JP2010057193A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010057193A
JP2010057193A JP2009275026A JP2009275026A JP2010057193A JP 2010057193 A JP2010057193 A JP 2010057193A JP 2009275026 A JP2009275026 A JP 2009275026A JP 2009275026 A JP2009275026 A JP 2009275026A JP 2010057193 A JP2010057193 A JP 2010057193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
hue
range
saturation
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009275026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4951054B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Fujine
俊之 藤根
Takashi Kanda
貴史 神田
Toshiyuki Goto
俊之 後藤
Naoko Kondo
尚子 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009275026A priority Critical patent/JP4951054B2/ja
Publication of JP2010057193A publication Critical patent/JP2010057193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4951054B2 publication Critical patent/JP4951054B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】広色域ディスプレイによってそれより狭い色再現範囲の規格(sRGB規格等)に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合に,彩度の高い鮮やかな色を表示可能なディスプレイの長所を活かしつつ,中間的な彩度の色での色相ズレの問題を解消できること。
【解決手段】映像処理回路2が,例えば拡張色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の赤色に至る等色相の色範囲の中央部分である赤色相基準範囲を一部に含み,前記拡張色再現範囲における最高の彩度の赤色を含まない所定の補正対象色範囲の色を,その色相が前記拡張色再現範囲における黄色寄りの色相へ変化するように補正し,その際,前記赤色相基準範囲の色相がsRGB規格の色再現範囲における赤色の色相へ変化するように,さらに,黄色寄りの色相への色相の変化量が前記拡張色再現範囲における前記赤色相基準範囲に対する距離が近い色よりも遠い色の方が小さくなるように補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は,sRGB規格の色再現範囲よりも広い色再現範囲を有する広色域ディスプレイを備えた映像表示装置に関するものである。
従来の一般的な映像表示装置は,IEC(国際電気標準会議)の国際標準規格であるsRGB(standard RGB)規格の色再現範囲(以下,標準色再現範囲という)の色で映像を表示可能なディスプレイ(以下,標準色域ディスプレイという)を備えている。これに対し,昨今の映像表示装置,特に,液晶表示装置は,高画質化が進み,従来よりも色の表現可能範囲が拡大する傾向にある。
例えば,発光色の色純度が高いLEDを光源とするバックライト,及びそのバックライトにより照明される液晶パネル(ディスプレイの一例)を備えた液晶表示装置は,sRGB規格に準拠した映像信号が入力された場合,その映像信号を直接用いて映像表示を行うと,sRGB規格の色再現範囲よりも広い色再現範囲(以下,拡張色再現範囲という)の色で映像が表示される。そのようなディスプレイ(以下,広色域ディスプレイという)は,前記標準色域ディスプレイよりも鮮やかな(彩度の高い)色を表示可能である。
図2は,sRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合について,前記標準色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲CS1と前記広色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲CS2とをu’v’色度図上に表した図である。
図2において,前記標準色域ディスプレイの色再現範囲CS1における3つの頂点P1r,P1g,P1bの位置は,それぞれ色再現範囲CS1において最高の彩度の赤色,緑色,青色を表す位置である。同様に,前記広色域ディスプレイの色再現範囲CS2における3つの頂点P2r,P2g,P2bの位置は,それぞれ色再現範囲CS2において最高の彩度の赤色,緑色,青色を表す位置である。
図2に示されるように,前記広色域ディスプレイは,その色再現範囲CS2が前記標準色域ディスプレイの色再現範囲CS1よりも広く,より彩度の高い色を表示可能である。
