JP2010057099A - 高周波送受信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路網の小型化を図ると共に、第1ダイオード出力と第2ダイオード出力の結合・配線を分布定数回路と同一面において行うことができ、またダイオード端又は入出力端が不整合となった場合でも、入出力端又はダイオード端の整合の劣化を少なくする。
【解決手段】送受信回路10を、λ/4線路21pの8個分の長さを有する環状線路21と、この環状線路21に設けられた2つの入出力ポート2,3と、この入出力ポート2,3のそれぞれから信号を入力したとき、両信号が出力される環状線路21の2つのポート1,4に配置された第1ダイオード17及び第2ダイオード18と、上記環状線路21に入力した2つの信号のいずれか一方の信号が出力されるポート5,6に配置された終端回路22a,22bとから構成し、上記2つの入出力ポート2,3を介して信号を送受信すると共に、シングルバランスドミキサとして機能させる。
【選択図】図1

Description

本発明は高周波送受信回路、特に高周波帯にて使用されるセンサやレーダ等の送受信器に使用され、信号の送受信とミキシングを行う回路の構成に関する。
一般的に、マイクロ波帯又はミリ波帯で用いられるセンサやレーダシステム等では、高周波送受信回路が使用されており、この高周波送受信回路においては、アンテナを用いて信号の送受信を行うと共に、例えばシングルバランスドミキサを用いたミキシングが行われる。
図8には、従来の高周波送受信回路の構成が示されており、図示の送受信回路10は、発振器12とアンテナ13との間に配置され、この送受信回路10内には、2つウィルキンソン型電力分配器14a,14bと、これら電力分配器14a,14bに挟まれるように、シングルバランスドミキサ(ラットレースミキサ)15が配置される。このシングルバランスドミキサ15は、ショットキーバリアダイオード(SBD)からなる第1ダイオード(Dx1)17及び第2ダイオード(Dx2)18、λ/4波長線6個分の長さの1.5λ線(Z≒√2×Z、Z:システムの特性インピーダンス)からなるラットレース線路19を有してなり、このラットレース線路19において、第1ポートaに局発信号(LO信号)、第3ポートcに受信信号(RF信号)を供給し、第2ポートbに第1ダイオード17、第4ポートdに第2ダイオード18を接続し、この第1ダイオード17と第2ダイオード18にIF出力端を接続するように構成される。
このような高周波送受信回路の構成によれば、発振器12からの信号がウィルキンソン型電力分配器14aにて送信用信号と受信用シングルバランスドミキサの局発信号に2分され、上記送信用信号は更にウィルキンソン型電力分配器14bを通過してアンテナ13から送信される。この送信された信号は、目標物等により反射されて受信信号(RF信号)となり、上記アンテナ13からウィルキンソン型電力分配器14bを経由してシングルバランスドミキサ15へ入力される。そして、このシングルバランスドミキサ15では、上記局発信号(LO信号)と受信信号がミキシングされ、その周波数差成分である中間周波数のIF信号が第1ダイオード17及び第2ダイオード18から出力される。
図9には、図8の回路の各点における電力レベルと位相の関係が示されており、この図には、発振器12からの信号を、A∠θ(A:振幅)、受信信号をB∠θ(B:振幅)とし、各部の信号を極座標表示にて示している。図9から理解されるように、発振器12からの信号電力は振幅が1/4(−6dB)となって送信される。
また、2つの第1ダイオード(Dx1)17及び第2ダイオード(Dx2)18には、次式の位相の信号が入力される。
Dx1−in:(A/4)∠(θ−π)及び(B/4)∠(θ−π) … (1)
Dx2−in:(A/4)∠(θ−2π)及び(B/4)∠(θ−π) … (2)
即ち、上記Dx1−inに示されるように、第1ダイオード17への入力、即ちラットレース線路19の第2ポートbからの出力において、局発信号と受信信号の位相差が0となり、また上記Dx2−inに示されるように、第2ダイオード18への入力、即ちラットレース線路19の第4ポートdからの出力において、局発信号と受信信号の位相差がπとなることで、シングルバランスドミキサ15として動作が確保される。
