JP2010056695A - 入出力制御システム - Google Patents

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Masaaki Kinoshita
雅章 木下
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【課題】プログラマブルコントローラにより十分な数の入出力部を確保しつつ、使用者自
らが煩雑なプログラムを作成する必要がなく容易に導入することができること。
【解決手段】入出力制御システムは、入力部17a,18a及び出力部17b,18bを
具備する第1及び第2のプログラマブルコントローラ3,4と、第1及び第2の無線機1
,2とを備える。第1及び第2の無線機1,2は、通信部7,8、無線部9,10、記憶
部11,12及び制御部13,14を具備する。通信部7,8は、第1及び第2のプログ
ラマブルコントローラ3,4と有線のデータ通信を行う。無線部9は、無線部10と無線
通信回線を介してデータ通信を行う。制御部13,14は、入力部17a,18aからオ
ン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号、及びオン・オフ信号を何れの出力部
17b,18bより出力させるか制御する出力制御信号を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラマブルコントローラと無線機とを用いて、外部から取り込まれたオ
ン・オフ信号のデータ制御、及び遠隔地へのデータ通信を行い、外部へ出力する入出力制
御システムに関するものである。
従来より、ビルや工場等に設置されている設備を、離れた場所にある監視室内で運転監
視するために、前記設備からプログラマブルコントローラ(以下、PLCと略する)の入
力部を介して取り込まれたデータ信号を、予めPLCのCPUユニットに組み込まれたプ
ログラムに基づいて制御し、無線機の無線通信回線を用いて、監視室にデータ通信を行う
入出力制御システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前述の設備監視で扱われるデータ信号は種類が多いのに対して、保安員呼び
出し装置や、警報装置等で扱われるデータ信号は2種類の単純なオン・オフ信号である。
そして、従来より、この様なオン・オフ信号の入出力の制御とデータ通信とを行う入出力
制御システムも提供されている。この入出力制御システムは、大きく分けて2種類提供さ
れており、PLC及び無線機各2台からなるものと、無線機2台のみからなるものとがあ
る。
前者は、第1及び第2のPLCと、第1及び第2の無線機とから構成される。第1及び
第2のPLCは、外部からのオン・オフ信号を取り込む複数の入力部とオン・オフ信号を
外部へ出力する複数の出力部とを備えるI/Oユニット、及びオン・オフ信号の入出力を
制御するCPUユニットを具備する。このCPUユニットには、I/Oユニットの各入力
部が何れの出力部に対応するか制御する制御プログラムが、ラダープログラムによって組
み込まれている。第1の無線機は、第1のPLCのCPUユニットと通信ケーブル(例え
ば、RS232C規格やUSB規格等のシリアルケーブル)によって接続され、有線のデ
ータ通信を行う。同様に第2の無線機は、第2のPLCのCPUユニットと有線のデータ
通信を行う。そして、第1のPLCが、オン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求
信号をI/Oユニットの入力部へ送信する。前記入力要求信号に応じて入力部からオン・
オフのデータが返信されてくると、CPUユニットは、何れの出力部よりオン・オフ信号
を出力させるか制御する出力制御信号を作成し、第1の無線機へ送信する。前記出力制御
信号は、第1の無線機から無線通信回線によって、第2の無線機へ送信され、第2のPL
CのCPUユニットへ送信される。前記CPUユニットは、オン・オフ信号を前記出力制
御信号に応じた出力部へ出力する。
後者は、第1及び第2の無線機のみから構成される。上述の第1及び第2のPLCは、
具備されておらず、第1及び第2の無線機自体に外部からの入出力部と、オン・オフ信号
