JP2010072590A - ディスプレイ装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスプレイ装置及び電子機器において、カバー部材の交換をせずに、多彩な視覚的効果を得ること。
【解決手段】 第1の光源2と、該第1の光源2を光入射面である端面3aに配し第1の光源2から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第1の導光板3と、第2の光源4と、第1の導光板3の上方に配され、第2の光源4を光入射面である端面5aに配し第2の光源4から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第2の導光板5と、第1の導光板3と第2の導光板5との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域6aを有する遮光シート6と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば携帯電話機の背面イルミネーション等の視覚的効果を向上させることができるディスプレイ装置及び電子機器に関する。
携帯電話機等では、折り畳み可能な筐体を備えたものが多い。このような携帯電話機では、筐体の内側に設けられたメインの液晶表示装置だけでなく、筐体の外側にもデザイン性向上や遊び用途等のため、LED光源や液晶表示パネル又は有機ELパネル等の簡易的なディスプレイ装置が搭載されて背面照明や情報表示等を行う機器が普及している。
従来、例えば特許文献1には、筐体の外側であって面発光部材上に一部が透明又は半透明なパネル部材が着脱可能に装着された二つ折り型の携帯端末装置が提案されている。この携帯端末装置では、面発光部上に設置されたパネル部材を面発光部で照明することで、該パネル部材に施された透明又は半透明な図柄が発光表示されるものである。
特開2004−80391号公報(特許請求の範囲、図7)
しかしながら、上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
上記特許文献1に記載の技術では、パネル部材の交換をしなければ発光表示の内容を変更することができないという不都合があった。このため、一つのパネル部材だけではイルミネーションパターンが一つに限られてしまい、別のパターンによる視覚的効果を得ることができない。また、近年、特に携帯電話機等の背面イルミネーションについて、より多彩な視覚的効果を用いてさらにデザイン性を向上させることが要望されている。さらに、カバー部材であるパネル部材を交換のために取り外すと内部に配された導光板等の発光部構造があらわになって直接利用者の目に触れてしまうという不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、カバー部材の交換をせずに、多彩な視覚的効果を得ることができるディスプレイ装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のディスプレイ装置は、第1の光源と、該第1の光源を光入射面である端面に配し前記第1の光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第1の導光板と、第2の光源と、前記第1の導光板の上方に配され、前記第2の光源を光入射面である端面に配し前記第2の光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第2の導光板と、前記第1の導光板と前記第2の導光板との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域を有する遮光シートと、を備えていることを特徴とする。
このディスプレイ装置では、第1の導光板と第2の導光板との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域を有する遮光シートを備えているので、第1の導光板を光らせたときと、第2の導光板を光らせたときと、さらに第1の導光板及び第2の導光板の両方を光らせたときとで、カバー部材の交換をせずに、少なくとも3種類のイルミネーションパターンで高い視覚的効果を得ることができる。すなわち、第1の光源を駆動して第1の導光板のみを光らせると、遮光シートのシート光透過領域を透過した光が第2の導光板も透過して主面側に出射され、シート光透過領域の形状のまま光が上方に絵柄等として表示される。また、第2の光源を駆動して第2の導光板のみを光らせると、第2の導光板の主面全体が面発光される。さらに、第1の光源及び第2の光源を駆動して第1の導光板及び第2の導光板の両方を光らせると、シート光透過領域の形状の光と第2の導光板による面発光とを合わせたイルミネーションパターンで発光させることが可能になる。なお、第1の光源と第2の光源とを異なる色の光で発光させることで、より多様なイルミネーションを得ることも可能である。
