JP2010060207A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯栓における流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたとする判断が正常だったのか誤判定だったのか、即ち、設定された閾値が適正なのかどうかを容易に診断することができるため、出荷段階で流量センサの出力と注湯量センサの出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなく、出荷段階における調整工数が不要で生産性にも優れる給湯装置を提供する。
【解決手段】給湯栓7に連通した給湯路6と、給湯路6から分岐し浴槽11に接続された注湯路8と、注湯路8に配設された注湯路開閉弁9と、給湯栓7における流量を検知する流量センサ3と、注湯路8に配設された注湯量センサ10と、流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたと判断すると注湯路開閉弁9を閉止し流量が検出されるか否かを判断する制御部12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、風呂給湯と台所等での他栓給湯とに共用される給湯装置に関するものである。
従来より、風呂給湯と台所等での他栓給湯とに共用される給湯装置が知られている。このような給湯装置は、風呂の浴槽の水位が設定水位より低くなると、給湯熱交換器で作り出した湯や貯湯タンクに蓄えた湯を、給湯路から分岐した注湯路から浴槽内に落とし込んで行う自動湯張りや、風呂の湯温が設定温度より低くなると、給湯熱交換器で作り出した湯や貯湯タンクに蓄えた湯を浴槽内に落とし込んで適温にする高温差し湯等の風呂給湯機能を備えているものが多い。
この種の給湯装置において、風呂給湯時に他栓給湯使用の要求があったときには、風呂給湯を中断し待機させて、他栓給湯を優先して行わせる給湯優先方式を採用したものが知られている。給湯優先方式を採用する理由は、風呂給湯時に他栓給湯使用の要求があったときに風呂給湯が継続されていると、浴槽への注湯分だけ他栓からの給湯量が不足したり、浴槽に注湯される高温の湯(差し湯)が他栓から給湯されたりする不具合が生じるからである。
給湯優先方式を採用した給湯装置では、風呂給湯時に他栓給湯使用の要求があったか否かの判断を行い、それに基づき風呂給湯を中断する必要がある。この技術として、例えば(特許文献1)に開示されたものが知られている。
以下、図面を参照しながら、(特許文献1)に開示された技術について説明する。
図1は給湯装置の構成図である。
図中、1は給湯装置、2は水を供給する給水路、3は給水路2に配設され給水量を検知する流量センサ、4は給水路2に接続された給湯熱交換器、5は給湯熱交換器4を加熱するバーナ、6は給湯熱交換器4によって加熱された湯が給湯される給湯路、7は給湯路6の端部に接続され給湯路6に連通した給湯栓、8は給湯路6から分岐した注湯路、9は注湯路8に配設された注湯路開閉弁、10は注湯路8に配設された注湯量センサ、11は注湯路8に接続された浴槽、12は流量センサ3,注湯量センサ10の検知信号に基づき注湯路開閉弁9の開閉を行う制御部である。
給湯優先方式を採用した給湯装置1では、給湯栓7から給湯を行う場合、給水路2の給水量(流量センサ3が検知する流量)の全量が給湯熱交換器4で加熱され、給湯栓7から給湯される。従って、流量センサ3が検知する流量(給水量)は、給湯栓7における流量と等しい(厳密にいえば、体積膨張分だけ給湯栓7における流量の方が、流量センサ3が検知する流量(給水量)よりも大であるが、実用上無視できる程度の差である。)。
以上のように構成された給湯装置1では、自動湯張り等の風呂給湯時に(給湯栓7は閉止されている)、制御部12は、注湯路開閉弁9を開弁して水を給水管2から給湯熱交換器4へ流す。給湯熱交換器4に達した水は給湯熱交換器4によって加熱され、湯が注湯路8を通って浴槽11へ供給される。流量センサ3で検知される流量をVc、注湯量センサ10で検知される注湯量をVhとすると、給湯栓7が閉止されている場合、流量センサ3を通過した水が加熱されて全て注湯量センサ10を通過するため、流量Vc=注湯量Vhである。
風呂給湯時に給湯栓7が開けられると、給湯熱交換器4によって加熱された湯の一部が給湯栓7に流れ込む。このため、注湯量センサ10で検知される注湯量Vhと、流量センサ3で検知される流量Vcとは異なることとなり、流量Vc>注湯量Vhとなる。これを利用して、流量Vcと注湯量Vhとの差(Vc−Vh)を求めることにより、風呂給湯中における他栓給湯割り込み状態を検出することができる。具体的には、ある閾値N(N>0)を定めておき、Vc−Vh>Nの場合に、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)と判断し、制御部12が注湯路開閉弁9を閉止し風呂給湯を中断させる(給湯優先動作を行う)のである。
