JP2010063032A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中継通信システムにおいて共有される動画像データなどの複数のリソースを、容易に管理することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】クライアント端末11、21、31は、中継通信システムを用いてテレビ会議を行う。クライアント端末11、21、31は、撮像した動画像データを互いに送受信し、受信した動画像データを再生する。クライアント端末11、21、31は、それぞれ、撮像した動画像データをメディアデータ861、862、863として記憶する。メディアデータ861、862、863の属性情報が登録されたメディアデータ管理情報82が、クライアント端末11、21、31により保持される。これにより、クライアント端末11、21、31にそれぞれ実体が格納されているメディアデータ861、862、863を、メディアデータ管理情報82を参照して利用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔のLAN(Local Area Network)に接続されるクライアント端末が、WAN(Wide Area Network)を超えて通信する技術に関する。
遠隔のLANに接続されるクライアント端末が、WANを超えて通信することがある。VPN(Virtual Private Network)は、遠隔のLANが直接に接続されているかのようなネットワークを構築できる。しかし、VPNは、拡張性および柔軟性のあるネットワークを構築することが困難である。
特許文献1が開示する中継通信システムは、VPNと同様に、遠隔のLANが直接に接続されているかのようなネットワークを構築できる。そして、中継通信システムは、VPNと異なり、拡張性および柔軟性のあるネットワークを構築することが容易である。
中継通信システムは、WAN、複数のLANを備える。各LANは、中継サーバを備える。各中継サーバは、中継通信システムが備える中継サーバについての中継グループ情報、中継通信システムが共有するリソースについての共有リソース情報を格納する。
一のLANに接続されるクライアント端末が、他のLANに接続されるクライアント端末が格納するリソースを操作するときには、これらのLANに接続される中継サーバは、中継グループ情報および共有リソース情報に基づいて、リソースの操作を中継する。
中継通信システムが備えるLANが増減することがある。中継通信システムが共有するリソースが更新されることがある。しかし、中継通信システムは、これらの変化に対応して、中継グループ情報および共有リソース情報を更新できる。そして、中継通信システムは、これらの変化に対応して、拡張性および柔軟性のあるネットワークを構築できる。
また、特許文献2が開示する中継通信システムは、特許文献1と同様に、遠隔のLANが直接に接続されているかのようなネットワークを構築できる。クライアント端末は、中継通信システムで共有される共有リソースを直接に操作できるか否かを判定する。共有リソースを直接に操作できない場合、クライアント端末は、中継サーバを経由して、共有リソースを格納するクライアント端末に共有リソースの操作を指示する。
特開2008−129991号公報 特開2008−140254号公報
特許文献1が開示する中継通信システムにおいて、LANおよびクライアント端末の増減状態および接続状態が変化することがある。しかし、クライアント端末および中継サーバが通信先を指定するにあたり、装置の増減状態および接続状態をリアルタイムに確認する具体的な手段は開示されていない。
複数のクライアント端末がそれぞれ格納するリソースが、相互に関連している場合がある。この場合、複数のクライアント端末は、相互に関連する複数のリソースを共有することで、各リソースを利用することができる。しかし、各リソースは独立して共有されており、共有された複数のリソースを統一して管理することが困難であった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、遠隔のLANに接続されるクライアント端末がWANを超えて通信することを可能にする中継通信システムにおいて、クライアント端末および中継サーバが通信先を指定するにあたり、装置の増減状態および接続状態をリアルタイムに確認する具体的な手段を提供することを目的とする。
また、本発明は、複数のクライアント端末にそれぞれ格納される動画像データなどの相互に関連する複数のリソースを、容易に管理できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、第1ネットワークに接続される第1中継サーバを介して第2ネットワークに接続される第2中継サーバと通信可能であり、前記第1ネットワークに接続される第1クライアント端末として機能する通信装置であって、前記第1中継サーバと前記第2中継サーバとが中継グループを構成することを示す中継グループ情報を記憶する中継グループ情報記憶部と、前記第1中継サーバの起動状態を示す第1中継サーバ起動情報と、前記第1中継サーバと前記第1クライアント端末との間の接続状態を含め前記第1中継サーバに登録されている前記第1クライアント端末に関する第1クライアント端末登録情報と、を含み、前記第1中継サーバが作成する第1中継サーバ情報と、前記第2中継サーバの起動状態を示す第2中継サーバ起動情報と、前記第2中継サーバと前記第2ネットワークに接続される第2クライアント端末との間の接続状態を含め前記第2中継サーバに登録されている前記第2クライアント端末に関する第2クライアント端末登録情報と、を含み、前記第2中継サーバが作成する第2中継サーバ情報と、を含む中継サーバ情報を記憶する中継サーバ情報記憶部と、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末とが動画像共有グループを構成することを示す共有グループ情報を含む動画像データ管理情報を、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間で共有する管理情報共有部と、周辺領域を撮像して周辺動画像データを生成する撮像部と、前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報とに基づいて前記周辺動画像データを前記第2クライアント端末にストリーミング送信する送信部と、第1期間において撮像された前記周辺動画像データを記憶する記憶部と、前記第1期間において前記第2クライアント端末において撮像されて記憶された遠隔動画像データに関する属性情報を受信し、前記記憶部に記憶された前記周辺動画像データに関する属性情報と前記遠隔動画像データに関する属性情報と、を前記動画像データ管理情報に追加して、前記動画像データ管理情報を更新する更新部と、を備え、前記管理情報共有部は、前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報と前記共有グループ情報とに基づいて、前記動画像データ管理情報の更新情報を前記第2クライアント端末に送信することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記中継サーバ情報は、第3クライアント端末と通信できるかどうかを示す通信可否情報、を含み、前記動画像共有グループには、前記第3クライアント端末が含まれており、前記第1クライアント端末は、前記第2クライアント端末および前記第3クライアント端末との間で、撮像された動画像データをストリーミング配信することで互いに閲覧可能としており、前記管理情報共有部は、前記動画像データ管理情報が更新されるときに、前記第3クライアント端末において撮像されて記憶された動画像データに関する属性情報が前記動画像データ管理情報に既に登録されていた場合、前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報と前記共有グループ情報とに基づいて前記更新情報を前記第3クライアント端末に送信することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の通信装置において、前記管理情報共有部は、前記更新情報として、更新された前記動画像データ管理情報を前記第2クライアント端末に送信することを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、第2ネットワークに接続される第2クライアント端末と通信できるかどうかを中継サーバ情報に基づいて確認する。これにより、本発明に係る通信装置は、通信先の状況に応じた通信が可能となる。