また、本発明のディスプレイ装置は、前記第2の導光板の上面を覆っていると共に、前記シート光透過領域の直上を含む少なくとも一部が透明又は半透明なカバー光透過領域を有する外側カバー部材を備えていることを特徴とする。すなわち、このディスプレイ装置では、シート光透過領域の直上を含む少なくとも一部が透明又は半透明なカバー光透過領域を有する外側カバー部材を備えているので、第1の導光板を光らせたときは、シート光透過領域及び第2の導光板を介して外側カバー部材が照明されてカバー光透過領域にシート光透過領域の形状を浮かび上がらせることができる。また、第2の導光板を光らせると外側カバー部材のカバー光透過領域全体を光らせてカバー光透過領域に施された絵柄等を浮かび上がらせることができる。さらに、第1の導光板及び第2の導光板の両方を光らせると、シート光透過領域の形状とカバー光透過領域に施された絵柄等との両方をカバー光透過領域に浮かび上がらせることができる。
また、本発明のディスプレイ装置は、前記遮光シートの前記シート光透過領域以外の上面が、反射面とされていることを特徴とする。すなわち、このディスプレイ装置では、遮光シートのシート光透過領域以外の上面が、反射面とされているので、第2の導光板を光らせた際に、第2の導光板から遮光シート側に出射された光を遮光シートで反射して戻すことで第2の導光板の高い輝度を得ることができる。
また、本発明のディスプレイ装置は、前記第1の導光板及び前記第2の導光板の少なくとも一方が、孔又はスリットで複数に分割された導光エリアを有し、前記第1の光源及び前記第2の光源の少なくとも一方が、前記導光エリア毎に対応して前記端面に複数配されていると共に、前記導光エリア毎に輝度又は発光色を設定可能であることを特徴とする。すなわち、このディスプレイ装置では、第1の光源及び第2の光源の少なくとも一方が、対応する第1の導光板又は第2の導光板の端面に導光エリア毎に対応して複数配されていると共に導光エリア毎に輝度又は発光色を設定可能であるので、導光エリア毎に異なる輝度や発光色で面発光表示させることができ、より多彩な視覚的効果が得られる。
また、本発明のディスプレイ装置は、前記シート光透過領域を変更可能な光透過領域変更機構を備えていることを特徴とする。すなわち、このディスプレイ装置では、シート光透過領域を変更可能な光透過領域変更機構を備えているので、光透過領域変更機構によってシート光透過領域を切り替えることで第2の導光板の上方に発光表示するシート光透過領域によるイルミネーションパターンを変更することができる。
さらに、本発明のディスプレイ装置は、前記光透過領域変更機構が、前記遮光シートの両端側が巻回された一対のローラと、これらローラを回転駆動する駆動部と、を備えていることを特徴とする。すなわち、このディスプレイ装置では、駆動部により一対のローラを回転駆動して、第1の導光板上に配されている遮光シートの部分を一方のローラに巻き取ると共に他方のローラに巻回されている遮光シートの部分を第1の導光板上まで移動させることで、第1の導光板上に配されるシート光透過領域を容易に変更することができる。
本発明の電子機器は、上記本発明のディスプレイ装置を備えていることを特徴とする。すなわち、この電子機器では、複数のイルミネーションパターンを有する本発明のディスプレイ装置を備えているので、機器の使用者に対して多彩な視覚的効果により良好な美観を起こさせることができる。
また、本発明の電子機器は、折り畳み可能な筐体の外側に前記ディスプレイ装置を備えた携帯電話機であることを特徴とする。折り畳み可能な筐体の外側に上記本発明のディスプレイ装置を備えた携帯電話機であるので、折り畳んだ状態でも受信等の電話機の状況に応じて異なるイルミネーションパターンで筐体の外側に発光表示を行うことが可能になる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るディスプレイ装置によれば、第1の導光板と第2の導光板との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域を有する遮光シートを備えているので、カバー部材の交換をせずに、少なくとも3種類のイルミネーションパターンで高い視覚的効果を得ることができる。
したがって、本発明のディスプレイ装置を備えた携帯電話機等の電子機器では、第1の導光板、遮光シート及び第2の導光板の組み合わせによる多彩な視覚的効果で、高いデザイン性を得ることができると共に、機器の使用者に対して、より良好な美観を起こさせることができる。
