JP2010065689A - 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼 - Google Patents

蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼 Download PDF

Info

Publication number
JP2010065689A
JP2010065689A JP2009204187A JP2009204187A JP2010065689A JP 2010065689 A JP2010065689 A JP 2010065689A JP 2009204187 A JP2009204187 A JP 2009204187A JP 2009204187 A JP2009204187 A JP 2009204187A JP 2010065689 A JP2010065689 A JP 2010065689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam turbine
blade
cover
airfoil
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009204187A
Other languages
English (en)
Inventor
Alan Richard Demania
アラン・リチャード・デマニア
Steven Michael Delessio
スティーブン・マイケル・デレッシオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2010065689A publication Critical patent/JP2010065689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/22Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
    • F01D5/225Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】蒸気タービンエンジン(10)の低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼(20)を開示する。
【解決手段】本蒸気タービン回転動翼(20)は、翼形部(42)を含む。根元部(44)が、翼形部(42)の一端に取付けられる。タブテール部(40)が、根元部(44)から突出したダブテール部(40)であってストレート軸方向挿入式ダブテール(40)を含む。先端部(46)が、根元部(44)と反対側の端部において翼形部(42)に取付けられる。カバー(48)が、先端部(46)の一部として一体に形成される。カバー(48)は、翼形部(42)の正圧面(30)にオーバハングした第1の部分(52)と翼形部(42)の負圧面(32)にオーバハングした第2の部分(54)とを有する。カバー(48)は、先端部(46)に対して所定の角度で配置され、該角度は約15°〜約35°の範囲内にある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、広義には蒸気タービン用の回転動翼に関し、具体的には、蒸気タービンの低圧セクションの後段で用いるための作動速度の向上が可能な幾何形状をもつ回転動翼に関する。
蒸気タービンの蒸気流路は概して固定ケーシングとロータとで形成される。このような構成では、何枚かの固定静翼が周方向列の形態で蒸気流路に内向きに延在するようにケーシングに取付けられる。同様に、何枚かの回転動翼が周方向列の形態で蒸気流路に外向きに延在するようにロータに取付けられ。固定静翼と回転動翼は交互に列をなすように配置され、静翼列及び直ぐ下流の動翼列は段を形成する。静翼は蒸気の流れが下流の動翼列に正しい角度で流入するように、蒸気の流れを導く働きをする。動翼の翼形部は、蒸気からエネルギーを抽出してロータ及び該ロータに取付けられた負荷を駆動するのに必要な動力を発生させる。
蒸気が蒸気タービンを流れると、その圧力は各段毎に所望の吐出圧に達するまで順次降下する。従って、温度、圧力、速度及び水分量のような蒸気特性は、蒸気が流路を通って膨張する際に列毎に異なる。その結果、各動翼列には、その列に付随した蒸気条件に対して最適化された翼形状の動翼が用いられる。
蒸気条件に加えて、動翼は、作動時に経験する遠心荷重を考慮に入れて設計される。具体的には、ロータの高回転速度のため動翼には高い遠心荷重が加わり、動翼に応力を生じさせる。動翼での応力集中を低減することは設計上の課題であり、蒸気タービンの低圧セクションの後方の列の動翼では、動翼が大型でそのため重量も大きく、蒸気流の水分による応力腐食にも付されるので、課題も大きい。