本発明に係る通信装置は、第2クライアント端末と動画像共有グループを構成することを示す共有グループ情報を含む動画像データ管理情報を、第2クライアント端末との間で共有する。本発明に係る通信装置は、第1期間に記憶された周辺動画像データに関する属性情報と、第1期間に第2クライアント端末により撮像されて記憶された遠隔動画像データに関する属性情報とを、動画像データ管理情報に追加して更新する。更新された動画像データ管理情報は、第2クライアント端末に送信される。これにより、複数のクライアント端末にそれぞれ記憶された動画像データを関連づけて管理することが容易となる。
また、本発明において、第3クライアント端末が動画像共有グループに含まれている。本発明に係る通信装置は、動画像データ管理情報の更新時に第3クライアント端末が撮像して記憶した動画像データに関する属性情報が動画像データ管理情報に既に登録されていた場合、更新情報を第3クライアント端末に送信する。これにより、周辺動画像データおよび遠隔動画像データを記憶していない第3クライアント端末でも、周辺動画像データおよび遠隔動画像データを利用することができる。
{中継通信システムの全体構成}
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、中継通信システムの全体構成を示す図である。中継通信システムは、LAN1、2、3、WAN100から構成される。LAN1、2、3は、遠隔に構築される小規模なネットワークである。WAN100は、インターネットなどの大規模なネットワークである。
LAN1は、クライアント端末11、中継サーバ12から構成される。LAN2は、クライアント端末21、22、中継サーバ23から構成される。LAN3は、クライアント端末31、中継サーバ32から構成される。WAN100は、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ101から構成される。
クライアント端末11、21、22、31は、パーソナルコンピュータなどである。中継サーバ12、23、32は、クライアント端末11、クライアント端末21、22、クライアント端末31の相互間の通信を中継する。SIPサーバ101は、中継サーバ12、23、32の相互間の通信を中継する。
本実施の形態においては、中継サーバ12、23、32の相互間の通信プロトコルとして、SIPを利用するが、SIP以外のプロトコルを利用してもよい。SIP以外のプロトコルを利用するときには、中継サーバ12、23、32の相互間の通信が直接に実行されればよい。
{中継サーバの構成要素}
図2は、中継サーバ12(23、32)の構成要素を示す図である。中継サーバ12(23、32)は、インターフェース部121(231、321)、制御部122(232、322)、データベース格納部123(233、323)から構成される。括弧が付されていない符号は、中継サーバ12における符号を示す。括弧が付されている符号は、中継サーバ23、32における符号を示す。
インターフェース部121(231、321)は、プライベートIPアドレスを利用して、LAN1(2、3)に接続されるクライアント端末に対して通信を実行する。インターフェース部121(231、321)は、グローバルIPアドレスを利用して、WAN100に接続されるSIPサーバ101に対して通信を実行する。
制御部122(232、322)は、クライアント端末11、21、22、31の相互間の通信を中継するための制御を実行する。制御部122(232、322)は、データベース格納部123(233、323)に格納される以下の情報を作成または更新する。
データベース格納部123(233、323)は、中継グループ情報格納部124(234、324)、中継サーバ情報格納部125(235、325)、クライアント端末情報格納部126(236、326)、メディアデータ管理情報格納部127(237、327)から構成される。以上の情報の具体例については、後述する。
{クライアント端末の構成要素}
図3は、クライアント端末11の構成要素と、クライアント端末11、21、31が格納するリソースとを示す図である。図3において、LAN2、3、WAN100、クライアント端末22、中継サーバ12、23、32の表示、クライアント端末21、31の詳細な構成の表示を省略している。
クライアント端末11は、インターフェース部111、制御部112、リソース格納部113、データベース格納部114、カメラ115から構成される。
インターフェース部111は、IPアドレスを利用して、LAN1に接続される中継サーバ12に対して通信を実行する。
制御部112は、インターフェース部111を介した中継サーバ、クライアント端末に対する通信を制御する。データベース格納部114に格納される各種情報は、制御部112によって管理される。
リソース格納部113は、メディアデータ861、864の実体を格納する。メディアデータ861、864は、動画データおよび音声データを含むマルチメディアデータである。なお、本実施の形態において、リソースとは、マルチメディアデータを指す。
データベース格納部114は、中継グループ情報40、中継サーバ情報50、メディアデータ管理情報80〜83を格納する。
カメラ115は、クライアント端末11の周辺領域を撮像して、動画像データを生成する。カメラ115が撮像した動画像データは、リソース格納部113に、メディアデータ861、864として格納される。カメラ115は録音機能を有しているため、動画像データには、音声データが含まれる。
クライアント端末21、22、31は、クライアント端末11と同様の構成である。このため、クライアント端末21、22、31の詳細な構成の説明を省略し、クライアント端末21、31がそれぞれ格納するリソースについて説明する。
クライアント端末21のリソース格納部213には、カメラ215が撮像した動画像データがメディアデータ862、865として格納される。クライアント端末31のリソース格納部313には、カメラ315が撮像した動画像データがメディアデータ863として格納される。
なお、メディアデータ861〜865を総称する場合、メディアデータ86と記載する。
ここで、図1に示す中継通信システムの動作の概要について説明する。クライアント端末11、21、31のユーザは、中継通信システムをテレビ会議システムとして利用する。
クライアント端末11は、カメラ115が撮像した動画像データを、クライアント端末21、31にリアルタイムに送信するとともに、メディアデータ861として記憶する。クライアント端末21は、カメラ215が撮像した動画像データを、クライアント端末11、31にリアルタイムに送信するとともに、メディアデータ862として記憶する。クライアント端末31は、カメラ315が撮像した動画像データを、クライアント端末11、21にリアルタイムに送信するとともに、メディアデータ863として記憶する。
クライアント端末11、21、31のユーザは、モニタに表示される動画像データを利用してテレビ会議を行う。クライアント端末11、21、31は、テレビ会議を終了する場合、メディアデータ861〜863の属性情報をメディアデータ管理情報に登録する。
これにより、各クライアント端末に格納されるメディアデータ861〜863が、メディアデータ管理情報によって関連付けられる。メディアデータ管理情報は、各クライアント端末の間で共有される。したがって、各クライアント端末に実体が記憶されているメディアデータ861〜863を、メディアデータ管理情報を用いて容易に管理することができる。
{中継グループ情報の具体例}
図4は、中継グループ情報の具体例として、中継グループ情報40を示す図である。中継グループ情報は、中継通信システムを構成する中継サーバの概要を示す情報である。図4に示す中継グループ情報40は、中継サーバ12、23により中継グループが構成されている状態を示している。
中継グループ情報40は、上位情報401、下位情報402から構成される。
上位情報401は、上位にある中継グループについての情報である。「id」は、中継グループの識別情報を示す。「lastmod」は、中継グループ情報の最新更新時刻を示す。「name」は、中継グループの名称を示す。