以下、本発明に係るディスプレイ装置及び電子機器の第1実施形態を、図1から図4に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態におけるディスプレイ装置1は、図1及び図2に示すように、LED光源である複数の第1の光源2と、これら第1の光源2を光入射面である端面3aに配し第1の光源2から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第1の導光板3と、LED光源である複数の第2の光源4と、第1の導光板3の上方に配され、第2の光源4を光入射面である端面5aに配し第2の光源4から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第2の導光板5と、第1の導光板3と第2の導光板5との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域6aを有する遮光シート6と、第2の導光板5の上面を覆っていると共に、シート光透過領域6aの直上を含む少なくとも一部が透明又は半透明なカバー光透過領域7aを有する外側カバー部材7と、第1の光源2と第2の光源4との発光を駆動制御する光源制御部8と、を備えている。
また、本実施形態のディスプレイ装置1を備えた電子機器は、図3及び図4に示すように、折り畳み型の携帯電話機(電子機器)9であって、携帯電話機9の筐体10の外側にディスプレイ装置1の表示面が配されている。
なお、本実施形態では、ディスプレイ装置1の表示面側を上面側として記載している。
上記第2の導光板5の下面には、両面テープ11を介して反射シート12が接着固定されている。また、第1の導光板3、遮光シート6及び第2の導光板5は、互いに両面テープ11で接着固定されている。
上記複数の第1の光源2及び第2の光源4は、フレキシブルプリント基板(図示略)に実装されて設置されている。
また、上記第1の光源2及び第2の光源4は、フレキシブルプリント基板を介して光源制御部8に電気的に接続されている。
第1の光源2及び第2の光源4は、例えば第1の導光板3及び第2の導光板5の入射面である端面3a,5aに向けて光を出射可能な側面発光型の白色LEDである。
これらの白色LEDは、例えば基板上の半導体発光素子を樹脂材で封止したものであり、半導体発光素子として、例えば青色(波長λ:470〜490nm)LED素子又は紫外光(波長λ:470nm未満)LED素子であって、例えばサファイア基板などの絶縁性基板上に窒化ガリウム系化合物半導体(例えばInGaN系化合物半導体)の複数の半導体層が積層されて形成されたものである。
また、この半導体発光素子を封止する樹脂材は、シリコーン樹脂を主剤とし、例えばYAG蛍光体が添加されている。このYAG蛍光体は、半導体発光素子からの青色光又は紫外光を黄色光に変換させて混色効果により白色光を生じさせるものである。なお、白色LEDとしては、上記以外でも種々のものが採用可能である。
第1の光源2と第2の光源4とは、互いに異なる端面側に配されている。すなわち、第1の光源2が配される第1の導光板3の端面3aと第2の光源4が配される第2の導光板5の端面5aとは、互い反対側に配置される。これにより、第1の光源2と第2の光源4とが互いに干渉せず、全体として薄型化することが可能である。
上記第1の導光板3及び第2の導光板5は、例えば透光性の樹脂材料で構成されその端面3a,5aから入射された第1の光源2又は第2の光源4からの光を導光すると共に光路変換してその主面(本実施形態では上面)から上方に向けて面状の照明光を出射する薄板状又はシート状の薄型導光板である。
なお、これら第1の導光板3及び第2の導光板5の表面には、凸状ドットやプリズム等の光路変換を行う複数の微細光学形状を形成しても構わない。
上記遮光シート6には、上述したようにシート光透過領域6aが形成されており、例えば本実施形態では円形状及び星形状の切り抜き孔である複数のシート光透過領域6aが形成されている。
この遮光シート6は、シート光透過領域6a以外の上面が反射面とされた反射シートである。なお、遮光シート6の下面も反射面になっていても構わない。この遮光シート6及び反射シート12は、光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等であって、本実施形態では銀蒸着膜を設けたフィルムが採用されている。なお、上記銀蒸着膜の代わりに、アルミ金属蒸着膜などを採用しても構わない。
上記外側カバー部材7は、例えば透光性の樹脂材料で構成されており、筐体10の外側窓部に嵌め込まれている。また、本実施形態の外側カバー部材7は、全体がカバー光透過領域7aとなっており、カバー光透過領域7aの表面又は裏面に絵柄Eが印刷等により施されている。
上記光源制御部8は、第1の光源2を点灯させて第1の導光板3によってシート光透過領域6aを浮かび上がらせる場合と第2の光源4を点灯させて第2の導光板5によって面発光させる場合とが、携帯電話機9の状態や操作に応じて設定されている。例えば、携帯電話機9の特定のボタンを押した場合は、図3に示すように、第2の光源4を点灯させて第2の導光板5を面発光させてカバー光透過領域7aに絵柄Eを表示させる。すなわち、第2の光源4を駆動して第2の導光板5のみを光らせると、第2の導光板5の主面全体が面発光されてカバー光透過領域7aに施された絵柄Eが照明されて浮かび上がる。