蒸気条件に加えて、動翼は、作動時に経験する遠心荷重を考慮に入れて設計される。具体的には、ロータの高回転速度のため動翼には高い遠心荷重が加わり、動翼に応力を生じさせる。動翼での応力集中を低減することは設計上の課題であり、蒸気タービンの低圧セクションの後方の列の動翼では、動翼が大型でそのため重量も大きく、蒸気流の水分による応力腐食にも付されるので、課題も大きい。
タービンの低圧セクション用回転動翼の設計に関するこのような課題は、動翼に加わる力、動翼の機械的強度、動翼の共振周波数及び動翼の熱力学的性能が一般に動翼の翼形状で決まるというため、一段と困難になる。これらの考慮事項は、動翼の翼形状の選択に制約を加える。従って、所定の列の動翼の最適翼形状は、その形状に関する機械的特性と空気力学的特性との妥協によるものとなる。
米国特許第4260331号公報 米国特許第5067876号公報 米国特許第5174720号公報 米国特許第5267834号公報 米国特許第5277549号公報 米国特許第5299915号公報 米国特許第5393200号公報 米国特許第5480285号公報 米国特許第5494408号公報 米国特許第5531569号公報 米国特許第5829955号公報 米国特許第6142737号公報 米国特許第6435833号公報 米国特許第6435834号公報 米国特許第6568908号公報 米国特許第6575700号公報 米国特許第6652237号公報 米国特許第6682306号公報 米国特許第6814543号公報 米国特許第6846160号公報 米国特許第6893216号公報 米国特許第7097428号公報 米国特許第7195455号公報 米国特許出願公開第2007/0292265号公報
AMIR MUJEZINOVIC, "Bigger Blades Cut Costs", Modern Power Systems, Feb. 2003, p.25, 27. MICHAEL BOSS, "Steam Turbine Technology Heats Up", PEI Magazine, April 2003, p.77, 79, 81.
本発明の一つの態様では、蒸気タービン回転動翼を提供する。本回転動翼は、翼形部を含む。翼形部の一端には根元部が設けられている。根元部からタブテール部が突出しているが、タブテール部はストレート軸方向挿入式ダブテールを含んでいる。翼形部の根元部とは反対側の端部に先端部が設けられている。先端部の一部としてカバーが一体に形成されている。カバーは、翼形部の正圧面にオーバハングした第1の部分と翼形部の負圧面にオーバハングした第2の部分とを有する。カバーは先端部に対して所定の角度で配置され、該角度は約15°〜約35°の範囲内にある。
本発明の別の態様では、蒸気タービンの低圧タービンセクションを提供する。本発明のこの態様では、複数の後段蒸気タービン動翼が、タービンロータホイールの周りに配置される。複数の後段蒸気タービン動翼の各々は、約20.4インチ(51.82cm)以上の長さを有する翼形部を含む。翼形部の一端には根元部が設けられている。根元部からタブテール部が突出しているが、タブテール部はストレート軸方向挿入式ダブテールを含んでいる。翼形部の根元部とは反対側の端部に先端部が設けられている。先端部の一部としてカバーが一体に形成されている。カバーは、翼形部の正圧面にオーバハングした第1の部分と翼形部の負圧面にオーバハングした第2の部分とを有する。カバーは、先端部に対して所定の角度で配置され、該角度は約15°〜約35°の範囲内にある。
蒸気タービンの一部切欠き斜視図。 本発明の一実施形態に係る蒸気タービン回転動翼の斜視図。 図2に示す本発明の一実施形態に係る動翼の軸方向挿入式ダブテールの拡大斜視図。 図2に示す本発明の一実施形態に係るカバーの拡大図を示す側面斜視図。 本発明の一実施形態に係る隣接カバーの相互関係を示す斜視図。
以下、蒸気タービンに関する用途及び作動を例にとって、本発明の1以上の実施形態について説明する。さらに、以下では、公称規模及び公称寸法の組を参照して、本発明の1以上の実施形態について説明する。ただし、本発明が適宜どのようなタービン及び/又はエンジンにも同様に応用できることは、本明細書の教示内容に接した当業者には明らかであろう。さらに、本発明が様々なスケールの公称規模及び/又は公称寸法に同様に適用できることも本明細書の教示内容に接した当業者には明らかであろう。
図面を参照すると、図1は、蒸気タービン10の一部切欠き斜視図を示す。蒸気タービン10は、シャフト14及び複数の軸方向に離隔したロータホイール18を備えたロータ12を含む。複数の回転動翼20が、各ロータホイール18に対して機械的に結合される。具体的には、動翼20は各ロータホイール18の周方向の列として配置される。複数の固定静翼22がシャフト14の周方向に配置され、軸方向には隣接動翼20列の間に位置する。固定静翼22は動翼20と協働してタービン段を形成し、タービン10を通る蒸気流路の一部を形成する。