下位情報402は、下位にある中継サーバについての情報である。「id」は、中継サーバの識別情報を示す。下位情報402は、中継グループに参加する中継サーバの変化に応じて更新される。
中継グループ情報40は、中継グループ情報格納部124、234において格納される。すなわち、中継グループ情報40は、中継サーバ12、23により共有される。さらに、中継グループ情報40は、中継サーバおよびクライアント端末により共有される。
{中継サーバ情報の具体例}
図5は、中継サーバ情報の具体例として、中継サーバ情報50を示す図である。中継サーバ情報は、中継通信システムを構成する中継サーバの詳細を示す情報であり、中継通信システムを構成するクライアント端末の概要を示す情報である。
なお、図5に示す中継サーバ情報50は、クライアント端末11、21、中継サーバ12、23が中継通信システムを構成する場合の具体例である。中継サーバ情報50の内容は、中継通信システムを構成する中継サーバ、クライアント端末の数に応じて変化する。
中継サーバ情報50は、上位情報501−1、501−2、下位情報502−1、502−2から構成される。上位情報501−1、501−2は、各々、中継サーバ起動情報503−1、503−2を含む。下位情報502−1、502−2は、各々、クライアント端末サイト情報504−1、504−2を含む。
上位情報501−1、501−2は、上位にある中継サーバ12、23についての情報である。「id」は、中継サーバの識別情報を示す。「name」は、中継サーバの名称を示す。中継サーバ起動情報503−1、503−2は、中継サーバが起動しているかどうかについての情報である。
下位情報502−1、502−2は、下位にあるクライアント端末11、21についての情報である。「div」は、クライアント端末の部署名を示す。「group」は、クライアント端末が所属する中継グループの識別情報を示す。「id」は、クライアント端末の識別情報を示す。「name」は、クライアント端末の名称を示す。クライアント端末サイト情報504−1、504−2は、クライアント端末11、21がそれぞれログオンしている中継サーバの識別情報を示す。
中継サーバ情報50は、中継サーバ情報格納部125、235において格納される。すなわち、中継サーバ情報50は、中継サーバ12、23により共有される。さらに、中継サーバ情報50は、中継サーバおよびクライアント端末により共有される。
中継サーバが起動しているときには、中継サーバ起動情報503−1、503−2が「active」になっている。中継サーバが起動していないときには、中継サーバ起動情報503−1、503−2が空欄になっている。これにより、中継サーバが起動しているかどうかについての情報が、中継通信システム全体として共有される。
クライアント端末が中継サーバにログオンしているときには、クライアント端末サイト情報504−1、504−2が記載されている。クライアント端末が中継サーバにログオンしていないときには、クライアント端末サイト情報504−1、504−2が記載されていない。これにより、クライアント端末が中継サーバにログオンしているかどうかについての情報が、中継通信システム全体として共有される。
{クライアント端末情報の具体例}
図6は、クライアント端末情報の具体例として、クライアント端末情報60、70を示す図である。クライアント端末情報は、中継通信システムを構成するクライアント端末の詳細を示す情報である。
図6に示すクライアント端末情報60、70は、クライアント端末11、21に対応している。クライアント端末情報60、70は、各々、クライアント端末アドレス情報601、701、クライアント端末有効期限情報602、702、クライアント端末ポート情報603、703を含む。
「div」は、クライアント端末の部署名を示す。「group」は、クライアント端末が所属する中継グループの識別情報を示す。クライアント端末アドレス情報601、701は、クライアント端末のIPアドレスを示す。クライアント端末有効期限情報602、702は、クライアント端末のレジスト有効期限を示す。「id」は、クライアント端末の識別情報を示す。「name」は、クライアント端末の名称を示す。「pass」は、クライアント端末のパスワードを示す。クライアント端末ポート情報603、703は、クライアント端末のポート番号を示す。
クライアント端末情報60は、クライアント端末情報格納部126のみにおいて格納されて、クライアント端末情報70は、クライアント端末情報格納部236のみにおいて格納される。すなわち、クライアント端末情報60は、中継サーバ12のみにより保有されて、クライアント端末情報70は、中継サーバ23のみにより保有される。
クライアント端末11、21に関するクライアント端末アドレス情報601、701などの情報は、nodeタグの中に記載される。したがって、クライアント端末22に関する情報は、図6に示すクライアント端末情報70に新たなnodeタグが追加される形で記載される。また、クライアント端末31に対応するクライアント端末情報は、図6に示すクライアント端末情報60、70と同様の内容である。
{メディアデータ管理情報の具体例}
図7は、メディアデータ管理情報の具体例として、メディアデータ管理情報80を示す図である。メディアデータ管理情報は、テレビ会議の際に各クライアント端末が記憶したメディアデータを、各クライアント端末間で共有するための情報である。図7に示すメディアデータ管理情報80は、メディアデータがクライアント端末11、21、31により共有されている状態を示している。
メディアデータ管理情報80は、本体情報801、メディアデータ個別情報805−1〜805−5、共有グループ情報806から構成される。
本体情報801は、メディアデータ管理情報80本体に関する情報である。識別情報802は、メディアデータ管理情報80の識別番号を示す。グループID803は、クライアント端末11、21、22が所属する中継グループの識別情報である。グループID803を参照することにより、テレビ会議が行われた中継グループを確認することができる。トランザクションID804は、テレビ会議の利用時に確立される通信経路を管理するための管理情報である。
メディアデータ個別情報805−1〜805−5は、各クライアント端末に格納されるメディアデータに関する情報である。メディアデータ個別情報は、メディアデータごとに作成される。
メディアデータ個別情報に対応するdataタグにおいて、「id」は、メディアデータの識別番号を示す。「path」は、メディアデータの格納場所を示す。「owner」は、メディアデータの実体にアクセス可能なクライアント端末の識別情報であり、クライアント端末60などに記載される識別情報に対応する。「name」は、メディアデータの名前を示す。
共有グループ情報806には、メディア共有グループを構成する各クライアント端末の識別情報が記載される。共有グループ情報806において、「client−1@relay−server−1.abc.net」は、クライアント端末11の識別番号である。「client−2@relay−server−2.abc.net」は、クライアント端末21の識別番号である。「client−4@relay−server−3.abc.net」は、クライアント端末31の識別番号である。
メディアデータ管理情報80は、メディアデータ管理情報格納部127、237、327において格納される。すなわち、メディアデータ管理情報80は、中継サーバ12、23、32により共有される。さらに、メディアデータ管理情報80は、メディアデータを共有するクライアント端末11、21、31により共有される。
{中継通信システムの構築の流れ}
図1に示す中継通信システムが構築される流れについて説明する。クライアント端末11、21、22、中継サーバ12、23が中継通信システムを構成するまでを説明する。
中継サーバ12(23)は、SIPサーバ101から中継サーバ23(12)のグローバルIPアドレス、アカウントを取得する。中継サーバ12が中継サーバ23に対してグループ構築を要求することにより、中継サーバ12(23)は、SIPサーバ101から取得したグローバルIPアドレス、アカウントを用いて中継グループ情報40を作成する。これにより、中継グループが構築される。
中継サーバ12(23)は、上位情報501−1(501−2)、下位情報502−1(502−2)を中継サーバ23(12)に送信する。中継サーバ12(23)は、上位情報501−1、501−2、下位情報502−1、502−2から、中継サーバ情報50を作成する。