また,図2には,前記標準色再現範囲CS1における最低の彩度の無彩色(点Pwの位置)から最高の彩度の赤色(点P1rの位置)に至る等色相の色範囲を表す直線L1r(赤色の等色相ライン)が太い破線で示されている。同様に,図2には,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(点Pwの位置)から最高の彩度の赤色(点P2rの位置)に至る等色相の色範囲を表す直線L2r(赤色の等色相ライン)が太い破線で示されている。
さらに,図2には,R,G,B(赤,緑,青)及びC,M,Y(シアン,マゼンタ,イエロー)の各色について,無彩色から各色(有彩色)に渡って視覚的に同じ色相であると感じる等色相の色範囲が,実線L0r,L0g,L0b,L0c,L0m,L0yで示されている。即ち,実線L0r,L0g,L0b,L0c,L0m,L0yは,それぞれ赤色,緑色,青色,シアン,マゼンタ,イエローの各色の等色相ラインを表す。図2に示される各色の視覚上の等色相ラインL0r,L0g,L0b,L0c,L0m,L0yについては,非特許文献1に示されている。
ここで,赤色の色相について着目する。
図3は,前記標準色再現範囲CS1及び前記拡張色再現範囲CS2それぞれにおける赤色の等色相ラインL1r,L2rと,赤色の視覚上の等色相ラインL0rとを拡大して表した図である。
図3に示されるように,赤色の視覚上の等色相ラインL0rは,黄色の色相の側が凸となる方向にやや湾曲した形状となっている。
そして,前記標準色再現範囲CS1における赤色の等色相ラインL1rは,直線状ではあるものの,赤色の視覚上の等色相ラインL0rとよく近似している。そのため,前記標準色域ディスプレイにより,sRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示が行われると,赤色系の映像は,等色相の信号値については,無彩色(点Pwの位置)から最高の彩度の色(点P1rの位置)までほぼ同一の色相の色で再現された映像となる。但し,前記標準色域ディスプレイは,その色再現範囲CS1が狭いため,彩度の高い赤色を表示する場合の鮮やかさが不足する。また,sRGB規格以外の規格(例えば,sYCC規格)に準拠した映像信号についても,その映像信号をその規格と同じ色再現範囲を有するディスプレイに入力させて映像表示を行えば,赤色系の等色相の色は本来の色で表示される。
また,前記標準色再現範囲CS1における赤色の等色相ラインL1rは,最高の彩度の赤色(位置P2r)が,彩度の高い視覚上の赤色に良く近似する。
そのため,前記広色域ディスプレイにより,sRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示が行われると,非常に彩度の高い赤色については,映像信号が表す本来の色が非常に鮮やかに再現された映像となる。
特開平8−130655号公報
G. Wyszecki, and W. S. Stiles,"Color Science: Concepts and Methods, Quantitative Data and Formulae",2nd ed.,New York,John Wiley & Sons Inc.,2000,p.447
しかしながら,前記標準色再現範囲CS1における赤色の等色相ラインL1rは,直線状であるため,中間的な彩度の部分については,赤色の視覚上の等色相ラインL0rに対する差が大きい。そのため,前記広色域ディスプレイにより,sRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示が行われると,中間的な彩度の赤色については,最大の彩度の赤色に対して視覚的な色相が大きくずれてしまい,マゼンタがかった色の映像が表示されるという問題(以下,色相ズレの問題という)があった。
また,特許文献1に示されるように,その前記広色域ディスプレイの表示色が,前記拡張色再現範囲CS2の色範囲から前記標準色再現範囲CS1の色範囲となるように,映像信号に対して色域圧縮処理を施すことも考えられる。
しかしながら,映像信号に色域圧縮処理を施すことは,彩度の高い鮮やかな赤色を表示可能な前記広色域ディスプレイの長所を活かせないという問題点があった。以上の問題点は,入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲が,前記広色域ディスプレイの色再現範囲(前記拡張色再現範囲CS2)よりも狭い場合に同様に生じる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,前記広色域ディスプレイによってそれより狭い色再現範囲の規格に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合に,彩度の高い鮮やかな赤色を表示可能な前記広色域ディスプレイの長所を活かしつつ,中間的な彩度の赤色を表示する際の前記色相ズレの問題を解消できる映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために,本発明に係る映像表示装置は,sRGB規格の色再現範囲よりも広い色再現範囲である拡張色再現範囲を有する広色域ディスプレイを備え,前記拡張色再現範囲よりも狭い色再現範囲の規格(例えば,sRGB規格やsYCC規格等)に準拠した入力映像信号を補正して前記広色域ディスプレイに入力させるものであり,次の(1)に示される構成要素を備えている。