作動中に、蒸気24は、タービン10の入口26に流入しかつ固定タービン22を通して送られる。静翼22は蒸気24を下流の動翼20に向ける。蒸気24は残りの段を通過し、動翼20に力を与えてシャフト14を回転させる。タービン10の少なくとも一端は軸方向にロータ12と遠位方向に延在していてもよく、特に限定されないが、発電機その他のタービンのような負荷又は機械(図示せず)に取付けることができる。従って、大型蒸気タービン装置は実際にすべて同一のシャフト14に同軸に結合した複数のタービンを備えていることがある。かかる装置には、例えば高圧タービンが中圧タービンに結合し、中圧タービンが低圧タービンに結合したものがある。
図1に示す本発明の一実施形態では、タービン10は、L0、L1、L2、L3及びL4として示す5つの段を含む。段L4は第1段であって5段のうちで最小(半径方向に)のものである。段L3は、第2段であって軸方向における次の段である。段L2は、第3段であって5段のうちの中央に位置するものとして示す。段L1は、第4段であって最後から2番目の段である。段L0は、最終段であって最大(半径方向に)のものである。5つの段は一例にすぎず、低圧タービンの段の数は4以下でも、6以上でもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る蒸気タービン回転動翼20の斜視図である。動翼20は正圧面30と負圧面32とを有しており、それらは前縁34と後縁36でつながっている。動翼の翼弦長は、半径方向長さ38のある地点での後縁36から前縁34まで測定した距離である。例示的な実施形態では、半径方向長さ38つまり動翼長さは、約20.4インチ(51.82cm)である。この例示的な実施形態における動翼長さは、約20.4インチ(51.82cm)であるが、本明細書の教示内容がこの公称寸法の様々な縮尺に適用できることが当業者には明らかであろう。例えば、当業者は、1.2、2及び2.4のような縮尺係数で動翼20を拡大して、それぞれ24.48インチ(62.18cm)、40.8インチ(103.63cm)及び48.96インチ(124.36cm)の動翼長さを形成することができる。
動翼20には、タブテール部40と翼形部42とそれらの間に延在する根元部44が形成される。翼形部42は、根元部44から先端部46まで半径方向外向きに延在する。カバー48が先端部46の一部として一体に形成され、それらの移行部にはフィレット半径50が設けられる。図2に示すように、カバー48は、翼形部42の正圧面30にオーバハングした第1の部分52と翼形部42の負圧面32にオーバハングした第2の部分54とを有する。カバー48は、先端部46に対して所定の角度で配置される。この角度は約15°〜約35°の範囲にあり、31.98°が好ましい角度である。例示的な実施形態では、タブテール部40、翼形部42、根元部44及びカバー48はすべて例えばGTD−450などの耐食性材料で単体構造部品として製作される。この例示的な実施形態では、動翼20は、タブテール部40を介してタービンロータホイール18(図1に示す)に結合しロータホイール18から半径方向外向きに延在する。
図3は、図2に示す本発明の一実施形態に係る動翼のタブテール部40の拡大斜視図である。この実施形態では、タブテール部40は、タービンロータホイール18(図1に示す)内に形成された嵌合スロットと係合するストレート軸方向挿入式ダブテールを含む。一実施形態では、このストレート軸方向挿入式ダブテールは、タービンロータホイール18(図1に示す)と係合するように構成された8つの接触面を有する4フック設計を含む。ストレート軸方向挿入式ダブテールは、平均及び局所応力の分布、過速度状態時における保護、並びに適切な低サイクル疲労(LCF)マージンが得られるとともに翼形根元部44に適合するようにするのが好ましい。さらに、図3は、タブテール部40が、一実施形態では約7.0インチ(17.78cm)〜約16.8インチ(42.67cm)の範囲にすることができるダブテール軸方向幅43を有し、7.0インチ(17.78cm)が好ましい幅であることを示している。タブテール部40はロックワイヤを保持して動翼20の軸方向位置を維持する約360°のグルーブ41を含む。ストレート軸方向挿入式ダブテールに含まれるフックの数が5以上であっても、3以下であってもよいことは当業者には自明であろう。本願出願人による本願と同日付けの「DOVETAIL FOR STEAM TURBINE ROTATING BLADE AND ROTOR WHEEL」と題する米国特許出願番号第12/205939号(GE社整理番号229084)には、ストレート軸方向挿入式ダブテールに関するさらに詳細な説明が記載されている。