を制御する制御部とが設けられている。第1の無線機は、外部からのオン・オフ信号を直
接入力部よりデータとして取り込み、第2の無線機へ送信する。第2の無線機は、受信し
たオン・オフのデータをオン・オフ信号として出力部から外部へ出力する。
特開平11−177576号公報
しかしながら、従来のPLC及び無線機を各2台備えた入出力制御システムの、第1及
び第2のPLCは、製造後出荷された初期状態では、前述の入力要求信号や、出力制御信
号を自発的に他の機器へ送信する機能を備えていない。即ち、使用者側で、PLCの制御
動作の設定を行う必要がある。この設定とは、ラダープログラムによって書き込み記憶さ
せるものである。そして、入出力制御システムを導入の際には、使用者自らが、ラダープ
ログラムを習得し、PLCとパーソナルコンピュータ(以下、PCと略する)とを通信ケ
ーブルで接続し、PCに接続されるディスプレイ上でプログラムを作成し、前記プログラ
ムをPLCのCPUユニットに登録する必要がある。因って、プログラムの学習や作成に
費やされる作業工数が多く、導入が容易でないという問題があった。
一方、従来の無線機2台のみを備えた入出力制御システムの、第1及び第2の無線機は
、メーカー側でその制御動作の設定が行われているので、上述の様に、使用者側で煩雑な
プログラムを作成する必要がなく、製造後出荷された初期状態でそのまま使用することが
できる。しかし、導入が容易である一方で、入出力部数が少ないため、多数の入出力制御
には対応できない問題があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、プログラマブルコントロ
ーラにより十分な数の入出力部を確保しつつ、使用者自らが煩雑なプログラムを作成する
必要がなく容易に導入することができる入出力制御システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、外部からのオン・オフ信号を取り込む
複数の入力部とオン・オフ信号を外部へ出力する複数の出力部とを備えるI/Oユニット
、及びオン・オフ信号の入出力を制御するCPUユニットを具備する第1及び第2のプロ
グラマブルコントローラと、第1のプログラマブルコントローラのCPUユニットとの間
で有線のデータ通信を行う第1の無線機と、第2のプログラマブルコントローラのCPU
ユニットとの間で有線のデータ通信を行う第2の無線機とを備え、第1及び第2の無線機
は、通信部、無線部、記憶部及び制御部を具備し、通信部は、プログラマブルコントロー
ラのCPUユニットと有線のデータ通信を行い、無線部は、他方の無線機の無線部と無線
通信回線を介して双方向のデータ通信を行い、記憶部は、I/Oユニットの各入力部と各
出力部との対応関係を表したデータテーブルを記憶しており、制御部は、入力部からオン
・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号を通信部又は無線部へ送信し、前記入力
要求信号に応じてオン・オフのデータが返信されてくると、前記データテーブルを参照し
て、前記入力部に対応する出力部からオン・オフ信号を出力させる出力制御信号を通信部
又は無線部に送信することを特徴とする。
この発明によれば、第1及び第2のプログラマブルコントローラと、第1及び第2の無
線機とを備え、第1及び第2の無線機は、通信部、無線部、記憶部及び制御部を具備し、
入力要求信号及び出力制御信号は、使用者がラダープログラムによって制御動作の設定を
行う必要があるプログラマブルコントローラのCPUユニットからではなく、使用者が制
御動作の設定を行う必要がない無線機の制御部から送信される。因って、プログラマブル
コントローラにより十分な数の入出力部を確保しつつ、使用者自らが煩雑なプログラムを
作成する必要がなく容易に導入することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記プログラマブルコントローラ、及び
前記プログラマブルコントローラに接続される前記無線機は、少なくとも2組以上備え、
何れか1組の無線機を親無線機として、残りの無線機を子無線機として設定することで親