マイクロウェーブ技術 入門技術[基礎編]−CQ出版、220頁、333〜370頁
ところで、図8の従来の送受信回路10では、発振器12からの信号を送信すると共に、この発振器12からの局発信号と受信信号をミキシングする機能を有するが、受信のためのシングルバランスドミキサ以外に、発振器12からの信号と局発信号及び受信信号を分配するためにウィルキンソン型電力分配器が2つ必要であり、回路規模が大きくなるという問題がある。また、高周波になるにつれて、シングルバランスドミキサ15−ウィルキンソン型電力分配器14a,14b間の接続伝送線路の損失が無視できなくなる。
図10には、ある条件(周波数、基板誘電率等)における分布定数パターンが示されており、2つのウィルキンソン型電力分配器14a,14bの存在により全体が大きくなっている。従って、従来では、回路網の小型化が望まれている(第1課題)。
また、図8の送受信回路10は、第1ダイオード17のDx1出力と第2ダイオード18のDx2出力を結合することで、シングルバランスドミキサとして動作するが、図10のジャンパー部で示されるように、ウィルキンソン型電力分配器14bとラットレース線路19を結ぶ高周波線路に阻まれ、上記のDx1出力とDx2出力とを容易に結合することができない。これを解決する手法としては、a)多層基板化し、他の層の配線により結合したり、b)空中配線にて結合したりするが、前者はコスト高となり、後者は機械的な信頼性がなく、高周波になるに従って伝送路間の相互干渉及び共振等が顕著となるし、配線による手間も生じるという問題がある。従って、Dx1出力とDx2出力の結合・配線は、分布定数回路と同一面において行うことが求められる(第2課題)。
更に、従来の送受信回路10では、第1ダイオード17及び第2ダイオード18の端部の不整合により、2つの入出力端(送受信端)の整合が劣化するという問題がある。
図11には、ダイオード端に生じる不整合(反射損失)状態が示され、図12には、図11の状態での反射損失RL(Return Loss)が示されており、第1及び第2のダイオード(SBD)17,18の入力インピーダンスが周囲温度の影響等により、特性インピーダンスに対し同様量の不整合となった場合、例えば図11のように、反射損失RLが約10dBのときには、図12の実線に示されるように、送受信回路10の2つの入出力端(ポートL及びポートR)のRLが約16dBとなり、不整合状態となる。従って、ダイオード(SBD)端が不整合となった場合でも、2つの入出力端(ポートR,L)の整合劣化を少なくすることが要請される(第3課題)。
また、従来の送受信回路10では、送受信回路の入出力端(ポートL及びポートR)の不整合により、第1ダイオード17及び第2ダイオード18の端部の整合が劣化するという問題がある。
図13には、入出力端に生じる不整合状態が示され、図14には、図13の状態での反射損失RL(リターンロス)が示されており、2つの入出力端(ポートL及びポートR)から見た外部回路の入力インピーダンスが特性インピーダンスに対し不整合となった場合、例えば図13のように、RLが約10dBのときには、図14に示されるように、第1ダイオード(Dx1)17の端部のRLが約14dB、第2ダイオード18(Dx2)の端部のRLが約17dBとなり、不整合状態となる。従って、入出力端が不整合となった場合でも、第1ダイオード17及び第2ダイオード18の端部の整合劣化を少なくすることが要請される(第4課題)。