(1)前記拡張色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の所定の色に至る等色相の色範囲の中央の1点の彩度の部分又は中央の所定範囲の彩度の部分である色相基準範囲を一部に含み,前記拡張色再現範囲における最高の彩度の前記所定の色を含まない所定の補正対象色範囲,の色を表す前記入力映像信号の信号値を,その色相が前記拡張色再現範囲において前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲を表す等色相ライン寄りの色相へ変化するように補正し,その際に,前記色相基準範囲の色相が前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る色相へ変化するように補正するとともに,前記等色相ライン寄りの色相への色相の変化量が前記拡張色再現範囲における前記色相基準範囲に対する距離が近い色よりも遠い色の方が小さくなるように補正する信号補正手段。
ここで,前記所定の補正対象色範囲は,マゼンタから赤色を経て黄色までに至る範囲の内側の色相の範囲である。また,前記所定の補正対象色範囲が,赤色の色相よりもマゼンタ側の第1の色相から,赤色の色相よりも黄色側の第2の色相までに至る範囲の内側の色相の範囲であってもよい。
また,前記広色域ディスプレイの典型例は,LEDを光源とするバックライトにより照明される液晶パネルである。
また,前記色相基準範囲は,例えば,前記拡張色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲のうちの彩度が中央の略5分の1を占める一部の範囲である。
前記色相基準範囲は,前記拡張色再現範囲において中間的な彩度の所定の色を表す範囲である。
そして,前記信号補正手段は,前記入力映像信号における前記色相基準範囲の信号値を,前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における中間的な彩度の所定の色を表す信号値と一致するように,その色相が前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲を表す等色相ライン寄りのの色相へ変化するよう補正する。これにより,前記広色域ディスプレイによる中間的な彩度の前記所定の色の表示色が,前記標準色域ディスプレイによる中間的な彩度の前記所定の色の表示色,即ち,例えば赤色の視覚上の等色相ライン(図2,図3におけるL0r)上の色と近似した色となり,前記色相ズレの問題が解消する。
一方,前記信号補正手段は,前記入力映像信号について,前記拡張色再現範囲における最高の彩度の所定の色の信号値を補正せず,また,前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲を表す等色相ライン寄りの色相への色相の変化量を,前記拡張色再現範囲における前記色相基準範囲に対する距離が近い色よりも遠い色の方が小さくなるように色相補正を行う。そのため,信号値の補正前後において,色の連続性(グラデーション)が確保されるとともに,彩度の高い鮮やかな前記所定の色は,色域圧縮が行われずにそのまま表示される。その結果,彩度の高い鮮やかな前記所定の色を表示可能な前記広色域ディスプレイの長所を活かすことができる。
本発明によれば,広色域ディスプレイによってその色再現範囲よりも狭い色再現範囲の規格(sRGB規格等)に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合に,彩度の高い鮮やかな前記所定の色を表示可能な前記広色域ディスプレイの長所を活かしつつ,中間的な彩度の前記所定の色を表示する際の前記色相ズレの問題を解消できる。
本発明の実施形態に係る映像表示装置の一例である液晶表示装置Xの概略構成を表すブロック図。 sRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合における標準色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲と広色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲とをu’v’色度図上に表した図。 標準色再現範囲及び拡張色再現範囲それぞれにおける赤色の等色相ラインと及び赤色の視覚上の等色相ラインを拡大して表した図。 液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる赤色相基準範囲の第1例をu’v’座標系において表した図。 液晶表示装置Xにおける色相補正による色相の変化の第1例をu’v’座標系において表した図。 液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる補正対象色範囲の第1例をYcbcr座標系におけるY軸に直交する方向から見た図。 液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる赤色相基準範囲の第2例をu’v’座標系において表した図。 液晶表示装置Xにおける色相補正による色相の変化の第2例をu’v’座標系において表した図。 液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる補正対象色範囲の第2例をYcbcr座標系におけるY軸に直交する方向から見た図。