受信した後の特徴情報テーブルを示している。
上記の例では、接続先の撮像装置から特徴情報を全て受信した例を示しているが、この例に限ったものではなく、欲しい顔の特徴情報だけを使用者が選択して取り込むようにしてもよい。
上記のようにして、2台の撮像装置601及び603の間で、互いの撮像装置から得た顔の特徴情報を共有することができる。
図9は、登録されている顔の特徴情報の一部を削除する場合の例を示す図である。
通常、顔の特徴情報を記憶しておくメモリ容量には制限があり、登録した顔の特徴情報を削除できるようにしたほうがよい場合が多い。
既に記憶されていた情報を削除し、その後、他の特徴情報を登録する場合、撮影された画像のメタ情報に付与されている特徴情報IDに不整合がおきないようにするためには、削除した特徴情報に対応する特徴情報IDは再度利用されないようにしなければならない。
図9の情報テーブル901は、特徴情報IDがA_123_2に対応する特徴情報を削除した例であるが、情報削除後も特徴情報IDは残しておき、使用済みである印として削除フラグをオンにしている。
また、上記のようにして削除した特徴情報を再度利用したい場合が起こりうる。例えば、特徴情報を削除した後に、削除した特徴情報IDが付加されている画像を情報表示部111で表示させた場合である。
このような場合に対応できるように、使用者が削除動作を行った際に、メモリ容量に余裕があれば、削除フラグのみオンしておき、特徴情報を残しておくようにしてもよい。このようにすることにより、使用者が再度利用したくなった場合は、削除フラグをオフにして、再利用することができる。
この際に、新たに特徴情報を登録しようとしてメモリ容量が不足していた場合は、削除フラグがオンである特徴情報を削除し、空いたメモリ領域に新たな特徴情報を保存すればよい。
削除フラグがオンで特徴情報も削除されていた場合は、以前登録していたときと同じ条件で特徴情報を再度入力する旨のサポート情報を、情報表示部111に表示するようにしてもよい。
上記のようにして、特徴情報IDを再利用することなく、特徴情報の一部を削除することができる。
次に、複数台の撮像装置で顔の特徴情報を共有する例について図10及び図11を用いて説明する。
図10は、3台の撮像装置に登録されている顔の特徴情報をマージするときの説明図である。
(a)に示す撮像装置1001は名前がCでシリアルNo.が789である。
図6における撮像装置601と撮像装置1001は、5人分の顔の特徴情報が記憶されている撮像装置603から顔の特徴情報を取得している場合、撮像装置601と撮像装置603と撮像装置1001は、以下の情報テーブルを有する。即ち、それぞれ(b)、(c)、(d)の情報テーブル1002、1003、1004を有する。
撮像装置601は、撮像装置603よりコピーした顔の特徴情報のうちIDがB_456_2であるものを削除しており、情報テーブル1002のように、ID=B_456_2の削除フラグがオンとなっている。
一方、撮像装置1001は、特徴情報IDがB_456_2である特徴情報を有している。
上記のような場合、撮像装置601が撮像装置1001からデータを取得したときの撮像装置601の情報テーブルは、図11の情報テーブル1101のようになる。
IDがB_456_2である情報について、撮像装置601と撮像装置1001で状態が異なるが、このような場合は、IDがB_456_2である特徴情報をコピーするかあるいは削除するかは使用者が選択できるようにするとよい。
特徴情報は個人情報であるから、他の撮像装置から取得した特徴情報を別の撮像装置に送信できないようにしてもよい。
上記のようにして、複数台の撮像装置に登録されている顔の特徴情報を共有することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を示す。ここで、本発明の第2の実施の形態の基本構成は、本発明の第1の実施の形態と共通であるため説明を省くが、顔の特徴情報の共有手法が異なる。
図12は、撮像装置1201で撮影した画像を撮像装置1202に転送する場合の説明図である。
(a)に示す撮像装置1201で撮影した画像には、(b)の情報テーブル1203に顔の特徴がID=A_123_2として登録されている人物が写っている。一方、撮像装置1202にID=A_123_2が登録されていない。
上記の場合、画像を撮像装置1201から撮像装置1202に転送し、撮像装置1202上で受信した画像を表示するときに、ID=A_123_2に対応する情報を表示できるようにしたほうが好ましいことが多い。
この問題を解決するために、撮像装置1201が画像を転送する際に、転送する画像中で認識された特徴情報IDに対応する特徴情報を送信するようにする。
また、撮像装置1202は、撮像装置1201から受信した特徴情報IDと特徴情報とを、撮像装置1202の(c)の情報テーブル1204に追加して記憶する。
このとき、撮像装置1202に追加したIDと特徴情報は、撮像装置1201から受信した画像を削除した際にも残しておくようにしておくことで、特徴情報を再利用可能なものとしている。
上記の第2の実施の形態では、転送した画像とともに特徴情報も記憶しているが、撮像装置1201で撮影された被写体に対応するIDが撮像装置1202に登録されていた場合は記憶しないようにしてもよい。
つまり、画像とともに転送された特徴情報が、撮像装置1202の(c)の情報テーブル1204に存在しない人物の特徴情報である場合にのみ、この情報テーブル1204に追加して記憶するようにしてもよい。
また、顔の特徴情報は個人情報の一種であり、他の撮像装置に特徴情報をコピーしたくない場合も考えられるため、他の撮像装置に特徴情報を転送できないように使用者が設定できるようにすると、なおよい。
図13は、特徴情報ごとに、転送してもよいか否かを設定できるようにした例を示す説明図である。
情報テーブル1301のように、転送禁止設定フラグが設定でき、使用者が自由にオンまたはオフを設定できる。
一方の撮像装置から他方の撮像装置へ画像を転送しようとしたとき、画像中に認識された人物に対応する特徴情報を送信する前に転送禁止フラグを確認し、転送禁止フラグがオンとなっている特徴情報を転送しないようにする。
転送禁止フラグがオンとなって特徴情報が転送されなかったときは、情報表示部111に転送しなかった旨の表示を行い、使用者に通知するようにしたほうがよい。以上のようにすることで、画像を転送した際、意図しない特徴情報まで転送されることを防止することができる。
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、特徴情報記憶部109に記憶されている顔の特徴情報を使用者が意識することなく、容易に特徴情報を共有することが可能となる。
(他の実施の形態)