クライアント端末11が中継サーバ12にログオンした場合、中継サーバ12は、中継サーバ情報50にクライアント端末サイト情報504−1を追加する。中継サーバ情報50の更新通知が、中継サーバ23に送信され、更新された中継サーバ情報50がクライアント端末11に送信される。中継サーバ23は、更新通知に基づいて中継サーバ情報50を更新する。
クライアント端末21、22が中継サーバ23にログオンした場合、中継サーバ23は、クライアント端末21、22に対応するクライアント端末サイト情報を中継サーバ情報50に追加する。中継サーバ情報50の更新通知が、中継サーバ12に送信され、更新された中継サーバ情報50が、クライアント端末21、22に送信される。中継サーバ12は、中継サーバ情報50の更新通知をクライアント端末11に転送する。クライアント端末11、中継サーバ12は、更新通知に基づいて中継サーバ情報50を更新する。
これにより、クライアント端末11、21、22の相互間の通信が可能となる中継通信システムが構築される。
次に、クライアント端末31、中継サーバ32が中継通信システムに参加するまでを説明する。
中継サーバ12、23は、SIPサーバ101から中継サーバ32のグローバルIPアドレス、アカウントを取得する。中継サーバ12が、中継サーバ32に中継グループ情報40を送信し、中継サーバ32に中継グループへの参加を要求する。中継サーバ12、23、32は、中継サーバ32のグローバルIPアドレス、アカウントに基づいて、中継サーバ32に関する情報を中継グループ情報40に追加する。これにより、中継グループに中継サーバ32が追加される。
中継サーバ12は、中継サーバ情報50を中継サーバ32に送信する。中継サーバ32は、中継サーバ32の上位情報、下位情報を中継サーバ12、23に送信する。中継サーバ12、23、32において、中継サーバ32の上位情報、下位情報が中継サーバ情報50に追加され、中継サーバ情報50が更新される。これにより、中継サーバ32が、中継通信システムに追加される。
クライアント端末31が中継サーバ32にログオンした場合、中継サーバ32は、クライアント端末31に対応するクライアント端末サイト情報を中継サーバ情報50に追加する。中継サーバ情報50の更新通知が、中継サーバ12、23に送信され、更新された中継サーバ情報50が、クライアント端末31に送信される。
中継サーバ12は、中継サーバ情報50の更新通知をクライアント端末11に転送する。クライアント端末11、中継サーバ12は、更新通知に基づいて中継サーバ情報50を更新する。中継サーバ23は、中継サーバ情報50の更新通知をクライアント端末21、22に転送する。クライアント端末21、22、中継サーバ23は、更新通知に基づいて中継サーバ情報50を更新する。
これにより、中継通信システムにクライアント端末31が追加され、クライアント端末11、21、22、31の相互間の通信が可能となる。
また、中継グループの構成の変化に応じて、中継グループ情報40が更新される。クライアント端末のログオン、ログアウトなどにより中継通信システムの構成が変化した場合、中継サーバ情報50が更新される。中継サーバ情報50の更新通知が、中継サーバ12、23、32によって送信、あるいはクライアント端末へ転送される。更新通知を受信したクライアント端末、中継サーバは、更新通知に基づいて中継サーバ情報50を更新する。これにより、中継通信システムを構成する装置は、装置の増減状態および接続状態を、中継グループ情報40および中継サーバ情報50を用いてリアルタイムで確認することができる。
{中継通信システムを利用したテレビ会議}
次に、テレビ会議システムとして図1に示す中継通信システムを利用した場合における、中継通信システムの動作について詳しく説明する。テレビ会議システムには、クライアント端末11、21、31が参加する。
初期状態において、メディアデータ管理情報は作成されていない。また、メディアデータ861〜865は生成されていない。
[通信経路の確立]
図8は、テレビ会議システムに用いられる通信経路が確立されるまでの処理の流れを示す図である。
クライアント端末11、21、31のユーザは、予めテレビ会議を行う日時を決定する。決定した日時において、クライアント端末11、21、31の各ユーザは、テレビ会議用のアプリケーションプログラムを起動する。そして、クライアント端末11、21、31の相互間の通信経路が確立される。
クライアント端末11は、中継グループ情報40および中継サーバ情報50を参照してクライアント端末21と通信可能であることを確認し、クライアント端末21までの通信経路の確立を要求する。
クライアント端末11は、中継サーバ12に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末21)を示す情報とを送信する(ステップS1:open(client−2))。ステップS1における通信を、Stream(11)とする。
中継サーバ12は、中継サーバ23に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末21)を示す情報とを送信する(ステップS1.1:open(client−2))。ステップS1.1における通信を、Stream(12)とする。中継サーバ12は、Stream(11)、(12)を関連付ける。
中継サーバ23は、クライアント端末21に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末21)を示す情報とを送信する(ステップS1.1.1:open(client−2))。ステップS1.1.1における通信を、Stream(13)とする。中継サーバ23は、Stream(12)、(13)を関連付ける。
クライアント端末21は、中継サーバ23に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS1.1.1に対するack)。中継サーバ23は、Stream(12)、(13)の関連付けに基づいて、中継サーバ12に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS1.1に対するack)。中継サーバ12は、Stream(11)、(12)の関連付けに基づいて、クライアント端末11に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS1に対するack)。これにより、クライアント端末11は、クライアント端末21までの通信経路の確立が許可されたことを確認する。
クライアント端末11は、クライアント端末21までの通信経路を確立する。クライアント端末11は、中継サーバ12との間にコネクション(connection(21))を確立する(ステップS2:connection(21))。
中継サーバ12は、中継サーバ23との間にコネクション(connection(22))を確立する(ステップS2.1:connection(22))。中継サーバ12は、connection(21)、(22)を関連付ける。
中継サーバ23は、クライアント端末21との間にコネクション(connection(23))を確立する(ステップS2.1.1:connection(23))。中継サーバ23は、connection(22)、(23)を関連付ける。
connection(21)、(22)、(23)が確立されることにより、クライアント端末11とクライアント端末21との間に通信経路が確立される。中継サーバ12、23は、上述したコネクションの関連付けに基づいて、クライアント端末11、21の相互間の通信を中継する。
次に、クライアント端末11は、中継グループ情報40および中継サーバ情報50を参照してクライアント端末31と通信可能であることを確認し、クライアント端末31までの通信経路の確立を要求する。
クライアント端末11は、中継サーバ12に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS3:open(client−4))。ステップS3における通信を、Stream(31)とする。
中継サーバ12は、中継サーバ32に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS3.1:open(client−4))。ステップS3.1における通信を、Stream(32)とする。中継サーバ12は、Stream(31)、(32)を関連付ける。