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る映像表示装置の一例である液晶表示装置Xの概略構成を表すブロック図,図2はsRGB規格に準拠した映像信号に基づく映像表示を行う場合における標準色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲と広色域ディスプレイにより表示可能な色再現範囲とをu’v’色度図上に表した図,図3は標準色再現範囲及び拡張色再現範囲それぞれにおける赤色の等色相ラインと及び赤色の視覚上の等色相ラインを拡大して表した図,図4は液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる赤色相基準範囲の第1例をu’v’座標系において表した図,図5は液晶表示装置Xにおける色相補正による色相の変化の第1例をu’v’座標系において表した図,図6は液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる補正対象色範囲の第1例をYcbcr座標系におけるY軸に直交する方向から見た図,図7は液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる赤色相基準範囲の第2例をu’v’座標系において表した図,図8は液晶表示装置Xにおける色相補正による色相の変化の第2例をu’v’座標系において表した図,図9は液晶表示装置Xにおける色相補正の対象となる補正対象色範囲の第2例をYcbcr座標系におけるY軸に直交する方向から見た図である。
まず,図1に示されるブロック図を参照しつつ,本発明の実施形態に係る映像表示装置の一例である液晶表示装置Xの構成について説明する。
図1に示されるように,液晶表示装置Xは,映像信号入力部1,映像処理回路2,液晶駆動回路3,液晶パネル4,LED給電回路5,LEDバックライト6,調光回路7,メイン制御回路8等を備えている。
前記LEDバックライト6は,LEDを光源として前記液晶パネル4を照明するバックライトである。前記LEDは,映像を表示する前記液晶パネル4の背面側に配列され,それぞれ白色LED又はRGB3色のLED(3個のLED)からなる光源である。
そして,このLEDバックライト6により照明される前記液晶パネル4は,sRGB規格に準拠した前記入力映像信号が前記映像信号入力部1及び前記映像処理回路2を通じて前記液晶駆動回路3に入力された場合に,sRGB規格の色再現範囲(図2における前記標準色再現範囲CS1)よりも広い前記拡張色再現範囲CS2(図2参照)における色で映像を表示する広色域ディスプレイの一例である。なお,LED以外を光源とするバックライトが採用されることも考えられる。
前記映像信号入力部1は,映像信号を入力するインターフェースである。以下,この映像信号入力部1を通じて入力される映像信号を入力映像信号と称する。
前記映像処理回路2は,前記入力映像信号に基づく各種の信号処理を実行する回路である。
例えば,前記映像処理回路2は,前記メイン制御回路8からの指令に応じて,前記入力映像信号の信号値の補正を行う。
より具体的には,前記映像処理回路2は,前記メイン制御回路8から後述する"標準モード"で動作する旨の指令を受けた場合に,前記入力映像信号に対する色域圧縮処理を行う。この色域圧縮処理は,例えば特許文献1に示されるように,前記液晶パネル4(広色域ディスプレイ)の表示色が,前記拡張色再現範囲CS2の色範囲から前記標準色再現範囲CS1の色範囲となるように,前記入力映像信号を補正する処理である。これにより,前記液晶パネル4において,sRGB規格に準拠した前記入力映像信号に基づく映像が,従来の標準色域ディスプレイでの表示色とほぼ同等の色で表示される。なお,前記色域圧縮処理の具体的内容については,ここでは記載を省略する。
また,前記映像処理回路2は,前記メイン制御回路8から後述する"鮮やかモード"で動作する旨の指令を受けた場合に,前記入力映像信号の信号値を補正することにより,前記入力映像信号が表す色の色相を補正する色相補正処理を実行する。前記色相補正処理の詳細については後述する。
また,前記映像処理回路2は,1フレーム分の前記入力映像信号又はその入力映像信号に前記色相補正処理を施した後の信号である1フレーム分の表示対象映像信号に基づいて,動画における1コマの画像を構成する各画素の3原色(R,G,B)それぞれの映像輝度(画素階調)を表すフレーム信号を順次生成し,そのフレーム信号を前記液晶駆動回路3に伝送する。
また,前記映像処理回路2は,1フレーム分の前記入力映像信号が入力されるごとに,前記表示対象映像信号における映像輝度(階調レベル)の指標値として,平均輝度レベル(いわゆるAPL(Average Picture Level))を算出し,その算出結果を前記調光回路7に伝送する。前記平均輝度レベルは,1フレーム分の前記表示対象映像信号における各画素の3原色(R,G,B)の映像輝度(階調レベル)の加重平均値である。
前記液晶駆動回路3は,前記映像処理回路2から所定周期で順次伝送されてくる前記フレーム信号に基づいて,そのフレーム信号に対応する1フレーム分の映像(1コマの画像)を前記液晶パネル4に順次表示させる回路である。
より具体的には,前記液晶駆動回路3は,液晶表示パネルに設けられた各画素の液晶素子に対し,R,G,B3原色それぞれの階調レベル(輝度レベルといってもよい)に応じた電圧(階調電圧)の階調信号を供給する。これにより,前記液晶パネル4は,前記入力映像信号に基づく映像(動画)を表示する。