上述した各実施の形態は、撮像装置以外にも応用することが可能である。顔の特徴情報を抽出できる機能を備えた画像処理装置であれば、プリンタやパーソナルコンピュータ等であってもよい。
顔の特徴情報を抽出し、特徴情報IDを生成する際に、これらの処理を実行した画像処理装置の固有番号を示す情報等を特徴情報IDに含ませればよい。
また、上述の実施の形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
尚、上述の実施の形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の実施の形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体または有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリ等がある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の実施の形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施の形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック構成図である。 図1の撮像装置によって実行される撮影処理の手順を示すフローチャートである。 図1の撮像装置において、顔認識した画像を保存する場合の説明図である。 図1におけるID生成部によって生成される特徴情報IDを示す図である。 図1の撮像装置における特徴情報の登録項目の説明図である。 2台の撮像装置に特徴情報が登録されている例を示す図である。 2台の撮像装置をケーブルで接続して、図1における通信部により情報の通信を行う状態を示す図である。 図6における撮像装置601が撮像装置603から特徴情報を受信した後の撮像装置601の情報テーブルの例を示す図である。 図1の撮像装置において、登録されている顔の特徴情報の一部を削除する場合の例を示す図である。 3台の撮像装置に登録されている顔の特徴情報をマージするときの説明図である(1)。 3台の撮像装置に登録されている顔の特徴情報をマージするときの説明図である(2)。 撮像装置1201で撮影した画像を撮像装置1202に転送する場合の説明図である。 特徴情報ごとに、転送してもよいか否かを設定できるようにした例を示す説明図である。 従来の撮像装置の不具合を示す図である。
符号の説明
101 撮影レンズ
102 撮像素子
103 A/D変換器
104 メモリ
105 顔画像認識部
106 特徴抽出部
107 特徴比較部
108 ID生成部
109 特徴情報記憶部
110 撮影画像記憶部
111 情報表示部
112 通信部
113 マイクロコンピュータ

Claims (10)

  1. 画像から顔画像を認識する顔画像認識手段と、
    前記認識した顔画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記抽出した顔画像の特徴情報を記憶する特徴情報記憶手段と、
    前記特徴情報に対応して前記特徴情報記憶手段に記憶される特徴情報IDを生成するID生成手段を備え、
    前記特徴情報IDには、前記画像処理装置の固有番号を示す情報が含まれることを特徴とする画像処理装置。
  2. 新たに取得した画像における顔画像から前記特徴抽出手段により抽出された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段に既に記憶されている特徴情報とが、同一の顔に対する特徴情報であるか判定する判定手段と、
    前記判定手段により同一の顔に対する特徴情報であると判定された場合に、前記特徴情報記憶手段に既に記憶されている特徴情報に対応する特徴情報IDをメタ情報として、前記新たに取得した画像に付与して記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記新たに取得した画像における顔画像の位置情報を、前記新たに取得した画像に付与して記憶することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記特徴情報IDには、前記画像処理装置の個別の型名を示す情報が含まれることを特徴とする請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記特徴情報IDは、個人名の情報と関連付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 外部装置から特徴情報を取得する取得手段を有し、
    前記特徴情報記憶手段は、前記取得手段にて取得された前記特徴情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記取得手段は、前記外部装置から前記特徴情報とこれに対応する特徴情報IDを取得し、
    前記特徴記憶手段は、前記取得手段にて取得された前記特徴情報と前記特徴情報IDを記憶することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記取得手段は、前記外部装置から前記特徴情報と該特徴情報が抽出された画像を取得し、
    前記特徴記憶手段は、前記取得手段にて取得された前記特徴情報を記憶し、
    前記記憶手段は、前記取得手段にて取得された前記画像を記憶することを特徴とする請求項6または7記載の画像処理装置。
  9. 外部装置から特徴情報と該特徴情報が抽出された画像を取得する取得手段を有し、
    前記記憶手段は、前記取得手段にて取得された前記画像を記憶し、
    前記判定手段は、前記取得手段にて取得された特徴情報と、前記特徴情報記憶手段に既に記憶されている特徴情報とが、同一の顔に対する特徴情報であるか判定し、
    前記特徴記憶手段は、前記判定手段により同一の顔に対する特徴情報であると判定されなかった場合にのみ、前記取得手段にて取得された特徴情報を記憶することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  10. 画像から顔画像を認識する顔画像認識工程と、
    前記認識した顔画像の特徴を抽出する特徴抽出工程と、
    前記抽出した顔画像の特徴情報を記憶する特徴情報記憶工程と、
    前記特徴情報に対応して前記特徴情報記憶手段に記憶される特徴情報IDを生成するID生成工程を備え、
    前記特徴情報IDには、前記画像処理装置の固有番号を示す情報が含まれることを特徴とする画像処理方法。
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