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路網の小型化を図ると共に、第1ダイオード出力と第2ダイオード出力の結合・配線を分布定数回路と同一面において行うことができ、またダイオード端が不整合となった場合でも、2つの入出力端の整合の劣化を少なくし、逆に入出力端が不整合となった場合でも、2つのダイオード端の整合の劣化を少なくすることができる高周波送受信回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る高周波送受信回路は、λ/4(λ:波長)線路8個分の長さを有し、インピーダンスが略特性インピーダンスZとなる環状分布定数線路と、この環状分布定数線路に設けられた2つの入出力ポートと、この2つの入出力ポートのそれぞれから信号を入力したとき、これら両信号が出力される上記環状分布定数線路の2つのポートのそれぞれに配置された第1ダイオード及び第2ダイオードと、上記環状分布定数線路に入力された2つの信号のいずれか一方の信号が出力されるポートに配置された終端回路と、からなり、上記2つの入出力ポートを介して信号を送受信すると共に、シングルバランスドミキサとして機能することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記第1及び第2ダイオードからそれぞれの出力信号を伝送するための伝送線路が、上記2つの入出力ポートとそれぞれの入出力部とを結ぶ伝送線路と交差しない配置として、それぞれの伝送線路を同一基板上に形成することを特徴とする。
本発明の構成によれば、λ/4線路(1/4波長線路)の8個分の長さの環状分布定数線路において、例えばλ/4線路単位で6つのポート1〜6が設けられ、この中のポート2と3を入出力ポートとしたとき、ポート1と4に、第1ダイオードと第2ダイオードを接続し、ポート5と6に終端回路を接続することにより、送受信回路が構成される。そして、発振器からの信号をポート2から入力し、ポート3から出力することで、従来の電力分配器を配置することなく、発振器からの送信信号をアンテナから送信することができ、また環状分布定数線路のポート2から発振器から局発信号を入力し、ポート3から受信信号を入力することで、シングルバランスドミキサとして機能させ、第1ダイオード及び第2ダイオードからIF信号を得ることが可能になる。
本発明の高周波送受信回路によれば、従来の2つのウィルキンソン型電力分配器を不要にして、回路網の小型化が図られると共に、シングルバランスドミキサ−ウィルキンソン型電力分配器間において、高周波になるにつれて無視できなくなる接続伝送線路の損失をなくすことができる。また、第1ダイオード出力と第2ダイオード出力の結合のための配線を分布定数回路と同一面において行うことが可能となり、低コスト化、回路形成の容易化を図ることができる。更に、ダイオード端が不整合となった場合でも、2つの入出力端の整合の劣化が少なくなり、逆に入出力端が不整合となった場合でも、2つのダイオード端の整合の劣化が少なくなり、安定した動作が確保できるという効果がある。
図1には、本発明の実施例に係る高周波送受信回路の構成が示されており、図1に示されるように、送受信回路20は発振器12とアンテナ13との間に配置される。この送受信回路20には、λ/4(λ:波長)線路21pの8個分を環状に配置してなり、インピーダンスZがほぼ特性インピーダンスZ(Z≒Z)となる環状線路(環状分布定数線路)21が設けられており、この環状線路21のλ/4線路(1/4波長線路)21pの単位(間隔)で、ポート1〜6が配置される。
この環状線路21において、ポート2,3が入出力ポートとして用いられ、ポート2に発振器12が接続され、ポート3にアンテナ13が接続される。また、ポート1に、ショットキーバリアダイオード(SBD)の第1ダイオード(Dx1)17が接続され、ポート4に、ショットキーバリアダイオードの第2ダイオード(Dx2)18が接続され、ポート5に終端回路22a、ポート6に終端回路22bが接続される。従って、実施例の送受信回路20では、入出力ポート2は送信信号の入力ポートであると共に、局発信号(LO信号)の入力ポートとなり、入出力ポート3は送信信号の出力ポートであると共に、受信信号の入力ポートとなる。
即ち、λ/4線路21pの8個分の長さとされた環状線路21では、入出力ポート2から信号を入力したとき(黒矢印)、この信号がポート1,3,4,6に現れ、入出力ポート3から信号を入力したとき(白矢印)、この信号がポート1,2,4,5に現れることになり、ポート1と4に、入出力ポート2,3から入力された両方の信号が現れる。そこで、このポート1と4に、第1ダイオード17と第2ダイオード18を接続し、入出力ポート3からの信号(白矢印)のみが現れるポート5と、入出力ポート2からの信号(黒矢印)のみが現れるポート6には、特性インピーダンスの整合を図るための終端回路22aと22bを接続するようにしたものである。