無線機−子無線機間で双方向に通信を行い、前記親無線機の制御部のみが、前記入力要求
信号、及び前記出力制御信号を送信することを特徴とする。
この発明によれば、親無線機と複数の子無線機とを設定することで、1台の親無線機は
、複数台の子無線機とI/Oデータ通信を行うことができる。
本発明の入出力制御システムでは、プログラマブルコントローラにより十分な数の入出
力部を確保しつつ、使用者自らが煩雑なプログラムを作成する必要がなく容易に導入する
ことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
本実施形態の入出力制御システムは、図1に示すように、第1の無線機1、第2の無線
機2、第1のプログラマブルコントローラ3(以下、第1のPLC3と略する)及び第2
のプログラマブルコントローラ4(以下、第2のPLC4と略する)から構成される。第
1の無線機1は、第1のPLC3と通信ケーブル5(例えば、RS232C規格やUSB
規格等のシリアルケーブル)によって接続され、有線のデータ通信を行う。即ち、第1の
無線機1は、第1のPLC3とこれら汎用のシリアル通信インターフェイスでデータ通信
を行う。同様に、第2の無線機2は、第2のPLC4と通信ケーブル6によって接続され
、有線のデータ通信を行う。
第1及び第2のPLC3,4は、各々CPUユニット15,16と、I/Oユニット1
7,18とを具備する。I/Oユニット17は、外部からオン・オフ信号を取り込む16
点の入力部17a(1),(2),…,(16)及びオン・オフ信号を外部へ出力する1
6点の出力部17b(1),(2),…,(16)を備える。また、I/Oユニット18
も同様に、16点の入力部18a(1),(2),…,(16)及び16点の出力部18
b(1),(2),…,(16)を備える。尚、本実施形態のI/Oユニット17,18
の入出力部点数は、各々16点であるが、入出力部点数は、16点に限定されるものでは
なく、I/Oユニット17,18を交換することで、32点や64点というように任意に
点数を選択することができる。CPUユニット15,16は、入力部17a,18aから
送信されてくるオン・オフ信号の制御、及び出力部17b,18bへ出力するオン・オフ
信号の制御を行う。また、CPUユニット15,16は、通信ケーブル5,6と接続する
通信ポートを備えている。
第1及び第2の無線機1,2は、各々通信部7,8、無線部9,10、記憶部11,1
2及び制御部13,14を具備している。尚、第1及び第2の無線機1,2は、何れか一
方を親無線機と設定し、他方を子無線機と設定することで、親無線機−子無線機間で双方
向に通信を行う。また、親無線機がどちらになるかによって、制御部13,14の制御動
作が後述の様に異なる。
通信部7,8は、通信ケーブル5,6と接続する通信ポートを備え、各々通信ケーブル
5,6を通じてCPUユニット15,16と接続されている。そして、通信部7,8は、
各々制御部13,14から送信されてくるオン・オフのデータをCPUユニット15,1
6へ送信し、逆にCPUユニット15,16からのオン・オフのデータを制御部13,1
4へ送信する。
無線部9は、例えば、電波を媒体とする無線通信回線を介して他方の第2の無線機2の
無線部10とオン・オフのデータを送受信する。つまり、無線部9は、制御部13から送
信されてくるオン・オフのデータを無線部10へ送信し、無線部10は、制御部14から
送信されてくるオン・オフのデータを無線部9へ送信する。
記憶部11,12は、I/Oユニット17,18の各入力部と各出力部との対応関係を
表したデータテーブルを記憶している。つまり、前記データテーブルを参照すれば、16
点の入力部17aが、各々16点の出力部18bの何れに対応し、同様に16点の入力部
18aが、各々16点の出力部17bの何れに対応するか識別することができる。
第1の無線機1が親無線機の場合、制御部13は、入力部17aからオン・オフ信号の
データ取得を要求する入力要求信号を作成し、通信部7へ送信する。また、前記入力要求
信号に応じてオン・オフのデータが、第1のPLC3より返信されてくると、制御部13
は、記憶部11に記憶されているデータテーブルを参照する。そして、制御部13は、何