特開平10−122647号公報
しかしながら上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)流量センサ3や注湯量センサ10は、同一メーカーの同一仕様のものを採用しても個体差(部品のバラツキ)があるため、給湯装置1に取り付けられた流量センサ3,注湯量センサ10毎に、流量Vcと注湯量Vhとの差(Vc−Vh)にバラツキが生じるという問題があった。給湯栓7が少ししか開かれず給湯量が少ない場合であっても給湯優先動作が行われるためには、閾値Nは小さな方が望ましいが、閾値Nを特定の小さな値に一律に決めてしまうと、センサ間のバラツキのため、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いている(Vc−Vh>Nとなった)と誤判定して、給湯優先動作に移行してしまうという不具合が生じる場合があった。
(2)上記の問題を防止するため閾値Nを大きめの値とすると、給湯栓7が少ししか開かれず給湯量が少ない場合等は、Vc−Vhが閾値Nを超えたと判定できないため、給湯優先動作に移行しないという不具合が生ずる。
(3)このような不具合を防止するためには、流量センサ3や注湯量センサ10の個体差を見込んで給湯装置毎に固有の閾値を定める必要があるが、定めた閾値が適正なのかどうかを診断することが困難であった。そこで、出荷段階で、給湯装置1の給水路2や給湯路6に基準となる校正用センサを接続して、流量とセンサ出力との特性データを求め、この特性データに基づいて流量センサ3の出力と注湯量センサ10の出力とを補正し、センサの個体差を無くすような調整を行っていた。このような調整を行うことにより、閾値を一律に定めることができるようになるが、この出荷段階の調整作業が煩雑で工数を要し、生産性に欠けるという課題を有していた。
(4)流量センサ3や注湯量センサ10の出力が出荷段階や設置段階で調整されていても、給湯装置1が使用されると、給水路2や注湯路8を流れる水や湯に含まれる鉄分やスケール分等が流量センサ3や注湯量センサ10に付着し、流量センサ3や注湯量センサ10の出力が経時的に低下するという問題があった。このため、給湯装置1の使用期間が長くなるにつれ、給湯栓7が開かれていなくても、給湯栓7が開いていると誤判定して給湯優先動作に移行してしまうという不具合や、給湯栓7が開かれているのに給湯優先動作に移行しないという不具合が生じ易くなるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、給湯栓における流量と注湯量の差が所定の閾値を超えた(他栓給湯使用の要求があった)との判断が正常だったのか誤判定だったのか、即ち、設定された閾値が適正なのかどうかを容易に診断することができるため、出荷段階で流量センサの出力と注湯量センサの出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなく、出荷段階における調整工数が不要で生産性にも優れる給湯装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の給湯装置は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の給湯装置は、給湯栓に連通した給湯路と、前記給湯路から分岐し浴槽に接続された注湯路と、前記注湯路に配設された注湯路開閉弁と、前記給湯栓における流量を検知する流量センサと、前記注湯路に配設された注湯量センサと、を備えた給湯装置であって、流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたと判断すると前記注湯路開閉弁を閉止し、流量が検出されるか否かを判断する制御部を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)制御部が流量と注湯量の差が所定の閾値を超えた(他栓給湯使用の要求があった)と判断し、注湯路開閉弁を閉止したときに流量が検出された場合は、給湯栓が開かれたことを示しているため、他栓給湯使用の要求があったとの判断は正常であったといえる。一方、注湯路開閉弁を閉止したときに流量が検出されない場合は、給湯栓が開かれていないことを示しているため、他栓給湯使用の要求があったとの判断は誤判定であったといえる。このように、流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたと判断すると注湯路開閉弁を閉止し、流量が検出されるか否かを判断する制御部を有しているため、流量と注湯量の差が所定の閾値を超えた(他栓給湯使用の要求があった)との判断が、正常だったのか誤判定だったのか、即ち、閾値が適正なのかどうかを容易に診断することができる。