また、別の特定のボタンを押した場合は、図4に示すように、円形及び星形の絵柄が光るようにシート光透過領域6aをカバー光透過領域7aに浮かび上がらせる制御を行う。すなわち、第1の光源2を駆動して第1の導光板3のみを光らせると、遮光シート6のシート光透過領域6aを透過した光が第2の導光板5も透過して外側カバー部材7側に出射され、シート光透過領域6aの形状が絵柄となって上方のカバー光透過領域7aに表示される。
さらに、別の特定のボタンを押した場合は、第1の光源2と第2の光源4との両方を点灯させて絵柄E及びシート光透過領域6aによる絵柄の両方をカバー光透過領域7aに表示させる制御を行う。すなわち、第1の光源2及び第2の光源4を駆動して第1の導光板3及び第2の導光板5の両方を光らせると、シート光透過領域6aの形状による絵柄と第2の導光板5による面発光で浮き上がらせた絵柄Eとを合わせたイルミネーションパターンで発光表示させることが可能になる。
また、携帯電話機9が待ち受け状態のときには、第1の光源2のみを点灯するように制御を行い、着信があった場合に、第2の光源4が点滅を繰り返すように制御を行っても構わない。
なお、第1の光源2と第2の光源4とで互いに異なる発光色のLEDを採用しても構わない。この場合、第1の光源2と第2の光源4とで互いに異なる色の光で発光させることで、より多様なイルミネーションを得ることも可能である。例えば、第1の光源2と第2の光源4との両方を同時発光させることで、混色光によるイルミネーションも可能である。
このように、光源制御部8は、マニュアル操作又は携帯電話機9の状態に応じて、シート光透過領域6aの特定形状イルミネーションと、第2の導光板5による面発光イルミネーションと、両者によるイルミネーションと、の3種類のパターンを選択して表示させる制御を行う。
このように本実施形態のディスプレイ装置1では、第1の導光板3と第2の導光板5との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域6aを有する遮光シート6を備えているので、第1の導光板3を光らせたときと、第2の導光板5を光らせたときと、さらに第1の導光板3及び第2の導光板5の両方を光らせたときとで、カバー部材の交換をせずに、少なくとも3種類のイルミネーションパターンで高い視覚的効果を得ることができる。
また、シート光透過領域6aの直上を含む少なくとも一部が透明又は半透明なカバー光透過領域7aを有する外側カバー部材7を備えているので、第1の導光板3を光らせたときは、シート光透過領域6a及び第2の導光板5を介して外側カバー部材7が照明されてカバー光透過領域7aにシート光透過領域6aの形状による絵柄等を浮かび上がらせることができる。また、第2の導光板5を光らせると外側カバー部材7のカバー光透過領域7a全体を光らせてカバー光透過領域7aに施された絵柄Eを浮かび上がらせることができる。さらに、第1の導光板3及び第2の導光板5の両方を光らせると、シート光透過領域6aの形状による絵柄とカバー光透過領域7aに施された絵柄Eとの両方をカバー光透過領域7aに浮かび上がらせることができる。
また、遮光シート6のシート光透過領域6a以外の上面が、反射面とされているので、第2の導光板5を光らせた際に、第2の導光板5から遮光シート6側に出射された光を遮光シート6で反射して戻すことで、第2の導光板5の高い輝度を得ることができる。
したがって、このディスプレイ装置1を備えた携帯電話機9では、折り畳んだ状態でも受信等の電話機の状況に応じて異なるイルミネーションパターンで筐体10の外側に発光表示を行うことが可能になる。
次に、本発明に係るディスプレイ装置及び電子機器の第2及び第3実施形態について、図5から図9を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、第2の光源4を点灯させた際に第2の導光板5全体を同様に光らせているのに対し、第2実施形態のディスプレイ装置21及び携帯電話機29では、図5から図8に示すように、第2の導光板25が、複数の長孔25aで複数に分割された導光エリア25bを有し、第2の光源24が、導光エリア25b毎に対応して端面25aに複数配されていると共に、光源制御部8によって導光エリア25b毎に輝度又は発光色を設定可能である点である。
また、第2実施形態では、第2の光源24にRGB−LEDを採用し、あらゆる色の光を出射させて導光エリア25b毎に面発光させることが可能である。例えば、RGB−LEDとして、一つのパッケージに赤色LED素子(R)、緑色LED素子(G)及び青色LED素子(B)を実装したLEDを第2の光源24としても構わない。この場合、各LEDにおいて印加電流を制御することで、様々な色で発光させることが可能になる。
また、第1の光源2もRGB−LEDを採用することで、あらゆる色の光でシート光透過領域6aの形状による絵柄等をカバー光透過領域7aに浮かび上がらせることが可能である。
なお、図5では、第2の導光板25を、簡略的に図示して4つの導光エリア25bに分割しているが、携帯電話機29に搭載した際の第2の導光板25では、図7に示すように、7つの導光エリア25bに分割している。