図3には、タブテール部40の細部だけでなく、根元部44からタブテール部40が突き出ている移行部の拡大図も示している。具体的には、図3は、根元部44がタブテール部40のプラットフォーム60へと移行する位置でのフィレット半径58を示している。
図4は、図2に示す本発明の一実施形態に係るカバー48の拡大図を有する側面斜視図を示す。上述のように、カバー48は、翼形部42の正圧面30にオーバハングした第1の部分52と翼形部42の負圧面32にオーバハングした第2の部分54とを有する。第1の部分52は、第2の部分54の長さよりも大幅に大きい長さを有する。カバー48は、先端部46に対して所定の角度で配置される。一実施形態では、この角度は、約15°〜約35°の範囲にあり、31.98°が好ましい角度である。図4は、カバー48が、動翼20の前縁34から、動翼20の後縁36から所定の距離だけ離隔した位置62まで先端部46に沿って延在することも示している。シールストリップ64が、動翼20の前縁34から、動翼20の後縁36から所定の距離だけ離隔した位置62まで先端部46に沿って延在する。シールストリップ64は、先端部46での蒸気漏れを低減するように設計される。図4は、カバー48の第1の部分52が、蒸気タービン動翼段の隣接カバーと接触しないように構成された非接触面66を含み、カバー48の第2の部分54が該蒸気タービン動翼段の隣接カバーと接触するように構成された接触面68を有することも示している。
図5は、本発明の一実施形態に係る隣接カバーの相互関係を示す斜視図である。一般に、カバー48は、最初の組立て時及び/又は速度ゼロの状態で、隣接カバー間の非接触面66での間隙70と接触面68での接触とを生じるように設計される。一実施形態では、間隙70は、約0.005インチ(0.127mm)〜約0.015インチ(0.381mm)の範囲にすることができる。タービンロータホイール18(図1に示す)が回転すると、動翼20は、捩れが低減するように移動し始める。動翼20の毎分回転数(rpm)が作動レベルに近づくと、動翼は、遠心力によって捩れが低減するように移動し、接触面66での間隙が閉じて互いに整列して、隣接カバーとの間に名目干渉を生じる。その結果、動翼は、単一の連続結合構造体を形成する。この相互連結カバーによって、動翼剛性の向上、動翼減衰性の向上及び動翼20の外側半径方向位置でのシール作用の向上が得られる。
例示的な実施形態では、動翼20の作動レベルは3600rpmであるが、本明細書の教示内容がこの公称規模の様々なスケールに適用できることは当業者には自明であろう。例えば、当業者は、1.2、2及び2.4のような縮尺係数で作動レベルを拡大して、それぞれ3000rpm、1800rpm及び1500rpmで作動する動翼を製作することができる
本発明の一実施形態に係る動翼20は、好ましくは蒸気タービンの低圧セクションのL1段で使用される。ただし、動翼はその他の段又はセクション(例えば、高圧又は中圧セクション)でも同様に使用できる。上述のように、動翼20における好ましい動翼長さは、約20.4インチ(51.82cm)である。この動翼長さは、約43.14ft2(4.0m2)のL1段出口環状空間面積をもたらすことができる。この広く改良された出口環状空間面積は、蒸気がL1段動翼から出る際の運動エネルギーの損失を低減させることができる。この損失の低減によって、タービン効率が向上する。
上述の通り、動翼長さを別の動翼長さに拡大すると、出口環状空間面積も拡大することは当業者には自明であろう。例えば、1.2、2及び2.4のような縮尺係数を使用して、それぞれ24.48インチ(62.18cm)、40.8インチ(103.63cm)及び48.96インチ(124.36cm)の動翼長さを形成すると、それぞれ約62.12ft2(5.8m2)、172.50ft2(16.00m2)及び248.46ft2(23.08m2)の出口環状空間面積が得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照して本発明を例示し説明してきたが、当業者は様々な変更及び改良を想到し得るであろう。従って、特許請求の範囲は、本発明の技術思想の範囲に属するあらゆる改良及び変更を包含する。
10 蒸気タービン
12 ロータ
14 シャフト
18 ロータホイール
20 回転動翼
22 静翼
24 蒸気
26 入口
30 正圧面
32 負圧面
34 前縁
36 後縁
38 半径方向長さ
40 タブテール部
41 グルーブ
42 翼形部
43 ダブテール軸方向幅
44 根元部
46 先端部
48 カバー
50 カバーと先端部との間のフィレット半径
52 カバーの第1の部分
54 カバーの第2の部分
58 ロータセクションとタブテール部との間のフィレット半径
60 プラットフォーム
62 カバーが後縁から離れた所定の距離まで延在する位置
64 シールストリップ
66 非接触面
68 接触面
70 間隙