(2)閾値が適正なのかどうかの診断を容易に行うことができるので、出荷段階では閾値を小さめの値に設定しておき、給湯装置の設置時に、現場で閾値を漸次増加させながら上記の診断を繰り返して行うことにより、容易に適正な閾値を給湯装置毎に定めることができる。この結果、流量センサと注湯量センサの個体差に依存した誤判定が生じるのを防止できる。
(3)これにより、出荷段階で、基準となる校正用センサを用い、流量センサの出力と注湯量センサの出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなくなるため、調整工数が不要となり、生産性にも優れる。
ここで、給湯栓における流量としては、給湯栓に流量センサを設けて給湯栓を流れる湯水の流量を直接的に検知した流量である必要はなく、給水路や給湯路,バイパス管等に設けた流量センサを用いて、給湯栓を流れる湯水を間接的に検知した流量であれば良い。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の給湯装置であって、前記制御部が、前記注湯路開閉弁を閉止した後、流量が検出されなかったと判断すると、前記注湯路開閉弁を開弁するとともに閾値を漸次増加させる構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)注湯路開閉弁を閉止した後、流量が検出されなかった場合は、給湯栓が開かれていないことを示しているため、他栓給湯使用の要求があったとの判断は誤判定であったといえる。流量が検出されなかったと判断すると制御部が注湯路開閉弁を開弁するので、風呂給湯が再開される。さらに、制御部が閾値を漸次増加させるので、制御部が学習して、センサ間の個体差(部品のバラツキ)を補正し適正な閾値を定めることができ、給湯栓が開かれていなくても給湯栓が開いている(Vc−Vh>Nとなった)と誤判定する確率を次第に低下させることができる。これにより、給湯栓が少ししか開かれず流量が少ない場合でも、給湯優先動作に確実に移行させることができる。
(2)制御部が学習して適正な閾値を定めるため、給湯装置の設置時に閾値を定めるために行う調整作業も不要となる。このため、給湯装置の設置作業を容易にし、設置時間も短縮することができる。
(3)給水路や注湯路を流れる水や湯に含まれる鉄分やスケール分等が流量センサや注湯量センサに付着し、流量センサや注湯量センサの出力が経時的に低下しても、制御部が学習してその状況に応じた適正な閾値を定めるため、給湯装置の使用期間が長くなっても、給湯栓が開かれていなくても給湯栓が開いていると誤判定して給湯優先動作に移行してしまうという不具合や、給湯栓が開かれているのに給湯優先動作に移行しないという不具合を防止できる。
以上のように、本発明の給湯装置によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたと判断すると注湯路開閉弁を閉止し、流量が検出されるか否かを判断する制御部を有しているため、流量と注湯量の差が所定の閾値を超えた(他栓給湯使用の要求があった)との判断が、正常だったのか誤判定だったのか、即ち、閾値が適正なのかどうかを容易に診断することができる給湯装置を提供できる。
(2)閾値が適正なのかどうかの診断を容易に行うことができるので、出荷段階では閾値を小さめの値に設定しておき、給湯装置の設置時に、現場で閾値を漸次増加させながら上記の診断を繰り返して行うことにより、容易に適正な閾値を給湯装置毎に定めることができ、センサ間の個体差に依存した誤判定が生じるのを防止できるため、出荷段階で流量センサの出力と注湯量センサの出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなくなるため、調整工数が不要となり生産性にも優れた給湯装置を提供できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)流量が検出されなかったと判断すると制御部が注湯路開閉弁を開弁するので、風呂給湯が再開され、さらに制御部が閾値を漸次増加させるので、制御部が学習して適正な閾値を定めることができるため、給湯栓が開かれていなくても給湯栓が開いている(Vc−Vh>Nとなった)と誤判定する確率を次第に低下させることができ、給湯栓が少ししか開かれず流量が少ない場合でも、給湯優先動作に確実に移行させることができる給湯装置を提供できる。
(2)制御部が学習して適正な閾値を定めるため、給湯装置の設置時に閾値を定めるために行う調整作業も不要となるため、給湯装置の設置作業を容易にし、設置時間も短縮できる給湯装置を提供できる。
(3)給水路や注湯路を流れる水や湯に含まれる鉄分やスケール分等の影響で流量センサや注湯量センサの出力が経時的に低下しても、制御部が学習してその状況に応じた適正な閾値を定めるため、給湯装置の使用期間が長くなっても、給湯栓が開かれていなくても給湯栓が開いていると誤判定して給湯優先動作に移行してしまうという不具合や、給湯栓が開かれているのに給湯優先動作に移行しないという不具合を防止できる給湯装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における給湯装置の構成図であり、図2は風呂給湯時に他栓給湯使用の要求があったか否かの判断時の動作を示すフローチャートである。なお、図1に示す給湯装置の構成は、背景技術において説明したものと同様なので、説明を省略する。
本発明の実施の形態1における給湯装置について、以下、風呂給湯を行っている最中に他栓給湯使用の要求があったか否かを判断する動作を説明する。
自動湯張り等の風呂給湯時には(給湯栓7は閉止されている)、制御部12は、注湯路開閉弁9を開弁して水を給水管2から給湯熱交換器4へ流す。給湯熱交換器4に達した水はバーナ5により加熱された給湯熱交換器4によって加熱され、湯が注湯路8を通って浴槽11へ供給される。給湯栓7が閉止されているので、流量センサ3を通過した水が加熱されて全て注湯量センサ10を通過するため、流量センサ3で検知される流量をVc、注湯量センサ10で検知される注湯量をVhとすると、流量Vc=注湯量Vhである(厳密にいえば、水から湯への体積膨張分だけ注湯量Vhの方が流量Vcよりも大であるが、実用上無視できる程度の差である。)。
制御部12は、流量センサ3が出力する流量Vc、注湯量センサ10が出力する注湯量Vhを取得し、流量Vcと注湯量Vhとの差(Vc−Vh)を演算し、初期設定され図示しないメモリに記憶された最小の閾値N(例えば0.5L/s)と比較する(S1)。Vc−VhがN以下のときは、他栓給湯使用の要求がない(給湯栓7が閉止されたままである)と判断し、この状態を維持する。Vc−Vh>Nのときは、制御部12は他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)と判断し、給湯優先動作に移行するため、注湯路開閉弁9を閉止する(S2)。
次に、制御部12は、流量センサ3が、所定の流量(例えば、流量センサ3の検出限界値(検出可能な最小値))以上の流量を検出するか否かを判定する(S3)。給湯栓7が開かれて、所定の流量以上の水量が流量センサ3を通過すると、流量センサ3は信号を出力する。制御部12が流量センサ3からの検出信号を取得すると、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は正常だったことになるため、制御部12は現在の閾値Nを維持し、ステップS1に戻る。
ステップS3において、給湯栓7が開かれていないか、ごく僅かしか開かれていない場合は、所定の流量以上の水量が流量センサ3を通過しないため、制御部12は流量センサ3からの検出信号を取得できない。この場合は、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は誤判定だったことになるため、制御部12は注湯路開閉弁9を開弁し(S4)、風呂給湯を再開する。制御部12は、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いていると誤判定するのを防ぐため、閾値NをΔN(例えば0.5L/s)増加させて更新し(S5)、ステップS1に戻る。
以上のように、本発明の実施の形態1における給湯装置は構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)流量Vcと注湯量Vhの差が閾値Nを超えたと判断すると注湯路開閉弁9を閉止し、流量が検出されるか否かを判断する制御部12を有しているため、流量Vcと注湯量Vhの差が閾値Nを超えた(他栓給湯使用の要求があった)との判断が、正常だったのか誤判定だったのか、即ち、閾値Nが適正なのかどうかを容易に診断することができる。このため、出荷段階では閾値Nを小さめの値に設定しておき、給湯装置1の設置時に、現場で閾値Nを漸次増加させながら上記の診断を繰り返して行うことにより、容易に適正な閾値Nを給湯装置1毎に定めることができる。この結果、センサ間の個体差に依存した誤判定が生じるのを防止できる。従って、出荷段階で、基準となる校正用センサを用い、流量センサ3の出力と注湯量センサ10の出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなくなるため、調整工数が不要となり、生産性にも優れる。
(2)流量が検出されなかったと判断すると制御部12が注湯路開閉弁9を開弁するので、風呂給湯が再開される。さらに、制御部12が閾値Nを漸次増加させるので、制御部12が学習して適正な閾値Nを定めることができ、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いている(Vc−Vh>Nとなった)と誤判定する確率を次第に低下させることができる。これにより、給湯栓7が少ししか開かれず流量が少ない場合でも、給湯優先動作に確実に移行させることができる。
(3)制御部12が学習して適正な閾値Nを定めるため、給湯装置1の設置時に閾値Nを定めるために行う調整作業も不要となる。このため、給湯装置1の設置作業を容易にし、設置時間も短縮することができる。
(4)給水路2や注湯路8を流れる水や湯に含まれる鉄分やスケール分等が流量センサ3や注湯量センサ10に付着し、流量センサ3や注湯量センサ10の出力が経時的に低下しても、制御部12が学習してその状況に応じた適正な閾値Nを定めるため、給湯装置1の使用期間が長くなっても、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いていると誤判定して給湯優先動作に移行してしまうという不具合や、給湯栓7が開かれているのに給湯優先動作に移行しないという不具合を防止できる。
ここで、更新された若しくは維持された閾値Nは、強制的にリセットするまで継続して使用することができる。また、一回の風呂給湯動作が終了するまで継続して使用し、次回の風呂給湯動作の開始時に、初期設定値にリセットする場合もある。
また、本実施の形態においては、給湯熱交換器4がバーナ5で加熱される場合ついて説明したが、これに限定するものではなく、他の加熱手段で給湯熱交換器4を加熱する場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
また、流量センサ3が給水路2に配設された場合について説明したが、流量センサ3は、注湯路8の分岐点より上流側の給湯路6に配設される場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2における給湯装置の構成図である。なお、実施の形態1と同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図中、1aは本発明の実施の形態2における給湯装置、3aは給水路2に配設され給水量を検知する第一流量センサ、6aは給湯路6に配設された逆止弁、6bは逆止弁6aの下流の給湯路6と第一流量センサ3aの上流の給水路2とに連通されたバイパス管、6cはバイパス管6bに配設された第二流量センサ、13は注湯路8に接続され両端が浴槽11に接続された追い焚き循環路、14は注湯路8より上流の追い焚き循環路13に配設された循環ポンプ、15は追い焚き循環路13に配設された追い焚き熱交換器、16は追い焚き熱交換器15を加熱するバーナである。
本実施の形態においては、給水路2に配設された第一流量センサ3aと、バイパス管6bに配設された第二流量センサ6cが、給湯栓7における流量を検知する流量センサを構成している。
以上のように構成された本発明の実施の形態2における給湯装置について、以下、図2を参照しながら、風呂給湯を行っている最中に他栓給湯使用の要求があったか否かを判断する動作を説明する。
自動湯張り等の風呂給湯時には(給湯栓7は閉止されている)、制御部12は、注湯路開閉弁9を開弁して水を給水管2から給湯熱交換器4へ供給し、湯を注湯路8から浴槽11へ供給する。給湯栓7が閉止されており、また給湯路6のバイパス管6bとの合流部と注湯路8の間には逆止弁6aが配設されているので、バイパス管6bに水は流れないため、第一流量センサ3aが検知する流量Vc及び第二流量センサ6cが検知する流量Vcの合計の流量Vc=Vc=注湯量Vhである。
制御部12は、第一流量センサ3a及び第二流量センサ6cが出力する合計の流量Vc、注湯量センサ10が出力する注湯量Vhを取得し、流量Vcと注湯量Vhとの差(Vc−Vh)を演算し、初期設定され図示しないメモリに記憶された最小の閾値N(例えば0.5L/s)と比較する(S1)。Vc−VhがN以下のときは、他栓給湯使用の要求がない(給湯栓7が閉止されたままである)と判断し、この状態を維持する。
給湯栓7が開かれると、一部の水がバイパス管6bから給湯栓7に流れるため、注湯量センサ10で検知される注湯量Vhが、流量Vcより少なくなる。よって、Vc−Vh>Nのときは、制御部12は他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)と判断し、給湯優先動作に移行するため、注湯路開閉弁9を閉止する(S2)。
次に、制御部12は、第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cが、所定の流量(例えば、各々の流量センサの検出限界値(検出可能な最小値))以上の流量を検出するか否かを判定する(S3)。給湯栓7が開かれて、所定の流量以上の水量が第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cを通過すると、第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cは信号を出力する。制御部12が第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cからの検出信号を取得すると、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は正常だったことになるため、制御部12は現在の閾値Nを維持し、ステップS1に戻る。
ステップS3において、給湯栓7が開かれていないか、ごく僅かしか開かれていない場合は、所定の流量以上の水量が第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cを通過しないため、制御部12は第一流量センサ3a又は第二流量センサ6cからの検出信号を取得できない。この場合は、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は誤判定だったことになるため、制御部12は注湯路開閉弁9を開弁し(S4)、風呂給湯を再開する。制御部12は、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いていると誤判定するのを防ぐため、閾値NをΔN(例えば0.5L/s)増加させて更新し(S5)、ステップS1に戻る。
以上のように、本発明の実施の形態2における給湯装置は構成されているので、実施の形態1に記載したものと同様の作用が得られる。
なお、本実施の形態においては、バイパス管6bが第一流量センサ3aの上流の給水路2に連通した場合について説明したが、バイパス管6bが第一流量センサ3aの下流の給水路2に連通した場合についても、制御部12が流量Vc=Vc+Vcと注湯量Vhとを比較し、その差が閾値Nを超えたか否かを判断することにより、同様の作用が得られる。
また、第一流量センサ3aが給水路2に配設された場合について説明したが、第一流量センサ3aは、注湯路8の分岐点より上流側の給湯路6に配設される場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
また、実施の形態1と同様に、更新された若しくは維持された閾値Nは、強制的にリセットするまで継続して使用することができるが、これに限定するものではない。一回の風呂給湯動作が終了するまで継続して使用し、次回の風呂給湯動作の開始時に、初期設定値にリセットする場合もある。
また、本実施の形態においては、給湯熱交換器4がバーナ5で加熱される場合ついて説明したが、これに限定するものではなく、他の加熱手段で給湯熱交換器4を加熱する場合もある。この場合も同様の作用が得られる。
(実施の形態3)
図4は実施の形態3における給湯装置の構成図である。なお、実施の形態1と同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図中、1bは本発明の実施の形態3における給湯装置、17は給水路2が下端に接続され湯水を貯湯する貯湯タンク、18は貯湯タンク17の上端に接続された給湯路6(注湯路8の分岐点より上流側)に配設され給水路2からの給水により貯湯タンク17内の湯水が押し上げられて給湯路6から押し出された高温水の流量を検知する流量センサ、19は貯湯タンク17の下部及び上部に接続され貯湯タンク17の下部から取り出した湯水を後述する熱交換器21によって沸き上げて貯湯タンク17の上部に戻して貯湯する貯湯路、20は貯湯タンク17内の湯水を貯湯路19に循環させる循環ポンプ、21は二酸化炭素等の冷媒によって水を高温に沸き上げる凝縮器としての熱交換器、22は二酸化炭素等の冷媒が用いられ熱交換器21に接続されたヒートポンプ回路、23はヒートポンプ回路22に配設された減圧器、24はヒートポンプ回路22に配設された強制空冷式の蒸発器、25はヒートポンプ回路22に配設された圧縮機である。
実施の形態3における給湯装置1bは、ヒートポンプ回路22の冷媒に二酸化炭素を用いることにより、低温水を熱交換器21で約90℃の高温まで沸き上げることができ、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯タンク17に貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いることができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態3における給湯装置について、以下、図2を参照しながら、風呂給湯を行っている最中に他栓給湯使用の要求があったか否かを判断する動作を説明する。
自動湯張り等の風呂給湯時には(給湯栓7は閉止されている)、制御部12は、注湯路開閉弁9を開弁して水を給水管2から貯湯タンク17へ供給し、貯湯タンク17内の湯水を押し上げて高温水を給湯路6から押し出し、給湯路6に配設された図示しない混合弁で低温水を混合して適温の湯を注湯路8から浴槽11へ供給する。給湯栓7が閉止されているので、流量センサ18を通過した高温水が全て注湯量センサ10を通過するため、流量センサ18が検知する流量Vc=注湯量Vhである。
制御部12は、流量センサ18が出力する流量Vc、注湯量センサ10が出力する注湯量Vhを取得し、流量Vcと注湯量Vhとの差(Vc−Vh)を演算し、初期設定され図示しないメモリに記憶された最小の閾値N(例えば0.5L/s)と比較する(S1)。Vc−VhがN以下のときは、他栓給湯使用の要求がない(給湯栓7が閉止されたままである)と判断し、この状態を維持する。Vc−Vh>Nのときは、制御部12は他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)と判断し、給湯優先動作に移行するため、注湯路開閉弁9を閉止する(S2)。
次に、制御部12は、流量センサ18が、所定の流量(例えば、流量センサ18の検出限界値(検出可能な最小値))以上の流量を検出するか否かを判定する(S3)。給湯栓7が開かれて、所定の流量以上の高温水が流量センサ18を通過すると、流量センサ18は信号を出力する。制御部12が流量センサ18からの検出信号を取得すると、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は正常だったことになるため、制御部12は現在の閾値Nを維持し、ステップS1に戻る。
ステップS3において、給湯栓7が開かれていないか、ごく僅かしか開かれていない場合は、所定の流量以上の高温水が流量センサ18を通過しないため、制御部12は流量センサ18からの検出信号を取得できない。この場合は、他栓給湯使用の要求があった(給湯栓7が開かれた)という制御部12の判断は誤判定だったことになるため、制御部12は注湯路開閉弁9を開弁し(S4)、風呂給湯を再開する。制御部12は、給湯栓7が開かれていなくても給湯栓7が開いていると誤判定するのを防ぐため、閾値NをΔN(例えば0.5L/s)増加させて更新し(S5)、ステップS1に戻る。
以上のように、本発明の実施の形態3における給湯装置は構成されているので、実施の形態1に記載したものと同様の作用が得られる。
ここで、流量センサ18が給湯路6に配設された場合について説明したが、給水路2からの給水により貯湯タンク17内の湯水が押し上げられて、給湯路6から給水と同量の高温水が押し出されるため、流量センサ18を給水路2に配設しても同様の作用が得られる(厳密にいえば、水から湯への体積膨張分だけ注湯路6の流量の方が給水路2の流量よりも大であるが、実用上無視できる程度の差である。)。
また、更新された若しくは維持された閾値Nは、強制的にリセットするまで継続して使用することができる。また、一回の風呂給湯動作が終了するまで継続して使用し、次回の風呂給湯動作の開始時に、初期設定値にリセットする場合もある。
本発明は、風呂給湯と台所等での他栓給湯とに共用される給湯装置に関し、給湯栓における流量と注湯量の差が所定の閾値を超えた(他栓給湯使用の要求があった)との判断が正常だったのか誤判定だったのか、即ち、設定された閾値が適正なのかどうかを容易に診断することができるため、出荷段階で流量センサの出力と注湯量センサの出力とを補正する煩雑な調整作業を行う必要がなく、出荷段階における調整工数が不要で生産性にも優れた給湯装置を提供できる。
給湯装置の構成図 風呂給湯時に他栓給湯使用の要求があったか否かの判断時の動作を示すフローチャート 実施の形態2における給湯装置の構成図 実施の形態3における給湯装置の構成図
符号の説明
1,1a,1b 給湯装置
2 給水路
3 流量センサ
3a 第一流量センサ
4 給湯熱交換器
5 バーナ
6 給湯路
6a 逆止弁
6b バイパス管
6c 第二流量センサ
7 給湯栓
8 注湯路
9 注湯路開閉弁
10 注湯量センサ
11 浴槽
12 制御部
13 追い焚き循環路
14 循環ポンプ
15 追い焚き熱交換器
16 バーナ
17 貯湯タンク
18 流量センサ
19 貯湯路
20 循環ポンプ
21 熱交換器
22 ヒートポンプ回路
23 減圧器
24 蒸発器
25 圧縮機

Claims (2)

  1. 給湯栓に連通した給湯路と、前記給湯路から分岐し浴槽に接続された注湯路と、前記注湯路に配設された注湯路開閉弁と、前記給湯栓における流量を検知する流量センサと、前記注湯路に配設された注湯量センサと、を備えた給湯装置であって、
    流量と注湯量の差が所定の閾値を超えたと判断すると前記注湯路開閉弁を閉止し、流量が検出されるか否かを判断する制御部を備えていることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御部が、前記注湯路開閉弁を閉止した後、流量が検出されなかったと判断すると、前記注湯路開閉弁を開弁するとともに閾値を漸次増加させることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
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