このような構成の送受信回路20では、発振器12から出力された信号を、入出力ポート2から環状線路21に入力し、1個のλ/4線路21pを介して入出力ポート3から出力することで、1個のλ/4線路21pが発振器12から出力された送信信号をアンテナ13から外部へ送信する線路としての役目をする。
また、送受信回路20は、入出力ポート2から入力した局発信号と入出力ポート3から入力した受信信号からIF信号を出力するシングルバランスドミキサとしての役目をしており、このことを図2により説明する。図2には、発振器12からの信号を、A∠(θ−(π/2))[A:振幅]、受信信号をB∠θ(B:振幅)とし、各部の信号を極座標表示にて示しており、この図2から理解されるように、発振器12からの信号電力は、振幅が1/4(−6dB)となってアンテナ13から送信される。
また、2つの第1ダイオード(Dx1)17及び第2ダイオード(Dx2)18には、次式の位相の信号が入力される。
Dx1−in:(A/4)∠(θ−π)及び(B/4)∠(θ−π) … (1)
Dx2−in:(A/4)∠(θ+(π/2))
及び(B/4)∠(θ−(π/2)) … (2)
即ち、上記Dx1−inに示されるように、第1ダイオード17への入力、即ち環状線路21のポート1からの出力において、局発信号(LO信号)と受信信号(RF信号)の位相差が0となり、また上記Dx2−inに示されるように、第2ダイオード18への入力、即ち環状線路21のポート4からの出力において、局発信号と受信信号の位相差がπとなっており、これによって、送受信回路20はシングルバランスドミキサとして機能することになる。
実施例は以上の構成からなり、図1の高周波送受信回路では、発振器12から出力された信号を、入出力ポート2から環状線路21に入力すると、この信号は1個のλ/4線路21pを通って入出力ポート3から出力され、送信信号としてアンテナ13から外部へ送信される。一方、上記アンテナ13で受信した受信信号は、入出力ポート3から環状線路21に入力されており、上記入出力ポート2から入力された局発(LO)信号と受信(RF)信号とのミキシングによってIF信号が第1ダイオード17と第2ダイオード18から出力される。
図3には、実施例において、ある条件(周波数、基板誘電率等)における分布定数パターンが示されており、実施例の構成によれば、8個分のλ/4波長線からなる環状線路(Z≒Z)21、2個の第1及び第2のダイオード17,18及び2個の高周波終端回路22a,22bから構成されるので、従来回路で使用していた2個のウィルキンソン型電力分配器が不要となり、回路規模を小さくすることができる。しかも、従来(図10)のように、シングルバランスドミキサとウィルキンソン型電力分配器間の接続伝送線路が存在しないため、信号の損失が最低限となり、高周波回路として優れたものとなる。
また、従来回路において、第1ダイオード(Dx1)17の出力と第2ダイオード(Dx2)の出力を結合するには、多層基板化して配線したり、空中配線にて結合したりしていたが、実施例では、図3に示されるように、分布定数回路と同一面での配線が実現できる。従って、配線の手間が省かれて低コスト化が図られ、伝送路間の相互干渉及び共振等も低減して信頼性が向上するという利点がある。
図4には、ダイオード端に生じる不整合状態が示され、図5には、図4の状態での反射損失RL(リターンロス)が示されており、第1及び第2のダイオード(SBD)17,18の入力インピーダンスが周囲温度の影響等により、特性インピーダンスに対し同様量の不整合となった場合、例えば図4のように、反射損失RLが約10dBのときには、図5の実線のRLに示されるように、送受信回路10の2つの入出力端(ポートL及びポートR)では2個のダイオード端の不整合による影響は殆ど現れていない。従って、2つの入出力端(ポートL及びポートR)の整合は良好であり、安定した送受信回路が実現されている。