Claims (10)

  1. 翼形部(42)と、
    翼形部(42)の一端に設けられた根元部(44)と、
    根元部(44)から突出したダブテール部(40)であってストレート軸方向挿入式ダブテール(40)を含むタブテール部(40)と、
    翼形部(42)の根元部(44)とは反対側の端部に設けられた先端部(46)と、
    先端部(46)の一部として一体に形成されたカバー(48)と
    を備える蒸気タービン回転動翼(20)であって、
    カバー(48)が、翼形部(42)の正圧面(30)にオーバハングした第1の部分(52)と翼形部(42)の負圧面(32)にオーバハングした第2の部分(54)とを有し、カバー(48)が先端部(46)に対して所定の角度で配置され、該角度が約15°〜約35°の範囲内にある、蒸気タービン回転動翼(20)。
  2. カバー(48)の第2の部分(54)が、動翼(20)の前縁(34)から、動翼(20)の後縁(36)から所定の距離だけ離隔した位置(62)まで先端部(46)に沿って延在するシールストリップ(64)を含む、請求項1記載の蒸気タービン回転動翼(20)。
  3. カバー(48)の第1の部分(52)が、蒸気タービン動翼(20)の段の隣接カバーと接触しないように構成された非接触面(66)を含み、第2の部分(54)が蒸気タービン動翼(20)の段の隣接カバーと接触するように構成された接触面(68)を含む、請求項1記載の蒸気タービン回転動翼(20)。
  4. ストレート軸方向挿入式ダブテール(40)が約7.0インチ(17.78cm)〜約16.8インチ(42.67cm)の幅を有する、請求項1記載の蒸気タービン回転動翼(20)。
  5. 該動翼(20)が約43.14ft2(4.0m2)以上の出口環状空間面積を含む、請求項1記載の蒸気タービン回転動翼(20)。
  6. 該動翼(20)が、約1500rpm〜約3600rpmの範囲内の作動速度を有する、請求項1記載の蒸気タービン回転動翼(20)。
  7. タービンロータ(18)の周りに配置された複数の後段蒸気タービン動翼(20)を備える、蒸気タービン(10)の低圧タービンセクションであって、複数の後段蒸気タービン動翼(20)の各々が、
    20.4インチ(51.82cm)以上の長さを有する翼形部(42)と、
    翼形部(42)の一端に設けられた根元部(44)と、
    根元部(44)から突出したダブテール部(40)であってストレート軸方向挿入式ダブテール(40)を含むタブテール部(40)と、
    翼形部(42)の根元部(44)とは反対側の端部に設けられた先端部(46)と、
    先端部(46)の一部として一体に形成されたカバー(48)と
    を備えており、カバー(48)が翼形部(42)の正圧面(30)にオーバハングした第1の部分(52)と翼形部(42)の負圧面(32)にオーバハングした第2の部分(54)とを有し、カバー(48)が先端部(46)に対して所定の角度で配置され、該角度が、約15°〜約35°の範囲内にある、低圧タービンセクション。
  8. 複数の後段蒸気タービン動翼(20)のカバー(48)が、隣接カバー(48)との間に公称間隙(70)をもって組立てられる、請求項7記載の低圧タービンセクション。
  9. 公称間隙(70)が約0.005インチ(0.127mm)〜約0.015インチ(0.381mm)の範囲内にある、請求項8記載の低圧タービンセクション。
  10. 複数の後段蒸気タービン動翼(20)のカバー(48)が単一の連続結合構造体を形成する、請求項7記載の低圧タービンセクション。
JP2009204187A 2008-09-08 2009-09-04 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼 Pending JP2010065689A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/205,937 US8052393B2 (en) 2008-09-08 2008-09-08 Steam turbine rotating blade for a low pressure section of a steam turbine engine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010065689A true JP2010065689A (ja) 2010-03-25