前記調光回路7は,前記映像処理回路2により検出(算出)された前記平均輝度レベルに基づいて,前記LEDバックライト6における各LEDの輝度を決定する。さらに,前記調光回路7は,決定した輝度に応じて前記LEDバックライト6における各LEDに対する供給電力の制御値(例えば,PWM制御におけるデューティー比)を決定し,その制御値を前記LED給電回路5に対して設定(出力)する。
前記LED給電回路5は,前記調光回路7により設定された前記制御値に応じた電力を前記LEDバックライト6における各LEDに対して供給する。これにより,前記LEDバックライト6の輝度が,前記調光回路7により決定された輝度に調節される。
なお,前記映像処理回路2や前記調光回路7は,例えばFPGAやASIC等により具現化されている。
前記LED給電回路5は,前記調光回路7からの制御指令に従って,前記LEDバックライト6における各LEDに対する供給電力を調節する回路である。例えば,前記LED給電回路5は,PWM制御によって各LEDに対する供給電力を調節する。或いは,前記LED給電回路5が,DC電圧のレベル調節によって各LEDの調光を行うことも考えられる。
前記メイン制御回路8は,演算手段であるMPU81及び不揮発性メモリであるEEPROM82等を備え,前記MPU81が不図示のROMに記憶された制御プログラムを実行することにより,当該液晶表示装置Xが備える各構成要素の制御処理を実行するものである。
例えば,前記メイン制御回路8において,前記MPU81は,不図示のリモート操作器を通じた操作入力に従って,映像表示モードの切り替え処理を行う。ここで,前記映像表示モードは,前記映像処理回路2の動作モードである。
より具体的には,前記MPU81は,前記操作入力に従って,2種類の前記映像表示モードである標準モードと鮮やかモードとの切り替え処理を行う。そして,切り替え後の前記映像表示モードで動作する旨の指令が,前記MPU81から前記映像処理回路2に対して出力される。
前記標準モードは,前記液晶パネル4(広色域ディスプレイ)の表示色が,図2に示される前記拡張色再現範囲CS2の色範囲から前記標準色再現範囲CS1の色範囲となるように,sRGB規格に準拠した前記入力映像信号に対して前記色域圧縮処理を施す動作モードである。
また,前記鮮やかモードは,sRGB規格に準拠した前記入力映像信号の信号値を補正することにより,前記拡張色再現範囲CS2における中間的な彩度の赤色系統の色ズレが解消されるように,前記入力映像信号が表す色の色相を補正する色相補正処理を実行する動作モードである。
次に,図4〜図6を参照しつつ,前記鮮やかモードにおいて実行される前記色相補正処理について説明する。なお,図4及び図5はu’v’色度図により,図6はYcbcr座標系(Ycbcr色空間)により色の範囲が示されているが,u’v’色度図におけるu’−v’平面は,Ycbcr座標系におけるCb−Cr平面に相当する。なお,図6及び後述する図9は,国際電気通信連合(ITU)のBT.601規格に準拠した映像信号についてのものである。
前記映像処理回路2は,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(図4〜図6における位置Pwの色)から最高の彩度の赤色(図4〜図6における位置P2rの色)に至る等色相の色範囲の中央の所定範囲の彩度の部分(以下,赤色相基準範囲Ayと称する)を基準にして前記色相補正処理を行う。
また,前記映像処理回路2は,前記赤色相基準範囲Ayを一部に含み,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(位置Pwの色)及び最高の彩度の赤色(位置P2rの色)を含まない範囲(以下,補正対象色範囲Axと称する)の色を表す前記入力映像信号の信号値を,前記色相補正処理の対象とする。
また,前記制御回路8における前記EEPROM82には,前記補正対象色範囲Axを特定する情報である補正対象色範囲特定情報d1と,前記補正対象色範囲Ax内に含まれる前記赤色相基準範囲Ayを特定する情報である赤色相基準範囲特定情報d2とが予め記憶されている。
図4に示されるように,前記赤色相基準範囲Ayは,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(位置Pwの色)から最高の彩度の赤色(位置P2rの色)に至る等色相の色範囲のうちの中央の所定範囲の彩度の部分である。前記赤色相基準範囲Ayには,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(位置Pwの色)から最高の彩度の赤色(位置P2rの色)に至る等色相の色範囲における中央の1点の彩度rcの部分の
色(位置Pcの色)が含まれている。
図6には,前記赤色相基準範囲Ayが,赤色の等色相の色範囲における,中央の彩度rcの部分である中心彩度部Pcを基準として,彩度が−rwだけ低い色から+rwだけ高い色までの範囲として示されている。なお,彩度の幅rwは,予め定められた定数である。
即ち,前記赤色相基準範囲Ayの最低の彩度rs0=rc−rw,前記赤色相基準範囲Ayの最高の彩度re0=rc+rwである。
例えば,前記赤色相基準範囲Ayは,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(位置Pwの色)から最高の彩度の赤色(位置P2rの色)に至る等色相の色範囲のうちの彩度が中央の5分の1を占める一部の範囲(前記等色相の色範囲を彩度の方向において5等分に区分したうちの中央の区分)である。この場合,彩度の幅rwは,彩度のフルスケールの10分の1である。