第2実施形態では、光源制御部8により、図7に示すように、例えば7つの導光エリア25b毎に対応する第2の光源24の発光色を変え、各導光エリア25bで互いに異なる色の面発光を行い第2の導光板25を七色発光させると同時に、第1の光源2を白色光で点灯させてシート光透過領域6aを光らせるイルミネーションのモード(七色モード)で表示するように制御する。
また、別のモードとして、光源制御部8により、図8に示すように、第1の光源2を全て白色光で発光させると同時に、第2の光源24は点灯させないイルミネーションのモード(白色モード)で表示するように制御しても構わない。
このように光源制御部8は、携帯電話機29の操作や受信状況等に応じて、七色モードと白色モードとのいずれかを選択して第1の光源2及び第2の光源24を駆動制御する。
なお、上記長孔25aの代わりに複数のスリットを設けて、各スリットで第2の導光板25を複数の導光エリア25bに分けても構わない。
また、第2実施形態の外側カバー部材27には、特に絵柄等を施していないが、第1実施形態と同様に、絵柄等を施しても構わない。
このように第2実施形態のディスプレイ装置21では、第2の光源4が、第2の導光板25の端面25aに導光エリア25b毎に対応して複数配されていると共に導光エリア25b毎に輝度又は発光色を設定可能であるので、導光エリア25b毎に異なる輝度や発光色で面発光表示させることができ、より多彩な視覚的効果が得られる。したがって、このディスプレイ装置21によれば、異なるエリアや絵柄を別々の色とタイミングとで光らせることができる。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、遮光シート6が第1の導光板3と第2の導光板5との間に固定されていてシート光透過領域6aの形状等を変更することができないのに対し、第3実施形態のディスプレイ装置31では、図9に示すように、シート光透過領域6aを変更可能な光透過領域変更機構39を備えている点である。
この光透過領域変更機構39は、遮光シート36の両端側が巻回された一対のローラ32と、これらローラ32を回転駆動するモータ等の駆動部33と、を備えた可動機構である。
なお、遮光シート36は、第2の導光板5上を該第2の導光板5に沿って移動可能にするため、両面テープでは固定されていない。
この第3実施形態のディスプレイ装置31では、駆動部33により一対のローラ32を回転駆動して、第1の導光板3上に配されている遮光シート36の部分を一方のローラ32に巻き取ると共に他方のローラ32に巻回されている遮光シート36の部分を第1の導光板3上まで移動させることで、第1の導光板3上に配されるシート光透過領域6aを異なるものに容易に変更することができる。このように、第1の導光板3上に配される遮光シート36が内部で移動してシート光透過領域6aが変更されるので、発光部構造をあらわにすることなく、絵柄を変更表示させることができる。したがって、シート光透過領域6aの形状による絵柄を容易に変更可能であるので、利用者の嗜好をより満足させることができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態では、外側カバー部材の全体が透明又は半透明なカバー光透過領域であるとしたが、一部がカバー光透過領域となっており、カバー光透過領域以外に印刷等が施されて遮光されているものでも構わない。また、カバー光透過領域自体の形状を絵柄等の形状にしても構わない。なお、これらの場合でも、少なくともシート光透過領域の直上には、カバー光透過領域が配置される。
また、上記第2実施形態では、第2の導光板が複数に分割された導光エリアを有し、これに対応して第2の光源が制御されるが、第1の導光板についても、複数の長孔やスリットで複数に分割された導光エリアを設け、第1の光源が、導光エリア毎に対応して端面に複数配されていると共に、光源制御部によって導光エリア毎に輝度又は発光色を設定可能にしても構わない。このように第2の導光板だけでなく、第1の導光板も複数の導光エリアに分割して第1の光源を制御することで、より多様な視覚的効果を得ることができる。なお、第1の導光板だけを複数の導光エリアに分割した場合も、第2の導光板だけを複数の導光エリアに分割した場合と異なる視覚的効果を得ることが可能である。
第3実施形態では、ローラや駆動部を用いた光透過領域変更機構によって遮光シートを移動させてシート光透過領域を変更しているが、他の変更手段によっても構わない。例えば、筐体の側部が開口可能とされ、外側カバー部材を取り外さずに遮光シートを筐体の側部から抜き差しすることで交換可能にした光透過領域変更機構を採用しても良い。
また、上記各実施形態では、ディスプレイ装置を携帯電話機の筐体の外側に表示面を向けて設けているが、別の場所に設けても構わない。例えば、液晶表示パネルの下部に通常設置されるバックライトの代わりに本発明のディスプレイ装置を設置しても構わない。この場合、外側カバー部材となる液晶表示パネルの表示に応じてディスプレイ装置のイルミネーションパターンを変えることで、さらに多様な視覚的効果を得ることができる。