中継サーバ32は、クライアント端末31に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS3.1.1:open(client−4))。ステップS3.1.1における通信を、Stream(33)とする。中継サーバ32は、Stream(32)、(33)を関連付ける。
クライアント端末31は、中継サーバ32に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS3.1.1に対するack)。中継サーバ32は、Stream(32)、(33)の関連付けに基づいて、中継サーバ12に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS3.1に対するack)。中継サーバ12は、Stream(31)、(32)の関連付けに基づいて、クライアント端末11に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS3に対するack)。これにより、クライアント端末11は、クライアント端末31までの通信経路の確立が許可されたことを確認する。
クライアント端末11は、クライアント端末31までの通信経路を確立する。クライアント端末11は、中継サーバ12との間にコネクション(connection(41))を確立する(ステップS4:connection(41))。
中継サーバ12は、中継サーバ32との間にコネクション(connection(42))を確立する(ステップS4.1:connection(42))。中継サーバ12は、connection(41)、(42)を関連付ける。
中継サーバ32は、クライアント端末31との間にコネクション(connection(43))を確立する(ステップS4.1.1:connection(43))。中継サーバ32は、connection(42)、(43)を関連付ける。
connection(41)、(42)、(43)が確立されることにより、クライアント端末11とクライアント端末31との間に通信経路が確立される。中継サーバ12、32は、上述したコネクションの関連付けに基づいて、クライアント端末11、31の相互間の通信を中継する。
次に、クライアント端末21が、中継グループ情報40および中継サーバ情報50を参照してクライアント端末31と通信可能であることを確認し、クライアント端末31までの通信経路の確立を要求する。
クライアント端末21は、中継サーバ23に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS5:open(client−4))。ステップS5における通信を、Stream(51)とする。
中継サーバ23は、中継サーバ32に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS5.1:open(client−4))。ステップS5.1における通信を、Stream(52)とする。中継サーバ23は、Stream(51)、(52)を関連付ける。
中継サーバ32は、クライアント端末31に対して、コネクション確立の要求情報と通信先(クライアント端末31)を示す情報とを送信する(ステップS5.1.1:open(client−4))。ステップS5.1.1における通信を、Stream(53)とする。中継サーバ32は、Stream(52)、(53)を関連付ける。
クライアント端末31は、中継サーバ32に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS5.1.1に対するack)。中継サーバ32は、Stream(52)、(53)の関連付けに基づいて、中継サーバ23に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS5.1に対するack)。中継サーバ23は、Stream(51)、(52)の関連付けに基づいて、クライアント端末21に対して、コネクション確立の許可情報を送信する(ステップS5に対するack)。これにより、クライアント端末21は、クライアント端末31までの通信経路の確立が許可されたことを確認する。
クライアント端末21は、クライアント端末31までの通信経路を確立する。クライアント端末21は、中継サーバ23との間にコネクション(connection(61))を確立する(ステップS6:connection(61))。
中継サーバ23は、中継サーバ32との間にコネクション(connection(62))を確立する(ステップS6.1:connection(62))。中継サーバ23は、connection(61)、(62)を関連付ける。
中継サーバ32は、クライアント端末31との間にコネクション(connection(63))を確立する(ステップS6.1.1:connection(63))。中継サーバ32は、connection(62)、(63)を関連付ける。
connection(61)、(62)、(63)が確立されることにより、クライアント端末21とクライアント端末31との間に通信経路が確立される。中継サーバ23、32は、上述したコネクションの関連付けに基づいて、クライアント端末21、31の相互間の通信を中継する。
これにより、クライアント端末11、21、31の相互間に通信経路が確立され、テレビ会議システムの利用が可能な状態となる。
[録画の開始]
図9は、通信経路の確立後、各クライアント端末が動画像データの記憶を開始するまでの処理の流れを示す図である。
クライアント端末11は、クライアント端末21、31に対して、カメラ115が撮像した動画像データの送信を開始する(ステップS7−A)。同様に、クライアント端末21は、クライアント端末11、31に対して、カメラ215が撮像した動画像データの送信を開始する(ステップS7−B)。クライアント端末31は、クライアント端末11、21に対して、カメラ315が撮像した動画像データの送信を開始する(ステップS7−C)。
クライアント端末11は、クライアント端末21、31から送信された動画像データを再生する。クライアント端末21は、クライアント端末11、31から送信された動画像データを再生する。クライアント端末31は、クライアント端末11、21から送信された動画像データを再生する。これにより、各クライアント端末のユーザは、テレビ会議を利用することができる。
なお、クライアント端末11、21、31は、動画像データをストリーミング方式で送信する。このため、クライアント端末11、21、31は、受信した動画像データの記憶処理を行わない。
次に、クライアント端末31のユーザが、テレビ会議の録画を指示する。クライアント端末31は、ユーザの指示に応じて、カメラ315が撮像した動画像データの記憶を開始する。クライアント端末31は、ユーザの指示に応じて、クライアント端末11、21に対して動画像データの記憶開始を指示する。動画像データの記憶開始の指示については、後述する。また、クライアント端末31は、ユーザの指示に応じて、メディアデータ管理情報81を作成する。
図10は、メディアデータ管理情報81を示す図である。図10に示すように、録画指示に基づいて新規に作成されるメディアデータ管理情報81には、本体情報811と、共有グループ情報816とが設定される。
本体情報811において、識別情報812は、「70dfaj」と設定されている。トランザクションID814は、「9854」と設定されている。識別情報812、トランザクションID814は、クライアント端末31が中継サーバ32に対して、識別情報およびトランザクションIDの新規の割り当てを要求することによって、中継サーバ32によって生成される。グループID813には、中継グループ情報40、中継サーバ情報50などに設定されている中継グループの識別情報「20070402133100」が設定される。
共有グループ情報816において、テレビ会議に参加しているクライアント端末11、21、31の識別情報が設定される。クライアント端末31は、たとえば、中継サーバ情報50から取得したクライアント端末11、21、31の識別情報に基づいて共有グループ情報816を設定する。
次に、クライアント端末11、21に対する動画像データの記憶開始の指示について説明する。クライアント端末31は、メディアデータ管理情報81を作成した後で、クライアント端末11、21に録画指示コマンドを送信する。クライアント端末31は、Stream(33)、(53)を用いて、メディアデータ管理情報81を含む録画指示コマンドを中継サーバ32に送信する(ステップS8:SAVE(9854))。