Family

ID=41350658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009204187A Pending JP2010065689A (ja) 2008-09-08 2009-09-04 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8052393B2 (ja)
EP (1) EP2161413A3 (ja)
JP (1) JP2010065689A (ja)
RU (1) RU2009133264A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8277189B2 (en) * 2009-11-12 2012-10-02 General Electric Company Turbine blade and rotor

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63227904A (ja) * 1987-02-24 1988-09-22 ウエスチングハウス・エレクトリック・コーポレーション 相対運動を減少する蒸気タービンの組立方法及び装置
JPH09209704A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Hitachi Ltd 蒸気タービン
JPH11336501A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Toshiba Corp タービン動翼
JP2004340131A (ja) * 2003-03-28 2004-12-02 Siemens Ag 流体機械の動翼列
US20070183895A1 (en) * 2005-12-29 2007-08-09 Rolls-Royce Power Engineering Plc Third stage turbine airfoil
JP4058906B2 (ja) * 1997-09-05 2008-03-12 株式会社日立製作所 蒸気タービン

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2030657B (en) 1978-09-30 1982-08-11 Rolls Royce Blade for gas turbine engine
US5067876A (en) 1990-03-29 1991-11-26 General Electric Company Gas turbine bladed disk
DE4132332A1 (de) 1990-12-14 1992-06-25 Ottomar Gradl Anordnung zum befestigen von schaufeln an der scheibe eines rotors
US5277549A (en) 1992-03-16 1994-01-11 Westinghouse Electric Corp. Controlled reaction L-2R steam turbine blade
US5299915A (en) 1992-07-15 1994-04-05 General Electric Corporation Bucket for the last stage of a steam turbine
US5267834A (en) 1992-12-30 1993-12-07 General Electric Company Bucket for the last stage of a steam turbine
US5480285A (en) 1993-08-23 1996-01-02 Westinghouse Electric Corporation Steam turbine blade
US5393200A (en) 1994-04-04 1995-02-28 General Electric Co. Bucket for the last stage of turbine
US5494408A (en) 1994-10-12 1996-02-27 General Electric Co. Bucket to wheel dovetail design for turbine rotors
US5531569A (en) 1994-12-08 1996-07-02 General Electric Company Bucket to wheel dovetail design for turbine rotors
US6142737A (en) 1998-08-26 2000-11-07 General Electric Co. Bucket and wheel dovetail design for turbine rotors
JP3793667B2 (ja) 1999-07-09 2006-07-05 株式会社日立製作所 低圧蒸気タービン最終段動翼の製造方法
US6568908B2 (en) 2000-02-11 2003-05-27 Hitachi, Ltd. Steam turbine
US6435834B1 (en) 2001-01-31 2002-08-20 General Electric Company Bucket and wheel dovetail connection for turbine rotors
US6435833B1 (en) 2001-01-31 2002-08-20 General Electric Company Bucket and wheel dovetail connection for turbine rotors
JP4316168B2 (ja) 2001-08-30 2009-08-19 株式会社東芝 蒸気タービン動翼の翼材料および形状の選定方法と蒸気タービン
US6846160B2 (en) 2001-10-12 2005-01-25 Hitachi, Ltd. Turbine bucket
US6652237B2 (en) 2001-10-15 2003-11-25 General Electric Company Bucket and wheel dovetail design for turbine rotors
US6877956B2 (en) * 2002-12-23 2005-04-12 General Electric Company Methods and apparatus for integral radial leakage seal
US6814543B2 (en) 2002-12-30 2004-11-09 General Electric Company Method and apparatus for bucket natural frequency tuning
US6851926B2 (en) * 2003-03-07 2005-02-08 General Electric Company Variable thickness turbine bucket cover and related method
US6893216B2 (en) 2003-07-17 2005-05-17 General Electric Company Turbine bucket tip shroud edge profile
JP4299301B2 (ja) * 2003-09-10 2009-07-22 株式会社日立製作所 タービン動翼
US7001152B2 (en) * 2003-10-09 2006-02-21 Pratt & Wiley Canada Corp. Shrouded turbine blades with locally increased contact faces
US7905709B2 (en) 2004-02-10 2011-03-15 General Electric Company Advanced firtree and broach slot forms for turbine stage 1 and 2 buckets and rotor wheels
US7097428B2 (en) 2004-06-23 2006-08-29 General Electric Company Integral cover bucket design
US7195455B2 (en) 2004-08-17 2007-03-27 General Electric Company Application of high strength titanium alloys in last stage turbine buckets having longer vane lengths
US20070292265A1 (en) 2006-06-14 2007-12-20 General Electric Company System design and cooling method for LP steam turbines using last stage hybrid bucket
US8038404B2 (en) 2007-07-16 2011-10-18 Nuovo Pignone Holdings, S.P.A. Steam turbine and rotating blade
US7946822B2 (en) * 2007-07-16 2011-05-24 Nuovo Pignone Holdings, S.P.A. Steam turbine rotating blade
US7946823B2 (en) * 2007-07-16 2011-05-24 Nuovo Pignone Holdings, S.P.A. Steam turbine rotating blade
US8100657B2 (en) * 2008-09-08 2012-01-24 General Electric Company Steam turbine rotating blade for a low pressure section of a steam turbine engine
US8075272B2 (en) * 2008-10-14 2011-12-13 General Electric Company Steam turbine rotating blade for a low pressure section of a steam turbine engine