さらに、上記各実施形態では、本発明のディスプレイ装置を折り畳み型の携帯電話機に設けているが、他の形式の携帯電話機に搭載しても構わない。例えば、いわゆるキャンディーバータイプ(ストレート型)の携帯電話機やスライドタイプの携帯電話機の背面等に本発明のディスプレイ装置を搭載しても良い。
また、第1の光源及び第2の光源としてLED光源を採用することが好ましいが、蛍光ランプ等の他の光源を採用しても構わない。
また、本発明のディスプレイ装置を携帯電話機に搭載したが、PDA、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)や電子辞書等の他の電子機器に採用しても構わない。さらに、本発明のディスプレイ装置を、壁掛けディスプレイや看板等の単体で使用しても構わない。
本発明に係るディスプレイ装置及び電子機器の第1実施形態において、ディプレイ装置を示す平面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 第1実施形態において、第2の光源だけを点灯させて面発光させた際の携帯電話機を示す斜視図である。 第1実施形態において、第1の光源だけを点灯させて点発光させた際の携帯電話機を示す斜視図である。 本発明に係るディスプレイ装置及び電子機器の第2実施形態において、ディプレイ装置を示す平面図である。 図5のB−B線矢視断面図である。 第2実施形態において、導光板を七色モードで発光させたときの携帯電話機を示す上面図である。 第2実施形態において、導光板を白色モードで発光させたときの携帯電話機を示す上面図である。 本発明に係るディスプレイ装置及び電子機器の第3実施形態において、ディプレイ装置を示す簡略的な断面図である。
符号の説明
1,21,31…ディスプレイ装置、2…第1の光源、3…第1の導光板、4,24…第2の光源、5,25…第2の導光板、6,36…遮光シート、6a…シート光透過領域、7…外側カバー部材、7a…カバー光透過領域、9,29…携帯電話機(電子機器)、10…筐体、25a…長孔、25b…導光エリア

Claims (8)

  1. 第1の光源と、
    該第1の光源を光入射面である端面に配し前記第1の光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第1の導光板と、
    第2の光源と、
    前記第1の導光板の上方に配され、前記第2の光源を光入射面である端面に配し前記第2の光源から入射され導光した光を光路変換して主面側から面状に出射する第2の導光板と、
    前記第1の導光板と前記第2の導光板との間に配され一部に所定形状の孔部、透明部又は半透明部であるシート光透過領域を有する遮光シートと、を備えていることを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 請求項1に記載のディスプレイ装置において、
    前記第2の導光板の上面を覆っていると共に、前記シート光透過領域の直上を含む少なくとも一部が透明又は半透明なカバー光透過領域を有する外側カバー部材を備えていることを特徴とするディスプレイ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のディスプレイ装置において、
    前記遮光シートの前記シート光透過領域以外の上面が、反射面とされていることを特徴とするディスプレイ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のディスプレイ装置において、
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板の少なくとも一方が、孔又はスリットで複数に分割された導光エリアを有し、
    前記第1の光源及び前記第2の光源の少なくとも一方が、前記導光エリア毎に対応して前記端面に複数配されていると共に、前記導光エリア毎に輝度又は発光色を設定可能であることを特徴とするディスプレイ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のディスプレイ装置において、
    前記シート光透過領域を変更可能な光透過領域変更機構を備えていることを特徴とするディスプレイ装置。
  6. 請求項5に記載のディスプレイ装置において、
    前記光透過領域変更機構が、前記遮光シートの両端側が巻回された一対のローラと、
    これらローラを回転駆動する駆動部と、を備えていることを特徴とするディスプレイ装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のディスプレイ装置を備えていることを特徴とする電子機器。
  8. 折り畳み可能な筐体の外側に前記ディスプレイ装置を備えた携帯電話機であることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
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