中継サーバ32は、Stream(52)を用いて、録画指示コマンドを中継サーバ23に送信する(ステップS8.1:SAVE(9854))。中継サーバ23は、Stream(51)を用いて、録画指示コマンドをクライアント端末21に送信する(ステップS8.1.1:SAVE(9854))。
クライアント端末21は、受信した録画指示コマンドに基づいて、カメラ215が撮像した動画像データの記憶処理を開始する。クライアント端末21は、受信した録画指示コマンドに含まれるメディアデータ管理情報81を記憶する。
また、中継サーバ32は、Stream(32)を用いて、録画指示コマンドを中継サーバ12に送信する(ステップS8.2:SAVE(9854))。中継サーバ12は、Stream(31)を用いて、録画指示コマンドをクライアント端末11に送信する(ステップS8.2.1:SAVE(9854))。
クライアント端末11は、受信した録画指示コマンドに基づいて、カメラ115が撮像した動画像データの記憶処理を開始する。クライアント端末11は、受信した録画指示コマンドに含まれるメディアデータ管理情報81を記憶する。
これにより、クライアント端末11、21、31は、メディアデータ管理情報81をそれぞれ保持するとともに、動画像データの記憶を開始する。
なお、中継サーバ12、23、32は、録画指示コマンドを中継するときに、メディアデータ管理情報81をメディアデータ管理情報格納部127、237、327にそれぞれ格納する。すなわち、メディアデータ管理情報81がクライアント端末11、21、31、中継サーバ12、23、32で共有される。
[テレビ会議の利用停止]
図11は、クライアント端末31がテレビ会議の利用を停止する場合における処理の流れを示す図である。なお、クライアント端末31がテレビ会議の使用を停止した後でも、クライアント端末11、21は、引き続きテレビ会議を利用することができる。
クライアント端末31のユーザがテレビ会議の利用停止を指示することにより、クライアント端末31は、カメラ315を停止させる。録画指示から利用停止の指示までに記憶された動画像データが、メディアデータ863として保存される。メディアデータ863のファイル名を「dat003」とする。クライアント端末31は、メディアデータ863の属性情報として、メディアデータ個別情報825−3(図12参照)を作成する。メディアデータ個別情報825−3には、メディアデータ863の格納場所「c:¥dat003」が設定される。また、メディアデータ個別情報825−3には、オーナクライアント端末としてクライアント端末31の識別情報「client−4@relay−server−3.abc.net」、メディアデータ863のファイル名「dat003」などが設定される。
クライアント端末31は、クライアント端末21にテレビ会議の利用停止を通知する。具体的には、クライアント端末31は、テレビ会議の利用停止を通知する利用停止コマンドを、Stream(53)を用いて中継サーバ32に送信する(ステップS9:BYE(dat003))。利用停止コマンドには、メディアデータ個別情報825−3と、テレビ会議の利用停止を通知するメッセージが含まれる。中継サーバ32は、利用停止コマンドを、Stream(52)を用いて中継サーバ23に送信する(ステップS9.1:BYE(dat003))。中継サーバ23は、利用停止コマンドを、Stream(51)を用いてクライアント端末21に送信する(ステップS9.1.1:BYE(dat003))。
クライアント端末21は、利用停止コマンドを受信したときまでに記憶した動画像データを、メディアデータ862として保存する。メディアデータ862のファイル名を「dat002」とする。クライアント端末21は、メディアデータ862の属性情報として、メディアデータ個別情報825−2(図12参照)を作成する。メディアデータ個別情報825−2には、メディアデータ862の格納場所「c:¥mydocument¥dat002」が設定される。また、メディアデータ個別情報825−2には、オーナクライアント端末としてクライアント端末21の識別情報「client−2@relay−server−2.abc.net」、メディアデータ862のファイル名「dat002」などが設定される。クライアント端末21は、カメラ215から出力される撮像した動画像データの記憶処理とクライアント端末11への送信処理とを継続する。
クライアント端末21は、利用停止コマンドの応答を、Stream(51)を用いて中継サーバ23に送信する(ステップS10.1.1:OK(dat002))。利用停止コマンドの応答には、メディアデータ個別情報825−2および利用停止を了承したことを示すメッセージが含まれる。中継サーバ23は、利用停止コマンドの応答を、Stream(52)を用いて中継サーバ32に送信する(ステップS10.1:OK(dat002))。中継サーバ32は、利用停止コマンドの応答を、Stream(53)を用いてクライアント端末31に送信する(ステップS10:OK(dat002))。
また、クライアント端末31は、クライアント端末11にテレビ会議の利用停止を通知する。具体的には、クライアント端末31は、利用停止コマンドを、Stream(33)を用いて中継サーバ32に送信する(ステップS11:BYE(dat003))。中継サーバ32は、利用停止コマンドを、Stream(32)を用いて中継サーバ12に送信する(ステップS11.1:BYE(dat003))。中継サーバ12は、利用停止コマンドを、Stream(31)を用いてクライアント端末11に送信する(ステップS11.1.1:BYE(dat003))。
クライアント端末11は、利用停止コマンドを受信したときまでに記憶した動画像データを、メディアデータ861として保存する。メディアデータ861のファイル名を「dat001」とする。クライアント端末11は、メディアデータ861の属性情報として、メディアデータ個別情報825−1(図12参照)を作成する。メディアデータ個別情報825−1には、メディアデータ861の格納場所「c:¥temp¥dat001」が設定される。また、メディアデータ個別情報825−1には、オーナクライアント端末としてクライアント端末11の識別情報「client−1@relay−server−1.abc.net」、メディアデータ861のファイル名「dat001」が設定される。クライアント端末11は、カメラ115から出力される動画像データの記憶処理とクライアント端末21への送信処理とを継続する。
クライアント端末11は、利用停止コマンドの応答を、Stream(31)を用いて中継サーバ12に送信する(ステップS12.1.1:OK(dat001))。利用停止コマンドの応答には、メディアデータ個別情報825−1および利用停止を了承したことを示すメッセージが含まれる。中継サーバ12は、利用停止コマンドの応答を、Stream(32)を用いて中継サーバ32に送信する(ステップS12.1:OK(dat001))。中継サーバ32は、利用停止コマンドの応答を、Stream(33)を用いてクライアント端末31に送信する(ステップS12:OK(dat001))。
ステップS12に示す処理の後で、クライアント端末31は、メディアデータ個別情報825−1〜825−3に基づいてメディアデータ管理情報81を更新し、メディアデータ管理情報82を作成する。
図12は、メディアデータ管理情報82を示す図である。図10に示すメディアデータ管理情報81にメディアデータ個別情報825−1〜825−3が追加されることで、メディアデータ管理情報82が作成される。
メディアデータ個別情報825−1は、「name=“dat001”」の設定から、メディアデータ861に対応する。同様に、メディアデータ個別情報825−2は、「name=“dat002”」の設定から、メディアデータ862に対応する。メディアデータ個別情報825−3は、「name=“dat003”」の設定から、メディアデータ863に対応する。
クライアント端末31は、メディアデータ個別情報825−1〜825−3が追加されたメディアデータ管理情報82を、クライアント端末21に送信する。具体的には、クライアント端末31は、送信先をクライアント端末21に指定した上で、メディアデータ管理情報82を中継サーバ32に対して送信する(ステップS13:NOTIFY())。中継サーバ32は、指定された送信先に基づいて、メディアデータ管理情報82を中継サーバ23に送信する(ステップS13.1:NOTIFY())。中継サーバ23は、指定された送信先に基づいて、メディアデータ管理情報82をクライアント端末21に送信する(ステップS13.1.1:NOTIFY())。