なお,図4に示される前記赤色相基準範囲Ayは一例であり,その彩度方向の幅がそれより大きい又は小さい例も考えられる。
また,図6に示されるように,前記赤色相基準範囲Ayを一部に含む前記補正対象色範囲Axは,赤色の色相よりも青色側(或いは,マゼンタ側といってもよい)の第1の色相(CbCr平面内での極座標の角度がtsの色相)から,赤色の色相よりも黄色側の第2の色相(CbCr平面内での極座標の角度がteの色相)までに至る範囲の内側(境界線は含まない)の色相の範囲である。
また,赤色の色相(Cr軸方向の色相)を基準とする前記第1の色相及び第2の色相それぞれの極座標の角度差Δtが等しく設定されている。
なお,前記補正対象色範囲Axにおける彩度の範囲及び輝度の範囲は,彩度及び輝度それぞれのとり得る値の全範囲から,最低の彩度の無彩色(位置Pwの色)と,最高の彩度の赤色(位置P2rの色)とを除いた残りの範囲である。
以下,前記映像処理回路2による前記色相補正処理の具体例について説明する。
まず,前記映像処理回路2は,前記入力映像信号のCb値及びCr値(Cbin,Crin)に基づいて,前記入力映像信号のCb−Cr平面における彩度及び色相を特定する極座標(rin,tin)を算出する。この極座標(rin,tin)は,周知のCordic(Cordinate Rotation Computer)アルゴリズムに基づき算出することができる。
次に,前記映像処理回路2は,次の(A1)式に基づいて,前記拡張色再現範囲CS2における前記入力映像信号の色(rin,tin)の前記赤色相基準範囲Ayに対する偏差(Δrin,Δtin)を算出する。
Figure 2010057193
また,前記映像処理回路2は,次の(A2)式に基づいて,色相補正の重み係数Wrtを算出する。
Figure 2010057193
そして,前記映像処理回路2は,次の(A3)式に基づいて,前記入力映像信号に対する前記色相補正処理後のCb値及びCr値である(Cbout,Crout)を算出する。
Figure 2010057193
以上に示した(A1)式〜(A3)式に基づく色相補正を行えば,前記赤色相基準範囲Ayを一部に含む前記補正対象色範囲Axの色を表す前記入力映像信号の信号値は,その色相が前記拡張色再現範囲CS2における黄色寄りの色相へ変化するように補正される。即ち,前記補正対象色範囲Axの色を表す前記入力映像信号の信号値が,Ycbcr色再現範囲におけるY軸方向から見て反時計回りの方向への色相移動が生じるように補正される。
また,その補正において,前記赤色相基準範囲Ayの色相が,sRGB規格の色再現範囲(前記標準色再現範囲CS1)における前記赤色の等色相ライン(最低の彩度の無彩色(点Pwの位置)から最高の彩度の赤色(点P1rの位置)に至る色相(前記等色相ラインL1rの色相)へ変化するように信号値の補正がなされる。
これにより,前記液晶パネル4(広色域ディスプレイ)による中間的な彩度の赤色の表示色が,従来の一般的な標準色域ディスプレイによる中間的な彩度の赤色の表示色,即ち,赤色の視覚上の等色相ライン(図2,図3におけるL0r)上の色と近似した色となり,前記色相ズレの問題が解消する。
また,(A1)式〜(A3)式に基づく色相補正を行えば,前記入力映像信号について,前記拡張色再現範囲CS2における最高の彩度の赤色(位置Pr2の色)の信号値は補正されない。
さらに,(A2)式に基づく色相補正の重み係数Wrtが用いられることにより,前記黄色寄りの色相への色相の変化量が,前記拡張色再現範囲CS2における前記赤色相基準範囲Ayに対する距離が近い色よりも遠い色の方が小さくなるように補正される。そのため,信号値の補正前後において,色の連続性(グラデーション)が確保されるとともに,彩度の高い鮮やかな赤色は,色域圧縮が行われずにそのまま表示される。その結果,彩度の高い鮮やかな赤色を表示可能な広色域ディスプレイであるLEDバックライト方式の前記液晶パネル4の長所を活かすことができる。
以上に示した実施形態における前記赤色相基準範囲Ayは,彩度について所定の幅(2×rw)を有する色範囲であった。
これに対し,前記赤色相基準範囲Ayが,彩度についての幅を有さない実施例(以下,第2例という)も考えられる。
図7は,色相補正の対象となる前記赤色相基準範囲Ayの第2例をu’v’座標系において表した図である。また,図8は色相補正による色相の変化の第2例をu’v’座標系において表した図である。また,図9は,色相補正の対象となる前記補正対象色範囲Axの第2例をYcbcr座標系におけるY軸に直交する方向から見た図である。
図7〜図9に示される第2例は,前記赤色相基準範囲Ayが,前記拡張色再現範囲CS2における最低の彩度の無彩色(図7〜図9における位置Pwの色)から最高の彩度の赤色(図7〜図9における位置P2rの色)に至る等色相の色範囲の中央の1点の彩度rcの部分Pcである場合の例である。
なお,図9において,前記赤色相基準範囲Ayが点として記載されているが,実際には輝度方向(Y軸方向)に一定の範囲を有する色範囲である。
前記第2例においては,前記映像処理回路2は,例えば以下のようにして前記色相補正処理を行う。
まず,前記映像処理回路2は,前述した実施形態と同様に,前記入力映像信号のCb値及びCr値(Cbin,Crin)に基づいて,前記入力映像信号のCb−Cr平面における彩度及び色相を特定する極座標(rin,tin)を算出する。