図6には、入出力端に生じる不整合状態が示され、図7には、図6の状態での反射損失RLが示されており、2つの入出力端(ポートL及びポートR)から見た外部回路の入力インピーダンスが特性インピーダンスに対し不整合となり、例えば図6のように、RLが約10dBのときには、図7の実線のRLに示されるように、第1ダイオード(Dx1)17の端部及び第2ダイオード18(Dx2)の端部では、2つの入出力端の不整合の影響は殆ど現れていない。従って、第1ダイオード17及び第2ダイオード18の端部の整合は良好であり、安定した送受信回路が実現されている。
即ち、実施例では、図2に示されるように、環状線路21のポート2について考えると、ポート2−ポート1(第1ダイオード17)間の往復で、π(λ/2)の位相がずれ、ポート2−ポート4(第2ダイオード18)間の往復で、2π(λ)の位相がずれ、その差がπとなる関係、即ちインピーダンスがずれた場合でも、反射波が位相相殺される関係に各ポートが置かれている。一方、ポート3については、ポート3−ポート1間の往復で、2π(λ)の位相がずれ、ポート3−ポート4間の往復で、π(λ/2)の位相がずれ、その差がπとなり、このような関係によって、ダイオード端又は入出力端の不整合でインピーダンスがずれた場合でも、反射波が位相相殺され、不整合が解消された状態となる。
なお、上記実施例では、ポート2,3を入出力ポートとし、ポート1,4にダイオードを接続するようにしたが、この構成に限らず、入出力ポートから入力した2つの信号が共に出力される2つのポートにダイオードを接続するという関係を維持するようにして、他の組合せのポート構成を採用することが可能である。
本発明の実施例に係る高周波送受信回路の構成を示す回路図である。 実施例の高周波送受信回路における送信・受信電力のレベル及び位相を示す図である。 実施例の高周波送受信回路の実際の分布定数パターンを示す図である。 実施例の高周波送受信回路のダイオード端に不整合状態が生じたときの状態を示す図である。 図4の不整合状態における入出力端での反射損失(RL:リターンロス)特性を示す図である。 実施例の高周波送受信回路の入出力端に不整合状態が生じたときの状態を示す図である。 図6の不整合状態におけるダイオード端での反射損失(RL)特性を示す図である。 従来の高周波送受信回路の構成を示す図である。 従来の高周波送受信回路における送信・受信電力のレベル及び位相を示す図である。 従来の高周波送受信回路の実際の分布定数パターンを示す図である。 従来の高周波送受信回路のダイオード端に不整合状態が生じたときの状態を示す図である。 図11の不整合状態における入出力端での反射損失(RL:リターンロス)特性を示す図である。 従来の高周波送受信回路の入出力端に不整合状態が生じたときの状態を示す図である。 図13の不整合状態におけるダイオード端での反射損失(RL)特性を示す図である。
符号の説明
1〜5…ポート、 10,20…送受信回路、
12…発振器、 13…アンテナ、
17…第1ダイオード、 18…第2ダイオード、
19…ラットレース線路、 21…環状線路、
21p…λ/4線路、 22a,22b…終端回路。

Claims (2)

  1. λ/4線路8個分の長さを有し、インピーダンスが略特性インピーダンスZとなる環状分布定数線路と、
    この環状分布定数線路に設けられた2つの入出力ポートと、
    この2つの入出力ポートのそれぞれから信号を入力したとき、これら両信号が出力される上記環状分布定数線路の2つのポートのそれぞれに配置された第1ダイオード及び第2ダイオードと、
    上記環状分布定数線路に入力された2つの信号のいずれか一方の信号が出力されるポートに配置された終端回路と、からなり、
    上記2つの入出力ポートを介して信号を送受信すると共に、シングルバランスドミキサとして機能する高周波送受信回路。
  2. 上記第1及び第2ダイオードからそれぞれの出力信号を伝送するための伝送線路が、上記2つの入出力ポートとそれぞれの入出力部とを結ぶ伝送線路と交差しない配置として、それぞれの伝送線路を同一基板上に形成することを特徴とする請求項1記載の高周波送受信回路。
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