また、クライアント端末31は、メディアデータ管理情報82を、クライアント端末11に送信する。具体的には、クライアント端末31は、送信先をクライアント端末11に指定した上で、メディアデータ管理情報82を中継サーバ32に対して送信する(ステップS14:NOTIFY())。中継サーバ32は、指定された送信先に基づいて、メディアデータ管理情報82を中継サーバ12に送信する(ステップS14.1:NOTIFY())。中継サーバ12は、指定された送信先に基づいて、メディアデータ管理情報82をクライアント端末11に送信する(ステップS14.1.1:NOTIFY())。
なお、中継サーバ12、23、32は、メディアデータ管理情報82の送信を中継するときに、メディアデータ管理情報格納部127、237、327にそれぞれ格納されるメディアデータ管理情報81を、メディアデータ管理情報82に差し替える。これにより、クライアント端末11、21、31、中継サーバ12、23、32により、メディアデータ管理情報82が共有される。
クライアント端末31は、メディアデータ管理情報82を送信した後で、connection(43)を切断する。中継サーバ32は、connection(43)の切断に応じて、connection(42)を切断する。中継サーバ12は、connection(42)の切断に応じて、connection(41)を切断する。
また、クライアント端末31は、connection(63)を切断する。中継サーバ32は、connection(63)の切断に応じて、connection(62)を切断する。中継サーバ23は、connection(62)の切断に応じて、connection(61)を切断する。
これにより、クライアント端末31がテレビ会議の利用を停止するための一連の処理が終了する。クライアント端末11、21のユーザは、引き続きテレビ会議を利用する。
[テレビ会議の終了]
図13は、クライアント端末11、21がテレビ会議を終了するときの処理の流れを示す図である。
クライアント端末11、21の相互間におけるテレビ会議が行われた後で、クライアント端末11のユーザが、テレビ会議の終了を指示する。クライアント端末11は、テレビ会議終了の指示に応じて、カメラ115を停止させる。クライアント端末11は、クライアント端末31がテレビ会議の利用を停止してからテレビ会議終了の指示が入力されるまでに記憶された動画像データを、メディアデータ864として保存する。メディアデータ864のファイル名を「dat001N」とする。
クライアント端末11は、メディアデータ864の属性情報として、メディアデータ個別情報835−4(図14参照)を作成する。メディアデータ個別情報835−4には、メディアデータ864の格納場所「c:¥temp¥dat001N」が設定される。また、メディアデータ個別情報835−4には、オーナクライアント端末としてクライアント端末11の識別情報「client−1@relay−server−1.abc.net」、メディアデータ864のファイル名「dat001N」が設定される。
クライアント端末11は、テレビ会議の終了を通知する終了コマンドを、Stream(11)を用いて中継サーバ12に送信する(ステップS15:BYE(dat001N))。終了コマンドには、メディアデータ個別情報835−4およびテレビ会議の終了を指示するメッセージが含まれる。
中継サーバ12は、終了コマンドを、Stream(12)を用いて中継サーバ23に送信する(ステップS15.1:BYE(dat001N))。中継サーバ23は、終了コマンドを、Stream(13)を用いてクライアント端末21に送信する(ステップS15.1.1:BYE(dat001N))。
クライアント端末21は、受信した終了コマンドに応じて、カメラ215を停止させる。クライアント端末21は、クライアント端末31がテレビ会議の利用を停止してから、終了コマンドを受信するまでに記憶された動画像データをメディアデータ865として保存する。メディアデータ865のファイル名を「dat002N」とする。
クライアント端末21は、メディアデータ865の属性情報として、メディアデータ個別情報835−5(図14参照)を作成する。メディアデータ個別情報835−5には、メディアデータ865の格納場所「c:¥mydocument¥dat002N」が設定される。また、メディアデータ個別情報835−5には、オーナクライアント端末としてクライアント端末21の識別情報「client−2@relay−server−2.abc.net」、メディアデータ865のファイル名「dat002N」が設定される。
クライアント端末21は、終了コマンドの応答を、Stream(13)を用いて中継サーバ23に送信する(ステップS16.1.1:OK(dat002N))。終了コマンドの応答には、メディアデータ個別情報835−5およびテレビ会議の終了を了承したことを示すメッセージが含まれる。中継サーバ23は、終了コマンドの応答を、Stream(12)を用いて中継サーバ12に送信する(ステップS16.1:OK(dat002N))。中継サーバ12は、利用停止コマンドの応答を、Stream(11)を用いてクライアント端末11に送信する(ステップS16:OK(dat002N))。
クライアント端末11は、メディアデータ個別情報835−4、835−5と、メディアデータ管理情報82とを合成して、メディアデータ管理情報83を作成する。
図14は、メディアデータ管理情報83を示す図である。図12に示すメディアデータ管理情報82にメディアデータ個別情報835−4、835−5が追加されることで、メディアデータ管理情報83が作成される。メディアデータ個別情報835−4は、「name=“dat001N”」の設定から、メディアデータ864に対応する。メディアデータ個別情報835−5は、「name=“dat002N”」の設定から、メディアデータ865に対応する。つまり、テレビ会議に参加したクライアント端末11、21、31で撮像された全ての動画像データが、互いに関連付けられた状態でメディアデータ管理情報83に登録される。
クライアント端末11は、メディアデータ管理情報83をクライアント端末21に送信する。具体的には、クライアント端末11は、送信先をクライアント端末21に指定した上で、メディアデータ管理情報83を中継サーバ12に送信する(ステップS17:NOTIFY())。中継サーバ12は、指定された送信先に基づいてメディアデータ管理情報83を、中継サーバ23に送信する(ステップS17.1:NOTIFY())。中継サーバ23は、指定された送信先に基づいてメディアデータ管理情報83を、クライアント端末21に送信する(ステップS17.1.1:NOTIFY())。
また、クライアント端末11は、共有グループ情報816にクライアント端末31の識別情報が登録されていることを確認して、メディアデータ管理情報83をクライアント端末31に送信する。具体的には、クライアント端末11は、送信先をクライアント端末31に指定した上で、メディアデータ管理情報83を中継サーバ12に送信する(ステップS18:NOTIFY())。中継サーバ12は、指定された送信先に基づいてメディアデータ管理情報83を中継サーバ32に送信する(ステップS18.1:NOTIFY())。中継サーバ32は、指定された送信先に基づいてメディアデータ管理情報83をクライアント端末31に送信する(ステップS18.1.1:NOTIFY())。
クライアント端末21、31は、受信したメディアデータ管理情報83を記憶する。なお、中継サーバ12、23、32は、メディアデータ管理情報83を中継するときに、メディアデータ管理情報格納部127、237、327にそれぞれ格納されたメディアデータ管理情報82を、メディアデータ管理情報83に差し替える。
これにより、クライアント端末11、21、31、中継サーバ12、23、32により、メディアデータ管理情報83が共有される。メディアデータ861〜865の実体は、各クライアント端末に格納されたままである。メディアデータ管理情報83において、メディアデータ個別情報825−1〜825−3、835−4、835−5には、各メディアデータ86を格納するクライアント端末の識別情報、クライアント端末におけるメディアデータ86の格納場所が設定されている。このため、クライアント端末11、21、31のユーザは、メディアデータ管理情報83に基づいてテレビ会議時に撮像された全ての動画像データを選択し、選択した動画像データを視聴することができる。