次に,前記映像処理回路2は,次の(B1)式に基づいて,前記拡張色再現範囲CS2における前記入力映像信号の色(rin,tin)の前記赤色相基準範囲Ayに対する偏差(Δrin,Δtin)を算出する。
Figure 2010057193
また,前記映像処理回路2は,(A1)式に基づき算出した偏差(Δrin,Δtin)を前記(A2)式に適用することにより,色相補正の重み係数Wrtを算出する。
そして,前記映像処理回路2は,前記(A3)式に基づいて,前記入力映像信号に対する前記色相補正処理後のCb値及びCr値である(Cbout,Crout)を算出する。
以上に示した(B1)式及び(A2)〜(A3)式に基づく色相補正を行うことによっても,前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明は,映像表示装置への利用が可能である。
X :液晶表示装置
1 :映像信号入力部
2 :映像処理回路
3 :液晶駆動回路
4 :液晶パネル
5 :LED給電回路
6 :LEDバックライト
7 :調光回路
8 :メイン制御回路
81:MPU
82:EEPROM
Ax:補正対象色範囲
Ay:赤色相基準範囲

Claims (5)

  1. sRGB規格の色再現範囲よりも広い色再現範囲である拡張色再現範囲で映像を表示する広色域ディスプレイを備え,前記拡張色再現範囲よりも狭い色再現範囲の規格に準拠した入力映像信号を補正して前記広色域ディスプレイに入力させる映像表示装置であって,
    前記拡張色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の所定の色に至る等色相の色範囲の中央の1点の彩度の部分又は中央の所定範囲の彩度の部分である色相基準範囲を一部に含み,前記拡張色再現範囲における最高の彩度の前記所定の色を含まない所定の補正対象色範囲,の色を表す前記入力映像信号の信号値を,その色相が前記拡張色再現範囲において前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲を表す等色相ライン寄りの色相へ変化するように補正し,その際に,前記色相基準範囲の色相が前記入力映像信号の準拠する規格の色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る色相へ変化するように補正するとともに,前記等色相ライン寄りの色相への色相の変化量が前記拡張色再現範囲における前記色相基準範囲に対する距離が近い色よりも遠い色の方が小さくなるように補正する信号補正手段を具備してなることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記所定の補正対象色範囲が,マゼンタから赤色を経て黄色までに至る範囲の内側の色相の範囲である請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記所定の補正対象色範囲が,赤色の色相よりもマゼンタ側の第1の色相から,赤色の色相よりも黄色側の第2の色相までに至る範囲の内側の色相の範囲である請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 前記広色域ディスプレイが,LEDを光源とするバックライトにより照明される液晶パネルである請求項1〜3のいずれかに記載の映像表示装置。
  5. 前記色相基準範囲が,前記拡張色再現範囲における最低の彩度の無彩色から最高の彩度の前記所定の色に至る等色相の色範囲のうちの彩度が中央の略5分の1を占める一部の範囲である請求項1〜4のいずれかに記載の映像表示装置。
JP2009275026A 2009-12-03 2009-12-03 映像表示装置 Expired - Fee Related JP4951054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275026A JP4951054B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275026A JP4951054B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 映像表示装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008220879A Division JP4422190B1 (ja) 2008-08-29 2008-08-29 映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010057193A true JP2010057193A (ja) 2010-03-11
JP4951054B2 JP4951054B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=42072547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009275026A Expired - Fee Related JP4951054B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4951054B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113920930A (zh) * 2021-11-12 2022-01-11 深圳市迈普视通科技有限公司 一种显示屏分颜色自动灰阶校准方法及系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044677A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd カラー表示の色再現補正回路及びカラーディスプレイ