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63227904A (ja) * 1987-02-24 1988-09-22 ウエスチングハウス・エレクトリック・コーポレーション 相対運動を減少する蒸気タービンの組立方法及び装置
JPH09209704A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Hitachi Ltd 蒸気タービン
JP4058906B2 (ja) * 1997-09-05 2008-03-12 株式会社日立製作所 蒸気タービン
JPH11336501A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Toshiba Corp タービン動翼
JP2004340131A (ja) * 2003-03-28 2004-12-02 Siemens Ag 流体機械の動翼列
US20070183895A1 (en) * 2005-12-29 2007-08-09 Rolls-Royce Power Engineering Plc Third stage turbine airfoil

Also Published As

Publication number Publication date
EP2161413A3 (en) 2013-12-25
EP2161413A2 (en) 2010-03-10
US20100061842A1 (en) 2010-03-11
US8052393B2 (en) 2011-11-08
RU2009133264A (ru) 2011-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6514511B2 (ja) 2つの部分スパンシュラウドおよび湾曲したダブテールを有する高翼弦動翼
JP2010096180A (ja) 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン動翼
EP2820279B1 (en) Turbomachine blade
JP2010065686A (ja) 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼
JP2010065685A (ja) 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼
US9328619B2 (en) Blade having a hollow part span shroud
EP2743453B1 (en) Tapered part-span shroud
JP5546816B2 (ja) 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼
JP5752353B2 (ja) タービンエーロフォイルのクロッキング
JP2010059968A (ja) タービンエアフォイルのクロッキング
JP2010156338A (ja) タービン翼付け根構成
JP2010230005A (ja) 蒸気タービン低圧用途用の有効長52インチの蒸気タービン動翼
EP2738351A1 (en) Rotor blade with tear-drop shaped part-span shroud
JP5552281B2 (ja) タービン翼形部をクロッキングする方法
EP3358134B1 (en) Steam turbine with rotor blade
JP2010065689A (ja) 蒸気タービンエンジンの低圧セクション用の蒸気タービン回転動翼
US9719355B2 (en) Rotary machine blade having an asymmetric part-span shroud and method of making same
JP2020159275A (ja) タービン静翼、及びタービン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131030

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131129

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140917

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140922

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141017

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150623