れの出力部18bよりオン・オフ信号を出力させるか制御する出力制御信号を作成し、無
線部9に送信する。若しくは、制御部13は、入力部18aからオン・オフ信号のデータ
取得を要求する入力要求信号を作成し、無線部9へ送信する。前記入力要求信号に応じて
オン・オフのデータが、第2のPLC4より返信されてくると、制御部13は、記憶部1
1に記憶されているデータテーブルを参照する。そして、制御部13は何れの出力部17
bよりオン・オフ信号を出力させるか制御する出力制御信号を作成し、通信部7に送信す
る。
一方、第2の無線機2が親無線機の場合、制御部14は、入力部18aからオン・オフ
信号のデータ取得を要求する入力要求信号を作成し、通信部8へ送信する。また、前記入
力要求信号に応じてオン・オフのデータが、第2のPLC4より返信されてくると、制御
部14は、記憶部12に記憶されているデータテーブルを参照する。そして、制御部14
は、何れの出力部17bよりオン・オフ信号を出力させるか制御する出力制御信号を作成
し、無線部10に送信する。若しくは、制御部14は、入力部17aからオン・オフ信号
のデータ取得を要求する入力要求信号を作成し、無線部10へ送信する。前記入力要求信
号に応じてオン・オフのデータが、第1のPLC3より返信されてくると、制御部14は
、記憶部12に記憶されているデータテーブルを参照する。そして、制御部14は、何れ
の出力部18bよりオン・オフ信号を出力させるか制御する出力制御信号を作成し、通信
部8に送信する。
尚、第1及び第2の無線機1,2の制御動作の設定は、予めメーカー側で行われている
ので、従来の様に使用者側でプログラムを作成して設定する必要がなく、製造後出荷され
た状態でそのまま使用することができる。
第1及び第2の無線機1,2の入出力数の設定は、通信部7,8に備えられている通信
ポートを介してパーソナルコンピュータ(図示せず、以下、PCと略する)と接続して行
われる。そして、前記PC内に格納されている入出力数設定用のプログラムを起動し、デ
ィスプレイ(図示せず)上に表示される入出力数の設定欄に値を直接入力するか、若しく
はプルダウンメニュー等で選択する。尚、ここで述べる入出力数の設定とは、例えば、第
1及び第2の無線機1,2に、入力部17a,18a及び出力部17b,18bの点数が
各16点の第1及び第2のPLC3,4を接続し、そのうち各10点を使用する場合の設
定である。一度登録した後に、使用する入出力数の設定を10点から16点に変更するに
は、再度前記PCを接続して行えばよい。尚、前記入出力数設定用のプログラムを前記P
Cに格納するには、前記入出力数設定用のプログラムが記憶されている記憶媒体(例えば
、CD−ROM)を、前記PCに読み込ませてインストールする方法と、インターネット
等のネットワークを通じて前記入出力数設定用のプログラムを前記PCにダウンロードし
てインストールする方法とがある。また、入出力数の設定は、上述のPCからの設定以外
にも、第1及び第2の無線機1、2に設けられたスイッチ(図示せず)を介して手動で直
接行うようにしてもよい。
本実施形態の入出力制御システムの動作の一例について、図1及び図2を参照しながら
説明する。尚、以下の説明では、第1の無線機1を親無線機とし、第2の無線機2を子無
線機として設定している。親子関係の設定方法は、PC等から各通信部7,8を通じて行
うか、第1及び第2の無線機1,2の本体に設けられている操作部(図示せず)より直接
行う。
例えば、先ず、親無線機である第1の無線機1の制御部13が、入力部17a(1)か
らオン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号を、通信部7へ送信する。通信部
7は、通信ケーブル5を介して前記入力要求信号を、第1のPLC3のCPUユニット1
5へ送信する(図2の矢印(1)参照)。CPUユニット15は、受信した前記入力要求
信号に応じて、I/Oユニット17の入力部17a(1)よりオン・オフ信号のデータを
取り込み、通信ケーブル5及び通信部7を介して制御部13へ返信する(図2の矢印(2
)参照)。
第1の無線機1の制御部13は、記憶部11のデータテーブルを参照して、受信したオ
ン・オフのデータを、何れの出力部18bよりオン・オフ信号として出力させるか制御す
る出力制御信号を作成する。そして、例えば、入力部17a(1)からのオン・オフのデ
ータがオンデータであり、前記参照結果から出力部18b(1)へ出力することになると
する。制御部13は、出力部18bの識別情報(アドレス)と状態情報(オン)とを含む
出力制御信号を作成し、無線部9へ送信する。無線部9は、無線通信回線を介して前記出
力制御信号を第2の無線機2の無線部10へ送信する。第2の無線機2の通信部8は、通
信ケーブル6を介して受信した前記出力制御信号を第2のPLC4のCPUユニット16
へ送信する(図2の矢印(3)参照)。
第2のPLC4のCPUユニット16は、受信した前記出力制御信号に応じて、出力部
18b(1)へオン信号を出力する。出力が完了した後、第2のPLC4のCPUユニッ
ト16は、通信ケーブル6及び第2の無線機2を介して出力完了信号を第1の無線機1へ
送信する(図2の矢印(4)参照)。第1の無線機1の制御部13は、前記出力完了信号
を受信すると、第2の無線機2及び通信ケーブル6を介して第2のPLC4CPUユニッ
ト16へ入力部18a(1)からオン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号を
送信する(図2の矢印(5)参照)。第2のPLC4のCPUユニット16は、受信した
前記入力要求信号に応じて、I/Oユニット18の入力部18a(1)よりオン・オフ信
号のデータを取り込み、通信ケーブル6及び第2の無線機2を介してオン・オフのデータ
を第1の無線機1へ返信する(図2の矢印(6)参照)。
第1の無線機1の制御部13は、記憶部11のデータテーブルを参照して、受信したオ
ン・オフのデータを、何れの出力部17bよりオン・オフ信号として出力させるか制御す
る出力制御信号を作成する。そして、例えば、入力部18a(1)からのオン・オフのデ
ータがオフデータであり、前記参照結果から出力部17b(1)へ出力することになると
する。制御部13は、出力部17bの識別情報(アドレス)と状態情報(オフ)とを含む
出力制御信号を作成し、通信部7へ送信する。通信部7は、通信ケーブル5を介して前記
出力制御信号を第1のPLC3のCPUユニット15へ送信する(図2の矢印(7)参照
)。第1のPLC3のCPUユニット15は、受信した前記出力制御信号に応じて、出力
部17b(1)へオフ信号を出力する。出力が完了した後、第1のPLC3のCPUユニ
ット15は、通信ケーブル5を介して出力完了信号を第1の無線機1へ送信する(図2の
矢印(8)参照)。
第1の無線機1の制御部13は、前記出力完了信号を受信すると、上述と同様に、今度
は入力部17a(2)からオン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号を通信部
7へ送信する。そして、一連の入出力が完了すると、制御部13は、同様に入力部17a
(3),入力部17a(4),…と順番に入力要求信号を通信部7へ送信する。
尚、上述の一例の動作では、入力部17a(1)のオン・オフ信号に対して、出力部1
8b(1)への出力であったが、この限りでなく、例えば、入力部17a(1)のオン・
オフ信号に対して、出力部18b(5)への出力でも出力部18b(8)への出力でもよ
い。また、上述の一例の動作では、入力部17a(1)及び入力部18a(1)のオン・
オフ信号の入出力を終えてから、次の入力部17a(2)及び入力部18a(2)のオン
・オフ信号の入出力を行っていた。しかし、第1のPLC1の入力部17a(1),(2
),…,(16)から全オン・オフのデータを一度に取得し、一度の出力制御信号の送信
で、第2のPLC2の出力部18b(1),(2),…,(16)へオン・オフ信号を全
て出力してもよい。その他、図1及び図2に示す第1及び第2のPLC3,4の設置数は
1個ずつであり、入出力数は各々16点であった。そして、上述の様にI/Oユニット1
7,18を交換することで、32点や64点というように任意に点数を増やすことができ
る。また、I/Oユニット自体を増設して点数を増やすこともできる。しかし、PLC自
体を増設することで、入出力数を増やしてもよい。即ち、図3に示すように、第1のPL
C3に第1のPLC19を増設し、同じく第2のPLC4に第2のPLC20を増設すれ
ば、入出力数を各々32点に増やすことができる。
以上説明した本実施形態の入出力制御システムは、第1及び第2の無線機1,2と、第
1及び第2のPLC3,4とを備え、第1及び第2の無線機1,2は、通信部7,8、無
線部9,10、記憶部11,12及び制御部13,14を具備する。また、第1及び第2
のPLC3,4を具備しているが、従来の入出力制御システムと異なり、入力要求信号、
及び出力制御信号を送信するのは、第1及び第2の無線機1,2の制御部13,14であ
る。そして、第1及び第2の無線機1,2の制御動作の設定は、予めメーカー側で行われ
ている。つまり、従来のPLCの制御動作の設定の様に、使用者側がラダープログラムを
作成して設定する必要がなく、製造後出荷された状態でそのまま使用することができる。
因って、本実施形態の入出力制御システムは、第1及び第2のPLC3,4により十分な
数の入出力部を確保しつつ、使用者自らが煩雑なプログラムを作成する必要がなく容易に
導入することができる。
ところで、本実施形態のPLC、及びPLCに接続される無線機は第1及び第2の2組
であり、1つの親無線機に対して、1つの子無線機が属する構成であった。しかし、3組
以上から構成させてもよく、例えば、第1,2,3,…,10といった様に10組の無線
機及びPLCから構成させてもよい。このとき、10組の無線機の中から1つだけ親無線
機と設定し、残り9組の無線機を子無線機と設定する。また、親無線機のみが、入力要求
信号、及び出力制御信号を送信する。これにより、1台の親無線機は、複数台の子無線機
と双方向にデータ通信を行うことができる。
本発明の実施形態のブロック構成図である。 同上における動作について説明する説明図である。 同上における1台の無線機にプログラマブルコントローラを2台設置した場合の説明図である。
符号の説明
1 第1の無線機
2 第2の無線機
3 第1のプログラマブルコントローラ
4 第2のプログラマブルコントローラ
7 通信部
8 通信部
9 無線部
10 無線部
11 記憶部
12 記憶部
13 制御部
14 制御部
17a 入力部
17b 出力部
18a 入力部
18b 出力部


Claims (2)

  1. 外部からのオン・オフ信号を取り込む複数の入力部とオン・オフ信号を外部へ出力する
    複数の出力部とを備えるI/Oユニット、及びオン・オフ信号の入出力を制御するCPU
    ユニットを具備する第1及び第2のプログラマブルコントローラと、第1のプログラマブ
    ルコントローラのCPUユニットとの間で有線のデータ通信を行う第1の無線機と、第2
    のプログラマブルコントローラのCPUユニットとの間で有線のデータ通信を行う第2の
    無線機とを備え、第1及び第2の無線機は、通信部、無線部、記憶部及び制御部を具備し
    、通信部は、プログラマブルコントローラのCPUユニットと有線のデータ通信を行い、
    無線部は、他方の無線機の無線部と無線通信回線を介して双方向のデータ通信を行い、記
    憶部は、I/Oユニットの各入力部と各出力部との対応関係を表したデータテーブルを記
    憶しており、制御部は、入力部からオン・オフ信号のデータ取得を要求する入力要求信号
    を通信部又は無線部へ送信し、前記入力要求信号に応じてオン・オフのデータが返信され
    てくると、前記データテーブルを参照して、前記入力部に対応する出力部からオン・オフ
    信号を出力させる出力制御信号を通信部又は無線部に送信することを特徴とする入出力制
    御システム。
  2. 前記プログラマブルコントローラ、及び前記プログラマブルコントローラに接続される
    前記無線機は、少なくとも2組以上備え、何れか1組の無線機を親無線機として、残りの
    無線機を子無線機として設定することで親無線機−子無線機間で双方向に通信を行い、前
    記親無線機の制御部のみが、前記入力要求信号、及び前記出力制御信号を送信することを
    特徴とする請求項1記載の入出力制御システム。




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