JP2004356930A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 色彩調整装置及びその方法
JP2007256488A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
JP2007286120A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Sony Corp 画像表示装置及び画像表示方法
WO2008062355A1 (en) * 2006-11-23 2008-05-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Gamut adaptation

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044677A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd カラー表示の色再現補正回路及びカラーディスプレイ
JP2004356930A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 色彩調整装置及びその方法
JP2007256488A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示装置
JP2007286120A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Sony Corp 画像表示装置及び画像表示方法
WO2008062355A1 (en) * 2006-11-23 2008-05-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Gamut adaptation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113920930A (zh) * 2021-11-12 2022-01-11 深圳市迈普视通科技有限公司 一种显示屏分颜色自动灰阶校准方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4951054B2 (ja) 2012-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4523667B2 (ja) 映像表示装置
US8786585B2 (en) System and method for adjusting display based on detected environment
JP4364281B2 (ja) 表示装置
JP5897159B2 (ja) 表示装置及びその制御方法
US10347198B2 (en) Image displaying methods and display devices
US9196204B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US20150154937A1 (en) Color signal processing circuit, color signal processing method, display device, and electronic apparatus
JP2009500654A (ja) ディスプレイを駆動するための信号を変換する方法及び装置並びに前記方法及び装置を利用したディスプレイ
EP2309761A1 (en) A method for processing video data for a liquid crystal display
JP4422190B1 (ja) 映像表示装置
JP5460805B1 (ja) 画像表示装置
KR20210045027A (ko) 미세 보정이 가능한 색역 매핑 장치
WO2014141884A1 (ja) 画像処理装置及び液晶表示装置
JP4542600B2 (ja) 映像表示装置
US11024255B2 (en) Method and apparatus for color calibration for reduced motion-induced color breakup
JP4951054B2 (ja) 映像表示装置
JP2022178210A (ja) 補正データの調整方法、プログラム及び補正データの生成方法
Min Hardware-friendly color temperature management for flat panel display

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120309

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4951054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees