JP2010058949A - ロール紙保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプールやフランジ等を用いずに、簡易な構成と簡易な操作方法によってロール紙を保持できるロール紙保持装置を提供する。
【解決手段】ロール紙保持装置10は、受け部材3、保持部材4、導入部材5を備え、第1姿勢においては、受け部材3がロール紙の軸方向両端近傍を受ける姿勢をとる。第1姿勢において、ロール紙1が外力(自重や操作者による押圧)を受けると、ロール紙1が受け部材3を押圧して、受け部材3が垂直方向に立ち上がる。これにより導入部材5がロール紙1の紙管2に内嵌し、さらに受け部材3の姿勢が垂直方向までになると、保持部材4がロール紙1の紙管2に内嵌して、ロール紙1が回動可能に保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール紙保持装置に関する。
複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置においてはロール紙に印刷を行う場合がある。従来、ロール紙を複写機、プリンタ、FAX等の紙送り機構を有する装置に用いるロール紙保持装置にセットする際の保持方式としては、(1)ロール紙サイズの全幅に対応したスプールを紙管内径に挿入する方式、(2)装置内にロール紙を両側から挟み込むペーパーホルダを設ける方式(下記特許文献1等)、(3)あらかじめロール紙の両端にフランジを付けておき装置内にセットする方式(下記特許文献2等)等が主に実施、提案されている。
実開平4−40054号公報 実開昭64−43048号公報
(1)の方式は、ロール紙給送時の軸芯のぶれが少なく、搬送品質は最も安定している。しかし複写機で扱うロール紙(36インチ)まで対象とした場合、スプールの長さが1m近くになり、スプールをロール紙に挿入する際に取扱いが困難である。
(2)の方式は、ロール紙のセット方式としては、最も簡便であると思われる。しかしペーパーホルダを紙管に確実に嵌合するための機構が複雑になってしまう。(3)の方式は、フランジを機外で脱着するため、(2)の方式に示すような問題はない。しかしフランジを介してロール紙が装置にセットされるため、フランジがロール紙の軸芯に対して傾いて装着されていると、搬送品質が低下してしまう。加えて、フランジの脱着の作業が面倒である。
以上のとおり従来技術には一長一短があり、こうした従来技術の問題点を克服するロール紙保持装置の開発が求められる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、スプールやフランジ等を用いずに、簡易な構成と簡易な操作方法によってロール紙を確実に保持できるロール紙保持装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するために、本発明に係るロール紙保持装置は、用紙がロール状に巻かれたロール紙の軸方向両端近傍の外周面の少なくとも一部を受けることができる受け部と、その受け部と連結して形成され、ロール紙の軸方向両端を、ロール紙が回動可能となるように保持する第1保持部と、前記受け部と前記第1保持部とを一体に姿勢変更可能に保持する第2保持部と、を備え、前記受け部がロール紙の軸方向両端の外周面の少なくとも一部を受け、前記第1保持部が前記ロール紙を保持していない姿勢を第1姿勢とし、前記受け部がロール紙の軸方向両端の外周面を受けず、前記第1保持部が前記ロール紙の軸方向両端をロール紙が回動可能となるように保持する姿勢を第2姿勢として、前記第2保持部により保持された前記受け部と第1保持部とは、前記第1姿勢において前記ロール紙が外力を受けることで前記受け部を押圧して前記第2姿勢へ移行可能であることを特徴とする。
これにより本発明に係るロール紙保持装置では、ロール紙を受ける受け部とロール紙を回動可能に保持する第1保持部と、受け部と第1保持部を保持する第2保持部を備えて、ロール紙が外力を受けることにより受け部を押圧して、受け部がロール紙を受ける第1姿勢から第1保持部がロール紙を保持する第2姿勢へと移行できる。よって簡易な構成と簡易な操作方法によって、ロール紙を保持していない状態から、ロール紙を回動可能に保持する状態へ移行できるロール紙保持装置が実現できる。本発明ではスプールを用いないので、当然上記のようなスプールをロール紙に挿入する煩雑な作業が不要である。またフランジも用いないので、上記のようなフランジが傾いてセットされた際の不具合も発生しない。
また前記受け部において前記ロール紙の軸方向両端近傍の外周面の少なくとも一部に当接する部分は、前記ロール紙の外周面の形状に沿った曲面の表面形状を有するとしてもよい。
これにより受け部においてロール紙と当接する部分は、ロール紙と同様の曲面形状を有するので、外力を受けたロール紙が受け部を押圧する際に、力の伝達がより確実に行われる。したがって第1姿勢から第2姿勢への移行を、より円滑かつ確実におこなうことが可能となる。
また前記ロール紙は軸中心の少なくとも軸方向両端に空洞部を有し、前記第1保持部は前記第2姿勢において前記ロール紙の前記空洞部に内嵌し、前記第1保持部は前記ロール紙の前記空洞部への内嵌を誘導する誘導部を備えたとしてもよい。
これにより第1保持部は第2姿勢においてロール紙の軸に内嵌するとともに、第1保持部はその内嵌を誘導する誘導部を備えるので、第1保持部は確実にロール紙を保持することができる。また第1姿勢から第2姿勢への移行がより円滑となる。
また前記第1保持部あるいは、前記第1保持部における前記誘導部は取り外し可能に配置されたとしてもよい。
これにより第1保持部あるいは誘導部は取り外し可能なので、異なる紙管のロール紙でも保持することができる。よって上記構成と相まって、簡易な構成と操作方法でロール紙を保持できるとともに、異なる紙管のロール紙でも保持することができるロール紙保持装置が構成できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1、2は、本発明の一実施形態に係わるロール紙保持装置10の斜視図である。
ロール紙1は長尺の用紙が紙管2にロール状に巻かれて形成されている。ロール紙保持装置10は、ロール紙受け部材3(受け部材)、保持部材4、導入部材5を備える。図3、4には受け部材3と保持部材4との2つの姿勢が示されている。受け部材3と保持部材4との図3における姿勢を第1姿勢、図4の姿勢を第2姿勢とする。図5、6にはロール紙保持装置10の拡大図が示されている。受け部材3と保持部材4とは、支点6を中心に回動することにより第1姿勢と第2姿勢との間を移行することができる。支点6は具体的には例えば蝶番状部材における回転軸とし、蝶番状部材により適当な場所(プリンタ、複写機、ファクシミリ等におけるロール紙保持装置10を配置する場所)にロール紙保持装置10を支点6を中心に回動可能に固定すればよい。
第1姿勢から第2姿勢への移行を説明する。ロール紙1を受けるためにロール紙1と同じ円形状に加工したロール紙受け部材3にロール紙1を設置すると(図3)、ロール紙1が外力を受けたことによって(ここで外力とは例えば自重、あるいはロール紙1の図示上方向から例えば操作者が加えた力)、受け部材3は図示垂直方向に倒れ始め、同時に受け部材3と連結した保持部材4がロール紙1の両側面から回動し垂直方向に立ち上がり始める。保持部材4が垂直方向に立ち上がり始めると保持部材4に設置した導入部材5がロール紙1の紙管2に嵌り、そして受け部材3が垂直方向に90度倒れこむと保持部材4がロール紙1の紙管2に嵌りこみロール紙1を保持する(図4)。
ロール紙1の受け部材3と保持部材4は図5のように直接的に連結させ支点6を設ける事によって、ロール紙1の自重及びロール紙1上方向から加わる外力を受け部材3から保持部材4へ支点6を中心に梃子の原理で伝達させる事ができる。ロール紙1の紙管2へ保持部材を挿入するには支点6から保持部材4の中心までの距離aをロール紙1の半径より小さい値に設定にする必要がある。また、受け部材3の長さbは短すぎると保持部材4を立ち上がらせるために必要な力を得る事ができないので、支点6から保持部材4の中心までの距離aよりも大きい値に設定するのが良い。また図5のように弾性体(つるまきバネ等)7を設置すると受け部材3から保持部材4に伝わる力を微調整する事ができる。当然弾性体7の一端はプリンタ、複写機、ファクシミリ等における適当な場所に固定すればよい。
ロール紙1を受けるための受け部材3の形状としては図6のようにロール紙1の表面形状と同様の円形状にすると、ロール紙1の設置、すなわち第1姿勢から第2姿勢へ移行する際の力の伝達を確実に行うことに適している、また受け部材3の円形の半径Rとしてはロール紙1の紙満載時の紙サイズの半径に設定し、弧の中心角は100度から150度ほどまでの間、望ましくは120度ぐらいがロール紙1の設置に良適である。
保持部材4に設置する導入部材5の形状は図2のように円筒状が好適であり、図7のように保持部材4と同心の位置に設置する。導入部材5の軸直交断面の半径R1は保持部材4の半径R2に対して近い値であると(例えばR1=R2)、ロール紙1の紙管2への挿入が困難になる。また保持部材4に対して小さ過ぎると(R1<R2)、同様にロール紙1の紙管2への挿入が困難になり加えてロール紙1の自重によって導入部材5が破損する恐れがある。導入部材5の半径としてはR1=1/2*R2に設定すると良い(*は積)。導入部材5の高さhについてはロール紙1の半径を考慮し、紙管2への挿入に適した値にすると好適である。
また図2等に示されているように、保持部材4の外周面には周方向に等間隔に凸部4aが形成されている。この凸部4aによって保持部材4の紙管2への内嵌がより確実になる。さらに図2のとおり、導入部材5、保持部材4、凸部4aの紙管2への導入方向先端部は角を丸く形成している。これにより導入部材5、保持部材4、凸部4aの紙管2への導入がより容易になる。
図7に示されているように、保持部材4及び導入部材5は異なる径の紙管2に対応できるように交換可能とすればよい。保持部材4及び導入部材5の交換方式について、図7のように保持部材4を脱着可能な装着軸8に設置しても良いし、また2インチ紙管対応の保持部材及び導入部材に3インチ対応の保持部材及び導入部材を被せる事ができる方式をとっても良い。装着軸8には、保持部材4及び導入部材5の装着、交換が可能なように高さが設定された突起部8aが形成されている。
本発明の実施例におけるロール紙保持装置の斜視図。 本発明の実施例におけるロール紙保持装置の斜視図。 第1姿勢を説明する図。 第2姿勢を説明する図。 ロール紙保持装置の拡大図。 ロール紙保持装置の拡大図。 ロール紙保持装置の拡大図。
符号の説明
1 ロール紙
2 紙管(空洞部)
3 ロール紙受け部材(受け部)
4 保持部材(第1保持部)
5 導入部材(誘導部)
6 支点(第2保持部)
7 つるまきバネ
8 装着軸
10 ロール紙保持装置

Claims (4)

  1. 用紙がロール状に巻かれたロール紙の軸方向両端近傍の外周面の少なくとも一部を受けることができる受け部と、
    その受け部と連結して形成され、ロール紙の軸方向両端を、ロール紙が回動可能となるように保持する第1保持部と、
    前記受け部と前記第1保持部とを一体に姿勢変更可能に保持する第2保持部と、
    を備え、
    前記受け部がロール紙の軸方向両端の外周面の少なくとも一部を受け、前記第1保持部が前記ロール紙を保持していない姿勢を第1姿勢とし、
    前記受け部がロール紙の軸方向両端の外周面を受けず、前記第1保持部が前記ロール紙の軸方向両端をロール紙が回動可能となるように保持する姿勢を第2姿勢として、
    前記第2保持部により保持された前記受け部と第1保持部とは、前記第1姿勢において前記ロール紙が外力を受けることで前記受け部を押圧して前記第2姿勢へ移行可能であることを特徴とするロール紙保持装置。
  2. 前記受け部において前記ロール紙の軸方向両端近傍の外周面の少なくとも一部に当接する部分は、前記ロール紙の外周面の形状に沿った曲面の表面形状を有する請求項1に記載のロール紙保持装置。
  3. 前記ロール紙は軸中心の少なくとも軸方向両端に空洞部を有し、
    前記第1保持部は前記第2姿勢において前記ロール紙の前記空洞部に内嵌し、
    前記第1保持部は前記ロール紙の前記空洞部への内嵌を誘導する誘導部を備えた請求項1又は2に記載のロール紙保持装置。
  4. 前記第1保持部あるいは、前記第1保持部における前記誘導部は取り外し可能に配置された請求項1ないし3のいずれか一項に記載のロール紙保持装置。
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WO2014091247A2 (en) * 2012-12-13 2014-06-19 Wrap Film Systems Limited Dispenser
WO2014091247A3 (en) * 2012-12-13 2014-09-04 Wrap Film Systems Limited Dispenser

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