クライアント端末11は、connection(11)を切断する。中継サーバ12は、connection(11)の切断に応じて、connection(12)を切断する。中継サーバ23は、connection(12)の切断に応じて、connection(13)を切断する。これにより、テレビ会議の終了に関する一連の処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係るクライアント端末11、21、31は、テレビ会議のときにストリーミング送信した動画像データを、メディアデータ86として記憶し、メディアデータ86の属性情報をメディアデータ管理情報に登録する。これにより、メディアデータ861〜865が互いに関連付けられた状態でクライアント端末11、21、31の相互間で共有されるため、メディアデータ861〜865を容易に管理することができる。
また、メディアデータ861〜865は、共有状態にあっても、メディアデータの作成元のクライアント端末に格納される。すなわち、メディアデータ861〜865を共有するときに、メディアデータ86の実体を移動させる必要がないため、メディアデータ86の管理がさらに容易となる。
なお、本実施の形態において、クライアント端末11、21が通信経路の確立を要求する例について説明したが、これに限られない。クライアント端末31が通信経路の確立を要求してもよい。
また、本実施の形態において、クライアント端末31がテレビ会議の利用を途中で停止する例について説明したが、これに限られない。クライアント端末11、21が、テレビ会議の利用を途中で停止してもよい。
また、本実施の形態において、クライアント端末31が、テレビ会議の利用を停止するときに、メディアデータ管理情報82をクライアント端末11、21に送信する例について説明したが、これに限られない。たとえば、クライアント端末31が、メディアデータ個別情報825−1〜825−3をクライアント端末11、21に送信してもよい。この場合、クライアント端末11、21、31が、共有リソース管理情報81とメディアデータ個別情報825−1〜825−3とを合成して、共有リソース管理情報82を作成する。
また、本実施の形態において、テレビ会議を終了するときに、クライアント端末11が、メディアデータ管理情報83をクライアント端末21、31に送信する例について説明したが、これに限られない。たとえば、クライアント端末11は、メディアデータ個別情報835−4、835−5をクライアント端末21、31に送信してもよい。この場合、クライアント端末11、21、31が、共有リソース管理情報82とメディアデータ個別情報835−4、835−5とを合成して、共有リソース管理情報83を作成する。
中継通信システムの全体構成を示す図である。 中継サーバの構成要素を示す図である。 クライアント端末の構成要素を示す図である。 中継グループ情報の具体例を示す図である。 中継サーバ情報の具体例を示す図である。 クライアント端末情報の具体例を示す図である。 メディアデータ管理情報の具体例を示す図である。 通信経路が確立されるまでの処理の流れを示す図である。 動画像データの記憶を開始するまでの処理の流れを示す図である。 メディアデータ管理情報の具体例を示す図である。 一部のクライアント端末がテレビ会議の使用を停止する場合における処理の流れを示す図である。 メディアデータ管理情報の具体例を示す図である。 テレビ会議の利用を終了する場合における処理の流れを示す図である。 メディアデータ管理情報の具体例を示す図である。
符号の説明
1、2、3 LAN
11、21、22、31 クライアント端末
12、23、32 中継サーバ
40 中継グループ情報
50 中継サーバ情報
80〜83 メディアデータ管理情報
100 WAN
111、121、231、321 インターフェース部
112、122、232、322 制御部
113、213、313 リソース格納部
114、123、233、323 データベース格納部
124、234、324 中継グループ情報格納部
125、235、325 中継サーバ情報格納部
126、236、326 クライアント端末情報格納部
127、237、327 メディアデータ管理情報格納部
805−1〜805−5、825−1〜825−3、835−4、835−5 メディアデータ個別情報
806、816 共有グループ情報
861〜865 メディアデータ

Claims (3)

  1. 第1ネットワークに接続される第1中継サーバを介して第2ネットワークに接続される第2中継サーバと通信可能であり、前記第1ネットワークに接続される第1クライアント端末として機能する通信装置であって、
    前記第1中継サーバと前記第2中継サーバとが中継グループを構成することを示す中継グループ情報を記憶する中継グループ情報記憶部と、
    前記第1中継サーバの起動状態を示す第1中継サーバ起動情報と、前記第1中継サーバと前記第1クライアント端末との間の接続状態を含め前記第1中継サーバに登録されている前記第1クライアント端末に関する第1クライアント端末登録情報と、を含み、前記第1中継サーバが作成する第1中継サーバ情報と、
    前記第2中継サーバの起動状態を示す第2中継サーバ起動情報と、前記第2中継サーバと前記第2ネットワークに接続される第2クライアント端末との間の接続状態を含め前記第2中継サーバに登録されている前記第2クライアント端末に関する第2クライアント端末登録情報と、を含み、前記第2中継サーバが作成する第2中継サーバ情報と、
    を含む中継サーバ情報を記憶する中継サーバ情報記憶部と、
    前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末とが動画像共有グループを構成することを示す共有グループ情報を含む動画像データ管理情報を、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間で共有する管理情報共有部と、
    周辺領域を撮像して周辺動画像データを生成する撮像部と、
    前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報とに基づいて前記周辺動画像データを前記第2クライアント端末にストリーミング送信する送信部と、
    第1期間において撮像された前記周辺動画像データを記憶する記憶部と、
    前記第1期間において前記第2クライアント端末において撮像されて記憶された遠隔動画像データに関する属性情報を受信し、前記記憶部に記憶された前記周辺動画像データに関する属性情報と前記遠隔動画像データに関する属性情報と、を前記動画像データ管理情報に追加して、前記動画像データ管理情報を更新する更新部と、
    を備え、
    前記管理情報共有部は、前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報と前記共有グループ情報とに基づいて、前記動画像データ管理情報の更新情報を前記第2クライアント端末に送信することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記中継サーバ情報は、第3クライアント端末と通信できるかどうかを示す通信可否情報、を含み、
    前記動画像共有グループには、前記第3クライアント端末が含まれており、
    前記第1クライアント端末は、前記第2クライアント端末および前記第3クライアント端末との間で、撮像された動画像データをストリーミング配信することで互いに閲覧可能としており、
    前記管理情報共有部は、前記動画像データ管理情報が更新されるときに、前記第3クライアント端末において撮像されて記憶された動画像データに関する属性情報が前記動画像データ管理情報に既に登録されていた場合、前記中継グループ情報と前記中継サーバ情報と前記共有グループ情報とに基づいて前記更新情報を前記第3クライアント端末に送信することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置において、
    前記管理情報共有部は、前記更新情報として、更新された前記動画像データ管理情報を前記第2クライアント端末に送信することを特徴とする通信装置。
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